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ISTPに向いている仕事が知りたい!適職7選と相性のいい職場
この記事のまとめ
- STP型の人に向いている仕事は、問題解決能力や実践的スキルを活かせる分野
- ISTPの強みを活かせる仕事は、システムエンジニアや自動車整備士など
- 自由度が高く技術力が重視される仕事の環境がISTPに向いている
- 自分に合う仕事を見つけるには、自己分析やキャリアプランの作成などを行うことが大切
- ISTPに適性のある仕事を見つけるには、就職・転職エージェントに相談するのも手
「ISTP型の性格に合う仕事って何だろう?」「自分の強みを活かせる職場はどこだろう?」と悩んでいる方もいるでしょう。
ISTPの強みとして、論理的思考力や問題解決能力などが挙げられます。それらの強みは「システムエンジニア」「映像編集者」「Webデザイナー」などの仕事で活かせるでしょう。
自分に向いている仕事を見つけるには、自己分析や企業研究を行い、長期的なキャリアプランを立てることがおすすめです。また、就職・転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談して、自分に適性のある仕事を紹介してもらうのも一つの方法でしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの安田さんのアドバイスを交えて、ISTPの性格特性を詳しく解説するとともに、その強みを発揮できる職業を紹介します。また、自己分析やキャリアプランを考える際にISTPが意識するポイントもまとめました。キャリアに悩むISTPの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事にコメントしているアドバイザー
ISTPとは?基本的な特徴を理解しよう
ISTPは、16Personalitiesで分類される16の性格タイプの1つです。「内向型」「観察型」「論理型」「探索型」の特性を持つ人々を指します。この性格タイプは、しばしば「巨匠」と呼ばれることがあるようです。
ISTPは、論理的思考と実践的なスキルを巧みに組み合わせる能力を持っています。物事を客観的に分析し、効率的な解決策を見出すのが得意です。また、好奇心が旺盛で、新しい経験や挑戦を求める傾向があります。
ISTPの性格特性
ISTPの人々は、静かで落ち着いた印象を与えることが多いですが、その内面には冒険心と行動力が秘められています。周囲の状況を鋭く観察し、必要なときに迅速かつ適切に行動を起こすでしょう。
ISTPの特徴的な性格特性には以下のようなものがあります。
実践的思考 | ISTPは理論よりも実践を重視。手を動かして学ぶことを好み、実際の経験から得られる知識を大切する。 |
適応力の高さ | 変化や新しい状況に柔軟に対応する能力に優れている。観察力と即興的な問題解決能力がある。 |
独立心の強さ | ISTPは自立心が強く、自分のペースで物事を進めることを好む。他人からの過度な干渉や制限を嫌う傾向がある。 |
冷静さと論理的思考 | 感情に流されることなく、冷静に状況を分析し論理的な判断を下せる。 |
リスクテイキング | 新しい経験や挑戦を求める傾向があり、ときにはリスクを恐れずに行動することがある。 |
細部への注意 | ISTPは細かい部分にも注意を払い、精密な作業や分析を得意とする。 |
これらの特性は、ISTPが職場や日常生活でどのように行動し、意思決定を行うかに影響を与えるでしょう。
ISTP-AとISTP-Tの違い
ISTPの中でも、さらに「ISTP-A(自己主張型)」と「ISTP-T(慎重型)」の2つのサブタイプに分けることができます。これらの違いは、主にストレス対処能力や自信の程度に表れるようです。
ISTP-A(自己主張型)
ISTP-Aは、自信に満ちており、ストレスに強い傾向があります。自分の判断や能力に確信を持ち、困難な状況でも動じることなく対処できるでしょう。ISTP-Aの特徴を以下にまとめました。
- ・高い自己肯定感
- ・ストレス耐性が強い
- ・決断力がある
- ・リスクテイキングに積極的
- ・批判や反対意見に動じにくい
ISTP-Aは、より積極的に自分の意見を表明し、リスクを恐れずに行動する傾向があります。
ISTP-T(慎重型)
ISTP-Tは、より慎重で自己批判的な面も。自分の判断や能力に対してときに不安を感じることがあり、決定を下す前により多くの情報を集めようとする傾向があります。ISTP-Tの特徴を以下にまとめました。
- ・自己反省的
- ・ストレスに敏感
- ・決断に時間がかかることがある
- ・リスクを慎重に評価する
- ・批判や反対意見に敏感
ISTP-Tは、完璧主義的な一面を持ち、ミスを恐れる傾向があるようです。
ISTPの強み・弱み
ISTPの性格特性を深く理解することで、彼らの強みと弱みがより明確になります。これらを把握することは、キャリア選択や自己改善、そして人間関係の構築に大いに役立つでしょう。
ISTPの強み
ISTPの強みとして、問題解決能力や適応力の高さなどが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
問題解決能力
ISTPの強みの一つは、優れた問題解決能力です。論理的思考と実践的なスキルを組み合わせ、効率的に問題を解決することができます。複雑な状況でも冷静に分析し、最適な解決策を見出す能力に長けていますよ。
この能力は、技術系の職業やプロジェクト管理など、問題解決が重要な役割を果たす分野で特に活かせる傾向にあります。ISTPは、緊急時や予期せぬ事態にも冷静に対応し、迅速かつ効果的な解決策を提案できるでしょう。
適応力の高さ
ISTPは、新しい環境や状況に柔軟に適応する能力が高いといえます。変化を恐れず、むしろ新しい挑戦を楽しむ傾向がありますよ。
技術の進歩や市場の変化に迅速に対応できるため、IT業界やスタートアップ企業など、常に変化と革新が求められる環境で活躍できる傾向にあります。
実践的スキル
ISTPの強みとして、理論よりも実践を重視することも挙げられるでしょう。手を動かして学ぶことを好み、実際の経験から得られる知識を大切にします。この特性はエンジニアリングやスポーツなど、実践的なスキルが重要な分野で強みとなりますよ。
また、この実践的なアプローチは、理論を現実世界に適用する能力を高め、イノベーションや改善につながることもあるでしょう。
観察力と細部への注意
観察力と細部への注意力も、ISTPの強みといえます。ISTPは鋭い観察力を持ち、周囲の環境や状況の細かな変化を敏感に察知します。この能力は、品質管理、デザイン、調査研究など、詳細な分析や精密な作業が必要な職業で役立ちますよ。
彼らの観察力は、問題の早期発見や、効率的なプロセス改善にも貢献するでしょう。
独立心と自立性
ISTPの強みは、独立心や自立性を持っていることです。自分のペースで仕事を進めることを好むため、フリーランスや起業家に向いているでしょう。
また、彼らは自己管理能力に優れているため、リモートワークや柔軟な勤務形態にも適応しやすいといえます。
リスクマネジメント能力
ISTPは冷静に状況を分析し、リスクを評価する能力に長けているといえます。感情に流されることなく、客観的な判断を下せるでしょう。この能力は、金融業界や危機管理の分野で活かせる傾向にあります。
ISTPの弱み
ISTPの弱みには、「長期的な計画」「感情表現やコミュニケーション」などが考えられます。また、ルーティンワークが苦手であったりルールに縛られるのを嫌ったりするようです。
長期的な計画を立てることが苦手
ISTPは現在の瞬間に集中する傾向があり、長期的な計画を立てることを苦手とすることがあります。彼らは即興的な問題解決には強いですが、将来の展望を描くことには困難を感じる場合も。
この特性は、戦略的な計画立案が必要な管理職やプロジェクトマネジメントの役割で課題となる可能性があります。
感情表現とコミュニケーションが不得手
ISTPは論理的思考を好むため、感情表現や他人との深い関係構築に時間がかかる場合があります。自分の感情を言葉で表現することを苦手とし、他人の感情を理解することにも困難を感じることもあるでしょう。
この特性は、チームワークや顧客サービスが重要な役割を果たす環境では課題となる可能性があります。
ルーティンワークへの不適応
ISTPは新しい挑戦や変化を好むため、単調な作業や日常的なルーティンワークに不満を感じやすいでしょう。常に刺激を求める傾向があり、同じ作業の繰り返しに退屈を感じやすい場合も。
この特性は、定型業務が多い事務職や、厳格なルーティンが求められる職種では課題となる可能性があります。
規則や慣習への抵抗
ISTPは自由を重視し、厳格なルールや慣習に縛られることを嫌う傾向があります。効率性や実用性を重視するため、意味のない規則や形式主義に抵抗を感じる場合も。
この特性は、厳格な組織構造や手順が重要視される環境では課題となるでしょう。
完了までのモチベーション維持
ISTPは新しいプロジェクトや課題に対して高いモチベーションを持って取り組みますが、興味が薄れると完了まで集中力を維持することが難しくなる場合があります。問題解決の過程を楽しみますが、細かい仕上げや文書化などの作業に対しては熱意が低下することがあります。
この特性は、長期的なプロジェクトや、細かい完成度が求められる仕事では課題となるでしょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

室谷 絵夢
ISTPは、物事を客観的に捉え、解決策を導き出す能力に優れています。その反面、コミュニケーションが苦手だったり、規則を守るのが不得意だったりする場合も。
ISTPの方のなかには、「自分の性格に合う仕事や職場ってあるのかな…」と、不安に感じることもあるでしょう。ですが、心配する必要はありません。自由度が高かったり、技術力が重視されたりする職場で、ISTPの強みが発揮できますよ。
「具体的にどういった仕事?」「自分に合う職場を見つける自信がない…」といった方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
私たちは求職者に丁寧なヒアリングを行い、一人ひとりの性格や強み、スキルに合った求人を厳選して5〜6社ご紹介します。内定後も仕事での悩みがないか、キャリアアドバイザーがフォローするので、新しい職場に馴染めるか不安な方も安心できますよ。就職・転職活動の不安は一人で悩まず、私たちハタラクティブにご相談くださいね。
ISTPに向いている仕事7選
ISTPに向いている仕事は「システムエンジニア」「映像編集者」などが考えられます。ここでは、厚生労働省のjob tagをもとに、ISTPと相性の良い7つの職業を詳しく紹介します。これらの職業は、ISTPの強みである問題解決能力や適応力、実践的スキル、そして細部への注意力を活用できる分野です。
ただし、ここで紹介する仕事が必ずしもISTPに向いているとは限らないので、参考程度にご覧くださいね。
ISTPに向いている仕事
- システムエンジニア
- プログラマー
- 映像編集者
- Webデザイナー
- 自動車整備士
- 電気技師
- 機械設計技術者
1.システムエンジニア
システムエンジニアは、ISTPに向いている仕事といえます。「システムエンジニア(基盤システム)」によると、複雑なコンピューターシステムの設計や構築、保守を行う仕事です。
ISTPはシステムの不具合や最適化の問題に対して、効率的な解決策を見出せるでしょう。また、ISTPの適応力の高さは、急速に進化するIT技術にも対応できる傾向にありますよ。
2.プログラマー
プログラマーの仕事も、ISTPの知的好奇心を満たせるため向いているでしょう。「プログラマー」は、ISTPの細部への注意力と論理的思考を要する仕事です。ISTPは、実践的なスキルを身につけるのが得意な性格タイプのため、新しい技術やプログラミング言語の習得にも積極的に取り組めるでしょう。
プログラマーはバグの修正やコードの最適化など、常に問題解決が求められます。プログラミング言語や開発ツールは常に進化しており、ISTPの高い適応力が活かされるでしょう。
3.映像編集者
ISTPは映像編集の仕事にも向いていると考えられます。「映像編集者」は、技術的スキルと創造性の両方が求められる職業です。ISTPの細かい作業への集中力と、新しいソフトウェアやテクニックへの適応力が活かされるでしょう。
たとえば、映像や音声の細かな調整が必要な作業に適していると考えられます。また、常に進化する編集ソフトウェアや技術に柔軟に対応できるでしょう。
4.Webデザイナー
Webデザイナーの仕事もISTPに向いている傾向にあります。「Webデザイナー(Web制作会社)」によると、Webデザインは、技術的なスキルと美的センスの両方が必要です。ISTPの問題解決能力と創造性を組み合わせることで、ユーザーフレンドリーで魅力的なWebサイトを作成できるでしょう。
ISTPの問題解決能力によって、ユーザビリティの問題やクライアントの要求に対する創造的な解決策を見出せる場合も。また、ISTPは適応力あるため、Web技術やデザイントレンドの急速な変化に柔軟に対応できるでしょう。
5.自動車整備士
自動車整備は、ISTPの実践的なスキルと問題解決能力が活かされる仕事です。「自動車整備士」によると、自動車の走行の安全確保、有害排出ガスや騒音の抑制などの環境保全のために点検・整備を実施するのが自動車整備士。
ISTPの問題解決能力は、車の故障診断と修理に向いているでしょう。また、細部への注意力は複雑な機械部品の扱いに適している可能性がありますよ。
6.電気技師
電気技師の仕事は、ISTPの論理的思考と実践的が活かせる仕事だといえます。「電気技術者」によると、電気技師は電気設備や機器の技術開発や改良、安全な運転のための保守・管理、更新工事などを行う仕事です。
ISTPの問題解決能力は電気系統のトラブルシューティングに適しているでしょう。また、理論だけでなく、実際の配線や機器の取り扱いが求められるといえます。
7.機械設計技術者
機械設計技術者の仕事も、ISTPに向いているでしょう。「機械設計技術者」は、市場のさまざまなニーズに応え、最新の技術を駆使して、機械製品を開発・設計する仕事です。
ISTPの強みである、細部への注意力と創造的な問題解決能力が求められるでしょう。新しい機械の設計や既存の機械の改良など、常に挑戦的な課題に取り組むことも可能です。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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ISTPに向いていない仕事
ISTPの特性を考慮すると、「営業職」「管理職」などの仕事は相性が悪い可能性があります。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、個人の興味や経験によっては、これらの職種でも成功できる可能性がある点に注意してくださいね。
営業職
ISTPに向いていない仕事として、営業職が挙げられます。営業職は、人との頻繁なコミュニケーションや感情的な交渉が必要です。ISTPは論理的思考を好み、感情的なやり取りを苦手とするため、ストレスを感じやすい可能性があります。
営業職は顧客との関係構築が重要ですが、ISTPは深い人間関係を築くのに時間がかかる場合も。また、ISTPは論理的なコミュニケーションを好みますが、営業では感情に訴えかける必要があるでしょう。さらに、営業目標の達成には長期的な戦略が必要ですが、ISTPは現在の瞬間に集中する傾向があります。
ただし、技術営業など、ISTPの専門知識を活かせる営業職であれば、適性がある可能性もありますよ。
管理職
管理職も、ISTPに向いていない仕事として考えられます。管理職は長期的な計画立案や人員管理が求められます。ISTPは現在の瞬間に集中する傾向があり、長期的な視点での管理や他者のモチベーション管理を苦手とすることも。
また、ISTPは独立心が強く、他者の感情や動機を理解し、管理することを難しく感じる可能性があります。さらに、管理職には多くの会議や打ち合わせが求められますが、ISTPは実践的な活動を好むため向いていないと考えられるでしょう。
ただし、技術部門の管理職など、ISTPの専門知識や問題解決能力を活かせる管理職であれば、適性がある可能性もあります。
接客・サービス業
ISTPは接客・サービス業にも向いていないといえるでしょう。接客・サービス業は常に顧客の感情に寄り添い、適切な対応をする必要があります。ISTPは感情表現や他者の感情理解を苦手とする傾向があるため、この職種ではストレスを感じやすいかもしれません。
また、ISTPは内向的な傾向があるため、常に人と接する環境でストレスを感じる可能性も。さらに、接客業では会社の方針やマニュアルを厳格に守りお客さまと接する必要がありますが、ISTPは自由な環境を好む傾向があります。
ただし、技術サポートといった、ISTPの問題解決能力を活かせるサービス業であれば、適性がある可能性もあるでしょう。
ISTPと相性の良い職場
ISTPと相性の良い職場環境には「自由度が高い」「技術力が重視される」など、いくつかの共通点があります。これらの特徴を持つ職場では、ISTPが自身の強みを最大限に発揮し、満足度の高い職業生活を送れるでしょう。
自由度が高い
ISTPは自由度が高い職場と相性が良い可能性があります。ISTPは独立心が強く、自由な環境で最大のパフォーマンスを発揮します。厳格なルールや細かい管理よりも、自己裁量権が与えられる職場環境が適しているでしょう。
以下に、自由度の高い職場の特徴をまとめました。
- ・フレックスタイム制やリモートワークの導入
- ・業務遂行の方法や順序を自分で決められる
- ・創造性や革新的なアイデアが歓迎される
- ・過度な監視や管理がない
このような環境では、ISTPは自分のペースで仕事を進め、効率的に問題を解決できると考えられます。また、新しいアイデアや方法を試す機会もあるため、ISTPの好奇心を満たし、モチベーションを高く保てるでしょう。
技術力が重視される
ISTPは実践的なスキルや技術力を重視します。そのため、個人の技術力や問題解決能力が正当に評価される職場環境と相性が良いようです。常に新しい技術やスキルを学ぶ機会がある環境も、ISTPのモチベーション維持に効果的でしょう。
ここでは、技術力重視の職場の特徴を4つ紹介します。
- ・専門的なスキルや知識が高く評価される
- ・継続的な学習や技術向上の機会がある
- ・技術的な課題に取り組む機会が多い
- ・イノベーションや効率化が奨励される
このような環境では、ISTPは自身の技術力を磨き、それを実践的に活用する機会を得られるでしょう。また、新しい技術や手法に触れることで、ISTPの好奇心を満たし、モチベーションを維持できますよ。
単調な作業が少ない
単調な作業が少ない職場も、ISTPと相性が良いでしょう。ISTPは新しい挑戦や変化を好む傾向にあります。単調な作業の繰り返しよりも、常に新しい問題や課題に取り組める環境が適しているでしょう。多様なプロジェクトや変化に富んだ業務内容が、ISTPの興味を引き続ける可能性があります。
単調な作業が少ない職場の特徴を以下にまとめました。
- ・多様なプロジェクトや業務がある
- ・問題解決や創造的思考が求められる
- ・定型業務の自動化が進んでいる
- ・新しい技術や手法の導入に積極的である
このような環境では、ISTPは常に新しい挑戦に直面し、その問題解決能力を発揮できると考えられます。また、変化に富んだ業務内容は、ISTPの適応力と実践的スキルを活かせるでしょう。
自分に向いてる仕事を見つけるポイント
ISTPに限らず、自分に合った仕事を見つけるには「自己分析をする」「キャリアプランを立てる」「企業研究を徹底する」などのポイントが重要です。これらのステップを踏むことで、より適切なキャリア選択が可能になるでしょう。
ここでは、自分に向いている仕事を見つけるポイントを紹介します。「自分の強みや特性が活かせる仕事を見つけたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自己分析を行う
自分に向いている仕事を見つけるためには、自己分析を行うことがおすすめです。自分の強みや弱み、興味、価値観を深く理解することが大切。性格診断テストや過去の経験の振り返りなどを通して、自己理解を深めましょう。
「自己分析の方法が分からない」といった方に向けて、自己分析のやり方をまとめました。
- 1.過去の成功体験や失敗体験を分析する
- 2.自分が楽しいと感じる瞬間や苦手と感じる活動をリストアップする
- 3.友人や家族に自分の特徴について意見を聞く
上記を紙に書き出したり、携帯のメモアプリに入力したりして、まとめてみましょう。
さらに、以下のポイントを意識するとより効果的に行えますよ。
- ・客観的に自分を見つめる
- ・長所だけでなく短所も正直に認識する
- ・興味や価値観の変化にも注目する
自己分析を通して、「ISTPとしての一般的な特性」と「自分固有の特性」を区別し、より詳しく自分自身を理解できるでしょう。
自己分析のやり方は、「自分のしたいことがわからない…見つけ方や仕事の探し方を解説」のコラムでも紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
キャリアプランを明確にする
キャリアプランを明確にすることも、自分に向いている仕事を見つけるために大切です。自分が5年後、10年後にどのようなキャリアを歩んでいたいかを考えることで、今取るべき行動が明確になりますよ。
しかし、ISTPは長期的な計画を立てることを苦手とする場合もありますよね。その場合は、以下の手順でキャリアプランを立てるのがおすすめです。
キャリアプラン作成のステップ | ISTPがプランを作成しやすくなるポイント |
---|---|
1.長期的なキャリアゴールを設定する | ・「やりたいこと」より「やりたくないこと」を洗い出し消去法で進める ・「毎日9~17時のデスクワークは嫌」「好きな場所で仕事したい」など、理想の生活スタイルを考える ・10年後が遠過ぎる場合は、3~5年後の「ありたい姿」に焦点をあてる |
2.そのゴールに到達するための中間目標を設定する | ・現在地からの「試してみたいこと」をリストアップする (例:「資格の勉強を1ヶ月やってみる」) ・目標を「体験」に変換する (例:「管理職になる」ではなく「チームをまとめる経験を3ヶ月してみる」など) |
3.各目標を達成するために必要なスキルや経験を特定する | ・すでに持っているスキルを起点にし、「得意なことをどう活かせるか」から逆算する ・スキルを「使っている自分」を想像する |
4.具体的なアクションプランを立てる | ・毎週やるべきことを3つ決めるといった、柔軟なアクションプランを作成する ・ToDoリストでこまめに達成感を得る仕組みにする ・3ヶ月ごとに計画の見直し日を設定しリセット・修正のタイミングを設ける |
ISTPの場合、長期的な計画を立てるのが苦手な傾向がありますが、大まかな方向性を定めることで、より効果的なキャリア選択が可能になるでしょう。
キャリアプランの立て方や必要性について、「面接でのキャリアプランの答え方は?例文や思いつかない際の対処法もご紹介」のコラムでも解説しているので、ぜひご覧くださいね。
企業研究を徹底する
自分に向いている仕事を見つけるには、興味のある業界や企業について、徹底的に調べることも大切です。企業の文化や価値観、実際の業務内容などを理解することで、自分との相性を判断しやすくなるでしょう。
企業研究の方法を以下にまとめました。
- 1.企業のウェブサイトや年次報告書を読む
- 2.業界誌やニュース記事を調査する
- 3.企業説明会や会社見学に参加する
- 4.可能であればその企業で働く人々にインタビューする
企業研究を行う際は、企業の理念や文化が自分の価値観と合致しているか確認しましょう。具体的な業務内容や求められるスキルを把握するのも重要です。
また、企業の成長性や将来性をチェックしたり、職場環境や福利厚生なども確認するのがおすすめです。
ISTPの場合、特に「職場の自由度」「技術力の重視度」「業務の多様性」などに注目して調査すると、より向いている仕事に出会いやすいでしょう。
就職・転職エージェントを利用する
自分に向いている仕事を見つけるには、就職・転職エージェントを利用するのも一つの方法です。プロのキャリアアドバイザーに相談することで、自己分析や企業研究をサポートしてくれるため、より効果的に仕事探しができるでしょう。
自分の希望する業界や職種に強いエージェントを選ぶこともおすすめです。ISTPの場合、技術系や専門職に強いエージェントを選ぶことで、より適切なキャリアアドバイスを受けられる可能性があるでしょう。就職・転職エージェントのハタラクティブは若年層に向けた就職・転職支援サービスを行っています。
経験豊富なキャリアアドバイザーが手厚くサポートし、一人ひとりの適性に合った求人を紹介するため、「思っていた仕事とは違う」と感じるリスクを減らせるのがメリットです。担当者が強みを引き出す自己分析を一緒に行うため、就職・転職活動が初めての方も安心できますよ。1分程度で簡単に受けられる適職診断もあるため、自分に合う仕事を探しやすいのもポイントです。
そのほか、応募書類の作成や面接対策などのサポートを無料で受けられるので、ぜひお気軽にご相談ください。
※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格を持つ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。 ※「MBTI®@https://www.mbti.or.jp/」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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