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わかものハローワークとは?初めて利用する際の流れや注意点を解説

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この記事のまとめ

  • 「わかものハローワーク」とは、若年者の就職支援に特化した公的な就職支援機関
  • わかものハローワークでは求人検索したり、就職後のアフターフォローを受けられたりする
  • 同じ悩みを持つ人と交流できたり、状況に適した支援を受けられたりするのがメリット
  • わかものハローワークを利用するデメリットは、自主的に仕事探しを行う必要があること
  • わかものハローワークを利用するときは、報連相をしっかり行って適切な支援を受けよう
ニートの方のなかには、「わかものハローワークを利用できるのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。就職活動をするにあたって、ニートも支援を受けられるのか、どのようなサービスを利用できるかが分からないと利用すべきか判断に迷いますよね。

 

わかものハローワークとは、です。主に、就職相談や職業訓練、応募書類の作成支援などのサービスを受けられます。状況に適した支援を受けられるので、就職活動をスムーズに進められるでしょう。効率良く就職活動したいなら就職・転職エージェントを併用するのもおすすめですよ。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんのアドバイスを交えつつ、わかものハローワークとはどのような施設かを解説。また、初めて利用する際の流れや注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

わかものハローワークとは?

「わかものハローワーク」とは、若年者の就職支援に特化した公的な就職支援機関です。若者の就職に関する悩みや不安に対して、よりきめ細かなサポートを受けられます。就職活動に不安を感じている方や、自分に合った仕事探しに悩んでいる若者にとって、わかものハローワークは心強い味方となるでしょう。

ハローワークとの違い

ハローワークとわかものハローワークとでは、行える手続きの種類が異なります。雇用保険の手続きはハローワークで行えますが、わかものハローワークでは受けられません

「雇用保険」とは、退職後の生活を安定させながら就活を進められるように失業者へ給付される手当のことです。前職を退職して雇用保険を受け取りながら転職活動をしたい場合は、居住地を管轄するハローワークで行いましょう。
ハローワークとは?詳しいサービス内容や利用時の流れなど分かりやすく解説」のコラムでは、ハローワークで受けられるサービスを解説しているので、参考にしてみてください。

卒業後3年以内なら「新卒応援ハローワーク」もおすすめ

学校を卒業後3年以内の場合、「新卒応援ハローワーク」の利用も検討してみましょう。わかものハローワークは主に20~30代を中心としている一方、新卒応援ハローワークは学生の就職支援を専門としているのが特徴です。

厚生労働省の「新卒応援ハローワーク」によると、大学等を卒業予定の学生・生徒、卒業後概ね3年以内の方がご利用可能。新卒採用に特化した求人情報や学生時代から就職までの一貫したサポートを受けられるでしょう。

また、卒業3年以内に該当する既卒者も「新卒応援ハローワーク」を利用対象になるので、就活に不安がある方は相談してみるのもおすすめです。既卒とは、学校を卒業後3年以内で社会人経験がない人を指します。「新卒と既卒の違いは?内定を得るコツも紹介!」のコラムでは、新卒と既卒の違いや就活を成功させるコツを解説しているので、チェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
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わかものハローワークは何歳まで利用可能?

わかものハローワークは概ね35歳未満の若者を対象としています。以前は44歳以下でしたが、厚生労働省東京労働局の「わかものハローワークの利用対象年齢が変わります」にあるように、2020年の4月1日より対象者が34歳以下の方に変更されました。

わかものハローワークは主に20〜30代の若者が気軽に足を運べるよう、「利用しやすさ」に重点を置いた就職支援を提供しているのが特徴です。なお、ハローワークは年齢制限がありません。

ただし、年齢が若いほうがポテンシャルが評価されたり、柔軟性があると判断されたりしやすくなるため、就活が有利になる可能性があります。就職を目指す場合は、早めに行動するのがおすすめですよ。「正社員は何歳まで目指せる?20代がおすすめな理由や就活のポイントを解説」のコラムでは、20代のうちに正社員就職を決めるのが理想な理由や正社員になるためのポイントを年代別で解説しているので、参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
わかものハローワークの利用対象年齢が変わります

わかものハローワークの所在地

わかものハローワークは、全国21ヶ所に設置されています。厚生労働省で展開している若者ハローワークの名称と所在地は、以下のとおりです。

都道府県名称所在地
北海道札幌わかものハローワーク〒060-8526
札幌市中央区北4条西5丁目
大樹生命札幌共同ビル7階
宮城県仙台わかものハローワーク〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡4-2-3
仙台MTビル5階
福島県福島わかものハローワーク〒960-8051
福島市曽根田町1-18
MAXふくしま5階
埼玉県埼玉わかものハローワーク〒330-0854
さいたま市大宮区桜木町1-9-4
エクセレント大宮ビル4階
千葉県柏わかものハローワーク〒270-0005
柏市柏4-8-1
柏東口金子ビル3階
東京都東京わかものハローワーク〒150-0002
渋谷区渋谷2-15-1
渋谷クロスタワー8階
新宿わかものハローワーク〒160-0023
新宿区西新宿1-7-1
松岡セントラルビル9階
日暮里わかものハローワーク〒116-0013
荒川区西日暮里2-29-3
日清ビル7階
神奈川県横浜わかものハローワーク〒231-0003
横浜市中区北仲通5-57
横浜第二合同庁舎3階
新潟県わかものハローワーク新潟〒950-0901
新潟市中央区弁天2-2-18
新潟KSビル1階
富山県富山わかものハローワーク〒930-0805
富山市湊入船町9-1
とやま自遊館2階
静岡県浜松わかものハローワーク〒430-7707
浜松市中央区板屋町111-2
浜松アクトタワー7階
愛知県愛知わかものハローワーク〒460-8640
名古屋市中区錦2-14-25
ヤマイチビル9階
京都府京都わかものハローワーク〒601-8047
京都市南区東九条下殿田町70
京都テルサ西館3階
大阪府大阪わかものハローワーク〒530-0017
大阪市北区角田町8-47
阪急グランドビル18階
兵庫県三宮わかものハローワーク〒651-0088
神戸市中央区小野柄通7-1-1
日本生命三宮駅前ビル1階
岡山県倉敷わかものハローワーク〒710-0834
倉敷市笹沖1274-1
ゆめタウン倉敷駐車場内別館
広島県広島わかものハローワーク〒730-0035
広島市中区本通6-11
明治安田生命広島本通ビル8階
愛媛県愛媛わかものハローワーク〒790-0011
松山市千舟町4-4-1 グランディア千舟2階
ハローワークプラザ松山内
福岡県福岡わかものハローワーク〒810-0001
福岡市中央区天神1-4-2
エルガーラオフィス12階
鹿児島県霧島わかものハローワーク〒899-5117
霧島市隼人町見次1229
イオン隼人国分店2階

参照:厚生労働「わかものハローワーク・わかもの支援コーナー等一覧

厚生労働省のWebサイトには、電話番号や開庁日・時間も記載されています。自分が利用しやすい施設を探してみてください。

わかものハローワークの評判は?

わかものハローワークの評判を確認したい場合は、各施設のWebサイトを確認してみるのがおすすめです。Webサイトによって、実際の利用者の声が紹介されていることがあるので、評判を知れる可能性があるでしょう。

参照元
厚生労働省
若者への就職支援

 

わかものハローワークで受けられる7つのサービス

ここでは、わかものハローワークで受けられるサービスを7つ解説します。受けられるサービスの内容を知って、自分の不安を解消するために利用してみたいものを見つけてみてください。

1.就職相談

わかものハローワークでは、就職相談を受けられます。担当者制となっており、就職支援ナビゲーターと呼ばれる相談員へ就職に関する相談が可能です。就職にあたっての課題を把握したり、達成するための目標を定めたりして、正社員就職に向けた個別支援計画を作成します。

仕事で役立つスキルを身につけるために、職業訓練へのあっせんもしてくれるでしょう。また、就職活動における心理的な悩みや不安が負担になっている場合、必要に応じて心理の専門家へ相談もできます。

2.求人情報の検索

わかものハローワークでは地元の求人はもちろん、全国の求人情報を検索できます。求人の閲覧は「ハローワークインターネットサービス」を利用することも可能ですが、わかものハローワークでは自分の希望に合った求人の探し方や見方も教えてくれるので、自分に合った企業が探しやすくなるでしょう。

また、窓口では求人応募に関するサポートや類似求人の紹介などを受けられます。インターネット上に公開されていない情報も提供される場合もあるので、積極的に相談してみるのがおすすめです。

参照元
厚生労働省
雇用

3.就職活動に役立つセミナー

わかものハローワークでは、応募書類の作り方や面接対策など就職活動に役立つさまざまなセミナーを開催しています。ほかにも、パソコンスキルやコミュニケーションのとり方などのセミナーもあるので、就職活動に必要なスキルや知識以外にも、就職後に役立つものも身につけられるでしょう。

また、施設によって同じ悩みを抱えた人が集まって話し合うグループワークを開催している場合があります。必要なスキルを身につけられたり、不安を共有し解消策を見つけたりできるため、前向きに就活に取り組めるでしょう。

4.職業訓練(ハロートレーニング)

就職に必要なスキルを身につけるための職業訓練(ハロートレーニング)も、わかものハローワークで受けられるサービスの一つです。ハロートレーニングとは、希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得できる公的制度。職業訓練を受けることで、就職の選択肢を広げ、希望の仕事に就く可能性を高められるでしょう。

IT関連や医療福祉系、事務系など、幅広い分野から受講するコースを選択できます。自分が希望する業界で役立つスキルや資格を決めたうえで、受講するコースを選択するのがおすすめです。「ニートは職業訓練を受けるべき?メリットやおすすめのコースを紹介」のコラムでは、ニートの方が職業訓練を受けるメリットや職業訓練を活用するコツを解説しているので、参考にしてみてください。

5.応募書類の作成支援

わかものハローワークでは、応募書類の作成支援もサービスの一貫として受けられます。履歴書や職務経歴書などの応募書類は、採用担当者と応募者が最初に接触する場面です。第一印象を与える項目のため、自分の魅力を効果的に伝えることが重要となるでしょう。

また、パソコンで作成するときの方法や押さえるポイントも教えてくれます。書類から企業にマッチした人材であることが企業側に伝われば、選考が進みやすくなるでしょう。

6.面接対策

面接対策も、わかものハローワークで受けられますサービスです。面接に慣れていないまま臨むと、自信のなさが採用担当者に伝わり「頼りない」といったマイナスな印象を与える可能性があります。

模擬面接を通してマナーや言葉遣いなどを繰り返し練習し、面接に慣れておくことが大切です。自信をもって面接に臨めれば、自分を十分にアピールできるでしょう。「ニートは正社員就職できる?面接対策やおすすめの職種を解説!」のコラムでも、ニートが正社員になるための面接対策を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

7.就職後のアフターフォロー

わかものハローワークでは、就職後のアフターフォローも受けられます。就職したものの、「就職したけど自分に合わない気がする」「職場の雰囲気が良くない」など実際に働くことで気づくこともあるでしょう。

一人で悩みを抱えたままだと気持ちが沈みやすくなったり、モチベーションが低下したりする可能性があります。新しい職場で長く働き続けられるよう、継続的にサポートが受けられるので、安心して就活に取り組めるでしょう。

わかものハローワークを初めて利用するときの流れ

わかものハローワークを初めて利用する際は、予約は不要です。ただし、施設によって異なる場合があるので、利用したい施設に確認してみましょう。以下で、わかものハローワークを初めて利用するときの流れを解説するので、利用を検討している方はチェックしてみてください。

自宅から近い施設を調べる

わかものハローワークを初めて利用するときは、自宅から通いやすい施設を調べてみましょう。就職活動中は何度か足を運ぶ可能性があるので、継続的に支援を受けるために無理なく通える施設を選ぶことが大切です。

また、通いたい施設の営業時間や交通アクセスも事前に確認してけば、迷わず訪問できるでしょう。わかものハローワークの所在地は、コラム内の「わかものハローワークの所在地@」で解説しているので、探してみてください。

受付で求職者登録を行う

わかものもハローワークに到着したら、受付で求職者登録を行いましょう。受付で「初めて利用します」と、求職者登録を希望したい旨を伝えればOKです。

登録用紙に必要事項を記入して提出すれば、「ハローワークカード」が発行されます。登録完了後にハローワークカードを受け取れば、個別相談や求人情報の提供などさまざまなサービスを利用できるでしょう。

担当相談員による個別支援を受ける

求職者登録を終えたら、担当の相談員による個別支援を受けます。個別支援を受けるには、まず相談員によるカウンセリングを実施。ヒアリングの結果をもとに作成した就職プランに沿って、適性や希望に沿った求人を検索や応募書類の作成・添削、模擬面接などを行います。あらかじめ、「就活に対してどのような不安があるか」「担当者に相談したいのは何か」を明確にしておくと、スムーズに支援を受けられるでしょう。

2回目以降の個別支援は予約が必要になる

2回目以降の個別支援を受ける際は、事前に予約が必要なので注意しましょう。予約制にすることで、相談員が事前に準備をして、より充実した相談の時間を提供できます。また、利用者側も計画的に就職活動を進めやすくなるので、初回の相談時に次回の個別支援を受けたい日時を決めておきましょう。「わかものハローワークに初めて行く人の利用方法は?効率的に就活を進めよう」のコラムでも利用方法を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

希望する企業に応募する

個別支援を受けながら、希望する企業が見つかったら求人に応募しましょう。わかものハローワークから求人に応募する際は、紹介状が必要です。応募したい求人を見つけたら、窓口で紹介状を発行してもらいましょう。

履歴書を作成し、紹介状と一緒に応募先企業へ送付します。履歴書には一般用や就活用などいくつか種類があるので、自分の状況に適したものを選びましょう。
履歴書が売ってる場所はどこ?選ぶ際の注意点や選考を通過するコツも解説!」のコラムでは、履歴書の種類や売っている場所を解説しています。また、選ぶときの注意点や郵送するときのポイントもご紹介しているので、参考にしてみてください。

わかものハローワークを利用するメリット

わかものハローワークを利用することで、就活がスムーズに進みやすくなります。ほかにも、同じ悩みを持つ人と交流できたり、状況に適した支援を受けられたりするといったメリットを得られるでしょう。以下で、わかものハローワークを利用するメリットを解説するので、参考にしてみてください。

同じ悩みを持つ人と交流できる場合がある

わかものハローワークを利用すると、同じような悩みを抱えた若者と交流する機会があるのがメリットです。就職活動は一人で臨むため、孤独や不安を感じる場合があります。不安を抱えたままだと気持ちが沈みやすかったり、モチベーションが下がったりしやすくなるでしょう。

東京ハローワークでは「ジョブクラブ」が開催されています。グループワークやセミナーを通じて、就活の流れやコミュニケーションを学べるので、自信がついたり、不安が解消されたりできるでしょう。同じ境遇の仲間と出会うことで、「悩んでいるのは自分だけではない」と分かれば、前向きな気持ちを取り戻せる可能性があります。就活に前向きな気持ちで望めれば、はきはきと自信をもって受け答えできるようになるため、企業側から好印象を得られるでしょう。

参照元
厚生労働省
東京わかものハローワーク

状況に適した支援を受けられる

状況に適した支援を受けられるのも、わかものハローワークを利用するメリットの一つです。わかものハローワークは利用対象者が「概ね35歳未満」と限定されています。対象年齢が定められていないハローワークよりも、自分が置かれている状況に適した効果的な支援を受けられるでしょう。

若年層以外も利用可能なハローワークよりも利用者数が少なくなるため、スムーズに利用できる可能性があるでしょう。さらに、「業界研究の仕方が分からない」「自己PRをうまくまとめられない」「面接で緊張してしまう」など、事前に自分の課題や目標を明確にしておくことで、より効果的な支援を受けられますよ。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

板垣拓実

板垣拓実

わかものハローワークでは、若い人向けに就職相談や職業紹介、セミナーなどのサービスを提供しています。カウンセリングを行い、キャリアコンサルティング有資格者や企業の人事労務管理経験者などの就職支援ナビゲーターが適切なサポートを実施。自分のスキルや経験に合った求人を一緒に探してくれるので、まずは気軽に相談してみましょう。

わかものハローワークを利用するデメリット

わかものハローワークを利用することで自信をもって就活に臨めるようになるメリットがある一方、デメリットも存在します。
以下で、わかものハローワークを利用するデメリットを解説するので、前項で解説したメリットと比較して、自分に適しているか判断してみてください。

ブラック企業の求人が掲載されている可能性がある

わかものハローワークは、ブラック企業が掲載されている可能性があるので注意が必要です。わかものハローワークに限らず、ハローワークは無料で求人を掲載できます。

無料で掲載できるうえに審査も軽いため、求人内容と実際の業務内容が異なるといった求人が掲載されていることがあるでしょう。業務内容に対して給与が良過ぎたり、事業内容が曖昧だったりする場合は、ブラック企業の可能性があります。

企業研究をしっかりと行い、離職率や労働組合の有無を調べるとブラック企業への就職を避けられるでしょう。「就職に失敗したらどうなる?その後にある進路や就活を成功させる方法を解説」のコラムでは、「就職に失敗した」と思う原因や失敗するのを避けるコツを解説しているので、参考にしてみてください。

自主的に仕事探しを行う必要がある

わかものハローワークは自主的に仕事探しを行う必要があるので、モチベーションが下がる場合もあるでしょう。わかものハローワークは「自分に合った仕事を見つけたい」「就活を成功させたい」と正社員を目指す若者を対象にサポートを行う機関です。

わかものハローワークを利用したからといって、個別支援や職業相談などを受けることは必須ではありません。基本的には、希望条件に合う求人を探したり、応募書類を作成したりするなど主体的に行動する必要があります。就活するなかで不安なことがあれば、相談することで親身にサポートしてくれるでしょう。

わかものハローワークを利用するときの3つの注意点

わかものハローワークを利用するときの注意点があります。以下で、わかものハローワークを利用するときの注意点を3つ解説するので、効果的に活用できるよう参考にしてみてください。

わかものハローワークを利用するときの注意点

  • 休館日は土日祝日が基本
  • 最寄りの施設が見つからない場合がある
  • 報告・連絡・相談をしっかり行う

1.休館日は土日祝日が基本

わかものハローワークは土日祝日が基本的な休館日になるのが基本です。利用する前に確認を怠ると、「せっかく行ったのに休みだった」と時間を無駄にしてしまう可能性があります。開館日も時間も施設によって異なるので、最寄りのわかものハローワークのWebサイトで確認してみましょう。

また、開館日や時間が変更されている場合もあるので注意が必要です。最新情報を確認したうえでスケジュールを調整することをおすすめします。

2.最寄りの施設が見つからない場合がある

わかものハローワークは全国に21ヶ所設置されていますが、一般的なハローワークより数も少ないので近隣にない場合があります。場所によっては、住んでいる所から遠い施設しかない可能性もあるでしょう。

なお、「わかもの支援窓口」は全都道府県にあります。「窓口で相談だけしてみたい」という方は、「わかもの支援窓口」の利用を検討してみてください。

3.報告・連絡・相談をしっかり行う

わかものハローワークを効果的に利用するには、報告・連絡・相談をしっかり行うことが大切です。担当者と積極的にコミュニケーションをとることで状況を共有できます。

就職活動の進捗状況や面接の結果、応募書類の作成で困っていること、希望する職種や業界の変化など、些細なことでもOKです。積極的に連絡を取ることで、担当者が状況に合わせた適切なアドバイスや支援を提供してくれるでしょう。

効率良く就活したいなら就職・転職エージェントを併用しよう

効率良く就活したいなら、就職・転職エージェントを併用するのがおすすめです。就職・転職エージェントは求職者に適した求人や企業を紹介してくれます。わかものハローワークで自主的に仕事を探しながら紹介も受けられれば、選択肢の幅が広がるので自分に合った仕事が見つかりやすくなるしょう。

「わかものハローワークを利用しても自分で仕事を見つけられるか不安」「自分に合う仕事が分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とした就職・転職支援に特化しています。

専属のキャリアアドバイザーがヒアリングを行い、学歴・経歴に合った求人をご紹介。未経験OKの求人も多数保有しているので、ニートの方にぴったりの企業や求人もご提案できます。

また、応募書類の添削や面接対策など就活支援から、内定後の相談まで一貫してサポートを実施。企業とのやり取りも担当者が行うので、安心して取り組めるでしょう。ハタラクティブへのご登録・ご利用は無料です。ぜひご相談ください。

わかものハローワークの利用に関するQ&A

ここでは、わかものハローワークの利用に関する疑問をQ&A形式で解決しています。

わかものハローワークは予約なしでも利用できる?

初回は予約なしで利用できます。最初は求職者登録とヒアリングを行い、担当者と就活プランを立てて必要な支援を受けるのが基本的な流れです。2回目以降も個別相談が必要な場合は予約が必要になるので注意が必要です。初回時に次回の予約を取れればスムーズに支援を受けられるので、スケジュール帳や筆記用具をもっていくと役立つでしょう。

わかものハローワークの利用に向いている人の特徴は?

わかものハローワークの利用に向いている人の特徴は、「地元企業への就職を考えている人」「自分以外の就活中の人と交流したい人」が挙げられます。わかものハローワークは地元の求人が豊富なので、地域に根ざした企業へ就職できる可能性があるためです。
また、グループワークを実施している施設があるので、自分以外の就活中の人と交流したい人にも向いているでしょう。

ニートもわかものハローワークを利用できますか?

わかものハローワークは概ね35歳未満の方であれば、ニートの方も利用できます。サポートは受けられるものの、自主的に仕事を探す必要があるので、モチベーションが下がらないよう注意しましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブではやりたいことが明確でない方も、過去の経験や好きなことなどを振り返りながら、一緒に強みを見つけ出します。ビデオ電話のみではなく、LINEを通して気軽に相談できるので、ぜひご利用ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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