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フリーターから正社員になるのは難しい?おすすめの職種や就職のコツを解説

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この記事のまとめ

  • 就職意欲をアピールすれば、フリーターから正社員を目指すことは可能
  • フリーターから正社員になるメリットは、収入や雇用の安定が見込めること
  • フリーターの方が正社員就職するのにおすすめの職種には、介護職や営業職がある
  • フリーターの方が就活する際は、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめ

就職したいと考えているものの、「フリーターから正社員になれるのだろうか」と不安を感じている方もいるでしょう。フリーターから正社員になれるという確証がなければ、自信をもって一歩踏み出すことは難しいですよね。

フリーターの方が正社員として就職することは可能です。ただし、就職意欲の低さを懸念されやすいのも事実。企業側の不安を払拭するためには、「志望企業で働きたい理由」や「入社後のビジョン」をしっかりと説明することが大切です。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの太田さんのアドバイスを交えながら、フリーターの方が正社員就職を成功させる方法を解説します。前向きな気持ちで、意欲的に就活に取り組むための参考にしてみてください。

フリーターから正社員になるのは難しい?

フリーターから正社員になることは十分可能ではあるものの、早期退職のリスクや意欲の低さを懸念されやすいという側面もあります。以下でフリーターの就活難易度を解説しているので、ぜひご一読ください。

就職は不可能ではない

フリーターが正社員として就職することは可能です。労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書No.213」をもとに、2021年時点でのフリーターから正社員への就職率を以下にまとめました。

 男性女性男女計
25‐29歳66.7%61.2%63.6%
30‐34歳75.2%63.0%68.5%
合計72.0%62.3%66.6%

引用元労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213図表4‐28(p124)

男女ともに、6割以上の方がフリーターから正社員への就職を成功させていることが分かるでしょう。性別・年齢による就職率の大きな差も見られないことから、フリーターが正社員として就職するチャンスは十分にあると考えられます。

参照元
労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書No.213

そもそもフリーターの定義とは?

厚生労働省の「―平成16年雇用管理調査結果の概況―IVフリーターについて」によると、「フリーターとは、15~34歳の若年者のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者」と定義づけられています。明確な定義はありませんが、学生や主婦といった役割のある方は、こちらの「若年者」には該当しないのが一般的です。

早期退職や意欲の低さを懸念されることもある

フリーターから正社員への就職は可能ですが、早期退職や意欲の低さを懸念されやすいのも事実です。

企業側が求めているのは、長く自社に勤めて成果を挙げてくれる人材。そのため、フリーターのように就業していない期間がある応募者に対しては、「すぐに辞めてしまうのでは」「正社員として働く意欲が低いのでは」という疑問をもって慎重にチェックする傾向があります。フリーターの方が正社員就職を成功させるには、採用側の不安を払拭するような強い就職意欲をアピールする必要があるといえるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中村凌河

中村凌河

経歴よりもポテンシャルを重視してフリーターの方を採用する企業は存在します。就職を成功させるポイントは、これまでの経歴やフリーターになった理由を上手く伝えることです。

わたしたちハタラクティブでは、蓄積された過去のデータをもとにした効果的な面接対策を実施しています。また、ポテンシャルに重点を置いた採用を行っている企業の求人も多く取り扱っているので、ぜひ一度お問い合わせください。

メリット・デメリットで比較!フリーターと正社員の違い

この項では、フリーターから正社員になるメリットとデメリットをご紹介します。それぞれの働き方を比較し、これからの進路を決めるための参考にしてみてください。

フリーターから正社員になるメリット

フリーターから正社員になるメリットとして挙げられるのは、「雇用が安定する」「給与の安定性と昇給が見込める」「手厚い福利厚生を受けられる」など。また、「社会的信用度が上がる」ということにメリットを感じる方もいるでしょう。

雇用が安定する

フリーターから正社員になることで、雇用が安定します。アルバイトは契約期間が決まっている有期雇用であるのに対し、正社員は基本的に定年まで勤められる無期雇用が一般的だからです。

契約が更新されず職を失ってしまう不安から解放されると、長期的なキャリアプランやライフプランを立てやすくなるでしょう。

給与の安定性と昇給が見込める

正社員として就職することで、毎月安定した給与を得られるというメリットもあります。アルバイトが時給制で働いた時間によって給与が変動しやすい一方、正社員の多くは固定給として毎月決まった収入を得ることが可能です。

また、正社員は実績や昇進による昇給やボーナスといった機会にも恵まれています。フリーターより正社員のほうが、収入アップを図りやすいといえるでしょう。

手厚い福利厚生を受けられる

手厚い福利厚生を受けられるのも、フリーターから正社員になるメリットです。正社員として入社すると、社会保険や厚生年金のほか、資格取得手当や住宅手当といった会社が用意したさまざまな福利厚生を受けられます。

非正規雇用の方向けの福利厚生を提供している企業もあるものの、正規雇用の正社員と比較すると種類が限られるのが実情です。

社会的信用を得やすくなる

フリーターから正社員になることで、社会的信用を得やすくなるというメリットも。安定した収入や雇用が望める正社員は、信用があるとみなされやすいようです。

社会的信用度が高いと、クレジットカードやローン審査に通りやすくなるなど、生活面に影響を及ぼします。

フリーターから正社員になるデメリット

フリーターから正社員になるデメリットは、「自由度が減る」「業務上の責任が大きい」「異動や転勤を命じられることがある」などがあります。

自由度が減る

フリーターから正社員になるデメリットの一つが、自由度が減ること。アルバイトはシフト制で自分の好きなときに働けるのに対して、正社員は勤務時間や休日が固定される傾向です。

業種によっては残業や休日出勤が必要な場合もあるため、心身を休める時間を十分に確保できず、「疲れた」と感じる方もいるでしょう。

業務上の責任が大きい

正社員は、非正規雇用の社員よりも大きな責任を負うことが求められます。アルバイトや部下に代わって過失の謝罪をしたり、失敗が許されない大きなプロジェクトの遂行を任されたりと、プレッシャーが掛かる業務にストレスを感じることもあるでしょう。

異動や転勤を命じられることがある

正社員の場合、会社の業績や部署の事情により、予期せぬ異動や転勤を命じられることがあります。自分の意に反して、職場環境やライフスタイルの変更を余儀なくされることは、フリーターにはない正社員のデメリットであるといえるでしょう。

フリーターから正社員になるのにおすすめな6つの職種

フリーターから正社員になるのにおすすめな6つの職種

  • 販売職
  • 営業職
  • 介護職
  • 工場作業スタッフ
  • ITエンジニア
  • 施工管理職

フリーターから正社員になるのにおすすめの職種は、販売職や営業職、介護職など。これらの職種は需要が高いため求人数が豊富で、無資格から挑戦しやすい傾向があります。以下でフリーターの方におすすめの6つの職種とその特徴を解説しているので、ぜひご一読ください。

1.販売職

販売職は、商品を購入しに店を訪れたお客さまの対応をする仕事です。代表的な職種としては、アパレルや食料品店、家電量販店の販売員などが挙げられます。

扱う商品やサービスは多岐に渡るため、多様な業種で必要とされるのが販売職の特徴です。また、資格・経験なしから始めやすい仕事でもあります。「人と接することが好き」「アルバイトでの接客経験を活かしたい」というフリーターの方は、販売職への就職を検討してみてください。

2.営業職

営業職とは、自社の商品やサービスを顧客に提案し、購入・契約につなげる仕事のこと。どの業種においても欠かせない仕事のため求人数が豊富で、未経験者も採用されやすい傾向があります。

新規顧客を開拓する「訪問営業」や「テレアポ」、既存顧客のもとを回る「ルート営業」など、働き方は企業によって異なるため、自分の適性に合ったものを選択すると良いでしょう。

3.介護職

少子高齢化が進む日本において、介護職の需要は非常に高まっています。それと同時に人手不足も深刻化しているため、介護職は未経験のフリーターから挑戦しやすい職種といえるでしょう。

未経験者を歓迎している企業では、入社後の研修制度や資格取得支援制度が充実していることも。働きながらスキルを身につけることで、将来的なキャリアアップを望めます。

4.工場作業スタッフ

工場作業スタッフも、「未経験歓迎」の求人がよく見受けられる職種です。主な仕事内容は、原材料の運搬や格納、製造ラインの管理など。各自の持ち場がしっかりと決められており、ルーティン化された業務が多いという特徴があります。

「一人で作業する仕事に就きたい」「ものづくりに興味がある」といったフリーターの方におすすめです。

5.ITエンジニア

ITエンジニアとは、コンピューターシステムの設計をする仕事のこと。システムエンジニアやサーバーエンジニアなど、担う役割によって名称はさらに細分化されます。

IT業界は、需要の高まりによる人手不足を解消するために未経験者の採用に力を入れているのが特徴です。ITエンジニアの仕事に興味があるフリーターの方は、「未経験OK」「経歴不問」といった条件で求人を検索してみてください。

6.施工管理職

施工管理とは、建設現場全体を管理する仕事のことです。主な業務内容は期限までに工事が完了するようにスケジュールを調整したり、現場で事故が起きないように防止措置をとったりするなど。リーダーシップや管理能力が培われます。

施工管理職の魅力は、自分が携わった建物が形として残る達成感を得られること。実務経験を積むことで、「施工管理技士」の資格を取得することも可能です。建築関係の仕事に興味がある、専門的な知識を身につけたいフリーターの方は、就職を検討してみると良いでしょう。

フリーターから正社員になるには?具体的な4つの方法

フリーターから正社員になるには?具体的な4つの方法

  • 求人サイトで「未経験歓迎」の条件で検索する
  • 正社員登用制度を利用する
  • ハローワークで相談する
  • 就職・転職エージェントを活用する

フリーターから正社員になるには、「求人サイトで未経験者向けの求人を探す」「正社員登用制度を利用する」「ハローワークで相談する」などの方法があります。また、就職・転職エージェントに問い合わせてプロのサポートを受けてみるのも一つの手です。

1.求人サイトで「未経験歓迎」の条件で検索する

求人サイトで「未経験歓迎」の条件で調べると、フリーターの方がエントリーしやすい求人を見つけられるでしょう。一定のスキルや経験が求められる中途採用者向けの求人では、空白期間のあるフリーターの方は不利になる可能性が高いため、未経験者を積極採用している企業に焦点を当てるのがベターです。

パソコンやスマートフォンなどからいつでも手軽にアクセスできることが求人サイトのメリット。また、求人情報は日々更新されるため、隙間時間にこまめにチェックしておくことをおすすめします。

2.正社員登用制度を利用する

アルバイト先の正社員登用制度を利用してフリーターから正社員へのキャリアアップを目指す手もあります。職場環境や業務内容がすでに分かっているアルバイト先で正社員になれることが、正社員登用制度のメリットです。企業側にとっても、人材育成に掛ける時間やコストを減らせる点は魅力的でしょう。

ただし、どの企業でも正社員登用制度が利用できるというわけではありません。現在のアルバイト先には制度が導入されているか、また、どの程度の登用実績があるかを確かめておくことが大切です。

3.ハローワークで相談する

ハローワークとは、国が運営する公共職業安定所のこと。求人情報の検索だけでなく、窓口では就職・転職活動に関する相談ができます。

そのほかに、ハローワークでは、就職に役立つスキルを学べる職業訓練への申し込みも可能です。職業訓練の内容や定員、実施期間などは施設ごとに異なるので、まずは現在住んでいる場所から通えるハローワークを調べてみると良いでしょう。

4.就職・転職エージェントを活用する

正社員を目指すフリーターの方には、就職・転職エージェントの利用もおすすめです。就職・転職エージェントとは、専任のアドバイザーが仕事探しや選考対策をサポートしてくれるサービスのこと。就職市場や企業の情報に精通したプロからのアドバイスを受けながら就活を進められるのがメリットです。

「看護系職種専門」や「中途採用者向け」など、扱う職種や対象者はエージェントごとに異なります。フリーターの方は、「未経験歓迎」の求人を多数扱う就職・転職エージェントを利用することで、就職の成功率アップを図れるでしょう。

いつまでに就職するか期限を決めておこう

「△△月までに就職する」というように、就活の期限を決めておくのも効果的です。決まった期間内に集中的に活動することで、ダラダラと就活が長引くリスクが低下します。先に期限を決めることで、「○日までにエントリーして、□日までには応募書類を作成して…」というように、スケジュールも立てやすくなるでしょう。

フリーターから正社員就職を成功させるためのコツ

フリーターから正社員への就職を成功させるコツは、「思い立ったらすぐ行動する」「自己分析を徹底する」「意欲が伝わる志望動機を考える」などです。以下で4つのコツを解説しているので、参考にしてみてください。

思い立ったらすぐに行動に移す

フリーターの方が「就職したい」と思い立ったら、すぐに行動に移すことをおすすめします。年齢が若いうちは、経歴やスキルよりもポテンシャルや柔軟性を重視されて未経験職種で採用される可能性が高いからです。

フリーターのまま30代、40代と年齢を重ねてからいざ就職しようとすると、スキルのある経験者や20代の若い人材と比較されて不利になってしまうことも。就職へのモチベーションが高まっているうちに行動を始めましょう。

自己分析を徹底して就活の軸を決める

就活をする際は、自己分析を徹底して就活の軸を決めることも大切です。自己分析とは、これまでの経験を振り返って、自分の能力や興味、価値観などを把握する作業のこと。自分はどのような仕事に就きたいのか、将来的にどうなりたいのかを考えることで、就活の軸が定まります。

就活の軸が決まることで求人選びがしやすくなり、志望動機や自己PRの内容も考えやすくなるでしょう。

志望動機で就職意欲をアピールする

フリーターの方が志望動機を考えるときは、就職意欲が伝わる内容になるよう意識しましょう。前述したように、企業側は応募者の経歴に空白期間があると「正社員として働く意欲はあるのか?」という疑念を抱きがちです。

そのため、企業側の不安を払拭するために、志望動機では、あなたがなぜその企業を選んだのか、そして入社後はどのように貢献するつもりなのかを明確に伝える必要があります。「就職したい」「正社員として長く働きたい」という意欲が伝われば、フリーターの経歴を問わず採用される可能性は十分にあるでしょう。

フリーターになった理由を説明できるようにする

フリーターになった理由を説明できるようにしておくことも、就職成功のためのコツです。就活面接でよくあるのが、「なぜフリーターになったのですか?」という質問。企業側は、この質問の回答から、応募者の「仕事に対する姿勢」を確認したいと考えています。

「なんとなくフリーターになった」という曖昧な回答は避け、企業側に納得してもらえるような明確な理由を述べましょう。さらに、フリーターになった経緯を説明したうえで、フリーター期間中にどのような経験をして何を学んだのかを具体的に伝えられると、より良い印象を与えられます。

正社員を目指したいとお考えのフリーターの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒やフリーターといった若年層を対象とした就職・転職エージェントです。専任のアドバイザーがあなたの希望や将来のビジョンをしっかりと伺ったうえで、ぴったりのお仕事をご紹介します。応募書類の準備や面接対策などもサポートしますので、一人で就活を進めるのが不安な方も安心です。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

フリーターから正社員を目指す際によくある疑問Q&A

ここでは、フリーターから正社員を目指す際によくある疑問をQ&A形式で解決します。

フリーターは正社員になれないって本当?

フリーターから正社員になることは可能です。

求人サイトで「未経験歓迎」「経歴不問」などの条件で検索すれば、フリーターの方がエントリーしやすい求人に出会えるでしょう。未経験者の採用を積極的に行っている企業では、入社後の教育制度が充実している傾向があるため、未経験・資格なしからのスキルアップが望めます。

フリーターと正社員はどっちがいい?

フリーターと正社員のどちらを「良い」と捉えるかは、ライフスタイルや就業意欲、将来設計などにより異なるでしょう。

たとえば、「収入をアップさせたい」「将来的に家族をもちたい」とお考えの方には、収入や雇用が安定している正社員のほうがおすすめです。このコラムの「メリット・デメリットで比較!フリーターと正社員の違い」でフリーターから正社員になるメリットとデメリットをご紹介しているので、それぞれを比較して、自分に合った働き方はどちらなのかを考えてみてください。

フリーターが目指すのにおすすめの業種は?

フリーターの方が目指すのにおすすめの業種としては、「介護業界」や「IT業界」などが挙げられます。

これらの業種はニーズが高く、人手不足を解消するため未経験者を歓迎する傾向です。とはいえ、無条件で採用されるわけではありません。就活を成功させるためには、「就職したい」という意欲をしっかり伝えることが大切です。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube