この記事のまとめ

  • ハローワークとは、求人や求職情報を提供する厚生労働省運営の公的機関
  • ハローワークで利用できるサービスは求人紹介や求職相談、応募書類の作成支援など
  • ハローワークのメリットは、登録や利用料がかからず地元求人を探しやすいこと
  • ハローワークを利用する目的によって、服装や持ち物が変わるので事前に確認しよう
  • 就職活動を成功させるには、ハローワークとエージェントの併用がおすすめ

初めて就職・転職をするとき、「ハローワークとは何をするところ?」と思う方もいるのではないでしょうか。名前は知っていても、実際どのようなことができるのか詳しく知らない方も多いかもしれません。就職活動を始めるなら、事前に知っておきたいですよね。

ハローワークとは、職業紹介や就職相談など雇用に関するサービスを無料で提供している公的機関です。誰でも利用できるので、一人での就職活動が不安な方にとって心強いサポートとなるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えつつ、ハローワークの詳しいサービス内容や利用する際の流れをご紹介します。また、ハローワークを利用するメリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ハローワークとは

ここでは、ハローワークとはどのような機関か解説します。施設の概要や利用時間、ほかの就職支援との違いも紹介するので、これからハローワークの利用を検討している方はチェックしてみてください。

ハローワークは厚生労働省管轄の就職支援機関

ハローワーク」は厚生労働省が管轄する公的機関です。ハローワークでは求人の閲覧・申込みをはじめ、窓口による就職相談や履歴書の書類添削、面接対策など、仕事探しのサポートを誰でも無料で簡単に利用できます。

ハローワークは全国500ヶ所以上存在しており、地域に根ざした求人情報を豊富に扱っているのが特徴です。また、地元のハローワークでも他地域の求人を紹介してもらえるため、働きたい地域の仕事も探せます。

ハローワークの役割は、求職者と求人企業をマッチングさせることです。これにより、企業は人材を確保し、求職者は自分に合った仕事を見つけられるでしょう。

また、職を失った方が再就職する際の支援も行っており、雇用の安定と拡大を図っています。

ハローワークの利用時間

ハローワークが利用できる時間は、平日午前8時30分~午後5時15分です。一部のハローワークでは、平日夜間や土曜日に利用できる窓口もあります。ただし、利用できるサービスが限られている場合があるので、確認したうえで利用するのがおすすめです。

ハローワークは土日もやってる施設がある?開庁時間やサービス内容を解説」のコラムでは、土日に利用できるハローワークを一覧でまとめています。お住まいの地域で土日に利用できる施設を探すときの参考にしてみてください。

ハローワークの種類とほかの就職支援との違い

ハローワークと混合されやすい就職支援には、「職安」「ハローワークプラザ」「派遣会社」が挙げられます。それぞれの違いを知ることで、施設ごとの役割を理解できるでしょう。

ハローワークと職安の違い

ハローワークと職安(しょくあん)は同じものを指します。「職安」は「公共職業安定所」の略称であり、「ハローワーク」はその愛称です。

現在の公式文書や看板などでは「ハローワーク」という名称が使用されています。呼び方は異なりますが、サービス内容や機能に違いはありません。

ハローワークとハローワークプラザの違い

ハローワークとハローワークプラザは、提供しているサービスの内容が異なります。ハローワークプラザは職業訓練や相談業務に特化した施設です。職業訓練施設や相談室を併設しているところもあり、より専門的な情報やアドバイスを受けられる場所として活用できます。

駅前や商業施設内など利便性の高い場所に設置されており、仕事をしながら転職活動をする人向けのサービスを重視しているのも特徴です。また、ハローワークプラザでは、ハローワークで行える雇用保険の手続きや失業給付の申請などは基本的に対応していないので注意しましょう。

ハローワークと派遣会社の違い

ハローワークと派遣会社は、どちらも就職支援を行う機関ですが、性質と仕組みに違いがあります。ハローワークは国の公的機関で、正社員やアルバイト、パートなどさまざまな雇用形態の求人を無料で紹介しているのが特徴です。

ハローワークを通じて就職した場合、勤務先企業と直接雇用契約を結びます。一方、派遣会社は民間企業であり、派遣社員として働く人材を企業に紹介する事業です。

派遣会社の場合、派遣会社と雇用契約を結んで派遣先企業で働くという形態になります。そのため、実際に働く職場と雇用主が異なる点に注意しましょう。

また、派遣社員として働く場合、就業期間があらかじめ決まっているのが一般的。長期的なキャリア形成を考える際には、自分がどのような働き方をしたいのかを明確にしておくことが大切です。

参照元
厚生労働省
雇用

ハローワークの種類

ハローワークには、利用者の状況に応じたサービスを提供している施設があります。状況に合った就職支援を受けることで、スムーズに就職活動を進めやすくなるでしょう。
以下で、ハローワークの種類を解説するので、自分に合ったサービスを受けられる施設がないか確認してみてください。

新卒応援ハローワーク

新卒応援ハローワークは、就職活動中の学生や既卒者を専門的にサポートする窓口です。求人紹介だけでなく、履歴書の書き方や面接対策などの就職活動に関する相談にも応じてくれます。

厚生労働省の「新卒応援ハローワーク」によると、新卒応援ハローワークは、大学などを卒業予定の学生・生徒や、卒業後概ね3年以内の第二新卒の方が対象です。「第二新卒とはいつまで?新卒・既卒との違いや転職を成功させるコツを解説」のコラムでは、「新卒」「既卒」との違いや第二新卒が企業に求められる理由を解説しているので参考にしてみてください。

わかものハローワーク

わかものハローワーク」は、概ね35歳未満の正社員を目指す若者を対象に就職支援を行っています。ハローワーク同様、サービスはすべて無料で利用可能です。

フリーターやニートなど、正社員就職を目指す若者に特化したサービスを提供しており、キャリアコンサルティングから就職後の定着支援まで一貫したフォローが受けられます。「わかものハローワークとは?初めて利用する際の流れや注意点を解説」のコラムでは、わかものハローワークで受けられるサービスや利用するときの流れを解説しているのでチェックしてみてください。

ジョブカフェ

ジョブカフェは、各都道府県が主体となって運営する若者向け就職支援施設です。カジュアルな雰囲気のなかで、就職相談やカウンセリング、セミナーなどのサービスを受けられますよ。

ハローワークと連携しているため、求人情報の提供から職業紹介まで幅広いサポートを一ヶ所で受けられるのがメリットです。ハローワークにジョブカフェが併設されている場合もあります。

各地域のジョブカフェに関する情報は、厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」に掲載されているので参考にしてみてください。

ふるさとハローワーク

ふるさとハローワーク(地域職業相談室)は、公共職業安定所がない市町村に設置されている相談窓口です。国と自治体が共同で運営しており、職業相談や紹介などの支援を無料で受けられます。

求人情報の検索や職業相談、紹介状の発行など、基本的なサービスを利用できるため、遠方のハローワークに行く手間を省けるのがメリットです。地元での就職を希望する方にとって、地域の求人情報を得やすい環境といえるでしょう。

各地域のふるさとハローワークの所在地や開庁時間は、厚生労働省の「ふるさとハローワーク(地域職業相談室)」で紹介しているので、利用できる施設を探す際は参考にしてみてください。

地方就職支援コーナー

地方就職支援コーナー」は、UIJターン就職を希望する方をサポートする専門窓口です。UIJターンとは、進学や就職などで都市部に出た人が、地方に移住・定住して働くことを指します。

東京圏や大阪圏から地方への就職を希望する人に対して、地方の求人情報の提供や移住に関する情報提供を行っているのが特徴です。地方自治体と連携しており、住まいや生活環境など就職以外の情報も得られるのが強みといえるでしょう。

子育て世代や就職氷河期世代向けの窓口もある

ハローワークには、子育て世代や就職氷河期世代向けの窓口もあります。「マザーズハローワーク」では子育てと両立する働き方の相談ができ、託児スペースを設けている施設もあるでしょう。

 

また、「就職氷河期世代支援窓口」では、専門担当者による個別支援や短期資格取得コースの案内など、世代特有の課題に対応した支援が受けられます。これらの窓口は利用者の状況に合わせた細やかなサポートが特徴的です。

参照元
厚生労働省
ハローワーク

ハローワークで利用できる主なサービス

ハローワークでどのようなサービスを受けられるかを知っておくことで、効率的に就職活動を進めやすくなるでしょう。ここでは、ハローワークで利用できる主なサービスについて詳しく解説します。

求人紹介

ハローワークでの基本的なサービスは、求人紹介です。職種や勤務地、給料、雇用形態など、多様な条件に合った仕事を探せます。

正社員やパートなど多種多様な雇用形態の求人を扱っているので、希望する働き方ができる仕事を見つけやすいでしょう。また、ハローワークに掲載される求人情報は、地域に特化したものが多いのも特徴です。「地元で働きたい」と考えている方は、積極的に活用してみましょう。

職業相談

ハローワークの窓口で就職活動に必要な知識や悩みなどを相談できるのが「職業相談」です。担当職員があなたの希望や適性などいろいろな条件に合った職種を提案してくれるので、ミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。

就職・転職活動で分からないことを相談すれば、適切なアドバイスも受けられます。将来のビジョンが定まっていない場合、仕事を探すうえで役立つ情報を得られるでしょう。

ハローワークの相談窓口はどう活用する?電話だけでもOK?」のコラムでは、ハローワークの職業相談の仕方と持ち物や利用するメリットを解説いているのでチェックしてみてください。

自己分析のやり方を相談することも可能

ハローワークでは、自分に合った仕事を見つけるための自己分析の相談も可能です。自分一人では難しい自己分析も、プロのサポートがあれば効率良く進められるでしょう。

 

やり方やコツを教えてもらえるので、自分の強みや価値観などといった適性を明確化できます。「自分の強みをどのような仕事に活かせるか」「働くうえで何を大切にしたいか」といった仕事の軸ができれば、適職を見つけやすくなるでしょう。

書類作成サポート

ハローワークでは、履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成に関するサポートも受けられます。「何をどう書いたら良いか分からない…」といった場合も、一から丁寧に指導してもらえるので安心ですね。

志望動機や自己PRなどは、企業へ効果的にアピールできる書き方を身につけられます。また、完成した応募書類をハローワークの職員に添削してもらうことも可能です。書類の完成度が上がれば、選考を通過しやすくなるでしょう。

面接対策

ハローワークでは、マンツーマンで面接指導を受けられます。面接での適切な自己PR方法や、よくある質問への回答例など事前に対策できるので、自信をもって本番を迎えられますよ。

不明点はその場ですぐに質問・解決できるのもポイントです。
ハローワークでの面接対策についてより詳しく知りたい方は、「ハローワークの面接練習はどんな感じ?活用するメリットや申込み手順を解説」のコラムもご覧ください。

就活セミナーの案内

ハローワークでは、就職活動に役立つさまざまなセミナーを無料で開催しています。応募書類の書き方や面接対策など実践的な内容なので、就活スキルを効率的に身につけられるでしょう。

これらのセミナーは、少人数制で質問しやすい環境となっているのも特徴です。セミナー情報は各ハローワークの掲示板やWebサイトで確認できるので、興味のあるものには積極的に参加してみましょう。

公的職業訓練(ハロートレーニング)の相談

公的職業訓練(ハロートレーニング)」とは、ハローワークが実施する新しい職種に就くための技術や知識を身につけるためのプログラムです。公的職業訓練では、ビジネスマナーやPCスキルなどの基礎を学べるほか、医療や介護、Webデザインなどの科目が学べる実践コースもあります。

どの訓練が自分に適しているか分からない場合は、ハローワークの相談窓口でアドバイスを受けることも可能です。仕事で活かせる知識やスキルを身につけたうえで就職すれば、自信をもって業務に取り組めるでしょう。

参照元
厚生労働省
人材開発

雇用保険(失業保険)の各種手続き

ハローワークでは、雇用保険に関する申請手続きや説明を行っています。雇用保険(失業保険)とは、失業時に一定期間、生活を支えるために支給される給付金のことです。

新たな仕事が見つかるまで給付金を支給し、失業者の安定した生活を確保することを目的としています。給付金を受け取りながら転職活動を進められるため、経済的な心配を減らしつつ集中して取り組めるでしょう。

雇用保険には受給するための条件や期間などが設けられているので、事前によく確認しておくことが大切です。「退職後にハローワークで行う手続きって何?失業保険の受給条件や手順を解説」のコラムでは、退職後に給付される失業手当の受給額や機関を解説しています。また、手続きの手順もご紹介しているのでチェックしてみてください。

失業手当の受給手続きは管轄の職安で行おう

失業手当(基本手当)の受給手続きは、必ず住所地を管轄するハローワークで行う必要があります。間違ったハローワークに行くと手続きができず、時間のロスになってしまいます。事前にハローワークのWebサイトや電話で確認しておくのが賢明です。

 

また、初回の手続きには本人確認書類や離職票など複数の書類が必要となるため、必要書類をきちんと準備して訪問しましょう。手続きは混雑することが多いので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。

ハローワークで就職活動をするときの流れ

ハローワークでの就職活動をスムーズに進めるために、あらかじめ利用する流れを確認してきましょう。以下で、利用方法を流れに沿って解説するので、ハローワークを利用したことがない方は参考にしてみてください。

ハローワークで就職活動をするときの流れ

  • 管轄のハローワークを確認する
  • 求職申込み手続きを行う
  • 求人を検索する
  • 窓口で紹介状を書いてもらう
  • 面接の日程調整を行う

1.管轄のハローワークを確認する

ハローワークは住所地を管轄する施設を利用するのが基本です。自宅や職場の最寄りにあるハローワークを検索してみましょう。どのハローワークでも基本的なサービスは受けられますが、施設によって特化したサービスが異なることがあります。

また、特定の職種や若者向けの専門窓口を設けている施設もあるため、自分の状況に合った場所を選ぶことが大切です。

利用したいサービスを確認しておくのがおすすめ

あらかじめ利用したいサービスをチェックしておくと、ハローワーク選びがスムーズになるでしょう。施設によって提供している支援の特徴が異なります。自分の状況に合った支援を受けられる施設を選ぶことで、就職活動が円滑に進みやすくなるでしょう。

 

また、どのように活用したいかも考えておくと、自分に合った仕事を見つけやすくなりますよ。たとえば、職業相談を利用したい場合は、「自分に合う仕事が分からない」と伝えるよりも、「人と接する仕事に興味があるが、どのような職種があるか知りたい」「事務職に就きたいが、未経験でも応募できる求人があるか不安」と具体的な相談をするのがおすすめです。

具体的な希望や不安を伝えることで、より自分に合った求人や選択肢を紹介してもらいやすくなります。ハローワークのWebサイトで各施設の特徴を確認してから訪問してみてください。

2.求職申込み手続きを行う

ハローワークで求職活動をするには、「求職申込み」の手続きを行う必要があります。求職申込みはハローワークの窓口、またはハローワークインターネットサービスから行うことが可能です。

求職申込みが完了すると「ハローワークカード」が発行され、求人情報の検索ができるようになります。自宅のパソコンやスマホから仮登録を済ませておけば、待ち時間を短縮できるでしょう。

また、登録する際に、自分の学歴や経歴などを記載する欄があります。そのため、履歴書や職務経歴書を持参すると、スムーズに手続きを進められるでしょう。

ハローワークの登録方法が知りたい!スムーズに進めるコツや注意点も解説」のコラムでは、ハローワークでできる求職登録の方法とその流れやスムーズに済ませるコツを解説しているのでチェックしてみてください。

3.求人を検索する

ハローワークに設置されている専用の端末や自身のスマートフォン・パソコンを使用して、自分の希望する条件にあった求人情報を探してみましょう。自身のスマートフォンやパソコンは、時間や場所問わず効率良く求人を探せるのがメリットです。

ハローワークにある専用端末で求人を探せば、気になる求人情報をすぐプリントアウトできます。プリントアウトした求人票を職業相談の窓口に提出すれば、その場で求人申込みも行えるので就職活動が進みやすくなるでしょう。

4.窓口で紹介状を書いてもらう

応募したい仕事が見つかったら、ハローワークの窓口で紹介状を発行してもらいましょう。このとき、求人情報の内容で気になることや疑問点などがあれば、職員を通じて問い合わせることも可能です。

紹介状はハローワークから応募したことを証明する大切な書類です。ハローワークから求人に応募する際は、履歴書などの応募書類と一緒に企業へ送付・持参する必要があるので失くさないよう注意してください。

5.面接の日程調整を行う

求人への応募が完了したら、ハローワークの職員を通じて企業担当者と連絡を取り、面接の日程調整を行います。面接が不安な場合は、ハローワークの面接対策サービスを利用して準備をしておくのがおすすめです。

ハタラクティブが若年層(18~29歳)を対象に実施した独自調査「若者しごと白書2025」で、フリーター・正社員が感じた就職活動・転職活動における選考中の不安度で多いものは以下のとおりです。若者しごと白書2025 03. 就職活動・転職活動について(p.38)の画像
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 03. 就職活動・転職活動について(p.38)
フリーターや正社員ともに、就職・転職活動での不安度で最も高かったのは「面接でのアピール方法」です。

自信がないまま就職活動に臨むと、緊張から声が小さくなったり、表情が固くなったりしやすくなります。うまく自分をアピールできないため、「頼りない」「入社意欲が伝わらない」と面接官にネガティブな印象を与えやすくなるでしょう。

面接で好印象を与えるには、自分がどのような人間で、どのように活躍したいと考えているかをはっきりと伝えることが大切です。「ハローワークの面接練習はどんな感じ?活用するメリットや申込み手順を解説」のコラムでは、ハローワークで面接練習をするメリットや申し込む手順を解説しているので参考にしてみてください。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

ハローワークで就職活動をするメリット

ハローワークを利用するメリットを確認することで、自分に合った就職活動ができるかどうかを判断しやすくなります。以下で、ハローワークで就職活動をするメリットを解説するので、利用するか迷っている方はチェックしてみてください。

誰でも利用できる

ハローワークは年齢や職歴、学歴に関係なく誰でも無料で利用できるのがメリットです。仕事を探している人なら、誰でも求人検索や職業相談などハローワークが提供しているサービスをすべて受けられます。そのため、在職中の方も利用可能です。

ただし、ハローワークの営業時間が平日の日中と限られています。「終業時間後にハローワークを利用したくても、閉庁時間に間に合わない」という場合は、休暇を取ったり、土日に開庁している施設を探したりすることが必要です。

在職中にハローワークで転職活動してもいい?利用するメリットや流れを解説」のコラムでは、在職中にハローワークで転職活動をするための流れや利用するときのポイントを解説しているので参考にしてみてください。

登録・利用料が掛からない

ハローワークを利用するメリットには、登録・利用料が無料であることも挙げられます。ハローワークは公的な機関のため、サービスへの加入や職業情報の取得、相談等に対して費用を求められることはありません。そのため、求職者に経済的な負担がなく、就職活動に専念できるでしょう。

地元企業の求人を探しやすい

地元企業の求人情報を探しやすいのも、ハローワークを利用するメリットの一つです。ハローワークは、全国各地に設置されていることで地域に密着した求人が集まりやすい傾向があります。

また、インターネット上に掲載されていない地元の優良企業に出会えることもあるでしょう。「自宅の近くで働きたい」「地元に戻って就職したい」といった方には、ハローワークの利用がおすすめです。

求職者に合ったサービスがある

ハローワークを利用するメリットは、求職者に合ったサービスがあることです。ハローワークには、以下のように求職者一人ひとりの状況や需要に合わせたサービスや窓口があります。

  • ・新卒応援ハローワーク
  • ・わかものハローワーク
  • ・ジョブカフェ
  • ・学卒ジョブサポーター
  • ・就職支援ナビゲーター
  • ・ふるさとハローワーク
  • ・地方就職支援コーナー

自分の状況に合った施設を利用することで、一般的なハローワークよりも、専門的な支援を受けられるため就職活動が進みやすくなるでしょう。

コラム内の「ハローワークの種類」では、それぞれの施設の特徴を紹介しているので、参考にしてみてください。

豊富な求人情報がある

豊富な求人情報があるのも、ハローワークを利用するメリットといえるでしょう。全国各地の企業から寄せられる求人情報を、一ヶ所でまとめて確認できます。

また、ハローワークは企業・求職者ともに、無料で利用できます。つまり、企業側も無料で求人情報の掲載が可能です。そのため、求人数が豊富になり、求職者側も幅広い情報を得られるでしょう。

選択肢が多いなかから後悔しない仕事選びをするためには、自分が希望する条件を明確にしておくことが大切です。希望する条件を見つけられていない場合は、「『自分にできる仕事がわからない』ときはどうする?適職の探し方をご紹介!」のコラムを参考にしてみてくださいね。

ハローワークで就職活動をするデメリット

ハローワークは多くのサービスを提供する一方で、情報精査の不十分さや利用時間の制限などのデメリットも存在します。以下でハローワークで就職活動をするデメリットを解説するので、先述したメリットと比較しながら利用するかを考えてみてください。

求人情報が十分に精査されていない場合がある

ハローワークで就職活動をするデメリットは、求人情報が十分に精査されていない場合があることです。ハローワークは企業が手数料を掛けずに求人を掲載できる反面、内容が十分に精査されないまま求人が掲載されてしまう場合があります。

そのため、まれに求人内容と実際の現場での仕事内容とで相違が見られることも。特に給与や労働条件などを確認する際は、細心の注意が必要です。

求人票の情報を鵜呑みにせず、自身で企業研究を行うことをおすすめします。求人票と企業研究の結果に相違がないかを確認したうえで応募するのか判断すれば、ミスマッチも防ぎやすくなりますよ。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

高城綾香

高城綾香

ハローワークの特徴としては、無料で利用可能であり、求人数が多いことが挙げられます。企業側も無料で求人を掲載できるため、採用にあまりコストを掛けない中小企業も利用可能です。

しかし、情報が十分に精査されないまま求人が公開されることもあるため、待遇や環境に問題のある、いわゆる「ブラック企業」の求人が紛れるリスクがあります。求人票の記載が虚偽だと感じたときは、窓口の職員に相談するようにしましょう。

企業に対する情報量が少ない

企業に対する情報量が少ないのも、ハローワークを利用して仕事を探すデメリットといえます。ハローワークの求人情報は基本的な企業データや仕事の種類、労働条件、募集条件の確認が可能です。

しかし、企業の詳細な情報やその風土、社員の働き方など内部の情報を深く知ることは難しいでしょう。実際の業務内容や社風を知ったうえで就職したい場合は、就職・転職エージェントを利用してマッチする企業を紹介してもらうのも手ですよ。

活動時間が平日中心になる

ハローワークを利用する際は、活動時間が平日中心になるのもデメリットに感じる方もいるでしょう。先述したように、ハローワークの営業時間は基本的に平日の日中であり、土日祝日や夜間に利用できるところは限られています。

在職中に転職活動をする方や、平日日中に自由に時間を取ることが難しい方には、利用しにくい場合があるでしょう。しかし、ハローワークは土日に利用できる施設もあります。夜間に延長営業している施設もあるので、利用しやすいハローワークを探してみるのがおすすめです。

自分で情報を集めて動く姿勢が求められる

自分から情報を集めて動く姿勢が求められる点は、ハローワークの注意点といえるでしょう。求人情報は提供されますが、待っているだけでは自分に合う仕事を見つけるのは難しくなります。

そのため、ハローワークを活用しながら、主体的に就職活動を進めることが大切です。たとえば、以下のような行動を心掛けると、より良い結果につながりやすくなりますよ。

  • ・興味のある業界や職種をリサーチする
  • ・求人サイトや企業の公式サイトも併用して情報収集する
  • ・応募前に企業の特徴や社風を確認しておく
  • ・面接では不明点を質問して理解を深める

受け身にならず、自分から積極的に行動することで、納得のいく就職先に出会える可能性が広がるでしょう。

ハローワークを利用しても意味ないって本当?

「ハローワークを利用しても意味がない」という意見を聞くことがありますが、必ずしもそうとは限りません。確かに、ハローワークを利用する際は、主体的に行動しないと情報を得られないため「意味がない」と感じることもあるでしょう。

 

しかし、無料で豊富な求人を探せるうえに、応募書類の作成や面接のサポートを受けられる魅力もあります。デメリットを補う工夫をすれば、ハローワークは就職活動の強い味方になるでしょう。

【目的別】ハローワークを利用するときの服装・持ち物

ハローワークを訪問する際の服装や持ち物は、利用目的によって変わります。事前に準備をしておくことで、スムーズに手続きや相談ができるようになります。目的別に最適な服装と持ち物をまとめました。

初めてハローワークを利用する場合

初めてハローワークを利用する場合の、服装と持ち物は以下のとおりです。

服装カジュアルな服装
持ち物・身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・印鑑
・筆記用具
・メモ帳

初めてハローワークへ行くときは、カジュアルな服装でOKです。スーツである必要はありませんが、ハローワークは公共施設になるため清潔感のある服装を心掛けましょう。

初回は求職登録が必要になるため、上記の持ち物を持参します。また、過去の職歴や学歴の情報も聞かれるので、事前に整理しておくとスムーズに手続きを進められますよ。

初回相談は時間がかかることがあるため、余裕をもって訪問するのがおすすめです。

求人を探す場合

求人を探す場合の服装と持ち物は、以下のようになります。

服装カジュアルな服装
(ただし、相談員に質問する可能性がある場合は、ある程度清潔感のある服装が望ましい)
持ち物・メモ帳と筆記用具
・スマートフォンやタブレット
・ハローワークカード(2回目以降の訪問の場合)

求人情報を探すだけであれば、特に厳しいドレスコードはありません。普段着で大丈夫ですが、相談員に質問する可能性がある場合は、ある程度清潔感のある服装を心掛けましょう。

スマートフォンやタブレットがあると、気になった求人票の企業情報をすぐに調べられるため持参すると便利です。2回目以降の訪問の場合は、ハローワークカードも持っていきましょう。

求人検索用のパソコンは自由に利用できますが、混雑時は利用時間に制限がある場合もあります。気になった求人はメモを取るか、スマホで撮影しておくと確認しやすいでしょう。

雇用保険(失業保険)の手続きをする場合

雇用保険(失業保険)の手続きをする場合の服装と持ち物は、以下のとおりです。

服装フォーマルまたはそれに順ずる服装
持ち物・雇用保険被保険者証(1と2)
・離職票
・身分証明書
・印鑑
・本人名義の銀行口座情報
・証明写真 2枚

失業保険の手続きは公的な手続きになるため、カジュアルすぎない服装が適切です。スーツほどフォーマルである必要はありませんが、清潔感のある服装を心掛けましょう。

雇用保険(失業保険)の手続きをする際に、必要書類が揃っていないと受給できない可能性があります。必要書類のなかには、退職した会社から受け取るものもあるので早めに準備をしておくのが望ましいでしょう。

ハローワークに必要な持ち物は何?失業手当申請や目的別に必要なものを解説」のコラムでは、ハローワークで失業保険の手続きをするときの持ち物と服装を解説しているので参考にしてみてください。

面接対策をする場合

面接対策をする場合の服装と持ち物は、以下を参考にしてみてください。

服装実際の面接と同じ服装
持ち物・履歴書や職務経歴書(添削してもらう場合)
・応募予定の求人票のコピー
・メモ帳と筆記用具
・質問したいことのリスト

ハローワークで面接対策を受ける場合は、実際の面接と同じ服装で行くことをおすすめします。アドバイザーに第一印象も含めたフィードバックをもらえるからです。通常は就活用のスーツが適切でしょう。

面接対策ではロールプレイングを行うこともあるため、実際の面接のつもりで臨むと効果的です。事前に質問したいことをまとめておくと、限られた時間を有効に使えますよ。

効率的に就活したいならハローワークとエージェントを併用しよう

就職活動を効率的に進めるなら、ハローワークと就職・転職エージェントの両方を利用してみましょう。就職・転職エージェントは、一人ひとりに合った手厚いサポートと広範なネットワークを利用できることです。

自分で仕事を探しながら、エージェントにも求人を紹介してもらえれば、選択肢が広がるのでマッチする仕事を見つけやすくなるでしょう。

また、一般的には提供されない非公開求人もあり、仕事探しの幅が広げられることから、ハローワークのみを利用するよりも内定を獲得しやすくなりますよ。

「効率的に就職活動がしたい!」「一人でできるか不安…」とお考えの方は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブにおまかせください。

専任のキャリアアドバイザーによるマンツーマン指導で、あなたの就職活動を全力でサポートします。求人紹介をはじめ、応募書類の書き方や面接対策など多くのサービスを提供しているので、就活に関するお悩みも気軽に相談できるので安心です。

サービスの登録・利用料はすべて無料なので、ぜひお問い合わせください。