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やりたいことの見つけ方を解説!就活・転職活動で重視するポイントとは?

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この記事のまとめ

  • やりたいことの見つけ方は、興味のあることを書き出すことから始めよう
  • やりたいことが見つからなくても就職・転職はできる
  • やりたいことが見つかると、仕事へ高い意欲が持てるので成果も出やすい
  • やりたいことが必ずしも適性に合う仕事とは限らないので見極めることが大切

「就職・転職はしたいけど、やりたい仕事がない」と悩む方もいるでしょう。やりたいことやしたいことがない状態でも就職・転職はできますが、軸がない状態で求職活動をするのは入職後にミスマッチを感じ、早期離職につながる可能性もあるのでおすすめはできません。

また、やりたいことがある状態のほうが、仕事に意欲を持てるので成果や満足感を得やすくなりますよ。

このコラムでは、キャリアアドバイザー板垣さんのコメントも交えながら、やりたいことの見つけ方や、やりたいことが分からない原因を解説。自分のやりたいことを明確にして、満足度の高い就職・転職を叶えましょう。

就活・転職活動におけるやりたいことの見つけ方!具体的な3つのステップ

進路を選択する際や新たな職への転職を考えたとき、「やりたいことを見つけ出すこと」は非常に重要です。やりたいことが明確だと働く意欲が湧き、キャリアプランを描きやすくなります

では、実際にその「やりたいこと」を見つけ出すにはどうすれば良いのでしょうか。以下に、3つの具体的なステップを紹介します。

1.興味があることを書き出す

まずは興味を持っていることや好奇心をくすぐられることを紙に書き出してみましょう。これは非常にシンプルな作業ですが、意識して書き出すことによって自分の内面を可視化できます。

趣味や好きな活動、もしくは子供の頃に夢中になったことなど、楽しんでいたことから思いがけない発見があるかもしれません。

2.自己分析で人生史を作る

続いて、自己分析を行い人生史を作ってみましょう。これまでの経験や過去の出来事を時系列で整理し、自分の成長の歩みや挑戦したいことを再確認します。

どのような経験が今の自分を形作っているのか、また、どの経験が今後の自分にプラスになりそうかを考えることで、将来への糸口を見つけられるでしょう。

3.仕事の価値観を見つめ直す

人によって仕事に対する考え方は異なります。働くことで何を得たいのか、どのような価値観を大切に働きたいのかを考えてみましょう。給料、労働環境、人間関係、社会貢献など、仕事を通じて実現したいことを洗い出し、優先順位をつけることで、目指すべき職業像が見えてくるはずです。

やりたいことを見つけるには、「自分がしたい仕事を見つけるには?おすすめの方法やサービスを紹介!」のコラムも参考にしてみてください。

趣味や好きなことから連想してやりたいことを探すのもおすすめ

趣味や好きなことは、自分自身が本当に楽しめること。そこから仕事のヒントを得ることもできます。たとえば、写真を撮ることが好きならフォトグラファーや広報、旅行が好きならトラベルプランナーやガイドの仕事を考えてみるなど、趣味から連想することで、新たな職業への関心がわきやすくなるはずです。

自分のやりたいこと・したいことが分からなくても就職・転職はできる?

就職や転職の際にやりたいことが明確でないと、焦りや不安を感じるでしょう。しかし、やりたいことが見つかっていなくても、就職や転職は十分可能です。

特にキャリアの早い段階では、多くの人が「どのような職業が自分に合っているのか?」や「何をしたいのか自体がよく分からない」と感じています。しかし、そのような状況であっても多くの人は就職はできていますよね。なぜなら、キャリアの浅い年齢が若いうちは企業も応募者の社会経験が浅いことを理解しているためです。

明確な「やりたいこと」「成し遂げたい仕事」がなくても、働く意欲や将来性を評価されて採用されるケースは少なくないでしょう。やりたいことがない状態からの仕事探しの方法については、「やりたいことがない場合も転職できる?仕事探しのコツを年代別に解説します」のコラムも参考にしてください。

面接では「やりたいこと」を聞かれる可能性が高い

やりたいことがなくても就職はできますが、面接で「やりたいことがない」と直接的に答えてしまうのはNG。これから経験を積んでいく中でやりたいことを見つけていく意欲を伝えることが重要です。また、多様な業務に対して柔軟にチャレンジする姿勢や、新しいことを学びたいという想いを伝えることも、企業に魅力的な人材と印象づけられるでしょう。

面接官が「やりたいこと」を尋ねる理由は、その企業や職に就く動機・情熱を知りたいためです。また、その問いを通じて、応募者が自己分析をして自己理解しているか、またはどの程度その職場に適合しているかを見極めたいと考えています。

「やりたいこと」は、実際に仕事に就きながら探求していくものです。面接で回答する際は、あなたがどのように自己成長を考え、将来に向けてどう動いていこうとしているかなど、ビジョンを伝えましょう。

やりたいことを見つけるメリット

やりたいことを見つけるメリット

  • やりがいや満足感を得やすい
  • 課題を乗り越える忍耐力が身につく
  • 大きな成果を出しやすい

やりたいことがなくても仕事はできますが、やりたいことがある状態のほうが仕事に対して意欲的になりやすいでしょう。その結果、課題を乗り越える力が身につき、大きな成果につながることもあります。

やりがいや満足感を得やすい

「やりたいことがある」状態は、高いモチベーションを保ちやすい状態。仕事で「やりたい」と思えることに取り組めば、大きな充実感や達成感につながります。

自分が心から求めていることに集中することで、日々の小さな成功でも大きな喜びとなり、その満足感がさらなる活力となるでしょう。

課題を乗り越える忍耐力が身につく

仕事では、必ずといって良いほど障害や課題に直面します。しかし、本当に情熱を傾けたいことならば、困難を乗り越えるのも苦ではないはず。経験を重ねるうちに忍耐力や根性を養うことができます。

たとえば、さまざまな失敗を経験を乗り越えていくうちに、相手の希望や考えを聞き理解する力や、困難を前向きに捉える力など、仕事にとって必要なスキルを身につけられるでしょう。

大きな成果を出しやすい

「やりたいこと」に真剣に取り組むことで、高い生産性を発揮することができます。夢中になれるプロジェクトや仕事は、時間を忘れて打ち込めるため、通常の業務よりも高いレベルのアウトプットが可能になります。

自分のやりたいことなら熱意をもって取り組めるため、結果的に大きな成果になることもあるでしょう。

やりたいことが見つからない・分からない8つの原因と対策

就活や転職をきっかけに、改めて「自分のやりたいこと」について考えてみたものの、思いつかないという人もいるでしょう。やりたいことが見つからない・分からないのは多忙な生活や経験不足、本当はやりたいと思っているのに諦めているなどが挙げられます。

1.やらなければいけないことが多い

日々の生活や仕事、その他さまざまな義務に追われると、自分のやりたいことを見つけるための時間やエネルギーが残りません。対策は時間管理です。日々のタスクを優先順位付けし、自分のための時間を明確に設けることで、自己探求の機会を増やしましょう。

2.人生経験があまり多くない

経験が豊富な人は、自分が好むものや避けたいものを見つけやすいはずです。一方、限られた経験しかないと、自分が何を望んでいるのか見えにくくなります。対策は、さまざまな新しい経験に挑戦することです。仕事に限らず趣味やボランティア活動などを通じて、新たな視点や情熱を探しましょう。

3.始める前から諦めている

「どうせ無理だろう」という思い込みが、新しいことに挑戦する機会を奪います。対策は、小さな成功体験を重ね、自信をつけることです。また、目標を細分化して、少しずつ達成することでモチベーションを保ちましょう。

4.完璧主義で失敗を恐れている

完璧を目指すあまり、失敗を極端に恐れることがあります。しかし失敗は成長のための貴重な機会なので、過度に恐れるのはやめましょう。対策は、失敗を学びのプロセスと捉え、完璧を求める代わりに「できるだけ良くやる」ことを目標にすることです。

5.リスクを取るのが怖い

新しいことに挑戦するにはリスクが伴いますが、それを恐れずに挑戦する勇気が必要です。対策は、リスクを慎重に判断し、計画的に行動を起こすことです。あらかじめリスクを最小限に抑える準備と計画を行いましょう。

6.他人の気持ちを優先してきた

他人の願望や期待を自分の選択より優先させてしまうこともあるでしょう。「自分は△△だけど親が反対するから」「本当は△△をしたいけど、世間的に良く思われないから」という理由で選択を控えているなら要注意です。対策は、自己の気持ちを大切にすること。正直な自己反省を行い、他人ではなく自分自身の欲求に焦点を当てましょう

7.考える範囲が狭い

自分が知っている世界や環境に縛られすぎると、視野が狭まりやりたいことを見つけにくくなります。対策は、多様な人々と交流を持ち、異なる視点を得ること。書籍、映画、旅行などを通じて世界を広げましょう。

8.今の状態に満足している

現状に満足していること自体は悪くありませんが、成長の機会を逃す場合もあります。対策は、自己成長への刺激を求め、達成後の喜びを想像することです。定期的に新たな目標を設定し、自己成長の機会を設けましょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

板垣拓実

板垣拓実

やりたいことを見つけると自分自身の就職活動の方向性を定めるのに役立つので、就活や転職活動において「自分のやりたいこと」を見つけるのは非常に重要です。
ただ、20代の若いうちはやりたいことが明確になっていない人も多いでしょう。やりたいことが見つかるまで待っているのは時間がかかるため、自分自身のやりたいことを見つけてから行動を起こすのではなく、まずは自分のできることから仕事を探し、経歴やスキルを身につけるのがおすすめ。将来的に自分のやりたいことが見つかったときに、それに挑戦できるようなキャリアを築いていくことが大切です。

やりたいことを見つけるために大切な思考・行動の工夫

自分にとって本当に意義のあること、夢中になれることを見つけるのは簡単ではありません。しかし、ちょっとした工夫で自分の「やりたいこと」に近づくことができます。ここでは、やりたいことを見つけるための、いくつかの思考と行動のポイントを紹介します。

経験から学んで価値観を探求する

人は経験を通じて学びます。自分がこれまで経験してきたことを振り返り、何が楽しかったか、何に興味が湧いたかを考えてみましょう。その中に、あなたの価値観や好奇心が隠れているかもしれません。

いろいろな経験から学び取ったことをもとに、自分の内面や価値観を深く掘り下げてみると、「やりたいこと」が浮かび上がってくることがありますよ

外部の意見を参考にして多様な経験をする

時には他人の意見も参考にすることが大切です。友人や家族、先輩などの話を聞き、彼らの経験や考えに触れることで、新たな発見があることも。外部の意見を取り入れることで、自分だけでは気づかなかった分野や可能性に目を向けられるでしょう。

また、新しい趣味やボランティア活動に挑戦してみるのも、自分を広げる一つの方法です。

適職診断で自分に合う仕事を知るのもおすすめ

「適職診断」は自分の性格や適性、興味に基づいて、向いている職業を提案してくれるツールです。インターネット上で無料でできるものも多くありますので、気軽に試してみてください。自分を客観的に評価する良いきっかけになります。

なお、「仕事の種類一覧!世の中にどんな職業があるかを知って就活をスタートしよう」のコラムでは、世の中の仕事を紹介しています。仕事探しの一環としてご活用ください。

高校生・大学生のうちから「仕事でやりたいこと」を見つけるべき?

高校生や大学生のうちに「将来の仕事でやりたいこと」を見つけるのはとても有効です。早いうちから自分の関心を仕事に結びつけることで、将来の進路選択に役立ちます。

学生のうちは、インターンシップやアルバイト、サークル活動など多様な経験を通じてさまざまな業界や仕事を体験できるチャンスもあります。これらを通じて、「やりたいこと」を発見するきっかけを探してみてはいかがでしょうか。

やりたいことを見つけるときの4つのコツ

やりたいことを見つけるときの4つのコツ

  • 1.本当にやりたいことが分からないのか考える
  • 2.やりたくないことを洗い出し心の余白を作る
  • 3.前向きな思考を意識する
  • 4.やりたいことをやらない後悔を肝に銘じる

自分のやりたいことを見つけ出すのを難しく感じる方もいるでしょう。しかし、いくつかのコツを掴めば、自分の心の中にある答えに気づく手助けになります。ここでは、やりたいことを見つけるための4つのコツを簡単にご紹介します。

1.本当にやりたいことが分からないのか考える

最初のコツは自問自答です。本当にやりたいことが分からないのか、それとも何かしらの理由で目を逸らしているのか、自分自身に問いかけてみましょう。

やりたいことが見つからない・分からない8つの原因と対策」でも説明したように、始める前から諦めていたり他人の意思を優先させていたりする自覚があるなら、正直な気持ちを確認してみてください。

2.やりたくないことを洗い出し心の余白を作る

次に、やりたくないことをリストアップしてみましょう。好きではないことをはっきりさせて、「やりたいこと」「やってもいいこと」を浮かび上がらせる方法です。そのうえで、心に少しの余白を持つことが大切。新しいことへの愛着や興味が生まれやすい状態を作り出せるからです。

3.前向きな思考を意識する

やりたいことを見つけるには、前向き思考が必要です。自分にはやりたいことがないと決めつけるのではなく、チャンスはいつもどこかにあると考えて取り組んでみてください。さらに、挑戦しようとする意欲を持つことで、自然とあなたの中にある「やりたいこと」が見えてくるはずです。

4.やりたいことをやらない後悔を肝に銘じる

これまでの人生で「やらなかったこと」に後悔していませんか?もし、そのような経験があるならば、それを糧にして、これからは自分がやりたいと思ったことにどんどん挑戦することをおすすめします。やらずに後悔するよりも、やってみて後悔したほうが経験になるだけでなく、後悔やダメだった理由・根拠が見つかります。

やりたいことを見つけたあとの注意点

やりたいことを見つけても、それが自分にとって適性のある仕事とは限りません。どんなにやりたいことでも、適性がないと働いていて辛くなる可能性もあるので慎重に見極めましょう。また、やりたいことが今の自分の実力では明らかに無理な内容の場合も注意が必要です。

やりたいこと=適性があるとは限らない

「これだ!」と心が躍るような夢や目標を見つけたとき、すぐさま行動に移したくなるものですが、一度落ち着いて考えてみてください。やりたいと思うことが自分の適性に合っているかどうか、スキルや経験、能力などに問題がないかなど、総合的に判断してみましょう

たとえば、イラストが大好きで漫画家になりたいと思っても、絵を描く技術やストーリーを考える才能があるかどうかは別問題。逆に、営業職に対して積極的になれなくても、ヒアリング能力や提案力が高ければ適性に合っていると判断できるでしょう。

仕事の決め方で悩んでいるなら、「仕事の決め方で大切なことは?自分に合ってるか不安なときの対処法を解説」のコラムがおすすめです。

高すぎる理想は避ける

目標は高いに越したことはありませんが、手が届かないほど高い理想は逆に足かせになることがあります。「やりたいから」という理由で高いスキルを必要とする仕事に未経験で飛び込むなど、高すぎる目標はプレッシャーやストレスの原因になり、挫折を感じやすくなることも。

理想と現実のバランスをとり、達成可能なステージを明確にすることが肝心です。小さな成功を積み重ねるうちに、自信がつき、やがては遠くの理想にも少しずつ近づいていけるでしょう。

現状の自分に合っているか確認しよう

やりたいことが見つかっても、現状の自分がその道に向いているかどうかを見極めることが不可欠です。たとえば、手に職をつける仕事を希望する場合は、仕事できるまでのスキルを習得する時間がかかります。どうやって手に職をつけるのか、資格を取得する勉強時間は確保できるかなどが課題となるでしょう。

夢を現実に変えるには、熱意と同じくらい現実的な計画が必要です。冷静に自己分析をし、適性や現状を考慮に入れて前に進めば、やりたいことを叶えるための確かな一歩を踏み出すことができます。自分らしい歩みを大切にしながら、良い方向へ進んでいってくださいね。

「やりたいことが見つからない」「特にやりたいことがない場合の仕事の選び方は?」など、就職や転職に関する相談なら、就職・転職エージェントのハタラクティブにお任せください。

ハタラクティブでは専任アドバイザーによるカウンセリングを実施しており、内容から相談者の性格や適性に合った求人をご紹介。明確にやりたいことがなくても、「希望に合った条件」「適性に合う仕事」などをお伝えできるので、スムーズに就活・転職活動が進みますよ。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube