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大学卒業後の進路はどうする?決まらないとき考えたいこと

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この記事のまとめ

  • 大学卒業後の進路が決まらないときは、「自分が何をしたいのか」を考えよう
  • 大学卒業後は就職や進学のほかにも、留学や起業などさまざまな進路がある
  • 大学卒業後に就職しないと自由に時間を使える反面、雇用や収入が安定しにくい
  • 大学卒業後の進路は、第三者に流されるような選択は避けた方が良い

大学卒業後の進路は、多くの学生が直面する共通の悩みです。ここで、焦ったり周囲に流されたりして進路を決めてしまうと、後々後悔する可能性があります。大切なのは、「大学卒業後に何をしたいか」「そのために必要なことは何か」を、しっかり考えて自分と向き合うことです。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの太田さんの意見を参考に、「大学卒業後の進路にはどのような選択肢があるか」「進路が決まらないときに考えたいことは何か」を解説します。また、大学卒業後の進路として、就職以外の道を選んだ場合のメリットとデメリットについてもまとめたので、参考にしながら自分に合った進路選択をしましょう。

大学卒業後の進路が決まらないときに考えたいこと

大学卒業後の進路が決まらないと、焦ったり不安を感じたりしますよね。「何から考えたら良いのか」「自分の選択は間違っていないのか」など、悩むことは多いでしょう。

ここでは、大学卒業後の進路選択を後悔しないために考えてほしいことをまとめました。

大学卒業後に何をしたいか

大学卒業後の進路が決まらないときは、自分が今後「何をしたいのか」を考えてみましょう。進路で悩んでいるときは、自分がやりたいことや自分の力を仕事に活かす方法が分かっていないことが多いからです。

大学卒業後に何をしたいか明確にするには、自己分析が有効でしょう。楽しかった経験や興味を持ったこと、達成感を得た経験などをリストアップし、これまでの自分と向き合うことで「なりたい自分」が明らかになっていきます。さらに、結婚や出産、マイホームの購入などのライフイベントについても考えておくと、進路を明確にしやすくなるのでおすすめです。

自分に向いてる仕事に出会うには?見つけるメリットや探し方を解説」のコラムでは、適職を見つける方法についてまとめているので、あわせてご覧ください。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

太田雅子

太田雅子

大学卒業後の進路で悩むと、何から考えたら良いのか分からない方もいますよね。大学卒業後に何をしたいか考えてもはっきりしないときは、自己分析をして興味・関心を洗い出してみてみましょう。今すぐやりたいことが明確にならなくても、自分の興味のある分野で就職できれば、夢や目標が見つかる可能性はありますよ。

わたしたちハタラクティブでは、「あなたにどのような仕事が合いそうか」から一緒に探すお手伝いをしています。紹介した求人を押し付けるようなことはしないので、気軽な気持ちで相談いただければと思います。

なりたい自分になるために必要なことは何か

「大学卒業後に何をしたいか」が明確になったら、そのために必要なことを考えましょう。たとえば、「海外で働きたいなら語学力が求められる」「教師になりたい場合は教員免許を取得する必要がある」といった具合です。なりたい自分を実現するために、現状とのギャップを埋めるには何が必要かをリストアップし、実現できそうなプランを立ててみましょう。

なりたい自分になる方法が分からない場合は、業界研究をしたり就活セミナーに参加したりするのがおすすめです。将来何をしたいかに関わらず、卒業後は何かしらの仕事をして収入を得る必要があります。実際に働いてみたり、世の中に存在する仕事について理解を深めたりすることで、今の自分に必要な行動が見えてくることもあるでしょう。

目的が明確にあるなら就職以外の選択肢も!

大学卒業後に達成したい目的が明確な場合は、就職にこだわらず、それ以外の選択肢も考えてみましょう。たとえば、今の学びを深めたい場合は大学院や専門学校に進学する、語学力を向上させたい場合は留学やワーキングホリデーに参加するなど、就職以外の選択肢はさまざまです。
ここで大事なのは、目的を達成するために最適な選択をすること。焦って目的を見失ってしまうのは避けましょう。

大学卒業後の進路はどうする?6つの選択肢

大学卒業後の進路はどうする?6つの選択肢

  • 就職する
  • 専門学校や大学院へ進学する
  • 留学する
  • 起業したりフリーランスとして活動したりする
  • フリーターやニートになる
  • 公務員試験や教員免許取得のための勉強をする

大学卒業後の進路は、就職や進学を考える方が多いのではないでしょうか。実はそれ以外にも、留学や起業、公務員試験や教員採用試験への挑戦など、さまざまな選択肢があります。

以下では、大学卒業後の進路として考えられる選択肢を6つ挙げているので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

1.就職する

大学卒業後の進路として、就職を選ぶ方は多いでしょう。文部科学省が2023年に実施した「学校基本調査」では、卒業者59万162人に対して就職者は44万8,073人で、75.9%は就職している結果となりました。

新卒として就活に参加すれば、既卒として中途採用枠で挑戦するより、経験やスキルを問われず希望の企業に入社できる可能性は高いでしょう。また、企業側としても、新卒者を一括で採用することで採用コストや教育コストを抑えながら、若くて優秀な人材が確保できます。このように、新卒の就職は大学生と企業の双方にメリットがあるため、大学卒業後の進路として最も選ばれやすい選択肢といえるでしょう。

参照元
文部科学省
学校基本調査‐令和5年度 結果の概要‐

大学卒業後は地元に帰る?地元で就職する人の割合

自分の地元以外の大学へ進学していた場合、卒業後地元へ帰って就職するか大学のある都道府県で就職するか、選択する必要があります。自分の将来の目標を叶えるために地元へ帰らない選択をする人もいれば、自分の家族や今後のライフプランを考えて地元で就職する人もいるでしょう。

労働政策研究・研修機構の「若者の地域移動‐長期的動向とマッチングの変化‐」の資料によると、東京都では大学所在県で就職する人が6割を超えているのに対して、東北や四国などの地方大学では5割に満たない結果となっています。進学先の大学によっても、「地元へ帰るかどうか」は変わってくるようです。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.162 若者の地域移動‐長期的動向とマッチングの変化‐

2.専門学校や大学院へ進学する

専門学校や大学院への進学も、大学卒業後の進路として選択されやすいでしょう。進学を選ぶ方は、「大学で学んだことの専門性を高めたい」「資格や免許の取得を目指したい」といった目的があるようです。特に、医師や臨床心理士など専門性の高い職種は、大学院への進学が必須とされていることが多く、目標としている場合は進学が必要となります。

また、専攻している学問とは違う分野に興味が湧き、大学卒業後に別の大学へ再入学したり、専門学校へ進学する方もいるようです。

3.留学する

「語学や異文化について学びたい」「世界観を広げたい」と考える場合は、大学卒業後に留学するのも選択肢の一つです。語学力の向上はもちろん、現地でしか得られない経験や人脈を築くことができるでしょう。また、留学は就活時のアピールポイントにもなるので、「現地で何を学んできたのか」「どのように活かしていくか」などを考えておくのがおすすめです。

ワーキングホリデー(ワーホリ)に参加する人も

大学卒業後、ワーキングホリデー(ワーホリ)に参加する人も一定数います。ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、日本と協定を結んでいる国や地域で、働きながら生活することが可能です。観光だけでは味わえない現地の生活を体験しながら、語学スキルを身につけられるでしょう。留学するより費用が抑えられるのも魅力の一つです。

4.起業したりフリーランスとして活動したりする

大学卒業後は、起業したりフリーランスとして活動することも可能です。働き方が多様化している現代において、自由な働き方を求める人は少なくありません。インターネットの発達によって、オフィスを持たずに起業できたりクラウドソーシングサイトで簡単に仕事が探せたりと、パソコンがあれば誰でも活躍できる可能性があります。

ただし、会社の運営やフリーランスとしての活動は簡単なことではありません。万が一失敗してしまった場合、第二新卒として就活に挑戦する場合もあるでしょう。第二新卒の就活は、新卒よりも就職のハードルが高くなりやすい傾向があります。起業やフリーランスとしての活動を選択するときは、念密な計画を立てたうえで本気で挑戦する覚悟を持つことが大切です。

5.フリーターやニートになる

大学卒業後にフリーターやニートになる方も一定数います。やりたいことが見つからなかったり、逆に夢を叶えるための準備期間としてあえてフリーターやニートとして過ごしたりと、理由は人それぞれです。フリーターは、労働時間を調整したり仕事先を掛け持ちしたりすれば、正社員以上の収入を得られる可能性があります。「自由に働きたい」と考えている方には向いているといえるでしょう。

しかし、フリーターやニートのまま長期間過ごすのは避けた方が良いでしょう。雇用や収入が安定しにくいほか、就職が困難となるデメリットもあります。フリーターやニートになる場合は、「いつまで続けるのか」具体的な期間を決めておくのがおすすめです。

フリーターを続けるリスクに関しては、「フリーターでいることは何が悪い?就職しないリスクや改善策をご紹介!」のコラムでもまとめているので、あわせてご覧ください。

6.公務員試験や教員採用試験の勉強をする

大学卒業後の進路として、公務員や教員を目指して勉強するという選択をする方もいるようです。「大学在籍中に公務員試験や教員採用試験に受からなかった」「安定した仕事に就きたい」などの理由で、試験勉強に専念するため就職や進学しない場合もあります。

公務員試験や教員採用試験は難易度が高く、試験勉強や準備に時間が掛かってしまいがちです。大学卒業後は大学側からのフォローが得られないため、必要に応じて予備校や対策講座を受講し、計画的に進めていきましょう。

試験は大変ですが、公務員や教員は雇用が安定しており、長く働き続けられるのが大きなメリットです。公務員になるメリットや試験に合格するコツについては、「大学中退から公務員に就職・転職できる?試験の年齢制限や給与について解説」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

大学卒業後に就職しないメリット・デメリット

大学卒業後の進路として、必ずしも就職することが正解というわけではありません。しかし、就職しないと雇用や収入が安定しにくかったり、社会的信用が得られにくかったりするデメリットがあります。

ここでは、大学卒業後に就職しないメリットとデメリットについて、考えられるものをまとめました。就職するか悩んでいる方は、起こり得るリスクをしっかり理解したうえで判断しましょう。

大学卒業後に就職しないメリット

大学卒業後に就職しないと、自分がやりたいことに時間やお金を使えたり、就活時のストレスを感じなかったりするメリットがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

やりたいことに時間やお金を使える

大学卒業後に就職しないと、自分がやりたいことに時間やお金を使えるメリットがあります。社会人としてフルタイムで仕事をしていると、自分のための時間は週末や仕事が終わった後のわずかな時間に限られてしまうでしょう。

就職せずフリーランスや自営業などを選べば、自分の時間を自由に管理することが可能です。また、フリーターは働く時間を調整しやすいため、資格や試験の勉強、ボランティア活動など夢や目標を叶えたり自分が本当にやりたいことを見つけたりできます。

就活や就職後のストレスを感じにくい

就活や就職後に感じるであろうストレスを軽減できるのも、大学卒業後に就職しないメリットといえるでしょう。就活では多くの時間と労力を要求されるうえ、特に競争が激しい業界では精神的な負担も大きくなりがちです。また、就職後はライフスタイルや環境が大きく変わる可能性があり、適応するまでストレスを感じる場合もあります。

就職しないとこれらのストレスを感じにくく、これまでの生活を続けられるでしょう。

大学卒業後に就職しないデメリット

大学卒業後に就職しないと、雇用や収入が安定しにくく、社会的信用を得られない可能性があります。また、フリーターやニートとしての時間が長いと、就活で不利になる恐れも。

自分がやりたいことを見つけたり、夢や目標を追ったりして就職しないという方は、ある程度の期限を決めておくことが必要です。

雇用や収入が安定しにくい

新卒で就職した人と比べて雇用や収入が安定しにくいのも、大学卒業後に就職しないデメリットの一つです。フリーターといった有期雇用として働く場合は、契約期間満了後に更新される保証はなく、定年まで安定して働けないことも考えられるでしょう。さらに病気やケガをした際、正社員であれば有給や傷病手当などの制度を利用して生活を維持できますが、フリーターは働き方によってはこれらの福利厚生を受けられない場合もあります。

また、収入面でも正社員と差が生まれやすいです。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、正社員と正社員以外の「きまって支給する現金給与額」は以下の表のとおりとなりました。

年齢正社員正社員以外
20~24歳24万3,900円21万3,100円
25~29歳28万7,600円23万2,800円
30~34歳32万3,200円23万4,200円
35~39歳35万9,500円23万1,000円

引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別

20~24歳のうちは、賃金にそれほど大きな差はありません。しかし、年齢を重ねるにつれて正社員の賃金が上がる一方、正社員以外の賃金はほぼ横ばいの状態です。30代になると10万円前後の差が生まれてしまうため、賃金差を広げないためには30代までに就職するのがおすすめです。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

社会的信用を得るのが難しい

大学卒業後に就職しない場合、社会的信用を得るのが難しいといえます。賃貸契約やローン、クレジットカードなどの申し込み時には、正社員のような安定した雇用と収入が必要となり、フリーターや無職の場合は審査に通らないことがあるようです。

また、結婚や出産を考えたとき、社会的信用がないと親や友人から反対されてしまうことも。大学卒業後に就職しないと、やりたいことや将来のライフプランが制限されてしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。

大学卒業後ブランクがあると就活で不利になる

大学卒業後就職せず経歴に空白期間が生じると、就活で不利になりやすいでしょう。新卒として就活しなかった場合は、既卒として中途採用枠で応募するのが一般的です。中途採用枠では即戦力となるスキルや経験が求められる傾向があり、ライバルとなる求職者もそれを持ち合わせている可能性があります。就職しないまま年齢を重ねてブランクが長くなると、内定を得るハードルはより高くなるでしょう。

大学卒業後に就職しなかった人の割合はどれくらい?

大学卒業後の進路はどうする?6つの選択肢」で先述したとおり、大学卒業後に就職した人は75.9%のため、残りの24.1%が就職以外の選択肢を選んだ人の割合です。勉強や資格取得のための準備期間とする人や起業する人、あるいは自分がやりたいことを見つけるために時間を使いたい人など、就職しない理由は人それぞれ。大切なのは、自分の目標を明確にして最善の選択をすることです。

大学卒業後の進路選択における注意点

大学を卒業後の進路で悩むと、「就職や進学する人が多いから自分もその方が良いのでは…」と考えてしまうときもありますよね。明確な目標を持たず、周囲に流されて進路を決めてしまうのは避けた方が良いでしょう。

以下では、大学卒業後の進路を選択するうえで注意したいことをまとめたので、自分に合った進路を見つける参考にしてください。

周囲に流されるような選択はしない

大学卒業後の進路は、友人や家族の意見に流されるような選択は避けましょう。「就職する人が多いから」「親から進学するよう言われたから」など、自分の意思で進路を決めていないと、入社後ミスマッチを起こしたり進学しても目的を見出せず中退したりする可能性があります。

さらに、進学を選択した場合は学部卒より就職が遅れるだけではなく、専攻した分野の専門性が高まることで就職先が限定されてしまうことも。明確な目的がないと、進学先を卒業しても就職が困難となる恐れもあるでしょう。

自分自身が本当にやりたいことや、なりたい自分を明確にし、最適な進路を選択するよう心掛けましょう。

就職先は知名度だけで選ばない

大学卒業後に就活する際は、企業の知名度だけで就職先を選ばないよう注意しましょう。「有名な企業だから」「就職できたら自慢できるから」などで選ぶと、就職した時点で満足してしまう場合があります。入社し実際に働き始めたとき、仕事へのポテンシャルを維持できず、やる気を失ったり働くことが億劫になったりするでしょう。

就職先を選ぶ際は、仕事内容や職場環境、自身のキャリアプランとの相性などを考えることが大切です。知名度の高い大手企業が、必ずしも自分にとって最適とは限りません。企業研究をしっかり行い、自分に合った職場を見つけましょう。

就職先を『どこでもいい』で選ぶと失敗する?リスクや成功させるコツを解説」のコラムでも、安易な理由で就職先を選ぶリスクについて解説しているので、あわせてご一読ください。

大学卒業後の人生を充実させるためには?

大学卒業後の人生を充実したものにするためには、まず「自分は何に興味があるのか」を把握することから始めるのがおすすめです。自己分析から自分の性格や興味関心のあること、逆に苦手と感じることなどを理解することで、適職を見つけるための基盤ができます。

「自分が何をしたいか」が明確になったら、「実現できる仕事は何か」「就職するためにはどのような経験やスキルが必要か」を考えましょう。独学で調べることもできますが、就職・転職のプロに相談するのもおすすめです。専門的な知識を持ったアドバイザーが、適性や希望に合った就職先の紹介や、就職を成功させる方法をアドバイスしているので、効率的に就活を進められるでしょう。

大学卒業後の進路で悩んでいる方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。若年層を中心に支援を行っているハタラクティブでは、専任のアドバイザーが希望条件を丁寧にヒアリングし、適性に合った求人を紹介します。

また、就活に関する悩みや疑問なども相談できるので、自信を持って専攻に挑めるでしょう。サービスはすべて無料でご利用いただけるので、ぜひ一度ご相談ください。

大学卒業後の進路で悩む方へ向けたQ&A

ここでは、大学卒業後の進路について疑問に感じやすいことをQ&A形式でまとめました。

大学卒業後の進路について聞かれたときの例文は?

就活時以外でも、「どのような進路に進む予定か」「将来の夢は何か」など、大学卒業後の進路について聞かれる機会は頻繁にあるでしょう。
自分がやりたいことが明確にある場合は、「○○を目指して、さらなるスキルアップのために△△を考えています」といったように、具体的に話すと良いでしょう。決まっていない場合も、「現在はいくつかの選択肢を考えながら、自分にとって最善の道を模索中です」と答えることで、前向きな印象を与えられます。

大学卒業後に専門学校へ通うデメリットはある?

大学卒業後に専門学校へ進むと、学費が必要だったり就職が遅くなったりするデメリットが考えられます。経済的な余裕と強い意思がなければ、入学して後悔する場合があるでしょう。
専門学校へ進学したい場合は、「学んだ専門性が自分のキャリアに役立つか」をよく考えたうえで判断する必要があります。

同棲や結婚するために就職する選択肢はあり?

同棲や結婚するために、就職を選ぶ方も一定数いるでしょう。ここで大切なのは、就職する前にパートナーとよく話し合い、お互いの将来の夢や目標を理解して協力し合うことです。
また、同棲や結婚を目的に就職する場合は、公務員や一般企業の正社員など、安定した収入を得られる仕事を選んでおくのがおすすめ。雇用や収入が安定していると、今後のライフプランも幅広い選択肢の中から選べるでしょう。

大学卒業後に英語を学ぶ方法はある?

大学卒業後に英語を学びたい場合は、留学したり語学学校へ通ったりする方法が一般的です。また、オンラインの英会話レッスンもあるので、働きながら学ぶこともできます。日常生活でも、英語のニュースや映画、書籍を積極的に利用すると、英語力が身に付きやすいでしょう。
自分のライフスタイルや学びたい内容に合わせて、最適な学習方法を探してみてください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube