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バイトが怖いニートにおすすめな職種は?応募が怖いときの対処法を解説
この記事のまとめ
- バイトが怖いニートには、清掃員や郵便局の仕分けといった短期間バイトがおすすめ
- バイトを怖いと感じる間は、体育会系な社風がある体力仕事は避けたほうが良い
- ニートがバイトを怖いと感じる理由は、業務内容や人間関係に不安があることが多い
- 事前に業務内容を確認しながらリハビリ期間と捉え、バイトへの不安を解消しよう
- バイトへの応募が怖いと感じるなら、転職エージェントを利用するのも手
バイトは怖いけど、引きこもりやニート生活を抜け出したいという方もいるでしょう。自分らしい生活様式を叶えるために、バイトへの恐怖感を解消したいですよね。
バイトが怖いニートの方には清掃員や郵便局の仕分けといった、コミュニケーション能力を求められにくい短期バイトから始めるのがおすすめです。事前に業務内容を確認したり、アルバイトとして働く間をリハビリ期間と捉えたりすることで不安な気持ちが解消されやすくなります。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えつつ、バイトが怖いニートの方へおすすめな職種を解説しています。また、面接でされる質問と答え方の例や応募が怖いときの対処法もご紹介。引きこもりやニート生活から抜け出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
バイトが怖いニートにおすすめな職種5選
バイトが怖いニートにおすすめな職種5選
- 清掃員
- コンビニスタッフ
- ポスティングスタッフ
- 郵便局の仕分け
- 倉庫内でのピッキングスタッフ
引きこもりといったニート生活から抜け出したいと思ったとき、どのアルバイトを選べば良いのか迷ってしまいますよね。ここでは、バイトが怖いニートの方におすすめの職種をご紹介します。以下を参考に、始められそうな仕事がないか探してみてください。
1.清掃員
清掃員は一人で黙々と作業を行うことが多く、バイトが怖いと感じるニートの方も始めやすいでしょう。清掃員は人と接する機会が少なく、シンプルな作業内容なのが特徴です。
建物や公共施設の清掃は、日中に行うのはもちろん、人の出入りがない休日や深夜に行うことも。清掃員の求人を探すときは、自分の希望する時間帯で仕事ができるかどうかを確認するようにしましょう。
2.コンビニスタッフ
コンビニは店舗数が多く、営業時間も長いため、スタッフ募集の求人も見つけやすい傾向があります。候補の多さから、自宅から通勤しやすいエリアで応募先を探せるでしょう。
働き始めたばかりでなるべく接客を避けたい場合、比較的利用客が少ない店舗を選んだり、早朝や深夜の時間帯を希望したりするのも手。接客に慣れてきたら混雑しやすい時間帯で勤務し、コミュニケーション能力に磨きをかけられれば、将来的な転職先の幅が広がるでしょう。
3.ポスティングスタッフ
ポスティングスタッフとは、チラシや広告といった媒体を一軒家やマンション、アパートのポストに投函する仕事です。定められたエリアを一人で回るので、精神的な負担が少ないでしょう。「散歩がてらチラシをポストに入れるだけ」とポジティブに捉えられるため、体力に自信がない方も安心です。
ただし、歩合制を採用している企業の場合、労働時間と報酬が見合わないというリスクも。ポスティングを検討しているニートの方は、時給制や日給制を導入している企業を選ぶのがおすすめです。
4.郵便局の仕分け
ニートの方が始めやすい仕事として、郵便局での仕分けが挙げられます。主な業務内容は、封筒やはがきといった郵便物を仕分けることです。
郵便局も清掃員同様に、黙々と作業することが多くコミュニケーション能力を求められないのが特徴。年賀状が多く集まる年末年始といった繁忙期に求人応募すると、採用される可能性が高くなります。
5.倉庫内でのピッキングスタッフ
倉庫内で指定された商品をピックアップし、注文に合わせて梱包する仕事もニートの方が始めやすいでしょう。基本的に一人で作業することが多く、コミュニケーション能力を求められにくいのも特徴の一つです。
ピッキングは広い倉庫での作業になることが多いので、空調が管理されていない場合があります。地域によっては、夏場や冬場の気温が厳しい可能性があることも認識しておきましょう。
ニートの方におすすめのバイトは「ニートにおすすめのバイトとは?求人の見つけ方や受かるコツを押さえよう!」のコラムでも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
短期バイトに慣れたら長期バイトに挑戦しよう
短期間のアルバイトから始めてみて、慣れてきたら長期間のアルバイトに挑戦しましょう。最初から長期バイトを始めることに抵抗や不安がある場合、無理に長期バイトから始める必要はありません。最初は週2~3日のシフトで出勤し、徐々に仕事をする生活に慣れていきましょう。短期バイトに慣れて長期バイトを目指せるようになれば、勤務先の選択肢も広がります。
バイトが怖いニートにあまり向かない職種
