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中卒ニートを脱出する方法10選!おすすめの就職先もご紹介
この記事のまとめ
- 中卒ニートとは、最終学歴が中学卒業で現在仕事をしていない人
- 中卒ニートを脱出するには就職活動を行うことと、そのための準備をすることが大切
- 中卒ニートが社会復帰を目指す場合は、アルバイトなどから始めるのがおすすめ
- 正社員を目指す場合は、料理人や美容師など学歴不問の資格職が有利
中卒ニートの方のなかには、就職できるかと不安に感じている方もいるかもしれません。
中卒ニートの方が就職することは可能です。ただし、高卒者や大卒者と比較すると就職活動が厳しいものになる場合もあります。就業意欲をはっきりと示し、人材としての有用性をアピールできるように万全の就活準備をしましょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えつつ、中卒ニートの方が、現在の状況から脱却するための方法と具体的な悩み事への解決策をご紹介しています。自分の学歴や経歴に自信がない方や、ニートから逆転正社員就職を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
中卒ニートから正社員を目指す方法10選
中卒ニートから正社員を目指す方法
- 規則正しい生活リズムに改善する
- 身だしなみに気を遣って服装や髪型を整え
- 長い目で見た計画を立てる
- 正社員を目指してバイトを始める
- 高卒認定試験を受けて合格する
- 就職活動で有利になる資格を取得する
- 運転免許を取得する
- 正社員の求人に応募する
- 広い視野で仕事を探す
- 就職支援機関を利用する
中卒ニートの方のなかには、「正社員になりたいけど何から始めれば良いか分からない」と考えている方もいるでしょう。正社員として就職することを最終的な目標に設定し、生活リズムの改善や身だしなみを整えるなど、自分ができることから始めるのがおすすめです。
ここでは、中卒ニートを脱却するために、今からでもできることと、最終的に就職するための方法を10個ご紹介します。
1.規則正しい生活リズムに改善する
中卒ニートの方で不規則な生活をしている方は、まず生活リズムを整えましょう。中卒ニートの方のなかには、通勤や通学をしていないことから、昼夜逆転してしまって生活リズムが乱れているケースも。働き始めれば、ほとんどの場合は朝に出勤して夜に変える生活になります。「決まった時間に就寝・起床する」「毎日三食食べる」など、規則正しい生活を心掛けましょう。
生活リズムが改善することで、心身ともに健康になり、よりポジティブな思考を持てることにも期待できます。中卒ニートの方は、就職する前に、一度自分自身の生活リズムを見直し、整えることが大切です。
2.身だしなみに気を使って服装や髪型を整える
就職したいと考えている中卒ニートの方は、身だしなみにも気を使いましょう。社会人にとって、身だしなみは規則正しい生活リズムと同様に重要だからです。身だしなみが整っていないと、どれだけ優秀な人材でも「仕事もルーズなのでは」「あまり一緒に働きたくないかも」といった印象を与えてしまう要因に。
「清潔感のある髪型にする」や「髭を剃る」、「自分の体型に合った服を着る」など、基礎的な身だしなみの整え方で問題ありません。
3.長い目で見た計画を立てる
中卒ニートの方は、焦らず長期的なキャリアプランを立てることをおすすめします。中卒ニートの方が最初から大手企業の内定を勝ち取ることは難しいものの、実績を積んだりスキルを身につけたりできる仕事に就くことで、将来的にキャリアアップできる可能性があるからです。
たとえば、営業職のように目に見える形で成果があげやすい職種に就くことで、自分の頑張り次第で昇進や昇給を狙えるチャンスは十分にあります。「中卒だから就職は無理…」と諦めずに未来を見据えて行動することで、将来的に良い結果を招くことができるでしょう。
4.正社員を目指してバイトを始める
最初から正社員として会社に就職することに対して自信がないという中卒ニートの方は、まずアルバイトから始めてみるのも一つの手段です。アルバイトを通じてコミュニケーションスキルや、基礎的なビジネススキルを身につけられれば自信もつくでしょう。
また、アルバイトに求められる仕事量は正社員より少なかったりレベルが低かったりする傾向にあるので、仕事内容を覚えやすいというのもメリットです。
ニートの方におすすめのアルバイトは「ニートにおすすめのバイトとは?求人の見つけ方や受かるコツを押さえよう!」で紹介しているので、ぜひご覧ください。
5.高卒認定試験を受けて合格する
試験勉強をすることに抵抗がない中卒ニートの方であれば、高卒認定試験の受験を検討してみるのも良いかもしれません。
最終学歴が中卒か高卒かで求人の選択肢の幅は変わります。高卒認定試験に合格すれば高卒として認められることになり、将来的な選択肢の幅を広げられるのでおすすめです。
6.就職活動で有利になる資格を取得する
中卒ニートの方が就職活動をする際は、履歴書や面接などでアピールできるように有利な資格を取得するのも有効です。実務で役立つ資格を取得していれば、採用担当者からの評価が高くなることでしょう。ニート期間中に資格を取得したとなれば、働く意欲があることの証明や、「将来についてしっかり考えられている」という採用担当者からの好印象につながる可能性があります。
7.運転免許を取得する
運転免許を取得することで、中卒ニートの方が応募できる求人の幅が広がります。業務で車を使用するタクシードライバーや配送業など、必須資格として運転免許を掲げている企業の求人は多いからです。普通自動車運転免許は18歳以上であれば取得できるため、教習所に通う時間や金銭面での余裕がある中卒ニートの方は、取得を検討してみると良いでしょう。
8.正社員の求人に応募する
中卒ニートの方は、思い切って正社員の求人に応募するのもおすすめです。いきなり正社員として働くことに対して不安を覚える人もいるかもしれませんが、しっかりと書類選考や面接の対策をすれば、採用される可能性は一気に高まります。
近年では人手不足が原因で「学歴不問」「未経験歓迎」の求人を出している会社もあるため、中卒ニートの方が正社員になれるチャンスは十分にあるといえるでしょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
八木寛斗
ご自身の経歴やスキルに自信がない場合は、就職・転職エージェントを活用することをおすすめします。就職・転職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが仕事探しから内定獲得までをサポートしてくれるサービスのこと。私たちハタラクティブは、就職・転職のプロとしてあなたの強みや適性を把握したうえで適切なお仕事をご提案をさせていただきます。
9.広い視野で仕事を探す
「絶対にこの仕事に就きたい」「月給○○万円以上が良い」など、就職先の希望を絞り過ぎないようにしましょう。どのような職種に就くかや労働条件などは重要な一方で、希望の会社だけ受けることは、自分の選択肢を狭めてしまうことにも繋がります。
理想が高過ぎるとなかなか就職が決まらずにニート期間が伸びてしまうということも。ニートとしての離職期間が長引くほど採用担当者からは就業意欲の低さを懸念されやすくなり、結果として望んだ企業から内定がもらえないという悪循環に陥ってしまう恐れすらあるでしょう。
そのため、まずは業務内容や条件に捉われることなく多様な求人に目を通し、興味を惹かれるものがあるかをチェックすることがおすすめです。さまざまな職種に目を通しているうちに、自分では思いもよらなかった仕事に出会えるかもしれませんよ。
10.就職支援機関を利用する
中卒ニートの方が就職活動を行う場合、ハローワークや就職・転職エージェントなどの就職支援機関を利用して、プロの手助けを受けるのも良い方法です。周りに就職活動に関して相談したり、悩み事を話したりできる人がいない方にとっては、心強いサポートになり得るでしょう。
公的な就職支援機関であるハローワークでは、求人の紹介はもちろん、就活相談やセミナーなども受けられます。また、就職・転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーが一貫してサポートしてくれるのが特徴です。このようなプロの手を積極的に借りることは、中卒ニートの方が就職活動で成功する近道になるといえます。
正社員を目指したいニートの方向けの就活準備の方法は、「30代ニートから正社員を目指そう!就活支援の活用法も解説」や「女性ニートが就職するには?就活のポイントや挑戦しやすい仕事を解説」のコラムでも紹介しているので、ぜひご一読ください。
中卒ニートは3つのタイプに分けられる
中卒ニートのタイプ
- 中学校を卒業後に就職していない人
- 中学卒業後に就職したが退職した人
- 高校を退学した人
中卒ニートとは、最終学歴が中学校卒業の若年層のうち、仕事や通学、家事、職業訓練を行っていない状態の人を指します。中卒ニートのなかにも、いくつかのタイプが存在し、卒業後、高等学校へと進学をしなかった人や、一度進学をしたものの、途中で退学した人。また、就職後に退職し、現在就職活動を行なっていない人など、さまざまです。
1.中学校を卒業後に進学も就職もしていない人
中学を卒業してから、進学や就職、アルバイトをしていない人は中卒ニートに該当します。仕事をしていない理由としては、「やりたいことがない」や健康上の理由などが考えられるでしょう。
2.中学卒業後に就職したが退職した人
仮に中学卒業後に就職したとしても、退職してしまって現在は働いていなければ中卒ニートとなります。そのため、ある程度の年齢で「中卒ニート」となる方もいるでしょう。
3.高校を退学した人
中学卒業後に高校に進学しても、進路の変更や経済的事情、学校生活における問題などで退学した場合の最終学歴は中卒です。その後、正社員就職やアルバイトなどをしていない場合は、中卒ニートとなります。
そもそもニートとは?
ニート(NEET)とは、「Not in Education, Employment or Training」の頭文字をとったもので、イギリス発祥の言葉です。厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書(63p)」では、「ニートとは15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求 職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」と定義されています。
参照元
厚生労働省
「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」
中卒ニートの割合
文部科学省が調査した「ニートの状態にある若年者の実態及び 支援策に関する調査研究 報告書(5p)」によると、ニートの状態にある者のうち中学卒業後に高校に進学しない人の割合は4.3%でした。また、高校に進学したのは93.5%となっており、そのうち高等学校を中退した割合は12%となっています。
この結果から、中卒ニートは高校に進学しなかった人よりも、高校を中退した人の方が割合として多いことがわかるでしょう。
参照元
文部科学省
ニートの状態にある若年者の実態及び 支援策に関する調査研究
職歴なしの中卒ニートが仕事を見つけるためのコツ
中卒ニートの方は、大卒や高卒の人と比較すると、就職するのが難しいものの、就職が一切できないわけではありません。採用されやすい求人に絞って正しく就職活動を行うことで、内定を勝ち取ることもできますので、ここでは中卒ニートの方が仕事を見つけるためのコツを紹介します。
会社名で選ばない
就職活動をする際に「せっかくだから大企業に入って安定した稼ぎが欲しい」と考える人もいるでしょう。しかし、中卒ニートの方が最初から大企業に入社することは難しいケースが多いといえます。中卒ニートからの就活では、まずは中小企業をメインに応募先を探し、実績を積んで今後に活かせるファーストキャリアを築ける会社を見つけることが重要になります。
自分のやりたい仕事を明確化する
前述したように、中卒ニートの方の場合、内定を勝ち取るまでの過程は高卒者や大卒者と比べると厳しいのが現実。そのため、自己分析を行って、どのような仕事であれば自分に向いているかや、どのような仕事をしたいかを明確化することが大切です。
自分のやりたい仕事がはっきりと決まっていれば、志望動機を考えやすくなるというメリットも。また、入社後どのような人材として活躍できるのか、面接官や採用担当にイメージしてもらいやすくなるともいえます。
やりたい仕事の見つけ方は、「やりたい仕事が見つからない新卒はどうする?就活を進める方法を解説!」で紹介しているので、一読ください。
中卒ニートの就職が難しいといわれる理由3選
中卒ニートの就職が難しいといわれる理由
- 学歴に不信感を抱かれてしまう
- ビジネススキルが身についていない
- 働く意欲がないと思われてしまう
就職活動をするうえで「学歴は関係ない」という意見を耳にしたことがある人もいるかもしれません。厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」によると、高卒者の正社員就職率は56.3%、大卒者は80.9%なのに対して、中卒者の正社員就職率は35.4%です。もちろん、学歴によって左右されない職種もありますが、データによると中卒者が正社員として雇用されている割合は高卒者や大卒者と比べると少ないことが分かります。
ここでは、中卒ニートの方の就職が難しいといわれる理由を3つご紹介しますので、ぜひご一読ください。
参照元
厚生労働省
平成30年若年者雇用実態調査の概況
1.学歴に不信感を抱かれてしまう
中卒ニートの方の就職活動が難しいといわれてしまう理由の一つに、学歴の低さから何かしらの不信感を持たれやすいことが挙げられます。なかには、中卒というだけで不信感を抱く採用担当もいることも。学習意欲や向上心が低いと捉えられてしまう可能性もあるため、就職することが高卒者や大卒者と比較すると難しくなってしまう場合もあります。
2.ビジネススキルが身についていない
中卒ニートの方は、ビジネススキルが身についていないことも就職が難しいといわれる理由の一つ。高卒者や大卒者であっても、新卒であればもちろんビジネス経験はありませんが、就職直前まで学業に従事していたことから働いていなくても不自然ではありません。
しかし、ニートの場合は就学も就業していない期間が生じるため、一から教育する手間やコストが掛かる点がマイナスポイントとなりやすいようです。アルバイト経験があった場合でも、辞めてからの期間が長ければ、評価の対象にはならない可能性が高いといえます。
3.働く意欲がないと思われてしまう
中卒ニートの方の就職が難しいといわれるのには、「ニート=何もしていない人」という印象から、「そもそも働く意欲がないのでは」と思われやすいという理由もあります。中卒ニートという経歴を不安視されることは避けられないため、就職活動ではいかに採用担当者の不安を払拭できるかがポイントです。「今後は正社員としてしっかりと働きたい」と前向きな姿勢を示しましょう。
中卒ニートってどれくらいやばいの?
ニート期間が長引くと正社員就職が難しくなるため、一般的に「中卒ニートはやばい」といわれることがあります。しかし、就職することが不可能なわけではありません。正しく就職活動の準備をしてしっかりと取り組むことで、正社員として採用されることはもちろん可能です。詳しくは「ニートから就職は目指せる!大丈夫な理由と就活成功のコツをお教えします!」のコラムで述べているので、参考にしてみてください。中卒ニートが苦手と感じやすいこと3選
中卒ニートが苦手と感じやすいこと
- 人とのコミュニケーション
- 就職活動をすること
- 職場に馴染めるかどうか
中卒ニートの方のなかには、コミュニケーションスキルや仕事で必要なスキルが不十分なことに対して、苦手意識を抱いている方がいるようです。この項では、厚生労働省により発表された「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(7p)」の結果をもとに、中卒ニートの方が苦手としがちな点をご紹介しています。自分に当てはまるポイントを見つけ、改善を図るための参考にしてみてください。
1.人とのコミュニケーション
厚生労働省の調査によると、基礎的スキル6項目のなかで「人に話すのが苦手」と回答したニートの方は64.4%と、ほかの苦手要素のなかでももっとも多い割合でした。
コミュニケーションは、就職活動ではもちろん、実際に働き始めてからも重要なスキルです。日常生活のなかで意識的に人と会話する機会を増やすことで、コミュニケーションへの苦手意識は徐々に克服が図れるでしょう。対人能力は、学歴を問わず誰でも身につけられるスキルなので、積極的に会話の機会を作り、場数を踏むことが重要です。
2.就職活動をすること
就職活動への苦手意識から、なかなか行動を起こせない中卒ニートの方も多いようです。厚生労働省の調査によると、就職活動に関して、41.6%が「面接に通ることが難しい」と回答。さらに「面接に行くことが難しい」と回答したのが31.6%でした。
面接へネガティブな気持ちを抱くと考える背景には、「採用担当者と対面で受け答えをするのが怖い」という心理が考えられます。不安な気持ちを払拭するためには、自分に対して自信をもてるように、事前に万全の準備をすることが大切です。
3.職場に馴染めるかどうか
就職活動を乗り越えてようやく内定を勝ち取ったとしても、職場に上手く馴染めるかどうかを不安に思う人も少なくないようです。厚生労働省の調査によると、25.8%が「職場で友達を作る」ことは難しいと回答。また、「周囲のやり方を見て仕事を覚えるのが苦手」と回答した人の割合は24.6%でした。
職場での人間関係に対して不安がある場合は、あくまでも仕事の関係であると割り切って考えましょう。仕事をしっかりと覚えて成果を上げていれば、社内での評価が高くなり、人間関係も良好なものになっていく可能性もあります。
また、「仕事を覚えられるか不安」という場合は、自分から分からないことを質問する姿勢をとるのがおすすめです。その都度上司や同僚を頼り、分からないことを放置しないようにしましょう。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研
中卒ニートの方におすすめ!学歴不問の仕事5選!
中卒ニートの方におすすめ!学歴不問の仕事
- 料理人・調理師
- 美容師
- 建築業界
- 第一次産業
- 営業職
世の中には「学歴不問」「未経験歓迎」の求人が多い業界や職種があります。ここでは、中卒ニートの方におすすめの学歴不問の仕事を5つご紹介しますので、興味のある仕事がないかチェックしてみてください。
1. 料理人・調理師
料理人や調理師の仕事は、学歴を問わないケースが多い職種といえます。調理師の場合は、国家資格である調理師免許を取得する必要がありますが、受験資格に学歴は問われません。
しかし、受験資格として2年以上の調理業務経験が求められるため、まずは飲食店などでアルバイトをしてから試験に臨むことがおすすめです。その場合、アルバイトから正社員になったり、料理人の道に進んだりすることも可能なので、選択肢も広がります。
2.美容師
美容師も資格を取得すれば学歴を問わず働くことが可能なため、中卒ニートの方におすすめです。美容師として働く場合は、国家資格である美容師免許の取得が必須となり、そのためには美容師養成施設(通称:美容学校)を卒業する必要があります。
美容学校の入学条件には「高校卒業以上」が含まれるケースがほとんどなため、まずは高卒認定資格の取得を目指しましょう。ハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、手に職をつけることで将来の可能性も広がります。
3.建築業界
とび職や大工といった建築業界の仕事も学歴を問われるケースが少ない傾向にあるため、中卒ニートの方も採用されやすいといえます。また、調理師や美容師などとは異なり、必要な資格もないため、すぐにでもニートを脱却して働きたい方にとってはおすすめです。見習いの新人から始めて、経験とスキルを着実に積んでいくことでキャリアを築くことが可能。体力に自信がある方は、ぜひ検討してみてください。
4.第一次産業
第一次産業とは、農業や林業、水産業のことを指し、建築業同様に学歴を問われるケースが少なく、無資格で始められる職種です。また、人手不足が深刻化している業界でもあり、若年層向けにその土地の一次産業への就労サポートを積極的に行っている自治体も存在します。中卒ニートの方でなかなか就職先が決まらない方は、各自治体のWebサイトや求人情報をチェックしてみると良いでしょう。
5.営業職
営業職も学歴を問われにくいため、中卒ニートの方におすすめの仕事です。営業職で重視されるのは、人間性やコミュニケーション能力など。そのため、働く意欲が高く、人とのコミュニケーションが苦にならない人材であれば、入社後にしっかりと実績を積めるといえるでしょう。
また、営業職では成果がボーナスや給料に反映されやすいのも特徴です。向上心がある人にはやりがいを感じやすく、おすすめの職種といえるでしょう。
「自分に合った仕事に正社員として就職したい」とお考えの中卒ニートの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、主に若年層を対象とした就職支援を行う就職・転職エージェントです。担当のキャリアアドバイザーが就き、あなたのお悩みやご希望などをしっかりとヒアリングしたうえで、ぴったりの求人をご紹介します。企業とのやり取りもすべて代行しますので、就職活動に不慣れな方も安心です。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube