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ものづくりは仕事にできる?種類や向いている人は?将来性も紹介

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この記事のまとめ

  • ものづくりの仕事は、性別問わず多種多様な人材が活躍しやすい
  • ものづくりの仕事は、「製造系」「クリエイティブ系」「IT系」など幅広い
  • ものづくりが向いている人は、「コツコツした作業が得意」「想像力がある」など
  • ものづくりの仕事は手に職をつけやすく、働く場所の選択肢が広い傾向がある

「ものづくりをしたいけど、仕事にできる?」という疑問を持つ方から相談を受けることがよくあります。ものづくりに興味がある場合、実際に仕事にできるかどうか気になる方は多いでしょう。また、ものづくり自体が自分に向いているかを明確にしたうえで、職探しを行いたいですよね。

ものづくりの仕事は個人で行うこともあれば幅広い職種が関わることもあり、多様な人材の活躍が期待されています。幅広い関わり方や選択肢が考えられるため、キャリアビジョンの実現を目指しながら働きやすいといえるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの北島さんからのアドバイスを交えつつ、ものづくりの仕事に向いている人や将来性についても解説しています。ものづくりの分野に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ものづくりは仕事にできる?

ものづくりは、仕事にできます。

ものづくりに関する仕事は「製造系」「クリエイティブ系」「IT系」などと幅広く、職種も多種多様。実際に手作業で物をつくる工程に関わるだけでなく、自分の得意分野や適性を活かしながら間接的に関わる仕事もものづくりに含まれると考えられるでしょう。

ものづくりの仕事における働き方

ものづくりの仕事における働き方は、正社員をはじめ、パートや契約社員といった非正規雇用社員、フリーランスなど、働き方の選択肢が豊富にあるのが特徴の一つです。

また、中部経済産業局の「ものづくり女子の活躍応援サイト ものづくり現場からのメッセージ」を参考にすると、育休や産休制度を充実させたり、年齢に関係なくリーダーを経験できる職場環境を整えたりと、多種多様な人材にとっての働きやすさや成長のしやすさを実現している企業が多くあります。

ものづくりの仕事における女性をはじめとした労働者の多様化が進んでいることが分かるでしょう。

未経験者OKの求人も多くある

ものづくりの仕事は、未経験者OKの求人も多くあります。

経験不問の求人であれば、就職後は、新人研修や実践を踏まえながら専門知識を身につけられる環境があることが考えられるでしょう。なかには、資格取得のサポート体制が整っている企業も。

未経験から働きやすい環境があるかや、キャリアビジョンを達成できるかどうかも考慮しながら、求人を探してみましょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

北島愛純

北島愛純

ものづくりは、製品をつくるというゴールまでのプロセスを通じて、自分の特性を活かした関わり方の選択肢が多くある仕事。スキルがない状態から就職した場合も、働きながらスキルや資格の取得を目指せる職場も多いのが特徴です。

参照元
中部経済産業局
ものづくり女子の活躍応援サイト

ものづくりに該当する仕事の種類

ここでは、ものづくりの仕事に該当する職業を紹介します。ものづくりのなかでも、特にあなたの関心分野に当てはまるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

製造系の職業

自動車や家電、日用品などをつくる業務に関わる仕事が、製造系に当てはまるといえます。製造の仕事に必要なのは、ものをつくる技術だけではありません。企画・開発、マーケティング、設計、品質管理、営業など、製品の考案をはじめPRやアフターフォローなど、幅広い職種が関わっています。

建設系の職業

建設系は、建造物の設計や工事、電気工事などが代表的な例。建設系の職業には、建築士、大工、左官、宅地建物取引士、電気工事士などが挙げられます。また、「力仕事や危険が伴う仕事は避けたい」という場合は、事務職やインテリアコーディネーターといった関り方も考えられるでしょう。

職人系の職業

職人は、専門的なスキルや知識を身につけ、手作業で業務を行ってものづくりをする人のこと。先述した建築士や大工なども、専門スキルを活かして建造物を建てる職人といえます。伝統工芸品や陶芸、食品などを扱う職人は、和風・洋風といったジャンルごとの美的感覚を兼ね備えていることが重要です。

クリエイティブ系の職業

ものづくり自体がクリエイティブ系ともいえますが、そのなかでも、デザイナーや企画・開発がクリエイティブな職業といえます。クリエイティブな職業は、アイディア出しやそれを実際に表現する能力が必要。特に、PRを行うものであれば、広告デザインや宣伝方法にもクリエイティブなスキルを求められることがあります。

IT系の職業

Webサイトの設計やデザイン、アプリやサービスの開発が、IT系のものづくりと表現できます。このような業務は、Webデザイナー、エンジニア、プログラマーといった職業に就けば行うことが可能です。

ものづくりの仕事に向いている人は?

ものづくりの仕事に向いている人の特徴

  • 1.コツコツと作業を続けられる
  • 2.かい作業をする手先の器用さがある
  • 3.物を作りあげるのが好き
  • 4.想像力や発想力が豊か

ここでは、ものづくりの仕事に向いている人の特徴を解説します。

あくまで代表例ですので、参考までにチェックしてみてくださいね。

コツコツと作業を続けられる

コツコツと作業を続けられる人は、ものづくりに向いているといえるでしょう。

ものづくりの仕事のなかには、専門的な業務を繰り返したり、細かい作業を続けなければならないことがあります。そのため、集中力を持続させて長い時間作業し続けられる方は、ものづくりの仕事が向いているかもしれません。

細かい作業をする手先の器用さがある

細かい作業をする手先の器用さがあることは、ものづくりの仕事をするうえでは強みになるでしょう。たとえば、電子機器の組み立てや、繊細なアクセサリーの制作、お菓子づくりなど、細かい作業が必要なものづくりの仕事は多く存在します。

手先の器用さがあると、効率的に作業を行えるだけでなく、表現の幅を広げたり新たな技術を習得したりするのもスムーズに行いやすいという強みになるでしょう。

物をつくるのが好き

純粋に物をつくることが好きな気持ちがあると、ものづくりの仕事を楽しめる可能性があります。好きなことを仕事にできれば、モチベーションを保ちつつ目標に向かって努力できたり、ストレスやミスをバネにしたりすることもできるでしょう。

ただし、好きな気持ちだけで仕事を選ぶと、実際の職場や業務とのミスマッチを起こすことも。「趣味ではなく仕事として取り組めるか」「職場環境は自分に合っているか」といった点を重視することも大切です。

想像力や発想力が豊か

ものづくりの仕事は、想像力や発想力があると向いているといえます。新製品の提案や、既存のものを改良するためのアイデア、ユーザーに寄り添ったデザインなど、豊かな発想が求められる場面が多いからです。

ものづくりの仕事には多種多様な職種があり、それぞれに必要なスキルは異なります。そのため、上記のような特性がないからといって、ものづくりの仕事に適性がないというわけではありません。

ものづくりに関わりのある仕事をしたい気持ちがある場合、営業や事務など、自分の得意を発揮できる分野を見つけ、それを活かすことが大切ですよ。

ものづくりの仕事に就く3つのメリット

ものづくりの仕事に就く3つのメリット

  • 1.手に職がつくので働く場所を問わない
  • 2.転職時に専門性をアピールしやすい
  • 3.資格取得で給与が上がることもある

先述したように、ものづくりの仕事は、広い意味では製造だけでなく、建設、設計、ITの領域も含まれます。生活に欠かせない多種多様な製品やサービスをつくり出すものづくりの仕事に就くと、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

以下にまとめましたので、チェックしてみてください。

1.手に職がつくので働く場所を問わない

ものづくりの仕事に就けば、手に職がつくので働く場所を問わないというメリットがあります。

たとえば、木工職人としてのスキルを身につければ、その技術は幅広い地域で求められるでしょう。また、プログラマーやエンジニアなども、一度身につけた専門性を活かせる職業です。企業によっては在宅ワークで働けるため、地域を選べるだけでなく、オフィスか自宅かも選ぶことが可能でしょう。

将来的に働く環境の選択肢が幅広くなるという点は、ものづくりの仕事に就くメリットといえるのではないでしょうか。

2.転職時に専門性をアピールしやすい

転職時に専門性をアピールしやすいのも、メリットの一つとして挙げられます。

先述したように、ものづくりの仕事は専門性が高く、手に職がつく職業が多いもの。転職の際にもその専門性を強くアピールできます。

専門スキルや知識は、前職と同じ職業でなくても、関連した分野や職業でも活かすことが可能。「前職で身につけた専門性を活かしてさらに成長したい」という向上心を伝えれば、面接官に好印象を与えられるでしょう。そのため、転職活動がスムーズに進む可能性も高いです。

3.資格手当により年収アップを目指しやすくなる

ものづくりの仕事に必要な資格取得をした場合、資格手当や職務手当の支給により年収アップを目指しやすくなることがあります。ものづくりの仕事には資格が必要とされるものが多く、保有の有無によって評価が変わることも少なくありません。

たとえば、電気工事士の資格や建築士の資格を持っていると、その専門性を評価して資格手当が支給される場合もあります。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

北島愛純

北島愛純

一つ注意が必要なポイントとしては、企業や職場の規則によって資格取得による手当が支給されない場合があることです。
もし年収アップしたい場合は、経験や実績を重ねることで目指しやすくなることがあります。たとえば、職場でゼネラリストやマネージャーといった立場になったり、キャリアアップ転職をしたりする方法が考えられるでしょう。

ものづくりの仕事に就く際の注意点

ここでは、ものづくりの仕事に就く際の注意点をご紹介します。

注意点を把握することで、実際に働くイメージや将来設計をしやすくなるでしょう。ものづくりの分野で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一人立ちするまでに時間がかかる場合がある

ものづくりの仕事に就いたあと、一人立ちするまでに時間がかかる場合があります。これは、特に技術やノウハウが求められる職種でよく見られること。経験を積み技術力を身につけて一流になるまでには、長い時間と多大な努力、根気強さが求められるでしょう。

ただし、その期間や習得すべきスキル・知識量は職種や職場によって異なります。一人立ちするまでの期間が気になる場合は、調べてから就職を決めるようにしてくださいね。

天候や景気など外部要因の影響を受ける場合がある

ものづくりの仕事は、景気や天候などの外部要因に左右されやすいことがあります。

建設業などは、急な天候の変化で作業が中断し、作業のスケジュール全体に影響が出ることも。また、製造業は景気の影響を受け、消費者の購買意欲が低下すると、売上がダウンする可能性についても覚えておきましょう。

ものづくりの仕事に関する将来性

「ものづくりの仕事は将来性がある?」「キャリアを築ける?」という疑問をお持ちの方もいるでしょう。

ここでは、ものづくりの仕事の将来性について解説します。ものづくりの仕事に就くことに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

AIに代替されにくい

ものづくりの仕事では、AIに代替されにくいものが多くあるでしょう。

同じものを大量に生産するといった製造業務では、AIやロボットの発達が見込まれます。しかし、伝統工芸品や人のぬくもりが感じられる製品づくりなど、AIに代替するのが難しいものも少なくありません。手作業で製品をつくる歴史を積み重ねている分野は、今後も人の手を必要とする可能性が高いと考えられます。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

北島愛純

北島愛純

今後も、ものづくりのような生産技術は将来性の高い仕事です。AIなどのテクノロジーが進歩したとしても、必要とされる職業と考えられますよ。

国の支援がある

ものづくりの仕事が国から支援されているという点も、将来性を考える際には強みの一つです。

厚生労働省の「2022年版 ものづくり白書 (令和3年度 ものづくり基盤技術の振興施策)(9p)」によると、「雇用する労働者に対して職業訓練を計画に沿って実施した事業主に『人材開発支援助成金』を支給し、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成。 2021年度からは、高度なIT人材の育成のため、ITSSレベル3及び4の訓練を高率助成の対象とした」としています。

「ITSSレベル3及び4」は、要求された作業を全て独力で遂行できたり、後進育成に貢献したりする高度なIT人材であることを示すもの。国の支援により高度な技術を習得しやすい環境がつくられたことで、将来の目標達成にも近づきやすくなっています。

参照元
厚生労働省
「令和3年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を本日閣議決定

「専門スキルを得られる職に正社員で就きたい」「将来性のあるものづくりの仕事をしたい」という方は、就職支援を行うエージェントに頼ってみるのがおすすめですよ。

20代の既卒や第二新卒、フリーター、ニートの方を対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの適性に合った求人を紹介。カウンセリングを行ったうえで応募書類の添削や面接対策を行うなど、求職者一人ひとりに丁寧に向き合ったサポートを実現しています。

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ものづくりの仕事に関するQ&A

ここでは、ものづくりの仕事に関するよくある疑問をまとめています。未経験からの就職や異業種への転職についても触れているので、ぜひチェックしてみてください。

伝統工芸に興味があるので、ものづくりをして働きたいです

興味がある分野が明らかであれば、自己分析や企業研究を行ってみましょう。
自己分析を行うことで、興味の有無を知るだけでなく、自分の特性や得意・不得意分野が分かり、求職活動の軸をより明確に定められるというメリットがあります。自己分析を行ったうえで企業研究をすれば、自分に合った働き方やキャリアビジョンを叶えられる職場を見つけやすくなりますよ。

未経験から職人として就職すると、下積み時代は何年以上ですか?

伝統工芸品や食材を扱う職人の仕事は下積みを必要とする場合がありますが、その年数は職種や職場によって異なるもの。「職人の下積み時代は何年以上?」と不安がある場合は、未経験者向けの研修やサポート体制が整っている職場を選ぶのがおすすめです。ステップアップや知識を身につけやすく、一人立ちまでの計画も立てやすいでしょう。

ものづくりの仕事に興味があるけど、キャリア的に将来性が不安です

 「AIに代替されにくい」でも解説したように、AIに代替されにくいものづくりの仕事は多くあります。
将来性が不安な場合は、人の手が必要な仕事や、専門性の高い業務ができる仕事かどうかを重視して求人を探すようにしましょう。専門性が高い業務をこなして手に職をつけられれば、転職時の強みにもなり得ます。

ものづくりの仕事から異業種に正社員転職できますか?

異業種に正社員として転職することは可能です。転職時までに培った専門的な技術やスキル、視点を活かすことで、新たな業種での活躍が期待できるでしょう。

異業種へ転職したい場合は、若年層向け転職エージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。新しい職種に挑戦する前に、適職診断を行うことも可能。納得のいく転職をするためにも、ぜひお気軽にご相談ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube