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就活失敗を避けたい!よくみられる特徴や成功させるためのポイントを解説
この記事のまとめ
- 就活に失敗するのは誰にでもあり得るので、過度に不安になる必要はない
- 一社も内定を得られなかったり、入社後にミスマッチがあったりすると就活失敗だと感じる
- 就活に失敗する人は自己分析や企業研究、活動量が足りていないといった特徴がある
- 就活失敗後にしても大学院に進学したり、フリーターとして経験を積んだりできる
- 同じミスを繰り返さないよう、失敗した原因を見つけて対策をするが成功につながる
これから就活を始めたいと考えている人もいるでしょう。就活をしたことがない場合、「失敗したらどうしよう」と不安になりますよね。
就活に失敗する可能性は誰にでもあるので、過度に心配する必要はありません。就活に失敗しても公務員試験を受けたり、フリーターで経験を積んだりするなどいくつかの選択肢があります。就活に失敗したときは原因を明確にし、適切な対策を行えば内定獲得に近づけるでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの佐藤さんのアドバイスを交えつつ、就職に失敗しても人生終了とはいえない理由をまとめています。また、就活に失敗しがちな人にみられる特徴や就活に失敗するのを避けて成功させるポイントをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
「就活失敗」は人生終わりではない
就活に失敗しても、人生終わりではありません。就活に失敗したと感じる状況は人によって異なります。たとえば、志望先企業に採用されなかったり、採用されても入社後にミスマッチを感じたりして「失敗した」と思うことがあるでしょう。
内定を得ることをゴールとせず、自分の希望するキャリアプランを明確にしたうえで長期的な視点で就活に取り組むことが大切です。
高学歴や経験豊富な人も失敗する場合もある
高学歴や経験豊富な人も、就活に失敗することがあるでしょう。企業は採用活動において自社が求める人物像をもとに、適正やスキル、経歴などを総合的に判断します。
つまり、高学歴や経験豊富だからといって、応募先企業のニーズと合っていないと判断されれば採用を見送られることもあるでしょう。「自分には特別なスキルも経験もないから就職できない」とネガティブ思考になる必要はありません。高学歴や経験が豊富といった特徴がなくても、企業とのマッチ度をアピールできれば内定を獲得できる可能性があります。
自己分析で自身の価値観や適正を洗い出せば、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。「仕事の決め方で大切なことは?自分に合ってるか不安なときの対処法を解説」のコラムでは、仕事の決め方が分からない人の特徴や自分に合った仕事か判断するときに確認したいことを解説しているので、参考にしてみてください。
引きこもりやニートも就職できる可能性はある
引きこもりやニートなど、社会人経験がない方も就職できる可能性はあります。企業や職種によっては、スキルや経験よりも人柄やポテンシャルを重視する場合があるためです。
就活で入社意欲や志望動機を明確に伝えられれば、採用担当者に好印象を与えられる可能性があります。「ニートから脱出するにはどうしたら良い?必要な準備や成功させる方法を解説」のコラムでは、ニートから脱出するための準備や成功させる方法、体験談を解説しているので、引きこもりやニートから就職を目指したい方はチェックしてみてください。
過度に自分を責めるのは避けよう
就活に失敗したと感じても、過度に自分を責めるのは避けましょう。自分を責め続けると自己肯定感が低下し、「自分にはできない」「自分には価値がない」といった考えに囚われ、新たなチャレンジへの意欲を失ってしまいます。自信がない気持ちが採用担当者に伝わり、「頼りない」とマイナスな印象を与えて、採用されにくくなることも考えられるでしょう。失敗のまま終わらせずに、成長する機会と捉えて次につなげることが大切です。必要に応じて家族や友人に相談したり、専門家の支援を求めたりすると前向きに就活に取り組める場合もあるでしょう。
「就活失敗」と感じる事例
選考や内定後など、さまざまな場面で望んだ結果が得られず、「就活失敗」と感じてしまうこともあるでしょう。以下で、「就活失敗」と感じる事例を解説するので、チェックしてみてください。
志望する企業から内定を得られないとき
志望する企業から内定を得られないときに、「就活に失敗した」と感じる場合があります。第一志望の企業から採用されるために説明会に参加したり、OB・OG訪問をしたりするなど準備を徹底したにもかかわらず、内定を獲得できないと、気持ちが沈むのは当然といえるでしょう。
「どうしても入社したかった」「この会社以外に入社したいと思える企業がない」などの思いから、就活を諦めてしまうケースもあるようです。第一志望の企業に落ちてしまった場合、不採用だった理由を企業に問い合わせてフィードバックをもらうのも方法の一つ。失敗を次の選考に活かせれば、成功につながりやすくなるでしょう。
どこからも採用されなかったとき
どこからも採用されなかったときも、就活に失敗したと感じる事例の一つです。複数の企業に応募したものの、選考通過できなかったり、内定を得られなかったりする場合もあるでしょう。
一社からも内定を得られないことで、「自分は必要とされていない」と自己肯定感が下がり、就活のモチベーションに影響する可能性があります。「仕事が決まらないのはなぜ?状況を抜け出すコツや焦りや不安の解消法を解説」のコラムでは、仕事が決まらない状況を抜け出すコツや不安や焦りを感じたときの解消法を解説しているので、参考にしてみてください。
周囲と比較して劣等感があるとき
就活がうまく進まず、周囲と比較して劣等感があると「失敗した」と感じることがあるでしょう。厚生労働省の「令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します 令和5年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業者の就職状況調査(4月1日現在)について(p.3)」によると、令和5年度は就職できた人の割合が98.1%いるのに対して、1.9%の人が就職できなかったことが分かります。
周囲は内定をもらっているのにもかかわらず、まだ自分が就職先が決まっていないと焦りや劣等感につながることがあるでしょう。しかし、就活のペースは人によって異なります。焦って就職先を決めると、企業研究が不足してミスマッチが起こるリスクがあるので、自分のペースで就活を進めましょう。
参照元
厚生労働省
令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
入社後に業務内容と適性が合っていない感じるとき
入社後に業務内容と適正が合っていないことで、就活に失敗したと感じる場合もあります。実際に入社してみたら、仕事内容が自分の想像と違っていたというケースは少なくありません。
ミスマッチを感じたまま仕事を続けるとモチベーションが下がり、業務効率やパフォーマンスに影響する可能性があります。「仕事が合わない」「うまく仕事ができない」と、就活に失敗したと感じるでしょう。
ただし、「業務が合わないから辞めよう」と一時的な感情で退職を決断するのは危険です。入社してすぐ業務が合わないと感じても、時間が経つことで慣れてくる場合があります。
入社後にミスマッチを感じた場合は、まずは上司や先輩に相談してみましょう。それでも状況が改善しない場合は、異動を希望したり、転職を検討したりするのも選択肢の一つです。
「仕事が合わないときはすぐ辞めてもいい?苦痛を感じた際の対処法を解説」のコラムでは、仕事が合わないと感じても続けたほうが良い状況や対処法を解説しているので、参考にしてみてください。
就活に失敗しがちな人にみられる7つの特徴
就活に失敗する原因を見つけて、適切な対策を行えば成功する可能性があります。以下で、就活に失敗しがちな人にみられる特徴を7つ解説するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
1.自己分析や企業研究が不足している
就活に失敗しがちな人にみられる特徴には、自己分析や企業研究が不足していることが挙げられます。自分自身を理解せず企業について調べないまま就活を進めると、ミスマッチが起こり、内定を得にくくなるでしょう。
自己分析とは、「自分の強み」「弱み」「価値観」「興味関心があること」を深く掘り下げて理解することです。これにより、自分に合った仕事や企業を見つけやすくなります。企業研究では、「志望企業の事業内容」「企業文化」「待遇」「将来性」などを調べてみましょう。
自己分析と企業研究を十分に行うことで、自分に適した企業を見つけやすくなります。それぞれの結果を照らし合わせて志望動機を作成すれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
2.「どこでも良い」で就職先を探している
「どこでも良い」で就職先を探している場合も、就活が失敗する原因になります。「どこでも良い」で企業を選ぶと志望動機から熱意が伝わらず内定が見送られたり、採用されても入社後にミスマッチが起きたりする可能性があるでしょう。
たとえば、「とにかく有名企業に入りたい」という思いだけで業界や職種を深く考えずに応募した場合、面接で具体的な志望理由を説明できず、不採用になる場合があります。就職活動では、自分のキャリアプランや価値観に合った企業を慎重に選ぶことが重要です。
「就職先を『どこでもいい』で選ぶと失敗する?リスクや成功させるコツを解説」のコラムでは、就職先を「どこでもいい」で選ぶと失敗する理由やリスクを解説しているので、チェックしてみてください。
3.活動量が足りていない
就活に失敗しがちな人は、活動量が足りていない場合があります。就活は、情報収集や応募書類作成、面接対策などの準備を行ったり、求人に応募したりするため、多くの時間と労力を必要とします。
活動量が不足すると、応募企業数が少なくなったり、企業研究や面接対策が不十分になったりする可能性があります。その結果、自分に合った企業と出会う機会を逃したり、選考で十分なパフォーマンスを発揮できなかったりして、内定を獲得するのが難しくなるでしょう。
ただし、活動量を増やすために闇雲に求人に応募すると、なかなか内定を得られず、かえって就活期間が長引く恐れがあります。また、条件を絞り過ぎても応募数が減ってしまうので、希望条件に優先順位をつけて広い視野を持って就活を進めましょう。
就活は早めに行動することが大切
十分な活動量を確保するには、早めに就活を始めて計画的に行動することが重要です。行動が遅れると応募したいと思っていた求人の募集が終わっていたり、十分に対策する時間を確保できなかったりする可能性があります。
就活に向けた準備をしっかり行えていることが企業側に伝われば、入社意欲の高さをアピールできるでしょう。
4.応募書類作成や面接対策などの準備が十分でない
応募書類作成や面接対策などの準備が十分でないのも、就活に失敗しがちな人にみられる特徴の一つです。応募書類作成や面接対策などの準備が不十分だと、応募先企業に「入社意欲が低い」「真剣に就職活動に取り組んでいない」といったマイナスな印象を与える可能性があります。
たとえば、面接で応募書類に記載した志望動機について詳しい説明を求められた場合、緊張からうまく答えられず「失敗した」と感じた経験があるかもしれません。事前準備をしっかりと行えば書類選考に通過しやすくなったり、面接で自分を十分にアピールできたりするので、採用担当者に好印象を与えやすくなりますよ。
緊張や自信のなさは選考で不利になりやすい
就活では、緊張や自信のなさは選考で不利になりやすいので注意しましょう。緊張や自信が持てないことから、声が小さくなったり早口になったりする傾向があるので、「頼りない」「十分な対策ができていない」とマイナスな印象を与える可能性があります。
応募者のコミュニケーション能力や対応力も判断するのも、企業側が面接をする目的の一つです。面接対策を繰り返し行い、限られた時間のなかで自分を十分にアピールできれば内定獲得につながるでしょう。
5.身だしなみや面接マナーに問題がある
就活が失敗するのは、身だしなみや面接マナーに問題があるのも原因として考えられます。志望動機の内容や受け答え方に問題がなくても、身だしなみが整っていなかったり、面接マナーが身についていなかったりすれば、ネガティブな印象を与える可能性があるでしょう。
「面接に受からない原因と具体的な対策を紹介!気をつけたい注意点も解説」のコラムでは、面接に受からない原因や面接に受からないときの対処法を解説しています。書類選考に通過しても、なかなか面接に受からず就活が難航している方は、チェックしてみてください。
6.失敗を振り返らないまま選考を進めている
就活に失敗しがちな人は、失敗を振り返らないまま選考を進めている可能性があるでしょう。不採用の結果だけを受け入れて、「なぜ落ちたのか」を振り返らないと同じ失敗を繰り返しやすくなります。
就活は失敗した原因を明確にし、適切な対策をしたうえで選考に臨めば内定獲得に近づけるでしょう。
7.内定を得るのが就活のゴールになっている
内定を得るのが就活のゴールになっているのも、就活に失敗する人にみられる特徴として挙げられます。内定を得ることを目標にしてしまうと、「どこでも良い」で求人を探しがちになるでしょう。
仮に、どこでも良いと選んだ企業に入社できても、働くモチベーションが維持できず退職につながある可能性も考えられます。自分のやりたいことや希望するキャリアビジョンを明確にし、やりがいを感じながら働ける職場を見つけるのが望ましいでしょう。
「就活でやりたいことがないと不利?見つからないときの対処法や答え方を解説」のコラムでは、就活でやりたいことが見つからないときの対処法や面接での答え方を解説しているので、参考にしてみてください。
就活失敗してもその後にある選択肢
就活に失敗してもその後にある選択肢を知っていれば、過度に心配するのを避けられるでしょう。以下で、就活に失敗した場合に進める進路の一例を解説するので、参考にしてみてください。
大学院に進む
就活に失敗したあとの選択肢として、大学院に進むことが挙げられます。大学院に進学し、専門知識を深めることで、将来のキャリア形成に役立つ可能性があるでしょう。
ただし、大学院進学には時間と費用がかかります。進学前に自分のキャリアプランと照らし合わせて、費用や期間に見合うメリットがあるか慎重に検討しましょう。
「学士とは何を指す?学位の種類や就活で有利になるアピールポイントを解説」のコラムでは、学士・修士・博士の社会的評価や学位で異なる学費を解説しているので、参考にしてみてください。
公務員試験に挑戦する
公務員試験に挑戦するのも、就活に失敗したあとの進路として検討してみましょう。公務員は雇用が安定しており、長期的なキャリアプランを立てやすいのが就職するメリットの一つです。
公務員を目指すには公務員試験に合格する必要があります。そのために、しっかりとした対策や準備を行ったうえで臨むことが重要です。また、公務員の仕事内容は多岐にわたるため、自分に合った仕事内容かどうかも事前に調べておきましょう。
「公務員就職は既卒で目指せる?試験概要やうまくいかないときの対処法を解説」のコラムでは、公務員試験の概要や試験の特徴を解説しているので、チェックしてみてください。
フリーターとして経験を積む
就活に失敗しても、フリーターとして経験を積むのもおすすめです。フリーターはアルバイトを通して、多様な業界や職種を経験できます。多様なアルバイトを経験することで、自分の適性や興味を発見できる可能性があるでしょう。
志望する業界や職種で活かせる経験を積めば、就活が有利に進みやすくなります。また、正社員に比べて時間に余裕があるため、資格取得やスキルアップのための勉強に時間を充てるのも就活を成功させる方法の一つです。
ただし、フリーター期間が長引くと、正社員就職が難しくなる可能性もあります。フリーターとして働く場合は、将来のキャリアプランを念頭に置き、計画的に行動することが大切です。
「フリーターから就職するのは難しい?就活成功の秘訣をご紹介」のコラムでは、フリーター就職を成功させるための解決策やうまくいかないときの対処法を解説しているので、チェックしてみてください。
新卒以外からもキャリア構築は可能
新卒として就職できなかったり、志望する企業から内定を得られなくても、キャリア構築は可能です。新卒ではなく「既卒」として就活しても、年齢が若く、人柄やポテンシャルを評価する企業があります。
また、志望する企業以外から内定をもらっている場合は、基本的なビジネスマナーを身につけたうえで転職するのも手です。卒業後3年以内であれば「第二新卒」として就活できる可能性があります。
年齢が若く、ビジネスマナーが身についていることをアピールすれば、周囲との差別化を図れ、選考で有利になりやすいでしょう。「新卒とはいつまで?第二新卒や既卒とは異なる?就活時のメリットも解説」のコラムでは、第二新卒・既卒の状況ごとに就活するメリットやデメリットを解説しているので、参考にしてみてください。
「就活失敗」と感じたときに避けたい行動
就活に失敗したと感じたときは、自分を責める以外にも避けたい行動があります。失敗したときの対応次第で、就活が成功しやすくなる場合もあるので理解を深めておくのが望ましいでしょう。
以下で、「就活失敗」と感じたときに避けたい行動を解説するので、参考にしてみてください。
同じミスを繰り返す
就活で失敗したあとに避けたい行動は、同じミスを繰り返すことです。失敗から学ばずに、以前と同じ方法を続けても、良い結果を得るのは難しいでしょう。その結果、自信を失い、モチベーションが低下する可能性があります。
選考を受けて内定を得られなかった場合、なぜうまくいかなかったのか、落ち着いて客観的に振り返ってみましょう。分析結果をもとに、具体的な改善策を考えることで就活がうまくいきやすくなりますよ。
一人で悩みを抱える
就活でうまくいかないと気持ちが沈みがちですが、一人で悩みを抱え込むのは避けましょう。一人で悩みを抱え込むと、視野が狭くなったり、客観的な判断が難しくなったりする傾向があります。
家族や友人、大学の先輩など、身近な人に気持ちを打ち明け、話を聞いてもらってみましょう。第三者に相談することで気持ちが軽くなり、自分では思いつかなかった改善策が見つかる可能性がありますよ。
就活を諦める
就活で失敗を経験しても、諦めないことが大切です。就活を諦めると、内定を得られるチャンスがなくなります。また、空白期間が長引くと、再度就活を始めたときに難航する恐れがあるでしょう。
焦らず、粘り強く続けることで、自分に合った企業に出会える可能性があります。
就活失敗を避けて成功させるための4つのポイント
ここでは、就活失敗を避けて成功させるためのポイントを4つ解説します。就活に失敗したと感じても、焦らずに適切な対策を行い、前向きに取り組みましょう。
就活失敗を避けて成功させるためのポイント
- 失敗した原因を見つける
- 自己分析をやり直してみる
- 広い視野を持って仕事を探す
- 仕事で役立つ資格を取得する
1.失敗した原因を見つける
就活に失敗したときは、原因を見つけましょう。なぜうまくいかなかったのか原因を分析することで、次の就活までに対策をしたうえで臨めるので成功しやすくなります。
原因を分析するときは、客観的な視点をもつことが重要です。自分の就活プロセスを振り返り、エントリーシートの内容や面接での受け答え方、企業研究の深さなど、具体的に見直してみましょう。
自分だけで原因を見つけるのが難しい場合は、信頼できる人に相談することも有効です。友人や家族、大学のキャリアセンターなどに相談することで、新しい視点での対策が見つかる可能性があるでしょう。
先輩から失敗談を聞いて対策するのも手
就活を成功させるために、先輩から失敗談を聞いて対策するのも手です。どのような失敗が起こりうるのか把握しておけば、避けるための対策ができます。周囲に相談できる先輩がいれば、就活で気をつけたことや対策方法を聞くと、有効なアドバイスを得られる可能性があるでしょう。
2.自己分析をやり直してみる
自己分析をやり直してみることで、就活が進みやすくなる可能性があります。自己分析の内容や取り組み方が適切だったか見直してみましょう。
自己分析を見直す際には、過去の経験を掘り下げて考えてみるのが効果的です。アルバイトやサークル活動、ボランティアなど、どのような経験から何を学び、どのように成長できたのかを具体的に書き出してみてください。
自分の価値観や興味を改めて確認することで、どのような仕事にやりがいを感じるのか、どのような会社で働きたいのか、将来どのような自分になりたいのかをじっくり考えてみましょう。自己分析を深めることで企業選びの軸が明確になり、エントリーシートや面接での自己PRや志望動機の説得力が上がり、採用担当者に好印象を与えやすくなります。
3.広い視野を持って仕事を探す
就活失敗を避けて成功させるためには、広い視野を持って仕事を探すことも大切です。業界や職種を絞り込み過ぎると選択肢が狭まるため、就活が難航しやすくなります。
ただし、先述したように、「どこでも良い」で企業を探すと、ミスマッチにつながるリスクがあるので注意が必要です。希望する条件に優先順位をつければ、豊富な選択肢のなかから自分に合った企業を見つけられるでしょう。
4.仕事で役立つ資格を取得する
就活を有利に進めるために、仕事で役立つ資格を取得することも効果的です。資格取得は、客観的に自分のスキルを証明できるため、企業からの評価を得やすくなるでしょう。
資格取得を目指す場合、「△月までに取得する」と期間を決めて取り組むのがおすすめです。計画的に資格取得を目指して、空白期間が長引くのを避けるのが望ましいでしょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

佐藤 幸之輔
就職活動は前提として長期戦となりますので、失敗を経験することは誰にでもあります。そこで、マインド面・インプット面・アウトプット面の3つに分けて改善をしていくと効果的です。
・マインド面:休息をしっかり取ることや、小さな成功体験を積み重ねること
・インプット面:自己分析や企業研究を通して自分の強みと企業の求める人物像の共通点を探す
・アウトプット面:面接練習で論理的に話すコミュニケーション力や、自分なりのエピソードを話す力を身につける
自身の就活の内容を振り返り、どの面に自信がないか、改善が必要かを見つけてみましょう。問題を一つずつ改善していけば、自分に合った企業で活躍できる可能性がありますよ。
就活失敗を避けたいなら就職・転職エージェントに頼ろう
就活失敗を避けたいなら、就職・転職エージェントのプロに相談しましょう。就職・転職エージェントのプロのサポートを受けることで、自分一人では気づかなかった可能性や機会を見出し、より効果的な就活を行えます。
「就活に失敗するのが怖くて行動できない」「自分に合った仕事を見つけたいけど探し方が分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターなど20代の就職・転職支援に特化しています。
一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを実施。応募書類の添削や面接対策など就活支援から、内定後の相談まで一貫してサポートするので自信をもって取り組めるでしょう。
また、未経験歓迎の求人を豊富に保有しているので、正社員として働いたことのない方も安心して就活できます。ご登録・ご利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
就活失敗に関する疑問
ここでは、就活失敗に関する疑問をQ&A形式で解決します。
就活に失敗したら人生終了ですか?
就活に失敗したからといって、人生終了とはいえません。新卒として就活できなくても、既卒や第二新卒の若さやポテンシャルを評価する企業があるので、就職できる可能性があります。
また、正社員以外にも公務員を目指したり、フリーターとして経験を積んだりするのも選択肢の一つです。自分が希望するキャリアを明確にして、前向きに就活に取り組みましょう。
就活に失敗しない方法はありますか?
就活に失敗しないために自己分析をやり直してみたり、広い視野を持って仕事を探したりするのがおすすめです。自己分析で自分が仕事に求めるものや価値観を洗い出し、希望条件を明確にしましょう。その結果、豊富な選択肢のなかから自分に合った仕事を見つけやすくなります。
また、仕事で役立つ資格を取得するのも有効です。資格を取得すれば業務に関する知識やスキルが身についていると判断されるので、「即戦力になる」と判断される可能性があるでしょう。
「就活失敗してよかった」と思える例はある?
就活失敗から、自己成長や新たな機会の発見につながることがあります。たとえば、第一志望の業界に就職できなかったが、別の業界で経験を積むことで新たな興味を発見し、キャリアチェンジに成功することもあるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、求人の大半は未経験OK。経験やスキルよりも、あなたの人柄やポテンシャルを重視して仕事探しを進められます。就活を成功させられるか不安な方は、お気軽にお問い合わせください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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