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仕事の探し方は?20代・30代別や適職がわからない場合のやり方をご紹介
この記事のまとめ
- 代表的な仕事の探し方には、求人サイトの活用やエージェントの利用などがある
- 20代が仕事を探す場合は、若年層向けのハローワークやエージェントの活用がおすすめ
- 30代が仕事を探す場合は、転職者向けの求人サイトやエージェントの活用がおすすめ
- 自分に合った仕事がわからないときの探し方のコツは、自己理解を深めること
- 仕事の探し方で後悔しないために、会社の雰囲気や求人情報はしっかり確認しよう
就職活動をするにあたって、「仕事の探し方がわからない…」「自分が利用できる就職支援サービスって何だろう…」と悩む方もいるでしょう。仕事の探し方といっても多様なため、どの方法が良いのか迷ってしまいますよね。
仕事の探し方は単体ではなく、複数組み合わせるのがおすすめです。また、自分の現状や目指す仕事・ライフスタイルなどに合わせて、適切な方法で仕事を探すことも重要といえます。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えつつ、代表的な仕事の探し方をご紹介します。また、20代・30代別や経歴別での仕事の探し方もまとめました。仕事の探し方に悩む方は、ぜひご一読くださいね。
この記事にコメントしているアドバイザー
仕事の探し方:代表的な方法・サービス5選
仕事の探し方で代表的な方法・サービス5選
- 求人サイトを活用する
- 就職・転職エージェントに相談する
- ハローワークを利用する
- 求人誌やチラシから探す
- 企業のWebサイトを確認する
仕事を探すときの選択肢が広がっている現代、多種多様な方法からより自分に適した探し方を選ぶことが重要です。また、複数のサービスを利用することで、より効率的に求人情報を集められるでしょう。
以下では、仕事の探し方のなかで代表的な方法やサービスを5つご紹介します。「みんな、どうやって仕事探してるの?」と悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
1.求人サイトを活用する
便利な仕事の探し方として利用されているのが求人サイトです。求人サイトでは、自分のスキル・希望する業界・勤務地・給与などの条件を入力することで、それにマッチする求人情報を探せます。
自分が求める職をダイレクトに探せるのが求人サイトの利点。また、スマホやパソコンでどこでも気軽に仕事探しができるのもメリットといえるでしょう。
2.就職・転職エージェントに相談する
仕事の探し方を検討するなら、就職・転職エージェントの活用も一つです。就活のプロであるキャリアアドバイザーが専任となり、あなたのスキルや経験をもとに最適な求人を紹介してくれます。
また、面接のアドバイスや履歴書の添削など、求職活動全般のサポートを受けるのも可能。エージェントには非公開求人も多く、自分では見つけにくいレア求人の情報が手に入る可能性もあるでしょう。
3.ハローワークを利用する
国が運営する公的な就職支援機関の「ハローワーク」も、有効な仕事の探し方です。ハローワークでは全国の求人情報を検索可能なため、県外での就職を希望している方も仕事を探しやすいのがメリットといえるでしょう。
若年層や子育て中の方を対象としたハローワークや、障がい者専用就職支援窓口というように、求職者の状況に応じた就職支援サービスも充実しています。
「ハローワークとは?詳しいサービス内容や利用時の流れなど分かりやすく解説」のコラムでハローワークの利用方法や提供しているサービスを解説しているので、参考にしみてください。
ジョブカフェ
「ジョブカフェ」は、都道府県が主となって運営する「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。現在46都道府県にあり、ハローワークを併設している場合もあります。その名のとおり、カフェに行くような気持ちで気軽に利用できるのが特徴です。
地域によっては、20代のヤング、30代・40代・50代前半のミドル、50代後半以降のシニアなど年代別にコーナー分けされているところも。就職や転職の相談はもちろん、履歴書の書き方や面接対策、キャリアプランニングのアドバイスなど、さまざまなサポートを受けられます。
わかものハローワーク
「わかものハローワーク」は、若年層に対してキャリアカウンセリングや就労に関するアドバイスを提供しています。おおむね35歳未満で、正社員就職を目指している方であれば利用可能です。
職業相談や就活セミナーへの参加といった多彩なサービスを無料で受けられるので、一度利用してみると良いでしょう。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
4.求人誌やチラシから探す
求人誌やチラシからも求人を見つけることは可能です。地元密着型の仕事情報が得られることから、特に地元で就職・転職を考えている方に適した仕事の探し方といえるでしょう。
5.企業のWebサイトの採用情報を確認する
企業や団体自身のWebサイト上でも、採用情報を公開しているところが多くあります。直接求人情報を確認したい場合や、応募先企業の事業内容、会社の理念など詳しい情報を知りたい場合には特に有効でしょう。
家族や知り合いに仕事を紹介してもらうケースも
ハタラクティブが18~29歳のフリーターと正社員を対象に調査した「若者しごと白書2023(24p)」をみると、就職・転職活動で家族や親戚、知人などから仕事を紹介してもらう人もいるようです。知り合いを通した仕事の探し方には、「会社のリアルな情報が聞ける」「採用につながりやすい」などのメリットも。ただし、知人経由だからといって、必ずしも採用されるわけではないことを認識しておきましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023
仕事の探し方:20代・30代別
どのような仕事の探し方が合うかは人それぞれですが、年代によっても効果的な方法は異なるでしょう。この項では、20代と30代の方にとっての仕事探しについて解説しているので、自分の年代に合った方法を探してみましょう。
20代の場合
20代は就職・転職活動が初めての方が多く、会社勤めの経験も浅い傾向があるでしょう。そのため、若年層の就活支援が手厚いサービスを利用するのがおすすめです。
たとえば、前述した「わかものハローワーク」や、大学の卒業予定者・既卒3年以内の求職者を対象とした「新卒応援ハローワーク」が挙げられます。ハローワーク以外では、20代特化型の就職エージェントを活用するのも良いでしょう。
また、求人サイトも併用した探し方をすると、多様な業界・職種の情報を一度に得られます。そのほか、大学のキャリアセンターや専門学校の就職センター、就職イベントなどを利用する人もいるでしょう。
初めての就職活動となる人だけでなく、仕事に対する価値観がまだ固まっていない20代の方の場合は、経験の浅さやスキル不足はあまり気にし過ぎないことも重要です。自分が興味のある求人を見つけたら、積極的に応募してみる姿勢を大切にしましょう。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワーク
30代の場合
30代の場合、20代とはまた違った視点で仕事を探すことが求められます。転職活動では、これまでに培ったキャリアやスキル、家庭の事情などを考慮して求人を探す人が多いでしょう。
仕事の探し方としては、転職のノウハウが豊富なエージェントを活用するのが有効。キャリアアドバイザーに個別で相談することで、自分の要望や状況に合った仕事を見つけやすくなります。
また、転職者向けの求人サイトで仕事の情報を幅広く収集するのも良いでしょう。転職成功の可能性を高めるには、これまでに築いた経験やキャリアを活かせる企業や職種を探すのがコツです。
自分が持っているスキルを再確認し、どのような職種や業界で活かせるかを考えましょう。また、ライフスタイルの変化による転職の場合は、仕事の内容だけでなく勤務時間や勤務地、福利厚生なども踏まえることが大切です。
30代からの就職・転職を成功させるコツを「30代から目指せる職業を解説!「できる仕事がない」は嘘?」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。
仕事の探し方:経歴別
この項では、第二新卒やフリーター、ニートといった経歴別に仕事の探し方をご紹介します。仕事の探し方に悩んでいる方は、自分の状況と以下の内容を照らし合わせ、就職活動を行う際の参考にしてみてください。
第二新卒の場合
「第二新卒」とは、新卒で就職したものの、およそ3年程度で転職を考える若年層の方を指します。仕事をするうえでの専門的な経験が浅く、また転職するためのノウハウが乏しいことが多いようです。
このような場合には、若者向けのハローワークや、第二新卒に特化した転職エージェントなどのサービスを活用するのが効果的。あなたの経験やスキルを考慮したうえで、一番マッチする求人や会社を提案してもらえるでしょう。
第二新卒から就職・転職したいと考えている方は、「第二新卒とはいつまで?企業が求める理由や転職を成功させるポイントを解説」のコラムで成功させるポイントを解説しているので参考にしてみてください。
主婦(主夫)やフリーターの場合
主婦(主夫)やフリーターの方が正社員就職を目指す場合は、求人サイトやハローワークなどで幅広く仕事の情報を収集すると良いでしょう。また、「未経験歓迎・OK」の求人を多く取り扱っているエージェントに相談するのもおすすめです。プロの視点を取り入れた仕事の探し方をすることで、より円滑な就職活動につながる可能性があります。
ニートの場合
ニートの方で長期間のブランクがある場合、前述したジョブカフェや「地域若者サポートステーション(サポステ)」などの利用を検討してみましょう。
サポステは、就職に悩んでいる15~49歳の方を対象とした、就職支援機関。仕事の紹介は行っていませんが、就職に踏み出すための就活セミナーや就業体験が受けられます。
一部有料のサービスがあるものの、原則無料で利用可能。「いきなり正社員になるのは不安が大きい」という方にもおすすめです。
参照元
厚生労働省
地域若者サポートステーション(サポステ)
フリーランスの場合
フリーランスの場合は、クラウドソーシングを介した仕事の探し方をおすすめします。クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の依頼と受け取りを行う形式のこと。時間や場所に縛られずに、自分のスキルに合った好きな仕事を探せるのが利点です。
そのほか、SNSで仕事を募集したり、知り合いに仕事を紹介してもらったりするのも一つの手でしょう。仕事を得るには、主体的な行動や人脈づくりなどがカギになるといえます。
仕事の探し方で迷ったら?自分に合った職を見つけるコツ
自分に合った仕事を見つけるコツ
- 転職・就職したい理由を明確にする
- 自己理解を深める
- 業界や企業について幅広く調べる
- 自分の将来像を描く
- 仕事で大切にしたいことを考える
就職活動で自分に合った仕事がわからないときは、「転職・就職したい理由を明らかにする」「自己理解を深める」といった方法を試してみると良いでしょう。以下では、自分に合った仕事がわからない場合の探し方のコツを解説しているので、参考にしてみてください。
1.転職・就職したい理由を明確にする
「なぜ転職や就職を考えているのか」を明確にするのが、探し方のコツです。現在の職場に不満がある、スキルアップしたい、全く新しい分野に挑戦したいなど、人によって転職・就職を考える理由は異なるでしょう。
それぞれの理由によって、探すべき仕事も変わります。自分の転職・就職理由をもとに、「自分はどのような仕事に就きたいのか」を考えてみましょう。
2.自己理解を深める
自分に合った仕事がわからない原因の一つとして、自分に対する理解が不十分であることが考えられるでしょう。仕事を探すには、「自分はどのような仕事が得意なのか」「どのような環境で働きたいのか」「どのようなキャリアを描いているのか」など、自分自身について把握することが重要です。
そのため、自己分析を行って、自分自身をよく理解しましょう。自己分析とは、自身の過去を振り返り、自分の価値観や行動傾向、適性などを知るための行為。後悔しない仕事の探し方をするためにも大切な作業といえるので、ぜひ実行してみてください。
3.業界や企業について幅広く調べる
自己理解を深めたら、次は業界や企業について幅広く調べましょう。業界や企業についての知識が浅いと、仕事の探し方や選び方に迷いやすくなったり、自分とはミスマッチな求人に応募してしまったりする可能性があります。
「どの業界が自分に合っているのか」「どの企業が自分の理想とする働き方に近いのか」というように、具体的な情報を集めるのがコツ。そうすることで、自分に合った仕事を見つけることが容易になります。
4.自分の将来像を描く
自分に合った仕事がわからないときは、自分の将来像を具体的に描いてみることも大切です。5年後、10年後の自分がどのようなポジションにいたいかを考え、それに向けて必要なスキルや経験は何かを洗い出しましょう。
仕事を探す際は、将来のビジョンを実現するために適した転職・就職先を選ぶのがコツです。入社後に「思っていたのと違った…」「自分に合わない仕事だった…」と後悔するリスクを減らせるでしょう。
5.仕事で大切にしたいことを考える
自分に合った仕事がわからず探し方に悩む場合は、「仕事で大切にしたいことは何か」を考えることもおすすめです。たとえば、「使命感を抱ける仕事がしたい」「仕事とプライベートのバランスを保ちたい」というように、自分の価値観にもとづいた仕事選びを行うと良いでしょう。
また、仕事をするうえで大切にしていることは面接で聞かれることがあります。「「仕事をする上で大切なこと」を面接で聞かれたら?例文や対策を紹介」のコラムで、面接で聞かれたときの回答例を解説しているので、参考にしてみてください。
理想どおりの仕事を求め過ぎないのもコツ
理想どおりの仕事を求め過ぎず、現実と理想のバランスを意識した探し方をするのも大切です。転職・就職活動では完全に理想どおりの仕事を見つけることは難しく、場合によってはある程度の妥協が必要になることもあるでしょう。その妥協点を見つけ、自己実現を果たすことが、満足度の高い仕事探しにつながります。ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
就職エージェントを利用するメリットは、「自分に合った求人を見つけてもらえる」ことです。この場合の「自分に合った」とは、「自分が理想とするキャリアを目指すための求人」や「今の自分が叶えられるキャリア」を意味します。
たとえば、中途採用の場合は経歴が重視される傾向にあるため、それまでの経歴やご年齢によっては、就活がなかなか思い通りにいかない業界や職種もあるでしょう。そのようなとき、業界や就活事情に詳しいエージェントでは、「なぜその業界が難しいのか」を具体的にお伝えしたうえで、その方に合ったより良い求人をご提案できるのが強みです。
わたしたちはマンツーマンでお話をうかがい、「どのような仕事が合うか」を一緒にお探しします。その方の強みを活かせるお仕事をご紹介しておりますので、自分に合った職種や求人を知ることができますよ。
仕事の探し方で後悔しないための確認ポイント
仕事を探す際には、「仕事や会社が自分に合っているか」「求人情報に懸念点はないか」を確認するのがポイントです。以下で詳しく解説しますので、適切な探し方をして後悔のない選択をしましょう。
仕事や会社が自分に合っているか
仕事の探し方で後悔しないために、仕事そのものや勤務先の会社が自分に合っているかどうかを確認しましょう。具体的には、仕事の内容が「自分のスキルや知識、興味関心に合っているか」「働く環境が自分のライフスタイルにマッチしているか」を見極めることが大切です。
たとえば、一見魅力的な仕事でも、自分に必要なスキルが不足していれば、就職後にうまくいかない可能性も。一方で、スキルはそろっていても、仕事内容に興味を持てなければモチベーションを保つのが難しいでしょう。
仕事内容にミスマッチを感じて転職を繰り返すと、採用担当者に「忍耐力が低い」「自分を正しく評価できていない」とマイナスイメージを持たれかねません。「自分に合う仕事をする大切さって?その特徴や仕事探しの方法」のコラムで自分に合う仕事をする大切さを解説しているので、早期退職になるのを防ぎましょう。
「長く勤務できそうな職場」を探そう
仕事を選ぶときは、自分が「長期的にその会社で働けるかどうか」を考えてみるのがおすすめです。同じ職場に長く勤めれば、一定の経験やスキルを身につけられたり、給与アップにつながったりする可能性があります。また、次に転職する場合に企業から評価されやすくなるでしょう。1つの職場で長く働くには、「自分に合った仕事」を探すことが重要です。仕事探しにおける「自分だけの基準」を見つけ、後悔しない就職・転職をしましょう。
求人情報に懸念点はないか
仕事を探す際は、求人情報に懸念点がないかもチェックしましょう。「高給」や「未経験歓迎」だけを気にして求人を選んでしまうと、入社後にトラブルやギャップが生じるリスクがあります。
具体的には、「勤務時間や給与の詳細、福利厚生などの条件が明確に書かれているか」「会社の評判や業績はどうか」といった要素をリサーチすると良いでしょう。
「仕事の探し方に悩んでいる…」「自分に合った仕事がわからない…」という方は、ハタラクティブを利用してみませんか?ハタラクティブは、20代の既卒や第二新卒、フリーターなどを対象とした就職・転職エージェントです。
プロのキャリアアドバイザーが専任でつき、一人ひとりに合った仕事をご紹介しています。ヒアリングを通して、あなたの適性や強みを見つけるため、「自分に向いている仕事がわからない…」「やりたい仕事が絞りきれていない…」という場合も安心です。
サービスの一環として、応募先企業ごとの傾向を踏まえた選考書類作成や面接対策のアドバイスも行っており、サービスはすべて無料でご利用いただけます。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの就職・転職活動を全面的にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube