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一人でできる仕事やそのメリット・デメリットを解説!仕事を得る方法も
この記事のまとめ
- 一人でできる仕事は、パソコンを使ったり体力が必要だったりする業務が挙げられる
- 一人でできる仕事は、自分のペースで時間や場所にこだわらず働けるものが多い
- 一人でできる仕事をするには、責任感や向上心を維持できることが大切
- 一人でできる仕事を見つけるには、専門スキルや資格を身につけるのがおすすめ
仕事を探すうえで、「一人で仕事をしたい」「自分のペースで実力を発揮したい」という希望をお持ちの方は多いようです。特に、一人でできる仕事のなかから自分に合う業務内容を見つけるのは難しいですよね。
まずは一人でできる仕事の例や、一人で仕事をするメリット・デメリットの両方を知るのがおすすめ。そのうえで、一人で働くことが自分に合っているのかを考えて、仕事探しの準備に移りましょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの中村さんのアドバイスを交えつつ、一人でできる仕事についてまとめました。一人で仕事をするのに向いている人の特徴や仕事探しの方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事にコメントしているアドバイザー
一人でできる仕事の代表例
ここでは、一人でできる仕事の例をご紹介します。「一人で仕事したいけどどんなものがある?」「自分にできる仕事って?」と疑問をお持ちの方は、ぜひご一読ください。
クリエイティブな仕事
クリエイティブな仕事は、一人でできる仕事の一つ。エンジニアやプログラマー、Webデザイナーなどが例に挙げられます。「一人でできる仕事をしたい」かつ「パソコン操作のスキルを活かしたい」という方におすすめです。
エンジニアやプログラマー
エンジニアやプログラマーは、一人で作業する時間が多いといえるでしょう。先述したように、どちらもパソコンやソフトを使う仕事です。エンジニアはシステム開発の設計・運用などを担当し、プログラマーはプログラミング言語を使ってプログラミングを行います。
Webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントからの要望に基づいて、Webサイトのデザインやレイアウトを作成するのが仕事内容。クライアントの要望を把握するために直接ヒアリングを行うことがある場合もありますが、一人で黙々と作業することがほとんどでしょう。
体力を必要とする仕事
一人でできる仕事には、ドライバーや清掃といった体力を必要とする仕事内容も。デスクワークよりも、場所を移動したり体を動かしたりする仕事をしたい方向けだと考えられます。
ドライバー
長距離ドライバーは、基本的には一人で業務を進めます。長時間運転することになるため、体力や自己管理能力が必要となります。道を間違えないことや交通安全を守るなど、基本的な交通マナーに対する意識を長時間持続させる集中力も大切でしょう。
清掃
建物や公共施設の清掃をする仕事も、自分一人のペースで進めることが可能です。公共の場を清潔にする仕事のため、細かな部分に気を配れる方が向いているでしょう。椅子や机といった大きな物を撤去することもあるため、体力が必要な仕事といえます。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
中村凌河
誰とも全く関わらない仕事は難しいですが、自分一人で働く時間が多い仕事を選ぶのは可能です。仕事への希望条件があまりない場合は、周囲とコミュニケーションを取る頻度を1つの基準として仕事を調べるのもおすすめですよ。
「人と接しない仕事に就くには?おすすめ職種10選と正社員になるコツ」のコラムでは人と接する機会が少ない職種を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
一人でできる仕事のメリット
一人でできる仕事のメリット
- 自分のペースで仕事を進められる
- 場所にとらわれず仕事ができる
- 副業としても活用できる
「一人でできる仕事を選ぶメリットって?」と疑問に思う方もいるでしょう。
以下で一人でできる仕事のメリットを紹介するので、自分に合った働き方ができるかを考えてみてくださいね。
1.自分のペースで仕事を進められる
先述したように、一人でできる仕事は、自分のペースで進められるのがメリット。周囲の誰かと進捗を合わせたり気を遣ったりすることが求められる場面が少ないため、人間関係によるストレスが少ないという特徴があります。また、プロジェクトの期限がある場合でも、その期間内であれば自分の生活スタイルや体調に合わせて仕事を進めることも可能です。
2.場所にとらわれず仕事ができる
一人でできる仕事は、場所にとらわれず働けることが多いでしょう。就職を選択しても、企業によってはリモートワークを許可していることも。通勤時間を削減したり、自分の好きな場所で働いたりする方がパフォーマンスを発揮しやすい場合には、一人でできる仕事を選ぶのがおすすめです。
リモートワークについては「未経験からリモートワークするには?おすすめの職種や正社員のなり方を紹介」のコラムで解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
3.副業として選ぶことも可能
一人でできる仕事は、副業として選ぶのも良いでしょう。本業の退勤後や休日に副業をすることで、収入を増やしたり新しいスキルを身につけるきっかけにしたりすることも可能。「企業で正社員として働きながらもほかにやりたいことがある」「自分のペースでさらなる成長を目指したい」という方におすすめといえます。
一人でできる仕事のデメリット
一人でできる仕事のメリットだけでなく、デメリットを知ることで、より自分に向いている仕事なのかを検討できるでしょう。ここでは、一人でできる仕事のデメリットを解説しますので、ぜひご一読ください。
全ての責任が自分にかかる
デメリットの一つに、「全ての責任が自分にかかる」という点があります。一人で仕事をこなす場合、成功も失敗も全てが自分一人の責任になります。そのため、プレッシャーが大きいと感じることもあるかもしれません。
孤独を感じることがある
二つ目のデメリットとして、孤独を感じることがあるという点です。周囲との接点が少なく、「意見交換の機会がない」「退勤まで誰かと話すことがない」と感じることも珍しくないでしょう。「一人で仕事したいけど適度に誰かとの接点を持ちたい」という場合は、作業場所や勤務形態を工夫するのがおすすめですよ。
将来への不安がある
「将来への不安」も、一人で仕事をするデメリットの一つ。先述したように、一人で仕事をしていると、ほかの人と関わる場面が少ないもの。特に、企業に属さず働く場合は、「キャリアパスのモデルを見つけにくい」「昇給の可能性が低い」といった不安要素が生まれることもあります。
安定した収入が得られない場合がある
企業に就職せず自分一人の力で収入を得る場合は、「安定した収入を得られない」というリスクも伴います。一人で仕事をすることが多いフリーランサーや独立起業家は、クライアントの数や仕事が順調に進むかどうかで、収入が大幅に変動することを覚えておくのがおすすめです。
一人でできる仕事に向いている人の特徴
一人でできる仕事に向いている人の特徴
- 自己管理能力がある
- 単独作業が得意
- 独立心が強い
ここでは、一人でできる仕事に向いている人の特徴についてお伝えします。上記で解説したメリット・デメリットに加え、自分の特性や性格を踏まえて参考にしてみてください。
1.自己管理能力がある
一人でできる仕事をするには、管理能力があると向いているといえるでしょう。その理由は、タスクの進捗状況や1つのタスクに割く時間、体調などを自分で管理する能力が必要だからです。時間を適切に使って効率的に仕事を進められる方は、一人での仕事を苦痛に感じることは少ないでしょう。
2.単独作業が得意
単独作業が得意だと、一人でできる仕事に向いています。チームでほかのメンバーと支え合って目標達成を目指すより、自由に自分のスキルや知識を活かしたい場合におすすめ。先述した「全ての責任が自分にかかる」というデメリットとも捉えられますが、「自己主導で物事を進める能力を発揮したい」という思いがある場合は、一人で働くうえで強みがあるといえます。
3.独立心が強い
一人でできる仕事には、独立心が強いことも大切。周囲からフィードバックや評価を受けない環境下でも、向上心を持って成長し続けようとする意識で働く必要があります。自分で目標を達成したいという気持ちがあると、一人でできる仕事にやりがいを感じることがあるでしょう。
一人でできる仕事に役立つスキルや資格
一人でできる仕事をするためには、どのようなスキルや資格が役立つのでしょうか。一人で仕事をするには、自身のスキルセットを広げて磨くことが求められます。仕事を円滑に進めるためにも、以下のスキルや資格をチェックしてみてください。
パソコンスキル
パソコンスキルは、幅広い職種で役立つでしょう。たとえば、先述したクリエイティブな仕事のエンジニアやプログラマー、Webデザイナーになるためには、専門的な知識や技術が必要です。
文書作成やデータ管理、プレゼンテーション作成などの基本的な作業から、特定の業務ソフトウェアの操作といった高度なスキルなど、一人で仕事を進めるために役立つおすすめのパソコンスキルは幅広くあります。
パソコンスキルの身につけ方や資格については「基本的なPCスキルって何?身につけ方や就活で役立つおすすめの資格を紹介」のコラムで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
語学スキル
国際化が進行する現代社会において、語学スキルは重宝されるもの。他国語を使いこなせると、海外のクライアントや企業とコミュニケーションを取れるようになるため、仕事の幅が広がります。英語はもちろん、ビジネスに使える言語を習得することは大いに有利となるでしょう。
専門的なスキルや資格
自分の仕事に直結する専門的なスキルや資格があると、実際に仕事をするときだけでなく、案件を探す際にも役立つでしょう。より具体的な専門性を持つことで自分ができる仕事の幅やレベルの証明になるため、市場での競争力を高めることが可能になります。
一人でできる仕事に就くためにできること
一人でできる仕事に就くためには準備が必要。仕事に関するスキルや知識だけでなく、一人で働くために必要なことを知るのも大切です。
より充実した働き方ができるよう、以下をチェックしてみてくださいね。
経済的な準備をする
働きながら経済的に安定した生活を送るためにも、早いうちから準備を始めておくのがおすすめ。フリーランスや自営業者になる場合、作業するスペースを借りたり自宅の作業環境を整えたりする費用や、必要な機材を用意するための初期投資が必要となることがあるでしょう。また、起業を考えている場合、事業計画の作成や資金調達の方法などもしっかりと理解しておく必要があります。
自分の得意分野や趣味を知る
「自分が何に強いのか」「何が好きなのか」を理解することは、自分にぴったりの仕事を見つけるうえで非常に重要です。自分の強みや興味を活かすことで、仕事へのモチベーションを維持しやすくなり、成長意欲をより強く持てるでしょう。
情報収集を積極的に行う
自分の得意分野や独自のスキルを活かして一人で仕事をするには、市場の情報や変化する様子を知る必要があります。市場は常に変化しており、新たなニーズが生まれ、新しい仕事が生まれるもの。ときにはほかの市場や業界の動向もチェックし、最新の技術やトレンドを追跡することが大切になります。
一人でできる仕事を探す方法
一人でできる仕事を見つけるためには、さまざまなツールを活用してみましょう。ここでは、一人でできる仕事を探すのが初めての場合も安心して試せるおすすめの方法をご紹介します。
求人サイトを使う
求人サイトは、自分の好きなタイミングで一人でできる仕事をチェックできます。スマホやパソコンから、求められるスキルや待遇などといった情報を知れるのが特徴。また、自分のスキルや経験、希望条件に合わせて検索することが可能で、自身に最適な求人を絞り込むことが可能です。
フリーランスプラットフォームを活用する
フリーランスプラットフォームは、特定の企業に属さずに働きたい方におすすめ。自分に合う稼働時間、自分の持っているスキルなどで検索することで、案件を見つけてクライアントと直接契約することが可能です。
自分のスキルや趣味を生かして起業する
自分のスキルや趣味を生かして起業することで、一人で行う仕事を自ら生み出す方法もあります。
起業するには経営ノウハウが欠かせないため、経営に関する知識や経験がない場合はセミナーや勉強会に参加してから臨むのが良いでしょう。
転職エージェントを利用する
自分だけで仕事を探すのが困難な場合、転職エージェントの力を借りるのも手。転職エージェントは、あなたのスキルやキャリアを考慮して最適な仕事を紹介してくれます。また、面接のアドバイスや履歴書のチェックなど、仕事探し全般のサポートを行ってくれるため、一人での仕事探しが不安な場合におすすめですよ。
一人でできる仕事に関するよくある質問と回答
ここでは、一人でできる仕事に関するよくある質問をまとめています。在宅ワークや転職についても回答しているので、ぜひご覧ください。
資格を活かして一人で仕事をするのは難しいですか?
必ずしも難しいわけではありません。資格は、特定のスキルや知識が身についていることの証明になるため、仕事を獲得しやすくなるでしょう。ただし、その資格を活かせる市場の動向や、自分がその市場で競争できるスキルを持っているかをしっかり確認することが重要です。
在宅ワークは年齢を重ねても応募可能ですか?
在宅ワークの求人は多岐にわたり、年齢を問わず応募可能なものが多くあります。しかし、特定のスキルや経験が求められる場合もあるため、案件ごとに求められる条件や基準をクリアしているかを確認してから応募しましょう。
在宅勤務で高収入を得られる企業に転職したいです
高収入を得られる在宅勤務での働き方を求める際には、まず自身が持っているスキルや経験、それらを活かせる仕事が何かを洗い出しましょう。給与面だけでなく、「得られるものはあるか」「将来のビジョンも達成できるか」にも注目するとより納得のいく転職ができると考えられます。
自分に合った仕事を一人で進めたいけど、適性が分かりません
自分の適性を見つけるためには自己分析が大切ですが、客観的に分析してほしい場合はエージェントに頼るのが良い方法です。若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが自己分析の深掘りを行います。よりおすすめの求人を紹介するためにも、じっくり自己分析を行いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube