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【ESFJの相性】仕事や恋愛を充実させよう!向いてる仕事もご紹介
この記事のまとめ
- ESFJは協調性と思いやりを持つ性格タイプで、人間関係を重視する傾向
- 仕事においては「INTJ」や「ESFP」、ESFJ同士の相性が良いとされる
- 恋愛では「INTJ」「ENTJ」「ESFP」の性格タイプとESFJの相性が合う
- ESFJはチームワークを活かせる職種や、人をサポートする仕事が向いているといえる
- ESFJの方は、ワークライフバランスを考えて仕事探しをするのがおすすめ
「ESFJ(領事官)タイプの相性について知りたい」という人もいるのではないでしょうか。仕事や恋愛を成功させるために、自分と相性が良い職業や性格は気になりますよね。
ESFJタイプは思いやりがあり協調性に優れた性格で、人間関係を大切にする傾向です。仕事面では、チームワークを重視する環境や人をサポートする職種がESFJに向いています。一方で、過度な競争や抽象的な思考を要する仕事は苦手な傾向。恋愛においては、ESFJの特性を補完し互いに成長できる相手との相性が合うでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの中野さんからのアドバイスを交え、ESFJの方と相性がいい性格タイプや仕事をご紹介します。充実したキャリアや恋愛生活を送りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事にコメントしているアドバイザー
MBTI診断のESFJ(領事官)とは
16タイプ診断におけるESFJ(領事官)は、社交的で思いやりのある性格として知られています。ESFJは、「Extraversion(外向性)」「Sensing(感覚)」「Feeling(感情)」「Judging(判断)」の頭文字を取ったもの。このタイプの人々は、他者との関わりを重視するほか、調和のとれた環境を作り出すことが得意な傾向です。
ESFJの人々は周囲の人々のニーズに敏感で、サポートする能力に長けています。責任感が強く、組織や社会の中で重要な役割を果たすこともあるでしょう。また、伝統や慣習を尊重し、安定した環境を好む傾向もみられます。
ESFJの基本的な性格と特徴
診断の結果を見て、「自分は本当にESFJなのかな?」と思う方もいるでしょう。以下に、ESFJの性格と特徴をまとめたので、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
性格 | 特徴 |
---|---|
社交的・外向的 | ・人と関わることを好み、グループ活動や社交の場で活躍する傾向 ・会話能力に長けており、人々をつなげる役割を果たすことが多い |
思いやり・共感力がある | ・他者の感情を汲み取る力に長けており、ニーズを察知してサポートするのが得意な傾向 ・共感力の高さから人間関係や業務を円滑にするポジションになることが多い |
実践的・現実的 | ・具体的な事実や経験を重視し、現実的なアプローチを取る傾向 ・理論よりも実践を好み、即座に行動に移すことが得意な場合が多い |
組織力と責任感がある | ・計画を立て、それを実行に移す能力に長けている ・責任感が強く、約束や締め切りを守ることを重視する傾向 |
上記の表にあるように、ESFJは他者を尊重する性格の傾向がみられ、プライベートや仕事での人間関係を円滑にする力に長けているといえます。加えて、現実的に物事を考え、責任感を持って行動に移すことが多く、チームワークが求められる環境で能力を発揮しやすいでしょう。
ESFJ-AとESFJ-Tの違い
ESFJは、さらに「ESFJ-A(Assertive:自己主張型)」と「ESFJ-T(Turbulent:慎重型)」の2つのサブタイプに分けられます。主な違いとして挙げられるのは、ストレスへの対処や自信の度合いなど。詳しくは、以下の表をご確認ください。
ESFJ-A(自己主張型) | ESFJ-T(慎重型) |
・自信が高く、ストレスに強い傾向 ・決断力があり、自分の判断に自信を感じやすい ・失敗を恐れず、積極的に新しいことにチャレンジする傾向 ・他者の意見を軽視してしまう場合もある | ・自己批判的で、常に改善の余地を探っている傾向 ・他者の意見や批判に敏感で、フィードバックを重視する ・ストレスを感じやすく、完璧を求める傾向 ・慎重な判断を下し、リスクを避ける傾向 |
両者とも、ESFJの基本的な特徴は共通していますが、上記のような違いにより、仕事や人間関係でのアプローチが異なる場合があります。たとえば、ESFJ-Aはリーダーシップを発揮しやすい一方、ESFJ-Tはチームの調和を重視し、細やかなサポートを提供することが得意、といった違いがあるでしょう。
日本人におけるESFJの割合
日本人におけるESFJの割合は、約10〜15%程度と推定されています。ただし、この数字は調査方法や対象によって多少の変動があり、厳密な統計ではありません。
一般的に、ESFJは比較的多い性格タイプの1つとされています。日本社会では、調和を重んじ、責任感のある行動が評価される傾向といえるため、ESFJの特性が適合しやすいと考えられるでしょう。仕事におけるESFJとの相性
ESFJタイプ(領事官)は、協調性が高く、他者への配慮に長けた性格といえます。そのため、仕事において、職場の雰囲気を和らげたり、業務の生産性を高めたりするなど、重要なポジションに位置付けられる可能性があるでしょう。
仕事を進めるうえでは、自分の性格タイプとの相性に合わせて適切な行動をとることが大切です。ESFJだからといって、すべての性格タイプと円滑に協力できるとは限らないので、自分の性格タイプとの相性をあらかじめ把握しておきましょう。
ここでは、ESFJと仕事で相性が良いタイプ・悪いタイプをそれぞれ3つずつご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
仕事で相性の良い3つのタイプ
まずは、ESFJと仕事で相性が良いタイプをご紹介します。これらのタイプとESFJが協力して仕事を行えば、お互いの長所を引き出し合い、効果的な業務遂行が期待できるでしょう。
ただし、以下に当てはまるからといって、必ずしも仕事での相性が合うとは限りません。また、以下の性格タイプ以外でも、ESFJと相性がマッチする場合もあるので、参考としてお考えください。
INTJ(建築家)
ESFJと相性の良い性格タイプとして、INTJ(建築家)が挙げられます。INTJは、論理的思考と戦略的計画立案に長けている性格タイプです。ESFJとINTJの組み合わせは、以下のような点で相性が良いといえます。
補完関係 | ESFJの実践的アプローチとINTJの理論的思考が互いを補完しやすい |
視点の多様性 | ESFJが人間関係や感情面に注目する一方、INTJは長期的な戦略や効率性を重視するためバランスが取れる |
コミュニケーションの促進 | ESFJの社交性がINTJの内向的な傾向をバランス良く引き出す |
たとえば、プロジェクト管理において、INTJが全体の戦略を立案し、ESFJがチームメンバーのモチベーション管理と日々の業務調整を担当するといった役割分担が効果的でしょう。
ESFJ(領事官)
ESFJタイプ同士の協力も、多くの場面で相性がプラスに働くといえます。詳細は以下の表をご覧ください。
共通の価値観 | 協調性や責任感を重視する点で価値観が一致しやすい |
円滑なコミュニケーション | 両者とも外向型であり、感情を重視するため意思疎通をスムーズに行いやすい |
チームワークの向上 | お互いの強みを理解し合い、効果的に協力できる可能性が高い |
ESFJ同士が協力する場合、お互いの対応を補完し合いながら、高品質なサービスを提供できるでしょう。
ESFP(エンターテイナー)
ESFPタイプは、ESFJと似た特徴を持ちながらも、より柔軟で即興的な面があります。ESFJとESFPの相性については、以下のとおりです。
相互理解 | 両タイプとも外向的で感情を重視するため、お互いの気持ちを理解しやすい |
活気あるチーム作り | ESFJの組織力とESFPの創造性が組み合わさり、楽しく生産的な環境を作り出せる可能性がある |
問題解決の多様性 | ESFJの計画性とESFPの適応力が、さまざまな状況に対応する力を生み出しやすい |
たとえば、イベント企画においては、ESFJが全体の計画と進行管理を担当し、ESFPがクリエイティブなアイデアの提案や参加者とのインタラクションを担当する、といった役割分担が効果的でしょう。
仕事で相性の悪い2つのタイプ
ESFJと仕事で相性が悪いタイプには、コミュニケーションスタイルや価値観の違いから生じる摩擦がみられます。以下で、ESFJタイプが仕事をするうえで、コミュニケーションのとり方に注意が必要な2つのタイプを紹介します。
ただし、性格タイプには個人差があるため、以下の性格タイプとも相性が合う場合もあれば、以下に当てはまらない性格タイプでも相性が合わないこともあるので留意しましょう。
ENTJ(指揮官)
ENTJタイプは、論理的思考と強いリーダーシップを特徴とする性格です。ESFJとENTJの相性が合わない理由として、以下のような点が挙げられます。
コミュニケーションスタイルの違いから、互いの意図を誤解しやすい | ESFJ:感情や人間関係を重視する傾向 ENTJ:論理と効率を優先する傾向 |
決断の方法の違いが原因となり、チーム内で物事を決断する際に衝突する可能性がある | ESFJ:周囲の意見を取り入れながら慎重に決断を下す傾向 ENTJ:自身の判断を信じて迅速に決断を下す傾向 ・この違いが、チーム内で物事を決断する際に衝突する可能性がある |
批判の受け止め方の違いから、その後の方向性に齟齬が生じやすい | ENTJ:直接的な批判を建設的なものとして受け止める傾向 ESFJ:直接的な批判を個人攻撃と捉えてしまう傾向 |
たとえば、プロジェクトの進め方について、ENTJが効率を重視して厳しい要求をする場合、ESFJはチームメンバーの感情を考慮してそれに反対する可能性もあるでしょう。ESFJとENTJが仕事において良好な関係を築いていくためには、お互いの考え方の違いを理解し、歩み寄る意識を持つことが大切です。
ISFJ(擁護者)
ISFJタイプは、誠実で思いやりがあり、細部に注意を払う性格です。一見ESFJと似ているように思えますが、仕事の場面では以下のような理由で相性が合わない可能性があります。
エネルギーの方向性の違いが原因となり、仕事の進め方や意思疎通の方法に影響を与えることがある | ESFJ:外向的で社交的 ISFJ:内向的で静かな環境を好む傾向 |
変化への適応力の差が原因で、組織の変革や新しいプロジェクトへの取り組み方で摩擦を生む可能性がある | ESFJ:新しい状況に比較的適応しやすい ISFJ:安定と予測可能性を好む傾向 |
意見の表明方法が異なるため、ESFJがISFJの意見を十分に聞き取れない、あるいはISFJが意見を言いにくいと感じる状況が生じやすい | ESFJ:自分の意見を積極的に表明する傾向 ISFJ:意見することを控えてしまう傾向 |
ESFJとESFJ(領事官同士)の相性は良い
先述したとおり、ESFJとESFJ(領事官同士)の相性は、一般的に良好であるといえます。同じ性格タイプ同士であることから、価値観やコミュニケーションのとり方が一致しやすいため、仕事において協力関係を築きやすいでしょう。
ただし、同じタイプ同士であるがゆえの課題も存在します。多角的な意見が得られず創造的な問題解決が難しくなったり、感情面を重視するあまり、論理的な分析が不足したりする可能性も。これらの課題を認識し、必要に応じてほかの性格タイプの意見を積極的に取り入れることで、ESFJ同士の協力関係をより効果的なものにできるでしょう。恋愛におけるESFJとの相性
ESFJタイプ(領事官)は、温かく思いやりのある性格特性を持ち、恋愛においても献身的で誠実なパートナーとなる傾向があります。
しかし、すべての性格タイプと相性が合うわけではありません。ESFJと相性の良いタイプを知ることは、より充実した恋愛関係を築くうえで重要です。
ESFJは、安定した関係を求め、パートナーの感情に敏感に反応する特徴があります。また、具体的な形で愛情表現をすることを好むことも。このような特性を踏まえて、ESFJと恋愛で相性の良いタイプ・悪いタイプについて詳しく見ていきましょう。
恋愛で相性の良い3つのタイプ
ESFJの特性を補完し、互いに成長できる関係を築ける性格タイプは、恋愛において相性が良いといえます。以下に、特に相性が良いと考えられる3つのタイプをまとめたので、参考にしてみてくださいね。
INTJ(建築家)
INTJタイプは、論理的思考と独創性を特徴とする性格です。ESFJとINTJの相性が良い理由として、以下のような点が挙げられます。
相互補完的な関係 | ESFJの感情面での豊かさとINTJの論理的思考が、バランスの取れた関係を築きやすい |
成長の機会 | ESFJはINTJから客観的な視点を学び、INTJはESFJから感情面での気づきを得られる可能性がある |
安定性と刺激のバランス | ESFJが提供する安定感とINTJがもたらす知的刺激が、関係に深みを与えやすい |
たとえば、ESFJが感情的になりやすい場面で、INTJが冷静な分析を提供することで、問題解決がスムーズになることがあります。一方で、INTJが社交的な場面で不安を感じる際、ESFJのサポートが心強い味方となるでしょう。
ENTJ(指揮官)
ENTJタイプは、カリスマ性と指導力を持つ性格です。ESFJとENTJの相性が良い理由には、以下が挙げられます。
相互尊重 | 両者とも目標達成に向けて努力する姿勢が高い傾向にあるため、評価し合える可能性がある |
コミュニケーションの活発さ | どちらも外向型であるため、オープンで活発なコミュニケーションが期待できる |
役割分担の明確さ | ENTJのリーダーシップとESFJのサポート力が相まると、仕事でプラスに働きやすい |
たとえば、将来の計画を立てる際、ENTJが大きなビジョンを描き、ESFJがその実現に向けた細やかなサポートを提供するといった協力関係が生まれやすいでしょう。
INFJ(提唱者)
INFJタイプは、洞察力と理想主義を特徴とする性格です。ESFJとINFJの相性が良い理由として、以下のような点が考えられます。
価値観の共有 | 両者とも人間関係や調和を重視する傾向にある |
深い理解 | INFJの洞察力とESFJの共感力が、互いの内面を深く理解し合える関係を築きやすくする |
バランスの取れた関係 | ESFJの外向性とINFJの内向性が、適度な社交と内省の時間をもたらす可能性がある |
たとえば、人間関係の悩みを相談し合う際、ESFJが具体的な状況説明を行い、INFJが背景にある深い意味を読み解くといった、互いの強みを活かしたコミュニケーションが可能になるでしょう。
なお、紹介した性格タイプだからといって、必ずしもESFJと相性が合うとは限りません。反対に、ほかの性格タイプと相性が合う場合もあるので、個人差があることに留意しましょう。
恋愛で相性の悪い2つのタイプ
ここでは、ESFJと恋愛で相性が合いにくいとされる2つの性格タイプをご紹介します。ESFJと相性が悪いとされる性格タイプを知ることで、潜在的な課題を事前に認識し、より良い関係の構築に役立てられるでしょう。
ただし、これらは一般的な傾向であり、個人差や努力次第で関係性を改善できる可能性もあるため注意が必要です。
INTP(論理学者)
INTPタイプは、論理的思考と独創性を重視する内向的な性格といわれています。ESFJとINTPの相性が悪いとされる理由は、以下のとおりです。
コミュニケーションスタイルの違いから、話の最中に誤解が生まれる可能性がある | ESFJ:感情表現を大切にする傾向 INTP:論理的な会話を好む傾向 |
社交性のギャップの違いから、互いに行動をとろうとするとストレスを感じてしまう可能性がある | ESFJ:人との交流を楽しむ傾向 INTP:一人の時間を重視する傾向 |
意思決定プロセスの相違が衝突を招くことがある | ESFJ:感情や周囲の意見を重視する傾向 INTP:客観的なデータに基づいて判断する傾向 |
たとえば、ESFJが感情的なサポートを求めている時に、INTPが論理的な解決策を提示するだけでは、ESFJの気持ちが満たされない可能性があります。逆に、INTPが深い思考の時間を必要としている際に、ESFJが頻繁に社交の機会を設けようとすると、INTPはストレスを感じるかもしれません。
互いの性格の違いがストレスにつながりやすいため、相手の考え方を尊重して行動するよう努めることが、良好な恋愛関係を築いていくポイントといえるでしょう。
INFP(広報運動家)
INFPタイプは、理想主義的で創造性豊かな内向的な性格です。ESFJとINFPの相性が悪いとされる理由には、以下のような点が挙げられます。
思考の違いが原因となり、お互いの考え方に不満や葛藤を生む可能性がある | ESFJ:現実的な解決策を好む傾向 INFP:理想を追求する傾向 |
物事を進める方法の違が原因となり、物事の進め方について衝突しやすいため、お互いにストレスを感じてしまうことがある | ESFJ:計画的に物事を進めたいと考える傾向 INFP:物事を進める際は柔軟性を重視する傾向 |
感情の表現方法が違うことが、コミュニケーションの障害となる可能性がある | ESFJ:直接的な感情表現を好む傾向 INFP:内面で感情を深く掘り下げる傾向 |
たとえば、将来の計画を立てる際、ESFJが具体的なステップを示そうとするのに対し、INFPが理想的なビジョンを語り続けると、互いにフラストレーションを感じる可能性があります。また、問題が発生した時、ESFJが即座に行動を起こそうとするのに対し、INFPが内省的な時間を求めると、互いの対応の違いに戸惑うかもしれません。
INFPとの恋愛関係を良好に築きたい場合は、相手の考え方を理解して歩み寄ることが大切です。
相性ランキングや一覧を検索してみよう
ESFJとの相性について、より詳細な情報を得たい場合は、インターネットに掲載されている相性ランキングや相性一覧を参考にするのも手です。これらを活用することで、ESFJと他の性格タイプとの相性を比較し、より包括的な理解を得られます。
ただし、インターネットに載っている情報には、主観的な意見や誤った情報も紛れています。そのため、すべてを鵜呑みにするのではなく、参考程度に留めておくのが無難です。ESFJに向いている仕事3選
ESFJタイプの人は協調性が高く、他者への気配りが得意な性格のため、人と関わる機会が多く、チームワークや計画性が求められる仕事に適性があるでしょう。
ここでは、ESFJの強みを活かせる3つの仕事を紹介するので、仕事選びの参考にしてみてくださいね。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未
ESTJは、チームワークや計画性が求められたり、人のサポートをしたりする仕事が向いているといえます。たとえば、「営業職」「接客業」といった仕事は、ESFJの適性に合う可能性が高いでしょう。
ただし、仕事選びを成功させるためには性格診断の結果だけでなく、自分の持っているスキルや価値観にも目を向けることが大切です。自分に合う仕事を探す際は、就職・転職のプロに相談するのも一つの方法ですよ。
プロに相談すれば、自分だけでは気づけなかった強みや適性に気づけることもあります。「自分に合った仕事で働きたい」という方は、ぜひハタラクティブにご相談くださいね。
チームワークを活かせる仕事
ESFJは、協調性が高く、他者と協力して目標を達成することを得意とします。そのため、チームワークを重視する仕事環境で力を発揮しやすいでしょう。
たとえば、営業職や接客業は、ESFJの強みを活かせる代表的な仕事です。これらの職種では、顧客や同僚とのコミュニケーションが欠かせません。ESFJは人々のニーズや感情を敏感に察知し、適切に対応できるため、顧客満足度の向上や社内の人間関係の構築に貢献できます。
また、プロジェクトマネージャーやチームリーダーとしての役割も、ESFJの特性を活かせる職種です。メンバー間の調整や、チーム全体の雰囲気づくりが得意なESFJは、円滑なプロジェクト運営に貢献できるでしょう。
営業職については、「営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでご紹介しています。また、接客業の仕事内容や職種については「接客業とは?代表的な職種をご紹介!向いている人や転職に役立つスキルも」のコラムでにまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
人をサポートする仕事
ESFJは、他者への共感力が高く、人々のサポートを行うことに喜びを感じる傾向があります。そのため、人々の悩みや望みに直接アプローチできる仕事に向いているでしょう。
たとえば、仕事に医療や福祉の分野は、「人をサポートしたい」というESFJの特性を発揮できる職場です。看護師や介護士、カウンセラーなどの職種では、患者や利用者の心身のケアが求められます。ESFJは、相手の気持ちを理解し、適切なサポートを提供できるため、これらの職種で高い評価を得やすいでしょう。
教育分野も、ESFJに適した職場の一つです。教師や保育士として、生徒や園児の成長をサポートすることは、ESFJの特性と合致します。また、人事部門でのキャリアカウンセリングや社員研修の担当者としても、ESFJの強みを活かせるでしょう。
計画性が必要な仕事
ESFJは、物事を計画的に進めることを好む傾向があります。また、細部への注意力も高いため、綿密な計画を立て、それを確実に実行する仕事に向いているといえます。
たとえば、イベントプランナーやウェディングプランナーは、ESFJの計画性と細やかな気配りが活かせる職種です。顧客の要望を丁寧に聞き取り、それを実現するための綿密な計画を立て、実行に移すことが求められます。ESFJは、このようなプロセスを得意としており、高い顧客満足度を実現できる可能性が高く、プランナーの仕事に向いているでしょう。
また、財務や会計の分野も、ESFJの計画性と正確性を活かせる職種です。予算管理や財務計画の立案、会計処理などの業務では、細かな数字の扱いと長期的な視点が必要。ESFJは、これらの要求に応えつつ、同僚や上司とのコミュニケーションも円滑に行えるため、財務部門での活躍が期待できます。
ESFJは、これらの職種で自身の強みを存分に発揮できます。ただし、個人の興味や価値観も考慮に入れ、自分に最適な職業を選択することが大切です。また、苦手な分野にも挑戦し、バランスの取れたスキルセットを身につけることで、より幅広い職業選択の機会が得られるでしょう。
ESFJに向いていない仕事2選
ESFJタイプの人は、協調性が高く、実践的で具体的な課題に取り組むことを得意とします。しかし、その特性ゆえに、苦手とする仕事分野もあるといえるでしょう。
ここでは、ESFJに向いていない仕事を2つご紹介します。これらの仕事は、ESFJの強みを活かしにくく、ストレスを感じやすい可能性があるので、把握したうえで仕事選びをするのがおすすめです。
理論的・抽象的な仕事
ESFJは、具体的で実践的な問題解決を得意とする一方で、抽象的な概念や理論的な思考を要する仕事には苦手意識を持つことがあります。このような仕事では、ESFJの強みである人間関係のスキルや実務能力が十分に活かせない可能性があるでしょう。
たとえば、研究者や理論物理学者などの職業は、ESFJにとって挑戦的な仕事と考えられます。これらの職種では、抽象的な概念を扱い、長期的な研究プロジェクトに取り組む必要があるためです。また、個人での作業時間が多く、人との交流が比較的少ないこともESFJにとってストレスになり得るでしょう。
同様の理由から、システムエンジニアやデータサイエンティストといったIT関連の職種も、ESFJにとっては難しい可能性も。これらの仕事では、論理的思考や抽象的な問題解決能力が必要です。ESFJは、具体的な人間関係や実務的なタスクを好む傾向があるため、コードやアルゴリズムといった抽象的な対象を扱うことに苦手意識を感じることもあるといえます。
ただし、ESFJだからといって、論理的・抽象的な仕事が必ずしも向いていないわけではありません。あなたの興味や経験によっては、ESFJタイプであっても紹介した分野で活躍することは十分に可能でしょう。
過度な競争が必要な仕事
ESFJは、調和を重視し、協力的な環境で力を発揮する傾向です。そのため、過度に競争的な環境や、他者との対立を前提とする仕事は、ESFJにとってストレスの原因になる可能性があります。
たとえば、証券トレーダーやヘッジファンドマネージャーなどの金融市場での仕事は、常に他者と競争し、瞬時の判断で大きなリスクが発生することも。ESFJは慎重で協調的な性格傾向があるため、このような環境ではストレスを感じやすく、本来の能力を発揮しにくい可能性があるでしょう。
また、弁護士の仕事も、ESFJにとっては難しい面があるかもしれません。法廷での対立や、相手方と激しく議論を戦わせることは、協調性を重視するESFJの性格とは相容れない場合があります。
営業職の中でも、特に個人成績が重視される完全歩合制の営業などは、ESFJにとってストレスの原因になることも。チームワークよりも個人の実績が重視され、同僚との競争が激しい環境は、ESFJの強みを活かしにくいでしょう。
ただし、これらの職種でも、チームワークや顧客との良好な関係構築が重要な場面はあります。そのような側面では、ESFJの強みを発揮できるでしょう。また、個人の適性や興味によっては、これらの分野で成功するESFJタイプの方もいるといえます。重要なのは、自分の性格における特性を理解したうえで、それを活かせる仕事を選択することです。
また、苦手な分野であっても、必要に応じてスキルアップを図ることで、より幅広い職業選択の機会を得ることも可能です。自己理解と継続的な成長が、キャリア選択の鍵となることもありますよ。
人をサポートすることに長けているESFJの方には、人のためになる仕事も向いているでしょう。「人のためになる仕事とは?やりがいと満足度の高い職業一覧」のコラムで具体的な職業を紹介しているので、ぜひご一読ください。
ESFJが仕事を探すうえでの注意点
ESFJが長期的なキャリア実現を成功させるためには、自分に合った職場環境を見つけることが重要です。
以下では、ESFJが仕事を探すうえで特に注意すべき3つのポイントについて詳しく解説します。これらのポイントを意識することで、より自分に適した仕事を見つけやすくなるでしょう。
キャリアプランを明確にする
ESFJタイプの方は、他者のニーズに応えることに喜びを感じる傾向がありますが、自身のキャリアプランを明確にすることも重要です。長期的な視点で自分のキャリアを考えることで、より満足度の高い職業選択がしやすくなります。
まずは、自分の価値観や興味、得意分野を整理しましょう。ESFJの特徴として、人とのコミュニケーションや協力を通じて成果を出すことが得意です。たとえば、顧客サービスや人事、教育、医療など、人との関わりが多い職種が向いているかもしれません。
次に、5年後、10年後の自分のキャリアをイメージしてみてください。どのような立場になりたいか、どのようなスキルを身につけたいかを具体的に描くことで、そこに到達するための道筋が見えてくるでしょう。
企業文化との相性を確認する
ESFJにとって、職場の雰囲気や企業文化との相性は重要です。協調性を重視し、調和の取れた環境で働くことを好むESFJには、チームワークを大切にする企業文化が適しているといえるためです。
企業文化を確認する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- ・企業のWebサイトやSNSを確認し、企業の理念や価値観を理解する
- ・面接時に、チームワークや職場の雰囲気について質問する
- ・インターンの参加やOB・OG訪問などで、現職の従業員から直接話を聞く
また、ESFJは明確な指示や構造化された環境で働くことを好む傾向があります。そのため、職務内容や評価基準が明確な企業を選ぶことも大切です。面接時には、具体的な業務内容や評価方法について積極的に質問するとよいでしょう。
ワークライフバランスを考える
ESFJタイプの方は、仕事だけでなく、家族や友人との時間も大切にする傾向。そのため、ワークライフバランスを重視した職場選びが重要になってくるといえます。
ワークライフバランスを考える際のポイントは、以下の通りです。
- ・労働時間:残業が多くないか、休日出勤の頻度はどうかなどを確認する
- ・休暇制度:有給休暇の取得率や、育児・介護休暇などの制度について確認する
- ・柔軟な働き方:フレックスタイムやテレワークなど、柔軟な勤務形態が可能かどうか確認する
ESFJは他者へのサポートを惜しまない傾向にありますが、それゆえに仕事に没頭し過ぎてしまうことも。自分自身のワークライフバランスを保つためにも、企業の制度や文化をしっかりと確認することが大切です。
仕事探しが不安ならエージェントを活用しよう
自分が望むキャリアプランや職場環境とマッチする企業を見つけるのは、簡単ではありません。「自分と相性のいい企業がなかなか見つからない」という場合は、就職・転職エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。
就職・転職エージェントを利用すると、一人ひとりの適性や希望条件に合う求人を紹介してくれます。自分の置かれている状況や、希望する業界・職種に合わせてエージェントを選べば、よりあなたにぴったりの仕事が見つかりやすくなるでしょう。専任のキャリアアドバイザーが行う丁寧なカウンセリングや、所要時間1分程度の適職診断の結果に基づき、あなたに合う仕事をご紹介。応募書類の添削や面接練習も実施しているので、就職・転職に不安がある方もスムーズに就職活動を進められるでしょう。
サービスのご利用・ご登録はすべて無料です。ESFJのあなたに合う仕事探しを全力でサポートするので、まずはお気軽にご相談くださいね。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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