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MBTIの相性をタイプ別に解説!活用するメリットや利用時の注意点も紹介

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この記事のまとめ

  • MBTIとは16の性格タイプに分類し、各タイプの特徴や相性を示す診断
  • 相性の良いタイプは、お互いの長所を活かし短所を補完できること
  • MBTIは自己理解や他者理解を深め、人間関係の改善やキャリア選択に役立つ
  • MBTIの診断結果と自己分析の結果を同時に活用すると、より自己理解が深まる

MBTIで自分はどのタイプの人と相性が良いのか気になる方もいるでしょう。相性は目に見えないため、どのように判断すれば良いか分からないですよね。

性格診断の「MBTI」は16の性格タイプに分類できます。自己理解や他者とのコミュニケーション改善に役立つだけではなく、相性の良さも判断しやすくなるでしょう。ただし、結果を絶対視せず、あくまで参考程度に捉えることが大切です。過去の経験と照らし合わせながら柔軟に解釈することで、MBTIをより効果的に活用できるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの中野さんのアドバイスを交えつつ、MBTIとは何か、相性が良いタイプはどの性格かをまとめています。また、MBTIを活用するメリットや注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

MBTIとは

MBTIとは、自己理解や他者とのコミュニケーション改善に役立つ性格タイプ診断です。MBTI診断をすることで、個人の性格特性を理解したり、人々の思考や行動パターンを分析したりできるでしょう。
以下で、MBTIの基本概念と特徴について解説します。

MBTI診断とは「性格診断テスト」のこと

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、個人の性格や行動傾向を分析する性格診断テストです。このテストは、アメリカの心理学者カール・ユングの理論を基に開発されました。

MBTIの主なメリットには自己理解を深め、他者との関係性を改善できることが挙げられるでしょう。たとえば、職場でのチームワークを向上させたり、恋愛や友情における相性を把握したりするのにおすすめです。また、自分に合った仕事や趣味を見つけるのにも役立ちます。

一方で、MBTI診断の結果性格は状況によって変化する可能性があります。そのため、MBTIの結果を絶対視せず、自己成長のためのツールの一つとして柔軟に活用することが大切です。

性格は16タイプ別に分類される

MBTIでは、人の性格を16のタイプに分類します。これらのタイプは、4つの軸に沿って決定されます。各軸は2つの対立する特性をもっており、個人がどちらの特性により強く傾向があるかによってタイプが決まります
4つの軸は以下のとおりです

外向型(E)- 内向型(I)エネルギーの方向性
観察型(S)- 直観型(N)情報の取得方法
論理型(T)- 感情型(F)判断の基準
判断型(J)- 探索型(P)外界への接し方

これらの組み合わせにより、INTJ(内向型・直観型・論理型・判断型)やESFP(外向型・観察型・感情型・探索型)など、16のタイプが生まれます。各タイプには、「建築家」や「エンターテイナー」といった別名も付けられています。
以下に、16タイプの一覧表をまとめました。

略称タイプ名
INTJ建築家
INTP論理学者
ENTJ指揮官
ENTP討論者
INFJ提唱者
INFP仲介者
ENFJ主人公
ENFP運動家
ISTJ管理者
ISFJ擁護者
ESTJ幹部
ESFJ領事官
ISTP巨匠
ISFP冒険家
ESTP起業家
ESFPエンターテイナー

診断方法

MBTI診断は質問に対して自分の感じ方や考え方、行動の傾向の選択形式で答えます。診断の手順は以下のとおりです。

  • ・公式のMBTI質問紙に回答する(通常93問)
  • ・回答を集計し、4つの軸それぞれで優勢な特性を判定する
  • ・4つの文字からなるタイプコード(例:INTJ)を決定する
  • ・結果の解釈と詳細な性格分析を受ける

MBTI診断は、通常、質問紙形式で行われます。なお、オンラインで無料のMBTI簡易テストも存在するので、気軽に受けたい方は利用してみるのもおすすめです。オンラインでは、入力していく方式で診断を行います。

オンラインや質問紙での質問に答えて自分のMBTIタイプが判明したあとは、自分のタイプの特徴を深く理解することが大切です。日常生活や人間関係にどう活かせるかを考えることで自分に合った行動や選択がしやすくなり、前向きに取り組めるようになるでしょう。

得意や不得意といった適性を知ることは、仕事選びにも役立てられます。仕事で活かしたい強みや避けたいことが分かれば、自分に合った仕事かどうかを判断しやすくなりますよ。

自分に合う仕事をする大切さって?その特徴や仕事探しの方法」のコラムでは、自分に合う仕事に就くことが大切な理由を解説しているので、チェックしてみてください。

MBTIの特徴と相性表一覧

MBTIで分類される16タイプにはそれぞれ特徴があり、相性の良い組み合わせも存在します。ここでは、各タイプの特徴と相性の良い性格について詳しく解説します。

INTJ(建築家)

NTJタイプは論理的思考に優れ、独創的なアイデアを生み出す能力が高いことが特徴です。INTJの主な特徴は以下のとおりです。

  • ・分析力が高い
  • ・長期的な視点で物事を捉える
  • ・完璧主義傾向がある
  • ・感情表現が苦手な場合がある

戦略的思考や独立心が強く、高い知的好奇心をもっている傾向があります。また、複雑な問題を筋道を立てて考えるのが得意なため、プログラマーといった仕事に向いている傾向があるでしょう。

未経験からプログラマーになれる?実態は?代表的な職種や目指し方を解説」のコラムでは、未経験からプログラマーを目指すための方法を解説しているので興味がある方は参考にしてみてください。

INTJと相性が良い性格

INTJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ENTP(討論者)独創的なアイデアを共有し、刺激し合える関係性になりやすいでしょう。
ENTJ(指揮官)論理的思考と戦略的視点を共有でき、互いに高め合えるでしょう。
INFJ(提唱者)お互いの価値観の違いを認め合い、精神的に支え合える関係になる可能性があります。

これらのタイプは、INTJの知的好奇心を満たし、互いに成長できる関係を築きやすいでしょう。

INTP(論理学者)

INTPタイプは抽象的な理論や概念を探求することを好み、論理的思考に長けている傾向があります。INTPの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・柔軟な思考ができる
  • ・独立心が強い
  • ・社交性が低い傾向がある

独創的なアイデアを生み出し、複雑な問題を解決する能力が高いのもINTPにみられる特徴です。

INTPと相性が良い性格

INTPと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ENTJ(指揮官)INTPのアイデアを実行に移す力を持ち、互いに補完し合える可能性があります。
INTJ(建築家)論理的思考と独創性を共有し、深い議論ができるでしょう。
ENTP(討論者)新しいアイデアを共に探求し、刺激し合える関係性になりやすい傾向があります。

それぞれ、INTPの思考力や柔軟さをうまく引き出してくれるタイプといえるでしょう。

ENTJ(指揮官)

ENTJタイプは、リーダーシップに優れ、効率的に目標を達成する能力が高いことが特徴です。
ENTJの主な特徴は、以下が挙げられます。

  • ・強いリーダーシップ
  • ・戦略的思考に長けている
  • ・効率性を重視する
  • ・他者の感情に鈍感になることがある

ENTJは論理的思考と決断力を兼ね備え、組織をまとめる力があります。全体像を見ながら目標達成までの計画を考えられるため、市場分析や戦略立案といったマーケティング職で強みを発揮できる可能性があるでしょう。

マーケティング職の仕事内容や求められるスキルと資質は、「マーケティング職の志望動機の書き方!アピールポイントや例文を紹介」のコラムで解説しているのでチェックしてみてください。

ENTJと相性が良い性格

ENTJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

INTP(論理学者)ENTJの実行力とINTPの分析力をもって、目標達成に向けて協力できる関係を築けるでしょう。
INTJ(建築家)戦略的思考と論理性を共有し、高いレベルで協力できる可能性があります。
ENFP(運動家)ENTJの論理性とENFPの創造性が組み合わさることで、お互いの強みを活かしたバランスの良いチームが作れるでしょう。

これらのタイプと協力することで、ENTJの目標達成をサポートしてくれる可能性がありますよ。

ENTP(討論者)

ENTPタイプは新しいアイデアを生み出すことを得意とし、議論を楽しむ傾向があります
ENTPの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・創造性が高い
  • ・議論を好む
  • ・適応力がある
  • ・細部への注意が散漫になることがある

柔軟な思考と優れたコミュニケーション能力をもっているのがENTPの特徴といえるでしょう。

ENTPと相性が良い性格

ENTPと相性が良い性格は、以下のタイプが挙げられます。

INTJ(建築家)ENTPのアイデアを出し、INTJが戦略的に実行に移せるため成果につながりやすくなるでしょう。
INFJ(提唱者)ENTPの好奇心とINFJの深い思慮がかみ合い、安心感や信頼感を得られる可能性があります。
ENFJ(主人公)ENTPの創造性とENFJの人間関係スキルが良いバランスを生み出します。

これらのタイプはENTPの知的好奇心を満たし、互いに刺激し合える関係を築きやすいでしょう。

INFJ(提唱者)

INFJタイプは深い洞察力と強い直感を持ち、他者の感情を理解する能力に優れている傾向があります。INFJにみられる主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・優れた洞察力
  • ・強い共感性
  • ・創造性が高い
  • ・完璧主義傾向がある

理想主義的で、社会に貢献したいという強い願望をもっているのが特徴です。

INFJと相性が良い性格

INFJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ENTP(討論者)内向的なINFJと行動的なENTPの違いを楽しめると、お互いの成長につながりやすいでしょう。
ENFP(運動家)価値観を共感しやすく、心の距離が近い関係を築ける可能性があります。
INTJ(建築家)内向的で未来志向な共通点があることから、会話が少なくても深くお互いを理解できるでしょう。

INFJと相性の良いタイプは、それぞれ違った形でINFJを支え、補える関係性を築ける可能性がありますよ。

INFP(仲介者)

INFPタイプは理想を大切にし、自分の価値観に忠実で繊細ながらも内に強い信念をもっている傾向があります。以下で、INFPにみられる主な特徴をまとめました。

  • ・強い理想主義
  • ・優れた共感性
  • ・創造性が高い
  • ・現実的な面で課題を感じることがある

創造性が高く、自己表現を大切にするのがINFPの特徴といえるでしょう。

INFPと相性が良い性格

INFPと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ENFJ(主人公)INFPの思いやりとENTJのリード力が、お互いを自然と支え合う関係になる可能性があります。
INTJ(建築家)お互いに「自分の軸」をもっているため、尊重し合いながら高め合えるでしょう。
ENFP(運動家)どちらも想像力豊かで好奇心旺盛なことから、共感力にあふれた仲間のような関係を築ける可能性があります。

これらのタイプは、INFPの価値観を理解し、互いに成長できる関係を築きやすいでしょう。

ENFJ(主人公)

ENFJタイプは、他者を鼓舞し、導く能力に優れています。強いカリスマ性と共感性を持ち、人々をまとめる力があるのが特徴です。ENFJにみられる主な特徴には、以下が挙げられます。

  • ・優れたリーダーシップ
  • ・強い共感性
  • ・コミュニケーション能力が高い
  • ・他者の期待に応えようとしすぎることがある

ENFJと相性が良い性格

ENFJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

INFP(仲介者)感受性豊かなINFPと、思いやりがあるENFJはお互いの理想や価値観を大切にしながら深い信頼関係を築きやすいでしょう。
INTP(論理学者)論理的な思考を持つINTPに対して、ENFJの高い共感力が補いとなり、バランスの取れた関係性を築ける可能性があります。
ISFP(冒険家)穏やかでマイペースなISFPと周囲への気配りが得意なENFJは、お互いに無理せず自然体でいられる心地良い関係を築けるでしょう。

ENFJは思いやりの深さと行動力で、内向的で繊細な相手の良さを引き出して信頼関係を築ける可能性がありますよ。

ENFP(運動家)

ENFPタイプはエネルギッシュで創造性に富み、新しいアイデアを生み出すことを得意とする傾向があります。ENFPの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・高い創造性
  • ・優れたコミュニケーション能力
  • ・柔軟な思考
  • ・集中力が散漫になることがある

人々とのつながりを大切にし、熱心にコミュニケーションをとるのが特徴です。

ENFPと相性が良い性格

ENFPと相性が良い性格には、以下のタイプが挙げられます。

INTJ(建築家)ENFPの自由な発想と、INTJの戦略的思考が補い合い、理想と現実のバランスが取れる関係になる可能性があるでしょう。
INFJ(提唱者)ENFPの明るさがINFJの内面を引き出し、深い理解と温かいサポートで支え合える関係を築きやすいでしょう。
ENTJ(指揮官)ENFPの想像力とENTJのリーダーシップが合わさることで、前向きに新しいことに挑戦しやすくなります。

ENFPは自分にない視点を持つタイプと相性が良く、お互いに刺激を与え合いながら成長しやすい関係を築ける傾向がありますよ。

ISTJタイプは、責任感が強く、秩序を重んじる傾向があります。ISTJの主な特徴は、以下のとおりです。

 

  • ・高い責任感
  • ・綿密な計画性
  • ・秩序を重視する
  • ・新しい状況への適応に時間がかかることがある

ISTJは細部に注意を払い、効率的に仕事をこなす能力に優れているでしょう。

ISTJと相性が良い性格

ISTJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ESFP
(エンターテイナー)
ISTJの堅実さとESFPの明るさは対照的ながらも、安心感と楽しさを兼ね備えた関係を築ける可能性があります。
ESTJ(幹部)ISTJとESTJは共に現実的で効率重視の性格をもち、実務面でしっかりと協力し合えるパートナーシップを築けるでしょう。
ISFJ(擁護者)ISTJとISFJは価値観や生活スタイルが似ている傾向があるため、穏やかで安定した関係になる傾向があります。

ISTJは安定感と実務的な視点を大切にするため、信頼できる相手や似た価値観をもつ相手と良い関係を築きやすいと感じるでしょう。

ISFJ(擁護者)

思いやりが深く、他者のニーズに敏感なのがISFJタイプです。ISFJの主な特徴は、以下が挙げられます。

  • ・強い責任感
  • ・優れた共感性
  • ・細やかな気配り
  • ・自己主張が苦手な場合がある

ISFJは責任感が強く、細やかな気配りができるのが特徴といえるでしょう。

ISFJと相性が良い性格

ISFJと相性が良い性格は、以下のタイプが挙げられます。

ESFP
(エンターテイナー)
ISFJの安定感とESFPの楽しい精神はお互いを引き立て合い、共に楽しい時間を過ごしながらも、支え合える関係になりやすい傾向があります。
ESTJ(幹部)共に実務的で規律を重んじる価値観を持つため、ISFJとESTJはお互いの強みを活かして協力して目標に向かって行けるでしょう。
ISTJ(管理者)ISFJとISTJは価値観や生活スタイルが似ており、安心感を得られる関係を築けるでしょう。

ISFJは安定感や思いやりを大切にし、共感し合える相手やお互いに落ち着きと支えを感じる相手と良い関係を築きやすい傾向があります。

ESTJ(幹部)

ESTJタイプは組織力に優れ、効率的に目標を達成する能力が高いといった特徴があります。ESTJの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・優れた組織力
  • ・高い効率性
  • ・明確な基準を持つ
  • ・柔軟性に欠けることがある

明確な基準を持ち、秩序を重んじながら公平かつ客観的な判断ができるESTJは、人事の仕事に向いている傾向があります。「人事とは何をする仕事?向いている人の特徴や就活で有利になる資格を解説」のコラムでは、人事の主な業務内容や年収を解説しているので仕事を選ぶときの参考にしてみてください。

ESTJと相性が良い性格

ESTJと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ISFP(冒険家)ESTJの計画性とISFPの柔軟さが補い合い、お互いにない視点を学び合えるバランスの良い関係を築けるでしょう。
ISTJ(管理者)共に現実的で責任感が強く、安定した日常や目標に向けた協力しながら堅実で信頼できる関係になりやすい傾向があります。
ESFJ(領事官)価値観や行動パターンが似ており、息の合った協力関係を築けるため、安心感と一体感のあるパートナーシップになる可能性があるでしょう。

ESTJはリーダーシップと現実思考を活かし、誠実で協調性のあるタイプと信頼できる関係を築けるでしょう。

ESFJ(領事官)

ESFJタイプは思いやりが深く、他者との調和を重視する傾向があります。
ESFJの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・優れた人間関係スキル
  • ・強い責任感
  • ・協調性が高い
  • ・批判に敏感な場合がある

ESFJは、周囲の人々をサポートし、コミュニティの中心的な役割を果たすことを好みます

ESFJと相性が良い性格

ESFJと相性が良い性格は、以下のタイプが挙げられるでしょう。

ISFP(冒険家)思いやりのあるISFPは、ESFJの気配りを受け止めてくれる存在で、お互いに感情面で安心できる関係を築きやすいでしょう。
ISTP(巨匠)感情と論理のバランスが取れる組み合わせで、違いを尊重し合うことで新たな視点や成長につなげられるでしょう。
ESTJ(幹部)目標に向かって計画的に動けるため、価値観や責任感を共有しながら安定した関係を築ける可能性があります。

ESFJは人との調和を大切にするため、思いやりや誠実さをもつ相手とは安心感と信頼に満ちた関係を育みやすいでしょう。

ISTP(巨匠)

ISTP(巨匠)タイプは冷静で論理的、実践的な問題解決能力に優れた性格です。ISTPの主な特徴には、以下が挙げられるでしょう。

  • ・優れた観察力と分析力
  • ・実践的な問題解決能力
  • ・冷静さと適応力
  • ・独立心と冒険心
  • ・物事の仕組みに強い興味がある

ISTPはストレス下でも冷静さを保ち、危機的状況で効果的に対応できる傾向があるでしょう。

ISTPと相性が良い性格

ISTPと相性が良い性格タイプには、以下が挙げられます。

ESTJ(幹部)実務的で計画的なESTJは柔軟で冷静なISTPと、効率的に物事を進められるため、バランスの取れた関係を築けるでしょう。
ENTJ(指揮官)戦略的なENTJと即座の対応力に優れたISTPは、お互いの強みを活かしながらダイナミックに行動できる関係になる可能性があります。
ISFP(冒険家)感覚を大切にするISFPと実践的なISTJは、無理のないペースでお互いを尊重し合い、自然体でいられる心地良い関係を築きやすいでしょう。

ISTPは物事を冷静に判断する能力があり、現実的で誠実な相手と無理せず自然な関係を築きやすいと感じるでしょう。

ISFP(冒険家)

ISFP(冒険家)タイプは、芸術的で感受性が豊かな性格です。
ISFPの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・強い感受性と芸術的センス
  • ・現在の瞬間を楽しむ能力
  • ・柔軟性と適応力
  • ・強い個性と自由への渇望
  • ・実践的なスキルと創造性

ISFPは自然や美しいものに強く惹かれ、自己表現を通じて自分の価値観を表現することを好む傾向があるでしょう。

ISFPと相性が良い性格

ESTJ(幹部)現実的で主導的なESTJがリードし、穏やかなISFPがサポートすることで、安定したパートナーシップを築けるでしょう。
ESFJ(領事官)思いやりのあるESFJと感受性豊かなISFPは、お互いを気遣いながら温かい信頼関係を築ける可能性があります。
ENFJ(主人公)人を導くのが得意なENFJと控え目で優しいISFPは、心のつながりを大切にしながら安心感のある関係性になりやすいでしょう。

ISFPは感受性が豊かで人を思いやる気持ちが強いため、相手がしっかり支えてくれるタイプだと良い関係を築ける傾向があるでしょう。

ESTP(起業家)

ESTP(起業家)タイプは活動的で冒険心に富み、即興的な問題解決能力に優れた性格をもっています。ESTPの主な特徴は、以下のとおりです。

  • ・強い行動力と冒険心
  • ・優れた即興的問題解決能力
  • ・現実主義的なアプローチができる
  • ・社交性とカリスマ性
  • ・リスクを恐れない傾向がある

ESTPは、実践的な経験を通じて学ぶことを好み、理論よりも実践を重視する傾向があるでしょう。#ESTPと相性が良い性格
ESTPと相性が良い性格は、以下のタイプです。

ISFJ(擁護者)行動力のあるESTPとサポート上手なISFJは、お互いの得意分野を補い合いながらバランスの取れた関係を築けるでしょう。
ISTJ(管理者)現実的で堅実なISTJが土台を支え、冒険心旺盛なESTPが刺激をもたらすことで安定と変化のバランスが取れる関係になるでしょう。
ESFP
(エンターテイナー)
どちらも社交的でエネルギッシュなタイプなので、一緒にいると楽しく活発な関係を築ける可能性があります。

ESTPはフットワークが軽く行動派のため、落ち着いて支えてくれるタイプや一緒に楽しめるタイプと良い関係を築きやすいでしょう。

ESFP(エンターテイナー)

ESFP(エンターテイナー)タイプは社交的で陽気、そして人生を楽しむことに長けた性格です。
ESFPの主な特徴には、以下が挙げられます。

  • ・強い社交性とカリスマ性
  • ・現在の瞬間を楽しめる
  • ・柔軟性と適応力
  • ・実践的なアプローチができる
  • ・楽観的な思考をもつ

ESFPは人々の注目を集めることが得意で、場の雰囲気を明るくする能力があります。

ESFPと相性が良い性格

ESFPと相性が良いのは、以下のタイプです。

ISTJ(管理者)現実的で責任感のあるISTJがESFPの自由な行動を支え、お互いに学び合えるバランスの良い関係を築ける可能性があります。
ISFJ(擁護者)思いやりのあるISFJと明るく社交的なESFPは、お互いを大切にし合える穏やかな関係性になるでしょう。
ESTP(起業家)似た者同士の二人は一緒にいると活発で楽しい時間を共有でき、刺激の多い関係を築けるでしょう。

ESFPは明るく行動的な性格なので、支えてくれる慎重派なタイプや一緒に楽しめるタイプと相性が合う傾向があります。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未

中野 来未

自分がMBTIのどれに該当するのか気になりますよね。MBTIで自分の強みや弱み、価値観といった適性が分かれば日常生活はもちろん、仕事選びにも役立ちます。自分の適性を発揮できる職場で働くことで、やりがいを感じられる可能性があるでしょう。

モチベーションアップにもつながるので、自分がどのような仕事に向いているのか、仕事に何を求めているのかを明確にしておくことが大切です。自分の適職が分からない方は、就職・転職エージェントに相談するのも検討してみてください。就職・転職エージェントは求職者に合った求人や企業をご紹介するので、ミスマッチを防ぎやすくなりますよ。

MBTIを活用するメリット

自己理解が深まり、他者とのコミュニケーションが円滑になるなど、さまざまなメリットがあります。ここでは、MBTIを活用する主なメリットを解説するので、チェックしてみてください。

自分の強み・弱みが客観的に知れる

MBTIを活用するメリットは、自分の強み・弱みが客観的に知れることです。自分の性格や行動パターンを客観的に把握することで、個人の成長や自己改善に役立てられるでしょう。

たとえば、自分がコミュニケーション能力に優れていることが分かれば、その強みを活かしてチームワークや顧客対応などの場面で力を発揮できる可能性があります。一方で、計画性が苦手だと分かれば、その弱点を補うためにスケジュール管理ツールを活用するなど具体的な改善策を講じられるでしょう。

また、MBTIの結果は、キャリア選択や自己啓発の方向性を考える際の参考にもなります。自分の性格タイプに適した職業や学習方法を選ぶことで、より効果的に能力を伸ばせるでしょう。

他者との関係性を深めやすくなる

他者との関係性を深めやすくなるのも、MBTIを活用するメリットの一つです。自分や相手の性格タイプを理解することで、コミュニケーションのとり方や相手への接し方を適切に調整できるからです。

たとえば、内向的な性格の人と外向的な性格の人では、コミュニケーションのとり方が異なります。内向的な性格の人のなかには、コミュニケーションをとるのが苦手な人もいるでしょう。

相手の性格に合わせたアプローチができれば、より円滑な人間関係を築きやすくなりますよ。良好な人間関係は、仕事のパフォーマンス向上につながる重要な要素の一つです。

職場の人間関係が良く、雰囲気が良い企業で働きたい方は、「雰囲気の良い会社に入るためにチェックするべきこと5選!」のコラムを参考にしてみてください。雰囲気が良い会社の特徴や会社の雰囲気を見極めるためにチェックすべきことを解説しています。

自己成長のきっかけになる

MBTIを活用するメリットには、自己成長のきっかけになることも挙げられるでしょう。自分では気づかなかった自分の特性や行動パターンを知れるため、新たな視点から自己分析を行いやすくなります。

MBTI診断を行うときは、自己分析も合わせて行うのがおすすめです。MBTIは自分を客観的な視点から見られ、自己分析は主観的な気づきを発見できる可能性があります。

両方の視点から自分を見つめ直すことで、より自分らしさや価値観が分かるでしょう。自己分析の方法は、「自分のしたいことがわからない…見つけ方や仕事の探し方を解説」のコラムで解説しているので参考にしてみてくださいね。

MBTI診断するときの注意点

MBTIの診断結果を解釈する際に注意点を知っておくことで、より有効に活用できるでしょう。以下で、MBTI診断するときの注意点を解説します。

診断結果はあくまで参考にする

MBTI診断の結果を鵜呑みにせず、あくまで参考程度に留めておくのが望ましいでしょう。MBTI診断の結果は、実施する時期や回答の仕方によって変化する可能性もあるためです。

同じ人が異なる時期に診断を受けた場合、結果が若干異なることもあります。このような変動性を理解したうえで、診断結果を解釈することが大切です。

自己理解や他者理解の手がかりとして有益ですが、個人の複雑な性格や行動パターンのすべてを完全に説明するものではありません。そのため、診断結果を絶対的なものとして捉えるのは避けましょう。

過去の経験と照らし合わせてみるのがおすすめ

MBTI診断の結果をより有意義に活用するためには、過去の経験と照らし合わせてみることをおすすめします。これにより、診断結果の妥当性を確認し、より深い自己理解につなげられるでしょう。

たとえば、過去に成功を収めた経験を振り返り、そのときの行動や思考パターンがMBTIの結果と一致しているかを確認します。また、これまでの人間関係で感じた傾向や課題が、MBTIの結果で示された特徴と一致するかを確認してみるのも有効な方法です。

このように過去の経験と照らし合わせることでMBTI診断結果の信頼性を高め、より実践的な自己理解ができるでしょう。MBTIは自己理解のための優れたツールですが、それを絶対視せず、あくまでも自己探求の一助として活用することが重要です。
過去の経験と照らし合わせながら、柔軟に解釈していくことで、MBTIをより効果的に活用できるでしょう。
「自分に合った仕事が分からない」「自己分析が苦手」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや第二新卒など若年層の就職・転職支援に特化しています。

 

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また、応募書類の添削や面接対策も行うので、就職・転職活動をしたいことがない方も自信をもって選考に臨めますよ。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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