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既卒者は就活サイトを活用しよう!利用時の流れや上手な使い方を解説

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この記事のまとめ

  • 既卒の就職では、就活サイトを活用するのがおすすめ
  • 就活サイトは大きく分けて、求人サイトと就職エージェントの2種類
  • 既卒が就活サイトを上手に使うコツは、複数のサービスを併用し情報を取捨選択すること
  • 既卒が就職エージェントを使う際、担当者の意見だけでなく自分の考えも大切にしよう

既卒者のなかには、就活サイトを利用して効率的に就活を進めたいと思っている方もいるでしょう。しかし、初めて利用するときは、具体的なサービスやサイトの特徴について疑問を抱くこともありますよね。

就活サイトは、主に求人サイトと就職エージェントの2つに分類されています。両者の特性や使い方を理解し、自分に合ったサービスを利用することで、内定獲得に大きく近づけるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの北島さんのアドバイスを交えながら、就活サイトの種類や就職エージェント利用時の流れをご紹介します。正社員への就活を成功させたい既卒の方は、ぜひご一読ください。

既卒からの就職は就活サイトを活用しよう!

既卒からの就職を目指すときは、ぜひ就活サイトを活用してみましょう。既卒として就活をする際は、一般的に新卒と比べて難易度が上がる傾向にあります。そのなかでも効率的に就活を進めるためのツールとして既卒者にも広く利用されているのが就活サイトです

しかし、どのような就活サイトを選べば良いかは、初めての人には分かりづらいですよね。ここでは就活サイトの種類についてお伝えするので、就活サイトを初めて使う方や利用を検討している方は、ぜひご一読ください。

就活サイトの種類

就活サイトには、大きく分けて2つの種類があります。それは、「求人サイト」と「就職エージェント」です。以下でそれぞれ解説します。

求人サイト

求人サイトとは、文字通り企業の求人情報が掲載されているWebサイトです。求人情報の詳細では、給与や待遇面のほか、企業がどのような人材を求めているのかなどが示されています。

どのような情報やサービスを提供しているかはサイトによって異なるものの、求人情報だけでなく職場の雰囲気や社員の声など、リアルな情報を幅広く提供している求人サイトも。既卒だけでなく、就職・転職活動をする多くの人々が利用しているサービスといえるでしょう。

求人登録数が多いサイトでは、新卒枠で既卒を募集する企業を見つけられる可能性もあります。新卒と比べた既卒の就活の実情を知りたい方は、「既卒者の就活は厳しい?求人情報の探し方や応募する際の注意点を解説します」のコラムを参考にしてください。

就職エージェント

就職エージェントは求人情報を提供するだけでなく、個々の求職者の希望や適性を考慮に入れて、最適な求人先を紹介してくれるサービスです。就職・転職を熟知したキャリアアドバイザーが一人ひとりにつき、面接対策や入社後のキャリアプラン作りまで幅広くサポートしてくれるのが特徴。

そのため、就職エージェントは「1人で行う就活は不安」「何度も不採用が続いていて正社員になれる自信がない」という既卒の方に、特におすすめのサービスといえます。

就職エージェント利用時の流れ

就職エージェントを活用することにより、効率的な就職活動が可能になります。では、具体的にどのような流れで就職エージェントを活用するのでしょうか。ここでは、就職エージェント利用時の流れについて解説します。就職エージェントの利用経験がない方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.登録する

最初に、就職エージェントのWebサイトで無料登録を行います。名前やメールアドレスなどの基本情報とともに、これまでの職歴や希望条件を入力する場合が一般的です。これらの情報がエージェントとの初めてのコミュニケーションになるので、間違いがないよう丁寧に入力しましょう。

2.エージェントと面談する

登録が完了した後、エージェントから電話やメールで連絡がきます。その際に面談をする日程を決め、対面またはWebでキャリアアドバイザーと個別面談を行うのが一般的です。

面談では自身の学歴や経歴、スキル、働きたい職種や業種、希望の働き方などを伝え、自分に合った求人を紹介してもらうための土台を作ります。エージェントはあなたの要望を第一に適性の高い求人を探し出すため、なるべく詳しい情報を提供しましょう。

3.求人紹介を受ける

キャリアアドバイザーとの面談結果をもとに、希望に合った求人の紹介を受けます。職種や業界によっては、一般の求人サイトでは募集していない好待遇の非公開求人を紹介してもらえることもあるでしょう。

4.アドバイザーと面接対策を行う

応募する求人が決まったら、選考の前にキャリアアドバイザーと面接対策を行います。エージェントは応募先企業の詳しい情報を持っているので、より詳細な対策ができるでしょう。面接で聞かれる可能性がある質問や志望動機のまとめ方など、就活を熟知しているキャリアアドバイザーから具体的なアドバイスをもらえます。

面接でよく聞かれるキャリアプランの質問については、「面接でのキャリアプランの答え方は?例文や思いつかない際の対処法もご紹介」のコラムも参考に回答を考えてください。一人で考えるのが難しければ、エージェントに登録してアドバイスをもらいましょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

北島愛純

北島愛純

就職エージェントとの面談は、対面だけでなくオンラインでも利用可能なサービスもあります。既卒の就活では、どこにいても安心して就職活動ができるように、自分に合ったエージェントを見つけることも大切です。

ハタラクティブの面談も、スマートフォンやパソコンの画面から行うことができます。「面談のためだけに遠出するのは大変」という方もご安心ください!

5.面接を行う

事前に対策した内容を踏まえながら、応募先企業で面接を行います。面接はあなた自身のアピールの場です。エージェントから得られた情報を活用しつつ、採用担当者への自己PRに努めましょう。

なお、一般的に就活サイトから自分で求人に応募する場合は、面接の日程調整も自分で行う必要があります。しかし、就職エージェントを介して応募した場合は、日程調整もエージェント側が代行してくれるのもサービスの一つです。

6.入社後のアフターフォローを受ける

企業から内定をもらい入社した後も、就職エージェントからのアフターフォローを受けられます。就職先とのミスマッチはないか、勤務に関して何も問題はないかなど、困ったことや心配事があれば遠慮せず相談してみてくださいね。

就活サイトを使わないと既卒者の就職は厳しい?

就活サイトを使わないことで必ずしも就職が厳しくなるわけではありませんが、既卒の就活を成功に導くためにも、就活サイトの活用を検討してみることをおすすめします

就活サイトを活用するメリットは、より多くの選択肢から求人を選べたり、キャリアアドバイザーのサポートを受けられたりすることです。また、求人情報の一部だけでなく、企業の文化や働き方、企業からのアドバイスなど、就活で求められる多くの情報を提供してくれます。

就活サイトの利用は、既卒か新卒かにかかわらず、就活成功の鍵となる大切なステップです。もし就活に少しでも不安をもっている既卒の方は、ぜひ利用してみてくださいね。

既卒1年目や20代は就職のチャンスが大きい

既卒1年目や20代といった若い世代は、就職のチャンスが大きいのがポイントです。若い時期は社会経験が少ない分、新しい知識を吸収しやすく自社のやり方で仕事をしてくれると企業は考えます。そのため、既卒1年目や20代は、柔軟性や成長性を強調することで、就活成功のチャンスを掴むことができるでしょう。

既卒1年目でどう行動すれば良いか迷う方は、「既卒1年目の就活の進め方は?内定を獲得して就職を成功させよう!」のコラムを参考にしてください。

既卒者が就活サイトを上手に使うには?

就活サイトを利用すれば内定獲得に一歩近付けますが、どうすればサービスを最大限に活用できるのでしょうか。以下に、具体的な利用法をご紹介します。

複数の就活サイトを併用して情報を取捨選択する

就活サイトは一つだけを利用するよりも、複数の就活サイトを活用することをおすすめします。選択肢を増やすことで、より多くの情報を得られるためです。

ただし、サイトごとに情報の内容や質、サポート内容が異なるので、自分に合わないと思った求人サイトや就職エージェントは素早く見切りをつけることも大切。また、同時に利用するサービスは3個程度が丁度良いでしょう。

分からないことは聞く・調べる

就活サイトを活用するうえで、分からないことがあれば聞いたり調べたりするよう意識しましょう。求人サイトであれば、自分から積極的に情報を調べる必要があります。一方、就職エージェントの場合は専門のアドバイザーがいるため、就活に関して分からないことや疑問点は遠慮せずに聞くことが重要です。

自分でも企業研究をしっかり行う

就職エージェントを利用する場合は担当アドバイザーが就活をサポートしてくれますが、自分でも企業研究をしっかり行うことを忘れないようにしましょう。企業に関する情報は、求人だけでなく、企業の公式WebサイトやSNSからも得られます。複数の情報を組み合わせて、応募先の全体像を掴んでいくことが大切です。

担当者のアドバイスだけでなく自分の意見も大切にする

就職エージェントを利用する場合、担当キャリアアドバイザーのアドバイスだけでなく、自分の意見を大切にすることも就活を成功させるポイントです。

就活を熟知しているキャリアアドバイザーのアドバイスは非常に有用ですが、最終的にどの求人に応募するか決めるのは自分自身。どのような仕事に就き、どのようなキャリアを望んでいるのかという意見をしっかりと持つことが、自分に合った仕事を見つける一歩となります。

既卒からの就職についてお悩みの方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、20代の若年層を中心に就職・転職のサポートを行っています。キャリアアドバイザーのカウンセリング結果にもとづき、あなたにぴったりの求人をご提案。

面接対策や履歴書・職務経歴書の作成などにも丁寧にアドバイスを行います。面接の日程調整の際は企業とのやりとりをハタラクティブが代行するので、1人で行うよりも効率的に就職活動を進められるでしょう。もちろん、これらのサービスはすべて無料です。正社員を目指す既卒の方は、ぜひお気軽にご利用ください。

既卒や就活サイトに関するQ&A

ここでは、既卒や就活サイトに関する疑問をQ&A形式でご紹介します。

就職できない既卒は人生終了ですか?

そんなことはありません。就職することが人生のすべてではありませんし、既卒の方が正社員になることも可能です。

就活がうまくいかないとお悩みの方は、就活サイトをうまく活用することで正社員になれるチャンスは大いにあります。たとえば既卒向けの就職エージェントは企業とのパイプが確立されており、既卒者に求人を紹介してくれるでしょう。

就活サイトの求人で営業職ばかり出てくるのはなぜ?

就活サイトに掲載されている求人の多くが営業職に集中する理由は、企業が求めるスキルや人材が営業職に集約されるからです。営業職は、高いコミュニケーション能力や交渉力、ストレス耐性などを必要とするため、企業から高く評価されやすい職種と言えます。

一方で、営業職以外の求人も豊富にあります。自らも積極的に情報を探し出し、より自分に合った求人を見つけ出しましょう。

就活で分からないことがあっても頼れる人がいません…

初めて就職する既卒の方や、就活自体に慣れていない方は、就活のなかで分からないことが出てくるのは自然なことです。

そんなときは、就活サイトを活用してみてください。多くのサイトでは求人情報だけでなく、就職に関するQ&Aやアドバイスも提供しています。なかでも就職エージェントを利用するのであれば、気軽に担当アドバイザーに連絡を取り、困っていることを伝えてみてくださいね。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube