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ESTJ(幹部)の性格は?長所や性格での相性が良いタイプを解説
この記事のまとめ
- ESTJ(幹部)の性格は、現実的で論理的な思考を持つリーダータイプ
- ESTJは組織力に優れ、効率と秩序を重視する傾向がある
- ESTJと相性が良いタイプは、「INFJ」「ESFJ」「ISFJ」
- ESTJはリーダーシップを発揮できる仕事や、規律を守る仕事が向いている
「ESTJ(幹部)の性格って、どのような特徴があるの?」「ESTJである自分の長所や短所を知りたい」と気になっている方もいるでしょう。性格の特徴が分かれば、自分に合った環境や人との関わり方が分かりやすくなりますよね。
ESTJは組織力に優れ、リーダーシップを発揮する傾向がある性格です。現実的で論理的な思考をもち、効率と秩序を重視します。責任感が強く、目標達成に向けて粘り強く取り組む特徴があります。そのため、明確なルールや役割がある職場や、成果が評価される環境にいると力を発揮しやすいでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの林さんのアドバイスを交えつつ、ESTJの基本的な性格や長所・短所を解説しています。また、相性の良いタイプや向いている仕事の特徴をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
ESTJ(幹部)とは
「ESTJ」とは、性格診断で16種類に分けられるタイプの一つです。「幹部」や「管理者」と呼ばれることもあり、組織力に優れ、リーダーシップを発揮する傾向があるでしょう。
また、ESTJは積極的なタイプの「ESTJ-A」と、やや内省的な傾向をもつ「ESTJ-T」の2種類に分類されます。以下で、ESTJの基本的な性格やESTJ-AとESTJ-Tの違いを解説するので、チェックしてみてください。
ESTJの基本的な性格
ESTJは現実的で論理的な思考をもち、効率と秩序を重視するタイプです。責任感が強く、目標達成に向けて粘り強く取り組む傾向があります。
具体的な性格特性は、以下のとおりです。
- ・現実的で実践を重んじる
- ・組織づくりやマネジメントが得意
- ・誠実で責任感が強い
- ・効率や成果を大切にする
- ・伝統や秩序を尊重する
これらの特性は、プライベートやキャリアの両方で強みとなります。たとえば、仕事では効率的な動きやルールを守る姿勢が評価されやすいでしょう。また、プライベートでは計画的に物事を進めるため、周囲から頼りにされることが多いようです。
一方で、ESTJは安定性や実績を重視するため、融通が利かないと思われたり、新しいアイデアに抵抗を示したりすることも。自分の考えを柔軟に見直す姿勢をもちつつ、相手の意見にも耳を傾けることで人間関係がスムーズになるでしょう。
ESTJの4つの指標
ESTJの性格は、「外向型(E)」「観察型(S)」「論理型(T)」「判断型(J)」の4つの指標によって構成されています。それぞれの指標についてみてみましょう。
外向型(E) | ・会話や議論を好む ・新しい人との出会いを楽しむ ・グループワークや共同作業を好む ・自分の考えや意見を積極的に表現する |
観察型(S) | ・具体的な事実や詳細に注目する ・現実的で実践的なアプローチを好む ・過去の経験から学ぶことを大切にする ・抽象的な理論よりも実際の応用を重視する |
論理型(T) | ・客観的な事実や数字を重視する ・論理的な分析を好む ・感情よりも理性を優先する ・公平性と一貫性を大切にする |
判断型(J) | ・計画を立てて行動する ・締め切りを厳守する ・物事を決定することを好む ・秩序と構造を重視する |
外向型(E)
ESTJの「E」は「Extraverted(外向型)」を表します。外向型の人は、他者とのやり取りからエネルギーを得る傾向があります。社交的で、グループ活動や人との交流を好むのが特徴です。
観察型(S)
「S」は「Sensing(観察型)」を意味します。観察型の人は、五感を通じて得られる具体的な情報を重視するタイプです。現実的な考え方を大切にし、実際の経験や確かな情報に基づいて判断する傾向があるでしょう。
論理型(T)
「T」は「Thinking(論理型)」の頭文字です。論理型の人は、感情よりも論理や客観的な事実に基づいて決定を下します。公平性と一貫性を重視し、感情に左右されにくいタイプといえるでしょう。
判断型(J)
「J」は「Judging(判断型)」を意味します。判断型の人は物事に区切りをつけるのが得意で、計画的に進めるのを好みます。秩序と構造を好み、締め切りを守ることを重視する傾向があるでしょう。
「ESTJあるある」からみる性格の傾向
ESTJの性格をより具体的に理解するために、「ESTJあるある」と呼ばれる行動や思考のパターンをみてみましょう。
・予定を立てると安心する
・効率良くなる方法を考えてしまう
・自然とリーダーを任されることが多い
・ルールや決まりごとはしっかり守りたい
・遠回しな表現より、はっきり言ってほしい
・物事を決めるのが早い
・感情よりも事実やデータをもとに話したい
・整理整頓が得意
これらの「あるある」はESTJタイプの強みでもあり、課題にもなり得ます。たとえば、効率重視の姿勢は仕事では評価されるかもしれませんが、プライベートでは融通が利かないと思われる可能性も。自分の特性を理解し、状況に応じて柔軟に対応することが大切です。
ESTJ-AとESTJ-Tの違い
ESTJ-AとESTJ-Tは、ストレスへの対処方法や自信の程度などが異なります。以下で、それぞれの違いをまとめました。
ESTJ-A | ESTJ-T | |
---|---|---|
ストレス耐性 | ストレスに強く、 困難な状況でも冷静に対応する | ストレスに敏感で、 プレッシャーを感じやすい |
自信と自己評価 | 自分の能力に自信をもち、 自己評価が安定している | 自己批判的で、 自分を向上させようと努力する |
決断力 | 迅速に決断を下し、 その結果に満足する傾向がある | 慎重に決断を下し、 結果を気にする傾向がある |
他人の意見への反応 | 批判に動じにくく、 自分の意見を曲げない | 他人の意見や批判を気にかけ、 自分の行動を調整する |
完璧主義の傾向 | 結果が良ければ 細かいことにはこだわらない | 細部まで完璧を求める傾向がある |
どちらのタイプもESTJの基本的な特徴は共通していますが、生活のなかでのストレス管理や人間関係の築き方に違いが現れます。自分のタイプを理解し、それに合った対応を心掛けることで、円満な人間関係や効率的な働き方が実現できるでしょう。
ESTJ(幹部)の長所と短所一覧
ESTJの長所と短所を知ることで、自分の強みを活かしつつ改善点にも目を向けられます。バランスの取れた成長や円滑な人間関係づくりに役立つでしょう。以下で、ESTJ(幹部)の長所と短所をそれぞれ一覧でまとめました。
ESTJの長所
ESTJの長所は、以下のとおりです。
強いリーダーシップ | ESTJは明確な目標を設定し、それを達成するために効率的に行動します。また、周囲の人々をうまく導き、チームをまとめるのが得意です。 |
優れた組織力 | ESTJは物事を体系的に整理し、効率的に管理する能力があります。複雑な課題を小さな部分に分解し、順序立てて解決できるタイプです。 |
現実に即した 判断をする | ESTJは現実的な考え方を大切にし、実際に役立つ方法を好みます。抽象的な理論よりも、具体的な行動や結果を重視するため問題解決や目標達成に能力を発揮するでしょう。 |
責任感が強い | ESTJは自分の役割や責任を真剣に受け止めます。約束や締め切りを大切にし、周囲にも同じ姿勢を求める傾向があるでしょう。 |
決断力がある | ESTJは迅速に決断を下す能力があります。利用可能な情報を素早く分析し、効果的な決定を下すのが得意です。 |
単刀直入な 話し方をする | ESTJは明確で直接的なコミュニケーションを好むタイプです。これにより、誤解や混乱を最小限に抑え、効率的に情報を伝達できます。 |
忠実で信頼される | ESTJは自分の信念や価値観に忠実で、約束を守ります。信頼できるパートナーや同僚として高く評価されやすいでしょう。 |
自分の長所を知っておくと、就職活動にも役立てられます。自分の強みや得意なことを理解しておけば、自信をもって自己PRしやすくなるでしょう。
自己PRとは、自分の強みや特徴をわかりやすく伝えることです。自分の魅力や働くうえでの強みが伝わりやすくなるので、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
仕事を選ぶ際も、自分に合った職場や働き方を見つけるヒントになりますよ。「フリーターの自己PRはどう書く?書けないときの対処法や例文を解説」のコラムでは、フリーターの自己PRでアピールするときのポイントや書き方のコツを解説しているので参考にしてみてください。
ESTJの短所
ESTJがもつ短所には、以下が挙げられます。
融通が利かないことがある | ESTJは規則や手順を重視するあまり、融通が利かなくなることがあります。状況が変化しても、既存の方法を変えることに抵抗を感じる場合があるでしょう。 |
感情面への 配慮が不足しがち | 論理的思考を重視するESTJは、他人の感情への配慮が不足することがあります。これにより、対人関係で摩擦が生じる可能性があります。 |
批判的になりやすい | ESTJは高い基準をもっているため、他人の仕事や行動に対して批判的になりやすい傾向があります。これは、チームの雰囲気を悪くする原因となりかねません。 |
新しい考えに消極的 | ESTJは経験や実績を重視するため、新しいアイデアや革新的な方法に抵抗を感じることがあります。そのため、創造性や柔軟さが求められる場面では苦戦することもあるでしょう。 |
ストレスを 抱え込みやすい | 責任感が強いESTJは、複数の仕事を自分で抱え込みがちです。そのため、疲れがたまってしまい、心身に負担が掛かる可能性があります。 |
周囲に合わせるのが苦手 | ESTJは効率性を重視するあまり、他人のペースや状況を考慮せずに行動することがあります。これにより、周囲との調和が乱れる可能性があるでしょう。 |
仕切り過ぎてしまうことがある | リーダーシップに優れるESTJですが、過度に支配的になり、他人の意見や提案を無視してしまうことがあります。 |
ESTJの短所や課題を認識し、改善に努めることで人間関係を築いたり、個人的な成長を遂げたりできるでしょう。
自分に合った仕事を見つけるには、苦手なことに目を向けるのも有効です。苦手なことに目を向けることで自分の強みがより明確になり、能力を最大限に活かせる仕事を選べるようになるでしょう。
「自分の適職がわからない理由は?仕事探しのポイントや見つける方法を解説」のコラムでは、自分の適職を見つけるメリットや方法を解説しているので参考にしてみてください。
【男女別】ESTJ(幹部)の恋愛に対する考え方
ESTJ(幹部)は責任感が強く、物事をはっきりさせるタイプです。しかし、男女で恋愛に対する考え方やアプローチに違いがあり、それぞれの特徴を理解することが円滑な関係づくりに役立つでしょう。ここでは男女別に恋愛の傾向を紹介します。
男性がもつ考え方 | ・安定した関係を求める ・強い責任感をもち、誠実であることを重視する |
女性がもつ考え方 | ・恋愛関係においても自立性を保つことを重視する ・パートナーとのオープンで直接的なコミュニケーションをとる |
また、伝統的な価値観をもつ傾向があるため、結婚や家族形成についても真剣に考えます。パートナーとの将来について具体的なビジョンをもち、それに向けて着実に進んでいくことを好む人が多いようです。
ESTJの女性は、感情にも柔軟で、パートナーの気持ちを大切にしようとします。ただ、物事を考えるときはいつも論理的な部分も大切にしているため、感情と理性のバランスを取りながら関係を築こうとするでしょう。
このように、恋愛に対して計画的かつ実践的なアプローチをとりますが、それぞれの性別によって若干の違いがみられます。お互いの恋愛観を理解することで円満な関係を築けるでしょう。
ESTJ(幹部)と相性の良い・悪いタイプ
相手のタイプを理解することは、ESTJとの関係性を築く際に役立つでしょう。相性の良いタイプとは互いの長所を活かし合える可能性が高く、一方で相性の悪いタイプとは、コミュニケーションや価値観の違いによって摩擦が生じやすい傾向があります。
ただし、相性はあくまで一般的な傾向のため、すべての人に当てはまるわけではありません。あくまでも目安として参考程度にとどめておきましょう。
ESTJと相性の良い傾向があるタイプ
ESTJと相性が良いタイプは、ESTJの実践的なアプローチを理解し、それを補完できる特性をもつ傾向があります。以下に、ESTJと特に相性が良いとされる3つのタイプを紹介します。
INFJ(提唱者) | ・ESTJの実践的で組織的なアプローチは、INFJの直感的で洞察力に富んだ視点をうまく補います。 ・INFJの深い洞察はESTJの判断に深みを加え、一方でESTJの明快なコミュニケーションはINFJの考えを具体化する助けになるでしょう。 |
ESFJ(領事) | ・両タイプとも外向的な性格をもち、人々と交流することを好みます。 ・ESFJもESTJと同様に責任感が強く、組織をまとめる能力に優れています。 |
ISFJ(擁護者) | ・両タイプとも、現実的で実践的なアプローチを得意とします。 ・ISFJとESTJは共に、伝統的な価値観を重んじる傾向があります。 |
INFJ(提唱者)
INFJは、ESTJが気づきにくい感情や長期的な視点に目を向けることで、ESTJの決定や行動がよりバランス良く、効果的になります。たとえば、チームプロジェクトでは、ESTJが効率的な計画を立てる一方で、INFJがメンバーの気持ちやモチベーションに気を配り、支え合えるでしょう。
ESFJ(領事)
ESFJの強みは、人の気持ちやニーズに敏感なところです。これは、つい感情を後回しにしがちなESTJとちょうど良いバランスになります。たとえば、職場ではESTJが効率や成果を大切にする一方で、ESFJはチームの雰囲気に配慮することで、みんなが気持ち良く働ける環境を作る助けになるでしょう。
ISFJ(擁護者)
ISFJの細やかな気配りと忠実さは、ESTJの効率重視の姿勢をバランス良く補完します。たとえば、家庭生活において、ESTJが全体的な計画や予算管理を担当し、ISFJが日々の細やかなケアや家族の健康管理を担当するといった役割分担が可能です。
ISFJのISFJの基本的な性格や相性は「ISFJ(擁護者)と相性が良いのは?恋愛や仕事で合うタイプを解説」のコラムで解説しているので、チェックしてみてください。
ESTJと相性の悪い傾向があるタイプ
価値観やコミュニケーションスタイルの違いから、摩擦が生じやすいタイプもあります。相性の悪い傾向があるタイプは、以下のとおりです。
INFP(仲介者) | ・INFPは理想主義的で感情重視の傾向がありますが、ESTJは現実主義的で論理重視です。 ・INFPは多くの可能性を探りたがる一方、ESTJは迅速な決断を好みます。 |
ISTJ(管理者) | ・両タイプとも強いリーダーシップをもつため、主導権を巡って対立する可能性があります。 ・両者とも自分のやり方を変えることを好まないため、お互いに譲歩することが難しい場合があります。 |
ISTP(巨匠) | ・ESTJはしっかりとした計画を立てて物事を進めるのが得意ですが、ISTPはその場の状況に応じて柔軟に動くタイプです。 ・ESTJは決められたルールや手順を大切にしますが、ISTPは「やり方」にこだわらず、自分なりの工夫や発想を大切にします。 |
INFP(仲介者)
INFPの理想主義的な性格は、ESTJの現実主義的なアプローチと衝突する可能性があります。また、INFPの決断の遅さや曖昧さが、ESTJの効率重視の姿勢とぶつかることもあるでしょう。
INFPの繊細な価値観や気持ちを尊重する姿勢を意識すると、対話がスムーズになります。急かさず、相手のペースに少し歩調を合わせることで、信頼関係が築けるでしょう。
「INFP(仲介者)と相性が良いタイプは?恋愛・仕事で合う性格も解説」のコラムでは、INFP(仲介者)の基本的な性格や相性を解説しているので、参考にしてみてください。
ISTJ(管理者)
ISTJタイプもESTJと相性が悪い傾向にあります。両者には似た特徴がありますが、それがかえって摩擦の原因となることも。たとえば、職場で新しいシステムを導入する際、ESTJとISTJが異なるアプローチを主張し、互いに譲らないという状況が起こりうるでしょう。
似ているからこそ起こるぶつかり合いには、「目的は同じ」と再確認することが有効です。意見の違いを対立ではなく、より良い選択肢を見つける材料として捉えると、お互いの強みを活かせます。
ISTP(巨匠)
ISTPの独立心の強さと冒険心は、ESTJの秩序や効率性重視の姿勢と衝突する可能性があります。また、ISTPの即興的な問題解決アプローチが、ESTJの計画的なアプローチと相容れないことがあるでしょう。
STPの柔軟さやひらめきを否定せず、「別の角度から見る視点」として受け入れる姿勢をもつと、相手の意欲を引き出せます。任せられる部分は信頼して委ねると、うまく補い合える関係になる可能性がありますよ。
ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴
ESTJは責任感が強く、組織的で、効率性を重視するリーダー気質の持ち主です。そのため、管理職やリーダーシップを発揮できる仕事が向いているでしょう。
もちろん、それらのポジションに就くためには経験が必要になる場合もありますが、ESTJの資質を活かし、未経験から挑戦できる仕事は存在します。
以下で、ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴を解説するので、仕事を選ぶ際の参考にしてみてください。
ESTJ(幹部)に向いている仕事の特徴
- リーダーシップを発揮できる仕事
- 厳格な規律を守る仕事
- 現実的な思考が活かせる仕事
リーダーシップを発揮できる仕事
ESTJは、生まれながらのリーダーシップ能力をもっています。明確な目標を設定し、チームを効果的に指揮する能力に長けているため、チームをまとめて目標を達成するような仕事に向いているでしょう。
具体的には、以下のような職種が挙げられます。
営業職 | 最初は先輩の指導を受けつつ徐々に顧客との信頼関係を築き、自分の顧客基盤を拡大していくことで、リーダーシップを発揮する機会が生まれます。目標達成への強い意欲と、顧客を管理・育成する能力が活かせるでしょう。 |
販売・サービス職 | 従業員のモチベーション管理や売上目標達成など、リーダーシップが求められる仕事です。小売店や飲食店などで現場を経験し、その後店長として店舗運営、スタッフの育成・管理などを任されるポジションを目指せます。 |
施工管理 | 建築現場などで、工程管理や安全管理、関係者との調整などを行います。未経験からでも資格取得を目指しながらキャリアアップすることで、現場をまとめるリーダーとして活躍できるでしょう。 |
いずれの仕事も、特別な資格や経験がなくてもスタートできるのが魅力ですよ。現場で少しずつ経験を積むことで、ESTJタイプが得意とする「段取り力」や「責任感」を活かせるでしょう。
「営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業職の仕事内容や年収を解説しているので、興味のある方はあわせてチェックしてみてください。
厳格な規律を守る仕事
ESTJは規則や手順を重視し、それらを厳格に守る傾向があります。このため、法律や規則に基づいて行動することが求められる職業が彼らに適しているでしょう。
厳格な規律を守る仕事にある職種は、以下のとおりです。
公務員 | 公務員は法律や規則に基づいて業務を遂行するため、ESTJの特性に合致しています。公務員になるには、公務員試験に合格することが必要です。 |
事務職 | 会社のルールや手続きを遵守し、正確な業務遂行が求められます。未経験からでも始めやすく、一般事務、経理事務、営業事務などさまざまな専門性を身につけられるでしょう。 |
警備員 | 施設やイベント会場の安全を守る仕事で、規則やマニュアルに沿って行動することが重要です。未経験から始めやすく、資格取得でキャリアアップできる可能性があります。 |
これらの仕事はルールを守る力や責任感の強さを活かせるだけでなく、未経験から挑戦しやすい点も魅力です。自分の特性に合った環境で働くことで、最大限に能力を発揮しやすくなるでしょう。
公務員を目指すときの試験対策は「ニートから公務員は目指せる?試験合格に向けたコツや注意点を紹介!」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
現実的な思考が活かせる仕事
ESTJは現実的で実用的な思考の持ち主です。具体的な成果を重視し、効率的に目標を達成することを得意とするので、以下のような仕事が向いています。
プログラマー | 論理的に考えながらシステムやアプリを作る仕事です。働きながら知識や技術を身につけていける環境が整っている企業もあります。 |
Webデザイナー | 見た目の美しさだけでなく、使いやすさや目的に合ったデザインを形にする仕事です。クライアントの要望を理解し、具体的なデザインに落とし込む必要があります。 |
データ入力 | 正確なデータ入力が求められる仕事で、ESTJの細部への注意力と正確さが活かせます。データ分析のスキルを身につけることで、売上や顧客動向などを詳しく把握できるようになり、経営や戦略の重要な意思決定に関わるポジションへとキャリアアップが可能です。 |
これらの仕事は未経験からチャレンジしやすく、努力次第でスキルアップやキャリアの幅を広げられます。幅広い業界や職種について調べ、自分に合った仕事を見つけましょう。「未経験からプログラマーになれる?実態は?代表的な職種や目指し方を解説」のコラムでは、プログラマーの代表的な職種や未経験からプログラマーを目指すコツを解説しているので参考にしてみてください。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

林 瑠莉香
これからの働き方に迷ったときは、自分らしさを活かせる環境に目を向けてみましょう。ESTJの責任感やリーダーシップが発揮できる場では、やりがいを感じやすくなりますよ。「強みを活かせる」「価値観がマッチする」といった職場なら、前向きに仕事に取り組みやすくなるでしょう。
仕事探しに迷ったら、就職・転職エージェントに相談して、希望や適性にマッチした求人や企業を紹介してもらうのもおすすめです。
「強みを活かせる仕事がしたい」「自分に合う仕事を探せるか不安」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒など若年層の就職・転職支援に特化しています。
豊富なカウンセリング実績を持つキャリアアドバイザーが、希望や経験、性格などをじっくりとヒアリングし、性格に合う仕事を厳選してご紹介。ご提案する求人や企業は、担当者が実際に足を運んだ優良企業です。事前に社風や業務内容をお伝えできるため、希望にマッチする仕事を見つけられるでしょう。
また、応募書類の添削や面接対策も行うので、就職・転職活動をしたことがない方も自信をもって選考に臨めるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ESTJ(幹部)に関する疑問
ここでは、ESTJ(幹部)に関する疑問をQ&A形式で解決します。また、MBTI診断の活用方法にも触れているので、参考にしてみてください。
ESTJはどのような相性ですか?
ESTJは組織的で効率性を重視し、リーダーシップを発揮するタイプです。現実的で論理的な思考と決断力に優れ、明確な目標を設定し、着実に実行します。規律と伝統を重んじ、ルールや秩序を大切にするのが特徴です。しかし、コミュニケーションは直接的で率直なため、厳しい印象を与えることもあるでしょう。
ESTJが「性格が悪い」といわれるのはなぜ?
効率性を重視するESTJは、物事をはっきりと伝える傾向があるため、冷静すぎたり、厳しく聞こえてしまうことがあり、「性格がきつい」と受け取られる可能性があります。
また、規則や伝統を大切にする姿勢から、柔軟性に欠ける印象を与え、新しいアイデアを受け入れにくいと誤解されることもあるでしょう。
MBTI診断の活用方法は?
MBTI診断は自分を知り、他人とより良く関わるためのヒントになります。結果にとらわれすぎず、自己理解やコミュニケーション、キャリアの参考として上手に活用してみましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは1分程度でできる適職診断ツールも利用可能です。自分一人では気づけなかったアピールポイントが見つかれば、より仕事の選択肢が広がるでしょう。自分に合った仕事がしたい方はぜひご相談ください。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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