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就活浪人って何?就職に不利になる理由と成功させるポイントについて解説

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この記事のまとめ

  • 就活浪人とは、学校卒業時に就職が決まらず卒業後も就職活動を続けている人のこと
  • 就活浪人はやめとけといわれる理由は、企業からマイナスなイメージを持たれやすいから
  • 就活浪人になると、就職活動に割ける時間が増えるというメリットがある
  • 就活浪人が就職を成功させるには、選考対策を十分に行い準備することが大切

就活浪人という言葉は聞いたことがあっても、その意味を知らない人は多いのではないでしょうか。就活浪人とは、新卒での就職活動で仕事が決まらず卒業後も就職活動を行っている人です。

就活浪人になると、新卒での応募ができなかったり企業側からマイナスイメージを持たれたりする恐れがあります。しかし、浪人中を有意義に過ごし選考対策をしっかり行うことで、希望の仕事に就ける可能性は十分にあるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの中村さんのアドバイスを交えつつ、就活浪人が選考で不利になる理由や就職を成功させるポイントについて解説します。参考にして希望の仕事へ就きましょう。

就活浪人って何?就活留年との違いとは

新卒の就職活動で内定がもらえなかった方のなかには、「卒業してもう一度就職活動しようかな…」と悩まれている方もいますよね。そういった方を一般的に「就活浪人」と呼びます。

ここでは就活浪人の定義と、就活留年との違いについてまとめました。

就活浪人の定義とその割合

就活浪人とは、学校卒業時に就職が決まらず、卒業後も就職活動を続けている人のことです。また、内定が出ても辞退した人や意図的に就活をしなかった人も、卒業後に就活を続けている場合「就活浪人」となります。

次に、就活浪人の割合を見ていきましょう。文部科学省の「令和4年度学校基本調査」によると、令和4年3月卒の学生で就職・進学・臨時労働者などに該当しない者は9.4%存在しているようです。よって、就活浪人を選ぶ割合は比較的少ないといえるでしょう。

参照元
文部科学省
学校基本調査

就活留年との違い

就活浪人と似た言葉に「就活留年」があります。就活浪人と就活留年の違いは、学校を卒業しているか否かです。

就活留年生は学校を卒業せず就職活動を行います。こうすることで「新卒枠」での応募が可能となるメリットがありますが、留年した分の学費がかかるデメリットも。どちらが良いとは言い切れませんが、自分の置かれる状況を長期的な目で見て判断することが大切です。

就活浪人は新卒扱い?既卒扱い?

就活浪人が新卒か既卒かは企業の判断によって変わりますが、卒業後1年以内であれば新卒として扱われる場合が多いです。なかには、卒業後3年間を新卒扱いとして採用している企業も。

それ以上経過していると「既卒」と呼ばれ、新卒枠ではなく一般採用枠から応募することとなります。これは企業ごとで定義が異なるため、応募する際に確認しておくと良いでしょう。

就活浪人はやめとけといわれる4つの理由

就活浪人はやめとけといわれる4つの理由

  • 企業側からマイナスのイメージを持たれやすい
  • 新卒扱いされず応募できる企業が制限される場合がある
  • 周囲からサポートが受けられない可能性がある
  • 孤独や焦りを感じて精神的に弱ってしまう恐れがある

新卒での就職が決まらず相談したりインターネットで調べたりした際、「就活浪人はやめとけ」「就職がきつい」といった言葉を見聞きした人は多いでしょう。不安なときにそのように言われると、落ち込んでしまいますよね。

以下では、就活浪人がなぜ「やめとけ」といわれるのか、起こりうるデメリットについてまとめました。

1.企業側からマイナスのイメージを持たれやすい

日本は新卒入社が一般的なため、就活浪人は企業側がマイナスのイメージを持ちやすいといわれています。「新卒で就職できなかったのには理由があるのでは」「働きたい気持ちが十分ではないのではないか」といったような懸念が生まれてしまうのです。

選考時は、就活浪人を選択した理由や浪人中の過ごし方などを、具体的に説明することが必要となります。前向きに取り組んだ姿勢が伝われば、ネガティブなイメージを払拭できるでしょう。

2.新卒扱いされず応募できる企業が制限される場合がある

就活浪人は新卒扱いされない場合が多いため、応募できる企業が制限されるというデメリットもあります。

企業の採用枠は「新卒」「第二新卒」「既卒」です。先述したとおり、就活浪人は新卒枠で応募できない場合が多いため、「既卒」に該当することが一般的。企業によっては「既卒」を「中途採用」として選考を行っているところもあり、経験者がライバルとなることもあります。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中村凌河

中村凌河

実は就活浪人中の方は、新卒採用枠より中途採用枠で就職活動をする方が内定の獲得がしやすいことを知っていますか?就活浪人中の方が応募できる新卒採用枠には限りがあるからです。

中途採用枠での選考では、新卒の就職活動が上手くいかなかった理由を伝えることができれば内定を取っていけると思います。入社後に業務についていけるか不安な方も、教育制度が充実している企業は多いので安心してください。

私たちハタラクティブは、過去のデータをもとに書類添削や面接対策を行っているので、自信のないあなたも胸を張って選考に挑めますよ。

3.周囲からサポートが受けられない可能性がある

就活浪人はやめとけといわれる理由として、周囲からのサポートが期待できないという点も挙げられます。

新卒での就職活動は、学校のサポートがあったり同級生と悩みを共有したりしながら行えますが、浪人期間中は一人で行う場合が多くなることも。誰かに相談したくても、「家族に心配をかけたくない」「友人は就職しており相談できない」といった状況に陥りやすいようです。

4.孤独や焦りを感じて精神的に弱ってしまう恐れがある

先述したとおり、就活浪人は周囲のサポートが得られにくいため、孤独や不安を感じやすいといえるでしょう。孤独や不安は「早く就職したい」といった焦りにつながり、逆に結果を出せない原因となることがあります。

負の連鎖が続くとネガティブな感情を抱いてしまい、精神的に弱ってしまう恐れも。心の異変に気付いたら、早めに家族やプロのカウンセラーへ相談することが大切です。

就活浪人となる4つのメリット

就活浪人となる4つのメリット

  • 就職活動に使える時間が増える
  • これまでの就活経験が活かせる
  • やりたいことや目標を見直せる
  • 友人からのアドバイスを得られる

就活浪人の道を選択することはデメリットばかりではありません。学生のときより就職活動に使える時間が増えるので、自分がやりたいことをじっくり考え直すきっかけにもなるでしょう。

ここでは、就活浪人となるメリットを4つご紹介します。

1.就職活動に使える時間が増える

就活浪人は、就職活動に割ける時間が多いというメリットがあります。就活浪人は学生時代と違い時間にゆとりがあるので、日程調整に頭を悩ませることがなく、気持ちに余裕が生まれるでしょう。

ただし、時間に余裕があるからといって、ダラダラと就職活動を長引かせるのは良くありません。就職活動には予め期限を設けて、計画的に進めていけるよう意識しましょう。

2.これまでの就活経験が活かせる

就活浪人は、一度就職活動を経験していること自体が大きな強みです。就職活動で得た経験は、成功や挫折、反省点などさまざまですが、次の挑戦を成功させるために役立つ情報であることは間違いありません。

また、自己分析や企業研究、選考対策といった就職活動の流れも把握していることから、計画的に進められるのも大きなメリットといえるでしょう。

3.やりたいことや目標を見直せる

就活浪人になると、自分のやりたいことを改めて見直せる機会が得られるのもメリットの一つです。自己分析をしっかり行い、自分が何をしたいのか、どんなキャリアを構築したいのか考え直すことで、今までよりもっと具体的なビジョンが描けるでしょう。

周りに合わせてなんとなく就職活動をしていた人や、就職自体が目的になっていた人にとっては特に自分を見つめ直すきっかけになり、かえって良かったともいえます。

4.友人からのアドバイスを得られる

就活浪人のメリットとして、社会人となった友人からのアドバイスを得られる点も挙げられます。

一足先に社会人として活躍する友達であれば、実際の経験をもとに就職活動で準備した方が良いことや気を付けることなど、具体的なアドバイスがもらえるでしょう。

就活浪人が就職を成功させる6つのポイント

就活浪人が就職を成功させる6つのポイント

  • 自己分析で転職の軸をはっきりさせておく
  • 就職に有利なスキルや資格を身に付ける
  • 応募先の条件を広げてみる
  • 気になる仕事をアルバイトで経験してみる
  • 書類や面接の対策はしっかり行う
  • 就職支援サービスを活用する

就活浪人が希望の仕事に就くためには、ぶれない就活の軸を持ち、必要なスキルを身に付けたり選考対策をしっかり行うなどして、十分な準備をすることが大切です。

以下を参考に、あなたの希望の仕事へ就職しましょう。

1.自己分析で就活の軸をはっきりさせておく

就活浪人が就職を成功させるには、ぶれない「就活の軸」を持つことが大切です。就活の軸とは、働くうえで譲れない条件や重視するポイントのことをいいます。これをはっきりさせることで、無駄な応募や面接を減らし、効率良く就職活動ができるでしょう。

就活の軸をはっきりさせられるかどうかは、自己分析にかかっているといえるでしょう。自己分析で自分の強みや弱み、得意、不得意などを明確に理解することで、自分がどのように働いていきたいかが分かります。新卒時に行った人も、変わっている可能性があるので改めて考えてみましょう。

2.就職に有利なスキルや資格を身に付ける

就活浪人期間中は、資格取得やスキルアップをして自分の強みを身に付けると良いでしょう。取得を目指す資格は、自分が就きたい仕事に役立つものが一番ですが、分からない人は新卒時の就職活動で足りないと感じたことから考えてみてください。

資格やスキルを持っていれば選考時に自分をアピールできますし、企業側にも「浪人期間中を有効的に過ごした」と印象付けられます。

3.応募先の条件を広げてみる

新卒時から就職したい業界を変えていない人は、就活浪人の期間中にほかの業界を研究してみるのもおすすめです。ほかの業界を研究してみると、新卒時には気付けなかった業界に魅力を感じることも。

また、企業名にこだわらず中小企業に目を向けることも必要です。大企業は新卒採用の傾向が強いため、就活浪人にはハードルが高いと考えられます。中小企業にも自分の希望や条件が叶うところはあるので、視野を広げて探してみるのがおすすめです。

4.気になる仕事をアルバイトで経験してみる

就活浪人の間に、アルバイトを通じて気になる仕事の経験を積むことも有効な過ごし方です。実際に働くことで自分がその仕事に本当に向いているのか、正社員として長く働くイメージができるのかを確認する良い機会となるでしょう。

なかには、アルバイト経験を即戦力として評価する企業もあるので、希望の仕事で働くうえで役立つ経験となります。

5.書類や面接の対策はしっかり行う

就活浪人中は、応募書類や面接対策も欠かせません。新卒の就職活動で使用した書類が残っていれば、誤字脱字や文章の読みやすさを確認し、応募企業に合った内容かどうか改めて考えましょう。

また、選考対策は企業がどのような点を重視するか、ある程度把握しておくことが大切です。新卒時と同じ対策で内定をもらうのは難しいでしょう。

就活浪人が面接で聞かれることを想定して準備しよう

就活浪人は選考時、新卒時の就職活動や浪人中のことを聞かれるケースが多いようです。「なぜ一度就職活動を中断したのか」「浪人中は何をして過ごしていたのか」など、面接官に聞かれる質問を想定して答えを準備しておくことをおすすめします。

6.就職支援サービスを活用する

就活浪人の就職を有利に進めたい方は、就職支援サービスの活用も選択肢の一つとして考えてみてください。中途採用枠での就職を目指す人に特化したサービスもあり、有益な情報や効率的な就活のやり方について知ることができます。

就職支援サービスのなかでも、就職・転職エージェントはサポートが手厚いのが特徴です。適性に合わせた求人の紹介のみではなく、プロのアドバイザーによる選考対策を行っているところもあります。紹介された企業について詳しく聞けるので、ミスマッチが起きにくいのもおすすめの点です。

「企業のことをしっかり知って就職したい」「応募書類や面接に不安がある…」などといった就活浪人の方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とする若者に向けた転職エージェントです。

経験豊富なアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりの適性を見極めます。ご紹介している求人は実際に取材を行い、仕事内容や職場の雰囲気などを把握している企業のみなのが特徴。一人で行う転職活動では確認できないようなところまで、しっかりと理解したうえで入社できます。

サービスはすべて無料なので、就活浪人するか悩んでいたり浪人後の就職に不安を抱えていたりする方は、ぜひ一度ご相談ください。

就活浪人に関するFAQ

ここでは、就活浪人についての疑問をQ&A形式で解決していきます。

就活浪人中におすすめの過ごし方はありますか?

就活浪人中は、就職活動に使える時間が学生のときより増えます。ただぼんやりと過ごすのでは勿体ないので、資格取得やスキルアップ、情報収集に専念しましょう。特に業界や職種に関する最新ニュースを調査し、企業研究は徹底的に行ってください。

また、アルバイトやインターンに参加し、実際の職場を体験を経験するのもおすすめ。実際に働くことで、自分に合った仕事かどうか判断できます。

就活浪人をして留学することは可能ですか?

就活浪人中の過ごし方に決まりはないので、もちろん留学も可能です。留学するとグローバルな視野が広がり、語学スキルや人間力が高まります。海外での就職活動に繋がる可能性もあるため、有意義な時間となるでしょう。

ただし、留学先の選択や費用などの準備には十分な時間と資金が必要なので、計画的に進めることをおすすめします。

就活浪人は公務員を目指せますか?

就活浪人をして公務員を目指しても、全く問題ありません。公務員試験は学歴や経歴に関係なく受験できるので、就活浪人後の選択肢として有効的です。

ただし、公務員試験は難関といわれているため、浪人して働きながら公務員を目指したいと考えている方は、計画的に試験勉強に取り組みましょう。また、公務員を志望するには明確な理由が必要である点にも注意してください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube