この記事のまとめ

  • 正社員登用制度に落ちる人の特徴は「遅刻・欠勤が多い」「スキル・経験不足」など
  • 正社員登用制度とは、能力や勤務実績に応じて非正規雇用から正規雇用に昇格させること
  • 真面目に仕事に取り組んでいたり、成果を挙げていたりする人は正社員登用されやすい
  • 仕事の取り組み方を見直したり、試験対策したりするのが正社員登用試験に合格するコツ
  • フリーターから正社員就職を目指すなら、エージェントを活用するのも手

フリーターから正社員になりたいと考えている方のなかには、正社員登用制度の利用を検討している人もいらっしゃるでしょう。正社員登用制度を利用する際、どうすれば試験に合格できるのか気になりますよね。

正社員登用制度を利用して正社員になりたいなら、試験内容や受かるためのコツを知ったうえで対策するのがおすすめ。また、将来的に正社員登用制度を利用したい場合は、職場探しの際に求人や企業情報で制度活用の実績がある職場なのかを確かめてから応募することが大切です。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交え、正社員登用制度に落ちる人の特徴や試験の概要を解説しています。正社員登用試験に合格するコツや落ちたときの対処法も紹介しているので、正社員登用試験を乗り越えるための参考にしてみてください。

正社員登用制度に落ちる人の特徴は?

社会人としての基本的な意識や将来のビジョンが曖昧なままだと、正社員登用試験に落ちる可能性があります。「正社員登用制度に落ちたらどうしよう…」と不安なら、正社員登用試験に落ちる人の特徴を押さえて対策をするのがおすすめです。
ここでは、正社員登用試験に落ちる可能性がある人の特徴を6つご紹介します。以下の特徴に当てはまる場合は、正社員登用の可能性を高めるためにも自分の行動を見直し、対策を考えてみましょう。

遅刻・欠勤が多い

遅刻や欠勤が多いことは、正社員登用試験に落ちる理由の一つになり得ます。遅刻や欠勤が多いと、「仕事に対するやる気や社会人としての意識が不足している」という印象を持たれやすいためです。

電車が止まってしまったり、流行している感染症になってしまったりと、やむを得ない理由での遅刻・欠勤は「仕方ない」と判断してもらえるでしょう。しかし、寝坊やシフトの勘違いといった、自分の努力や工夫で防げる理由での遅刻・欠勤は会社側の迷惑になり、マイナスな評価につながります。遅刻や欠勤が多い状態で正社員登用試験に臨んでも信用性を疑問視され、正社員登用できる可能性は低いと考えられるでしょう。

社内での人間関係に問題がある

良好な人間関係を築けていない場合も、正社員登用試験に落ちる可能性があります。業務を進めるうえではチームワークや顧客対応が求められることも多く、人間関係の構築やコミュニケーション能力に問題があると、業務の効率にマイナスな影響を与える恐れがあるためです。

社内の人間関係を改善するには、「積極的に挨拶をする」「相手の話をよく聞く」「チームの飲み会や行事に参加する」など、小さな努力を重ねることが大切です。

指示されなければ動けない

正社員登用試験に落ちる要因の一つに、自主性が足りていないことも挙げられます。指示に沿って行動することは、仕事をするうえで大切なことです。しかし、自分で考えて臨機応変に対応しなければならない状況も起こり得るため、自主性も求められます。

たとえば、「仕事が一段落したときに次の作業を自ら見つけられない」「問題が発生しても上司の指示を待つばかりで自分で解決策を考えようとしない」といった自主性に欠ける態度をとってしまっていると、「正社員としての働きに期待できるのだろうか」と懸念される恐れがあるでしょう。

自主性を高めるには、日々の業務のなかで「次に何をすべきか」を常に考えて行動するのがおすすめです。また、分からないことがあれば積極的に質問して知識を増やすことも、自主性を高めるのに効果があるでしょう。

経験やスキルが足りない

必要な経験やスキルが不足していると「正社員になるにはまだ早い」と判断され、正社員登用試験に落ちる可能性があります。正社員はフリーターに比べて責任のある仕事を任されるのが一般的であり、会社側は「責任のある仕事を任せられるだけの経験やスキルがあるか」も考慮して試験の合否を判断するためです。

たとえば、接客業では基本的な接客スキルだけでなく、クレーム対応や売上管理などの経験・スキルも求められるでしょう。ITの分野であれば、特定の言語やツールの使用経験が必要とされる可能性もあります。

経験やスキルを増やすには、日々の業務に真摯に取り組むことはもちろん、積極的に新しい仕事にチャレンジすることが大切です。また、資格取得や自己学習を通じて、自分のスキルを向上させる努力も必要でしょう。

正社員になる目的がはっきりしない

正社員になりたい目的が不明確だと、登用試験に落ちやすいといえます。会社側は、明確な目標と意欲を持った人材を正社員として望む傾向にあるためです。正社員登用試験を受ける目的が曖昧だと、会社側はあなたの将来像をイメージできず、「仕事をとおして会社に貢献してくれるのだろうか」と不安になることも考えられます。

正社員になる目的を明確にするには、自己分析を行い、自分の強みや将来の目標を整理することが大切です。また、会社の経営理念や事業計画をよく理解し、自分がどのように貢献できるかを考えてみるのも有効でしょう。

試験対策が足りていない

正社員登用試験への準備不足も、落ちる原因となり得ます。正社員登用試験は、筆記試験と面接から応募者の適性を判断するのが一般的です。筆記試験や面接の対策を怠ると、「知識やスキルが足りていない」「適性が合わない」と判断され、不合格となる恐れがあるでしょう。

筆記試験の対策としては、過去の試験内容を確認して必要な知識をつけるのがおすすめです。面接対策では、尋ねられそうな質問に対する回答を準備しておき、声に出して繰り返し練習することで自信を持って臨めるようになるでしょう。
フリーターが面接でよく聞かれる質問は?服装の注意点や落ちない方法を解説」のコラムでは、フリーターから正社員就職を目指す際、面接で聞かれやすい質問をご紹介しています。面接練習をする際にお役立てくださいね。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

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正社員登用される人の特徴

正社員登用試験に落ちやすい人の特徴がある一方で、合格される人にみられる特徴もいくつかあります。これらの特徴を理解し、実践することで、正社員登用の可能性を高められるでしょう。

以下で、正社員登用される人に共通する特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

真面目に仕事に取り組んでいる

正社員登用試験に合格する人には、真面目な姿勢で仕事に取り組むという特徴がみられます。たとえば、以下の行動を日ごろから意識している場合、「真面目に仕事に取り組んでいる」と評価を得られる可能性が高いでしょう。

  • ・真剣に業務を進めている
  • ・締め切りを厳守している
  • ・ミスが起こらないように気をつけている
  • ・自分の欠点を改善する努力をしている

仕事への真面目な姿勢は、上司や同僚からの信頼を獲得し、「正社員としての適性がある」と評価される可能性があるといえます。
また、真面目に仕事に取り組むと、業務への理解が深まってスキルアップにつながるでしょう。これは、次に紹介する「成果を出している」という特徴にも直結するポイントです。

成果を出している

自分の仕事で成果を出している人も、正社員に登用されやすいでしょう。仕事を通じて会社の成長に貢献していると評価されれば、登用の可能性が高くなります。そのため、正社員登用試験に挑む前に、仕事における自分の実績を洗い出しておくのがおすすめです。「自分は正社員としての市場価値がある人材だ」と企業にアピールしやすくなりますよ。

社内で良好な人間関係を築いている

ほかの社員との良好な人間関係を築けている人は、正社員登用試験に受かりやすいでしょう。人間関係が良好だと業務が円滑に進みやすいことから、「生産性アップに貢献してくれそう」と会社側に評価される可能性があるためです。

協調性やコミュニケーション能力を仕事で発揮できている場合、「今後も一緒に働いてほしい」「周囲にとっての働きやすさを向上させてくれる人材だ」と好印象を持たれやすいでしょう。

積極的に行動している

正社員登用される人の特徴として、積極性があることも挙げられます。与えられた仕事をこなすだけでなく、「自ら新しい課題を見つけて、解決に向けて行動する」といった積極的な姿勢は、会社側から評価を得やすいようです。「業務改善の提案をする」「新しいスキルを学ぶために研修に参加する」「会社の課題解決プロジェクトに自ら手を挙げて参加する」などの行動をとっている場合、積極性があると好印象をもたれるでしょう。

このような積極性は、会社への貢献度を高めるだけでなく、自身のスキルアップやキャリア形成にもつながります。常に「自分にできることは何か」を考え、行動に移す習慣をつけることが大切です。

長期間働いている

正社員登用の判断材料として、会社に勤めている期間に注目する会社もあります。非正規雇用社員として働いている期間が短いと、仕事ぶりや人柄から「正社員としての活躍に期待できるかどうか」を評価しにくいためです。

働く期間が長くなるほど、業務に関する深い知識や経験が蓄積され、会社の文化や方針への理解も深まっていくと考えられるでしょう。また、「長く働き続けられている」という事実は、その会社との相性がマッチしていることの証明にもなり得ます。
こうした理由から、その会社で長期間働いている人は正社員登用されやすいようです。

ただし、正社員登用試験に合格するには、単に長く働いているだけでは不十分。重要なのは、その間に着実にスキルアップし、責任ある仕事を任されるような人材に成長できているかどうかです。

正社員になる強い意志がある

「正社員になりたい」という強い意志が好印象につながり、正社員登用試験に受かることもあるようです。仕事に対する熱意があると、長期的な目標やその過程を具体的にイメージできたり、面接の人事担当者とのやり取りに説得力を持たせられたりして、評価を得やすいといえます。企業側に「長く働いてくれそう」「目標に向かってより一層努力してくれそう」という安心感を与えられれば、正社員登用の可能性は高まるでしょう。

正社員登用制度とは

正社員登用制度とは、契約社員やパートタイマー・アルバイトなどの非正規雇用者を、能力や勤務実績に基づき正社員に登用(昇格)するための制度のことです。正社員登用制度があることで会社側は労働力を確保しやすく、非正規雇用社員はモチベーションが向上するというメリットがあります。

なお、正社員登用制度があるからといって、必ず正社員になれるわけではありません。一般的には、会社で設けられている正社員登用試験を受け、合格する必要があるので注意しましょう。

無期転換ルールとの違い

正社員登用制度と無期転換ルールは混同されがちですが、「正社員になれるのか」という点に違いがあります。

無期転換ルールとは、「5年以上契約を続けた有期雇用労働者が期間を定めずに働くことを申し込んだ際、雇用主は承諾しなければいけない」という決まりのことで、「労働契約法第十八条」によって定められています。無期転換ルールの場合、有期労働契約から無期労働契約に変わるものの、雇用形態や待遇の変更があるかどうかは企業によって異なるので注意しましょう。
また、手続きの手間を省くために無期転換ルールを避ける企業も無いとは言い切れません。無期転換ルールについては、「契約社員と正社員の違いを解説!無期転換の制度についても押さえよう」のコラムでも解説しているのでご確認ください。

一方、正社員登用制度は企業が自主的に設けるもので、社内試験や面接など独自の選考を経て、非正規雇用者を正社員に昇格させる制度のこと。正社員登用制度を受けられる条件は企業によって異なり、一定の勤務期間や上司からの推薦が必須とされている場合もあるようです。

正社員登用制度を利用して正社員になるのは難しい?

正社員登用制度を利用して正社員になる難しさは、企業によって異なるでしょう。どのような企業においても、能力や勤務態度が評価対象の一部であることは共通しているといえます。
しかし、会社が正社員を増やす意向がなければ、正社員登用の試験を受けても合格しにくいことも。そのため、登用制度を利用する際は、会社の方針や状況をよく見極めるのがおすすめですよ。
参照元
e-Gov法令検索
労働契約法

正社員登用制度を利用するメリット・デメリット

正社員登用試験に合格するためには、「なぜこの会社で正社員になりたいのか」「正社員になってどんな働き方をしたいのか」を具体的に伝え、本気度をアピールすることも重要といえます。メリット・デメリットの両方を把握することで、正社員になった場合の働き方を具体的に想像しやすくなり、効果的なアピールにつながるでしょう。

ここでは、正社員登用制度を利用するメリット・デメリットをご紹介します。現在の勤め先で正社員になりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

正社員登用制度を利用するメリットは、「慣れ親しんだ職場で正社員になれる」「収入や待遇がアップする」「社会的信用度が高まる」といった点があります。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひご一読ください。

慣れ親しんだ職場で正社員になれる

正社員登用制度を利用すると、「慣れ親しんだ職場で正社員になれる」というメリットがあります。
すでに働き慣れた職場で正社員になれれば、これまでの経験を業務に活かしやすく、環境や人間関係の変化からストレスを受けることも少ないでしょう。同じ職場で勤務できれば、新たな環境への不安を抱えずに正社員として働き始められますよ。

収入や待遇がアップする

正社員登用制度を利用して正社員になると、フリーターとして働いていたこれまでと比べ、収入面や待遇面がアップするでしょう。正社員は非正規雇用社員に比べて、給与や福利厚生が充実している傾向にあります。

会社によっては、正社員になることで緊急時の手当や休暇を受けられるようになる場合もあります。フリーターとして働いているころよりも、生活に余裕が生まれる可能性がある点はメリットといえるでしょう。

社会的信用度が高まる

正社員になると、社会的信用度が高まるというメリットもあります。
雇用形態は、信用情報に関わる要素の一つ。非正規雇用社員の場合は、収入の不安定さを懸念されてローンの審査に通らなかったり、賃貸を契約できなかったりすることもあるでしょう。
一方、正社員として働いていて雇用や収入が安定していれば、社会的信用があると判断され、ローンの審査や賃貸契約をしやすいと考えられます。社会的信用度が高ければ、これからのライフイベントをより実現しやすくなるでしょう。

アルバイトと正社員の違いを解説!メリット・デメリットもお伝えします」のコラムでは正社員のメリットを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

キャリアアップを目指しやすい

正社員は非正規雇用社員よりも責任のある仕事を任されたり、昇進したりする機会が多くなります。社内でのキャリアアップの道筋が明確になり、長期的な目標を持って仕事に取り組めるようになる点はメリットといえるでしょう。

また、研修や資格取得支援といったスキルアップの機会は、非正規雇用社員は得られないことも少なくありません。正社員登用制度を利用して正社員になることで、キャリア形成がしやすくなるのは大きな魅力といえます。

一度正社員になれば転職しやすくなる可能性も

「別の目標ができた」「さらなるキャリアアップを目指したい」などの理由で将来的に転職することになった場合、正社員としての経験があると就活を有利に進められる可能性があります。正社員として働くなかで培ったスキルや経験を評価されやすいためです。
将来やりたいことが見つかったときに選択肢が狭まってしまうのを防ぐためにも、今のうちに正社員登用制度を利用して就職し、経験やスキルを身につけておくのがおすすめです。

デメリット

正社員登用制度の利用には前述したメリットがある一方で、「これまでと同じ仕事内容を続けられるとは限らない」「副業ができなくなる可能性がある」といったデメリットも存在します。正社員になってから後悔しないためにも、以下のデメリットを踏まえたうえで、正社員登用制度を利用するかどうか判断しましょう。

これまでと同じ仕事内容を続けられるとは限らない

正社員登用試験に合格したあと、これまでと同じ仕事内容を続けられるとは限りません。正社員はより幅広い業務を任されるため、非正規雇用社員として働いていたころとは異なる業務内容になることも。「今の業務だけをずっと続けていきたい」と考えている方にとって、正社員になることで仕事内容が変わってしまう可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

勤務時間の融通が利きにくくなる可能性がある

正社員は、非正規雇用社員に比べると勤務時間や休日の希望がとおりにくい傾向です。非正規雇用社員から正社員になることで、以下のような変化が生じる可能性があります。

  • ・残業が増える
  • ・休日出勤を求められる
  • ・勤務時間が伸びる
  • ・休みが取りにくくなる

非正規雇用社員の場合、残業や休日出勤を求められる機会が少なかったり、自分の希望に合わせて勤務時間や休日を決められたりと、勤務時間に融通が効きやすいといえます。しかし、正社員になると上記のような変化が起こり得るため、勤務時間の融通が効きにくくなる可能性がある点はデメリットといえます。

副業ができなくなる可能性がある

会社によっては、正社員の副業を禁止している場合もあります。正社員登用後も副業を続けていきたいと考えている方にとって、「正社員は副業禁止」という決まりはデメリットに感じるでしょう。

正社員登用後も副業を続けたい場合は、職場の上司に就労規則を確認するなどして、事前にその可否を確認しておくことが大切です。

正社員登用試験に合格するコツ

正社員登用試験に合格するためには、日ごろからの努力と計画的な準備が欠かせません。ここでは、合格への近道となるコツをいくつか紹介します。これらを実践することで、正社員への道が開けるでしょう。

仕事を真剣に取り組む

正社員登用試験の合否は、仕事に取り組む姿勢が大きく影響するといえます。真剣に仕事に向き合い、周囲の人からの信頼を得られれば、「正社員としての働きに期待ができる」と高評価につながるでしょう。
仕事に取り組む際は、以下のような行動を心掛けることが重要です。

  • ・時間厳守を徹底する
  • ・与えられた仕事を確実にこなす
  • ・分からないことは積極的に質問する
  • ・常に改善点を探し、提案する

仕事に対する真剣さを周囲に伝えたいのであれば、普段からこれらの行動を意識するようにしましょう。

スキルアップを目指す

正社員登用試験では、自己成長への意欲があるかどうかもチェックされます。「会社にとってより価値のある人材になり得るか」を判断するためです。以下のような方法でスキルアップを目指し、成長意欲をアピールしましょう。

  • ・業界や職種関連の資格を取得する
  • ・社内外の研修に積極的に参加する
  • ・仕事に関係する本を読み知識をつける

これらの取り組みは、あなたの成長意欲を示すためだけでなく、業務の効率アップや仕事の幅を広げることにもつながります。正社員登用試験合格の可能性を高めるほか、キャリア形成にも効果的といえるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

成果を出す

具体的な成果を示すことも、正社員登用試験に合格するコツです。売上金額や営業実績といった数字で表せる成果や、制作物のような目に見える成果を伝えられれば、あなたの魅力をより効果的にアピールできるでしょう。

成果を出すためには、明確な目標を設定したり、改善点を見つけて早めに対処をしたりするのがポイント。こうした取り組みが仕事での成果につながるといえます。

コミュニケーション能力を高める

正社員登用試験において、コミュニケーション能力の高さも合否を判断する材料の一つ。以下を参考に、試験時に「円滑に業務を進める力がある」とアピールできるよう、コミュニケーション能力を高めておくことが合格のコツです。

  • ・相手の話をよく聞き、理解するよう努める
  • ・自分の意見を相手に伝える際、分かりやすさを意識する
  • ・適切な言葉遣いや態度を心掛ける
  • ・チームワークを大切にする

仕事の際、これらの点を意識することで、徐々にコミュニケーション能力が向上する可能性があるでしょう。

試験対策を念入りに行う

正社員登用試験に合格するためには、試験対策も重要です。以下で、試験対策として行うべき「自己分析」「書類選考対策」「筆記試験対策」「面接対策」について詳しく解説します。試験合格の可能性を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自己分析をする

応募書類の作成や面接の対策を行う前に、自己分析をしておきましょう。自分の魅力や仕事への熱意をしっかりと伝えて会社側に好印象を残すためには、自己分析をとおして自分の強みや弱み、キャリアの方向性を明確にすることが大切です。
以下に、自己分析を行う際に意識したいポイントをまとめました。

  • ・これまでの経験を振り返る
  • ・自分の価値観や興味を整理する
  • ・長期的なキャリアプランを考える
  • ・会社での自分の役割を考える

自己分析のやり方については、「自分がしたい仕事を見つけるには?おすすめの方法やサービスを紹介!」のコラムでも紹介しています。

書類選考の対策をする

正社員登用を行う人事担当者は、書類を通じてあなたのスキルや経験、労働意欲などを改めて評価するため、書類選考の対策も重要といえます。好印象を与えるためには、以下のポイントに注意して書類を作成することが大切です。

  • ・誤字脱字がないか確認する
  • ・具体的なエピソードを交えて記述する
  • ・会社の求める人材像に沿った内容にする
  • ・読みやすい文章を心掛ける

誤字脱字があったり小さい文字で書かれたりする書類では、マイナスなイメージを与えてしまう可能性もあるでしょう。また、内容によっては「この会社じゃなくてもいいのでは?」「正社員としての意欲が足りていない」など、会社側に懸念を抱かれてしまう恐れも。書類作成をする際は、「見やすく丁寧に記入できているか」「自分の意欲や熱意が伝わる内容になっているか」を意識し、完成後もミスがないかしっかりと確認しておくと安心です。

また、履歴書や職務経歴書などの書類のほかに、上長からの推薦状が必要な場合もあります。自分の会社がどのような規定を設けているか、しっかり確認して書類選考に臨むようにしましょう。

筆記試験の対策をする

筆記試験も、よく行われる正社員登用試験の一つ。筆記試験には、レポート作成や一般常識・専門知識のテスト、適性検査などが含まれます。これらは、あなたの知識や思考法、問題解決能力を判断するためのもの。筆記試験に合格するコツは、以下のような対策を立てて実行することです。

  • ・過去問題を入手し、傾向を把握する
  • ・一般常識や時事問題の勉強をする
  • ・業界や会社に関する知識を深める
  • ・模擬試験などで時間配分の練習をする

正社員登用試験の過去問題が用意されている場合は、それに沿って勉強するのが効果的でしょう。また、出題される可能性がある一般知識や時事問題、会社の業界・職種に関する知識を深めておくことも大切。これまでに培った知識だけでなく、社会人としての基礎知識やマナーを復習してから臨むのがおすすめです。

面接の対策をする

多くの場合、選考の最後に面接が行われることがあるようです。面接は、あなたの人柄や意欲を直接アピールできる重要な機会といえます。会社側に好印象を与えて正社員登用試験に合格できるよう、以下のような準備をしておきましょう。

  • ・頻出の質問に対する回答を準備する
  • ・志望動機を明確に説明できるようにする
  • ・身だしなみや態度に気をつける
  • ・会社や業界に関する最新情報を確認する

面接では、あなたの人格や熱意、コミュニケーション能力などを見極めるために、面接時の立ち振る舞いや身だしなみ、回答内容などを細かくチェックされます。場合によっては、応募書類に記入した内容について深掘りされることも。「面接練習は必要?やり方は?効果的に進める方法や意識すべきポイントを解説」のコラムを参考に面接練習を行い、本番でしっかりと答えられるように準備しておくことが大切です。

正社員登用の志望動機の例文

「パートとして働くなかで、会社のビジョンと自分の目標が一致すると感じました。これまでの経験を活かしながら、より大きな責任を持って会社の一員になりたいと考えています。正社員として働くことで、個人の能力とスキルをさらに伸ばし、会社の成長に貢献できるよう、より一層精進します」

 

上記のように、志望動機を伝える際は「今後のキャリアビジョン」や「正社員を希望する理由」だけでなく、「正社員になるからこそ企業に貢献できること」といった点を意識して書きましょう。企業側が自分を正社員にするメリットを明らかにできれば、正社員登用する必要性が人事担当者に伝わりやすいためです。

正社員登用試験に落ちたときの対処法

正社員登用試験に落ちてしまったときのことを考えたり、実際に落ちてしまったりして、不安を感じている方もいるでしょう。正社員登用試験に落ちてしまった場合、「再試験の機会を待つ」「別の仕事に転職する」といった選択肢があります。
以下で、試験に落ちたときの対処法をいくつか紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

再試験の機会を待つ

正社員登用試験に落ちたからといって、すべてが終わりというわけではありません。定期的に再試験の機会を設けている企業もあるので、まずは勤め先に確認してみましょう。

正社員登用試験に再チャレンジできる場合は、以下の点に注意して準備をすることが重要です。

  • ・前回の試験で指摘された弱点を改善する
  • ・業務のパフォーマンスを向上させる
  • ・上司や人事部門にアドバイスを求める
  • ・スキルアップや資格取得に励む

これらの取り組みを行い、前回よりも実力をつけることで、正社員登用される可能性は高まるといえます。再試験に挑戦する際は、それまでの期間を自己成長の機会と捉え、積極的に学習や経験を積むことが大切です。

正社員登用制度がある別の仕事に転職する

正社員登用試験を受けてみたものの難易度が高過ぎることに気づいたり、そもそも条件が厳しくて正社員登用制度を利用しにくかったりすることもあるでしょう。今の会社で正社員登用制度を利用するのが難しいと感じる場合は、別の仕事への転職を考えるのも一つの選択肢です。

正社員登用制度のある求人を探す際は、正社員登用制度を利用する条件や実績、正社員になったあとの待遇面などを確認しましょう。これらの点を確認することで、より確実に正社員を目指しやすくなります。
以下で、正社員登用制度ありの求人を探す際に注目するポイントやその理由をご紹介するので、求人探しを始める前に参考にしてみてくださいね。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

入社してから正社員登用試験のレベルが高過ぎることや、そもそも正社員登用制度を活用しにくかったりすることに気づく場合があります。
以下で正社員登用制度ありの求人を探す際に注目するポイントやその理由をご紹介するので、求人探しを始める前に参考にしてみてくださいね。

1.正社員登用の条件を確認する

正社員登用制度がある別の仕事に転職する際、注目すべきポイントの一つは「正社員登用の条件」です。正社員登用試験に受かるには、「仕事のスキル」「業務遂行能力」「組織内での人間関係」などといった点に加え、企業が設定した条件をクリアしているかが大切。企業によってこの条件は大きく異なりますが、一般的には勤続期間や能力、成果、勤務態度などが評価基準とされています。

しかし、設けられている正社員登用の条件が厳し過ぎると、試験合格の可能性は低いでしょう。正社員登用される条件として記載されているものをチェックし、自分が働きながらクリアできる条件かを検討するのがおすすめですよ。

2.これまでの正社員登用実績を確認する

「これまでの正社員登用の実績」もしっかり確認しましょう。企業が正社員登用制度を設けているだけでなく、それが実際に活用されているかどうかが重要です。正社員登用実績が少なければ、条件が厳しかったり評価基準が高かったりして、試験の難易度が高いと推測できます。

求人だけでなく、企業のWebサイトや就職情報サイトの口コミなどから正社員登用の実績を確認できることもあるので、インターネットで調べてみるのも手ですよ。

3.正社員の給与を確認する

「正社員の給与」も、注目すべきポイントの一つ。正社員登用後の給与水準が不透明だと、今後の生活に支障が出てしまう恐れも。そのため、正社員登用制度の活用を考えている場合、「正社員になることで収入がどの程度上がるのか」「各種手当や賞与などは支給されるのか」などを確認することは重要です。

フリーターの手取りはどれくらい?計算方法や正社員の収入との違いを解説」のコラムでは、アルバイトと正社員の給与の違いを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

正社員登用されやすい業界・職種を狙うのも手

正社員登用の可能性を高めるには、人手不足な業界や専門性の高さが重視される職種など、正社員登用される可能性が高い仕事を選ぶのも手といえます。たとえば、IT業界や営業職などは人手不足なことから、実力や実績が認められれば正社員登用されやすいようです。
自分のスキルや興味に合わせて、これらの分野にチャレンジするのも方法の一つでしょう。

エージェントを利用して正社員就職を目指す

正社員登用制度に対する不安があったり、試験に落ちて悩んでいたりする場合は、就職・転職エージェントを利用して正社員就職を目指すのもおすすめです。就職・転職エージェントは、仕事選びや選考対策などをサポートしてくれるので、職歴や就活に不安がある方も安心かつ効率的に正社員就職を目指せます。

「正社員になりたい」「自分に合う仕事で働きたい」という方は、ぜひ就活・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは学歴・職歴を問わず、若年層の方の就職支援をサポートいたします。専任のキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりの希望に合わせて求人をご紹介。1分程度で行える適職診断の結果も参考に、あなたに合う仕事を探すことも可能です。

また、求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接練習の実施、就職に関する悩み相談にも対応しています。正社員になったことがない方や、就職活動に不安がある方も安心して就職・転職を目指せる環境を整えていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

正社員登用制度に関するよくある質問

ここでは、正社員登用制度に関するよくある質問と回答をまとめました。正社員登用の辞退や、アルバイト先に正社員登用制度があるか知る方法などについて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

正社員になる前にパート・アルバイトで経験を積みたいです

パート・アルバイトで経験を積むことは、正社員就職成功の可能性を高めるのに効果的な方法です。正社員登用制度を利用して正社員を目指すのを目標にするのであれば、仕事の内容や社風が自分に合うかを確かめつつ、スキルアップを意識して働きましょう。
なお、職種によっては「未経験者歓迎」の求人を出している企業もあります。正社員登用制度の利用を目指しているのなら、自分に合った働き方を考えて求人を選ぶのがおすすめですよ。

正社員登用を辞退するのはやばいですか?

正社員登用を辞退するのは問題ありません。
ただし、辞退理由を聞かれる可能性は高いので、しっかりと答えられるようにしておきましょう。また、正社員登用を辞退したあとも同じ会社で働き続けるのか、ほかの企業に転職するのかどうかを前もって考えておくことが大切です。

正社員登用の面接でよく聞かれる質問例が知りたいです

正社員登用の面接では、通常の転職面接とは少し異なる質問が多くなります。以下に、よく聞かれる質問例を紹介します。

・「なぜ正社員になりたいのですか?」
・「これまでの業務で最も苦労したことは何ですか?」
・「正社員になったら、どのような役割を担いたいですか?」
・「当社の経営理念や方針についてどう思いますか?」
・「正社員になって最初にしたいことは何ですか?」

これらの質問に対する回答で好印象を与えるコツは、具体的なエピソードを交えながら自分の強みや意欲を明確に伝えることです。また、会社の方針や業務内容などに触れ、よく理解していることをアピールするのも効果的でしょう。

正社員登用試験に落ちたら辞めるしかないですか?

正社員登用試験に落ちたからといって、必ずしも退職する必要はありません。落ちた後の対応としては、「再チャレンジを目指す」「正社員登用制度がある別の仕事に転職する」「正社員の仕事に転職する」といった選択肢があります。
正社員登用試験に落ちてしまったときは、今後の自分のキャリアプランについて冷静に考えてみることが大切です。詳しくは、このコラムの「正社員登用試験に落ちたときの対処法」を参考にしてみてください。

バイト先に正社員登用制度があるか知る方法はありますか?

バイト先の正社員登用制度については、バイト先の店長や上司に直接聞いてみるのが確実といえます。バイトを始める前であれば、面接時に逆質問するのも手。正社員登用制度の有無を知れるうえ、面接担当者に「将来を考えている」「就労意欲がある」といったポジティブな印象を与えられる可能性があります。
正社員として働きたい方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーが、マンツーマンであなたの就職を支援します。