この記事のまとめ
- 脱ニートできない理由は、社会に出て働く自信がないことや人間関係への苦手意識など
- 長期間、脱ニートできない状況が続くと経済的に困窮したり孤立したりする恐れがある
- 脱ニートするためには、未経験者を歓迎している仕事や在宅勤務が可能な職種がおすすめ
- 脱ニートするためには、生活習慣の見直しや自己分析、相談できる場所を見つけることが重要
- 脱ニートを叶えたい人は、経歴に自信がない人も安心して活用できるエージェントがおすすめ
脱ニートしたいけど行動できないと悩んでいませんか?「働く自信がない」「自分は劣っている」といった気持ちから、一歩踏み出せない方も少なくないでしょう。
ニートの状態が続くと、将来的に経済的な困窮や孤立といったリスクも高まります。このコラムでは、キャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスを交えつつ、脱ニートできない理由やそのリスク、そして社会復帰を叶える5つのポイントについて解説します。
脱ニートとは?
脱ニートとは、「教育を受けておらず、労働もしておらず、職業訓練も受けていない」状態を指す英語「Not in Education、 Employment、 or Training」の頭文字を取ったNEET(ニート)の状態から抜け出し、社会復帰することを意味します。
社会復帰とは、一般的に病気や事故、長期間の休職や失業などで社会生活から離れていた人が、再び社会の中で自立した生活を送るようになることとされています。
具体的には、安定した職業に就くことや地域コミュニティへの参加、人との交流を通じて、社会の一員としての役割を再び担うことです。
ニートと無職は概念が違う
ニートと無職は混同されがちですが、実際には異なる概念です。先述したとおり、ニートは就学も就労もしていない若者を指します。厚生労働省の「こども・若者の意識と生活に関する調査」によると、15歳~39歳の人が若者とされていることから、就学も就労もしていない15歳~39歳の人がニートと定義されます。
参照元
厚生労働省
こども・若者の意識と生活に関する調査(令和5年3月承認)
脱ニートしたいけれど行動できない理由
脱ニートしたいけれど行動できない理由は、自分に自信がなかったり自己否定に陥ってしまっていたりすることが考えられます。
ここでは、脱ニートしたいけど行動できない理由を紹介するので、まずはその根本的な原因を理解することから始めましょう。
社会に出て働く自信が持てない
脱ニートしたいけど行動できない理由の1つとして、社会に出て働く自信が持てないことがあげられます。ニート期間が長引くと「自分は社会の役に立っていない」と感じるようになることもあるでしょう。
さらに、 過去の失敗の経験から「どうせまたクビになるだろう」「また人間関係でつまずくのでは」といった失敗への恐れが強くなることが、社会復帰への一歩を踏み出せない原因になっている可能性があります。
また、面接や職場での人間関係に苦手意識があり、なかなか前に進めない人もいます。
時間や規則に縛られたくない
脱ニートできない原因には、「時間や規則にとらわれず自由な生活を優先したい」という思いもあるでしょう。
仕事に就けば、起床時間や休憩時間などの時間や規則に縛られることになります。自分の趣味や好きなことに割ける時間が十分にあるニートの方にとって、そこから抜け出して働くことにメリットを感じられない場合もあるかもしれません。
自己否定や自責が大きい
厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書」によると「仕事をしていないとうしろめたい」と感じているニートの方は、全体の約80%を占めています。
※上記は、2007年のデータであり、公的支援を受けている若者を対象とした調査結果となるため、あくまで参考としてお考えください。
上記のデータから、ニート状態が続くと、自分の価値を見出しにくくなり、深い自己否定に陥りがちになる可能性があることがわかります。「こんな自分に何ができるのか」「もう手遅れなのでは」といった思考が強まると、行動する意欲そのものが削がれてしまいます。
また「親に迷惑をかけている」「同年代と比べて劣っている」といった自責の念が、さらに精神的負担を高めます。このネガティブな思考サイクルが、脱ニートへの行動を妨げる大きな要因となっているのです。自分を責める気持ちが過度になると、前に進めなくなってしまうでしょう。
参照元
厚生労働省
「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」
脱ニートするメリットは大きい?
脱ニートをする大きなメリットは、収入を得て安定した生活を送れることです。収入面が安定していると心身ともに余裕が出やすく、プライベートを充実させられるでしょう。
また、脱ニートして仕事をすることで新たな人間関係を築き、コミュニケーション能力を磨くことができます。上司や同僚、社外の関係者などさまざまな人々と上手く関わることができれば、自信を得られるほか、社会的な繋がりから孤独や不安を感じにくくなるでしょう。
脱ニートして社会に出ると、コミュニケーション能力以外にもビジネスマナーや仕事に対する考え方など、さまざまな知識やスキルを身につけられるメリットがあります。
脱ニートできないとどうなる?無職の行く末
脱ニートできないと将来どうなってしまうのか、不安に思うこともあるでしょう。脱ニートできないまま年齢を重ねてしまうと、就職が難しくなり経済的に困窮する可能性があります。
以下では、脱ニートできないままでいるとどのような困難に直面する可能性があるのか、考えられるものをまとめました。
孤独感や社会的孤立感を持ってしまう
脱ニートできないと社会や人とつながりにくくなり、孤独感や社会的孤立感を持ってしまう恐れもあります。たとえば、自宅に引きこもっている場合、友人や家族と話をする機会が少なくなり、人間関係が希薄になることも。
人間関係が希薄になると、孤独感から「自分は誰からも必要とされていない」「役に立てる仕事はない」など、働くことに対してもネガティブな感情を抱いてしまうのです。
また、社会や人から離れる時間が長いとコミュニケーション能力が低下しがちなので、新しい人間関係を築きたくても思うようにできない場合があります。後悔しないためにも、まずは一番身近な存在の人と積極的にコミュニケーションをとるよう、意識してみましょう。
将来に不安を感じる
脱ニートができないと、将来の自分の姿が見えずに不安を感じることがあります。将来の姿や目標がないと、どのように生きていけば良いか分からなくなってしまいます。
また、ニートとして生活する自分を周りと比較して焦ったり、脱ニートできない自分に憤りを感じたりして、憂鬱に感じる場合も。気持ちを切り替えられないままでいると、脱ニートのために動き出せず、不安や焦りを抱えたまま生活することになるかもしれません。
経済的に困窮する
脱ニートできず長期間にわたって仕事をしていないと、金銭面で困窮します。ニートで収入がない場合は、貯金を切り崩したり、親に援助してもらったりして生活している方が多いでしょう。
しかし、支出を押さえても貯金はいずれなくなります。また、親が高齢になると援助が厳しくなる可能性も。そうすると、今までの生活を維持することが難しくなるでしょう。
ニートは生活保護を受給できる?
ニートの方は一定の条件をすべて満たしていれば、生活保護が受給できます。受給するためには、年齢や健康状態、家族収入などの審査が必要です。制度や手続きの流れについては、厚生労働省の「生活保護制度の概要」をご参照ください。
しかし、生活保護はあくまで最終的な生活保障手段です。より安定した生活を送るためには働くことが必要となるでしょう。
参照元
厚生労働省
生活保護制度
自立した生活を送れなくなる
脱ニートできず長期間ニートを続けると、自立した生活を送る能力が身につかない場合があります。
仕事をしていれば金銭面での自立はもちろん、掃除や料理、洗濯など生きていくうえで必要な生活が身につくものです。しかしニートで、特に実家暮らしをしている場合、これらの「自分で生きていく力」は身につきません。
親の援助や給付金が何らかの理由でなくなった場合、突然自立した生活を送ることは困難といえるでしょう。
承認欲求が満たされない
人間には、他者から認められたい、評価されたいという基本的な欲求があります。しかし、ニート生活ではこの承認欲求が満たされにくく、自己肯定感の低下を招きがちです。「社会に貢献していない」「誰からも必要とされていない」という感覚は、心の安定を崩す要因となります。
仕事を通じて得られる「自分は役に立っている」という実感や、成果に対する周囲からの評価は、人間の幸福感に大きく関わっています。この満足感が長期間得られないことで、自信や生きがいの喪失につながり、社会復帰への1歩が踏み出せなくなってしまいます。
脱ニートを叶える5つのポイント
脱ニートを叶えるには、自分と向き合い、早めに行動を起こすことが大切です。ここでは、脱ニートを叶える5つのポイントを紹介します。
脱ニートを叶える5つのポイント
- 生活習慣を整える
- 自己分析を行う
- 小さな成功体験を積む
- 相談できる場所を見つける
- 目指す姿を明確にする
生活習慣を整える
生活習慣を見直すことで、思考や行動に良い影響が出ることがあります。睡眠時間や食事、運動習慣など、基本的な生活習慣を見直し、就職後の生活リズムに近づけておけば、スムーズに脱ニートを目指せるでしょう。
また、脱ニート後に仕事を始めれば、1日をスケジュールどおりに行動したり、一定の体力が必要になったりする場面もあるかもしれません。
生活習慣の見直しは、すぐに実践できることなので、脱ニートしたい人は最初に取り組んでみると良いでしょう。
自己分析を行う
脱ニートして就職するためには、自己分析で自分と向き合うことが大切です。自己分析とは、過去の経験や考え方から、長所や短所、得意なことや苦手なことなどを客観的に分析して、自分を深く知るための作業のことを指します。
自分がニートとなった原因を理解し「自分はどのような性格なのか」「どのような仕事が合っているのか」などを分析することで、自分の適性に合った仕事が見つかるでしょう。その結果、就職後にミスマッチを感じるリスクが減り、自分に合った仕事を選ぶことができるでしょう。
小さな成功体験を積む
長期間のニート生活から社会復帰をする際に、いきなり正社員を目指すのではなく、まずは小さな成功体験を積み重ねることをおすすめします。アルバイトやボランティア、短期の仕事など、自分のペースで取り組みやすい活動からはじめてみましょう。
たとえば、一日数時間のアルバイトから始めて、徐々に勤務時間を増やしていくことで、働くことへの不安が和らぐことも。また、オンラインで完結する仕事や在宅ワークも、社会との接点を徐々に増やす良い選択肢になるでしょう。
小さな成功体験の積み重ねが社会復帰への自信を高め、より大きなチャレンジへとつながっていきます。
相談できる場所を見つける
脱ニートの道のりは一人で抱え込まず、適切な支援を受けることが成功の鍵となります。信頼できる相談相手や支援機関を見つけ、定期的に相談すると、客観的なアドバイスや精神的なサポートを得られます。
相談先としては、家族や友人などの身近な人のほか、主に以下のような公的支援が挙げられます。
- 地域若者サポートステーション
- ジョブカフェ
- ハローワーク
- 就職エージェント
これらの機関では、就職に関する悩みだけでなく、生活面や心理面のサポートも受けられる場合があります。「ニート向けの就職支援を活用しよう!主なサービス内容や利用のコツを解説」のコラムで、ニートの方が利用できる就職支援について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目指す姿を明確にする
脱ニートを成功させるためには「なぜ働きたいのか」「どのような働き方を目指すのか」という目標を明確にすることが重要です。漠然と「就職しなければ」と思うだけでは、行動を続けるモチベーションを保ちにくくなります。
さらに、以下の例のように、短期目標と長期目標の両方を設定するのが、おすすめです。
- 【短期目標と長期目標の例】
- 短期目標…1ヶ月以内にアルバイトを始める
- 長期目標…3年後に正社員として安定した収入を得る
目標設定に加えて、目標を紙に書き出して、見える場所に貼っておくとモチベーションの維持に効果的ですよ。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

荒井幹太
脱ニートしたいと思っても、上手くいかなかったり不安に感じたりすることがありますよね。そんなときは、あなた一人で抱え込む必要はありません。頼れる存在に相談するのも一つの手段です。
第三者の視点やアドバイスによって、気づかなかった解決策や可能性を見つけることができるかもしれません。わたしたちハタラクティブは、不安や悩みを抱えているニートの方が少しずつでも脱ニートに向けて動き出せるよう、就職活動の支援やアドバイスを行っています。
初めての就職活動でも、一緒に進めていくうちに感覚が掴めてきますよ。まずはわたしたちと「どのような仕事があなたに合うか」から考えていきましょう。
ニートから正社員就職を目指すメリット
脱ニートを目指す上で、最終的には正社員就職も視野にいれておきましょう。正社員として働くことは、経済的な安定だけでなく、さまざまなメリットがあります。
ここでは、正社員就職のメリットについて、解説します。
生活が安定する
正社員として就職することのメリットの1つ目は、経済的な安定が得られることです。定期的な収入があることで、生活の見通しが立ちやすくなり、将来への不安が軽減されます。また、賞与(ボーナス)や昇給の機会もあり、長期的に見ると収入増加が期待できます。
経済的な安定は、単に生活の質を向上させるだけでなく、精神的な余裕をもたらし、自己実現や趣味など人生の他の側面にも良い影響を与えることも。「お金のことを常に心配する」というストレスから解放されることの価値は計り知れません。
人との関わりが増える
正社員就職をすると、人との関わりが増え、コミュニケーション能力の向上や社会性が養われることもあるでしょう。正社員は組織の重要な人物として、より責任のある役割を任されます。これにより、様々な人々と密接に関わる機会が必然的に増え、業務を通じて深い信頼関係を築くことができます。
職場での会話や協力作業は、長期間のニート生活で希薄になっていた対人関係のスキルを取り戻す良い機会となります。最初は緊張するかもしれませんが、日々の関わりの中で少しずつ慣れていくことも。
さらに、仕事を通じてお客様や取引先など、さまざまな立場の人と接することで、多様な価値観や考え方に触れる機会も増え、視野が広がり、人間的な成長につながることもあるでしょう。
将来への不安が減る
正社員として働くことで将来への漠然とした不安が和らぎます。仕事のスキルや経験が蓄積されていくことで、キャリアの選択肢が広がり、長期的な人生設計が立てやすくなります。
また、実際に働き続けることで職業能力が向上し、転職や昇進などのキャリアアップの機会も増えていきます。「このまま社会から取り残されるのではないか」というニートだった頃に感じていた不安は、実際に働き始めると徐々に薄れていくでしょう。
脱ニートしたいならアルバイトから始めてもOK
脱ニートしてすぐに正社員就職するのは難しいと感じている方は、アルバイトから試してみるのも一つの方法です。アルバイトは時間や日数の調整がしやすいため、自分に合った働き方を見つけやすいです。
また、気軽に始められる職種が多く、未経験者が始めやすいのも特徴です。「自分が何の仕事をしたいか分からない」「働く自信がない…」と悩んでいる方は、アルバイトで自信を取り戻してから、自分に合う仕事を見つけてみましょう。
脱ニートするのにおすすめの仕事の特徴
長期間ニート生活をしてブランクがある、あるいは初めて働く方のなかには「自分に業務をこなせるか」「疲弊して続けられないのではないか」と不安に思う方もいますよね。
脱ニートして仕事をするなら、手厚いフォローが期待できる「未経験者を歓迎している仕事」がおすすめです。以下では、脱ニートを目指す人におすすめの仕事を紹介するので参考にしてください。
未経験者を歓迎している仕事
職歴なしから脱ニートを目指す方は、未経験者を歓迎している仕事を狙いましょう。未経験者を歓迎している仕事は応募しやすいだけではなく、研修制度や上司のフォローがしっかりしている傾向もあります。よって、入社後も安心して業務を覚えることができるでしょう。
未経験者を歓迎している仕事には、介護業界や飲食業界などが挙げられます。
介護業界
介護職は高齢者の生活全般を援助する仕事で、少子高齢化の影響から人手不足が続いているため、未経験者から受け入れている求人が多く見られます。
必要な知識や技術は実際の業務や研修で学ぶことが可能。資格取得を支援しているところもあるのでキャリアアップもしやすい環境です。また、「人の役に立つ」というやりがいを感じることができるほか、自己肯定感を高めることにもつながるでしょう。
飲食業界
飲食業界は求人数が多く、未経験者も採用されやすい傾向があります。料理に興味のある方におすすめの仕事です。
業務内容はマニュアル化されていることが多いので、働いた経験がない場合も取り組みやすいでしょう。顧客への接客やサービスを通して、自身のコミュニケーション能力を成長させられます。
在宅ワークが可能な仕事
初めて仕事をする方やブランク期間が長い方には、在宅ワークが可能な仕事がおすすめです。
近年は働き方改革の影響により、労働環境が多様化してきました。在宅勤務が可能な企業で働けば、ワークライフバランスが実現しやすく、脱ニート後も仕事を続けやすいといえるでしょう。
在宅ワークが可能な仕事で代表的なものは、事務職とIT関連の仕事です。
事務
事務職は電話対応やデータ入力などのデスクワークが基本で、在宅勤務がしやすい仕事です。業務内容はマニュアル化されていることが多いので未経験者もスタートしやすく、体力に自信のない方も安心して始められます。
また、パソコン操作はどのような業界でも求められるスキルなので、今後のキャリアにも活かせるでしょう。
IT関連
パソコンの知識がある方には、IT関連の仕事がおすすめです。IT関連の仕事も事務職と同様にパソコン操作が基本となるので、在宅勤務を取り入れている企業が多い傾向にあります。
進化を続けるIT業界では人材確保のため、プログラマーやWebデザイナーなど、さまざまな職種から求人が出ています。未経験者もキャリアを積みやすく、技術を身につけながら高収入を得られるでしょう。
適切な支援を活用して脱ニートを叶えよう!
脱ニートしたいのに行動できない理由は、社会に出て働ける自信がないことや自己否定、トラウマが大きいことなどが考えられます。ニート生活を続けることには様々なリスクがあるため、将来のために社会復帰への一歩を踏み出しましょう。
しかし、ニート生活が長い人や働くこと自体が初めての人にとって、就職活動はハードルが高いと感じるでしょう。そんなあなたには、フリーターやニートなどの若年層に特化した就職・転職エージェントであるハタラクティブがおすすめです。
ハタラクティブで扱う求人の多くは「学歴不問」や「未経験歓迎」のものが多いため、脱ニートしたい人が仕事を見つけやすい環境が整っています。また、入社後のサポート体制が整っている企業も多数、扱っているので、学歴や経験に不安を感じる方も安心して応募できますよ。
経験豊富なアドバイザーが求人紹介のほかにも、提出書類の書き方や面接での受け答え、立ち振る舞い、身だしなみなど、就職活動全般のアドバイスを行います。脱ニートをして就職を成功させたい方は、ぜひご相談ください。
よくある質問(Q&A)
脱ニートの読み方とは?
「脱ニート」は、一般的に「だつニート」と読みます。これは、状態を表す「脱(だつ)」と、特定の状態にある人を指す「ニート」を組み合わせた言葉です。「脱」は、ある状態や状況から抜け出す、離れるという意味を持ち、「脱初心者」「脱サラ」などにも使われます。
ニートから社会復帰するのが辛いのですが、どうしたらよいですか?
ニートの方が、社会復帰の不安や辛さを感じるのは、ごく自然なことです。記事内でも触れたように、まずは無理のない範囲で小さな一歩から始めてみましょう。具体的には、生活リズムを整えることや、短時間のアルバイトやボランティアから社会との接点を増やしていくことが効果的です。
また、若者サポートステーションなどの支援機関では、働くことに悩みを抱えている15歳から49歳の方のサポートを行っています。社会復帰は、小さな成功体験の積み重ねです。一人で抱え込まず、必要に応じて適切な支援を積極的に活用していきましょう。
脱ニートするきっかけを教えてください。
脱ニートのきっかけは人それぞれですが、大きく分けて「将来への危機感や外部からの働きかけ」、そして「自分自身の内面や新しい出会い」が挙げられます。
具体的には、親の高齢化や貯金の減少といった経済的な不安が募ったり、家族や友人からの温かい励ましや具体的な後押しが行動の引き金になったりするケースが見られます。
また、興味のある仕事や分野との偶然の出会いや就職支援機関での相談を通じて得られた自信、あるいはアルバイトなどでの小さな成功体験が前向きな変化を生み出し、脱ニートを後押しする大きな要因となることもあります。
30代ニートの社会復帰に必要なことはなんですか?
30代のニートが社会復帰するには、焦らず、段階的に進めることが大切です。まずは、生活リズムを整え、健康的な食事や十分な睡眠を確保しましょう。次に、自己分析を通して興味や得意なことを見つけ、どのような仕事が自分に合っているのかを考えます。
いきなり正社員を目指すのではなく、アルバイトや短期の仕事から始めて、働くことへの自信を取り戻すのも良い方法ですね。1人で社会復帰を目指すことに不安を感じる人は、ハローワークなどの公的支援、またはハタラクティブがおすすめです。ハタラクティブでは、プロのアドバイザーが希望に沿った求人紹介や面接対策など、就職活動全般をサポートしています。ぜひ一度ご相談ください。
