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友達の会社で働くメリットは?入社前に確認するべきポイントや注意点を解説
この記事のまとめ
- 友達の会社で働くメリットは質問がしやすいだけでなく、仕事の悩みも話しやすいこと
- 友達の会社で働くデメリットは退職しづらかったり、劣等感を覚えたりすること
- 友達の会社で働く場合は、入社前に会社の事業内容や待遇を確認することが重要
- 友達の会社に入社後は、仕事とプライベートの区別をしっかりつけるのがおすすめ
友達に「うちの会社で働かないか?」と話を持ちかけられたことがある人もいるかもしれません。友達の会社で働くことで、「関係が悪化しないか?」「辞めづらいのでは?」と不安になりますよね。
友達の会社で働くと仕事に関する質問がしやすかったり、職場の悩みを共有できたりするメリットがあります。退職しづらくなるデメリットもありますが、入社前に会社の事業内容や待遇面を確認しておけば、ミスマッチを防げるので安心して働けるでしょう。
このコラムではキャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスを交えながら、友達の会社で働く際のメリットとデメリットをまとめています。また、実際に入社前に確認するべきポイントや友達の会社で働くときの注意点もご紹介しているので、参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
友達の会社で働く3つのメリット
友達の会社で働くメリット
- 仕事に関する質問がしやすい
- 職場の悩みを共有しやすい
- 働くモチベーションを保ちやすい
友達が社長の会社や社員として友達がいる職場に誘われれば、「仕事で楽しいと感じることが多そう」「仕事を探す手間が省ける」など魅力的に感じる人もいるでしょう。以下で、友達の会社で働く事のメリットを解説しているので、チェックしてみてください。
1.仕事に関する質問がしやすい
友人の会社に勤めることで、仕事で分からないことがあったときに気軽に質問がしやすいのがメリットです。上司や先輩に対して、些細な質問や既に教えてもらった事項を確認するのはハードルが高いかもしれません。
友人であれば簡単に尋ねられるので、スムーズに問題解決できるでしょう。
2.職場の悩みを共有しやすい
職場での悩みを相談しやすいのも、友達の会社で働くメリットの一つです。対人関係や業務内容に関する悩みをすぐに相談できる相手がいない環境ではストレスが溜まり、業務のパフォーマンスに影響したり、体調不良につながったりする恐れがあるでしょう。
友人がいる職場であれば、昼休みに少し外出して職場の悩んでいる問題について話し合えるので、精神的負担が軽くなる可能性があります。
3.働くモチベーションを保ちやすい
友達の会社で働くメリットは、仕事に対するモチベーションが保ちやすいことが挙げられます。モチベーションの維持は業務効率や生産性の向上にもつながるので、仕事をするうえで大きな役割を果たすことがあるでしょう。
友達と働くことで喜びを共有できたり、チームに貢献できたりすることで、モチベーションが上がるかもしれません。自分の活かせるスキルや適性を把握しておけば、会社のためにできることが見えてくるでしょう。
自分の強みや得意なことを知るには、過去の経験を振り返って自分を見つめ直す自己分析がおすすめです。「仕事の選び方が分からない!何を基準に就活するか迷ったときの対処法6つ」のコラムで自己分析をするときのコツを解説しているので、参考にしてみてください。
友達の会社で働くデメリット
「友達と仕事しないほうがいい」「友達と同じ職場だとしんどい」「友達の親の会社で働くのはやめとけ」などの意見を聞いたことがある方もいるかもしません。友達の会社で働くことには、デメリットも存在します。
前項で解説したメリットと、以下で解説するデメリットを比較して、自分が希望する働き方ができるか確認してみてください。
友達と自分の能力を比べてしまう
友達と自分の能力を比べてしまうのが、友達の会社で働くデメリットです。友達と同じ目標を持って働くことは良いこともありますが、ライバル心が芽生えて自分と友達を比較してしまう可能性があるでしょう。
自分より友達が成果を出したり、評価されたりしているのを目にすることで、劣等感を感じて自己評価が下がることがあります。友人と同じ企業で働く際は、競争しつつも互いを支え合う関係が理想的ですが、交友関係が崩れ仕事がしづらくなる可能性があると留意しておきましょう。
退職しづらい可能性がある
友人の企業から離れたいと感じても、「関係が悪化するのでは?」と懸念し、退職しづらいのがデメリットの一つです。また、退職後もお互いに会うことが気まずくなる可能性も考えられるでしょう。
ただし、適切な対話を行い、正しい手順で手続きを踏めば円満に退職できる可能性があります。「会社の辞め方を解説!伝え方のコツやトラブルの対処法も紹介」のコラムでは、辞めるときの基本的な流れや悪印象にならない伝え方を解説しているので、参考にしてみてください。
友達の会社で働く前に確認しておきたい3つのポイント
友達の会社で働く前に確認しておきたいポイント
- 会社で取り組む事業内容
- 社内の人間関係や社風
- 給与や福利厚生などの待遇面
ここでは、友人が経営する会社に入る前に確認しておきたいことを解説します。「友達と仕事してもうまくいかない」と感じて退職とならないよう、チェックしておきましょう。
会社で取り組む事業内容
入社を決める前に、友達の会社がどのような業務に従事しているかを理解しておきましょう。業界内での位置づけや事業の特徴、運営スタイルは、その企業の進路を定める重要な要素となります。
自分の価値観と企業の方針が一致するかどうかを見極め、入社後のミスマッチを防ぎましょう。事業内容のミスマッチは早期退職の原因になりかねないので、友達と良好な関係を保つためにも確認を怠らないようにするのがおすすめです。
自己成長できる労働環境があるか
会社の事業内容や特徴を確認するときは、自己成長ができる労働環境かどうかも見極めましょう。自身の努力が適切に評価されなければ、次第にやる気を失ってしまう恐れがあります。
友達に実際の評価システムについて尋ねて、自分の希望するキャリアビジョンが実現できるかも確認しましょう。
社内の人間関係や社風
「どのような同僚と働くのか」「社内の雰囲気は良好か」など、あらかじめ入社前に把握しておくのがおすすめです。配属予定の部門やチームの人間関係、職場の雰囲気など、求人情報だけでは分からない部分は、直接友人に尋ねるのも良いでしょう。
人間関係の築き方や職場の空気感は職場の構成が若手中心か、それとも年配者が多いかによっても変わってくる傾向も。チームワークを大切にする仕事なら、働く人たちとの相性を見極めることが重要です。
給料や福利厚生などの待遇面
給料や福利厚生などの待遇面も、正式に入社する前にきちんと調べておきましょう。給料や労働時間は生活に直結し、福利厚生は働きやすさを左右します。
仕事量に見合わない給料になっていないか、福利厚生が充実しているかといった点の確認を怠ると、入社後に不満につながる恐れがあるでしょう。正社員の平均収入は「正社員の給料を分類別に紹介!病欠時の給与計算や前払いの可否も解説」のコラムで解説しているので、提示されている給料が正当かどうか判断するときの参考にしてみてください。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
荒井幹太
友人から紹介された企業だからといって「100%大丈夫」とは限らないので、必ず事業内容や待遇面を確認することをおすすめします。友人を疑っているわけではなく、入社後のミスマッチを防ぐためにも、細かく調べたほうがお互いにとってメリットにつながるでしょう。
友達の紹介で入社すると、通常より退職しづらくなる可能性があるので、ミスマッチは防ぎたいものですよね。まずは事前に友人からしっかりヒアリングしてから入社することをおすすめします。
友達の会社で働くときの注意点
友達の会社で働くときの注意点には、「仕事とプライベートを区別する」「友達への配慮を忘れない」といったことがあります。以下で解説することに気をつけて、友人との関係を良好に維持しましょう。
仕事とプライベートを区別する
友人と一緒の職場では仕事とプライベートを区別し、業務中はプロ意識を持った態度を保つことが必要です。職場でプライベートと同様の接し方をすると、職場の雰囲気を乱したり、上司や同僚といった周囲から「だらしない」と思われたりして、迷惑をかけてしまうでしょう。
「紹介してもらった」という事実を忘れずに、友達の評判を損ねないように振る舞うことが大切です。周囲から迷惑がられると人間関係が悪化し、業務が滞る可能性があるので注意しましょう。
職場の人間関係が悪くなると友達がいても仕事をするのがつらくなり、過度なストレスを続けると体調不良につながりかねません。「仕事に限界を感じるときの休むべきサインは?気づけない理由や対処法を解説」のコラムでは、仕事に限界を感じるストレスの主な原因を解説しているので参考にしてみてください。
友達への配慮を忘れない
友達の会社で働くときは、友達への配慮を忘れないようにしましょう。同じ企業で働くことにより、一緒にいる時間が増えて相手への思いやりが薄れがちになることもあります。
このような状態が続くと気付かないうちに友人を傷つけ、それが原因で問題が生じることも。職場が同じであっても、常に友人への感謝と尊敬の念を持って接しましょう。
友達の会社で働くのを辞めたいときの対処法
「友達の会社に入社したけどやりたいことがみつかった」「半年でも退職して良いの?」など友人の会社を退職したものの、退職したいと考えている方は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。就職・転職エージェントに相談すれば、トラブルになるのを避けて円満退職できるでしょう。
また、プロの視点から仕事の選び方や転職活動の進め方に関するアドバイスを受けられるので、自分に合った仕事を見つけたい方はぜひ活用してみてくださいね。
「自分に合った仕事がしたい」「転職できるか不安」といった方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブでは、一人ひとりに担当キャリアアドバイザーがつき、転職に必要なサポートを一貫して行うので、安心して就活に臨めるでしょう。
求人のご紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策、企業とのやり取りもキャリアアドバイザーが徹底サポート。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube