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高卒フリーターはやばいって本当?就職活動を成功に導くポイントを解説!

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この記事のまとめ

  • 高卒フリーターから正社員への就職は十分可能なので、前向きに就職活動に取り組もう
  • 高卒フリーターの就職が不利といわれるのは大卒者よりも応募できる求人が限られるから
  • 高卒フリーターから正社員になると、雇用や収入の安定が見込める
  • 高卒フリーターは、人手不足の業界や未経験から挑戦できる仕事に目を向けてみよう

高卒フリーターから正社員として就職したいと思いつつも、上手くいくか分からず一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。就職活動には、前向きな気持ちで臨みたいですよね。

意欲の低さを懸念されがちだったり、学歴によって応募できない求人があったりするものの、高卒フリーターから正社員になることは十分に可能です。フリーターになった理由や空白期間中の行動をしっかり説明したうえで、働きたいという熱意を示せば、企業側の不安は払拭できます。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えながら、高卒フリーターが就職を成功させるための方法をご紹介します。しっかりと対策をして就職活動に臨みたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

高卒フリーターも正社員として就職できる!

高卒フリーターの方が正社員として就職する道は存在します。経歴をマイナス要素として考えることなく、自信をもって就職活動に臨みましょう。

この項では、具体的な数字を用いて、高卒フリーターの就職が不可能ではない理由を解説します。就職活動が上手くいくか不安に思っている方はぜひご一読ください。

フリーターから正社員になった人の割合

高卒フリーターから正社員になれる確率は決して低くありません。具体的なデータを、「年齢別」「学歴別」に詳しく見ていきましょう。

年齢別

独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No. 213 2022」によると、20代後半から30代前半までのフリーターが正社員になれた割合は、60%以上と高い数値です。年齢別・男女別の具体的な数値は以下をご覧ください。

年齢男性女性男女計
25~29歳66.7%61.2%63.6%
30~34歳75.2%63.0%68.5%

引用元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No. 213 2022(p124)

上記の表によると、すべての年齢において、60~75%程度の人がフリーターから正社員への就職を成功させていることが分かります。「高卒フリーターは就職できない…」と悲観し過ぎないようにしましょう。

学歴別

次に、同調査をもとに、フリーターの就職率を学歴別にまとめました。下記をみると、学歴が大卒・大学院卒に近いほど正社員になれた割合が高まることが分かります。

学歴正社員になれた割合
高卒57.4%
専門学校・短大・高専卒67.6%
大学・大学院卒72.8%
中卒・高校中退48.1%
高等教育中退61.2%

引用元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No. 213 2022(p126)

大卒者と比べて、高卒フリーターの転職成功率がやや低い傾向にあるのは事実です。しかし、高卒者が正社員になれないわけではありません。「6割近い人が高卒フリーターから正社員への就職を成功させている」とポジティブに考えましょう。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―

19歳の高卒フリーターの就職難易度は?

19歳の高卒フリーターは、20代以降のフリーターよりも就職しやすい可能性があります。企業が求めているのは、長く自社で働きながら成果を挙げてくれる人材。そのため、経歴よりも19歳という若さや将来性を重視して採用したいと考える企業は多いと考えられます。自信をもって就職活動を進めましょう。

高卒フリーターが就職に不利になるといわれる理由

ここでは、「高卒フリーターは就職で不利」といわれる理由を3つ解説します。

1.「正社員として働く意欲が低い」と思われやすいから

高卒フリーターが「就職で不利」といわれるのは、正社員として働く意欲の低さを不安視されやすいからです。たとえば、応募者が高校卒業後に一度も就職したことがないのであれば、企業側は「そもそも正社員になりたいと思っているのか?」と疑問を抱くでしょう。

企業側は、就職後に自社に貢献してくれる人材を採用するために、選考では応募者の本気度をチェックしています。そのため、高卒フリーターの方は、これから正社員としてスキルを身につけたりキャリアを積んだりしたいという意欲を示し、企業側の不安を払拭することが大切です。

2.卒業後の空白期間を不安視されるから

就職していない空白期間があることも、高卒フリーターの就職が難しいといわれる理由の一つ。高校卒業後、就職せずにフリーターとして過ごした期間が長いほど、就職意欲の低さを懸念されやすくなります。

とはいえ、空白期間がすべてマイナスに評価されるわけではありません。企業側は、応募者がこの期間をどのように過ごしたかを重視します。「アルバイトでスキルを身につけた」「資格取得に励んだ」など、自分が取り組んだことを具体的に説明しましょう。

「なんの目標もなく過ごしてしまった…」という場合も、選考では正直に伝える必要があります。空白期間を目的なしに過ごした反省と、これからは正社員として仕事に打ち込みたいという意気込みを伝えましょう。

3.学歴により応募できる求人が限られるから

企業によっては、応募条件を「大卒以上」としていることがあるため、高卒者は大卒者に比べて応募できる求人が限られる傾向にあります。

そのため、高卒フリーターの方は広い視野で仕事探しをすることが大切です。働き方や条件にこだわり過ぎてしまうと、選択肢をさらに狭めてしまいかねません。業界や職種などさまざまな情報に目を通して、自分にぴったりの仕事を見つけましょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

高城綾香

高城綾香

学歴によって応募できる求人が限られると聞くと、「高卒の経歴で就職できるだろうか…」と不安になってしまいますよね。私たちハタラクティブは、就職活動に不安を感じている方が就職を成功させるためのお手伝いをしています。

あなたの経歴やこれまでの経験を踏まえたうえでの求人紹介はもちろん、将来のビジョンを叶えるためにはどうすれば良いのか、具体的な対策をお伝えできますよ。

高卒フリーターが正社員として就職するメリット

高卒フリーターが正社員として就職するメリット

  • 雇用や収入が安定する
  • 社会的信用を得やすくなる
  • キャリアアップを望める

ここでは、高卒フリーターが就職するメリットを3つご紹介します。

1.雇用や収入が安定する

フリーターから正社員になることで、雇用が安定するというメリットがあります。アルバイトやパートといった非正規雇用社員は契約期間が決まっているのに対して、正社員は雇用期間の定めのない終身雇用が基本だからです。

また、正社員になれば、毎月の給与にも安定感が出るでしょう。以下は、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」をもとにまとめた、正社員と非正規雇用者の給与額の違いです。

年齢正社員非正規雇用者
20~24歳22万1,000円19万6,200円
25~29歳25万5,900円21万2,300円
30~34歳28万8,400円21万5,500円
35~39歳32万3,500円21万3,300円
40~44歳34万7,500円21万7,600円
45~49歳36万6,300円21万2,800円
50~54歳38万7,500円21万1,900円

引用元:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(6)雇用形態別にみた賃金

正社員の給与が年齢とともに高くなる一方で、非正規雇用者の給与はほぼ横ばい状態であることが分かります。さらに、正社員は非正規雇用者よりも昇給やボーナス受給の機会に恵まれている点もメリットです。雇用や収入が安定することで、生活設計も立てやすくなるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

2.社会的信用を得やすくなる

高卒フリーターから正社員になることで、社会的信用も得やすくなります。正社員という肩書は、一定の社会的地位を示すものであり、信用力の証明にもなり得るからです。

社会的信用度が高いと、クレジットカードやローンの審査にも通りやすくなります。将来的に車や住宅などの購入を考えている方は、正社員として就職しておいたほうが計画をスムーズに実行できるでしょう。

3.キャリアアップを望める

フリーターから正社員として就職することで、自身のスキルや技術を磨く機会が増え、キャリアアップを望めます。非正規雇用社員であっても一定のスキルを得ることは可能ですが、任される仕事の範囲やレベルは正社員と比較すると限定されるのが実情です。

正社員として責任のある業務に携わることが、自己成長につながります。専門的な技術や高度なスキルを身につければ、即戦力を欲している企業に高待遇で転職することもできるでしょう。

高卒フリーターが就職しない末路は?

就職しないまま高卒フリーターを続けると、十分な貯蓄ができずに生活が不安定になったり、結婚や子育てといったライフプランの実現が難しくなったりする可能性があります。また、若いときは長時間働いて正社員と同等の収入を得られても、年齢が上がって体力が落ちると同じように働くことが難しくなるでしょう。自分の将来を見据え、選択肢が多いうちに行動を起こすことが大切です。

高卒フリーターが就職するのにおすすめの職種

高卒フリーターの方におすすめなのは、「人手不足で人材を欲している業界」や「未経験から始めやすい仕事」です。以下に、高卒フリーターが就職するのにおすすめの職種をいくつか挙げているので、参考にしてみてください。

介護職

高齢化が進む日本においては、介護職の需要は増加傾向にあります。意欲の高さを示せば、経歴を問われずに採用される可能性が高いでしょう。

また、無資格から働き始められる現場が多く、仕事をしながら資格取得や専門知識を身につけられるため、高卒フリーターの就職におすすめです。

営業職

営業職は、業界の種類を問わず必要なポジションのため、求人数が多いのが特徴です。

資格は必須ではないため高卒フリーターから目指しやすいものの、コミュニケーション力や柔軟性が重視されます。また、結果が具体的な数字で表れ、評価される仕事です。「人と接するのが好き」という方や、常に目標に向かって意欲的に働きたいという方は、就職を検討してみてはいかがでしょうか。

事務職

事務職も、必須の資格はないため、高卒フリーターから挑戦しやすい職種です。主な業務内容は、書類作成や電話対応、備品の管理など。PC操作に自信があり、組織の運営を裏から支える役割に興味がある方に向いているといえます。

接客・サービススタッフ

接客・サービススタッフも資格なしで始められる仕事の一つ。主な職種としては、飲食店のスタッフや小売店の販売員、商業施設の受付係などが挙げられます。業界も多岐にわたるので、間口が広いのも高卒フリーターからの就職におすすめな理由です。

人と接することが好きな方や、働きながら商品やサービスに関するスキルを身につけたい方に向いているでしょう。

IT系職種

IT業界は、需要の高まりに伴って人材不足が続いており、未経験者を積極的に採用する企業も少なくありません。なかには、入社後にスキル取得のための研修制度を設けている企業もあるようです。

IT系職種の具体例としては、プログラマーやシステムエンジニアなどが挙げられます。プログラミングやIT系サービスの開発などに興味がある高卒フリーターの方は、就職を検討してみると良いでしょう。

運送・物流系職種

ネット通販の普及で物量が増え、人材不足が深刻化している業界です。スキルや経験を問わない求人が多いため、高卒フリーターの方に向いているといえます。

ただし、ドライバー職は普通自動車第一種運転免許をもっていることが応募条件となっていることが多いため、事前に確認しておきましょう。

建設系職種

職人の高齢化や、再開発ラッシュによる工事の増加などにより、建設業界でも人手不足は深刻な状況が続いているようです。若い人材を採用したいと考える企業は多く、「経歴不問」「未経験歓迎」の求人も多く見受けられます。

建設系の職種として挙げられるのは、施工管理や設計、大工など。働きながら建築関係の専門知識を身につけたいという高卒フリーターの方におすすめです。

高卒フリーターから公務員を目指せる?

高卒フリーターから公務員を目指すことは可能です。公務員になるためには、公務員試験に合格する必要があるものの、学歴による制限はないため、高卒フリーターの方も受験できます。

高卒フリーターが就職活動する際の3つのポイント

高卒フリーターが就職活動する際の3つのポイント

  • 自己分析や企業研究をしっかり行う
  • 完成度の高い応募書類を用意する
  • 面接対策を徹底する

高卒フリーターが就職活動をする際は、自己の魅力を存分にアピールするための準備をしっかりと行うことが大切です。ここでは、就職成功に導くためのポイントを3つご紹介します。

1.自己分析や企業研究をしっかり行う

就職活動を始める際は、まず自己分析を行いましょう。自己分析とは、自分自身の長所や短所、得意とすることや興味のあることなどを把握するための作業です。能力や願望を明確にすることで就職活動の方向性が決まり、自分に合った仕事を見つけやすくなります

また、応募予定の企業の事業内容や特色などを調査する企業研究も欠かせません。志望企業のことを深く知り、自分がそこで働くイメージを具体的に捉えましょう。自己分析の結果と照らし合わせて、自分の強みがその企業でどのように発揮できるかを考えて、選考でのアピールに活かすのも効果的です。

2.完成度の高い応募書類を用意する

応募する企業が決まったら、履歴書や職務経歴書を用意しましょう。応募書類は、企業があなたのことを最初に知る手段です。次の選考に進めるかどうかは、応募書類が与える印象に掛かっています。

「誤字脱字に気をつける」「学校名や資格名は正式名称で書く」といった基本的なマナーだけでなく、内容にも気を配りましょう。志望動機や自己PRには「なぜその企業を選んだのか」「どのように貢献できるのか」などの要素を盛り込み、応募先の企業で働きたいという強い意志を伝えることが大切です。

3.面接対策を徹底する

面接に進むことが決まったら、事前にしっかりと対策しておきましょう。面接は、自己を直接アピールできる最大の機会です。聞かれる確率の高い「高校卒業後フリーターになった理由」や、「空白期間の過ごし方」などの質問に対する回答はあらかじめ用意しておきましょう。

また、面接時には身だしなみや言葉遣い、振る舞いなども見られています。清潔感を意識して服装や髪型などを整え、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。また、当日になって焦ることがないよう、面接でのマナーは前日までに把握しておくことをおすすめします。

就職エージェントに相談するのも一つの手

就職を成功させたい高卒フリーターの方は、就職エージェントに相談してみる手もあります。就職エージェントとは、企業の求人情報を提供するだけでなく、求職者の自己分析や面接対策などもサポートしてくれるサービスです。「一人で就職活動を進めるのが不安…」という方は、利用を検討してみると良いでしょう。

高卒フリーターから正社員として就職したいとお考えなら、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒や既卒、フリーターといった若年者を対象とした就職エージェントです。

専任のアドバイザーがあなたの経歴や将来のビジョンをしっかりとヒアリングしたうえで、ぴったりのお仕事を紹介いたします。応募書類の添削や面接対策、企業との連絡代行なども行っているので、「一人で就職準備を進めるのは難しい」「初めての就職活動で不安…」とお悩みの方は
ぜひご利用ください。

高卒フリーターの就職活動に関するQ&A

ここでは、高卒フリーターの方の就職活動に関する疑問を、Q&A方式で解決していきます。

「高卒フリーターは終わり」といわれるのはなぜ?

「高卒フリーターは終わり」といわれることがあるのは、大卒者よりも応募できる求人が限られたり、空白期間にマイナスイメージをもたれがちだったりすることが原因のようです。
とはいえ、高卒フリーターからの就職が無理なわけではありません。本人の努力と適切なアプローチによって、高卒フリーターから正社員として就職できる可能性は十分にあります。

24歳の高卒フリーターから正社員になれる?

24歳は若さやポテンシャルを買われる可能性が高い年齢のため、正社員として働くチャンスは十分に存在します。
年齢は就職活動において考慮すべき一つの要素ですが、こだわり過ぎると選択肢を狭めかねません。まずは、自分の夢や目標を叶えることを第一に考えましょう。

英語を使う仕事を目指す場合は留学するべき?

英語を使う仕事を目指す場合、留学は有効な選択肢ではあるものの、唯一の道ではありません。
英会話スクールや資格の取得など、日本国内でも英語を身につけられる環境は存在します。就きたい仕事で求められる英語のレベルや、掛けられる費用や時間などを考慮して、最適な方法を選択しましょう。

高卒フリーター向けの就職活動のやり方は?

まずは、自分自身のスキルや経験、適性に合う仕事を見つけることから始めましょう。
求人情報誌や就職サイトなどで多様な職種の求人に目を通し、可能性を追求することが大切です。また、「フリーターになった理由」や「フリーター期間中の過ごし方」などをしっかりと説明できるように、準備をしておく必要があります。一人で準備をするのが不安な方は、就職エージェントの利用を検討してみると良いでしょう。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube