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オフィスカジュアルとは?女性・男性別にアイテムやコーデのポイントを紹介

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この記事のまとめ

  • オフィスカジュアルとは、ビジネスとカジュアルの中間的な服装のこと
  • オフィスカジュアルで避けたい服装とは、派手な色・柄のアイテムなど
  • 面接がオフィスカジュアル指定のときは、リクルートスーツの着用は避ける
  • 春秋のオフィスカジュアルは温度調節しやすい服を選び、季節に合った色を選ぶ
  • 夏のオフィスカジュアルは、肌の見える面積が多くなり過ぎないよう注意が必要

「オフィスカジュアルとは?」と疑問に思っている方もいるでしょう。新しく働く企業や面接がオフィスカジュアル指定のとき、「自分の服装がマナー違反だったらどうしよう」と心配になりますよね。

オフィスカジュアルとは、ビジネスの場でも通用するカジュアル寄りの服装のことです。オフィス内や顧客対応・面接など、場面によってもふさわしい服装が変わってくるため、TPOを意識したアイテム選びが望ましいでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんのアドバイスを交えながら、オフィスカジュアルの服装のポイントについて解説していきます。また、「レディースアイテム」「メンズアイテム」の違いや季節別のコーデのポイントもご紹介。オフィスカジュアルの基本について理解を深め、ビジネスシーンに活用してみてください。

オフィスカジュアルとは?服装のポイント6つ

オフィスカジュアルとは?服装のポイント

  • ビジネスとカジュアルの中間的な服装
  • TPOを意識した服装選び
  • 清潔感を重視した服装選び
  • 職場の雰囲気に合わせたコーディネート
  • ベーシックカラーを中心とした色使い
  • サイズ・丈の長さに気を付ける

オフィスカジュアルとは、ビジネススーツほど堅苦しくなく、普段着ほどカジュアル過ぎない、職場やビジネスの場で着用される服装のことです。
さまざまな企業で導入されているドレスコードですが、オフィスカジュアルには明確なルールがないため、具体的にどのような服装を選ぶべきか悩む方もいるでしょう。

ここでは、「オフィスカジュアルとは?」「服装のルールはあるの?」と疑問に感じている方へ、オフィスカジュアルの基本的な服装のポイントを6つご紹介します。以下を参考に、適切なオフィスカジュアルスタイルを実現しましょう。

1.ビジネスとカジュアルの中間的な服装

オフィスカジュアルでは、ビジネスとカジュアルのバランスを取るのが大切です。ビジネススーツほどのフォーマル感がなく、休日の私服ほどカジュアルでもない、中間的な服装を意識しましょう。

オフィスカジュアルでは、従業員の快適性を高めつつ、適度なフォーマルさを保つことを目的としています。取引相手や来客の対応をする際に失礼のないような、上品さと清潔感が重要です。
ビジネスとカジュアルのバランスを取ることで、社外の相手に失礼な印象を抱かれず、自分自身もリラックスして仕事に取り組めるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

板垣拓実

板垣拓実

オフィスカジュアルとは、ビジネスの場にふさわしいカジュアルな服装のことを指します!
業界や会社によって違うので、事前に確認するのが大切です。
基本的には、清潔感のあるシャツやジャケットなどを選び、派手過ぎない色合いでまとめるのがおすすめ。職場の先輩を参考にして、服装を選ぶと安心ですね!

2.TPOを意識した服装選び

オフィスカジュアルでは、TPOを意識した服装選びも大切です。オフィスカジュアルには明確な正解がなく、社内業務の場合と社外の相手と接する場合などでは、求められる服装のレベルが異なります。
たとえば、社内業務では、カーディガンやチノパンなど、比較的カジュアルなアイテムを着用しても問題ありません。
しかし、社外の相手と接する場面では、ジャケットやスラックスなどフォーマル寄りのアイテムを着用するのが望ましいでしょう。

3.清潔感を重視した服装選び

オフィスカジュアルスタイルをするうえで、特に重要なのが清潔感です。オフィスカジュアルは、服装が比較的フォーマルではないため、だらしない印象にならないように、シワや汚れのない服装を心掛けましょう。なかでも暗い色の服は、細かいゴミやほこりが目立つため、特に気を使うことが大切です。
洗濯やアイロンがけをしっかりと行い、衣服の清潔感に気を付けるのはもちろん、髪型・爪・靴など衣服以外の部分を整えるのも忘れてはいけません。

また、意外と見逃しがちなのが毛玉です。毛玉の多い衣服は不格好な印象を与えてしまうことがあるため、こまめに毛玉取りをするのが望ましいでしょう。
清潔感を重視した服装選びによって相手に好印象を与え、仕事に対しても信頼感を得られる可能性があります。

4.職場の雰囲気に合わせたコーディネート

オフィスカジュアには明確な正解がないため、職場の雰囲気に合わせたコーディネートを心掛けましょう。一般的なオフィスカジュアルでは、チノパンや襟付きシャツ、カーディガンなどの着用も珍しくありませんが、フォーマルな職場ではジャケットやスラックス、ブラウスなどの着用が必須な場合もあります。

入社初日で服装に迷った場合は、フォーマル寄りの服装を選ぶと無難でしょう。入社当初は、周りの服装をよく観察し、職場の雰囲気を掴むことをおすすめします。

5.ベーシックカラーを中心とした色使い

オフィスカジュアルでは、黒・ネイビー・グレー・ベージュ・白などの、落ち着いた色を中心としたコーディネートが基本です。派手な色や柄は避け、上品な印象を意識しましょう。
ブラウンカラーもベーシックカラーに当てはまりますが、TPOよって着用が許容されるか曖昧な色のため、着用場面や職場の雰囲気に合わせて判断するのが大切です。

また、落ち着いた色ではありますが、全身黒で統一された服装は喪服やリクルートスーツのような印象を与えるため、なるべく避けましょう。ジャケットとボトムス両方を黒にするのを控えたり、インナーに明るい色を取り入れたりすることで、ほどよくカジュアルな印象に近づきます。
全身で見たときに2〜3色になるよう意識してコーディネートすると、まとまりが出て落ち着いた印象を与えられるためおすすめです。

6.サイズ・丈の長さに気を付ける

オフィスカジュアルのアイテムを選ぶときは、サイズ・丈の長さに気を付けましょう。
体のラインが目立つほどフィットし過ぎた衣服は、相手の気分を害してしまう可能性があるため避けるのがおすすめです。丈の長さがだぼっとした衣服は、相手にだらしない印象を与えかねません。

ビジネスの場で相手にマイナスな印象を与えないためにも、体に合った適切なサイズの服を選ぶのが大切です

ノーカラー・ジーンズ・スニーカーはNG?

ノーカラー・ジーンズ・スニーカーは、カジュアル過ぎる印象を与えるため、一般的にはオフィスカジュアルとして認められていません。職場の雰囲気が分からない状態では、避けるのが無難です。
ただし、会社によっては、ノーカラー・ジーンズ・スニーカーなどの着用が認められている場合もあるため、職場の服装規定をよく確認しましょう。

女性のオフィスカジュアルとは?レディースアイテム

レディースアイテムはメンズアイテムに比べて、オフィスカジュアルとして当てはまる衣服の幅が広いため、どのようなコーディネートが適切なのか分からない方もいるでしょう。

以下では、オフィスカジュアルが初めてで不安な女性へ向けて、女性のオフィスカジュアルについて分かりやすく解説していきます。

ブラウス・シャツ

女性のオフィスカジュアルのトップスアイテムとして、ブラウスやシャツは外せません。色は、ベーシックカラーやパステルカラーを選ぶのがおすすめです。
基本的には、シンプルな無地が無難ですが、細いラインのストライプ柄もオフィスカジュアルとして問題ありません。細かいレース生地のトップスや胸元にフリルが施されたブラウスも、女性のオフィスカジュアルでは一般的です。よりフォーマルな場面では、襟付きシャツを着用するのが望ましいでしょう。

生地は、サテンや綿・ポリエステル素材など、季節やシーンに合わせて選ぶのがおすすめ。お手入れのしやすさも考慮すると、自宅で洗濯可能なものが便利です。
また、シワになりにくい・目立ちにくい素材も、お手入れが簡単なため持っておくとよいでしょう。シワのできやすい素材も、アイロンがけをしてシワを伸ばすことで、清潔感を演出できます。

パンツ・スカート

オフィスカジュアルのボトムス選びにおいて、パンツとスカートどちらがふさわしいのか疑問に思っている方もいるでしょう。オフィスカジュアルでは、パンツとスカートどちらを選択しても問題ありません。
色は、黒・ネイビー・グレー・ベージュ・白などのベーシックカラーがおすすめです。パステルカラーのボトムスは、職場によって着用が許容されるか分かれるため、周りの雰囲気に合わせて選びましょう。

パンツは、ストレートパンツ・テーパードパンツ・スラックスなどがオフィスカジュアルに適しています。ゆとりがあって、足首の近くまで丈がくるものがふさわしいでしょう。ジーンズ・スウェットショートパンツ・派手な色や柄をしたパンツは避ける必要があります。

スカートの場合は、ペンシルスカート・フレアスカート・丈の短くないタイトスカートなどが、適切でしょう。スカート丈は、膝下からふくらはぎが隠れる程度が基本で、ミニスカートやロングスカートはオフィスカジュアルに適していません。
ボトムスは、オフィスにふさわしいきちんと感を保ちつつ、動きやすさや快適さも意識して選びましょう。

オフィスカジュアルでワンピースの着用はOK?

ワンピースは一枚でコーディネートが完成するため便利ですが、オフィスカジュアルとして着用する場合は、デザイン選びに注意が必要です。
トップス・ボトムスと同様に、ベーシックカラーで無地のシンプルなワンピースが適しています。カジュアル過ぎるデザインや露出度の高いものは避け、オフィスにふさわしい上品なものを選びましょう。

カーディガン・ジャケット

カーディガンやジャケットは、温度調節だけでなく、コーディネートのアクセントとしても活躍します。来客対応の際や少しフォーマルに見せたい場面では、ジャケットを着用するのが効果的です。丈の長いものやオーバーサイズのジャケットはカジュアル過ぎる印象を与えるため、通常のスーツと同じサイズ感のジャケットを選びましょう。

それほどフォーマルに見られる必要がない場面では、カーディガンを着用するのもおすすめ。薄手でほどよいフィット感のあるカーディガンは、オフィスカジュアルにぴったりです。厚手のニットカーディガンやシャギーニットカーディガンは、カジュアル過ぎる可能性があるため、TPOや職場の雰囲気に合わせて判断しましょう。

パンプス・ローファー・フラットシューズ

女性のオフィスカジュアルに適した靴は、パンプス・ローファー・フラットシューズなどが基本です。ヒールが高過ぎたり、装飾が多過ぎるものは避け、シンプルで歩きやすいものを選びましょう。ヒールは7cm以下で、色は黒・ブラウン・ベージュ・白などのベーシックカラーがおすすめです。

また、オフィスカジュアルに適した靴は足の甲や足首が露出するため、ストッキングを着用しましょう。

ベーシックでシンプルなバッグ

オフィスカジュアルに適したバッグは、A4ファイルやPCが入るサイズで、素材は本革や合皮のものが一般的です。黒・ブラウン・ベージュなどのベーシックカラーで、シンプルかつ上品なデザインのバッグを身に着けましょう。

また、バックを置く際に自立する形状だとビジネスシーンでの使い勝手がよいため、おすすめです。

控えめなアクセサリー

「オフィスカジュアルでアクセサリーを着用するのは問題ないの?」と気になる方もいるでしょう。オフィスカジュアルでは、アクセサリーを着用することは問題ありません。しかし、派手なものや大ぶりなものはオフィスカジュアルに適していないため、控えめなアクセサリーがおすすめです。

ピアス・イヤリングは、小ぶりで揺れないデザインのものを選びましょう。ネックレスは、長過ぎずシンプルなデザインだと、オフィスカジュアルにぴったりです。

ナチュラルメイク

オフィスカジュアルでは、ナチュラルメイクを心掛けるのが無難です。アイメイクは、濃くなり過ぎてしまわないよう、特に気を付けましょう。グリーン・パープル・ブルーなど派手な色は避け、ベージュ・ブラウン系などナチュラルな色を薄めに付けるのがおすすめです。アイラインやマスカラは、ブラウン系を使うとより控えめな印象に近づきます。

また、リップメイクでは、赤やオレンジなど派手な印象の色は避けましょう。ピンクベージュやコーラルピンクなど、肌になじむナチュラルな色がオフィスカジュアルにぴったりです。

シンプルなヘアスタイル

オフィスカジュアルでは、シンプルなヘアスタイルが大切です。派手なデザインのヘアアクセサリーは避け、シンプルなデザインのものを使用しましょう。髪が長い場合は、まとめるのが無難ですが、職場によってはまとめなくても問題ないパターンも珍しくありません。

髪色は、会社で規定が定められている場合があるため、事前にルールを確認しておきましょう。一般的には、黒や暗めのブラウンが無難ですが、会社によっては髪色の制限がない場合もあります。

なお、ビジネスシーンでは、帽子をかぶるのはマナー違反となるため気を付けましょう。

ワンカラーでナチュラルなネイル

「オフィスカジュアルは、ネイルOK?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ネイルをして問題ないかどうかは、会社によって判断が分かれます。ネイル禁止の会社も珍しくないため、事前に確認しておきましょう。

ネイルOKという職場の場合も、派手な色・デザインは避けるのが無難です。ベージュ・ピンクベージュ・コーラルピンクなど、ナチュラルなワンカラーネイルがおすすめ。グラデーションネイルや、白のフレンチネイルなども、シンプルでオフィスカジュアルによく合います。

また、爪の長さにも注意が必要です。清潔感を損なわないために、ショートネイルや短めのオーバル型・ラウンド型にするのが望ましいでしょう。

男性のオフィスカジュアルとは?メンズアイテム

「男性のオフィスカジュアルとは?」「メンズアイテム選びの正解が分からない…」と感じている方もいるでしょう。

男性のオフィスカジュアルは、ジャケットがなくなるだけでカジュアル過ぎる印象になってしまったり、反対にアイテム選びによってはフォーマル過ぎる印象になったりと、TPOに合わせてバランスを取るのが大変です。

ここでは、オフィスカジュアルが初めてという男性に向けて、メンズアイテムの選び方を具体的に解説していきます。

シャツ・ポロシャツ

男性のオフィスカジュアルで、基本となるトップスはシャツとポロシャツです。ジャケットと合わせれば、Tシャツやカットソーも着用可能な会社もあるため、事前に職場の雰囲気やルールを確認しておきましょう。また、秋冬にはニットの着用が認められる場合もあります。

色は、黒・ネイビー・グレー・ベージュ・白などのベーシックカラーがおすすめです。無地でシンプルなデザインのものを選びましょう。

オフィスカジュアルでもネクタイは付ける?

オフィスカジュアルでは、基本的にはネクタイは不要です。ネクタイを外すことで、リラックスして快適に働けます。
なお、ネクタイがオフィスカジュアルとしてマナー違反なわけではないため、コーディネートのポイントとしてネクタイを着用しても構いません。特に、クライアントとの面談や社内でのプレゼンテーションなど、少しフォーマルに見せたい場面では、ネクタイを組み込んだコーディネートがおすすめです。

オフィスカジュアルでネクタイを着用する場合は、シャツの色と柄の調和を意識して、フォーマル過ぎる印象にならないよう気を付けましょう。

スラックス・チノパン

男性のオフィスカジュアルのボトムスには、スラックスやチノパンが適しています。
ハーフパンツや足のラインが出るほどフィットしたスキニーは、オフィスカジュアルに適していません。また、ジーンズもカジュアル過ぎる印象なため避けましょう。

色は、黒・ネイビー・グレー・ベージュ・白などの落ち着いた色がおすすめです。派手な色や柄のものは、オフィスカジュアルに合わないため、無地でシンプルなボトムスを着用しましょう。

ジャケット

男性のオフィスカジュアルにおいて、ジャケットの着用は基本です。黒・ネイビー・グレー・ブラウンなどの落ち着いた色のジャケットを選びましょう。
無地のジャケットのほうがフォーマル寄りで、チェックやストライプなどデザインが入ったジャケットだと、カジュアルな印象が増します。

また、ジャケットの生地は、季節に合わせて快適に着用できるものを選びましょう。春夏はサマーウール・モヘア・リネンなど、秋冬はウール・ツイードなどのジャケットがおすすめです。なかでもリネンやツイードは、カジュアル寄りの印象を与えます。職場の雰囲気やTPOに合わせて、ジャケットの柄や素材を選びましょう。

革靴

男性のオフィスカジュアルには、革靴が一般的です。特に、ストレートチップやプレーントゥなどの、シンプルなデザインが適しています。
色は、黒やブラウンが無難でしょう。ベルトと色を合わせると、コーディネートにまとまりが出ておすすめです。
また、靴は意外と見られている部分なので、定期的なケアを忘れずに行いましょう。靴クリームを塗って磨くことで革靴の寿命を延ばし、常に光沢のある状態を保てます。

シンプルデザインのバッグ

オフィスカジュアルには、シンプルなデザインのバッグが適しています。黒・ネイビー・ブラウンなどの落ち着いた色で、レザー製やナイロン製のアイテムが無難です。

なお、バッグのサイズは、書類やノートPCを収納できるものが使いやすいでしょう。
たとえば、自転車通勤が多い場合は両手が自由なリュックタイプ、車通勤・電車通勤の場合はトートバッグやブリーフケースがおすすめです。
自分の仕事内容や通勤スタイルに合わせて、機能性と見た目のバランスが取れたバッグを選びましょう。

オフィスカジュアルでおすすめできない服装とは?

オフィスカジュアルでは、落ち着いた印象を与えることが重要なため、派手な色・柄のアイテムは避けましょう。ベーシックカラーやパステルカラーなど、ナチュラルな印象の色を選ぶのがおすすめです。柄は、細いラインのストライプといった控えめなデザインに留めましょう。

また、オフィスカジュアルにおいて、露出の多い衣服は避けるのが無難。具体的には、ショートパンツやミニスカート、オフショルダーなどの衣服が当てはまります。プライベートシーンでは問題ない程度の露出でも、ビジネスシーンには不適切です。
なお、露出が少ない場合でも、タイト過ぎて体のラインが強調される服装はおすすめできません。相手に不快感を与えてしまったり、仕事に対する姿勢が不真面目に見られる可能性があります。

デニムやスウェット、ジャージ、ヨガパンツなども、オフィスカジュアルにふさわしくありません。仕事モードではなくリラックスモードを連想させるアイテムなため控えましょう。
ビジネスシーンでは、関わる相手に失礼がないように配慮することが大切です。「好きな服が着たい」「おしゃれしたい」といった私情を挟まず、TPOを意識した衣服選びを心掛けましょう。

オフィスカジュアル指定のときリクルートスーツはだめ?

面接にあたって、企業からオフィスカジュアルを指定された場合、リクルートスーツを着るのはおすすめできません。
企業が面接でオフィスカジュアルを指定している場合、「服装指定に沿った恰好ができているか」「オフィスカジュアルを正しく理解しているか」などの点を確認していると考えられます。そのため、オフィスカジュアルに当てはまらないリクルートスーツは、マイナスな評価につながる可能性もあるでしょう。

面接でオフィスカジュアルを着る際は、比較的フォーマル寄りのアイテムを選ぶのが無難です。
具体的には、シャツ・ブラウスの上にジャケットを羽織り、スラックスやテーパードパンツなどのボトムスを合わせると、ほどよくフォーマルなオフィスカジュアルスタイルになります。

ビジネスカジュアルとは?オフィスカジュアルとの違い

ビジネスカジュアルとは、オフィスカジュアルよりもさらにフォーマルな服装のことです。
具体的には、社外の方と関わるときや顧客対応の際にカジュアルな印象を感じさせない、スーツに近いジャケットスタイルが当てはまります。

なお、ビジネスカジュアルには明確な定義があるわけではないため、企業や職種、状況によって解釈が異なる場合もあります。迷う場合は、よりフォーマル寄りにコーディネートしておくのが無難でしょう。

季節別のオフィスカジュアルとは?コーデのポイント

オフィスカジュアルは、季節によっても適した服装が変わるため、それぞれの季節に合ったコーディネートを理解しておくことが大切です。
ここでは、「オフィスカジュアルは季節によって変わるの?」「季節別に意識するポイントを知りたい」という方へ、「夏」「冬」「春・秋」の季節に分けたコーデのポイントについて詳しく解説していきます。

夏のオフィスカジュアル!カジュアル過ぎないのが大切

「夏のオフィスカジュアルでもジャケットを着用するの?」と疑問に思う方もいるでしょう。夏のオフィスカジュアルでは、クールビズの観点からジャケットを羽織らないのが一般的です。ジャケットを着用しないときは、私服のような印象にならないために、シャツやブラウス・ポロシャツを着るのが望ましいでしょう。

なお、夏は暑さから軽装になりがちですが、肌の見える面積が多くなり過ぎないよう注意が必要です。露出が多い服装や、カジュアル過ぎるアイテムは避け、涼しさとほどよいフォーマルさを両立させることを目指しましょう。

冬のオフィスカジュアル!暗い印象にならないよう注意

冬のオフィスカジュアルでは、防寒を重視しつつ、暗くなり過ぎないコーディネートを心掛けましょう。全身暗い色にならないよう、意識して明るい色を取り入れることで重たい印象になるのを防げます。
たとえば、黒やネイビーのジャケットとボトムスを着用する場合、明るい色のインナーでアクセントを加えるのがおすすめです。

また、アウターやジャケットの素材感にも気を配り、寒さ対策をしましょう。ウール・ツイードなど季節感のある素材を取り入れると、寒さから身を守れるだけでなく、あたたかみのある印象になります。

春・秋のオフィスカジュアル!体温調節できる服がおすすめ

春・秋は、気温の変化が大きい季節です。そのため、温度調節しやすいように、重ね着を意識したアイテム選びがおすすめです。
カーディガンやジャケットなど、脱ぎ着しやすいアウターを取り入れると、気温の変化に対応できます。後からアウターを羽織っても違和感が出ないようにコーディネートを組むことがポイントです。

また、春はパステルカラー・秋はブラウンなど、季節感のある色をアイテムとして取り入れるのもおすすめ。選べる衣服の幅が少ないオフィスカジュアルのなかでも、コーディネートに変化を出して楽しめます。

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後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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