ハタラクティブ
ハタラクティブ

人と関わらない仕事には何がある?正社員を目指しやすい職種や探し方を解説

人と関わらない仕事には何がある?正社員を目指しやすい職種や探し方を解説の画像

この記事のまとめ

  • 人と関わらない仕事で一人で行える職種には、プログラマーやWebデザイナーがある
  • 人と関わらない仕事で正社員を目指すなら、ドライバー職や清掃員がおすすめ
  • 人と関わらなずに高収入を得るには、専門的なスキルを身につけるのが有効
  • 人と関わらない仕事を探したい場合、就職・転職エージェントに相談するのも手

人間関係にストレスを感じることがある方や単独での作業が得意な方は、人と関わらない仕事に就きたいと思う方もいるでしょう。コミュニケーションを必要としない職種が分からないと、仕事を選ぶのが難しくなりますよね。

人と関わらない仕事は一人でできる職種が多いので、プログラマーやWebデザイナーなどが挙げられます。未経験から挑戦するのも可能ですが、専門的なスキルや知識を身につけることで高収入を目指せるでしょう。

このコラムではキャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えながら、人と関わらない仕事をまとめています。また、正社員を目指しやすい職種や働くメリット・デメリットもご紹介しているので、参考にしてみてください。

人と関わらない仕事で一人でできる6つの職種

パソコンやインターネット環境があれば行える職種は一人で行える場合が多いので、人と関わらずに仕事を行えるでしょう。以下で、人と関わらず一人でできる職種を6つご紹介するので、チェックしてみてください。

人と関わらない仕事で一人でできる職種

  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • データ入力
  • Webライター
  • 翻訳家
  • 音源・動画編集

1.プログラマー

プログラマーはプログラミング言語を駆使し、指定された仕様書に基づきプログラムを構築する職業です。単独でプログラミング作業を行うため、プロジェクトの詳細確認以外では人とコミュニケーションを取る機会は少ないでしょう。

プログラマーの仕事は、Webサービス、アプリケーション開発、ゲーム制作などのプロジェクトに応じて使用する言語が異なります。また、IT技術の発展により人手不足な傾向があるので、プログラマーは未経験からも挑戦できるでしょう。

プログラミングの知識やスキルがない方は、「IT業界に未経験者の転職は難しい?必要なスキルや志望動機の例文を紹介!」のコラムでIT業界に未経験での就職・転職を成功させるポイントを解説しているので参考にしてみてください。

2.Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトやブログのデザインを担当する仕事です。主に業務ではPhotoshopやIllustratorなどのツールを使用しますが、HTMLやCSSなどのコーディング知識もあると就職や転職が有利になるでしょう。Webデザインの技能を高めることで、より報酬の高いプロジェクトを獲得することが可能です。

企業に属している場合は、比較的コミュニケーションを求められることはありません。独立してフリーランスになると自分で営業を行ってクライアントや仕事を獲得する必要があるため、人と関わらないのは厳しいといえます。

ただし、作業は在宅で行えるのと、進捗の確認はメールやチャットでも可能なので、働き方によってはフリーランスでも人との関わりを減らすことは可能です。

3.データ入力

データ入力とは、指定されたデータをデータベースや表に入力する作業を指します。たとえば、名刺情報や顧客リストの作成が挙げられるでしょう。

スキルを求められず、誰でも始められるため学生や主婦にも人気のある在宅ワークの一つです。最近では、スマートフォンでも可能なケースが増えているので、より手頃に始められる職種といえるでしょう。

4.Webライター

WebライターはWebメディアに掲載する記事を執筆し、収入を得る職業です。マニュアルに基づいた文章作成が求められますが、コミュニケーションはメールやチャットを通じて行われるので在宅での仕事が可能。人と関わらずに作業できるでしょう。

5.翻訳家

多様な言語を日本語に翻訳する業務で、外国語が得意な方に適しているでしょう。翻訳の仕事は会社に属すケースもありますが、自営で在宅勤務をすることも多いようです。

一般的に、個人事業主や報酬型の企業で働く場合、依頼文書はメールで受け取り、報酬は翻訳する文字数と単価に基づいて計算されます。翻訳家は文学作品や専門書といったものから映像作品の字幕まで担う分野は多岐にわたるので、どのような依頼にも対応できる柔軟性を求められるでしょう。

6.音源・動画編集

クライアントの要望に応じて音源や動画を制作する職業も、一人で行えるので人と関わらない仕事といえます。ただし、作業を行うにあたってクライアントとのコミュニケーションを取ることがありますが、それ以外は一人で作業を行うことになるでしょう。

また、音源・動画編集の仕事は、案件により報酬に大きな差があります。CGを用いた動画制作などは一件あたりの報酬が高額になるケースがあるので、スキルや経験を積めば高収入を目指せるでしょう。

人と関わらない仕事で正社員を目指しやすい4つの職種

人との接触を最小限に抑えたい方向けの仕事のなかにも、正社員を目指しやすい職種が存在します。以下で、人と関わらない仕事で正社員を目指しやすい職種を4つご紹介するので、「なるべく人と関わりたくないけど正社員就職したい」という方はチェックしてみてください。

人と関わらない仕事で正社員を目指しやすい職種

  • ドライバー
  • 工場のライン作業員
  • 清掃員
  • 警備員

1.ドライバー

ルート配送やトラック運転手といったドライバー職は荷物を積み込み、顧客へ届けるのが主な仕事です。荷物の受け渡し時にコミュニケーションを取ることもありますが、そのほかの時間は一人で運転する時間になるでしょう。

インターネット通販の拡大やドライバーの勤務時間を制限する法律の適用により、ドライバーは人手不足が続いているといわれています。未経験から挑戦できる正社員求人も多いため、「運転するのが好き」「タイムマネジメントが得意」という方は、ドライバー職に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ドライバー職に必要な資格は「ルート配送の仕事とは?正社員として働くメリットや就職のポイントを解説!」のコラムで解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。

2.工場のライン作業員

工場内でのライン作業は、製品の梱包や組み立てなど繰り返しの作業を行う職種です。作業内容はマニュアル化されていることが多いため、一人で作業を進められるうえに未経験から始められるでしょう。

3.清掃員

清掃員はビルや事務所など割り当てられた施設やエリアを担当するため、基本的には個別に作業を行います。業務内容にスキルや経験が求められにくい職種なので、未経験者も正社員を目指しやすいでしょう。

企業のなかには、ほかの清掃スタッフと協力して作業を行う場合も。「正社員として働きたいけど人と関わりたくない」という方は、入社前にしっかり業務内容を確認すると入社後のミスマッチを避けられるでしょう。

4.警備員

警備員は、施設の見回りやイベントでの交通誘導警備など活躍する場所は幅広く存在します。警備員も清掃員同様に、資格やスキルを求められない職種なので、経験がない状態から正社員を目指せるでしょう。

仕事の性質上、立ち仕事になったり、勤務時間が早朝や深夜になったりする場合があるので体力が求められます。また、基本的に一人で作業を行うため、人との関わりを避けたい人にも向いているでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

できるだけ人とかかわらずにできる仕事は、主にWebデザイナーやプログラマーといった専門職になります。特定の知識やスキルが必要とされる場合が多いですが、製造職や警備職、倉庫作業などの仕事は未経験者を募集している会社があるので、視野を広げて探してみると良いですよ。

人と関わらない仕事が増えている背景

「会社に通勤する」という方法が長らく一般的な働き方とされてきましたが、最近では「人と接触しないで仕事をする」スタイルも増えています。その背景には、インターネットとパソコンの普及や働き方改革などが影響しているでしょう。

以下で、人と関わらない仕事が増えている背景をまとめたので、就職・転職する前に理解を深めてみてください。

インターネットとパソコンが普及した

遠隔での業務が可能なインターネットとコンピュータの使用が増加しており、人と直接関わることなく働ける機会が拡がったことで人と関わらない仕事が増えたといえるでしょう。かつては「雇用される=職場に出向くこと」が主流でしたが、現在ではIT技術の進化によって、在宅など出社しなくても仕事ができます。

国が多様な働き方を推奨している

厚生労働省の「「働き方改革」の実現に向けて」にあるように、さまざまな労働スタイルを奨励しています。「投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっている」とあることから、兼業や副業を含む新たな職業が手軽に始められるようになったといえるでしょう。

ただし、働き方を選択できるようになったことで、自分のやりたいことを明確にしないと仕事探しが難しくなったと感じるかもしれません。仕事を探すときは希望する条件を明確にしたうえで、自分に適した職場を見つけることが大切です。

仕事の決め方で大切なことは?自分に合ってるか不安なときの対処法を解説」のコラムでは、仕事の決め方において大切なポイントをまとめているので、参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
「働き方改革」の実現に向けて

職業の選択肢が増えた

仕事の選択肢が広がり、趣味や特技を生かした仕事が可能になったことで人と関わらない仕事も増えたといえるでしょう。たとえば、動画制作が趣味の人は、クラウドソーシングを利用して仕事を受注したり、動画配信者として活動したりすることができます。

人と関わらない仕事に就くメリット・デメリット

人と関わらない仕事に就くことには、メリットとデメリットが存在します。以下でそれぞれ解説するので、人と関わらない仕事に就くか選ぶときの参考にしてみてください。

メリット

人と関わらない仕事に就くメリットは、以下のとおりです。

人間関係で悩むことが少ない

人と接触しない職務を選ぶことにより、人間関係の悩みから解放されるのがメリットになります。人間関係の問題が起きると、仕事が滞ったり、パフォーマンスに影響したりする可能性があるでしょう。

無理に良好な人間関係を築こうとすると、ストレスが蓄積されて体調不良につながりかねません。人と関わらない職種を選べば人とコミュニケーションを取る機会が減るので、人間関係が苦手な人にとって特に大きな利点といえるでしょう。

自分のペースで業務を進められる

人とのかかわりが少ない職場では、自分のペースで業務を進められるのもメリットの一つです。職種によっては仕事をするうえで、他人と協力することが求められることがあるので自分のペースで業務を進められない場合もあるでしょう。

また、集中して取り組みたいときには、他人の存在を気にせず作業に没頭できます。締め切りや会議のある仕事であっても自分で時間管理ができれば、理想的なワークライフバランスを実現できるでしょう。

デメリット

人と関わらない仕事に就くデメリットは、以下のとおりです。

単純作業や肉体労働が含まれることもある

人とのコミュニケーションが少ない特徴がある仕事では、単純作業や肉体労働などを行う職種が含まれているので注意しましょう。複雑な仕事ほど人とのやり取りが必要になるため、簡単なタスクは一人で完結しやすくなります。

また、肉体労働においては、基本的に指示に従って体を動かして行う業務を行うのでコミュニケーションを取る機会は少ないですが、体力に自信がないと「きつい」と感じるかもしれません。

収入が低めであることが多い

人と関わらない仕事では大規模なプロジェクトやチームワークが必要な場面が少なく、それが収入の低さにつながることがあります。単純作業は比較的誰でもすぐに覚えられる事が多いため、その単価が低く設定されている傾向があるでしょう。

高収入を目指す場合は、特定のスキルや経験を積むことで評価を高めるための努力が求められます。ただし、誰でもできる仕事で経験を積めば、キャリアアップや転職で高収入を狙える可能性もあるでしょう。

仕事で成果を挙げるには、自分の適性を活かしたり、スキルを身につけたりするのが有効です。「誰でもできる仕事ってある?未経験から挑戦できる職種を一覧でご紹介!」のコラムでは、誰でもできる仕事で自分らしく働く方法をまとめているのでチェックしてみてください。

人と関わらない仕事なら在宅ワークがおすすめな理由

人と直接接触せずに働くことを希望する場合、在宅ワークできる職種を選ぶ方法があります。以下で、人と関わらない仕事がしたい方に在宅ワークがおすすめな理由を解説するので、仕事を選ぶときの参考にしてみてください。

在宅ワークには多種多様な職種がある

在宅ワークには多種多様な職種があるので、人と関わらずに自分に適した仕事を見つけられるでしょう。在宅ワークにはアンケート回答やブログ執筆、写真撮影といった比較的単価の低い仕事から、プログラマーやWebデザイナーなど単価が高い専門的な職種などさまざまな職種があります。

自分の活かしたい適性やスキルに合った職種を選ぶことで、モチベーションを保ちながら仕事に取り組めるでしょう。「未経験からリモートワークするには?おすすめの職種や正社員のなり方を紹介」のコラムでは、未経験からリモートワークを始めやすい仕事をご紹介しているので、自分に合うものがないか探してみてください。

クラウドソーシングサイトで仕事を見つけられる

人と関わらない仕事は、クラウドソーシングサイトで仕事を見つけられるでしょう。クラウドソーシングプラットフォームは、多数の案件が掲載されており、仕事を探す際の有力なツールです。

サイトには多様なプロジェクトが提供されており、直接会わなくても完結する案件が多いのが特徴。これにより、幅広いスキルセットを持つ人にとって、仕事の選択肢が広がるでしょう。

スキルがあれば高収入も目指せる

専門的なスキルを持つことで、在宅ワークで高収入を目指すことが可能です。初心者でも始めやすい仕事が多いですが、システム開発やWebデザインなど高度な技術を身につければ収入を増やせるでしょう。

在宅勤務を認める正社員募集もある

在宅ワークを行える仕事のなかには、正社員として安定した収入を確保できる場合があるでしょう。働き方改革の推進やワークライフバランスへの注目が高まっているため、在宅勤務を認める企業が増えているためです。

未経験から正社員として在宅ワークで始められる職種には、Webライターやエンジニア、事務職などが挙げられるでしょう。仕事の探し方が分からないときは、就職・転職エージェントに相談するのも手ですよ。

人と関わらない仕事を探したい人はプロに相談しよう

人と関わらない仕事を探している方は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。プロの視点で就活や転職のアドバイスを受けられるため、自分では気づかなかった仕事の探し方やアピール方法を見つけられるでしょう。

「人と関わらない仕事がしたい」「自分に合った仕事を見つけられない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心にした転職・就職支援に特化しています。

専属のキャリアアドバイザーがヒアリングし、あなたにぴったりな求人をご紹介。未経験OKの求人も多数保有しているので、経歴やスキルに自信がない方も適職を見つけられるでしょう。

また、応募書類の添削や面接対策など、転職活動の全面的なサポートも実施しているので、就活・転職活動に不安や悩みがある方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube