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雰囲気の良い会社に入るためにチェックするべきこと5選!
この記事のまとめ
- 会社の雰囲気を事前に知るためには口コミサイトやエージェントを活用しよう
- 雰囲気の良い会社の特徴は社員同士の仲が良くてコミュニケーションが円滑なこと
- 会社の雰囲気が合わないと業務に支障が出る恐れがある
- 会社の雰囲気を理解しないまま就職してしまう原因は準備不足と焦り
就職や転職活動をする際に、「会社の雰囲気を確認する方法について知りたい」と考える人は多いでしょう。
会社の雰囲気は、企業選びをするうえで重要なポイント。長く勤められるような雰囲気の良い会社を入社前に把握するには、社員の構成や求人情報の掲載頻度などを調べることが効果的です。エージェントがもっている情報から会社の雰囲気を知ることもできますよ。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えつつ、働きやすい企業の特徴や会社の雰囲気を見極める方法についてご紹介します。雰囲気が合わない会社で働き続けるリスクにも触れているので、ぜひご一読ください。
この記事にコメントしているアドバイザー
会社の雰囲気を見極めるためにチェックすべき5つのこと
会社の雰囲気を見極めるためにチェックすべきこと
- 社員の年齢層や勤務年数
- 求人募集の頻度
- 口コミサイトの書き込み内容
- 面接の際の対応
- 就職・転職エージェントがもっている情報
入社前に職場の雰囲気を見極めることは、今後の自分のキャリアにおいて大切です。そのためにはできる限り多くの情報を集めましょう。以下で就職や転職の際、事前にチェックするべき5つの情報を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.社員の年齢層や勤務年数
志望する会社の社員の年齢層を確認してみましょう。雰囲気の良い職場は、社員の年齢の幅が広い傾向にあります。若手だけでなく、40代や50代の社員も活気を持って働いている企業は、長期間働き続けられる環境とも考えられるでしょう。
また、社員の勤続年数について調べてみるのも一つの手。4〜5年以上勤務している社員が多い場合、人間関係が良好で働きやすい雰囲気がある可能性が高いためです。
2.求人募集の頻度
志望先企業がどのくらいの頻度で求人募集の広告を出しているかをチェックするのも、会社の雰囲気を知る手掛かりになり得ます。業務拡大や新規事業のための人材募集以外で、頻繁に求人広告を出している企業は注意が必要かもしれません。高頻度で求人が掲載されているということは、退職者が多く、絶えず人手不足に悩まされているという社内事情が考えられるためです。社員の入れ替わりが激しい職場では、緊張感の高い雰囲気が生まれやすくなります。
3.口コミサイトの書き込み内容
会社の雰囲気を把握するために、口コミサイトでの評判を参考にする方法もあります。就職を検討している会社の雰囲気を実際に知っている社員や元社員が投稿した内容を通じて、社内の環境について深く知ることができるでしょう。
しかし、一部の投稿内容には退職時のネガティブな感情が影響している可能性もあります。すべての情報を盲目的に信じるのではなく、あくまで参考程度にしておくと良いでしょう。
4.面接の際の対応
志望する会社に面接に行く機会があるのであれば、その際の対応から会社の雰囲気を掴むのも一つの手です。以下でチェックポイントを解説します。
挨拶
挨拶は人とのコミュニケーションに欠かせない要素です。中途採用の面接に訪れる人たちに対し、笑顔で挨拶する社員が多い職場では、その会社が日常的なコミュニケーションを重んじている可能性が高いでしょう。働く人々のコミュニケーションが活発なほど、職場全体が明るく活気にあふれていると考えられます。
会話の有無
社員同士の会話の有無も、会社の雰囲気を判断する重要な手がかりです。仕事中には会話を控えるのが一般的ですが、質問や意見交換ができないほど緊張感の漂う職場では、息苦しさを感じるかもしれません。会社を訪れた際、静かで無口な職場よりも、活発なディスカッションが行われたり、社員同士が気軽に交流したりしている職場の方が、雰囲気が良いと考えられます。
5.就職・転職エージェントがもっている情報
会社の雰囲気を把握するためには、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめです。就職・転職エージェントは、応募者や転職者と直接話をしており、具体的な退職理由や会社の雰囲気などを把握しています。また、エージェントは企業側の採用担当者とも連携しているため、自分一人で調べるよりも具体的な情報を得られるでしょう。加えて、就活・転職のプロが見極めた情報は信頼性が高いことも嬉しいポイントです。
就職・転職エージェントのサービス内容は、「就職相談の窓口にはどんな所がある?サービス内容も知って上手に活用しよう」で解説しているので、チェックしてみてください。
雰囲気が良い会社の特徴とは?
雰囲気の良い職場に共通しているのは、「社員同士の距離が近い」「個人の意見が尊重される」などの特徴です。1日の大半を過ごすこととなる職場は、明るく働きやすい環境であることが理想的ですよね。ここでは、雰囲気の良い会社の特徴を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
従業員同士の仲が良く良い関係性が構築されている
雰囲気が良く働きやすい職場の特徴は、従業員が円滑にコミュニケーションを行い、意思疎通がスムーズにできる雰囲気づくりがなされている点です。組織全体に信頼感が根付いていると、社員がやる気を感じやすかったり、忙しい同僚をサポートしたりと、チームとしての課題を補い合いながら仕事を進められることに期待できます。
個人の意思が尊重されてる
雰囲気が良い職場では、チームの一体感と共に個人の意見も重視されます。たとえチームで取り組む仕事だとしても、参加しているメンバー全員が意見を出しやすい風通しの良さが重要です。社員一人ひとりが実力を発揮しやすい環境であれば、会社の利益や個人の成長どちらの伸びにも繋がるでしょう。
成果が公正に評価される
雰囲気が良い職場の特徴として、社員が互いの能力や成果を正直に評価し合う文化があります。自分の成果が評価されることで、自身の成長への意欲がさらに高まるでしょう。社員のモチベーションが高まることで、より積極的に仕事に取り組むようになり、職場全体に活気が出て雰囲気が良くなるという好循環にも期待できます。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
高城綾香
会社の雰囲気や社風は、長期的な就業を目指すモチベーションとして重要だと思います。企業によっては人材獲得のために採用プロモーション用の動画やSNSを活用しているところもありますので、企業のWebサイト以外にも、そのような資料を見てみるのがおすすめです。
また会社の雰囲気を知るのにもっとも良い方法は、面接を受けること。直接人事の方と話せる貴重な機会なので、Webサイトには書かれていないことや、実際に働く現場の方の声やエピソードを聞いてみると良いでしょう。
雰囲気が良くない会社で働き続けるとどうなる?
雰囲気が良くない会社で働き続けるとストレスから心身ともに疲弊したり、業務に支障がでたりする可能性が考えられます。ここでは、会社の雰囲気が悪いとどのような影響があるかを解説しているので、ご一読ください。
心身ともに疲弊しやすくなる
雰囲気が良くない会社で働き続けると、心身ともに疲弊してしまう恐れがあります。たとえば、長時間労働によって会社への不満が募り、社内の雰囲気が悪くなっている場合は、心と体の両方にストレスが掛かってしまうでしょう。疲弊したまま働き続けると体調を崩す可能性もあるため、無理をせず、休息をとる時間を少しでも確保することが大切です。
業務に影響が出る
職場の雰囲気が悪いと、業務が円滑に進まなくなることがあります。特に、チームでの協力が必要な場合は、悪い雰囲気だと社員同士の連携がうまくいかず、作業が滞りやすくなるかもしれません。たとえ個々の能力が高くても、チームとして大きな成果を上げることは難しいでしょう。
また、会社の雰囲気が悪いとストレスが溜まり、仕事に集中できなくなる社員が出てきてしまうことも。集中力が低下して「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)がうまくできないと、ミスや事故のリスクも高まります。
会社の雰囲気を悪くする人がいるときの対処法は?
仲を深めようと頑張り過ぎず、業務に支障が出ない程度での最低限のやり取りにとどめましょう。社内の人間関係を一人の努力だけで改善させることは難しいからです。「職場にはさまざまな人がいるから仕方ない」と割り切って考え、自分の業務に集中することをおすすめします。会社の雰囲気を理解しないまま就職してしまう原因
雰囲気を理解しないまま就職してしまう原因
- 企業研究が不十分
- 前職とのギャップが大きい
- 焦って転職活動をしてしまった
雰囲気が合わない会社を選んでしまう原因として考えられるのが、「就職活動の準備段階で進め方を誤ってしまった」「判断を焦ってしまった」などです。ここでは、起こり得る間違いを3つご紹介しますので、企業選びを失敗しないための参考にしてみてください。
企業研究が不十分
会社についてのリサーチが不足していると、自分に合わない職場を選んでしまうことがあります。たとえば、「チームワークを重視したい」という思いで入社した会社が個人主義だった場合、居心地の悪さや仕事のやりづらさを感じてしまうでしょう。
応募する企業については、事前にしっかりと調査を行うことが重要です。企業研究のやり方は、「自分に向いてる仕事に出会うには?見つけるメリットや探し方を解説」で解説しているので、ぜひご一読ください。
前職とのギャップが大きい
前職と比較して企業の規模が大きく異なる場合、期待していた雰囲気とは異なる会社を選んでしまうことがあります。企業の規模によって、業務の進行方法や裁量権の度合いなどだけでなく、人間関係における距離感が異なることも。そのため、前職と同じ気持ちで臨むと、入社後に戸惑ってしまうでしょう。たとえ前職と同じ業界や職種であっても、転職すると職場の環境は変化する可能性があることを考慮しておくべきです。
焦って転職活動をしてしまった
転職を急いで決めてしまうと、入社後のミスマッチが起こりやすくなります。転職活動が長引いたり、現在の職場から早く離れたいと感じたりしている場合は、焦って内定を得ようとしてしまうかもしれません。しかし、合わない会社に入社してしまい、結果的に早期退社となれば、再度仕事探しから始めなければいけない事態に。ミスマッチ回避のためには、計画を立てて自分のペースに合った転職活動を行うことが重要です。
「働きながら転職するのは大変?在職中の求職活動を上手に進めるコツ!」のコラムでは、転職活動を効率良く進めるコツをご紹介しているので、参考にしてみてください。
長く働くためにも、雰囲気が良い会社を選ぼう
志望する会社で長期的に働きたいと思っているなら、自分に合った雰囲気の職場を選ぶことが重要です。希望する企業の雰囲気や実情を詳しく把握してから採用選考に臨みたい場合は、就職・転職エージェントを利用することをおすすめします。就職・転職エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが仕事探しから内定獲得までをサポートしてくれるサービスのこと。キャリアアドバイザーは企業の内部情報に精通しているため、自分一人で情報収集するよりも多くの情報を集められるでしょう。
「自分に合う会社が見極められない…」とお悩みの方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒や既卒、フリーターなど若年層に特化した就職・転職エージェント。プロのキャリアアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、あなたにぴったりの仕事を提案します。取り扱い求人は実際に取材した企業のみなので、会社の雰囲気について詳しい情報をお伝えすることが可能です。「自分の希望や適性に合った企業の採用選考を受けたい」と考える方は、ぜひお問い合わせください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube