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ESTPと相性の良い性格タイプは?恋愛仕事で良好な関係を築くための5つのポイント
この記事のまとめ
- ESTPは行動力と冒険心に富む「起業家」タイプの性格で、行動力があり冒険心旺盛
- ESTPと相性の良い性格タイプはINFPやENTP、ENFJが考えられる
- ESTPに向いている仕事には営業職や起業家、イベントプランナーなどが挙げられる
- 良好な人間関係を築くには、コミュニケーションの方法を工夫することが大切
- 自分に合った仕事を見つけるには、就職・転職エージェントの利用もおすすめ
「職場の人間関係に悩んでいる…」「自分はどんな性格の人と相性が良い?」と感じている方もいるでしょう。なかには、「ESTPである自分に向いている仕事はあるのかな…」と疑問に思う方も。
ESTPは「起業家」と呼ばれる行動力があり冒険心旺盛な性格タイプです。このコラムでは、キャリアアドバイザーの佐藤さんのアドバイスも交えながら、ESTPの特徴や長所・短所を解説。また、ESTPと相性の良い性格タイプや向いている職業について詳しく紹介します。
ESTPと相性が良いのは創造的なINFPやアイデア豊富なENTP、カリスマ性のあるENFJなど5つのタイプ。一方で、内向的なINFJや慎重なISTPとは相性が悪い傾向にあります。また、営業職や起業家、パイロットなど、行動力と決断力が求められる職業がESTPに向いているようです。
自分の性格タイプを知ることで、より良い人間関係の構築や適した仕事選びに活かせます。ESTPについて理解を深めたい方は、ぜひご覧ください。
この記事にコメントしているアドバイザー
ESTPの性格や特徴
ESTPの性格タイプを持つ人は「起業家」と呼ばれ、行動力があり冒険心旺盛な特徴を持っています。ESTPの性格を理解することで、「自分はどのような人とより良い人間関係を築けるのか」「何にやりがいを感じるのか」など、自分を深く知れるでしょう。
ここでは、ESTPと相性の良い性格タイプや、長所と短所について詳しく解説します。
ESTPの基本的な特徴
ESTPとは、16Personalitiesの性格指標の頭文字で構成されていて、「外向的(Extroverted)」「観察型(obServant)」「論理型(Thinking)」「探索型(Prospecting)」の頭文字をとった言葉です。
ESTPの基本的な性格の特徴を以下にまとめました。
- ・冒険心旺盛で新しい経験を求める
- ・現在の状況を素早く把握し、実践的な解決策を見つける
- ・社交的で積極的にコミュニケーションを取る
- ・物事を論理的に分析し、効率的に問題を解決する
ESTPは現実的で行動力があり、その場の状況に柔軟に対応する能力に優れているタイプ。新しいことに対して怖がらず、果敢にチャレンジしていく好奇心旺盛な性格です。
ESTPの長所と短所
ESTPは適応力があり、問題解決能力に優れている傾向にあります。一方で、長期的な計画を立てるのが苦手であったり、集中力が途切れやすかったりする短所もあるようです。
ここでは、ESTPの長所と短所を紹介します。
ESTPの長所
ESTPの長所を以下にまとめました。
- ・適応力が高く、変化に強い
- ・実践的で問題解決能力に優れている
- ・リスクを恐れず、チャレンジ精神がある
- ・人々を楽しませる能力がある
ESTPはユーモアを交えて話したり、場を盛り上げたりすることが得意で、誰とでも仲良くなれる性格タイプだといえるでしょう。
ESTPの短所
ESTPの短所は以下のとおりです。
- ・長期的な計画を立てるのが苦手
- ・退屈を感じやすく、集中力が続かないことがある
- ・他者への共感が弱い傾向にある
- ・規則や制約を嫌う傾向がある
ESTPは熱しやすく冷めやすいタイプ。物事に対し集中力が続かなかったり、途中で飽きてしまうこともあるでしょう。
ESTPの思考パターン
ESTPの思考プロセスには、以下のような特徴があります。
- ・現実的で実用的な思考を好む
- ・即座に行動を起こし、試行錯誤を通じて学ぶ
- ・柔軟な思考で、状況に応じて戦略を変更できる
- ・論理的な分析と直感的な判断を組み合わせる
ESTPの思考パターンは、今の状況に焦点を当て、実践的な解決策を見つけることに重点を置いています。抽象的な理論よりも具体的な事実や経験を重視し、直感的に物事を判断するようです。
ESTPあるあるは?どんな特徴がある?
ESTPは思いついたらすぐ行動するエネルギッシュなタイプ。冒険心がある一方で、感情より理屈で動く、現実的な面も持ち合わせています。仲間と集まるときには盛り上げ役になり、困ったときには率先して「まずはチャレンジしてみよう!」と周囲の士気を挙げるでしょう。無駄な議論を嫌い、短く実践的な解決策を提案するため、一見シビアな人と思われることもありますが、周囲に頼られることも多くリーダー的存在になる傾向にあります。
ESTPと相性の良いタイプ5選
ESTPと相性の良い性格タイプには、「INFP」「ENTP」「ENFJ」などが挙げられます。ここでは、ESTPと特に相性が良いと考えられる5つのタイプを紹介。ただし、ここで挙げる性格が必ずしも相性が良いと断言するわけではありません。参考程度にご覧ください。
行動的で新しいもの好きなINFP
INFPはESTPと相性が良い性格タイプの一つです。INFPは想像力豊かで創造的な特徴があり、新しいアイデアや可能性を探求することを好みます。深い感情を持ち、他者の気持ちを理解する能力があるようです。
ESTPの行動力とINFPの創造性がお互いを補完し、学び合える関係性を築きやすいでしょう。また、INFPの感情面での理解力が、ESTPの共感力の不足を補うといえます。
INFPは恋愛や友達関係においても相性が良い
ESTPとINFPは、恋愛や友達関係においても相性が良いといえます。ESTPの冒険心とINFPの想像力が組み合わさることで、常に新しい体験や発見がある関係を築くことができるでしょう。また、INFPの深い感情理解力は、ESTPがより豊かな感情表現を学ぶ機会を提供してくれます。
アイデア豊富なENTP
ENTPもESTPも相性が良い性格タイプといえるでしょう。革新的で、新しいアイデアを生み出すのが得意なENTPは、ESTPとの共通点が多くあります。
たとえば、両者とも外向的で社交的な性格を持つため、会話を楽しめるでしょう。互いに新しい挑戦を楽しめ、ESTPの実践力とENTPの革新的なアイデアが相乗効果を生むといえます。
カリスマ性あふれるENFJ
ENFJもESTPと相性が良い性格タイプでしょう。ENFJは人々を導く能力が高く、カリスマ性があるタイプです。また、他者の感情を理解し、サポートすることが得意なのもENFJの強み。
ESTPの実践力とENFJの人をサポートする能力が補完し合い、良いチームワークが生まれるでしょう。両者とも外向的で、活発なコミュニケーションを楽しめる傾向にあります。
論理的な思考を持つISTJ
ISTJとESTPも相性が良い性格といえるでしょう。ISTJの特徴として、責任感が強く信頼性が高い部分が挙げられます。伝統や規則を尊重し、論理的な思考の持ち主です。
ESTPとISTJの相性が良い理由として、 ESTPの柔軟性とISTJの安定性が互いを補完する点が挙げられます。ISTJの計画性がESTPの短期的な視点を補うため、お互いの異なるアプローチが、より効果的な問題解決につながるでしょう。
探求心に溢れるINTP
INTPもESTPと相性が良い関係性を築きやすいといえます。
INTPは論理的で分析的な思考を持ち、複雑な問題を解決するのが得意です。知識欲が強く、常に新しいことを学ぼうとする点が、ESTPとの共通点だといえます。
ESTPとINTPの相性が良い理由として、INTPの理論的な知識がESTPの実践的なアプローチをサポートすることが考えられるでしょう。お互いの異なる視点が、より深い理解と創造性につながることもありますよ。
ESTP同士の相性も良い
ESTPとの関係性において、同じESTP同士の相性も非常に良いといえます。同じ性格タイプを持つ者同士は、お互いの考え方や行動パターンを理解しやすく、共通の興味や価値観を持つことがあるからです。ESTP同士の相性が良い理由を以下にまとめました。
・お互いの冒険心や行動力を刺激し合える
・共通の興味や趣味を持ちやすい
・コミュニケーションスタイルが似ているため、理解し合いやすい
・お互いの長所や短所を理解し、サポートし合える関係を築きやすい
ただし、ESTP同士の関係では、同じような短所を持つ可能性があるため、長期的な計画や感情面でのサポートについては、お互いに意識的に取り組む必要があるでしょう。
ESTPと相性が悪いタイプ3選
ESTPとの相性があまり良くないタイプとして「INFJ」「ISTP」などが挙げられます。ここでは、ESTPと比較的相性が悪いと考えられる3つのタイプをご紹介。ただし、個人差があることを念頭に置き、これらのタイプとの関係を一概に否定的に捉えるべきではありません。あくまで参考程度にご覧ください。
内向的で繊細なINFJ
INFJとESTPは相性が悪い性格タイプの一つといえます。ESTPとINFJは多くの面で正反対の特徴を持っているため、互いを理解することに苦労する可能性があります。
特に、ESTPの行動力とINFJの内向的な性質が衝突する可能性があるでしょう。コミュニケーションスタイルの違いが誤解を生みやすいといえます。
ただし、互いの違いを理解し、尊重し合えれば、補完的な関係を築くことができますよ。
現実的で慎重なISTP
ISTPとESTPも相性が悪い性格タイプといえます。ISTPの特徴は、冷静で論理的な思考を持ち、リスクを慎重に評価する傾向にあります。失敗を恐れず何でも挑戦する姿勢が強みのESTPとは、相容れない関係でしょう。
しかし、両者は実践的な思考を共有しているため、お互いの長所を認め合えれば、効果的なチームを組むこともできる可能性があります。
協調性を重んじるISFJ
ESTPはISFJとも相性が悪い傾向にあるようです。ISFJは思いやりがあり、他者のニーズに敏感な性格。伝統や秩序を重視する傾向があり、安定性と調和を求めます。そのため、ESTPの冒険心とISFJの安定志向が衝突する可能性があるでしょう。また、ESTPの即興的な行動がISFJには無責任に映ることがあるようです。
ただし、両者とも現実的な目線の持ち主のため、お互いの方向性を擦り合わせられたら良好な関係を築けるでしょう。
ESTPが周囲と良好な関係を築くためのポイント
ESTPがほかの性格タイプの人々と良好な関係を築くためには、「相手の性格タイプを理解する」「コミュニケーション方法を工夫する」などの、いくつかのポイントを意識することが重要です。ここでは、5つの主要なポイントを紹介します。
相手の性格タイプを理解する
ESTPにとって、相手の性格タイプを理解することは重要です。自分とは異なる性格タイプの人々がどのように考え、行動するかを知ることで、より効果的なコミュニケーションを取ることができます。
たとえば、内向的なタイプの人とコミュニケーションを取る際には、より静かな環境を選び、相手のペースに合わせることが大切です。また、感情的なタイプの人と接する際には、相手の感情に配慮しながら会話を進めることが求められます。
コミュニケーション方法を工夫する
ESTPは直接的で率直なコミュニケーションスタイルを好みますが、すべての人がこのスタイルを好むわけではありません。相手の性格タイプや状況に応じて、コミュニケーション方法を柔軟に変える必要があります。
たとえば、以下のような工夫が考えられます。
- ・感情的なタイプの人には、共感的な言葉を使う
- ・内向的なタイプの人には一方的に話し続けず、相手の意見を聞く時間を設ける
- ・慎重なタイプの人には、詳細な情報や根拠を示す
このように、相手に合わせてコミュニケーションの方法を変えることで、より周囲と良好な関係を築けるでしょう。
共通の趣味や価値観を見つける
ESTPは、新しい経験や冒険を好む傾向がありますが、相手の興味や価値観にも目を向けることが大切です。共通の趣味や価値観を見つけることで、より深い関係を築くことができます。
たとえば、以下のような方法で共通点を見つけてみましょう。
- ・相手の趣味や関心事について質問する
- ・新しい活動や経験を一緒に試してみる
- ・互いの価値観について率直に話し合う
共通点がある相手とは自然と親しくなるもの。心の距離も縮まるため、良い関係性を構築するきっかけにもなりますよ。
適度な距離感を保つ
相手と距離感が近くなることは良好な関係を築くうえで大切なことですが、近過ぎるのも良くありません。以下のような点に注意しましょう。
- ・相手の個人的な空間や時間を尊重する
- ・常に一緒にいる必要はないことを理解する
- ・相手が一人の時間を必要としていることを察知し、尊重する
特に内向的なタイプの人や、プライバシーを重視する人との関係では、適度な距離感を保つことが大切です。
相手の意見を尊重する
ESTPは、自分の意見や考えを率直に表現することが多いですが、ときには相手の意見を聞き、尊重することも重要です。したがって、以下のような姿勢を心掛けましょう。
- ・相手の意見を最後まで聞く
- ・即座に反論せず、相手の立場に立って考えてみる
- ・意見の相違があっても、互いの意見を尊重し合う
特に、自分とは異なる視点や価値観を持つ人との関係では、上記の点に気をつける必要があります。
ESTPに向いている仕事
ESTPの性格特性を活かせる仕事は「行動力と決断力が求められる仕事」「新しいことに挑戦できる職業」などです。ここでは、ESTPに特に向いていると考えられる職種や分野を紹介します。
行動力と決断力が求められる仕事
ESTPは、迅速な判断力と行動力を持っているため、営業職や起業家などの職種が向いているでしょう。
- ・営業職:顧客のニーズを即座に把握し、臨機応変に対応できる
- ・起業家:リスクを恐れず、新しいビジネスに挑戦できる
- ・消防士や救急隊員など:危機的状況下で冷静に判断し、行動できる
営業職や起業家、消防士などは、目の前の物事に対し臨機応変に対応することが求められます。ESTPの強みが活かせる仕事だといえるでしょう。
新しいことに挑戦できる職業
ESTPは冒険心が旺盛で、常に新しい経験を求める傾向があります。以下のような職種が向いているでしょう。
- ・パイロット:新しい目的地や状況に常に対応する必要がある
- ・イベントプランナー:常に新しいアイデアを生み出し、実行する
- ・スポーツインストラクター:さまざまな生徒に対応し、常に新しい指導法を学ぶ
上記の職業は、常に学び続ける必要があるため、ESTPの知的好奇心を満たせる可能性があります。
チームワークを活かせる職業
ESTPは社交的で、人々と協力して働くことを得意とします。したがって、以下のような職種が向いているでしょう。
- ・プロジェクトマネージャー:チームをまとめ、目標達成に向けて導く
- ・ホテルマネージャー:スタッフたちと協力し、顧客満足度を高める
- ・スポーツチームのコーチ:選手たちの能力を引き出し、チームの成績を向上させる
人と関わる仕事はESTPの外向的な性格に向いている傾向にあるようです。
「自分に向いている仕事の探し方が知りたい」という方は、「自分に向いてる仕事に出会うには?見つけるメリットや探し方を解説」のコラムを参考に、希望の業界や職種の理解を深めてみてくださいね。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

佐藤 幸之輔
ESTPは社交性と行動力に優れた起業家タイプ。論理的な思考を持ちながらも柔軟で何事にも恐れず突き進みます。こうしたESTPの特性は、プロジェクトマネージャーや営業職などの仕事で特に力を発揮できるでしょう。
ほかにも、ESTPに向いている仕事は多数あります。ハタラクティブでは適職診断を実施していて、ESTPの性格を持つあなたにぴったりな仕事を1分程度で診断できますよ。専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりに合った求人を紹介するためにサポートするので、「自分と相性が良い仕事が分からない…」とお悩みの方は、ぜひ私たちハタラクティブにご相談くださいね。
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ESTPの方が自分に最適な仕事を見つけるためには、就職・転職エージェントの利用も一つの手です。エージェントは、求職者の性格特性や能力をヒアリングし、それに合った仕事を提案してくれるでしょう。また、エージェントに在籍するキャリアアドバイザーは、労働市場の動向や各業界の特徴を熟知しています。就職や転職先の効果的なアドバイスがもらえる可能性があるでしょう。
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監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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