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INTPに向いてる仕事7選!適職の見つけ方や就職・転職する方法を解説

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この記事のまとめ

  • INTPは論理的思考と創造性を兼ね備えた性格タイプで、複雑な問題解決を得意とする
  • INTPはシステムエンジニアやデータアナリストなどの仕事に向いている
  • 分析力を発揮でき柔軟な働き方が可能な仕事環境で、INTPの強みが活かせる
  • キャリアプランの明確化と徹底的な自己分析が、INTPが仕事探しを成功させるコツ
  • 就職・転職エージェントを活用することで、自分に合う仕事を見つけられる

「INTPの性格に向いている仕事は何だろう?」「自分の強みを活かせる職場環境はどんなところ?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。また、「どうやって就職や転職を成功させたら良いの?」と感じている方もいるでしょう。

INTPタイプは論理的思考と創造性を兼ね備え、複雑な問題解決を得意とする性格です。そのため、システムエンジニアやデータアナリストなど、分析力や探究心を活かせる職業が向いています。
自分に向いている仕事に就職・転職するには自己分析を行い、キャリアプランを立てることがおすすめですよ。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの林さんのアドバイスを交え、INTPに向いている仕事を紹介します。また、INTPの基本的な性格や強み・弱み、就職・転職成功のためのポイントもまとめました。自分の特性に合った仕事を探している方は、ぜひご覧くださいね。

INTPの基本的な性格

INTPは「論理学者」とも呼ばれ、独特の思考プロセスと個性を持つ性格タイプです。論理的思考と創造性を兼ね備えているINTPは、複雑な問題を解決することを得意としています。INTPの基本的な性格を理解することは、自己理解や他者とのコミュニケーションを深めるうえで重要ですよ。

ここでは、INTPの基本的な性格を紹介します。ぜひご覧ください。

「INTP」とは何の略?それぞれの意味

INTPは、16Personalities性格診断における16の性格タイプの1つです。この略称は、以下の4つの特性を表しています。

  • 【興味、関心の方向】I(Introversion):内向型
  • 【物事の見方】N(iNtuition):直感型
  • 【判断の仕方】T(Thinking):論理型
  • 【物事への姿勢】P(Perceiving):判断型

INTPは、静かな環境で深く考えることを好み、抽象的な概念や可能性に興味を持ちます。そして、論理的な分析を重視し柔軟性と適応性を持つ性格タイプです。INTPは独創的なアイデアを生み出し、複雑な問題を解決する能力に優れているといえるでしょう。

INTP-TとINTP-Aの違い

INTP-TとINTP-Aは、INTPの2つのサブタイプを表しています。これらの違いは、主にストレス対処能力と自信の度合いに現れるようです。

<INTP-Tの特徴>

  • 自己批判的で完璧主義傾向がある
  • ストレスや不安を感じやすい
  • 常に自己改善を目指す
  • 失敗を恐れる傾向がある

<INTP-Aの特徴>

  • 自信があり、決断力がある
  • ストレスに対して比較的強い
  • 自己肯定感が高い
  • 失敗を学びの機会として捉える

これらの違いは、仕事や人間関係においてそれぞれ異なる長所と課題をもたらします。たとえば、INTP-Tは細部にこだわる傾向があるため、高品質な成果を出せる一方で、完璧を求めすぎて作業が遅れる可能性も。
一方、INTP-Aは自信を持って決断を下せますが、他者の意見を軽視してしまうことがあるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

林 瑠莉香

林 瑠莉香

INTPは、論理的思考や分析が得意なため、システムエンジニアやコンサルタントの仕事が向いているといえます。一方で、ルーティンワークやコミュニケーションが求められる仕事は不向きな可能性も。
「自分の向き不向きに合った仕事を見つけるのは難しい…」と感じる方もいますよね。そんなときは、自己分析を行い、自分の長所や短所をりかいするのがおすすめです。改めて自分自身について知ることで、適性に合った仕事が何なのか分かりやすくなりますよ。

もし、自己分析をやったことがなくて、一人で行うのが不安といった方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが求職者に丁寧なヒアリングを行い、一人ひとりに合った仕事を厳選してご紹介します。

「自分に合う仕事に転職して可能性を広げたい」といった希望も叶えることができますよ。ぜひ、私たちにお問い合わせくださいね。

INTPの強みと弱み

INTPには独自の強みと弱みがあります。これらを理解し、適切に活用または克服することで、仕事や人間関係でより良いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
INTPの主な強みは以下のとおりです。

強み内容
論理的思考力INTPは複雑な問題を分析し、論理的な解決策を見出すのが得意。この強みを活かし、システム設計やデータ分析など、論理的思考が求められる仕事で力を発揮できる。
創造性独創的なアイデアを生み出す能力があり、新しい解決策や革新的な方法を考案できる。研究開発や商品企画などの分野で、この創造性を活かせる。
知的好奇心新しい知識や概念を学ぶことへの強い興味があるタイプ。この特性を活かし、常に最新の技術や理論を学び続けることで、専門性を高められる。
独立心自立して作業を進める能力があり、独自のアプローチで課題に取り組める。フリーランスや起業家として活動する際に、この独立心は大きな武器となる。

これらの強みを仕事に活かすためには、自分の得意分野を明確にし、それらを必要とする職場や職種を選ぶことが重要です。また、強みを伸ばすための継続的な学習や、他者との協力を通じて新たな視点を取り入れることも効果的ですよ。

INTPの弱みと克服する方法

INTPにも課題となる弱みがあります。主な弱みと克服方法は以下のとおりです。

弱み内容克服方法
コミュニケーションが苦手INTPは内向的な傾向があり、他者とのコミュニケーションに苦手意識を持つことがある。小規模なグループディスカッションから始め、徐々に対人コミュニケーションに慣れていくことが効果的。
また、自分の考えを分かりやすく説明する練習をすることで、コミュニケーション能力を向上させられる。
人の気持ちを理解するのが苦手論理的思考を重視するため、感情面の扱いに不慣れな場合がある。「この人は今、どう感じているだろう?」と意識して考えるクセをつける。
また、相手の反応を注視して、「不快にさせたかな?」「安心しているかな?」と想像するようにする。
優柔不断完璧を求めるあまり、決断を先延ばしにしてしまうことがある。決断のための期限を設定し、その時点で最善と思われる選択をするよう心掛ける。
また、「完璧な解決策」ではなく「十分に良い解決策」を目指すことで、決断のスピードを上げられる。
実行に移すのが苦手理論や概念を重視するあまり、実践に移すのが苦手な場合がある。小さな目標を設定し、段階的に実践していくのが効果的。
また、アイデアを実行に移すためのプロジェクト管理スキルを身につけることも有効です。

これらの弱みを克服することで、INTPの強みをより効果的に発揮できるでしょう。自己認識を深め、意識的に弱点を改善する努力を続けることが大切です。

INTPに向いている仕事7選

INTPの特性を活かせる仕事は、「システムエンジニア」「学芸員」など多岐にわたります。ここでは、厚生労働省が運営するjob tagの情報をもとに、INTPに特に向いている7つの職業を紹介します。

ただし、これらの仕事は必ずしも「INTPに向いている」とは言い切れません。INTPの特性を活かしやすいとはいえ、個人の興味や価値観に合わせて選択することが重要です。
また、どの職業に関してもINTPの弱みを補完するスキルを意識的に伸ばしていくことが、キャリアの成功につながりますよ。

INTPに向いている仕事

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • Webライター
  • 研究者
  • データアナリスト
  • コンサルタント
  • 学芸員

1.システムエンジニア

システムエンジニア(基盤システム)」は、ネットワークやパソコンといったハードウェアの設計・開発を行う仕事。
システムエンジニアは、INTPの論理的思考力と問題解決能力を存分に発揮できるでしょう。複雑なシステムの設計や構築、トラブルシューティングなど、INTPの強みが活きる場面が考えられます。

システムエンジニアの仕事では、新しい技術やツールを常に学ぶ必要があり、INTPの知的好奇心を満たすことができます。また、チームでの協力が必要な場面もありますが、個人で集中して作業する時間もあるため、INTPの内向的な特性にも合っているでしょう。

2.プログラマー

プログラマー」は、システムエンジニアが作成した設計書をもとに、プログラムを組み立てていく仕事。INTPの論理的思考力と創造性を組み合わせて活かせる仕事の一つで、コードを書く作業はINTPが好む「静かな環境での深い思考」にぴったりですよ。

また、プログラミングでは常に新しい言語や技術が登場するため、INTPの学習意欲を刺激します。問題解決のための独創的なアプローチを考えることも多く、INTPの創造性が発揮されるでしょう。

3.Webライター

Webライターは、INTPの分析力と創造性を文章表現に活かせる職業です。情報を論理的に整理し、読者にわかりやすく伝えるスキルが求められます。

INTPは複雑な概念を理解し、それを簡潔に説明する能力に優れています。また、常に新しいトピックについて調査し、記事を書くことで、知的好奇心を満たせるでしょう。

4.研究者

ここでは、研究者のなかでも「薬学研究者」をピックアップしてご紹介します。薬学研究者は、製薬会社等の研究部門において、新しい医薬品を開発するための研究開発を行う仕事です。

研究者は、INTPの探究心と分析力を活かせる職業。新しい知識や理論を追求する仕事は、INTPの知的好奇心を十分に満たすでしょう。

研究では、複雑なデータを分析し、独創的な仮説を立てる能力が求められますが、これはINTPの得意分野といえます。また、個人で集中して作業する時間が多いため、内向的なINTPに向いているでしょう。

5.データアナリスト

データアナリストは、INTPの論理的思考力と分析力を存分に発揮できる職業です。大量のデータから意味のあるパターンを見つけ出し、それを基に戦略的な提案を行うことが求められます。

INTPは、複雑なデータを扱うことを好み、そこから新しい洞察を得ることに喜びを感じる傾向にあります。また、データ分析の技術は常に進化しているため、INTPの学習意欲を刺激するでしょう。

6.コンサルタント

コンサルタントは、INTPの問題解決能力と創造的思考を活かせる職業です。コンサルタントのなかでも「経営コンサルタント」は、企業に対して経営戦略や組織・人事戦略、マーケティング、業務改善などを提案し、その実現へ向けてアドバイスや支援をします。クライアントの抱える複雑な問題を分析し、独創的な解決策を提案することが求められますよ。

INTPは、さまざまな情報を統合し、新しいアプローチを考え出すことを得意としています。また、各プロジェクトが異なる挑戦を提供するため、INTPの知的好奇心を満たせるでしょう。

7.学芸員

学芸員は、INTPの知識欲と分析力を活かせる職業です。job tagの「学芸員」によると、専門分野の研究や展示の企画、資料の管理など、幅広い業務があります。

INTPは、深い専門知識を持ち、それを論理的に整理して伝える能力に優れています。また、新しい展示や研究テーマを考案する際には、INTPの創造性が発揮されます。

参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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INTPに向いていない可能性がある仕事

INTPの特性を考慮すると、「ルーティンワーク中心」や「対人コミュニケーション重視」、「厳しいルールや慣習がある」といった仕事は、INTPにとって苦手または不向きである可能性があります。

ここでは、INTPに向いていない傾向にある仕事の特徴を3つ紹介します。ただし、INTPにとって向いていない仕事であっても、個人の興味や価値観、経験によっては適応できる場合も。また、苦手な分野にチャレンジすることで、新たなスキルを身につけ、成長する機会にもなり得ます。上記を念頭に置いたうえで、参考程度にご覧ください。

ルーティンワーク中心の仕事

INTPは新しいアイデアや概念を探求することを好むため、毎日同じような作業を繰り返すルーティンワークは苦手な傾向にあります。たとえば、以下のような仕事が挙げられます。

  • ・データ入力などの単純作業
  • ・製造ラインでの反復作業
  • ・定型的な事務作業

これらの仕事では、INTPの創造性や問題解決能力が活かされにくく、退屈さを感じやすいでしょう。また、細かいルールや手順に従う必要があるため、INTPの自由な思考や柔軟性が制限される可能性があります。

ただし、ルーティンワークであっても、そのプロセスを改善したり、効率化を図ったりする機会があれば、INTPが興味を持って取り組める可能性があるでしょう。

対人コミュニケーション重視の仕事

INTPは内向的な傾向があり、大人数との頻繁なコミュニケーションを必要とする仕事は苦手な場合も。たとえば、以下のような仕事が考えられます。

  • ・飛び込みの営業職
  • ・カスタマーサービス担当
  • ・イベントプランナー

これらの仕事では、常に他人と接し、感情的なやりとりを求められることがあります。INTPは論理的な思考を好むため、感情的な対応や社交的なスキルが必要な場面で戸惑う場合も。
ただし、専門的な知識を要するような技術営業職や、小規模なグループでのコミュニケーションが中心の仕事であれば、INTPも適応できる可能性があります。

厳しいルールや慣習のある仕事

INTPは自由な思考と柔軟性を重視するため、厳格なルールや慣習に縛られる仕事は不向きな傾向にあります。たとえば、以下のような仕事が挙げられます。

  • ・公務員(特に規制や法執行に関わる部門)
  • ・金融機関のコンプライアンス担当
  • ・伝統的な職人仕事

これらの仕事では、既存のルールや慣習に従うことが求められ、INTPの創造性や革新的なアイデアを発揮する機会が限られる可能性があります。また、INTPは権威や階級制度に疑問を感じやすいため、厳格な組織構造を持つ職場で不満を感じることもあるでしょう。

ただし、上記のような仕事のなかで既存のシステムを改善したり、新しいアプローチを提案したりする機会があれば、INTPの強みを活かせる可能性があります。

INTPが仕事で成功するためのポイント

INTPは、「分析力や探求心を活かせる仕事」を選ぶことで、仕事で成功を収められる可能性があります。また、柔軟性のある職場を選んだり、アイデアを試せる機会がある仕事に就いたりすることもおすすめです。

ここでは、INTPが仕事で成功するためのポイントを紹介します。

分析力と探求心を活かせる仕事を選ぶ

INTPは、複雑な問題を分析し、独創的な解決策を見出す能力を活かせる仕事を選ぶことで、モチベーションを高く保ち、優れた成果を上げられるでしょう
たとえば、以下のような要素がある仕事は、INTPの能力を存分に発揮できる可能性があります。

  • ・データ分析や統計処理が必要な仕事
  • ・新しい技術や理論の研究開発
  • ・複雑なシステムの設計や改善

これらの仕事では、INTPの論理的思考力と創造性が役立ちます。また、常に新しい課題に取り組むことで、INTPの知的好奇心も満たされるでしょう。

柔軟性のある職場環境を選ぶ

INTPは自由な思考と柔軟な働き方を好む傾向があります。したがって、厳格なルールや固定的な勤務形態よりも、柔軟性のある職場環境を選ぶことが重要でしょう。

  • ・フレックスタイム制度がある
  • ・リモートワークの選択肢がある
  • ・成果主義の評価システムがある

このような環境では、INTPは自分のペースで仕事に取り組むことができ、創造性を発揮しやすくなるでしょう。また、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなるため、長期的なキャリア満足度も高まることが考えられます。

アイデアを試せる機会が多い仕事を選ぶ

INTPは新しいアイデアを考え出すことを得意としています。そのため、自分のアイデアを実際に試し、検証できる機会が多い仕事環境を選ぶことがおすすめです

  • ・試作品の開発や実験が可能な環境
  • ・新規プロジェクトの立ち上げに関われる機会
  • ・技術の革新を奨励する社風

このような環境では、INTPは自身のアイデアを形にする喜びを感じられ、モチベーションの維持にもつながります。また、アイデアの実現プロセスを通じて、実践的なスキルも身につけられるでしょう。

論理的な議論が尊重される職場を選ぶ

INTPは論理的な思考と議論を好む傾向にあります。したがって、感情や直感ではなく、論理的な根拠に基づいて意思決定が行われる職場環境を選ぶことが重要です。

  • ・データに基づいた意思決定を重視する
  • ・オープンな議論や意見交換が奨励される
  • ・批判的思考が評価される

上記のような環境では、INTPは自身の論理的思考力を存分に発揮し、チームや組織に貢献できるでしょう。また、他者との建設的な議論を通じて、自身の考えをさらに洗練させることも可能です。

INTPの転職を成功させるための5つの方法

INTPが転職を成功させるためには、自身の特性を理解し、それを活かせる環境を見つけることが重要です。そのために、キャリアプランを明確にしたり、自己分析を徹底して行ったりするのがおすすめといえます。

そのほかにも、INTPの転職を成功に導くための方法を詳しく解説するので、「自分に向いている仕事を見つけるためにはどうすれば良いの?」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

INTPの転職を成功させるための方法

  • キャリアプランを明確にする
  • 自己分析を徹底的に行う
  • 企業研究を怠らない
  • スキルアップのための学習を継続する
  • 転職エージェントを活用する

1.キャリアプランを明確にする

INTPは長期的な目標を設定し、それに向かって計画的に行動することで、より効果的に転職を成功させることができる可能性があります。したがって、キャリアプランを明確にすることが望ましいでしょう。

具体的なステップは以下のとおりです。

  • 1.5年後、10年後の理想の姿を具体的にイメージする
  • 2.現在の位置と理想の姿のギャップを分析する
  • 3.ギャップを埋めるために必要なスキルや経験を洗い出す
  • 4.短期、中期、長期の目標を設定する
  • 5.目標達成のためにやるべきことを洗い出す

このプロセスを通じて、INTPは自身のキャリアの方向性を明確にし、転職の際の判断基準を持つことができます。「面接でのキャリアプランの答え方は?例文や思いつかない際の対処法もご紹介」のコラム内でもキャリアプランの立て方について紹介しているので、ぜひご覧ください。

2.自己分析を徹底的に行う

自分の強みと弱みや興味、価値観を深く理解することは、適切な転職先を見つけるうえで重要です。そのために、自己分析を徹底して行いましょう。

自己分析の具体的なやり方を以下にまとめました。

  • 1.過去の経験から、最も充実感を得た仕事や課題を洗い出す
  • 2.自身の強み(論理的思考、創造性、問題解決能力など)を具体的に挙げる
  • 3.改善が必要な弱み(対人コミュニケーション、実践力など)を特定する
  • 4.仕事に求める価値観(自由度、創造性など)を明確にする
  • 5.興味のある分野や業界をリストアップする

この自己分析を通じて、INTPは自身のニーズと適性を明確に理解し、それに合う仕事を探せるでしょう。
自己分析の大切さについては「自分に向いてる仕事に出会うには?見つけるメリットや探し方を解説」のコラムでも解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

適職診断を活用するのもおすすめ

適職診断とは、いくつかの質問に答えることで、「自分に向いている仕事のタイプ」や「性格の特徴」などを教えてくれるものです。ほとんどがインターネット上で使えるようになっており、スマートフォンでも簡単に利用できますよ。

質問は、「当てはまる」「どちらともいえない」「当てはまらない」といった選択肢にチェックを入れるだけの、シンプルな形式がほとんど。さらに、無料で使えるものもあるため、時間があるときに気軽に試すことができます。

「自分のことを深く考えるのがちょっと苦手」「何から始めていいかわからない」という人にとって、適職診断ツールは役立つでしょう。診断結果をきっかけに、自分の性格や向いている働き方に気づくことができるかもしれませんね。
やりたいことがない人の仕事探しは適職診断で叶う?向いてる仕事を知る方法」でも適職診断について紹介しているので、ぜひご覧ください。

3.企業研究を怠らない

INTPの特性に合う企業を見つけるためには企業研究が欠かせません。ここでは、企業研究の手順をまとめました。

  • 1.興味のある業界や企業のリストを作成する
  • 2.各企業の企業文化や働き方、評価制度などを調査する
  • 3.企業の課題への取り組み方を確認する
  • 4.可能であれば、その企業で働く人々にインタビューや情報交換を行う
  • 5.自身のキャリアプランと各企業の提供する機会を照らし合わせる

INTPの分析力を活かし、多角的な視点から企業を評価することで、自身に最適な環境を見つけやすくなるでしょう。また、企業研究を通じて得た知識は、面接時にも役立つと考えられます。

企業研究を面接で活かすポイントは、「面接に受からない原因と具体的な対策を紹介!気をつけたい注意点も解説」のコラムで紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

4.スキルアップのための学習を継続する

INTPの知的好奇心を満たしつつ自分の市場価値を高めるためには、継続的な学習は不可欠でしょう。ここでは、スキルアップのための学習法を紹介しますので、自分にできる範囲でチャレンジしてみてくださいね。

転職先で必要なスキルをはっきりさせる

まずは、どんなスキルや知識が必要なのかを確認しましょう。たとえば、希望する職種の求人情報を見たり、実際にその業界で働いている人の話を聞いたりして、必要とされるスキルをリストアップします。

オンライン講座や本を使って学ぶ

必要なスキルが分かったら学ぶ手段を選びましょう。おすすめは以下のような方法です。

  • ・オンライン学習サイト
  • ・専門書や実用書を読む
  • ・資格のテキストを使って勉強する

自分のペースで進められるので、忙しい人も継続しやすいといえます。

業界イベントや勉強会に参加する

実際の現場で何が求められているかを知るために、業界のイベントや勉強会にも参加してみましょう。最新のトレンドや他の人の学び方を知ることができ、モチベーションアップにもつながります。

勉強の進み具合を定期的に振り返る

学習を続ける中で、「ちゃんと進んでいるか」「やり方を変えた方がいいか」など、自分の進み具合を定期的に見直しましょう。必要に応じて、学習の計画を調整すると、ムダなく効果的に学べます。

「何から始めたらいいか迷っている」という場合は、まずは転職先の求人情報をチェックしてみましょう。募集要項や条件などを確認することで、求められるスキルが見えてきますよ。

5.転職エージェントを活用する

INTPの転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することも一つの手です。就職・転職エージェントとは、求職者の仕事探しを支援する民間サービスのこと。求職者と人材を募集する企業のマッチングを行っています。担当のキャリアアドバイザーが求人紹介だけではなく、転職に関わるさまざまな相談に乗るため、転職活動が初心者の方も安心です。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、第二新卒やフリーターなどの若年層向けに就職・転職支援サービスを行っています。
就職や転職の経験がない場合も、経験豊富なキャリアアドバイザーが手厚くサポート。一人ひとりの強みを引き出す自己分析を一緒に行うため、適性に合った求人をご紹介することが可能です。1分程度で簡単に受けられる適職診断もあるため、自分に合う仕事を探しやすいメリットがあります。そのほか、応募書類の作成や面接対策などのサポートも無料で受けられるので、ぜひお気軽にご相談ください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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