この記事のまとめ

  • フリーターの一人暮らしは経済的にに厳しさを感じ「きつい」となることも多い
  • 経済的な余裕や将来のことを考えるなら、フリーターから正社員就職がおすすめ
  • 一人暮らしを始める前に収支と支出のバランスを把握しておこう
  • 一人暮らしの生活費だけでなく、初期費用の相場についても知っておこう

「フリーターで一人暮らしはきつい?」「少しでも余裕がある生活がしたい」と悩んでいるフリーターの方も多いのではないでしょうか。

公的データによると、単身世帯の平均生活費は月約17万円。一方、フリーターの手取りは月約16万円程度と言われており、地域によっては一人暮らしが叶わないこともあるでしょう。

このコラムでは、フリーターが一人暮らしを始める前に知っておくべき費用や節約術を、キャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスとともに詳しく解説します。一人暮らしを検討中のフリーターの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フリーターで一人暮らしはきつい?余裕?

フリーターで一人暮らしをすることは可能ですが、収入と支出のバランスによっては生活がきつくなる場合があります。少しでも余裕をもって生活したい人は、実際に一人暮らしを始める前に、自分の収入と必要な生活費をしっかり計算しておきましょう。

フリーターの平均収入

厚生労働省の「平成14年度から令和6年度までの地域別最低賃金改定状況」によると、2024年度の東京の最低賃金は1163円とされています。時給1163円で月22日間を1日8時間で働き、ボーナスを含まない場合の月収と年収は以下の金額になるでしょう。

  • ・月収:20万4688円
  • ・年収:245万6256円(月収×12ヵ月)

なお、上記の金額から社会保険や税金などで約2割が引かれるため、実際に受け取れる手取りの金額は月に約16万円、年間で約197万円となるでしょう。

上記から、時給が1000円前後のフリーターの年収の目安は、約200万円になると分かります。東京の最低賃金は全国でも高額なほうなので、働く地域によっては目安の金額より少なくなる可能性がありますね。

フリーターの月収・手取りについては「フリーターの手取りはどれくらい?計算方法や正社員の収入との違いを解説」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
地域別最低賃金の全国一覧

一人暮らしにかかる費用

一人暮らしには、家賃を中心にさまざまな生活費が必要となります。総務省統計局の家計調査報告(2024年)によると、単身世帯の1か月あたりの生活費は、約17万円とされています。

先述したとおり、フリーターの手取りは1ヶ月約16万円のため、家賃を抑えたり、節約したりしても余裕がなく「きつい」となる可能性も。フリーターが一人暮らしをするためには、収入に見合った支出計画が重要になってきます。

なお、家賃の目安は、手取り金額の30%が一般的とされています。そのため、手取り16万円のフリーターが一人暮らしする場合、4万8000〜5万円の物件が妥当といえるでしょう。

参照元
総務省統計局
家計調査 2024年(令和6年)平均 (2025年2月7日公表)

生活に余裕が出ない理由

フリーターの一人暮らしに余裕が出にくい理由として、収入の不安定さが挙げられます。シフト制の仕事が多いフリーターは、勤務時間や日数が月によって変動しやすく、収入が安定しないことがあります。

また、正社員と比べて福利厚生が充実していないことも理由の一つ。正社員になると、法定外福利厚生として、家賃手当や役職手当がもらえることがあります。

さらに、キャリアアップや昇給の機会が限られていることも挙げられます。多くのアルバイトやパート職では、長く働いても時給が大幅に上がることは少なく、収入の上限が見えやすいのが現状です。そのため、生活水準を上げていくことが難しく、常に節約を意識した生活を強いられがちになるでしょう。

将来への不安から貯金したいと思っても、収入の大部分が生活費に消えてしまい、なかなか貯蓄に回せないというのも、余裕のない生活を感じさせる要因となっています。

正社員への就職は早めに検討しよう

アルバイトで生計を立て続けるのは20〜30代のうちはできますが、それ以降になると「生活費が上がるのに対して賃金が変わらない」「アルバイトとして採用されにくくなる」など、かなり厳しい現実が待っていることも。
厳しい状態に直面してから正社員採用を受けても、「年齢に即した経験やスキルが足りない」「ポテンシャルに不安がある」といった理由から採用されにくい可能性もあるでしょう。 将来的なことも加味し、早い段階で正社員として就業しておくことが、経済的な部分でも大事だといえます。

フリーターが一人暮らしを始める前に感じる不安

フリーターが一人暮らしを検討する際、多くの不安を抱えるのは自然なことです。経済的な不安から始まり、入居審査や親の扶養からの独立まで、さまざまな課題が浮かび上がりますよね。

これらの不安は、事前に正しい知識を得て準備することで、ある程度軽減できます。一人暮らしを始める前に、自分の状況を客観的に分析し、必要な準備を整えておきましょう。

生活がきつくなるのか

フリーターで一人暮らしを始めると、確かに生活面での苦労は増えるかもしれません。収入に対して支出が多くなり、自由に使えるお金が減るため、これまでの生活スタイルを維持できなくなることがあるでしょう。

しかし、きつさを感じる度合いは人それぞれ。たとえば、月収18万円で家賃5万円の物件に住む場合、残りの13万円で他の生活費をやりくりすることになります。食費や光熱費、通信費などの必須経費を差し引くと、自由に使えるお金はかなり限られてくるでしょう。

それでも、自分のライフスタイルに合わせた節約術を身につけることで、一人暮らしを楽しむこともできます。たとえば、自炊を基本にして外食を減らす、不要な定額サービスを見直す、中古品を上手に活用するなど、工夫次第で生活の質を保ちながら支出を抑えられますよ。

入居審査が通るか

一人暮らしの賃貸契約をするときは、入居審査に通過する必要があります。フリーターに限らず部屋を借りたい場合、入居審査に通過しないと賃貸物件を契約することはできません

入居審査は、収入を確認し家賃を支払う能力があるか、トラブルを起こす心配がないかなどを確認することが目的。フリーターのように安定した収入が見込めない場合、保証人を立てる必要もあるでしょう。

ただし、長く勤務している、大手企業に勤務しているといった場合、収入が不安定でも審査を通過できることも。家賃額を下げたり、保証会社を利用したりすることも審査に通りやすくなる方法といえます。フリーターの入居審査については「フリーターが賃貸物件を借りるには?入居審査を通過するコツを解説!」のコラムで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

扶養から外れるのか

一人暮らしをすること自体が扶養から外れる条件ではありません。親の扶養から外れるかどうかは年間の収入額によって決まります。親の扶養に入るための条件は、年間収入が103万円(所得税)または130万円(社会保険)以下であることが基本です。

つまり、一人暮らしをしていても、これらの金額を超えなければ扶養に入ったままでいられます。ただし、一人暮らしをするためには、ある程度まとまった収入が必要なため、実際には扶養の範囲内で生活することは難しい場合が多いでしょう

扶養から外れると、自分で健康保険や年金に加入する必要があり、その分の負担が増えます。扶養から外れるかどうかの判断は、自分の収入状況と将来設計をよく考えて決めることが大切です。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

荒井幹太

荒井幹太

記事内で触れたとおり、一人暮らしにおいて必要な生活費は約17万円(総務省統計局2024年「家計調査」調べ)というデータがあります。実際にフリーターの状態でアルバイトなどの給与だけで、生活を賄うのは厳しい部分が多いでしょう。

アルバイトで生計を立て続けるのは20〜30代のうちはできますが、それ以降になるとかなり厳しい現実が待っていることも。 将来的なことも加味し、早い段階で正社員として就業しておくことが、経済的な部分でも大事だといえます。

フリーターは知っておこう!一人暮らしを始めるときに必要なお金

フリーターで一人暮らしをしたいときに、把握しておきたい費用をまとめました。一人暮らしにかかる費用を準備する際には、以下を参考にしてみてくださいね。

  • 引っ越しにかかる費用
  • 部屋を借りるための費用
  • 生活用品を揃える費用

 

1.引っ越しにかかる費用

一人暮らしを始めるときにかかる費用として、引っ越し費用があります。引っ越し費用は、荷物量や移動距離、時期によって異なるでしょう。

引っ越し業者によっては、一人暮らし向けのサービスを展開している企業もあります。依頼する業者によって価格やプラン内容が異なるので、内容が合った費用を抑えられるプランがあるか調べてみましょう。

引っ越しをする時期にこだわりがなければ、引っ越し業者の繁忙期を避けて依頼することをおすすめします。引っ越し業者の繁忙期は、入学や入社、転勤などが多い3〜4月。同条件の引っ越しでも繁忙期に依頼すると、2倍以上に料金が上がる可能性があるので注意が必要ですよ。

2.部屋を借りるための費用

部屋を借りるための費用だけでも、さまざまなものがあります。以下に、部屋を借りるために必要な費用をまとめました。

敷金・礼金

一人暮らしをするときは、賃貸を契約する物件ごとに敷金・礼金が必要となるのが一般的です。敷金や礼金は物件によって金額が異なり、なかには、敷金・礼金の一方やどちらも不要という物件もあるので契約前に確認しましょう。

敷金とは、退去時に部屋を修繕する費用に当てられるもの。入居時に敷金として、家賃の約1〜2カ月分を支払いますが、退去時に修繕費を差し引いた額が戻ってきます。

礼金とは、家主への感謝の意を表すものです。相場は家賃の1〜2ヵ月分で敷金と同じですが、退去時には戻ってきません。

前家賃

契約時には敷金・礼金のほかに、前家賃を支払うことが多いでしょう。前家賃とは文字通り、契約時に翌月分の家賃を前もって支払うことを指します。

前家賃の相場は物件や管理会社によって異なりますが、1〜2ヵ月分が一般的なので忘れずに確認しましょう。

仲介手数料

仲介手数料とは、物件を紹介してくれた不動産業者に払う費用です。これも引っ越しする際にかかる、大きな費用の一つとして覚えておきましょう。

仲介手数料は、家賃の半月〜1ヵ月分に消費税が加算された金額が相場。仲介手数料と家賃は比例しており、家賃が安いほど仲介手数料も安く、家賃が高いほど仲介手数料も高くなるでしょう。

火災保険料

部屋を借りるときには、火災保険の加入も必要になります。一人暮らしをするなかで火災や水漏れといったトラブルに備え、加入しておいたほうが安心ですね。

火災保険の加入は任意ですが、一人暮らしをする際には1万円前後の損害保険に加入することをおすすめします。

ライフライン費

毎月必ずかかるライフライン費用を把握しておきましょう。総務省統計局の家計調査(2024年)によると、単身世帯の光熱・水道費用は年間で153,800円とされています。

内訳は、以下のとおりです。

  • 電気代…81,074円
  • ガス代…都市ガス21,818円、プロパンガス14,859円
  • 水道代…27,386円

上記は年間の支出額なので、月平均は約12,800円。また、電気・ガス・水道の開栓は基本的に無料ですが、場合によっては有料となることもあるので、事前に確認しておきましょう。

参照元
総務省統計局
家計調査 2024年(令和6年)平均 (2025年2月7日公表)

3.生活用品をそろえる費用

一人暮らしをするために、新たな生活用品を揃える費用も必要ですよね。新生活をスタートさせるのに最低限必要なものをまとめました。

  • 寝具
  • テーブル
  • カーテン
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • 洗濯機
  • テレビ
  • キッチン用品
  • 洗濯ハンガー、収納ケースなどの日用品

上記にはありませんが、冷蔵庫や照明、エアコンなどは備え付けてある物件もあるので、事前に確認しましょう。すべてを一気にそろえるのが難しい場合は、優先順位を考えながら準備してみてください

また、物件によっては鍵の交換費用や害虫駆除代を入居時に請求されることも。一人暮らしを始める際には、予想外の出費に対応できるよう多めに費用を準備することをおすすめします。

生活費を抑える方法として、シェアハウスという選択肢も!

シェアハウスとは、キッチンやリビング、お風呂、トイレなどの水回りを共有し、個室で生活する居住形態です。家賃や光熱費などの費用を複数人で分担するため、一人暮らしよりも費用を抑えることができます。家具家電付きの物件も多く、初期費用を抑えたい人にもおすすめですよ。

フリーターの一人暮らしで使える節約術5選

ここでは、フリーターが一人暮らしをするうえで、使える節約術を5つご紹介します。

収入と支出のバランスをしっかりと管理し、節約に工夫を凝らすことで余裕を持って一人暮らしをすることができますよ。

1.固定費の見直しをする

一人暮らしで節約する場合は、固定費の見直しが効果的です。固定費は、毎月必ず出ていく費用なので、自分で見直さないと支払う金額が減ることはありません。家賃以外の固定費である、水道光熱費やガス、通信費や保険料などから、見直す必要があるのか確認してみましょう。

たとえば、通信費を抑えたい場合は、現在の支払額と契約内容を確認します。他社のプランと比較し、支払額が少なく乗り換えても問題ないものがあれば契約し直すのも方法の一つですね。

そのほかにも、電気の使用アンペア数を減らすと基本料金が安くなるものもあります。普段使用している電力を把握し、適切なアンペア数に変更するのも効果的です。

ただし、節電したいからといってアンペア数を下げ過ぎると、ブレーカーが落ちることがあるので注意しましょう。

2.外食を控えて自炊する

外食の回数が多いとコストがかかるので、自炊をすることで食費を大幅に節約できます。無理に毎日自炊をする必要はなく、まずは週に何回かから始めると良いでしょう。

時短レシピを調べたり、作り置きをしたりして継続することが大切ですよ。

3.節電・節水を心掛ける

一人暮らしに限らず基本的な節約術として、光熱費の節約を心掛けると良いでしょう。電気や水道、ガスの使用を抑えることで、支出を減らすことが可能です。

たとえば、電気をこまめに消す、シャワーの時間を短くするなど、細かい部分での節約も効果的。冷蔵庫に食べ物を詰め込み過ぎないことも、節電につながります。

また、冷蔵庫は壁から少し離して設置することで放熱スペースができ、省エネ効果も期待できます。節電・節水を習慣化できれば、大きな節約につながるでしょう。

4.不要な家電は買わない

無駄な出費を抑えるために、一人暮らしで使用する家電は最小限に留めましょう。不必要なものを購入することは、財布に大きな負担をかけます。

広い部屋でなければ、掃除機ではなくフロアワイパーやモップ、粘着クリーナーで代用することも可能。お金をかけずに、部屋の清潔感を保つ方法を工夫してみましょう

特に家電製品は一定期間で新型が発売されるため、ほしいものを見つけても必要性と予算を考慮し、購入を控えることが大切です。

5.衝動買いを避ける

無計画な買い物は経済的な負担となりますので、避けましょう。衝動買いは、節約の大敵といえます。
衝動買いを避けるために、必要なものをリストアップしてから買い物に行くのがおすすめですよ。

無理のない範囲で節約を心掛けよう

一人暮らしで節約する場合は、無理のない範囲ですることを心掛けましょう。「食費を抑えたいために食事の回数を減らす」といった極端な行動は、体調を崩す恐れがあります。
ストレスを感じるような無理な節約は、長続きしないうえリスクが伴うので避けたほうが良いことも。無理のない範囲でさまざまな節約を実施してみて、自分の生活スタイルに合うものを選びましょう。

一人暮らしのフリーターにおすすめのアルバイトの特徴

フリーターとして一人暮らしを維持するには、安定した収入が得られるアルバイトを選ぶことが重要です。アルバイトを選ぶ際は、ただ単に時給が高いだけでなく、長期的に働きやすく、やりがいを感じられる仕事が理想的です。

ここでは、一人暮らしのフリーターに特におすすめのアルバイトの特徴を紹介します。

賃金・待遇面が魅力的

一人暮らしをするには、賃金・待遇面が充実したアルバイトを選ぶことが重要です。時給の高さだけでなく、交通費支給や各種手当の有無、昇給や賞与の機会などを総合的に判断することが大切です。

また、深夜のアルバイトは、労働基準法にて通常の賃金に25%以上の深夜割増手当の支払いが定められており、時給が高くなるため高収入を得やすいですよ。

さらに、正社員登用制度がある職場は、将来的なキャリアアップの可能性も含めて魅力的な選択肢です。たとえば、コンビニやファミレスなどのチェーン店では、アルバイトから正社員、店長へのキャリアパスが確立されていることがあります。

シフトの融通がきく

一人暮らしのフリーターにとって、シフトの融通がきくアルバイトは生活のバランスを保つ上で非常に重要です。特に、体調不良や突発的な予定変更があった場合に対応できる職場環境は、精神的な安心感にもつながります。

また、副業として複数の仕事を掛け持ちしたい場合も、シフトの柔軟性は重要なポイントになります。時間の自由度が高いことで、スキルアップのための勉強や資格取得にも時間を使えるようになるでしょう。

やりがいのある仕事内容

単に収入を得るだけでなく、やりがいを感じられる仕事に就くことは、長期的なモチベーション維持につながります。自分の興味や適性に合った仕事を選ぶことで、仕事自体が充実感をもたらし、スキルアップにもつながりやすくなりますよ

また、仕事を通じて身につけたスキルや人脈は、将来の財産になります。特にコミュニケーション能力や問題解決能力、チームワークなどの基本的なビジネススキルは、どのような職場でも役立つので積極的に身に着けておきましょう。

短期勤務が可能

フリーターの中には、将来的な進路を模索しながら働きたい方も多いでしょう。そのような場合、短期勤務が可能なアルバイトは、さまざまな仕事を経験できる点でおすすめですよ

ただし、短期バイトだけでは収入が不安定になりがちなので、ベースとなる安定したアルバイトと組み合わせるとよいでしょう。

ブラックバイトに注意

一人暮らしをするために、バイトを探している、またはバイトを増やそうと思っている人は、ブラックバイトに陥らないように気を付けましょう。休憩時間が少ない、残業代が出ないなど、募集要項とは異なる場合、どうしたらよいのか悩んでしまいますよね。アルバイトを探す前に、厚生労働省による「確かめようアルバイトの労働条件」を確認しておくと、ブラックバイトに陥りにくくなるでしょう。

参照元
厚生労働省
確かめようアルバイトの労働条件

安心して一人暮らしをするなら正社員就職がおすすめ

フリーターとして一人暮らしを続けることは可能ですが、長期的な安定を考えると、正社員就職はより安心できる選択肢です。正社員になることで得られるメリットは多く、将来設計がしやすくなります

正社員のメリットは主に以下になります。

  • バイトより高い賃金
  • 安定した雇用
  • 福利厚生

正社員の多くは月給制の給与体系なので、毎月一定の収入が保証されます。そのため、家賃や生活費の支払いに余裕が出やすくなります。また、昇給やボーナスの機会もあり、年収アップが期待できるでしょう。

さらに、福利厚生として、各種手当(住宅手当、役職手当など)が支給されることも。特に、住宅手当がある企業であれば、一人暮らしの家賃負担が軽減されます。

キャリア形成の面でも、継続的な研修や業務経験を通じて専門スキルを身につけられるため、将来的な市場価値が高まります。また、転職する際も、正社員としての経験があることで、選択肢が広がるでしょう。

もちろん、正社員になることでフリーターのような時間的な自由度は減少することもありますが、ワークライフバランスを重視する企業も増えています。一人暮らしを続けながら安定した将来を築きたいと考えるなら、正社員就職は真剣に検討する価値がある選択肢です。

一人暮らししたい!フリーターから正社員就職を叶えるコツ

一人暮らしを始めてみたいと思うなら、フリーターではなく収入が安定している正社員就職を叶えるのも良いでしょう。

以下で、フリーターから正社員を目指して就活するときのコツをまとめたので、参考にしてみてくださいね。

なるべく早く就活を始める

フリーターから正社員を目指すときは、早めに行動することをおすすめします。年齢を重ねると即戦力としての求人が多くなり、経験やスキルを求められることがあるためです。

早めに就活を始めることで、スキルや知識が不十分なフリーターも、若さやポテンシャルを評価されやすく有利に働くこともあるでしょう。「25歳でフリーターを続けるとどうなる?資格なしで就職を成功させる方法」のコラムではなるべく早く就活を始めるメリットや成功のコツを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

志望理由や入社意欲を誠意を持って伝える

フリーターから正社員へ就活するときは、志望理由や入社意欲を明確に伝えることが大切です。フリーターで得た経験したことや反省点を、入社後にどう活かすかを一緒に伝えることで就活が有利に進むでしょう。

経験したことを志望理由につなげるためには、企業研究が欠かせません。応募先企業がどういった事業を行い、どのような人材を求めているかを把握しましょう。十分に企業研究をしたことが面接官に伝われば、入社意欲が高いと判断される可能性もあります。

面接でフリーターになった理由を聞かれたら、正直に答えるのがベスト!

ネガティブな理由であっても、隠したり嘘をついたりすると悪印象を与え、不信感を招きかねません。

大切なのは、過去の経験から何を学び、どのように成長したかを伝えることです。ネガティブな経験も、それを乗り越えようとする努力と成長の過程を伝えることで、あなたの人間性を評価する材料になり得ます。包み隠さず正直に、そして前向きな姿勢で答えることを心掛けてくださいね。

【まとめ】フリーターからの就活が不安ならプロに相談がおすすめ

就活に不安を感じるのであれば、就活・転職エージェントといったプロに相談するのがおすすめです。就活・転職エージェントとは、民間の求人紹介サービスです。プロのキャリアアドバイザーから仕事の提案やアドバイスなど就職・転職活動を一貫してサポートしてもらえます。

若者しごと白書2025によると、就職・転職の相談、サポートをしてくれる人がおらず不安と感じたフリーターは、55.4%とされています。「フリーターから正社員になれるか不安」といった不安を解消したい方は、転職エージェントを利用することを検討しましょう。

ハタラクティブでは、一人ひとりに専属のアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを行い、学歴・職歴に応じた就職や転職のサポートを実施します。応募書類の添削や面接対策などの就活支援から、内定後の相談まで一貫してサポートするので、正社員として働いたことのない方も安心して就活できます。

ハタラクティブへのご登録・ご利用は無料です。ぜひご相談ください。

フリーターの一人暮らしに関するQ&A

ここでは、一人暮らしを始めるフリーターによくある質問と答えを紹介します。

フリーターが一人暮らしにかかる費用はいくらですか?

フリーターの一人暮らしにかかる費用は、最低でも約13〜15万が必要になります。

生活する地域によって、収入や物価が異なるため一概に上記の金額が必要とはいえません。ですが、安い物件でも月々の家賃や生活費、初期費用などを考えると、最低でも月10万円以上は必要と考えておきましょう。

フリーターで物件を見つけても賃貸契約できるか不安です

フリーターのまま賃貸契約できる物件はあります。

収入に見合った家賃の物件であれば、入居審査に通過しやすくなり賃貸契約をできる可能性が高くなりますよ。また、保証人をつけることも賃貸契約には有効的なので、検討してみてください。

フリーターの一人暮らしで貯金する余裕はありますか?

フリーターの一人暮らしの場合も、貯金する余裕はあるでしょう。

ただし、フリーターは収入が不安定なため、収支のバランスをしっかりと管理し、無駄な出費を抑えられれば一定の貯金をすることが大切です。
余裕を持って貯金したい場合は、正社員を目指すことも手。収入が増えれば、貯金する余裕も出てくるでしょう。
正社員へ転職したい場合は、「ハタラクティブ」をご利用ください。未経験OKの求人を多く扱っているため、正社員として働いたことがない方も安心して就活することができます。

女性のフリーターも一人暮らしは可能ですか?

女性フリーターでも一人暮らしは十分可能です。特に、接客業や事務職など、比較的時給の高い仕事に就いている場合は、経済的にも独立して生活できる可能性が高いでしょう。

女性特有の懸念として安全面の不安がありますが、セキュリティ面を重視した物件選びをすることでリスクを軽減できます。オートロック付きの物件や、1階を避けて2階以上の部屋を選ぶ、女性専用マンションを検討するなどの対策が有効ですよ。

フリーターで一人暮らしは楽しいですか?

フリーターでの一人暮らしは、経済面での制約はありますが、一般的に多くの人にとって「自由」と「自己成長」を感じられる楽しい経験となるでしょう。

フリーターという働き方を活かして、自分のペースで成長できる環境を作ることが、一人暮らしをより楽しいものにしてくれますよ。