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世の中の面白い仕事とは?やりがいを感じる職種を見つけよう!
この記事のまとめ
- 世の中にある面白い仕事とは、その人の性格や考え方によって変わる
- 世の中の面白い仕事には、高収入が狙えるものからものづくり関連のものまである
- 面白い仕事が見つからないときは、自己分析を行って自分の興味関心を知ることが大切
- 面白い仕事へ就職するには、一社に限定せず複数の求人に応募するのがポイント
「世の中の面白い仕事を知りたい」「変わった仕事がしたい」など、働くなら自分が楽しいと思える職業に就きたいと考える方は多いですよね。面白い仕事には、ニートから目指せる代行業者や電話相談員、ものづくり関連のARクリエイターや切手デザイナーなど、さまざまな職種があります。
仕事を面白いと感じるかどうかは人それぞれですが、自分に合った仕事をしている方は、やりがいを感じて楽しめるようです。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんのアドバイスを交えながら、世の中の面白い仕事についてご紹介します。また、自分が面白いと思える仕事を見つけるポイントについてもまとめているので、参考にしながら自分に合った仕事を見つけましょう。
この記事にコメントしているアドバイザー
世の中の面白い仕事とは?
世の中の面白い仕事とは、どのようなものを指すのでしょうか。ここでいわれる「面白い」には、「楽しい」「やりがいがある」など、さまざまな意味があります。よって、「どのような仕事を面白いと感じるか」は、その人の性格や感じ方によって変わってくるでしょう。
たとえば、誰かに必要とされてやりがいを感じたり、仕事の成果を評価されたときに向上心が上がったりと、仕事が面白いと感じる瞬間はどのような仕事でもあり得ます。
自分が何に対して興味関心があるのか、どのような場面で「面白い」と感じるのかを明確にすることで、「面白い仕事は何か」が明らかになってくるでしょう。
大切なのは「自分に合う仕事に就いているかどうか」
面白いと感じる仕事は人それぞれですが、自分に向いている仕事はやりがいを感じやすく、前向きな気持ちで業務に取り組めるようです。自分の性格や適性に合わない仕事では、思うように成果を上げられなかったりモチベーションが上がらなかったりして、面白さを感じられない可能性があります。
仕事を選ぶときは「自分に合っているかどうか」を考え、慎重に判断することが大切です。
変わった仕事がしたい!世の中の面白い職業10選
ここでは、「面白い仕事がしたい」「変わった仕事がしたい」と考えている方に向けて、あまり知られていない職業をまとめました。
高収入が狙える面白い仕事や、ものづくり関連の変わった仕事など、さまざまなジャンルから注目を集めているものをご紹介。あなたの希望や適性に合った仕事探しの参考にしてください。
高収入が狙える面白い仕事
世の中の面白い仕事の中でも、以下の職業では働き方によっては高収入を狙うことができます。「面白い仕事で稼ぎたい」と考えている方におすすめです。
ゴルフボールダイバー
ゴルフボールダイバーとは、ゴルフ場の池に落ちたゴルフボールを回収する職業です。集めたボールは洗浄し、中古品として販売されます。有名ブランドのゴルフボールは1つ数千円で取引されることもあるため、回収するゴルフボールの数によっては年収600万円以上稼げる場合もあるようです。
ゴルフボールダイバーの仕事は水中での作業が多いため、スキューバダイビングの資格が必要とされます。また、池が汚れていたり水温が低かったり、厳しい状況で潜ることもあるので、決して簡単な仕事とはいえません。さらに、求人数も少ない傾向があり、ゴルフボールダイバーになれるチャンスは多くないでしょう。
探偵
探偵とは、映画のように事件を解決するのではなく、お客さまからの依頼を調査したり情報を集めたりする仕事のことです。素行調査や浮気調査が多く、対象人物の尾行や張り込み、写真撮影などをして必要な情報を集めていきます。依頼内容によっては高収入を得られる可能性もあるでしょう。
特別なスキルや資格が求められることは少ないので、初めての方も挑戦しやすいのが特徴です。仕事に緊張感やスリルを求めている方におすすめします。
治験
新薬の安全性を確認するため、被験者となって報酬をもらうのが治験です。一度の治験の報酬は高い傾向がありますが、世の中に出回っていない薬を接種することになるので、ある程度のリスクは伴います。健康状態に自信がない場合は、避けた方が良いでしょう。
また、治験後は数ヶ月程度休まなければならない場合もあります。安定した収入源にはなりにくいため、興味のある方は副業として始めてみるのがおすすめです。
ひよこ鑑定士
ひよこ鑑定士とは、ひよこの性別を見分ける専門家で、「初生ひな鑑別師」が正式名称です。ひよこは性別によって生産目的が変わるため、養鶏産業における需要は高い傾向があります。ひよこの羽毛や校門などの細かい特徴を見て性別を見分ける作業なので、緻密さや集中力が必要とされる仕事です。
ひよこ鑑定士になるためには、初生雛鑑別師養成所に通った後、実務研修を受けて初生雛鑑別師試験に合格する必要があります。主な就職先は孵化場ですが、大規模な募集は行っていないため求人数は少ないといえるでしょう。報酬は歩合制や出来高制であることが多く、年収約500~600万円が相場です。
海外でのニーズも高まっているようなので、勤務地にこだわりがない方は挑戦してみると良いでしょう。
ものづくり関連の変わった仕事
ものづくり関連の仕事は、「手に職がつく仕事」として人気が高まっています。ここでは、ものづくりに関する面白い仕事・変わった仕事をまとめました。
ARクリエイター
ARクリエイターとは、実際の映像にCG映像を組み合わせて、拡張現実(AR)を作り上げる仕事です。ゲームやイベントの演出で使われることが多いですが、近年ではSNSでもARを活用した機能が開発され、多くの人が利用しています。今後、ARクリエイターが活躍する場面は増えていくでしょう。
ARを作り上げるには、CG映像やプログラムの作成、実写映像に合わせたエフェクトなど、高度な技術力と想像力が必要です。よって、経験や資格がない場合は、大学や専門学校で情報学や画像・音響工学などを学んでから挑戦するのがおすすめ。「ゲーム開発に関わりたい」「新しい技術について学びたい」と考えている方は、挑戦してみるのも選択肢の一つです。
切手デザイナー
切手デザイナーとは、切手の図柄をデザインする仕事です。応募条件には、「美術系大学または専門学校を卒業している」「コンピュータを使用したデザインの専門知識と3年以上の実務経験がある」などがあり、募集自体も少ないため、切手デザイナーになることは難関といえるでしょう。
しかし、郵便物が減少している今でも、コレクターアイテムとして切手には一定の需要があります。就職が成功すれば「手に職がつく仕事」として、雇用や収入が安定しやすいでしょう。
動画配信者
動画配信者とは、プラットフォーム上で動画を配信し、収益を得ている人のことです。自分の趣味や特技、好きなことを撮影・編集・投稿し、視聴数に応じた収入や広告収入を得ます。多くの視聴者やフォロワーを集めることで、成功すれば大きな収入を得ることが可能です。
しかし、動画配信者が成果を出すのは簡単ではありません。有名になるまで時間が掛かったり、視聴回数が上がらず収入が得られないときもあるでしょう。動画配信者として成功するまでは、安定した収入が得られる仕事に就いておくのがおすすめ。また、ネットリテラシーをしっかり身につけておくことも大切です。
ニートから目指せる面白い仕事
面白い仕事に就きたいと考えても、「ニートで就職できるか」「未経験者も挑戦できるのか」など、悩むことがあるでしょう。あまり知られていない職業の場合は、特に不安を感じやすいようです。
以下では、ニートや未経験者におすすめの面白い仕事と、目指しやすい理由をまとめました。悩んでいる方は、選択肢の一つとして考えてみてください。
代行業者
代行業者とは、お遍路参りや列並び、家事などを依頼者に代わって代行する仕事です。業務内容が限定された業者から、幅広い業務を請け負う「便利屋」など、さまざまな形態があります。
列並びや家事などは自分で行うのが一般的ですが、体調不良や加齢によって「自分でやりたいけどできない」と悩む方は多く、代行業者のニーズは増えているようです。また、共働き世帯が増えている背景もあり、仕事が忙しく手が回らない方の利用もあります。
依頼内容にもよりますが、特別な資格やスキルは求められないことが多いため、ニートや未経験者も歓迎されやすいでしょう。
eスポーツプレイヤー
eスポーツプレイヤーは、プロのゲームプレイヤーとして活躍することを目指せる職業です。ゲーム大会での入賞やスポンサーとの契約、イベントへの出演などで報酬を得ます。ゲームに勝ち続ける技術や才能があれば、本業にして高額な賞金が狙えるでしょう。
長時間ゲーム画面に向き合う必要があるため、集中力やゲームスキルに自信があるニートの方におすすめの職業です。
電話相談員
電話相談員は、電話口で悩みを抱える人の話を聞き、アドバイスをする仕事です。スマートフォンやパソコンを利用して自宅で働ける求人もあるため、ニートから面白い仕事に就職したいと考えている方も始めやすいでしょう。社会福祉士や臨床心理士といった資格があると、選考で有利に働きます。
相談される内容は、仕事や学校での悩みから、家庭での問題までさまざまです。自分とは考え方の異なる人の話を聞くことで視野が広がる一方で、愚痴や不満などのネガティブな話題にストレスを感じることも。物事を深く考え込まず、ポジティブに捉えられる方におすすめの職業です。
世の中の面白い仕事について、「珍しい仕事って何?メリット・デメリットや正社員を目指しやすい職種を紹介」でもまとめているので、あわせてご覧ください。
面白い仕事が見つからないときはどうする?
「面白い仕事がしたい」と考えている方の中には、自分に合うものが見つからなかったり、今の仕事に面白みを感じられなかったりして、悩んでいる方もいるでしょう。自分に合った面白い仕事を見つけるためには、自己分析や企業研究が有効です。
以下で詳しくまとめたので、参考にしながら自分が面白いと思える仕事を探してみてください。
自己分析で自分の性格や得意不得意を把握する
面白い仕事が見つからないときは、自己分析を行うことから始めましょう。一般的に面白いといわれている仕事や、あまり知られていない仕事は興味を持ちやすいですが、必ずしも自分に合った仕事とはいえません。「世の中の面白い仕事とは?」で先述したとおり、「仕事が面白いと感じるかどうか」は、その仕事が「自分の性格や適性に合っているかどうか」です。
自己分析では、自分自身の性格や得意・不得意を知ることができます。たとえば、「人前で話すのが得意」「細かい作業が苦ではない」など、自分の特性を知ることで「面白い仕事が自分に向いているかどうか」が見えやすいでしょう。
自分に合った仕事探しには適職診断も有効!
自分に合った仕事を探す方法として、適職診断をすることもおすすめです。適職診断とは、自分が向いている職種・職種を診断するツールで、複数の質問に回答することで行動の特徴や性格が分析されます。
インターネット上に無料で利用できる診断ツールもあり、いつでも気軽に試せるので、自分に合った仕事がどのようなものか参考程度に診断してみると良いでしょう。「やりたいことがない人の仕事探しは適職診断で叶う?向いてる仕事を知る方法」のコラムでも適職診断について触れているので、気になる方はご覧ください。
キャリアプランを明確にする
キャリアプランを明確にすることも、面白い仕事を見つけるために必要です。「将来の自分はどうありたいのか」を具体的にイメージし、そのために必要なことを考えてみましょう。どのようなスキルや経験が求められるかを把握することが、面白い仕事を見つける手がかりになるかもしれません。
企業研究をしっかり行う
自己分析で自分に合う仕事の基準が明確になったら、企業研究をして応募先を決めましょう。企業研究を行うと、求人に掲載されている情報のみではなく、企業の文化や実際の業務内容、職場の雰囲気を知ることができます。これによって、「自分にマッチしているかどうか」「仕事が面白いと感じられるか」が判断できるでしょう。
企業研究は、ホームページや実際に働く社員の声を集めているウェブサイトなどを活用するのがおすすめです。「仕事の種類一覧!世の中にどんな職業があるかを知って就活をスタートしよう」のコラムでは、世の中に存在する仕事の種類や企業研究について解説されているので、ぜひご一読ください。
働く環境や待遇の条件を考え直す
面白い仕事が見つからないときは、働く環境や待遇の条件を見直すことも必要です。仕事を長く続けるためには、自分が快適に働ける環境が必要となります。
しかし、環境や待遇への条件が高過ぎたり妥協点が見つからなかったりすると、面白い仕事を見つけても応募まで踏み切れず、なかなか仕事を決められないでしょう。職場に求める条件には優先順位をつけて、妥協できる点を見出しておくことが大切です。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
板垣拓実
「面白い仕事が見つからない」と悩んでいる方は、まず自分ができそうな仕事から探してみてください。理想の仕事を見つけようと意気込み過ぎると、なかなか就職先が見つからず、自分の経歴に空白期間が生じてしまう可能性があります。
仕事の面白みは働きながらでも見つけられるので、まずは自分に合いそうな仕事へ挑戦してみてください。将来的に自分のやりたいことや「面白そう」と思える仕事が見つかったとき、挑戦できるようなキャリアを築いておくことが重要です。
わたしたちハタラクティブでは、あなたの適性や希望に合った求人を紹介しています。一般には公開されていない求人も取り扱っているので、面白い仕事を探す手段として活用してみてください。
面白い仕事に正社員として就職するには?
面白い仕事は、求人数が少なかったりスキルや資格が必要だったりするものもあるため、簡単に就職できるとはいえません。必要な資格を取得する、応募数を増やすなどの対策が必要となります。
ここでは、面白い仕事に正社員として就職するポイントをまとめました。
一社に限定せず幅広く応募する
面白い仕事に正社員として就職するには、応募先は一社に限定せず、自分が面白いと感じる仕事内容に幅広くエントリーしてみましょう。面白いといわれる仕事は求人数が少なく、募集していたとしても人数が少ない傾向があります。一つの企業に限定してしまうのは、リスクが高いといえるでしょう。
応募数を増やすことで、就職できる可能性も高まります。ただし、複数の企業に応募すると、スケジュールの管理や応募先ごとの選考対策が必要になります。忙しさに追われて体調を崩したり、中途半端な状態で選考に挑んだりしないよう注意しましょう。
就職活動のやり方については、「既卒に自分は当てはまる?就活のやり方や人生終了ではない理由を解説します」を参考にしてください。
実際の業務に役立つ資格やスキルを取得する
面白い仕事は募集人数が少ないうえ、スキルや資格を保有している求職者が優遇されることがあります。未経験から就職を目指す方は、求人情報に掲載されている資格やスキルがあれば、必須ではなくても取得しておくことが望ましいです。
たとえば、探偵では業務に必要な公的な資格はありませんが、運転免許や撮影スキル、法律知識などが求められます。また、民間が実施している「探偵業務認定試験」があり、取得すると探偵業務に必要な法律知識や調査技術がある証明になるため、就職で有利に働くでしょう。
資格やスキルの獲得は独学でも可能ですが、通信講座や専門のスクールを活用するのがおすすめです。各資格を認定している団体のホームページで、取得までの流れがまとめられているので、興味のある方は確認してみてください。
就職・転職エージェントを活用する
「面白い仕事を見つける方法が分からない」「自分に合った仕事が見つからない」と悩んでいる方は、就職・転職エージェントの活用もおすすめです。就職・転職エージェントでは、専門的な知識を持ったプロのアドバイザーが、適性や希望に合った仕事を紹介しています。また、面接対策や履歴書の書き方といった選考対策も受けられるため、効率的に就職活動が進められるでしょう。
若年層を中心に就職支援を行っているハタラクティブでは、専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求職者の適性に合った仕事をご紹介しています。紹介する求人はすべて事前に取材を行い、実際の業務内容や職場の雰囲気を把握している企業のみなのが特徴です。具体的な業務内容が把握できるので、面白いと思える仕事が見つかりやすいでしょう。
サービスはすべて無料でご利用いただけるので、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。
世の中の面白い仕事に関するFAQ
ここでは、世の中の面白い仕事への疑問や悩みに、Q&A形式でお答えしていきます。
あまり知られていない職業には何がある?
あまり知られていない職業には、ゴルフボールダイバーやひよこ鑑定士、ARクリエイターなどさまざまなものがあります。
いずれも求人数が少なかったり、世の中の需要が高くなかったりして、認知度が低いようです。詳しくは、このコラムの「変わった仕事がしたい!世の中の面白い職業10選」でご紹介しているので参考にしてください。
人生が変わるような仕事を見つけるには?
人生が変わるような仕事を見つけるためには、自分が熱意や意欲を持って取り組めることを考えましょう。そのためには、自己分析を行って自分と向き合い、熱中したことや好きなこと、得意なことなどを深く掘り下げることが必要です。
また、興味のあるものがあれば挑戦してみるのもおすすめです。新しい経験によって視野が広がり、これまで思いつかなかったような仕事に出会える可能性もあります。自分のやりたいことが明確になったあとは、その分野に関する知識を深めたり、企業研究・業界研究をしたりして、実現させるための具体的な行動をしていきましょう。
仕事に面白さを感じるようになるには?
仕事に面白さを感じるためには、自分が何に対してやりがいを感じるのか考え、仕事に対する姿勢を見つめ直すことが大切です。仕事が面白いと感じるタイミングは人それぞれですが、「誰かに必要とされたとき」「実績を評価されたとき」などに、やりがいを感じて仕事が楽しくなる人が多いでしょう。
誰かに必要とされたり評価されたりするには、責任を持って仕事に取り組み、常に成長し続けることが必要です。仕事に取り組む姿勢が変わると、周囲からの評価や自分の考え方も変わり、「仕事が面白い」と感じられるでしょう。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube