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ENFPに向いている仕事9選!運動家タイプの特徴と強みもご紹介

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この記事のまとめ

  • ENFP(運動家)は、外交的で柔軟な発想が得意な性格タイプ
  • ENFPには共感力や柔軟性を活かせる仕事が向いている
  • 同じ業務を繰り返す仕事は、ENFPに向いていない可能性がある
  • 定期的に目標を見直すことが、ENFPのキャリア形成成功の秘訣
  • ENFPに向いている仕事を探すなら、エージェントへの相談もおすすめ

「ENFPに合う仕事には何がある?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ENFPには、コミュニケーション能力や共感力、発想力などの強みを活かせる仕事がおすすめです。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの林さんのアドバイスも交えながら、ENFPの強み・弱みや、向いている仕事をご紹介します。また、ENFPの強みを活かしにくい仕事や相性の合う性格タイプ、キャリア形成の秘訣なども解説。定期的に定期的に目標を見直し、学び続ける姿勢をもつことが、ENFPがキャリアを積むためのコツです。自分に合った仕事でキャリア形成を成功させたいENFPの方は、ぜひご一読ください。

ENFP(運動家)とは?

ENFPは、16タイプ診断の性格タイプの一つで、「運動家」と呼ばれることがあります。エネルギッシュで柔軟な発想が得意な傾向にあり、周囲の人々とのつながりを大切にする性格タイプです。また、ENFPは、新しいアイデアに対して常にオープンで、好奇心旺盛な性格の持ち主。人々の可能性を見出したり励ましたりすることにも長けており、その温かさと熱意で周囲に影響を与える場合があります。

ENFPの4つの指標

ENFPとは、外向型(Extroverted)・直感型(iNtuitive)・感情型(Feeling)・探索型(Prospecting)の4つの指標が組み合わさったもの。この4つの指標は、性格タイプの本質を理解するうえで重要な鍵となります。以下で、それぞれの指標について解説するので、ENFPについて知りたい方はぜひチェックしてみてください。

外向型(Extroverted)

外向型(Extroverted)は、他者とのやり取りからエネルギーを得る社交的な性質のことを表します。新しい人々と出会うことを楽しみ、グループ活動や話し合いに積極的に参加し、アイデアを共有することで刺激を受けるタイプです。

直感型(iNtuitive)

直感型(iNtuitive)とは、具体的な事実よりも、可能性や将来の展望に焦点を当てる性質のこと。広い視野で物事を捉えることを好み、革新的なアイデアを生み出すことを得意とします。「もし~なら」という仮説的な思考を楽しむことで、現状にとらわれない自由な発想ができるのも直観型の特徴です。

感情型(Feeling)

感情型(Feeling)は、意思決定の際に論理よりも感情や価値観を重視する傾向のことです。他者の感情にも敏感で、自分の決定が他者にどのような影響を与えるかを常に考慮するタイプといえるでしょう。人間関係においても、論理的な正しさよりも調和を保つことを大切にします。

探索型(Prospecting)

探索型(Prospecting)は、計画を立てて物事を進めるよりも即興的に行動することを好む性質を表す指標です。新しい情報や機会に対してオープンで、状況に応じて素早く柔軟に適応できるため、変化の激しい環境でもうまく対応できます。ただし、計画的に物事を進めることは苦手な傾向にあるでしょう。

ENFP-AとENFP-Tの違い

ENFP-AとENFP-Tは、同じENFP型でも異なる特性をもっており、A(Assertive)は自己主張型、T(Turbulent)は繊細型と呼ばれます。この違いは、ストレス対処能力や自信の度合い、感情の変動性などに表れるようです。

ENFP-Aは、自信に満ち、楽観的でストレスに強い傾向があります。一方、ENFP-Tは、より敏感でストレスを感じやすいものの、その繊細さゆえに深い洞察力と創造性を発揮するタイプです。

両者とも、ENFPの基本的な特性である創造性や共感性、社交性は共通していますが、その表現方法や内面の動きに違いがあります。ENFP-Aがより外向的で行動的である一方、ENFP-Tは内省的で感受性豊かな面が強調されるといえるでしょう。

ENFPの強み

ENFP(運動家)の強みには、「発想力がある」「コミュニケーション力が高い」「変化に強い」などが挙げられます。以下で詳しく解説するので、「自分の強みが何か分からない…」とお悩みのENFPの方はぜひご一読ください。

ENFPの強み

  • 発想力がある
  • コミュニケーション力が高い
  • 共感力が高い
  • 変化に強い
  • 熱意がある

発想力がある

ENFPの強みの一つは、発想力があることです。ENFPは創造性豊かで、新しいアイデアを生み出す能力に優れている傾向にあります。そのため、既成概念にとらわれず、自由な発想で物事を考えることができるでしょう。問題解決やプロジェクトの立案においても、独創的な提案で周囲に新しい視点をもたらし、チームや組織に貢献できるポテンシャルをもっています。

コミュニケーション力が高い

コミュニケーション力の高さも、ENFPの強みとして挙げられます。ENFPは、周囲の人と円滑な人間関係を築くことを得意とする性格タイプです。初対面の人とも臆することなく自然に会話を楽しみ、すぐに打ち解ける傾向にあります。コミュニケーションにおける表現力も高いため、言葉だけでなく、表情やボディランゲージも巧みに使い、相手に自分の気持ちを伝えることができるでしょう。

共感力が高い

共感力が高いことも、ENFPの強みの一つです。ENFPは他者の感情を敏感に察知し、深い理解を示すことができます。ときには、まるで自分のことのように相手の気持ちを理解し、共感できる場合もあるでしょう。

ENFPは、単に相手の気持ちを理解するだけでなく、その気持ちに寄り添い、適切な行動を取ることも得意としています。たとえば、友人が失恋で落ち込んでいるときに、ただ「大丈夫だよ」と言うだけでなく、一緒に映画を見に行ったり、好きな食べ物を作ったりするなど、相手の気持ちを和らげる具体的な行動を取ろうと努める傾向にあるでしょう。

変化に強い

変化に強い点も、ENFPの強みといえます。ENFPは、環境の変化に柔軟に対応する能力に優れている性格タイプです。新しい状況や予期せぬ出来事に直面しても、状況に合わせて適切に対処することを得意としています。ENFPは変化を嫌がるのではなく、むしろ楽しむ傾向があるでしょう。

熱意がある

物事に熱意をもって取り組めることも、ENFPの強みの一つ。ENFPは、自分が情熱を感じるプロジェクトや目標に対して、強い熱意とエネルギーをもって取り組みます。そのため、困難な課題に直面しても粘り強く取り組み続け、簡単には諦めません。

チームでプロジェクトに取り組んでいる場合、ENFPの情熱が周囲の人々を鼓舞し、モチベーションを高めることもあります。ENFPのもつ熱意は、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献できる強みといえるでしょう。

ENFPの弱み

ENFPの弱みには、「飽き性」「優柔不断」などが挙げられるようです。ENFPの特徴について理解するには、強みだけでなく弱みを知る必要もあるでしょう。詳しくは、以下で解説しています。

飽き性

ENFPは、飽き性の傾向があるといわれています。常に刺激を求める性格タイプのため、変化の少ない作業や長期的なプロジェクトに集中し続けることを難しく感じる可能性があるでしょう。たとえば、新しいことを始めたばかりの時期には熱中していても、時間が経って興味が薄れると、途中で投げ出してしまう場合があるようです。

優柔不断

優柔不断になりがちな点も、ENFPの弱みの一つです。ENFPは多くの可能性を見出す能力がある一方で、それが意思決定の際の障害となることも。さまざまな選択肢を検討するため、最終的な決断を下すのに時間がかかってしまう場合があるでしょう。たとえば、キャリアの方向性を決める際や、人間関係に関する決断を下す際に、過度に悩み過ぎてしまうことがあります。

批判に敏感

ENFPには批判に敏感な一面がみられる場合もあるようです。ENFPは他者との調和を重視する性格タイプのため、周囲の人からの肯定的な反応を求める傾向があります。そのため、批判を受けた際に過度に敏感に反応してしまうことがあるでしょう。建設的な批判を受け入れ、それを成長の機会として活用することを難しく感じる場合もあるかもしれません。また、批判を恐れるあまり、自分の意見や創造性を十分に表現できなくなる可能性もあります。

ENFP(運動家)に向いている仕事9選

ENFPには、コミュニケーション能力や共感力、発想力などの強みを活かせる仕事が向いているといえます。たとえば、営業職や企画・マーケティング、カウンセラーなどが挙げられるでしょう。以下で、ENFPに向いている仕事を9つご紹介します。自分に合う仕事をお探しのENFPの方は、ぜひご一読ください。

1.広報・PR

広報・PRの仕事は、ENFPの強みを活かせる職業の一つです。ENFPの優れたコミュニケーション能力と発想力は、企業や団体のメッセージを効果的に伝えるうえで役立ちます。また、共感力の高さは、ターゲット層のニーズや感情を理解し、それに合わせたメッセージを作成するのに活かせるでしょう。さらに、ENFPは適応力もあるため、急速に変化するメディア環境や社会情勢に柔軟に合わせることもできます。

2.ライター・編集者

ライターや編集者は、発想力と表現力のあるENFPに向いている職業です。ENFPの豊かな想像力と独創的なアイデアは、小説や脚本、広告コピー、記事など、あらゆる形式の文章作成に活かせる可能性があります。好奇心旺盛な性格のため、新しいトピックスや分野にも積極的に挑戦しようとする傾向にあるでしょう。また、共感力は、読者の心に響く文章を書くうえで大きな強みとなります

3.デザイナー

デザイナーは、ENFPの創造性と表現能力を活かせる職業です。独創的な発想力は、新しいトレンドを生み出したり、クライアントの要望を斬新な方法で実現したりすることに役立ちます。また、彼らのコミュニケーション能力や共感力は、クライアントの要望を引き出したり、ユーザーの視点に立ったデザインを生み出したりするために活かせるでしょう。

一口にデザイナーといっても、グラフィックデザインやウェブデザイン、インテリアデザイン、ファッションデザインなど職種はさまざま。自分の興味関心に合わせて業界を選べる点も、デザイナーの魅力です。

大学中退フリーターからWebデザイナーになるには?就活方法を解説します」のコラムでは、Webデザイナーについてご紹介しています。デザイナーの仕事に興味のある方は、こちらもチェックしてみてください。

4.キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーは、ENFPに向いている仕事の一つです。特に、共感力とコミュニケーション能力を活かせるでしょう。キャリアアドバイザーは、人々の感情や希望を深く理解し、それぞれの個性や才能を見出すことを求められます。周囲の人と信頼関係を築くのが得意なENFPは、相談者の夢や目標を引き出すことができるでしょう。また、ENFPの創造性で、従来とは異なるキャリアパスや職業の提案をできる可能性もあります。

5.イベントプランナー

イベントプランナーの仕事も、創造性やコミュニケーション能力、適応力などを発揮できるENFP向きの職業です。イベントプランナーは、結婚式や企業イベント、音楽フェスティバル、展示会など、さまざまな種類のイベントを企画・運営します。クライアントの要望を引き出し、アイデアを現実的にイベントに反映させる能力が求められる仕事です。共感力や発想力のあるENFPは、クライアントの要望を深く理解し、参加者の心に響くイベントを作り上げることができるでしょう。また、柔軟性も高いため、予期せぬ問題や変更にも柔軟に対応できる傾向にあるようです。

6.営業職

ENFPに向いている職種には、営業職も挙げられるでしょう。営業職では、顧客との信頼関係を構築し、相手のニーズに合わせた提案をする必要があります。ENFPの熱意とコミュニケーション能力は、商品やサービスの魅力を効果的に伝え、顧客の心を動かすのに役立つでしょう。また、ENFPはさまざまな性格や背景をもつ顧客に共感し、柔軟に対応する能力にも長けています。楽観的な態度で、困難な状況や拒否に直面しても前向きに取り組める傾向にあるでしょう。

営業職については、「営業職とは?きついって本当?向いている人の特徴や年収、目指し方を解説!」のコラムでも解説しているので、こちらもあわせてご一読ください。

7.俳優

俳優の仕事は、ENFPの強みを活かせる職業です。俳優は、与えられた役に共感し、豊かに感情を表現することを求められます。ENFPの共感力は役柄への解釈や即興の演技において大きな強みとなるでしょう。役柄に対する解釈を表現する能力も高いため、観客の心を捉え、感動を与える演技をできるポテンシャルがあるといえます。また、ENFPの好奇心旺盛な性格は、新しい役柄や表現方法に挑戦する原動力となるでしょう。

8.カウンセラー

カウンセラーの仕事では、ENFPの共感力とコミュニケーション能力を活かせるようです。カウンセラーには、人々の感情を深く理解し、心の痛みや悩みに寄り添うことが求められます。ENFPは相談者とのコミュニケーションを通して、言葉の裏にある本当の気持ちを察知できるでしょう。さまざまな背景や問題を抱える相談者に共感し、新しい視点での解決策を提示できる可能性があります。ENFPの温かい思いやりや、相手を支えたいという熱意は、相談者に希望を与え、前向きな変化を促す場合があるでしょう。

9.企画・マーケティング

企画・マーケティングの仕事では、ENFPの創造性とコミュニケーション能力を発揮できる可能性があります。企画やマーケティングの仕事では、新しいアイデアを生み出し、それを魅力的なキャンペーンやプロダクトとして具現化する能力が求められるでしょう。

ENFPは、消費者のニーズや欲求を深く理解する共感力や、それに応える戦略を立てる発想力をもっています。また、ENFPは、急速に変化する市場環境や消費者トレンドに柔軟に対応する適応力もあるでしょう。さらに、コミュニケーション能力は、チーム内でのアイデア交換や、クライアントへのプレゼンテーションに役立ちます。

企画職についてより詳しく知りたい方は、「企画職とは何をする仕事?向いている人の特徴や求められるスキルを解説」のコラムをチェックしてみてください。

ここでご紹介した職業は、ENFPの強みを活かせる仕事の一例であり、ENFPに向いている仕事がこれらに限定されるわけではありません。ENFPの強みは、さまざまな分野で発揮されうるものです。重要なのは、自分の強みを理解し、それを活かせる環境を見つけることといえます。

ENFP(運動家)に向いていない可能性のある仕事

ENFP(運動家)には弱みもあるため、向いていない可能性のある仕事も存在します。ここでは、ENFPにとって苦手な要素を含む職業について説明します。

会計士

会計士は、ENFPに向いていない可能性のある仕事の一つといえます。会計士は、高い集中力や細部への注意、そして厳密な規則の遵守が求められる職種です。ENFPは創造的で広い視野での思考を得意とする一方、細かな数字の処理や長時間にわたる集中作業を苦手とする傾向があります。正確性を求められる会計士の業務は、集中しにくいと感じたり、途中で飽きてしまったりする可能性があるでしょう。また、会計の仕事は主に客観的なデータと論理的な分析に基づいて行われます。ENFPは感情や直感を重視する傾向があるため、この点でも苦労する恐れがあるでしょう。

ただし、財務コンサルティングなど、より戦略的で対人的な側面をもつ会計関連の職種であれば、ENFPの強みを活かせる場合もあります。

データ入力

データ入力も、ENFPに向いていない可能性のある仕事です。データ入力の業務には、長時間の集中力と正確性が要求されるだけでなく、同じ作業の繰り返しが求められる場合もあります。ENFPは変化を好む性格タイプのため、単調な作業を長時間続けることに困難を感じる可能性があるでしょう。また、データ入力の仕事は一般的に、人との交流が少ないため、ENFPの強みであるコミュニケーション能力や発想力を発揮する機会も限られています。人と関わることに喜びを見出す傾向にあるENFPは、データ入力の仕事でやりがいを感じにくい場合があるでしょう。

警備員

ENFPに向いていない仕事には、警備員も挙げられます。警備員の業務には、長時間の集中力と忍耐力、規則や手順を厳密に守ることなどが求められます。ENFPは、自由な発想や柔軟な対応を好む傾向があるため、厳格な規則に縛られることに不満を感じる場合があるでしょう。また、警備員の仕事はルーティーンワークで変化が少ない場合も多く、人との交流も限られているため、変化を好む社交的な性格のENFPには合わない可能性があるといえます。

しかし、イベントセキュリティや顧客サービス要素の強い警備業務など、より対人的で変化に富んだ警備関連の仕事であれば、ENFPの強みを活かせる場合もあるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

林 瑠莉香

林 瑠莉香

「ENFPは仕事ができないって聞いたけど本当?」と心配している方もいます。ENFPは、ルーティーンワークや細かい規則に縛られるのが苦手な傾向にあるため、「仕事ができない」と言われることがあるようです。しかし、その認識は誤りといえます。ENFPのもつ発想力や優れたコミュニケーション能力、適応力、そして熱意は、さまざまな職種で活かすことができるでしょう。

性格診断の結果によって、仕事のできるできないが決まるわけではありません。性格診断でどのような結果が出たにしても、自分に合う環境選択と適切な自己管理で、強みを活かして高いパフォーマンスを発揮することができます。仕事で成果を出すためにも、まずは、ENFPについての理解を深めることが大切です。

ENFP(運動家)が仕事を探す際のポイント

ENFP(運動家)が自分に合った仕事を見つけるために注目すべきポイントには、「自分の強みを活かせるか」「チームワークを重視しているか」などがあります。以下に、ENFPが仕事を探す際に注目すべきポイントを解説するので、仕事探しを始めるENFPの方はぜひご覧ください。

強みを活かせる仕事を探す

ENFPが仕事を探す際には、自分の強みを活かせるかどうかに注目してみましょう。このコラムの「ENFPの強み」で解説したとおり、ENFPの強みには、優れたコミュニケーション能力や共感力などがあります。仕事を探す際は、業務でENFPの強みを活かせるかを検討してみてください。

ただし、このコラムないでご紹介した強みは、ENFPが一般的にもっている強みの一例でしかありません。性格診断の結果にとらわれ過ぎず、自己分析を行って、ほかの強みやスキルを探してみるのが望ましいでしょう。より多くの自分の強みを見つけることで、仕事探しの選択肢を広げることができます。

チームワークを重視している職場探す

ENFPが仕事を探す際は、チームワークを重視している職場かどうか確認することも大切です。ENFPは外交的で、周囲の人とのコミュニケーションや協力のなかで強みを発揮する性格タイプ。仕事仲間とアイデアを共有し、インスピレーションを得ることを好む傾向にあります。そのため、一人で黙々と作業するよりも、チームワークが求められる仕事が向いているといえるでしょう。

職場でチームワークが求められるかどうかを確認するためには、企業研究を行って、会社の文化や働き方についての情報を集める必要があります。まずは、会社のWebサイトやSNS、口コミなどをチェックしてみましょう。就活エージェントで企業情報を得るのも一つの手です。また、面接時に、「チームで協力して業務に取り組む機会があるか」「社内のコミュニケーションはどのようにとっているか」などの質問をすることもできます。

自分に向いている仕事探しの方法は、「自分に向いてる仕事に出会うには?見つけるメリットや探し方を解説」のコラムで詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。

ENFP(運動家)と仕事の相性が合う性格タイプ

ENFPが仕事をするうえで相性が合うタイプには、「INTJ(建築家)」「INFJ(提唱者)」「ENTJ(指揮官)」が挙げられるようです。以下で、ENFPと仕事の相性が合うとされる3つの性格タイプとその理由を詳しく解説します。

INTJ(建築家)

INTJ(建築家)とENFPは、正反対の性格タイプですが、仕事においては相性の合う組み合わせです。INTJは長期的な戦略立案や複雑な問題の分析を得意とします。一方、ENFPは創造的なアイデアを生み出し、人々を鼓舞する能力に長けています。

この二つのタイプが協力すれば、ENFPが革新的なアイデアを出し、INTJが実現可能な計画に落とし込むという連携が可能になるでしょう。また、ENFPの社交性とINTJの分析力を組み合わせることで、顧客ニーズの把握と解決策の提案を効果的に行うこともできます。

INFJ(提唱者)

INFJ(提唱者)とENFPは、どちらも直感的で理想主義的な性格で、仕事での相性が良い組み合わせです。INFJは深い洞察力と計画性をもち、ENFPのアイデアを形にする能力をもっています。一方、ENFPはINFJの内向的な性格を補完し、アイデアを外部に発信する役割を果たすでしょう。

たとえば、非営利団体での活動において、INFJが組織の使命や長期的なビジョンを策定し、ENFPがそのビジョンを魅力的に伝え、支援者を募るといった協力が可能です。また、カウンセリングや教育の分野でも、INFJの深い洞察とENFPの共感力を組み合わせることで、相談者や生徒に対して効果的なサポートを提供できるでしょう。

ENTJ(指揮官)

ENTJ(指揮官)とENFPは、両者とも外向的で目標志向型の性格をもつため、仕事での相性が良いとされています。ENTJの強力なリーダーシップとENFPのコミュニケーション能力や発想力が組み合わさることで、チームでのプロジェクトを効率的に進めることができるようになるでしょう。

たとえば、ENTJが全体的な戦略と目標を設定し、ENFPが新しいアイデアを提案しつつチームの士気を高めるといった協力が可能です

ENFP(運動家)がキャリア形成を成功させる秘訣

ENFP(運動家)がキャリア形成を成功させるには、「定期的に目標を見直す」「経験することを恐れない」などを意識しておくことが大切です。以下で、ENFPがキャリア形成を成功させるための3つの秘訣をご紹介するので、ぜひご覧ください。

ENFP(運動家)がキャリア形成を成功させる秘訣

  • 定期的に目標を見直す
  • 常に学び続ける姿勢をもつ
  • 経験することを恐れない

定期的に目標を見直す

ENFPがキャリア形成を成功させる秘訣の一つは、定期的に目標を見直すことです。ENFPは、新しいアイデアや可能性に常に惹かれる傾向があるため、長期的な目標に焦点を当て続けることが難しい場合があります。しかし、キャリアの成功のためには、一貫性を保つことも大切。定期的に目標を見直すことで、自分が今取り組んでいることとキャリアの方向性が一致しているかを確認できます

たとえば、3ヶ月ごとに自身のキャリア目標を振り返り、必要に応じて調整するといった習慣を身につけることが効果的です。この過程で、以下のような質問を自分に投げかけてみましょう。

  • 「現在の目標は自分の価値観や情熱と合致しているか?」
  • 「これまでの進捗はどうか?何か障害があるとすれば、それは何か?」
  • 「新たに興味をもった分野や技能はあるか?それらを現在の目標にどう組み込めるか?」

このような定期的な見直しにより、ENFPは自身の興味の変化に柔軟に対応しつつ、一貫したキャリアの方向性を保つことができます。

キャリア形成における目標の立て方について知りたい方は、「『3年後の自分』を見つける方法と回答例文!伝え方や企業側の意図も解説」のコラムをご参照ください。

常に学び続ける姿勢をもつ

常に学び続ける姿勢をもつことも、ENFPがキャリア形成を成功させる秘訣の一つ。常に新しい知識やスキルを吸収し続けることで、ENFPは自身の強みをさらに高めることができます

学習を習慣化する方法には、オンラインコースや講座への参加、業界関連の書籍や記事の定期的な購読、メンターの獲得、異業種の人々とのネットワーキングなどが挙げられます。このような学習の機会を活用するなら、業界の最新のトレンドや理論を把握し、自身の知識を更新することができるでしょう。

経験することを恐れない

ENFPがキャリア形成を成功させるには、経験することを恐れないことも重要です。さまざまな経験を積むことで、自身の強みをより深く理解したり、新たな才能を発見できたりする可能性があるでしょう

経験を積むためのアプローチには、社内の異なる部署でのプロジェクトへの参加、ボランティア活動や副業などを通じた異なる分野のスキル習得、海外での仕事や留学によるグローバルな視点の養成、スタートアップや新規事業の立ち上げへの関与などが考えられます。

これらの経験は、ENFPがキャリアの方向性を明確にする助けにもなるでしょう。また、自分の適性を理解することで、今のキャリアとは別の道が開ける可能性もあります。

 

「ENFPに合う仕事を探したい」「自分の適性に合う仕事でキャリアを積みたい」とお悩みの方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層の支援に特化した就職・転職エージェントです。プロのキャリアアドバイザーが一人ひとりの適性や性格に合った企業をご紹介します。基本的な求人情報以外にも、職場の雰囲気といった情報もお伝えするので、就職・転職に不安をお感じの方にもおすすめです。自己分析や選考対策なども担当者が丁寧にサポート。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

ENFP(運動家)に関するよくある質問

ここでは、ENFP(運動家)の仕事に関するよくある疑問に、Q&A形式でお答えします。

ENFPにおすすめの仕事はある?

ENFPの発想力や人間関係構築能力、柔軟性を活かせる仕事がおすすめです。たとえば、広報・PRの仕事や営業職、イベントプランナーなどが挙げられるでしょう。さらに、フリーランスや起業家としての道も、ENFPの適応力と発想力、好奇心旺盛な性格を活かせる選択肢といえます。上記以外のENFPに向いている仕事に興味のある方は、このコラムの「ENFP(運動家)に向いている仕事9選」をご覧ください。

ENFP-Tに向いている仕事はある?

感受性豊かな特徴を活かせる仕事、たとえば、アーティストや作家といったクリエイティブな職業や、キャリアカウンセラーといった共感力の求められる職業が向いているといえるでしょう。ENFP‐Tタイプの方は、繊細な一面があるものの、他者の感情を思いやった行動ができる傾向にあるようです。詳しくは、「ENFP-AとENFP-Tの違い」をご一読ください。

仕事が続かないENFP向けの対処法は?

自分の興味関心や好奇心を満たせる仕事を探すことをおすすめします。たとえば、複数のプロジェクトを同時進行したり、定期的に新しいスキルを学ぶ機会がある職場などは、好奇心旺盛なENFPのモチベーションを維持しやすいかもしれません。仕事が続かない理由を分析し、問題を解決できる企業を探しましょう。

 

「なぜ仕事が続かないか分からない」「ENFPに合う仕事を探したい」とお悩みの方は、ハタラクティブまでご相談ください。プロのキャリアアドバイザーの丁寧なヒアリングで、一人ひとりに合った企業をご紹介します。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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