この記事のまとめ
- 夜職から昼職への転職が難しいと感じるかどうかは、年齢や希望条件などによって異なる
- 夜職から昼職への転身を目指す際におすすめの職種は、営業職や接客業など
- 昼職へ転職するときは、夜職で培ったスキルを具体的なエピソードを交えて伝えよう
- 昼職を探す際は「未経験OK」の求人や、人手不足の職種に注目するのがポイント
- 夜職から昼職への転職に不安を感じるときは、エージェントに相談してみよう
「夜職から昼職への転職は難しい?」「将来の収入やキャリアが心配」と疑問や不安を感じる方もいるのではないでしょうか。夜職から昼職への転職は可能です。未経験から挑戦できて、働きながら専門的な知識を身につけられる仕事に転職することで、将来への不安の解消につながるでしょう。
ただし、「難しい」と感じるかどうかは、転職活動を始める年齢やタイミング、あなたが企業へ何を求めるかによって異なるので一概にはいえません。面接では正しい経歴を伝えたうえで、夜職で培ったスキルをアピールするのがおすすめです。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの中野さんのアドバイスを交えつつ、夜職から昼職への転職を成功させるためのポイントや、おすすめの仕事をご紹介します。昼職への転職を成功させたい方は、内容を参考にしながら転職活動を進めてみましょう。
夜職から昼職へ転職するのは難しい?
男性・女性にかかわらず、夜職から昼職への転職を実現している方は多くいます。ただし、「難しい」と感じるかどうかは人それぞれです。あなたが目指すライフスタイルや、応募する企業へ求めるもの、あるいは求人を探す時期などによって難易度は異なるでしょう。
昼職への転職を目指す方のなかには、求人を見て「夜職から昼職への転職は難しい」と感じた方もいるかもしれませんね。しかし、夜職で得た知識や経験を活かせる仕事や、未経験者を歓迎している求人もあるので、決して不可能ではないですよ。
夜職の多くは接客業で専門知識は身につきにくい
夜職の多くは接客業であるため、接客スキルや会話力は磨かれますが、昼職で求められる事務や営業といった専門的なスキルを習得する機会は限られています。たとえば、キャバクラやホストクラブなどの仕事では、お客さまとのコミュニケーションが中心となり、ビジネススキルや業界知識を体系的に学びにくいでしょう。
そのため、夜職しか経験していない場合、即戦力として採用してもらえる職種は接客や販売に限られます。この点で、「昼職への転職が難しい」と感じる場合があるでしょう。
20代はポテンシャルが評価されやすい
未経験者を歓迎している昼職の求人は珍しくありません。特に20代は、若いため経験よりも人間性や成長性、意欲といったポテンシャルが評価されやすいといえます。20代のうちに就活を始めれば、成功率は高まるでしょう。
30代以降になると就職難易度が高くなる傾向
30代以降の就職・転職は、20代と比べて難易度が上がる傾向があります。一般的に、30代以降は即戦力になれるような専門性や実務経験が求められるからです。30代になると「若さ」というアドバンテージが少なくなる一方、夜職では昼職で求められるビジネススキルが身につきにくい点が、転職を難しくする要因となります。
といっても、年齢が高いからと就職を諦める必要はありません。年齢に不安がある人は「35歳から始める仕事はある?おすすめの職種や成功させるポイントを解説」のコラムも参考にしてみてくださいね。
夜職から昼職への転職を目指す際におすすめの仕事
ここでは、夜職から昼職への転職を目指す方に向けて、将来的な不安がなくなるような職種を紹介します。いずれも、未経験でも応募できる求人があり、働きながら専門知識を身につけやすい仕事です。「昼職に転身して収入やキャリアアップを安定させたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
夜職から昼職への転職を目指す際におすすめの仕事
- 営業職
- 事務職
- 接客業
- 販売員
- コールセンターオペレーター
- IT関連の仕事
- 美容関連の仕事
- ウェディングプランナー
- スポーツインストラクター
- 保育士
営業職
営業職は自社が取り扱っている商品やサービスを、個人または企業に向けて提案するのが仕事です。人と会話をすることで成り立つ職業なので、夜職で培ったコミュニケーションスキルを活かせるでしょう。入社時に必要な資格はなく、未経験者を採用している企業が多い点も、おすすめの理由です。
営業職の例として、厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag」で紹介されている「自動車営業」の仕事の概要を見ていきましょう。
| 仕事内容 | 一般消費者や個人事業主を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoCとも呼ばれる |
| 平均年収 | 594万円 |
| 向いている人 | ・初対面で好印象を与えられる人 ・信頼関係を築くのが上手な人 ・顧客満足度を意識して行動できる人 |
| ポイント | ・業界や実績次第によって高収入を狙える ・個人の営業スキルや顧客との相性が契約に直結しやすい ・個人で実績を積んだらチームマネジメントを任せてもらえることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 自動車営業」
営業職は業績アップや事業拡大を目指す企業にとって、なくてはならない存在です。そのため、自動車業界のほか不動産業や製造業、飲食業など、幅広い業界の求人が出ています。
基本の給与以外にインセンティブ(成果報酬)がもらえる企業もあり、自分の努力次第では高収入を得られる可能性もあるでしょう。男性・女性問わず20代で夜職を経験し、30代から営業職へ転職する方もいます。
営業には、自分から顧客を訪ねる以外に、店舗に来たお客さまに対応する「インサイドセールス」を含む「内勤営業」という形式もあります。詳しくは、「内勤営業とは?きついって本当?仕事内容や向いている人について解説!」のコラムをチェックしてみてください。
事務職
事務職は、基本的なPC操作ができれば応募可能な求人があり、未経験からでも挑戦しやすい職種です。夜職で培ったコミュニケーション力や対応力を、社内外との連絡調整業務に活かせます。
事務職の種類はいくつかありますが、ここでは厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag」の「一般事務」の仕事の概要を見ていきましょう。
| 仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
| 平均年収 | 529.6万円 |
| 向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
| ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務」
事務はパソコン作業が多いため、Excel・Wordなどオフィスソフトの基本的な操作スキルを習得すると、転職の際に有利に働く可能性があるでしょう。また、営業事務や経理事務などを目指す場合、企業によっては専門知識を求められるため、業務に関連する資格取得を検討するのもおすすめです。
接客業
夜職で接客を伴う業務に就いていた方もいるのではないでしょうか。昼職の接客の仕事は、アパレルショップや飲食店のスタッフ、宿泊施設や会社の受付など多岐にわたります。
このうち宿泊施設における接客の仕事について、厚生労働省の厚生労働省「職業情報提供サイト job tag フロント(ホテル・旅館)」「客室清掃・整備担当(ホテル・旅館)」「接客担当(ホテル・旅館)」を参考に以下にまとめているので、チェックしてみましょう。
| 仕事内容 | ホテルで宿泊客の受付、案内、客室清掃、荷物運搬など、快適な滞在のための各種サービスを提供する |
| 平均年収 | 338.3万円 |
| 向いている人 | ・ホスピタリティ精神があり、笑顔で接客できる人 ・清潔感や身だしなみに気を配れる人 ・臨機応変に対応できる人 |
| ポイント | ・「ホテル、マネジメント技能士」「サービス接遇検定」などの資格があると業務に活かせる ・学歴問わず挑戦でき、入社後に研修を受けることが多い ・外国人旅行客の増加により、語学力を求められることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag フロント(ホテル・旅館)」「客室清掃・整備担当(ホテル・旅館)」「接客担当(ホテル・旅館)」
宿泊施設での接客の仕事は夜職で培ったコミュニケーションスキルや、サービス精神を活かせる職業といえるでしょう。また、接客業の求人は「未経験者歓迎」「高卒OK」と記載されているものも多く、応募のハードルが高くない点もおすすめの理由です。
接客の詳しい種類は、「接客業とは?代表的な職種をご紹介!向いている人や転職に役立つスキルも」のコラムで解説しています。
販売員
販売員も、夜職で培った接客スキルを活かせる仕事です。お客さまのニーズを聞き出し、ニーズに合った商品を提案するときに、夜職で身につけた会話力が役立ちます。アパレル、コスメ、家電など、さまざまな業界で需要があり、未経験からでも応募しやすい職種といえるでしょう。
ここでは、アパレルショップでの販売の仕事について、厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag 衣料品販売」を参考にまとめているので、チェックしてみてください。
| 仕事内容 | 接客販売とコーディネート提案を行い、店舗の運営や商品管理も担当する |
| 平均年収 | 369.4万円 |
| 向いている人 | ・適切な声掛けができるコミュニケーション能力がある人 ・立ち仕事や商品運搬ができる体力がある人 ・ファッションセンスに自信がある、または興味関心がある人 |
| ポイント | ・幼児~子ども向けから全年齢向けまで、さまざまな店舗がある ・土日祝日も営業している店舗が多い ・ネットの普及により販売方法が変化しているように、時代の変化に応じた戦略が必要 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 衣料品販売」
販売職の魅力は、成果が数字として目に見えやすく、実績を積むことでキャリアアップが望めることです。人と接する仕事が得意な方に向いています。ただし、シフト制で土日祝日も営業している店が多いため、生活リズムの調整が必要になるでしょう。
コールセンターオペレーター
コールセンターオペレーターは、主に電話で商品の販売や顧客からの問い合わせ対応などを行う仕事です。夜職で身につけたコミュニケーション力や気配りのスキルが活かせるでしょう。
厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag コールセンターオペレーター」によると、仕事内容や平均年収などは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 電話を通じて商品販売や問い合わせ対応、市場調査などを行う |
| 平均年収 | 393.6万円 |
| 向いている人 | ・表情が見えないぶん、声のトーンや言葉遣いに気を遣える人 ・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーション能力がある人 ・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
| ポイント | ・電話を通して顧客と直接つながれる ・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い ・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コールセンターオペレーター」
経験やスキルを問わない求人が多く、研修制度が整っている企業があるため未経験からスキルを身につけたい人に向いています。業務を通じて、電話応対やビジネスマナーなど社会人として必要なスキルを習得できるのもメリットの一つです。
IT関連の仕事
人材不足や少子化の影響で需要が高まっているIT関連の仕事も、夜職から昼職への転職におすすめです。プログラミングやシステム運用といったITの専門知識、あるいは経験を求める企業がある一方、業務未経験者を歓迎している求人もあります。
ここでは、厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag」で紹介されている「システムエンジニア(Webサービス開発)」の仕事のポイントを見ていきましょう。
| 仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
| 平均年収 | 574.1万円 |
| 向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
| ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)」
システムエンジニアをはじめIT関連の仕事は未経験から挑戦できる求人があるため、パソコン作業が好きな方や、昼職で新たな技術を身につけたい方は、応募を検討してみることをおすすめします。
IT関連の求人を探すときは、「未経験OK」と記載のある企業や、研修制度が整っている企業に注目するのがポイントです。
IT関連へ転職を目指す場合は、応募に必要な資格を取得したり、業務で活かせる知識をあらかじめ学んでおいたりすると、面接時に入社意欲を示せるでしょう。「未経験でIT業界への転職は難しい?志望動機の例文や成功のポイントを紹介」のコラムでは、IT業界への転職に必要なスキルをまとめてるので、ぜひご一読ください。
美容関連の仕事
美容業界は、夜職経験者が活躍しやすい分野といえます。夜職でも必要とされる人とのコミュニケーション能力と美的センスが活かせるからです。
美容業界の仕事の代表例として、厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag」に記載の「美容師」の仕事の概要を見ていきましょう。
| 仕事内容 | カット・パーマ・カラーなどの技術で、顧客の要望に応じたヘアスタイルを提供する |
| 平均年収 | 371.7万円 |
| 向いている人 | ・手先が器用で繊細な技術を習得することに熱意がある人 ・体力があり、長時間の立ち仕事に耐えられる人 ・チームワークを大切にでき、コミュニケーション能力がある人 |
| ポイント | ・営業時間外の技術練習が必要なことが多い ・高齢化に伴う訪問美容サービスの需要が増加している ・店舗によっては、メイク、ネイル、着付けなどを行うこともある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 美容師」
美容師になるには、専門学校や通信課程で専門的な知識やスキルを学んで卒業したあと、国家試験に合格しなければなりません。就職後は、アシスタントから始めて技術の練習を積み、スキルアップしていくのが一般的です。
また美容師、エステティシャン、ネイリストなどの職種では独立開業の道もあるため、「美容に興味がある」「将来は自分の夢をもちたい」という人に向いているでしょう。
ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは、結婚式を予定しているお客さまに対して、挙式の相談に応じ、企画・提案、式当日の進行管理などを行う仕事です。「ブライダルコーディネーター」「ウエディングプロデューサー」と呼ばれることも。お客さまの希望を丁寧に聞き取り、適切なプランを提案する仕事なので、夜職での接客経験が強みになります。
厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag ブライダルコーディネーター」によると、仕事内容や平均年収などは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 結婚式の企画提案や当日の進行管理など、挙式全般をサポートする |
| 平均年収 | 396万円 |
| 向いている人 | ・人を喜ばせるのが好きで、ホスピタリティがある人 ・几帳面で1つ1つの段取りを確実にこなせる人 ・コミュニケーション能力が高く、新郎新婦と良好な関係を築ける人 |
| ポイント | ・式当日は勤務時間が早朝から夜間まで掛かることがある ・結婚式は土日祝日に開催されることが多いため平日休みが基本 ・式開催のために調整する項目は30~40個あり、管理力を養える |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ブライダルコーディネーター」
結婚式当日の勤務は土日祝日が中心で、平日は準備や打ち合わせがメインになります。華やかな職場環境でやりがいを感じられる一方、繁忙期は体力勝負になることもあるでしょう。
未経験から挑戦する場合、ブライダルコーディネート技能検定といった資格を取得することで就職で有利になる可能性があります。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは、スポーツ施設の利用者に、運動やスポーツの指導を行う仕事です。「昼職で体を動かす仕事がしたい」という方にぴったりの職種といえるでしょう。トレーナーやヨガインストラクターなど、特定の分野を専門にすることで、キャリアアップもできます。
厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag スポーツインストラクター」によると、仕事内容や向いている人などは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 利用者にスポーツや運動の実技指導を行い、技術向上をサポートする |
| 平均年収 | 438.4万円 |
| 向いている人 | ・スポーツや運動が好きで体力がある人 ・コミュニケーション能力の高い人 ・健康や医学知識、安全管理への意識が高い人 |
| ポイント | ・テニス、スキー、スイミング、ヨガなど指導種目が多様にある ・会員の利用時間に合わせてシフトが配置されることが多い ・「健康運動実践指導者」「NSCA認定パーソナルトレーナー」などの資格を取得すると、有利に職探しを進められる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag スポーツインストラクター」
スポーツインストラクターへの転職では、上記の関連資格をもっていると有利になる可能性がありますが、学歴や資格を必要としない求人も多く見られます。会員とのコミュニケーションを重視する施設では、夜職での接客スキルが高く評価される可能性もあるでしょう。体を使う仕事なので、健康的な生活習慣への切り替えにもつながります。
保育士
保育士は、子どもの保育を行うとともに保護者に対して子育てのサポートをする仕事。子どもと関わる仕事をしたい方におすすめの職業です。夜職で培った体力と忍耐力、臨機応変な対応力は保育の現場でも活かせます。
ここでは厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag 保育士」で紹介されている仕事内容や平均年収を見ていきましょう。
| 仕事内容 | 専門知識を活かして、子どもの保育、生活習慣の確立、遊びを通じた発達支援、保護者からの育児相談を担当する |
| 平均年収 | 406.8万円 |
| 向いている人 | ・体力のある人 ・責任感と安全管理への意識がある人 ・子どもの成長を支援することに喜びを感じられる人 |
| ポイント | ・長時間保育、夜間保育、休日保育など多様化している ・24時間施設で働く場合は夜勤や宿直で対応することがある ・保育士試験は各都道府県で年2回実施される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 保育士」
保育士として働くには保育士資格が必要です。資格取得する方法には、大きくわけて「養成課程のある学校や施設を卒業する」「保育士試験に合格する」という2つがあります。保育補助として働きながら通信教育で資格取得を目指すことも可能です。
近年は保育士不足が深刻化しているため、資格取得後の就職先は比較的見つけやすい状況です。また、未経験からでも保育補助として働ける施設もあります。
※ここに掲載している職種はあくまでも一例です。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag
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夜職の経験を履歴書や面接で伝えるときのコツ
夜職から昼職への転職を目指す方が抱えやすい課題の一つが、「夜職の経験をどのように履歴書や面接で伝えるか」という点です。以下でそのコツをいくつかご紹介するので、面接に臨む際の参考にしてみてください。
夜職で培ったスキルを具体的なエピソードでアピールする
面接では、夜職で身につけたスキルを実際のエピソードを交えて伝えましょう。たとえば、接客スキルをアピールする場合、「常連のお客さまの好みのメニューを覚え、来店時に先回りしてご用意することで喜ばれた」といったエピソードを伝えると説得力が増します。
また、仕事の実績を示す場合は数字を使いましょう。「月間売上目標を120%達成した」「新規顧客を月平均15名獲得した」などのように、具体的な数字を伝えると努力や成果が伝わりやすいでしょう。
夜職から昼職へ転職する理由を前向きな言葉で伝える
面接官に「なぜ夜職から昼職へ転職したいのか?」と聞かれた場合、前向きな言葉で理由を説明するのがコツです。
たとえば、「生活リズムを整えたい」「社会貢献をしたい」といったように、ポジティブな印象を与える言葉を選びましょう。反対に、履歴書や面接で「夜職の人間関係にウンザリしたから」「年齢的に昼職の方が稼げると思ったから」というような、前職を否定する言葉を使用したり、愚痴を言ったりするのは、NGです。
夜職から昼職へ転職するときは、そのきっかけを伝えるとともに、応募企業の何に魅力を感じたのか、入社後どのように成長したいかを伝えるのがポイントです。志望動機の書き方に悩んだら「転職の志望動機が思いつかない!内容を充実させるポイントや例文を解説」のコラムを参考にしてみてください。
履歴書や面接で嘘をつくのは避けましょう
履歴書は公的な書類のため、嘘をつくと経歴詐称に該当します。嘘が発覚すると、信頼を失うだけでなく、内定取り消しや懲戒解雇などの処分を下される恐れも。事実とは異なる内容を履歴書に記入するのはもちろん、経験した職歴を伝えないことも経歴詐称とみなされる場合があるので注意が必要です。
夜職から昼職への転職を成功させる6つのポイント
ここでは、夜職から昼職への転職を目指すときのポイントを6つご紹介します。今すぐ取り組めるものもあるので、できることから始めてみてくださいね。
夜職から昼職への転職を成功させるポイント
- 生活リズムを夜型から昼型に変える
- 希望の職種や働き方を明確にする
- 志望する仕事に活かせる資格を取得する
- 人手不足の業界・職種に応募する
- 昼職に夜職と同等の収入を求めない
- 昼職向けの求人サイトやエージェントを活用する
1.生活リズムを夜型から昼型に変える
夜職から昼職へ転職したいなら、生活リズムを夜型から昼型に切り替えることが大切です。具体的には、朝早く起きて朝日を浴びる、日中に軽い運動をする、夜は早めに寝るなどの方法が挙げられます。
昼職の面接や転職セミナーは昼間に開催されることが多いので、万全な体制で臨めるよう、少しずつ早寝早起きの習慣を身につけましょう。
2.希望の職種や働き方を明確にする
昼職への転職を成功させるには、希望の職種や働き方を明確にすることが重要です。「どんな仕事をしたいか」「どのように働きたいか」を具体的にすることで、やるべきことが見えてきて、モチベーションも維持しやすくなります。
たとえば、「食品業界の営業職に就きたい」「将来は管理職としてチームを率いたい」といった具体的な希望を整理してみましょう。そうすることで、目標達成に必要なスキルや経験が明確になり、自分に合った求人を探しやすくなります。
3.志望する仕事に活かせる資格を取得する
夜職から昼職への転職を成功させるには、目指す職種に関連する資格を取得するのもおすすめです。資格を履歴書に書くことで、その職種に関する知識や意欲をアピールできるでしょう。
たとえば、パソコンスキルの証明となるMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、営業職での資料作成や事務職での業務に活かせます。不動産を扱う仕事では、宅地建物取引士の資格が役立つでしょう。
ほかにも、英語能力の証明となるTOEIC、IT関連への転職に活かせるITパスポートや基本情報技術者、簿記やファイナンシャルプランナーなど、昼職に活かせる資格は多種多様です。
ただし、「資格を取得すれば必ず採用してもらえる」というわけではありません。資格取得に時間をかけ過ぎると就職に有利な年齢を過ぎてしまう恐れがあります。資格取得を目指す場合は、取得までにどれくらいの期間を要するかを確認しましょう。
早く就職したい人は、資格なしで始められる仕事を探すのも選択肢の一つです。「無資格からできる仕事一覧!正社員になるためにできること」のコラムでは、資格がなくても就職できる仕事の例をまとめています。
4.人手不足の業界・職種に応募する
人手不足の業界や職種に応募するのも、夜職から昼職へ転職する際のポイントです。人手不足の場合
、未経験者を歓迎していたり、研修制度が整っていたりする場合があるからです。また、求人数が多いため、あなたの要望に合った職場を見つけやすい傾向があります。
人手不足といわれている仕事は、介護・福祉関連、ドライバー、警備員、飲食店のスタッフ、製造スタッフなど。ほかにも、IT業界や建設に関わる職業が挙げられます。
また、応募する企業によっては、30代であっても「若手」として歓迎される場合も。夜職から昼職へ転職するときは、求人サイトだけでなく企業のWebサイトで、どのような人材を求めているかを調べてみるのがおすすめです。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和7年6月分)について」によると、2025年6月の有効求人倍率は1.22倍でした。有効求人倍率とは、求職者の数に対する求人数の割合です。
有効求人倍率が1以上であれば、人手が足りていない状態を表しています。求職者にとっては就職しやすい状況といえるでしょう。反対に1未満の場合は、応募者の数が求人の数を上回っている、つまり転職時のライバルが多いと判断することが可能です。
これを踏まえると、2025年6月の有効求人倍率1.22倍という状況は、求職者側に有利といえます。以下に、有効求人倍率が高い職業5つ(パートを除く常用)をまとめたので見てみましょう。
| 職業 | 2025年6月の有効求人倍率 |
|---|---|
| 保安職業従事者 | 6.38倍 |
| 建設・採掘従事者 | 5.54倍 |
| サービス職業従事者 | 2.42倍 |
| 輸送・機械運転従事者 | 2.3倍 |
| 販売従事者 | 2.09倍 |
参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年6月分)について 参考統計表」
上記は未経験者の有効求人倍率を示すデータではありません。しかし、上記の職種では人材確保のため未経験者を受け入れている企業が多い可能性があるでしょう。
また、表にある仕事以外にも、多くの職業で有効求人倍率が1を超えています。昨今は少子高齢化の影響もあり幅広い業種で人手不足が進んでいるため、夜職から昼職に転職する方にとってチャンスがある状況といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(職業安定業務統計)
求人の探し方のコツは?
夜職から昼職への転職を目指すなら、「未経験OK」や「教育制度が充実している」といった求人を中心に探すのがおすすめです。これらの求人は、昼職の経験がなくても採用される可能性があり、入社後に働きながらスキルを身につけられるからです。
未経験からチャレンジしやすい求人に注目することで、安心して長く働ける職場との出会いにつながるでしょう。
5.昼職に夜職と同等の収入を求めない
夜職から昼職への転身を叶えるには、転職先に夜職と同程度の収入を求めないこともポイントです。夜職は、インセンティブ制度が充実している傾向があるため若くても高収入を得やすい一方、昼職は勤務期間やスキル、役職などに応じて段階的に昇給していくのが一般的だからです。
そのため、転職直後は収入が減少する場合もあります。しかし、昼職の求人を見る際に収入面だけを重視すると、「応募できる企業が少ない」と感じたり、早期退職につながったりしてしまう恐れも。夜職から昼職へ転職するときは、目先の収入ではなく、仕事を通して身につくスキルや生涯年収に目を向けましょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未
夜間の仕事は一時的な生活費の確保には良いかもしれませんが、10年20年同じ生活を続けるのは難しいかと思います。
昼職の仕事は、勤務年数を重ねるとキャリアアップのチャンスが回ってくるので、収入アップを目指すなら、できるだけ早く昼職へ転職するのがおすすめです。
「昼職で高収入を得る」という目的ではなく、「自分のスキルで稼ぐ」という感覚をもつことが大切です。夜職で得たコミュニケーション能力を活かせる仕事を探したり、スキルを身につけられる業界で新たなキャリアを構築するところから始めましょう。
6.昼職向けの求人サイトやエージェントを活用する
昼職を紹介している求人サイトを利用するのも、夜職からの転職を成功させるポイントです。求人サイトを一通り眺めてみるだけでも、世の中にどのような職種があるかがわかるでしょう。また、昼職への転職を支援しているエージェントでは、自分の経歴や得意分野をもとに、あなたに合う求人を紹介してもらえます。
ハタラクティブは、若年層の就職・転職に強いエージェントです。プロのキャリアアドバイザーが就職・転職活動を手厚くサポート。マンツーマンでカウンセリングを行い、夜職から昼職へ転職するときのお悩みや、仕事の希望条件などを丁寧にヒアリングしてアドバイスします。
幅広い職種で、未経験者を積極的に採用する企業の求人をご用意。希望やスキルに合った求人を厳選して紹介します。履歴書の書き方や、応募企業ごとの面接対策、あなたの経験を活かした自己PRのアドバイスも実施。選考のスケジュール管理も行いますので、夜職を続けながら昼職への転職活動を進めたい方も安心です。
ご登録・ご利用はすべて無料なので、「夜職から昼職へ転職したいけど、どんな企業に応募すれば良いかわからない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
夜職から昼職に転職する際によくあるQ&A
ここでは、夜職から昼職への転職に関してよくある質問に対し、Q&A形式で回答していきます。
夜職の経験を履歴書や面接で伝えるべき?
昼職へ転職するときは夜職の経験も伝えましょう。
夜職かどうかにかかわらず、選考では職歴や学歴、これまであなたが得たスキル・経験を正確に伝えるのが基本。なぜなら企業は、これらの情報を踏まえて、応募者を採用するかどうか判断しているからです。
面接ではあなたのスキルや実務経験とあわせて、夜職で何を学びどのように成長したかを具体的かつ簡潔に説明しましょう。
夜職から昼職に転職すると収入は減る?
転職する企業によって異なるので一概にはいえませんが、「収入が減った」と感じる方もいるようです。
夜職では給与のほかに深夜勤務手当をもらえる場合がありますが、昼職ではその手当はありません。また、昼職は勤続年数やスキルに応じた昇給制度を設けている企業が多いため、入社直後は「夜職の方が稼げた」と感じることも。
そのため、20代~30代で比較すると、昼職よりも夜職の方が毎月の収入は高いかもしれません。しかし、生涯で得られる収入の総額で考えてみると、結果的には昼職の方が収入が多くなる場合もあります。
夜職から昼職へ転職するときは、「自分の求める収入」と「やりたい仕事」のバランスを考えることが大切です。
何歳までに夜職から昼職に転職するのが良い?
転職は何歳であっても可能ですが、30代で夜職を引退し昼職へ転職する方が多いようです。
その理由は、30代になると「体力的・精神的に20代のころのように働けなくなる」といったものが挙げられます。また、未経験の業界へ転職する場合、年齢が若いほど求人の選択肢が多い点も、理由として考えられるでしょう。
「昼職の経験がなく、履歴書の書き方がわからない」「夜職から昼職へ転職できるか不安」という方は、転職エージェントに相談してみるのも一つの方法です。ハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を丁寧にサポートしますので、ぜひご利用ください。
