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未経験からリモートワークするには?おすすめの職種や正社員のなり方を紹介

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この記事のまとめ

  • 未経験からリモートワークが可能な求人は少ないが、仕事内容によっては叶えられる
  • リモートワークの種類は、「在宅勤務」「モバイルワーク」「施設利用型勤務」の3つ
  • リモートワークは、積極的に仕事に取り組めて自己管理が得意な人だと仕事がはかどる
  • 未経験からリモートワーク可能な職種は、Webライターや事務職など
  • 未経験からリモートワークの正社員になるには、スキルを習得しておくと良い

「未経験から正社員としてリモートワークはできる?」と疑問に思っている方もいるでしょう。自宅やカフェといった、好きな場所で働けるリモートワークは魅力的ですよね。

リモートワークが可能な会社であっても、未経験の場合は教育やスキルの定着のために、最初のうちは出社が必要な場合も多いようです。未経験からリモートワークを叶えたいなら、転職前の準備や求人の選び方に気をつけると良いでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えながら、未経験からリモートワークを考えている方におすすめな職種や、正社員就職のコツを解説します。

また、リモートワークできる仕事の種類や向いている人の特徴についてもご紹介。リモートワークがどのような働き方か知り、正社員就職に向け必要な準備を整えましょう。

リモートワークの仕事は未経験から始められる?

「リモートワークをしたいけど、未経験から始められる?」と疑問に思っている方もいるでしょう。未経験からリモートワークを始められるかどうかは、保有スキルや仕事内容によって異なるようです。

実務未経験の場合は厳しいのが現状

実務未経験の場合、最初からリモートワークを行うのは難しいといえます。なぜなら、仕事に慣れるまでの間、リモートでは十分な教育やフォローを受けられない可能性があるためです。

未経験の仕事を始める場合、研修で基本的な業務内容について理解したり、先輩や上司の仕事を見て覚えたりしながら仕事に慣れていくでしょう。お手本となる存在が近くにいれば、仕事を覚えるうえでの目標となるほか、不安や疑問があったらすぐに聞けるという安心感もメリットの一つです。

しかし、リモートワークを最初から行うとなると、Web上のチャットやビデオ通話でのやりとりで教務の説明を受けることになります。直接教えてもらうよりも細かいニュアンスが伝わりづらいだけでなく、何かあったときに頼れる人が近くにいないことを不安に感じてしまう恐れもあるでしょう。

以上の理由から、新卒や未経験からの転職者の場合、最初は出社しなければならない可能性が高いといえます。リモートワークOKの場合であっても、研修期間中や入社後の一定期間は出社での勤務としている会社も多いようです。

なかには最初からリモートワークができる仕事もある

業務内容がマニュアル化されていたり、単純作業やルーチンワークといった覚えやすい仕事内容であれば、未経験からリモートワークを始められることも。具体的には、データ入力やWebライターなどが当てはまるでしょう。

また、業務と関連するスキルや経験をもっている場合は、業界未経験であってもリモートワークが許可されやすいようです。これまでの職歴や保有スキルに関連した求人を探すことで、リモートワークができる可能性が高まりますよ。

専門的なスキルがある人は、フリーランスになることでも自由度の高い働き方を実現可能です。詳しくは、「会社員に向いていない人はどうすれば自分らしい生き方ができるかをご紹介!」のコラムを参考にしてくださいね。

リモートワークの種類

ひとくちにリモートワークといっても、いくつかの形態があります。総務省の「テレワークの意義・効果」によると、企業に勤める会社員が行えるリモートワークの形態は、以下の3つに分けられます。

  • ・在宅勤務
  • ・モバイルワーク
  • ・施設利用型勤務

在宅勤務は、自宅を就業場所とする働き方です。通勤の必要がなくなるため、自由に使える時間が増えたり、通勤による疲労を軽減できたりというメリットがあります。

モバイルワークは、場所や時間を問わず仕事ができる働き方のこと。電車やバスといった公共交通機関やカフェ、出張先などでも働けるため、移動中や出先でも仕事を進められるのが特徴です。

施設利用型勤務とは、会社が契約しているサテライトオフィスやコワーキングスペースなどを利用するリモートワークのこと。オフィスとして整備された環境のなかで働けるため、「自宅では集中力が続かない…」という方にもおすすめといえます。

参照元
総務省
テレワークの意義・効果

会社によってリモートワークの規程や実施頻度は異なる

リモートワークの形態や実施頻度は、会社によって大きく異なるため注意が必要でしょう。

週5日のリモートワークを導入し、基本的には出社の必要がない「常時テレワーク」が可能な会社もあるものの、定期的な出社勤務が必要な「随時テレワーク」に留めている企業も多いようです。また、育児や介護といったやむを得ない事情をもつ社員や、一定以上の実績や経験を積んだ社員でないと許可が下りないことも。

すべての仕事でフルリモート勤務ができたり、全国どこからでも仕事に応募できたりする訳ではないことを頭に入れておきましょう。業務内容や役職によって扱いが変わる場合もあるため、希望する働き方ができるかどうかを入社前にしっかり確認しておくことが大切です。

また、企業選びの条件をリモートワークだけに絞ると、自分に合わない企業に就職してしまう危険があります。「仕事の決め方で大切なことは?自分に合ってるか不安なときの対処法を解説」のコラムを読んで、仕事選びの視野を広げることも検討してくださいね。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

高城綾香

高城綾香

リモートワークの魅力は、通勤時間や場所を気にせず働けることです。しかし、コミュニケーションの機会が減少したり、相談しづらく疑問点をすぐに解決できなかったりというデメリットも。
導入コストが掛かるうえに働いている様子が分からないという企業側のデメリットもあり、未経験者のリモートワークに消極的な企業は多いようです。

わたしたちハタラクティブは、あなたの希望を丁寧にヒアリングし、条件に合った求人を探すお手伝いをしています。リモートワークを叶えるためのキャリアプランの提案や求人紹介もお任せください。転職活動を検討している方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

リモートワークに向いている人の特徴

リモートワークに向いている人の特徴

  • 積極的にものごとに取り組める
  • 一人で黙々と作業できる
  • 仕事とプライベートを切り離せる
  • セルフマネジメントができる

出社せずに仕事ができるリモートワークは、時間の無駄を減らしたい方や自分のペースで働きたいという方にぴったりといえます。ただし、なかには「自分には合わない」「思ったより仕事がはかどらなかった」といった場合もあるようです。

ここでは、リモートワークに向いていると感じやすい人の特徴をご紹介します。未経験からリモートワークを希望している方は、ぜひ確認してみてくださいね。

1.積極的にものごとに取り組める

何事も積極的に取り組める人は、リモートワークに向いていると感じやすいでしょう。リモートワークは一人で仕事を進めなければならず、逐一指示してもらえるとは限りません。指示されなくても仕事に取り組める前向きな姿勢や、疑問をすぐに確認できる積極性のある人は、仕事がはかどりやすいでしょう。

2.一人で黙々と作業できる

リモートワークで仕事が上手くいきやすい人には、一人で黙々と作業できるという特徴があるようです。

リモートワークでは、出社時には何気なく行っていた同僚との雑談や世間話ができなくなってしまいます。行き詰ったときの息抜きができず、孤独感や閉塞感を抱くという人も。一人で作業することが得意だったり、人間関係に煩わしさを感じたりしていた場合は、リモートワークによってのびのびと仕事に取りかかれるといえます。

一人で働きたいという理由でリモートワークを希望している人は、一人で業務を進める職種を選ぶ方法もあります。「一人でできる仕事やそのメリット・デメリットを解説!仕事を得る方法も」のコラムで仕事の種類を確認していきましょう。

3.仕事とプライベートを切り離せる

リモートワークを効率的に行うには、仕事とプライベートを切り離すことが大切です。在宅勤務の場合、プライベートな空間で仕事を行うことになります。そのため、公私の境界線が曖昧になり、残業を行うハードルが低くなってしまったり、プライベートの時間に仕事のことを考えてしまったりする恐れがあるでしょう。

プライベートに仕事を持ち込んでしまうと、精神的な疲れやストレスの原因になりかねません。仕事とプライベートを分けて業務に取り組む意識をもてる人の方が、リモートワークに向いているといえるでしょう。

4.セルフマネジメントができる

セルフマネジメントができる人は、リモートワークに向いていると感じやすい傾向にあるようです。

周囲に上司や先輩がおらず、一人で仕事を進めるリモートワークでは、仕事をサボったり、一つの業務に必要以上に時間を掛けてしまったりすることも。自制心を常にもち、スケジュールやタスクをしっかり管理できる人なら、リモートという状況でも仕事で成果をあげられるでしょう。

未経験からリモートワークを始めやすい仕事

未経験からリモートワークを始めやすい仕事

  • Webライター
  • エンジニア
  • マーケター
  • 事務職
  • Webデザイナー
  • カスタマーサポート

未経験からリモートワークに挑戦しやすい仕事には、Webライターやエンジニアなど、パソコンがあれば始められる仕事が挙げられます。リモートの求人が多いといわれている職種をご紹介するので、気になる仕事がないか探してみてください。

1.Webライター

Webサイトに掲載する文章を書くWebライターは、リモートワークOKの求人が多い仕事の一つです。未経験者を歓迎している求人も一定数あり、仕事内容や扱うコンテンツによっては最初からリモートで働くことも可能でしょう。

取材のために出社や出張が必要な場合はあるものの、ライティングはリモートで作業可能です。在宅勤務で業務が完結する仕事なら、全国どこでも取り掛かれるといったメリットも。文字単価で報酬が算出される業務委託や時給制のパート・アルバイト、正社員など、豊富な雇用形態から自分に合った働き方が選べますよ。

2.エンジニア

システム構築やソフトウェア製作などを担うITエンジニアも、リモートワークが叶いやすい仕事です。作業はパソコンがあれば問題なく、クライアントや企業とのやり取りもチャットやビデオ通話でできるため、地域や時間を問わず仕事がしやすいといえます。需要が高まっている仕事でもあるため、安定した月給が得られるメリットも。

ただし、未経験から始める場合は、スキル習得に時間がかかるほか、研修期間は出社が必要な場合もあるようです。また、エンジニアとしてのスキル以外にも、業務を円滑に進めるための対人能力やセルフマネジメント力が求められます。

エンジニアの主な勤め先であるIT企業の特徴を知りたい方は、「IT企業とは?特徴や職種を解説!就職のポイントもまとめました」のコラムをご覧ください。

3.マーケター

マーケターとは、商品やサービスの価格帯やターゲット層を設定したり、宣伝方法を工夫したりして、商品を販売する準備を行う仕事のことです。市場調査やデータ分析をもとに戦略を立てるため、パソコンがあれば業務ができ、リモートワークに向いているといえます。

マーケターとして活躍するには、広告に関する知識や市場の分析力、企画立案を行う力など、マーケティングに関するさまざまなスキル習得が必要です。未経験者の採用を積極的に行っている企業への応募を考える場合、最初からリモートワークが可能か確認しておくと良いでしょう。

4.事務職

データ管理や文書作成を行う事務職は、未経験からリモートワークを始めやすい仕事の一つといえます。データ入力や書類作成といった業務なら事務職の経験がなくても覚えやすく、最初からリモートで始められる求人も。

ただし、重要書類の取り扱いや来客対応を行う場合は、完全にリモートで勤務するのは難しい可能性があります。業務内容や雇用形態、リモートの規程は事前に確認しておくと安心です。

5.Webデザイナー

Webサイトのデザインを行うWebデザイナーも、リモートワークがしやすいでしょう。デザイン作成に必要なソフトを扱うスキルやデザインの知識が必要とはいえ、未経験者を歓迎する求人もあるようです。

エンジニアと同じく、クライアントの要望に沿ってデザインを完成させる必要があるため、コミュニケーション能力や傾聴力も問われる傾向にあります。未経験から始めたい場合は、知識を身につけるだけでなく、業務を円滑に進めるための能力も鍛えましょう。

6.カスタマーサポート

インターネットが整備されている静かな環境があれば、カスタマーサポートの仕事をリモートワークで行うことも可能です。対応方法はマニュアル化されているため、リモートで業務を進めやすい仕事といえます。

顧客対応が主な業務のため、人とコミュニケーションをとるのが好きな人や、商品やサービスの特徴を記憶するのが得意な人におすすめの仕事です。

未経験からリモートワークの正社員を目指すコツ

未経験からリモートワークで正社員を目指すなら、「リモートで成果が挙げられる」ことをアピールするのがポイントです。リモートワークを叶えるために、以下のコツを参考にしてみてくださいね。

在籍中の会社にリモートワークの制度がないか確認する

在籍中の会社や仕事内容に不満がない場合、転職せずに自社のリモートワーク制度を活用するのがおすすめです。慣れ親しんだ業務をリモートで行えるため、未経験の分野へ挑戦するよりも負担を感じにくいでしょう。

リモートワークを会社に認めてもらうには、安定した成果と仕事への誠実な姿勢を示し続ける必要があります。まずは成績や評価のアップを狙うことから始めてみてくださいね。

スキルや技術を習得する

未経験のリモートワークが可能な職種に転職する場合は、スキルや技術を身につけてから転職すると安心です。夜間の専門学校や通信教材でスキルを習得すれば、「リモートで仕事を任せられるスキルがある」と判断してもらえる可能性が高まります。

また、副業を始めて、働きながら必要な知識を身につける方法も有効です。最初は思うように稼げないかもしれませんが、徐々に仕事の要領を掴みながら収入を得られるようになるでしょう。また、副業から試してみることで、適性があるかどうかをチェックできますよ。

手に職をつけたい女性におすすめの転職先とは?在宅で働ける仕事もご紹介!」のコラムでは、専門性が身につく仕事を紹介しています。これからスキルを身につけたい方は参考にしてください。

経験を積んでからリモートワークを目指す手もある

「今すぐリモートワークを始めたい」という訳ではないのなら、希望する職種で未経験から始められる求人に的を絞り、将来的にリモートワークを目指すのも手です。未経験者に最初からリモートワークを許可する求人は限られており、希望する条件のものを見つけるのは難しい恐れがあります。

まずは出社勤務であっても経験を積める会社に入社し、スキルを身につけることで、より余裕をもってリモートワークが始められるでしょう。また、先に実績を得られるため、キャリアの選択肢が広がりやすいというメリットも。

幅広いスキルの習得や豊富なキャリアアップを叶えたい場合は、リモートワークにこだわらずに仕事を探してみてくださいね。

「リモートワーク可能な会社が知りたい」「未経験分野への転職のアピール方法が分からない」という方は、転職活動の支援実績が豊富な転職エージェントに相談するのが良いでしょう。20代を中心とした若者の転職を支援しているハタラクティブは、未経験者歓迎の求人情報を多く扱っているのが特徴です。

キャリアアドバイザーがあなたの希望をお伺いし、適性やキャリアプランをもとに厳選した求人をご紹介します。将来的にリモートワークを叶えるためのキャリアパスのご提案もできるため、将来の見通しをもちながら仕事が探せますよ。

また、応募書類の添削や模擬面接なども行い、転職活動を包括的にサポートします。未経験の業界・職種への転職活動が初めてという方も、あなたに合ったアピールが可能です。サービスはすべて無料で受けられるため、ぜひお気軽にご相談くださいね。

未経験からリモートワークを目指すときに役立つQ&A

未経験からリモートワークを目指すときによくある質問について、Q&A方式でお答えします。

リモートワークのメリットとデメリットは?

リモートワークの大きなメリットは、通勤時間が短縮できる点です。空いた時間を趣味やプライベートに使えたり、通勤のストレスが減少したりといった効果が期待できますよ。一人で黙々と仕事ができるので、自分のペースで安定して仕事を進めたい人にもおすすめです。

一方、同僚とのコミュニケーションがとれなくなってしまうため、孤立感や閉塞感を抱くという人も。対面なら気軽にできる質問にも気を遣ってしまい、すぐに問題解決ができないというデメリットもあるでしょう。

パートやアルバイトにもリモートワーク可能な求人はある?

正社員以外にも、リモートワークが可能な求人は多く存在します。Webライターやデータ入力の仕事は、業務委託やパート・アルバイトといった雇用形態の求人が豊富な傾向にあるようです。

また、エンジニアやマーケターといった経験がある方は、スキルを活かして高収入のパート・アルバイトに応募できる可能性もあります。前職までの経歴や希望する働き方から、あなたに合った仕事を探してみてくださいね。

未経験可のリモートワーク求人が多い職種は?

事務職やカスタマーサポートといった仕事は、業務内容がマニュアル化されている事が多く、未経験から始めやすいといえます。専門的な知識やスキルが必要なく、研修がリモートでも行える仕事は、未経験OKな求人が多いようです。

30代・未経験からリモートワークの仕事に転職できる?

前職までの経歴によっては可能ですが、未経験者に最初からリモートワークを許可する会社は多くありません。リモートワークを目指すなら、まずは出社してスキルや知識を吸収し、成果を挙げましょう。スキルアップすることでリモートで働ける可能性が高まるほか、キャリアの選択肢が広がることも期待できますよ。

将来的にリモートワークが可能な仕事に転職したい場合は、転職エージェントのハタラクティブのご利用がおすすめです。あなたの希望や適性をもとに、長期的なキャリアプランを踏まえて適切な求人情報をご紹介します。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube