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ENTJに向いてる仕事15選!基本的な性格や自分の適職を見つける方法

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この記事のまとめ

  • ENTJは、リーダーシップと戦略的思考に優れた性格タイプ
  • ENTJに向いている仕事は、経営者やコンサルタントなどの職種
  • リーダーシップを発揮できる環境で、ENTJは強みを発揮できる
  • 自己分析や適職診断を活用し、ENTJの強みを活かせる仕事を探すのが効果的
  • 自分に向いている仕事を見つけるには、就職・転職エージェントの利用も一つの手

「ENTJの性格タイプに向いている仕事は何だろう?」「自分の強みを活かせる職業を見つけたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
ENTJはリーダーシップに優れ、戦略的思考力と決断力を持ち合わせた「指揮官」タイプの性格です。大局的な視点から物事を捉え、効率的に目標を達成することを得意としているので、営業職や商品企画といった仕事に向いているでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの吉田さんのアドバイスを交え、ENTJの基本的な性格と向いている仕事を紹介します。また、ENTJに向いていない仕事の特徴や、相性の良い・悪い性格タイプについてもまとめました。さらに、向いている仕事を見つけるための方法も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ENTJとは?基本的な性格と特徴を解説

ENTJは16Personalities性格診断にある16の性格タイプの1つで、「指揮官」と呼ばれる性格タイプです。ENTJはリーダーシップに優れ、論理的思考力と決断力を持ち合わせているのが特徴。ENTJの人々は大きなビジョンを描き、それを実現するために周囲を巻き込んでいく力を持っています。

指揮官型ENTJの4つの性格特性を理解する

ENTJの4つの主要な性格特性は以下のとおりです。

【興味、関心の方向】外向型(Extraversion)他者とのコミュニケーションを好み社交的。アイデアを共有し、議論することでエネルギーを得る。
【物事の見方】直感型(iNtuition)大局的な視点から物事を捉え、未来の可能性を重視する性格。革新的なアイデアを生み出せる。
【判断の仕方】思考型(Thinking)論理的思考を重視し、感情よりも理性を優先する傾向。客観的な分析に基づいて意思決定を行う。
【物事への姿勢】判断型(Judging)計画性があり、目標達成に向けて効率的に行動する。決断力があり、迅速な行動を好む。

ENTJは組織をリードし、大きな目標を達成するのに適した性格タイプといえるでしょう

ENTJ-AとENTJ-Tの違い

ENTJにはさらに、ENTJ-AとENTJ-Tの2つのサブタイプがあります。ここでは、それぞれの特徴をまとめました。

<ENTJ-A>

  • ・自信に満ち、ストレスに強い
  • ・決断力があり、自分の判断を信じる
  • ・批判を受けても動じにくい

<ENTJ-T>

  • ・自己改善の意識が高い
  • ・完璧主義な傾向がある
  • ・他者の意見をより考慮する

自分のタイプを理解することで、より効果的に強みを活かせるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

吉田 聖斗

吉田 聖斗

「ENTJに向いている仕事って何だろう?」「相性の良い性格ってどれだろう?」と感じる方もいるでしょう。
ENTJは「指揮官」とも呼ばれ、リーダーシップがあり、論理的思考力と決断力をに優れています。周りを巻き込んでいく力強い性格タイプですよ。
また、プロジェクトマネージャーやWebディレクターなどの、マネジメント職でENTJの強みを発揮しやすいといえます。

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ENTJの長所と短所

ENTJの長所は、リーダーシップがあり問題解決の能力が高いことなどです。一方で、感情面で配慮が欠けていたり、他者に対して厳しい部分であったりするなどの短所もあるでしょう。

ここでは、ENTJにみられる長所と短所を紹介します。ただし、人によって長所や短所の傾向が異なるため、必ずしもここで紹介する内容が当てはまるとはいえません。参考程度にご覧ください。

ENTJの長所

ENTJの長所は、リーダーシップがある点や問題解決のために長期的な戦略を練れる部分です。以下で詳しく解説します。

ENTJの長所

  • 優れたリーダーシップ
     
  • 戦略的思考力
     
  • 決断力と実行力
     
  • 高い目標設定と達成意欲
     
  • 効率性の重視

優れたリーダーシップ

ENTJは、ビジョンを描き、それを実現するための計画を立て、他者を巻き込む能力に長けています。彼らは自信を持って方向性を示し、チームを目標達成に導くでしょう。

戦略的思考力

大局的な視点から物事を捉え、長期的な戦略を立てることができます。複雑な問題を分析し、効果的な解決策を見出すのが得意です。

決断力と実行力

ENTJは迅速な意思決定ができ、それを行動に移す力があります。優柔不断さを嫌い、効率的に物事を進められるでしょう。

高い目標設定と達成意欲

常に高い目標を掲げ、それに向かって懸命に努力します。失敗を恐れず、挑戦的な課題に取り組む傾向にあります。

効率性の重視

時間とリソースを最大限に活用し、効率的に目標を達成することに長けています。プロジェクトを管理する立場において、能力を発揮できるでしょう。

ENTJの短所

ENTJの短所として、人の感情に寄り添うのが苦手であったり、過度に批判的な態度を取ったりすることが挙げられます。そのほかにも、以下のような短所が考えられます。
ただし、必ずしもこのような傾向があるとは言い切れません。あくまで一例としてご覧ください。

  • ・感情面への配慮不足:論理的思考を重視するあまり、他者の感情に対する配慮が不足しがち
  • ・過度な批判的態度:高い理想を持つENTJは、他者や自分自身に対して厳し過ぎる側面がある
  • ・柔軟性の不足:自分の考えに固執し過ぎて、他者の意見や異なるアプローチを受け入れられない
  • ・完璧主義傾向:高い目標を設定し、自分にも他社にも過度なプレッシャーをかけてしまう
  • ・忍耐力の不足:即座に結果を求めるため、長期的なプロセスや遅々とした進歩に対して苛立ちを感じやすい

これらの長所と短所を認識し、長所を活かしながら短所を改善していくことで、ENTJはより効果的にリーダーシップを発揮し、キャリアを築いていくことができるでしょう。

ENTJに向いている仕事15選

ENTJの性格特性を活かせる仕事は、「経営コンサルタント」や「経営者」など多岐にわたります。ここでは、厚生労働省が運営するjob tagの情報をもとに、ENTJに特に向いていると考えられる職業をまとめました。ぜひご覧ください。

1.経営コンサルタント

ENTJの戦略的思考力と問題解決能力は、経営コンサルタントとして大いに発揮されます。job tagの「経営コンサルタント」によると、経営コンサルタントは企業に対して経営戦略や組織・人事戦略、マーケティング、業務改善などを提案し、その実現へ向けてアドバイスや支援をする仕事です。

ENTJは強みを活かしてさまざまな企業の課題を分析し、効果的な解決策を提案することができます。また、クライアントとの交渉やプレゼンテーションにおいても、ENTJの説得力とリーダーシップが活きるでしょう。

2.経営者

ビジョンを描き、それを実現するための計画を立て、実行に移すENTJの能力は、経営者として非常に有効です。「会社経営者」によると、会社を運営し、最終的な経営責任を持つのが経営者。社長やCEO(Chief Executive Officer: 最高経営責任者)と呼ばれることもあります。

高い目標設定能力と決断力を持つENTJは、企業を成長させるのに適した資質を持っているでしょう。

3.プロジェクトマネージャー

複数の要素を調整し、目標達成に向けてチームを導くプロジェクトマネージャーの役割は、ENTJの強みを発揮できる職種です

ここでは、プロジェクトマネージャーのなかでもITに特化した、「プロジェクトマネージャ(IT)」の情報をもとに紹介します。
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトチームの責任者として、プロジェクト実行計画の作成や進行、進捗の管理などを行う仕事です。

効率的な資源配分と明確な方向性の提示により、プロジェクトを成功に導くことができるでしょう。

4.事業開発マネージャー

新規事業の立ち上げや既存事業の拡大を担当する事業開発マネージャーは、ENTJの創造性と戦略的思考力が活きる職種です。市場分析や事業計画の策定、社内外の調整など、幅広い能力が求められますが、やりがいのある仕事です。

5.マーケティングディレクター

マーケティングディレクターも、ENTJの強みを発揮できる仕事といえます。「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」によると、市場動向を分析し、効果的なマーケティング戦略を立案・実行する仕事です。

マーケティングディレクターの役割は、ENTJの分析力と創造性が発揮される職種だといえます。また、部下の指導やクライアントとの交渉においても、リーダーシップを発揮できますよ。

6.データアナリスト

ENTJの論理的思考力と分析能力は、データアナリストとして大いに活かせます。データアナリストと似た仕事である「データサイエンティスト」の情報によると、既存の業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたビッグデータを分析する仕事です。

ENTJは大量のデータから意味のある洞察を引き出し、それをもとに戦略的な提案をすることができるでしょう。

7.証券アナリスト

金融市場や企業の分析を行う証券アナリストは、ENTJの分析力と戦略的思考が活きる職種です

証券アナリスト」は、証券会社などの金融機関などで、企業や産業に関するさまざまな情報を入手し、将来のリターンやリスクを予測して投資の対象として価値があるかを分析します。さらに、株式などの金融商品の投資を考えている顧客に対してアドバイスを行う仕事です。

ENTJは複雑な情報を整理し、投資判断につながる洞察をお客さまに提供することが可能だといえます。

8.営業職

ENTJの説得力とコミュニケーション能力は、営業職において大きな武器となるでしょう。ここでは、営業職のなかでも「広告営業」の情報をもとに紹介します。

広告営業は、広告会社で広告企画を立てて広告主に働きかけ、受注から計画、実施、代金の回収までの進行管理に携わる仕事です。企業など広告主に対する窓口として、広告の計画から実施まですべての作業に責任を持つ必要があります。

ENTJは顧客のニーズを分析し、最適なソリューションを提案することで、成果を上げることができるでしょう

9.営業マネージャー

営業チームを率いる営業マネージャーは、ENTJのリーダーシップと戦略立案能力が活きる職種です。チームの目標設定や動機付け、販売戦略の策定など、幅広い役割をこなすことができます。

10.不動産仲介

不動産仲介の仕事も、ENTJに向いている仕事といえるでしょう。「住宅・不動産営業」によると、住宅や土地の購入あるいは売却・賃貸を考えている顧客に対し、さまざまな要望に応えながら取引をまとめていく仕事です。

不動産市場の分析や顧客ニーズの把握、交渉など、不動産仲介にはENTJの多様な能力が活かせます。戦略的なアプローチで物件の売買を成立させることができるでしょう。

11.Webディレクター

Webディレクター」の仕事も、ENTJに向いているといえます。Webサイトの企画から制作、運用まで一貫して管理するWebディレクターは、ENTJの総合的なマネジメント能力が活きる職種です。クライアントの要望を理解し、それを実現するためのチーム運営ができるでしょう。

12.施工管理

施工管理もENTJに向いている仕事の一つです。「建築施工管理技術者」によると、住宅・学校・オフィスビル・工場などの建築現場において、施工が適正かつ計画どおりに行われるよう建築工事の監督・指導を行うのが主な業務。

こういった建設プロジェクトの管理を行う施工管理は、ENTJの計画力と問題解決能力が求められる職種です。複数の関係者との調整や、予算・スケジュール管理など、リーダーシップを発揮できる場面が多くあります。

13.商品企画

ENTJには、商品企画の仕事も向いているでしょう。「商品企画開発(チェーンストア)」は、消費者のニーズを掴み、自社で取り扱う商品の幅を広げ、よく売れそうな商品を企画開発する仕事です。

市場ニーズを分析し、新商品を企画する仕事は、ENTJの創造性と戦略的思考が活かせます。アイデアを形にし、それを実現するためのプロセスを管理する能力が求められるでしょう。

14.起業家

自らビジネスを立ち上げ、成長させていく起業家としての道も、ENTJに向いている傾向にあります。「起業、創業」は、自分で新しく事業を計画し、資金を調達し、企業として存続させることです。ビジョンの設定からビジネスモデルの構築、チーム編成まで、ENTJの多様な能力を総合的に活用できるでしょう。

15.大学教授

学術研究と教育の両面で活躍する大学教授は、ENTJの分析力と指導力が活きる職業です。「大学・短期大学教員」によると、専門分野について学生を教育し、基礎研究や先端研究に取り組むのが仕事。新たな知見を生み出し、それを次世代に伝えることで、社会に大きな影響を与えることができます。

これらの職業は、ENTJの強みを最大限に活かせる可能性があるものです。ただし、個人の興味や価値観、スキルセットによって、最適な職業は異なります。自己分析を行い、自分に最も適した職業を見つけることが重要ですよ。

参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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ENTJに向いていない仕事

ENTJに向いていない仕事として、「ルーティンワーク中心」「細かい作業が多い」などが考えられます。こういった仕事は、ENTJにとってストレスフルで、満足度が低くなる可能性も。
以下に、ENTJに向いていないと考えられる仕事の特徴をまとめました。どのような仕事を避けるべきか知りたい方は、参考にしてみてください。

ルーティンワーク中心の仕事

ENTJは、新しい挑戦や変化を好む傾向があります。そのため、日々同じ作業の繰り返しが中心となるルーティンワークは、ENTJにとって退屈で刺激に乏しいと感じられる可能性があるでしょう。
たとえば、以下のような仕事が考えられます。

  • ・データ入力などの定型事務作業
  • ・工場でのライン作業
  • ・単調な受付業務

これらの仕事では、ENTJの創造性や問題解決能力を発揮する機会が限られており、モチベーションの維持が難しくなるかもしれません。

細かい作業が多い技術職

ENTJは大局的な視点から物事を捉えることを得意としますが、細かい作業や微細な詳細に注意を払い続けることは苦手な傾向があります。したがって、高度な精密さや忍耐を要する技術職は、ENTJにとってストレスフルな環境となる可能性があるでしょう。

  • ・時計修理士
  • ・精密機器の製造工
  • ・細密画家

これらの職業では、ENTJの戦略的思考力やリーダーシップを発揮する機会が限られ、不満を感じる傾向にあります。

裁量権が少ないサポート業務

ENTJは独立心が強く、自分で決定を下し、その結果に責任を持つことを好みます。そのため、他者の指示に従うだけの仕事や、裁量権が限られているサポート業務は、ENTJにとってストレスフルな環境になると考えられるでしょう。
たとえば、以下のような仕事が挙げられます。

  • ・コールセンターオペレーター
  • ・アシスタント職
  • ・マニュアルに厳密に従う必要がある業務

これらの仕事では、ENTJの意思決定能力やイニシアチブを発揮する機会が限られ、不満を感じる可能性があるようです。

目標設定が難しい仕事

ENTJは目標志向型の性格で、明確な目標に向かって効率的に進むことを好みます。そのため、目標設定が難しい、または成果が見えにくい仕事は、ENTJにとってフラストレーションの原因となる可能性も。
具体的な仕事をいかにまとめました。

  • ・抽象的な芸術活動
  • ・長期的な基礎研究
  • ・成果が数値化しにくい福祉活動

これらの職業では、ENTJの目標達成への強い意欲や効率性重視の姿勢が活かしきれず、不満を感じる可能性があります。

ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、個人の価値観や経験によっては、上記の仕事でも充実感を得られる場合があります。また、苦手な分野に挑戦することで新たな成長の機会を得ることもあるため、完全に避けるべきというわけではありません。

重要なのは、自分の強みを活かせる環境を選びつつ、弱みも認識し、必要に応じて克服していく姿勢を持つことです。キャリア選択の際には、仕事の内容だけでなく、職場環境や組織文化、成長の機会なども総合的に考慮することが大切です。

ENTJと相性の良い・悪い性格タイプ

ENTJと相性の良い・悪いタイプをまとめました。ENTJが職場で良好な人間関係を築くためには、自分と相性の良い性格タイプを理解し、また相性の悪いタイプとどう付き合うべきかを知ることが重要です。

しかし、ここで紹介する相性が必ずしも当てはまるわけではないので、参考程度にご覧ください。

仕事で相性の良い性格タイプ

仕事で相性の良い性格タイプはINTJとENFJ、ESTPです。その理由を以下で紹介します。

仕事で相性の良い性格タイプ

  • INTJ(建築家タイプ)
     
  • ENFJ(主人公タイプ)
     
  • ESTP(起業家タイプ)

INTJ(建築家タイプ)

INTJは、ENTJと同様に論理的思考と戦略的視点を持ちます。両者は互いの知的能力を高く評価し、効果的にアイデアを交換できます。INTJの深い分析力とENTJの行動力が組み合わさることで、強力なチームを形成できるでしょう

ENFJ(主人公タイプ)

ENFJは、ENTJと同じく外向的でリーダーシップがありますが、より人間関係に焦点を当てます。ENTJの戦略的思考とENFJの人間関係スキルが補完し合い、バランスの取れたリーダーシップを発揮できるでしょう

ESTP(起業家タイプ)

ESTPは行動力があり、現実的な問題解決に長けています。ENTJのビジョンと戦略をESTPの実践的なアプローチで実現することができ、互いの強みを活かせる関係性を築ける傾向にあるようです。

仕事で相性の悪い性格タイプ

ENTJと仕事で相性が悪いのは、ISFPやINFP、ESFJだと考えられます。その理由を以下にまとめました。

ISFP(冒険家タイプ)

ISFPは感情的で柔軟性があり、状況に応じて行動する傾向があります。一方、ENTJは論理的で計画的なアプローチを好むようです。この違いは、コミュニケーションの齟齬や価値観の衝突を引き起こす可能性があります。

INFP(仲介者タイプ)

INFPは理想主義的で感情を重視しますが、ENTJは現実主義的で論理を重視します。この根本的な違いにより、意思決定や問題解決のアプローチで衝突する可能性があるでしょう。

ESFJ(領事官タイプ)

ESFJは調和を重視し、既存の規則や慣習を尊重する傾向がありますが、ENTJは変革を好み、既存のシステムに挑戦することを厭いません。この違いは、特に組織の方向性を決める際に摩擦を生む可能性があります。

相性の悪いタイプとうまく付き合うためには、互いの違いを理解し、尊重することが重要です。ENTJは、自分とは異なる視点や価値観を持つ人々の意見にも耳を傾け、チームの調和を保つ努力をすることで、より効果的なリーダーシップを発揮できるでしょう。

ENTJに向いてる仕事を見つける方法

ENTJの性格特性を活かせる仕事を見つけるには、自己分析を行ったり、ハローワークを利用したりすることがおすすめです。ここで紹介する方法を確認し、自分に合う仕事探しの参考にしてみてくださいね。

自己分析で強み・弱み・価値観を明確にする

自分に向いている仕事を見つけるには自己分析を行います。自己分析により自分の強みや弱み、価値観を明確にしましょう。

まずは、自分が情熱を感じる分野や、没頭できるテーマを書き出します。ENTJは戦略立案や問題解決、リーダーシップなどに興味を持つ傾向がありますが、個人的な経験や環境によって異なる場合もあります。

そして、これまでの経験で培ったスキルや、自然と身についた能力を整理しましょう。ENTJの場合、「論理的思考力」「リーダーシップ」「戦略的計画立案能力」などが強みとして挙げられると考えられます。また、仕事を通じて実現したい価値や、大切にしたい要素を明らかにしましょう。たとえば、「社会に大きな影響を与えたい」「常に新しい挑戦がある環境で働きたい」などです。

これらの自己分析を通じて、自分の強みと弱み、価値観を明確にすることで、自分に合った仕事の方向性が見えてくるでしょう。「自分がしたい仕事を見つけるには?おすすめの方法やサービスを紹介!」のコラムでも、自己分析の必要性を解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ハローワークの職員に相談する

ハローワークの職員に相談することで、自分に向いている仕事を見つけられる可能性があります。ハローワークでは、経験豊富なキャリアカウンセラーが無料で相談に乗ってくれます。ENTJの性格特性を説明し、それを活かせる職種や業界について助言を求めることができるほか、現在の求人動向や、特定の職種に必要なスキルなどの情報も得られるでしょう。

「ハローワークが初めてで利用方法が分からない…」といった方は、「ハローワークの利用方法とは?初めての方へ使い方を解説!」のコラムを参考にしてみてくださいね。

適職診断ツールを活用する

適職診断を活用することも、自分に向いている仕事を見つけるうえでおすすめな方法です。オンラインで利用できる適職診断ツールを活用することで、自分の性格や適性に合った職業を客観的に把握することができます。ENTJの特性を反映した結果が得られる可能性がありますが、あくまで参考程度に捉え、ほかの方法と組み合わせて判断することが重要です。

なお、適職診断を利用する際は、質問に対して正直に回答することが大切です。自分の理想像ではなく、現実の自分の姿に基づいて回答することで、より正確な結果を得られるでしょう。
やりたいことがない人の仕事探しは適職診断で叶う?向いてる仕事を知る方法」のコラムでも適職診断について触れているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

自分に合った転職エージェントを活用する

ENTJの性格特性を理解し、それを活かせる職場を提案してくれる転職エージェントを見つけることも効果的です。特に、マネジメント職やコンサルティング業界など、ENTJの強みを活かせる分野に特化したエージェントを選ぶことをおすすめします。

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、未経験者を積極的に採用する企業の求人が豊富なので、「未経験の仕事に就けるかな…」と不安な方も安心して利用できますよ。
経験豊富なキャリアアドバイザーが手厚くサポートし、一人ひとりの適性に合った求人を紹介するため、「思っていた仕事とは違う」と感じるリスクを減らせるのがメリットです。1分程度で簡単に受けられる適職診断もあるため、自分に合う仕事を探しやすいのもポイント。そのほか、応募書類の作成や面接対策などのサポートも無料で受けられるので、ぜひお気軽にご相談ください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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