この記事のまとめ
- 大学中退者の職種探しでは、「未経験歓迎」「学歴不問」「採用される確率の高さ」に注目する
- 大学中退理由を前向きに伝え、仕事に活かせる強みをアピールすることで就職成功に近づける
- 大学中退したあとの就活の求人探しで困ったら、就活支援サービスを利用するのも手
大学中退を検討している人や、すでに大学を中退した人の中には、「自分に合った仕事はあるのだろうか」「就職できるのか」と将来に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。しかし、学歴よりも人柄や意欲、スキルを重視する業界や職種が数多く存在するため、就職は可能です。大学中退者が職種を探すときは、「未経験歓迎」や「学歴不問」に注目すると見つけやすくなります。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの中村さんのアドバイスを交えつつ、大学中退者が挑戦しやすい業界や職種をわかりやすく解説。就職成功に近づくコツや大学中退者が就職に成功した体験談も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
大学中退者の職種選びの3つのポイント
大学中退者が就職活動で職種を選ぶ際に、押さえておくべき3つのポイントがあります。以下では、職種選びで大切なポイントを詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
大学中退者が職種を選ぶ際のポイント
- 未経験から挑戦しやすい職種を選ぶ
- 学歴不問の職種を選ぶ
- 採用される確率の高い職種を選ぶ
未経験から挑戦しやすい職種を選ぶ
大学中退者が職種を選ぶ際は、未経験歓迎の職種を選ぶことをおすすめします。未経験歓迎の職種は実力主義での成果や、仕事での姿勢が評価されやすい傾向にあるため、大学中退者が就職を成功させやすいといえるでしょう。
また、未経験歓迎で職種を募集している企業は、新人教育や研修体制の環境が整っている場合があります。「一から業界について学びたい」「スキルを身につけたい」といった大学中退者は、未経験歓迎の職種に注目してみてくださいね。
学歴不問の職種を選ぶ
大学中退者が職種を選ぶ際は、最終学歴が高卒になるため学歴不問の職種を選ぶのがおすすめ。学歴不問の職種を選ぶことで、学歴を理由に書類選考で落とされる確率を下げることができます。
その結果、面接に進める可能性は、学歴を条件とする職種に比べて高くなるでしょう。学歴不問の職種は、人物像やコミュニケーション力といった適性が重視されやすい傾向にあります。そのため、大学中退者が就職できる可能性は高くなるといえるでしょう。
また、学歴不問の職種は入社後の成果やスキルが評価につながりやすい傾向。これまでの学歴を気にすることなく、目標を見つけながら挑戦し続けたい方にはおすすめの選び方といえます。
「大卒以上」の求人で採用されることもある
大学中退者が「大卒以上」の求人で採用される可能性もあります。たとえば、一つの企業の中で複数の職種を同時募集している場合、条件を「大卒以上」で統一している可能性も。
募集条件で「大卒以上」となっている企業に応募したい場合、高卒者がエントリーできるかを問い合わせてみてもOKです。採用基準は企業によって異なるため、職種によっては大学中退者であっても採用してくれることがあるでしょう。
採用される確率の高い職種を選ぶ
大学中退者が職種を探す際、採用される確率の高い職種を選ぶのもポイントの一つでしょう。下の表に記載されている有効求人倍率とは「求職者一人当たりの求人数」を示すものです。
つまり、倍率が1倍を超えていれば、仕事を探す人よりも求人の数が多い状態であるということ。就職や転職を検討するにあたり、有効求人倍率の高い職種から求人を探してみるのもおすすめですよ。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和7年6月分)について」で発表された職種ごとの有効求人倍率(数値が高い順)は以下のとおりです(パートを除く)。
| 職種 | 有効求人倍率 |
|---|---|
| 保安職 | 6.38倍 |
| 建設、採掘職 | 5.54倍 |
| サービス職 | 2.42倍 |
| 輸送、機械運転職 | 2.30倍 |
| 販売職 | 2.09倍 |
| 専門、技術職 | 1.87倍 |
| 農林漁業職 | 1.13倍 |
| 管理職 | 1.10倍 |
| 運搬や清掃、包装職 | 0.68倍 |
| 事務職 | 0.39倍 |
参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年6月分)について 参考統計表 全国計」
有効求人倍率が1倍を上回っている「サービス職」や「販売職」などは、求職者より求人数が多い職業。その中でも「保安職」や「建設、採掘職」といった有効求人倍率が5倍以上の職種は、ほかの職業より人材を求められていることが分かります。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和7年6月分)について
大学中退者におすすめの職種
ここでは、大学中退者が挑戦しやすいおすすめの職種をご紹介します。自分が興味のある職種や適性と合っている職種がないか、求人を探すときの参考にしてみてください。
ITエンジニア
ITエンジニアは、人材が不足している職種の1つです。急速に進むデジタル化やAIの普及により、システム開発やデータ活用の需要は高まる一方。
しかし、その需要に対して人材の供給が追いついていない現状が挙げられます。多くの企業は新人教育制度を取り入れているので、未経験からでもチャレンジしやすい仕事といえるでしょう。
ITエンジニアとしての就職先は、ソフトウェア開発会社や通信会社、インフラ業界の会社などさまざま。ITパスポートや基本情報処理技術者といった資格を取得することで、就職に役立てることができるでしょう。
公務員
公務員は学歴よりも公務員試験の成績が重視される傾向にあります。そのため、大学卒業の有無にかかわらず、しっかりと試験勉強に取り組むことで、合格を目指せる公平な仕組みになっています。
公務員試験の受験資格に学歴は不問。公務員試験は、試験問題の難易度によって区分分けされています。年齢制限は受験する地域や区分によって異なり、全国一律ではありません。そのため、公務員試験の受験を希望する前に、各自治体に応募条件を確認しましょう。
営業職
営業職とは顧客や取引先に商品やサービスを提案し、販売する仕事です。コミュニケーション能力や積極性を重視されやすいため、学歴や経験を問わずに活躍できる職種といえるでしょう。
営業職は歩合制を採用している企業が多く学歴に関係なく実力が評価され、やりがいを感じやすいのも特徴の一つ。関係を構築する力や交渉能力、課題解決力などの営業スキルは、業界を問わず必要とされる「汎用性の高い力」です。そのため、これらのスキルを身に着けることで、幅広い業種で活躍することも可能になるでしょう。
事務職
事務職も未経験歓迎の求人が多いことから、人気のある職種の一つです。事務職では基本的なPCスキルやコミュニケーション能力が求められるでしょう。
事務職には、「一般事務」「医療事務」「営業事務」などさまざまな種類があります。なかでも、「一般事務」は専門的な知識を必要とされないため、比較的目指しやすいでしょう。
介護職
介護職は少子高齢化の影響から人手不足の傾向があるため、未経験歓迎や学歴不問の求人が多いようです。介護職では体力を使う業務内容もあるため、若い年齢の人が就職しやすいといえるでしょう。
また、介護職員初任者研修以上の介護資格があれば、就活が有利になることも。資格取得支援制度を導入している施設もあるので、経験を積みながらスキルを身につけたい方におすすめですよ。
販売職
販売職はコミュニケーション能力や人柄を評価されやすいため、経験や学歴を問わず挑戦しやすい仕事です。「人と話すのが好き」「相手のニーズを読み取るのが得意」という方に向いている仕事といえるでしょう。
販売職の主な業務内容は接客やレジ打ち、在庫管理など。販売職は、個人の実績や活躍によって評価される傾向にあるため、努力次第では、店長やエリアマネージャーなどへのキャリアアップを目指せます。将来的には企画職などへキャリアチェンジをする道もあるでしょう。
SD職(セールスドライバー)
SD職(セールスドライバー)も人手不足になりやすい職種のため、未経験から挑戦しやすいでしょう。インターネット通販を利用する人が増えたことで、需要が増え求人数が多い職種の一つです。
用途や車種によって必要な免許は異なるので、事前に必要な免許を確認しておくのがおすすめ。また、働きながら中型・大型車両用の免許を取得すれば、キャリアアップを目指せる可能性もあるでしょう。
カスタマーサポート
カスタマーサポートの業務内容は、顧客からの問い合わせに対して電話やメールで対応することです。カスタマーサポートをサービスを導入している企業は多いため、求人数が多い職種といえるでしょう。
カスタマーサポートに就職するために必要な資格はありませんが、敬語の使い方やビジネスマナーが求められる仕事です。カスタマーサポートの業務は基本的にマニュアル化されているので、未経験から安心して就職することができるでしょう。
建設業界関連職
建設業界関連職もITエンジニアや介護職同様、人手不足の傾向がある職種の一つです。現場で力仕事を任されることもあるため、若い人の需要が高いといえるでしょう。
建設業界関連職の仕事は、現場作業員をはじめ設計、監督などさまざま。建築会社が建てた物件を販売するといった職種の場合、宅地建物取引士(宅建)の資格を取得すると業務に役立つでしょう。
飲食関連職
飲食関連職はスタッフの入れ替わりが激しい傾向にあることから、人手不足になりやすい職種の一つです。接客や調理のスキルは、入社後の研修や実務を通じて身につけられるため、未経験から安心してスタートできます。未経験歓迎の求人が多いため、大学中退者におすすめの職種といえるでしょう。
飲食店の接客では人柄が重視されるので、経歴に関係なく応募することが可能です。さらに、TOEICなどで英会話力をアピールすれば、外国人観光客向けの店舗の面接で評価されるでしょう。
大学中退者におすすめの業界
大学中退者におすすめの業界としては、「学歴よりも実力や人柄を重視する業界」や「働きながらスキルを身につけられる業界」などが挙げられます。
ここでは、大学中退から就職を目指しやすいおすすめの業界を3つご紹介します。就職先に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
サービス業界
サービス業界は、学歴よりも人当たりの良さや誠実さ、柔軟性といった視点が重視されやすい傾向にあります。経験を積むことで、マネジメント職や本部職などにキャリアアップする道もあり、キャリア形成の幅が広い業界です。
特に、接客スキルはほかの職種へ転職する際も活かしやすいスキルだといえるでしょう。たとえば、接客を通じて培った相手の気持ちを察する力や、寄り添う姿勢、正しい言葉遣いなどは汎用性が高いため、どのような業界にも役立ちますよ。
建設業界
インフラを支える建設業界は常に需要があり、学歴不問の求人も豊富です。現場経験を積みながら資格を取得することで、将来的に専門職や管理職の道にもつながりやすいといえます。手に職をつけられるため、安定して働きたい人に向いているでしょう。
IT業界
IT業界は、企業によって採用基準は異なるものの、学歴よりも「何ができるか」「どんな成果を出せるか」といったことが重視されやすい分野です。Web制作やプログラミングなどは、独学やオンライン学習を通じてスキルを磨きやすく、大学中退者が挑戦しやすい環境が整っています。
さらに、IT業界は成長産業のため、新しいポジションが次々に生まれており、経験を積むことでスキルアップできるチャンスにも恵まれています。実力次第で道を切り開いていけるため、「努力を形にしたい」と考える方にはとても向いているでしょう。
大学中退者が正社員として就職するのは厳しい?
大学中退者が正社員として就職することは可能です。ではなぜ、「大学中退者は正社員として就職するのは厳しいのでは?」という疑問が出てきやすいのでしょうか。
以下で、大学中退者が正社員として就職するのは厳しいと感じる原因をまとめました。
大学中退の理由によっては不利になる可能性がある
大学を中退したことで企業から「採用に適した人材でないのでは」といったマイナスイメージを抱かれやすいことが、就職が厳しいと感じる原因の一つです。たとえば「学生生活になじめず就業意欲が低下した」といった大学中退の理由は就職が不利になる場合があるので、面接官に納得してもらいやすい説明を考えておく必要があるでしょう。
面接で大学を中退した理由を説明するときは、正直さを持ち、前向きに伝えることを心掛けましょう。大学中退で学んだことや得た経験を自己PRや志望動機につなげることで、マイナスイメージを払拭できる可能性があります。
「大学中退からの就職は可能!厳しいといわれる事情や成功者の体験談を紹介!」のコラムでは、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、大学中退者向けの就職ノウハウを紹介しています。経歴に不安のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退した理由を面接で伝えるときのコツ
大学を中退した理由は、明確なキャリアプランと一緒に伝えるのがコツです。明確な目標があると面接官に入社後の活躍する姿をイメージしてもらいやすく、採用される可能性が高まるでしょう。
大学を中退した理由と志望動機をつなげられれば、説得力も上がり有効なアピールになります。明確なキャリアプランを明確にできるように、自己分析を行い自分の適性や、やりたいことを明確にすることが大切なポイントです。
継続力が低いと懸念されやすい
大学中退者は大学を中退したことで、「継続力が低いのでは」「忍耐力がないのでは」と懸念されやすい傾向があります。「採用してもすぐ辞めてしまう」といった不安要素につながり、採用に至らない原因になる可能性があるでしょう。
人材育成にはコストと時間が掛かるため、採用時に長期で働いてくれる人材かを判断します。中退理由が「学習意欲が低下したことで、成績が悪化したから」といったネガティブな場合でも、ポジティブに言い換えましょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中村凌河
中退した経歴は理由によって異なりますが、継続力不足と認識する企業も一定数あるでしょう。しかし、面接で経歴よりポテンシャルを重視してくれる企業を選べば、内定を獲得しやすくなります。
ハタラクティブではポテンシャル採用を行う企業のご紹介や、面接対策として中退理由の伝え方をアドバイスすることもできるので、ぜひ一度ご相談してみてくださいね。
大学新卒に比べて応募できる求人が減る
大学中退者は高卒扱いになるため新卒者と比べて応募できる求人が少なく、「正社員として就職するのは厳しい」と感じやすいでしょう。大学中退してから就職しない期間が長引くと、年齢が重なることでさらに応募できる求人が減り、就活が厳しくなるといえます。
大学中退したあとの空白期間が長くならないよう、早めに就活を始めましょう。年齢が若ければスキルや経験よりポテンシャルを評価してもらえる企業が多いので、就職や転職が成功しやすくなります。「大学を辞めたあとはどうなる?進路や就職するためのポイントをご紹介!」のコラムでは大学中退後の就活のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合った企業を見つけるための3つのポイント
企業を見つけるにあたって、給与や知名度だけで決めてしまうと、入社後に「思っていた環境と違っていた」とミスマッチが起きてしまうことも少なくありません。自分に合った企業を見つけることで、長く安心して働ける可能性が高まります。
ここでは自分に合った企業を見つけるための3つのポイントをご紹介します。「どの企業を選べばいいのだろう」と迷っている方は参考にしてみてください。
自分に合った企業を見つけるためのポイント
- 働き方や環境を調べる
- 非正規雇用ではなく正社員求人を探す
- 企業理念を確認する
働き方や環境を調べる
企業によって残業時間や有給取得率、在宅勤務ができるのかなどの条件が変わってきます。企業を見つける段階で、自分の生活スタイルに沿った企業かどうかを見極めることで、入社前後でのギャップを少なくできるでしょう。
非正規雇用ではなく正社員求人を探す
「大学を中退した経歴があると正社員を目指せないのでは」と考え、非正規雇用に絞って求人を探すのはおすすめしません。派遣社員や契約社員といった非正規雇用は、あらかじめ契約期間が決められています。
基本的に会社から更新が認められない限り契約期間が満了となり、再度転職活動を行う必要が出てきます。長期で安定した仕事に就きたいという大学中退者は、正社員を目指して就活しましょう。
「アルバイトと正社員の違いを解説!メリット・デメリットもお伝えします」のコラムでは正社員のメリット・デメリットを紹介しているので、チェックしてみてください。
高校卒業から3年以内なら「新卒枠」での就活もOK
大学を中退した人で、高校卒業後3年以内であれば、「中途採用枠」ではなく「新卒枠」で応募しても問題ないとされています。厚生労働省の「卒業後3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!」では、「できる限り上限年齢を設けず、卒業後3年以内の既卒者を新卒として採用するよう努めること」といった方針を発表しています。
ただし、すべての企業が、既卒者を「新卒枠」で採用している訳ではありません。新卒枠で気になる企業が見つかった場合、応募可能か問い合わせてから応募することをおすすめします。
参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
企業理念を確認する
企業理念には、その企業が「何を大切にして、どんな社会的役割を果たしたいか」が表れています。そのため、企業理念を知ることで、企業の価値観と自分の価値観がどの程度一致しているのか把握できます。自分が仕事をするうえで大切にしたい働き方が企業理念と合っていると、入社前後でのギャップが少なく済み、仕事のやりがいも感じやすくなるでしょう。
自分に合った働き方ができる場所を1人で見つけることに不安を感じていたり、動き出し方が分からない場合は、就職・転職サービスを利用することもおすすめです。自分に合った企業を見つけてくれるので、相談してみましょう。
大学中退者の就活を成功させる5つの方法
ここでは、大学中退者が就職を成功させるための方法を5つご紹介します。就活が厳しいと感じる場合は、以下を参考に進めてみてください。
大学中退者の就活を成功させる方法
- 大学中退の経験を振り返り、自己分析を丁寧に行う
- 大学中退理由を前向きに説明する
- 面接対策を入念に行う
- 仕事に活かせる自分の強みをアピールする
- 就活で有利になる資格を取得する
大学中退の経験を振り返り、自己分析を丁寧に行う
大学中退後に取り組んでいたことを説明できるよう、その期間の経験を振り返っておきましょう。面接官は、応募者が採用に適した人材かどうかを判断します。その際に、大学を中退したあとの空白期間で何をしていたのかを聞かれる可能性があるので、前もって答えられるよう準備しておくことがおすすめです。
大学中退からの就活では自分の経験を振り返り、具体的に大学中退後に得たスキルや経験、学んだことを整理しておくことも大切。自分の強みや価値を明確にし、志望動機や自己PRでアピールすれば、入社意欲や熱意が伝わり、就職が成功しやすくなりますよ。
大学中退理由を前向きに説明する
大学中退理由を前向きに説明することで、相手に成長意欲を示せたり、好印象を残しやすくなります。具体的には、「学業よりも実務経験を積みたかった」と挑戦の姿勢が伝わる言葉に置き換えたり、病気や怪我などのやむを得ない理由の場合は、「今は問題なく働ける」と安心感を添えたりすることがおすすめです。
大学中退理由を前向きに説明することは、「過去の弱み」を「未来の強み」に変えるチャンス。伝え方次第で印象アップを狙えるので、自分の大学中退理由を振り返りながら、前向きな伝え方を考えてみましょう。
ここで1つ注意しておきたいのは、履歴書への大学中退歴は「正確に記載する」こと。就活が不利になることを恐れて中退の経歴を記載しないことは、経歴詐称に該当します。発覚すれば信頼を失い、解雇される可能性があるため、中退したことは隠さず履歴書に明記しましょう。
「大学退学理由の履歴書への書き方は?面接でどう答える?例文つきでご紹介!」のコラムでは履歴書への大学中退理由の書き方や面接での答え方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退してよかったと思える点を見つめなおそう
大学中退してよかったと思える点を見つめなおすことは、自己分析を深めるだけでなく、履歴書や面接で前向きに伝えられる土台にもなります。大学中退は一見マイナスに思えるかもしれませんが、ここから「得たもの」や「学び」もきっとあるはず。大学中退してよかったと思える点の振り返りを自分の強みの発見に役立てていきましょう。
面接対策を入念に行う
大学中退者が就活する際は、面接対策を入念に行いましょう。面接で緊張してしまうと、実力を発揮できず自信がなさそうに捉えられる恐れがあります。
面接では、事前に想定される質問についての答えをいくつか用意しておくのがおすすめ。面接練習を繰り返し慣れておくことで、自信を持って就活できるでしょう。
仕事に活かせる自分の強みをアピールする
就活をする中で、「学歴がないと不利かもしれない」という不安が頭をよぎることがあるかもしれません。しかし、ここで大切なのは、これまでの経験で培った自分の強みを仕事にどう活かせるかを伝えることです。そうすることで、面接官にも「この人と一緒に働きたい」と思ってもらいやすくなります。
自分の強みをうまく伝えられなかった場合、能力や人柄を正しく評価されない可能性があります。そのため、自分の強みを仕事の場面に結び付けて前向きにアピールすることを意識し、就職成功に近づけましょう。
就活で有利になる資格を取得する
大学を中退してやりたい職種がある場合は、就職に役立つ資格取得を目指すのも一つの方法です。面接で目的を達成するために中退したことを説明できれば、ポジティブな印象を与えられるでしょう。
やりたいことを明確するためには、自己分析を行うことをおすすめします。自己分析で価値観や適性を明確にすれば、自分にマッチした企業を見つけやすくなるでしょう。
「大学中退後は資格取得したほうが良い?メリットや有利になる職種を解説」のコラムでは、大学中退者が資格取得するメリットがまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。
就活をスタートさせるなら早めに行動しよう
大学を中退したあとは、なるべく早めに就活をしましょう。空白期間が長くなると、会社からは就労意欲の低下や業務感覚・スキルの低下を懸念され、就職や転職が不利になる傾向があるためです。
年齢が上がってからの就活では、スキルや経験がないと採用されにくくなることも。応募するか迷っていた求人が掲載終了したり、年齢制限があり応募できなかったりすることもあるので、早めに行動することがおすすめです。
大学中退から就職に成功した人の体験談
ここでは、大学中退から就職に成功した人の体験談をご紹介します。「今の自分に自信を持ちたい!」と思っている人、ポジティブな気持ちで就活に向き合いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
T.Mさん(27歳・男性)の体験談
大学を中退し、コーヒーショップに約4年半アルバイトとして勤務した後、スポーツジムのフロントスタッフに。入会手続き対応や見学案内などの業務を担当していましたが、新卒で就職した同級生が着実にキャリアを積んでいる様子や年齢を考えると、少しずつ劣等感を抱くようになり、正社員になるための就活を決意。アルバイトで培った接客経験をアピールし、住宅機器や健康機器、医療機器などの製造・販売を行う企業に、紹介予定派遣で営業職として内定をもらうことに成功しました。
T.Mさんの就活事情については、「周囲との格差に劣等感を抱き、正社員就職に挑戦した3ヶ月」のコラムでインタビュー形式で紹介されています。詳しくはこちらをご覧ください。
参照元
ハタラクティブ
「みんなの就職エピソード」についての記事一覧
大学中退者が求人探しで困ったときの対処法
ここでは、大学を中退した人が求人を探す際に困ったときの対処法を解説しています。自身に合った仕事が見つからないときは、以下の対処法を参考にしてみてください。
求人サイトで条件を絞って検索する
数多い求人の中から自分が応募できる求人だけを探すのは、時間が掛かってしまうものです。大学中退者が求人サイトを利用する際は、条件を絞ることで効率的に探すことができるでしょう。
たとえば、「未経験歓迎」や「学歴不問」に絞って求人を探すと、その条件に適した求人のみ閲覧可能。ピックアップされた応募可能な求人からであれば、自分が興味ある職種を見つけやすくなりますよ。
ハローワークで職業相談を受ける
ハローワークで職業相談を受けることも、自分に合った求人を探す方法の一つです。ハローワークでは、全国の求人を無料で閲覧できるのがメリットといえるでしょう。
また、職業相談では求人紹介以外にも、履歴書の書き方といった選考対策にも対応してくれます。ただし、企業側はハローワークに無料で求人を掲載できるため、ブラック企業が潜んでいることもあることに注意しましょう。
就職・転職エージェントを利用する
大学中退からの求人探しで悩んだら、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめ。就職・転職エージェントとは、求職者の希望に合った求人を紹介する民間のサービスです。
就職・転職エージェントを活用すれば、プロの視点で就活のアドバイスを受けられるため、自分では気づかなかった仕事の探し方やアピール方法を見つけられます。「自分に合った企業が見つからない」「なかなか内定を獲得できない」といった不安を解消できるでしょう。
大学中退者で就活に悩んでいる方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブでは、専属のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、学歴・職歴に応じた就職や転職のサポートを実施しています。
未経験OKの求人も多数保有しているので、一人ひとりに合った求人をご提案できます。応募書類の添削や面接対策、企業とのやり取りもアドバイザーが行うので、安心して就活できるでしょう。
大学中退者の求人探しに関するQ&A
ここでは、大学中退者が抱きやすい不安や疑問をQ&A形式で解決します。求人を探す際に、参考にしてみてください。
大学中退者が資格なしで応募できる就職先はありますか?
資格を持っていない大学中退者が就職できる企業はたくさんあります。
たとえば、ITエンジニアや事務職、販売職といった職種は、特別な資格がなくても採用してくれる企業が多いでしょう。資格がなくてもOKとする求人を探す際は、「未経験歓迎」や「学歴不問」の求人を中心に探してみてください。
大学中退から正社員を目指すのは難しいですか?
大学中退から正社員を目指すことは可能です。
大学中退した理由を説明し入社意欲や明確なキャリアビジョンを伝えれば、正社員として就職できる可能性が高まるでしょう。そのほかの成功するコツは、コラム内の「大学中退者の就活を成功させる5つの方法」を参考にしてみてください。
「大学中退者では就職できないのでは」と不安なときの対処法は?
大学中退から就職できるか不安な場合、ハローワークや就職・転職エージェントといった就職支援サービスを利用しましょう。
就職支援サービスでは、求人紹介以外にも選考対策のアドバイスを受けられます。就職エージェントのハタラクティブでは、一人ひとりに専属のアドバイザーがつき、求人探しから内定まで一貫してサポートするので安心して相談できるでしょう。
大学中退から稼げる仕事に就けますか?
いくら以上を「稼げる」と感じるかは人それぞれなので一概にはいえませんが、大学中退からの就職は可能です。正社員を目指したり、給与に反映されるような資格取得をしたり、スキルアップすることで、給与を上げる可能性を高めることはできるでしょう。
「高卒で手取り20万以上稼げる仕事に就くのは可能ですか?」のお悩み相談に詳しく記載されています。よろしければ参考にしてみてください。
大学中退でも幅広い職種に就ける可能性があるのは分かりましたが、そこからどうやって応募先を絞り込めばいいですか?
応募先を絞り込むにあたり、自分の価値観と合った会社を見つけることが大切になるでしょう。実際に正社員として働いている方が、仕事選びで重視したポイントについて下記のページにまとめられています。ハタラクティブの「若者しごと白書2025 仕事選びで最も重視していること(p24)」を参考にしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
