この記事のまとめ

  • 「どこでもいいから就職したい」と就活すると、ミスマッチから内定を獲得しにくくなる
  • 「どこでもいい」就活になる原因は、就職意欲の低下や内定獲得への焦りが挙げられる
  • 「どこでもいい」で就職すると、成長意欲が低下しキャリアアップできないリスクもある
  • ハローワークや就職・転職エージェントに相談したりすると、効率良く就活を進められる
  • 自己分析や企業研究をすると「どこでもいい」就活から脱出し、就職が成功しやすくなる

なかなか内定を得られず「どこでもいいから就職したい」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。内定が決まらないと「このまま就職できないのでは」と不安になりますよね。

「どこでもいい」で就職先を決めると、自分の適性と企業ニーズが合わない、志望動機から説得力が感じられず入社意欲が伝わらないことといった要因から、採用されにくくなるかもしれません。自己分析や企業研究を入念に行い、自分のやりたいことや興味があることを明確にすれば、就職活動が成功しやすくなるでしょう。

このコラムではキャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えつつ、「どこでもいい」就活をやめる方法をまとめました。自分に合った仕事を見つけるときの参考にしてみてください。

「どこでもいいから就職したい」という考えだと内定が取れない理由

なかなか内定を得られないと、焦りから「どこでもいいから就職したい」という考えになってしまう気持ちもよくわかります。しかし、企業は熱意をもって自社を選んだ人材を求めているため、面接官に好印象を与えられず、内定を得ることが難しくなるでしょう。

以下で、「どこでもいいから就職したい」という考えだと内定が取れない理由をまとめました。

入社意欲が伝わらない

就職先を「どこでもいい」と考えていることで、入社意欲が伝わらないことが内定を逃す理由といえるでしょう。企業は時間やコストをかけて採用活動を行っているため、「この会社で働きたい」と考える意欲がある人を採用したいと考えています。

入社意欲が弱いと仕事に対するやる気がないと見なされ、採用されにくくなるでしょう。「この企業で自分のスキルを発揮し活躍したい」という明確なビジョンがあり、入社意欲の高い求職者のほうが内定を得やすくなります

強みや適性が不明確のまま

「どこでもいい」という考えは自分の強みや適性が不明瞭のままのため、企業側は応募者が自社でどう活躍できるかを判断できず、採用に至らない可能性があります。

履歴書や職務経歴書の内容も抽象的になり、面接でも「なぜこの会社を選んだのか」「入社後どんな貢献ができるのか」を具体的に伝えられず、評価されるのが難しくなるでしょう。

たとえば、自己PRをする際に、「チームワークが得意」だけでなく、「学生時代のプロジェクトでどのように協調性を発揮したか」など具体的なエピソードを盛り込むことで説得力をもたせられますよ。

自己分析で仕事で活かしたい強みや経験、仕事に求めるものなどを明確にして企業選びに軸ができれば、自分に合った企業を選びやすくなるでしょう。

企業とのミスマッチが起こりやすい

企業研究をせずに応募すると、その会社の価値観や文化があなたに合うかどうかわからないまま選考に臨むことになります。これにより、面接で的外れな回答をしたり、企業が求める人物像とかけ離れた自己PRをしたりする可能性が高くなるでしょう。

採用担当者は応募者と会社の相性を重視しているため、ミスマッチを感じると採用に消極的になります。事前に企業の理念や事業内容を理解し、自分との接点を見つけることが大切です。

就職は無理だと感じる…就活に苦戦する原因と成功させる方法を解説」のコラムでは、「就職は無理」と就活に苦戦する原因や就職が無理だと感じてしまう人の特徴をまとめているのでチェックしてみてください。

「どこでもいい」で選ぶと就職後に後悔する理由

なぜ「どこでもいいから就職したい」と考えるのは避けたほうが良いのか気になりますよね。その理由は、事前の調査不足によって、入社後に後悔する可能性が高いからです。

労働環境や業務内容のミスマッチが原因で、早期退職につながるケースも少なくありません。就職先を慎重に選ぶことで、長期的なキャリアを築きやすくなるでしょう。

以下では、「どこでもいい」で選ぶと就職後に後悔する理由を解説するのでチェックしてみてください。

知らずにブラック企業に入社してしまう

「どこでもいい」と企業研究をせず就職先を決めると、知らずにブラック企業へ入社してしまう恐れがあります。ブラック企業とは、労働時間が長く、休日が少ない、未払い残業が存在するといった労働環境が悪い職場のことです。ブラック企業は離職率が高く、採用されやすい傾向があります。

「好条件なのに未経験OKだった」「すぐに内定をもらえたから」といって、求人票の情報だけで判断し、企業の口コミや評判をしっかり調べずに入社することは避けましょう。

たとえば、未経験なのに給与水準が高い求人には注意が必要です。残業が多くて休日が少ないなど、劣悪な労働環境である可能性があります。

劣悪な労働環境から過度なストレスや体調不良になることも。入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、求人票の条件だけで判断せず、事前にしっかり企業研究を行うことが大切です。

「大手なら大丈夫」と思うのは危険

「大手だから安心」「大手なら福利厚生がしっかりしている」というイメージをもっている人もいるでしょう。しかし、大手企業にも部署や職種によっては、残業が常態化していたり、人間関係が複雑だったりと、過酷な労働環境であることがあります。

優良企業は、大手企業や有名企業だけでなく、中小企業やベンチャー企業にも存在します。安易なイメージだけで企業を選ばず、口コミサイトやSNSを活用して、実際に働いている人たちのリアルな声に耳を傾けることで見極めやすくなりますよ。

優良企業に就職したい方は、「優良中小企業で働きたい!特徴や探し方は?メリット・デメリットも解説」のコラムをご覧ください。

成長意欲が低下しキャリアアップできない

「どこでもいい」と就職してしまうと、「本当はやりたかったことではない」と仕事へのモチベーションが上がりにくくなり、キャリアアップできない可能性があります。目的意識が低いため、与えられた仕事をただこなすだけの毎日になりがちです。

新しいスキルを学んだり、資格を取得したりといった成長への意欲が湧きにくく、結果としてキャリアアップの機会を逃してしまう可能性があるでしょう。

成長意欲を維持するためには、将来のビジョンを明確にし目標をもつことが大切です。自分が将来どうなりたいのか、やりたいことは何かを考えてみましょう。

やりたいことがわからない…見つけ方や自分に合う仕事の探し方を解説」のコラムでは、仕事でやりたいことを見つけるメリットや見つけ方を解説しているので参考にしてみてください。

ミスマッチが起こり早期退職してしまう

「どこでもいい」で入社することは、業務内容にミスマッチを感じ早期退職してしまう原因になるでしょう。業務内容を確認せず入社すると、転職しても「自分がしたい仕事じゃなかった」「職場の雰囲気が自分に合わない」といったミスマッチが起きる可能性があります。

理想と現実のギャップに苦しむうちに、仕事へのやりがいを見失い、精神的な負担を感じるようになります。その結果、「こんなはずじゃなかった」と早期退職を選ぶことになりかねません。

「どこでもいい」という考えのままで転職をすると、ミスマッチな企業ばかり選んでしまう恐れもあります。転職回数が増えると、企業から「またすぐ退職するのでは」といった不安要素とみなされ、転職活動が難航しやすくなるでしょう。

入社後のミスマッチを防ぐには、自分の適性と企業のニーズがどれだけ合っているかを確認することが大切です。そのために、自己分析と企業研究をしっかり行いましょう。これまでの経験やスキルを振り返り、企業研究で自社とのマッチ度を確認すると、ミスマッチを防げますよ。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

高城綾香

高城綾香

「自分に合った仕事がわからない」「何が自分にできるか、向いているのかわからない」という方は少なくないでしょう。特にこだわらずに転職活動をすると、数えきれない求人数を前に「何を基準に選べばいいのかわからない」という状態になりますよね。

また、その職業についての下調べや自分に合っているかを考えずに就職したことで、入社後にギャップを感じ、早期離職になってしまうケースも多くあります。そのようなことを防ぐためにも、「自分のどんな強みを活かしたいのか」「どうしても避けたいものは何か」といった基準を見つけてみましょう。

「どこでもいいから就職したい」と考えてしまう原因

「どこでもいいから早く就職したい」と考えてしまうのは、就職活動における不安やストレスが原因となっている場合があります。「どこでもいい」と考える自分なりの原因を見つけ、適切な職場選びをするときの参考にしてみてください。

選考に落ちて就職意欲が低下している

選考に落ちることで就職意欲が低下してしまい、就職先を「どこでもいい」と考えてしまうことがあります。何社も選考に落ち続けると、頑張りが報われないと感じ、「自分は社会から必要とされていないのではないか」と自信を失ってしまいます。その結果、就職への意欲が低下し、「どこでもいいから早く終わらせたい」と考えるようになってしまうでしょう。

しかし、不採用になったからといってあなたの価値が否定されたわけではありません。不採用の理由を考え、選考に落ちても投げやりにならず、「企業と自分の相性が合わなかっただけ」と前向きに捉えましょう

不採用になる原因は、応募書類の不備や面接対策が不十分などさまざまです。選考を振り返り失敗した原因を見つけ、次に活かすことで、就職の成功に近づけます。焦って諦めず、前向きに取り組んでいきましょう。

不採用の原因を探る際は、「面接に受からない原因と具体的な対策を紹介!気をつけたい注意点も解説」のコラムも参考にしてくださいね。

内定が出ないことに焦りを感じている

内定が出ないことへの気持ちの焦りや劣等感から、「どこでもいいから早く就職したい」という思考になってしまう場合があります。また、周囲の友人が次々と内定をもらい、社会人として働き始める姿を見て、自分だけが取り残されているように感じてしまうこともあるでしょう。

焦ると「とにかく早く終わらせたい」という気持ちが先行し、本来やるべき企業研究や面接対策が不十分になりがちです。その結果、面接官に熱意が伝わらず、不採用が続いてしまうなど、かえって就職活動が長引く原因となってしまいます。

周囲の人が内定をもらっていても比べず、落ち着いて自分のペースで取り組むことを心掛けましょう

就職先を選ぶのが面倒と感じている

就職先を選ぶのが面倒と感じていることで、「どこでもいい」といった決め方になる可能性があるでしょう。就職活動は、自己分析や企業研究、履歴書作成、面接対策など、やるべきことが豊富にあります。

フリーターの場合、アルバイトと並行して就職活動を行うため、なかなか時間を確保できず、忙しくなり時間や体力を消耗することで、早く就活を終えたい気持ちから「どこでもいい」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、就職活動時に行う一連の工程を怠ることは、入社後のミスマッチにつながりやすくなります。疲労が溜まってきたと感じたら、リフレッシュしたり、無理をせず、一旦立ち止まることも大切です。休息をとったり、計画を立て直したりして、納得のいく就職活動を進めましょう

就職活動を失敗したくない気持ちがあるから

就活での失敗に対する恐れを感じているのも、「どこでもいいから就職したい」と考える原因の一つです。何社も不採用を続けると、就活の長期化によるストレスや疲労から「これ以上失敗したくない」と考えるでしょう。特に、周囲と自分を比較して焦りを感じている場合に強まるかもしれません。

失敗を恐れる気持ちを和らげるために、「今回の就職活動は、失敗ではなく、自分を知るためのプロセス」と捉え直してみましょう。不採用だった会社は、もしかしたら「自分と合わない会社だった」と考えて、不採用になった理由を冷静に分析し、次の選考に活かせば成功につながりやすくなりますよ。

就活に疲れたから「どこでもいい」と思うことがある

就活期間が長引くほど、精神的・肉体的な疲労が蓄積します。たとえば、エントリーシートの作成や面接対策を繰り返すうちに、「もう疲れた」という気持ちが出てきて、「どこでもいいから内定が欲しい」という考えに至ることがあるでしょう。

疲労を感じたまま就職活動を続けると体調不良につながる可能性があります。一度就活から離れて休息をとることが大切です。友人と会ったり趣味に時間を使ったりして、リフレッシュする時間を意識的に作りましょう。心に余裕ができれば、「どこでもいい」という投げやりな気持ちではなく、自分に合った職場を冷静に選べるようになります。

「どこでもいいから就職したい」と考えたときにやるべき行動5選

仕事の選び方がわからず、「どこでもいいから就職したい」と考えてしまう人もいるでしょう。以下で、「どこでもいいから就職したい」と考えたときにやるべき行動を5つ解説するので、自分に合った方法を探してみてください。

どこでもいいから就職したい」と考えたときにやるべき行動

  • インターンシップに参加する
  • OB・OG訪問を行う
  • 内定獲得イベントに参加する
  • ハローワークで仕事を探す
  • 就職・転職エージェントを活用する

1.インターンシップに参加する

「どこでもいいから就職したい」と考えてしまうときは、インターンシップに参加してみましょう。インターンというと学生向けと思われがちですが、社会人やフリーターでも参加できるプログラムは増えています。

インターンシップは、仕事を実際の職場体験ができたり、職場の雰囲気を知れたりするため、自分に合う環境かどうかを判断しやすくなるでしょう。

インターンシップでは業務体験だけでなく、実際に働く社員と交流できるのもメリットの一つです。質問する機会を積極的に活用することで、入社後のミスマッチを防げるでしょう。

2.OB・OG訪問を行う

興味をもった特定の業界や企業があるなら、OB・OG訪問という方法があります。OB・OG訪問は、実際に働いている社員の方に直接話を聞くことで、企業のリアルな姿や仕事のやりがい、大変さなどを知れるでしょう。

転職サイトや企業の採用ページだけではわからない、社員の生の声を聞くことで、その会社で働くイメージが具体的に湧いてきます。また、OB・OG訪問を通じて、あなたの熱意を伝えられれば、選考で有利になる可能性もありますよ。

逆求人サイトでオファーを待つのも手

自ら企業を探すだけでなく、自分の経歴やスキルを登録して企業からのスカウトを待つ「逆求人サイト」も活用してみましょう。企業はあなたのプロフィールを見て、「この人に会いたい」と思ったらオファーを送ってきます。書類作成の手間が省けるだけでなく、自分では見つけられなかった意外な企業と出会える可能性があるでしょう。

3.内定獲得イベントに参加する

効率良く就職活動を進めたい方は、内定獲得イベントに参加するのがおすすめです。内定獲得イベントは、短期間で複数の企業と出会えるうえに、その場で選考を受けられるため効率的に就職先を見つけられるでしょう。

イベントに参加する際は、予め参加企業をリサーチし、志望動機を簡潔に伝えられるよう準備しておくことが大切です。多くの企業と一度に接点をもつことで、自分が働きたいと思える環境が見つかる可能性が高まるでしょう。

4.ハローワークで仕事を探す

「どこでもいいから就職したい」と考える人は、仕事を探す際に、ハローワークを利用してみましょう。ハローワークは、国が運営する公的機関です。地域に根ざした中小企業の求人が豊富で、地元での就職を希望する人には特に適しています。

ハローワークには専門の相談員が在籍しており、履歴書の添削や面接対策など、就職活動のサポートを誰でも無料で受けられるのがメリットです。就職活動の進め方もアドバイスを受けられるため、厚生労働省の「ハローワーク」で、全国にある施設を確認できるので、最寄りのハローワークを探してみてくださいね。

初めてでも安心!ハローワークの使い方と提供サービスをご紹介」のコラムでは、ハローワークの使い方や利用できるサービスを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
雇用

5.就職・転職エージェントを活用する

仕事の探し方がわからない、面倒に感じるという方は、就職・転職エージェントを活用してみてください。就職・転職エージェントを活用することで、プロのアドバイザーが就職活動をサポートしてくれます。

自分では気づかなかった適性や知らなかった業界・職種を紹介してもらえるので、ミスマッチを防げるでしょう。また、応募書類の添削や面接対策なども行う企業を選べば、効率良く就職活動を進められます。

就職・転職エージェントごとに特徴は異なるので、自分の状況に合わせたエージェントを選ぶことが大切です。複数のエージェントに登録して比較してみるのも有効な戦略といえます。

就職エージェントとは?サービスの概要やおすすめの活用法を紹介!」のコラムでは、就活エージェントを利用するメリット・デメリットや使った方が良い人の特徴をまとめているのでチェックしてみてください。

「どこでもいい」をやめて就職を成功させる7つのコツ

どうすれば「どこでもいい」をやめて、仕事に対して具体的な目標をもつ方法を知りたい方もいるでしょう。以下で投げやりに仕事探しをせず、意欲をもって就活に取り組み就職を成功させるコツをまとめました。

「どこでもいい」をやめて就職を成功させるコツ

  • 不採用でも気持ちを切り替える
  • 周囲と比べず自分のペースで進める
  • 就活の行動を振り返る
  • 自己分析に取り組む
  • 企業研究を入念に行う
  • 選択肢の視野を広くする
  • 志望動機に説得力をもたせる

1.不採用でも気持ちを切り替える

就職活動を成功させるには、不採用通知を受け取っても気持ちを切り変えることが大切です。就職活動では、誰でも不採用通知をもらうことがあります。

不採用だからといって、あなたの人間性や能力を否定したわけではないと理解しましょう。不採用を前向きに捉える方法は、以下のとおりです。

  • ・面接での質問と回答を振り返りメモする
  • ・フィードバックがあれば謙虚に受け止める
  • ・不採用の理由を次回の面接に活かす

企業とあなたの間に「縁がなかった」「合わなかった」と気持ちを切り替えて、次の選考に活かすことで成功につながりやすくなりますよ。

内定を得ることをゴールにしないことが大切

内定をもらうことだけをゴールにすると、不採用になったときに挫折感を感じやすくなります。就職活動のゴールは「入社して活躍すること」です。就職活動を、自分に合った企業を見つけるためのプロセスだと捉えましょう。

2.周囲と比べず自分のペースで進める

周囲と比べず自分のペースで進めるのも、就職活動を成功させるコツの一つです。就職活動は人それぞれのタイミングがあり、友人の進捗と自分を比較する必要はありません。

周りを気にしすぎると、本来自分が望まない選択をしてしまう危険性があります。自分自身の価値観や目標に合わせたペースで進めることが重要です。

自分のペースを守るためには、就活スケジュールを自分で管理し、計画的に行動することをおすすめします。無理なく続けられる活動量を設定し、日々の小さな目標を達成していくことで、着実に前進できるでしょう。

また、たまには就活から離れる日を作り、リフレッシュする時間も大切にしてください。心に余裕があってこそ、自分らしい就職活動ができますよ。

3.就活の行動を振り返る

選考が通りにくい、就活に手ごたえを感じないといった場合は、就職活動の途中であっても一度立ち止まってこれまでの行動を振り返ってみましょう。行動を見直すことで、失敗する原因から改善すべき点が見つかる可能性があります。

失敗の原因となるポイントは企業選びの基準のほかに、応募書類の書き方や面接態度などさまざまです。たとえば、志望動機が曖昧だったのなら自己分析を深め、面接でうまく話せなかったのなら練習を重ねるなど、失敗の理由に合わせて改善策を講じましょう。

客観的な視点から、選考の内容を振り返ってみることが大切です。自分の就活方法を改善することで、良い結果を得やすくなるでしょう。

4.自己分析に取り組む

就職活動でミスマッチを防ぐには、自己分析に取り組むことが欠かせません。自己分析をする目的は、自分自身の価値観や強み、能力を明らかにすることです。自己分析を入念に取り組めば、自分のやりたいことや興味のある分野が明確になり「どこでもいい」で就職先を選ぶのを避けられるでしょう。

入念に自己分析を行った志望動機は、入社意欲や熱意をアピールしやすくなります。面接官に良い印象を与えられ、成功する可能性が高くなるでしょう。

仕事の選び方が分からない!何を基準に就活するか迷ったときの対処法6つ」のコラムでは、仕事の選び方が分からないときに役立つ自己分析のコツを解説しているので参考にしてみてください。

5.企業研究を入念に行う

「どこでもいい」と思う原因として、業界や企業について理解が足りていない場合があります。企業研究を進めるなかで、自分の価値観や興味とマッチする企業が見つかることもあるでしょう。

企業研究で企業への理解を深めることが目的なので、会社概要や経営方針、企業理念などを調べることが大切です。企業のWebサイトや求人広告をチェックしたり、企業説明会に参加したりすると情報が得やすいでしょう。

また、企業研究を通じて企業がどのような人物を求めているかもみえてきます。自己分析した内容と企業のニーズをマッチさせた志望動機を作成すれば、就業意欲が高いことをアピールできますよ。

6.選択肢の視野を広くする

就職先を「どこでもいい」と感じる場合は、選択肢の視野を広くしてみましょう。視野を広げるということは、一つの仕事のほかに関連する仕事にも目を向けてみるのもおすすめです。

たとえば、広報の仕事の場合、マーケティングや営業、デザインなどが関連する仕事になるでしょう。「業界地図」といったツールを活用して、知見を広げてみるいいかもしれません。

誰でもできる仕事とは?在宅や高収入など職種を一覧で紹介」のコラムでは、未経験者が挑戦しやすい仕事の種類をまとめました。把握している職種を増やしたい方は、こちらを参考にしてみてください。

7.志望動機に説得力をもたせる

「どうでもいい」で就職先を選ぶのをやめて、志望動機に説得力を出せれば就職の成功率が上がる可能性があります。志望動機に説得力を上げるためには、就職活動の軸を明らかにしておくことが大切です。

就職活動の軸とは、仕事に対する自分なりの価値観や企業を選ぶ際に譲れない条件のこと。就職活動の軸をもとにキャリアアップを目指したいといった具体的な志望動機を伝えることで、採用される可能性が高くなるでしょう。

企業研究をした結果から「ほかの企業では実現できない」といった、企業ならではの理由を含めるのも効果的。入社後に自身の経験やスキルをどう活かすのか具体的に伝え、活躍するイメージを明確にすることで志望動機の説得力は上がるでしょう。

志望動機書の書き方とは?第二新卒や未経験から転職する際の例文を紹介」のコラムでは、志望動機書の基本的な書き方や書くときのコツを解説しているので参考にしてみてください。

未経験から就職しやすいフリーターにおすすめの仕事6選

ここでは、正社員として就職しやすい6つの職種を紹介します。自分の経験を活かせたり興味あったりする職種がないか、探してみてください。

未経験から就職しやすいフリーターにおすすめの仕事

  • 事務職
  • 営業職
  • 販売職
  • プログラマー
  • オペレーター
  • ITエンジニア

1.事務職

事務職は、データ入力や書類作成、電話・来客対応などを行う仕事です。事務職は資格や経験を求められにくいですので、未経験から挑戦しやすい傾向があります。

一般事務を例に挙げて、仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントをみてみましょう。

仕事内容社内の文書作成やデータ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する
平均年収529.6万円
向いている人・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人
・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人
・一つの作業を集中して続けられる人
ポイント・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップできる
・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる
・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務

また、パソコンスキルやコミュニケーション能力など、どの業界でも活かせるスキルが身につくため、キャリアを築きやすいというメリットもあります。業務内容は多岐にわたりますが、会社を支える重要な役割をもっているため、やりがいを感じられるでしょう。

事務のなかでも、就職先によって仕事内容は異なります。病院に勤務する医療事務は、カルテ作成や受付で来院した患者の対応を兼任することも。営業職のサポート役となる営業事務は、資料作成のほかに商品管理や受発注作業を行うこともあるでしょう。

興味のある分野を選べば、モチベーションを保ちながら前向きに業務に取り組めます。「事務員とは?仕事内容は?向いている人の特徴や就職を目指す方法を解説」のコラムでは、事務員の種類や働くメリット・デメリットをまとめているので参考にしてみてください。

参照元
職業情報提供サイト job tag
トップページ

2.営業職

営業職は、自社の製品やサービスをお客さまに提案・交渉を行う仕事です。営業は学歴や経験よりも、顧客ニーズに対応するための情報収集力やリサーチ力が求められるため未経験から挑戦できます。

営業職の仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントを、法人営業を参考にみてみましょう。

仕事内容企業を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoBとも呼ばれる
平均年収652.6万円
向いている人・精神力が強い人
・論理的な思考ができる人
・失敗から学べる人
ポイント・成果、頑張りが評価や収入に反映されやすく、業界によっては高年収が狙える
・大きい金額を扱えるため、組織のなかでも重要度が高い
・経済や業界の動向に関する知識も求められる

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コンサルティング営業(IT)

営業職は直接顧客と接することが多いため、礼儀やマナーといった基本的なビジネススキルだけでなくコミュニケーション能力も大切です。

また、営業職は、自分の頑張りが収入に直結しやすいのも魅力の一つ。基本給に加えて、成約件数や売上額に応じた「インセンティブ(報奨金)」や「歩合給」といった出来高制の報酬制度を取り入れている企業があります。

努力して成果を出せば出すほど、高い収入を目指せるので、「実力を実感したい」「しっかり評価してほしい」という方に向いているでしょう。

営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業の種類ごとに仕事内容を紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

参照元
職業情報提供サイト job tag
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3.販売職

お客さまへ商品やサービスの販売を行う販売職も、就職しやすい仕事の一つです。人と接することが好きな方、または商品知識を深めたいという方にはおすすめの職種といえるでしょう。

販売職の仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントは以下のとおりです。

仕事内容接客、レジ対応、在庫管理、ディスプレイなど、売場の運営を担当する
平均年収369.4万円
向いている人・長時間立って接客できる体力がある人
・トレンドに敏感な人
・顧客のニーズを把握し、それに合ったコミュニケーションをとれる人
ポイント・シフト制で働き、休日が不規則になることが多い
・ファッションや雑貨が好きだと活躍しやすい
・商品の包装や配送の手配も担うことがある

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag デパート店員

販売職に向いている人の特徴は、「コミュニケーションをとるのが得意な人」「人と話すのが好きな人」が挙げられます。ほかにはお客さまとやり取りをしながら会計作業をしたり、店頭に立ちながら発注作業をしたりすることもあるため、マルチタスク能力も身につけておくと仕事で役立つでしょう。

販売職では提案した商品が気に入られ購入につながり、リピーターになることも。直接お客さまから感謝の言葉をかけられることもあるので、やりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。

参照元
職業情報提供サイト job tag
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4.プログラマー

プログラマーはシステムやソフトウェアを開発する仕事です。近年では、未経験者に向けた教育制度や資格取得支援制度を取り入れている企業も増えているため、未経験から始められるでしょう。

プログラマーの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントは以下のとおりです。

仕事内容システムエンジニア(SE)が作成した詳細設計に基づきコンピュータプログラムを作成し、ソフトウェアを開発する
平均年収574.1万円
向いている人・論理的思考ができる人
・新しい技術に興味をもっている人
・細部まで丁寧に取り組める人
ポイント・内部情報や個人情報の取り扱い、コンプライアンスに注意を払う必要がある
・セキュリティ上、リモートワークが制限される場合もある
・ノーコードやAIの台頭により、システム全体の開発力や専門性が重視される傾向がある

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag プログラマー

黙々と作業することが好きで、集中力が高い人におすすめな職種といえるでしょう。

プログラマーのなかには「Webプログラマー」「ゲームプログラマー」「システムプログラマー」などがあります。自分が興味がある分野やキャリアビジョンに合わせて、企業選びをしても良いでしょう。

専門的な知識やスキルを身につけることで、将来的に独立したり、自宅で仕事ができるリモートワークが可能になったり、キャリアアップを目指せますよ。

参照元
職業情報提供サイト job tag
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5.オペレーター

オペレーターは、企業の取り扱う商品やサービスについてお客さまからの問い合わせに電話で対応します。オペレーターは具体的な知識よりも対人スキルが求められるので、未経験歓迎や学歴不問の求人が多く、フリーターから就職を目指せる職種です。

オペレーターの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントをみてみましょう。

仕事内容製品やサービスについて、電話やメールで顧客からの問い合わせに対応する
平均年収393.6万円
向いている人・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーション能力がある人
・スピーディーな処理ができる事務処理能力がある人
・感情的にならず、冷静な対応ができる人
ポイント・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある
・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い
・接客業の経験があると活躍しやすい

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コールセンターオペレーター

職場によっては、電話対応だけではなく、メール対応やデータ入力をするところもあるでしょう。顧客満足度の向上のほかに、顧客ニーズをフィードバックをすることで業務改善や企業発展につなげるやりがいがあります。

参照元
職業情報提供サイト job tag
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6.ITエンジニア

ITエンジニアは、コンピュータのソフトウェアやシステム、アプリなどを開発・運用・保守する仕事です。IT業界は人材不足のため、未経験からでもエンジニアとしてのキャリアをスタートできるチャンスがあります

ITエンジニアの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントをみてみましょう。

仕事内容Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する
平均年収574.1万円
向いている人・論理的思考ができる人
・新しい技術に興味をもっている人
・細部まで丁寧に取り組める人
ポイント・学歴や資格が必須とされることは少ない・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い
・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される

参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)

未経験者向けの研修制度を整えている企業もあるので、学習意欲と論理的思考をアピールすれば採用される可能性があるでしょう。「ITとは?覚えたい用語や未経験からチャレンジしやすい職種をご紹介!」のコラムでは、IT企業で働くメリットとデメリットやIT業界のなかで未経験からチャレンジできる職種をまとめているので、興味のある方はチェックしてみてください。

参照元
職業情報提供サイト job tag
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【まとめ】正社員を目指すならエージェントに相談しよう

「どこでもいいから就職したい」という考えは、内定獲得の妨げになるだけでなく、就職後の後悔にもつながります。「どこでもいい」で就職先を選ぶ原因は、就活の疲れや焦りなどが人それぞれ異なるでしょう。

しかし、自己分析や企業研究を丁寧に行うことで、自分に合った職場を見つけやすくなります。焦らず、自分のペースで進めていくことが成功への近道となるでしょう。

「なかなか内定が得られない」「自分に合った仕事がわからない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒などの若年層に特化しています。

一人ひとりに担当アドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを行います。ヒアリングした内容をもとに、ぴったりの企業や求人をご紹介。有効的なアピール方法や履歴書の添削、面接対策などのアドバイスも実施します。ハタラクティブへのご登録・ご利用は無料なので、お気軽にご相談ください。

就職活動を「どこでもいい」で選ぶ人によくある疑問

ここでは、就職活動を「どこでもいい」で選ぶ人によくある疑問をQ&A形式で回答します。

就活に疲れたので「どこでもいい」と感じてしまいます

不採用通知が続いて就活が長期化すると、疲労や焦りから「どこでもいい」と考えてしまう気持ちもよくわかります。無理に頑張りすぎず、思い切って就職活動から離れてみるのも一つの手です

趣味の時間を作ったり、好きなことに没頭したりすることで、気分転換を図りましょう。リフレッシュできれば、再度前向きな気持ちで就職活動に取り組める可能性があります。
就活に失敗しがちな人にみられる特徴は、「就活失敗を避けたい!よくみられる特徴や成功させるためのポイントを解説」のコラムをご覧ください。

「ホワイト企業ならどこでもいい」と就職先を決めたらダメ?

「ホワイト企業ならどこでもいい」という考えで就職先を決めるのは避けるのが望ましいでしょう。ホワイト企業でも、業務内容や職場の人間関係が自分に合わなければ、長く働き続けることは難しくなるためです。自分の価値観や強みを活かせる仕事かどうか判断することで、自分に合った働きやすい職場を見つけられるでしょう。

フリーターが採用されやすい業界はありますか?

受かりやすい仕事には、未経験歓迎の求人や人材不足の業界が挙げられるでしょう。たとえば、飲食業やアパレル業界、IT関連業界や介護・福祉業界などが挙げられます。「誰でも受かる業界」のなかでも「自分がやりたい、興味がある」業界に就職することが大切です。ただ「受かりたいから」といって就職してもミスマッチが起こり、転職を繰り返す恐れがあるので注意しましょう。

「どこでもいい」という気持ちを改善するには?

自己分析をすることで、「どこでもいい」という気持ちを改善できるでしょう。自己分析で自己の強みや価値観、能力などを深く理解することで、将来のビジョンや自分が実現したいことが明確になります。また、興味のある業界や職種について調べることで、仕事に対する具体的なイメージが湧き、意欲が高まります。こうした過程を通じて、「どこでもいい」から「ここがいい」という目標を見つけられるでしょう。

自分にはどの職種が合うのかわかりません

自分がどの職種が合うかわからない場合、就職・転職エージェントを利用することがおすすめです。自己分析での適性の見極め方や応募書類の添削、面接練習などのアドバイスが受けられ、ミスマッチを防げます。「自分のアピールポイントがわからない」「応募書類を正しく書けているか不安」という方は、就職・転職エージェントを利用する際は、ハタラクティブへご相談ください。