バイトが怖いと感じるニートの方は、向かない職種を理解しておくことが大切です。知らずに向かない職種のバイトを始めると、怖いというイメージが強くなる恐れがあります。
下記の内容を参考に、向いていないアルバイト先を避けられるようにしましょう。
体育会系な社風がある体力仕事のバイト
アルバイトに対して不安感を抱いている際に、体力を使う仕事は体育会系な社風が多いので避けましょう。体育会系な社風とは、「大声で挨拶する」「何事も恐れず取り組む」といった上下関係や根性論を重視しやすいのが特徴です。
体育会系な社風がある体力仕事が多い職種で挙げられるのは、「施工管理職」や「営業職」など。アルバイト先を見学して、社風が合わないと感じたら別のアルバイトを見つけることをおすすめします。
コミュニケーション能力を求められるバイト
繁盛している飲食店のホールスタッフやパチンコ店員といった、コミュニケーション能力を求められるバイトも避けたほうが良い職種といえるでしょう。忙しいなかで仕事を円滑に進めるためには、従業員同士のコミュニケーションが大切です。
コミュニケーション能力を重視する仕事のなかには、スピード感やマルチタスク能力を求められやすいため高時給なものもあります。ですが、いきなり激しい業務をこなすことは難しく、仕事に慣れていないときは負担が掛かりすぎてしまうので、ニートや引きこもりを脱するタイミングでは避けるのが無難です。
ニートがバイトすることを怖いと思う理由
ここでは、ニートの方がバイトを怖いと感じる理由をまとめました。怖いと感じる理由が分かれば、改善策を探せるでしょう。自分に当てはまる理由がないか、チェックしてみてください。
自分がバイトの仕事をこなせるか不安
今まで仕事をしてこなかったことにコンプレックスを感じることで、「任された仕事をこなせないのでは」「教えられた仕事を覚えられるか」と不安になる傾向があるようです。ほかにも、責任感がある人の場合「ほかのスタッフに迷惑を掛けてしまうのでは」「足手まといになったらどうしよう」とネガティブになり、バイトが怖いと感じる人もいるでしょう。
仕事をこなせるかどうか不安に感じるのであれば、筆記用具とノートを持参しましょう。いわれたことを1回で覚えることは、仕事に慣れていても完璧にできるとは限りません。
アルバイト初日にいわれたことをメモしておけば、翌日メモを見返しながら作業できます。メモすることは指導者の負担も軽減し、「仕事を覚えよう」という熱意も伝わるのでおすすめです。
人間関係がうまくいくか不安
人間関係がうまく構築できるかどうかも、バイトが怖いと感じる不安要素の一つです。引きこもりやニートの方に限らず、職場の人間関係は就職活動をするうえで誰しもが抱く不安でしょう。
どうしても人間関係が心配という場合は、コミュニケーションを求められにくいバイトを選んでもOKです。ニート生活から仕事をする生活に慣れてコミュニケーションをとる余裕が出てきたら、人と関わる職種に挑戦しても良いでしょう。
面接でニートになった理由を聞かれるのが不安
バイトを始める前の面接で、「なぜニートになったのか」を聞かれることが不安と感じることもあるでしょう。引きこもりやニートへの背徳感から「やる気がないと思われ、不採用になるのでは」と、マイナス思考になってしまう傾向があります。
ですが、ニートになった理由がネガティブであっても、就業意欲がアピールできれば採用される可能性は高くなります。ニートになった経験から得た反省点や働きたいと思った理由を明確にし、具体的に面接官に説明することが成功するポイントになるでしょう。
「『仕事したくない』とニートを続けるとどうなる?就職を目指すコツを解説」のコラムではニートを続けるリスクや仕事を始める際のポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
八木寛斗
アルバイトやニートの期間は、今後の就職活動においてネガティブな影響を与える可能性があるのでできるだけ早めの就業をおすすめします。
また、家庭の事情など致し方ない事情でアルバイトやニートになってしまっている場合、フラットな目線で見てくれる企業もあるでしょう。
ニートがバイトに対する不安を解消する3つの方法
ニートがバイトに対する不安を解消する3つの方法
- 事前に業務内容を確認しておく
- 理想のライフスタイルを叶えるリハビリ期間と捉える
- バイトの選考に落ちても落ち込まない
社会から離れて生活をしていたニートがアルバイトを始める際に、不安を感じるのは自然なことです。以下で、不安を解消し前向きにバイトを始められる方法を解説しています。
1.事前に業務内容を確認しておく
アルバイトの業務内容を事前に把握しておけば、怖いという気持ちが軽くなることがあります。何を任されるか知っておけば、業務をイメージしたうえで仕事に臨めるでしょう。
たとえば、インターネットで業種や職種ごとの一日の流れや業務内容を調べるのも手。アパレルショップや飲食店など実際に店舗へ行ってみて、スタッフ同士の雰囲気や仕事内容をチェックしてみるのも良いでしょう。
2.理想のライフスタイルを叶えるリハビリ期間と捉える
バイトに対する不安が払拭できないというニートの方は、「アルバイトは理想の生活スタイルを叶えるためのリハビリ期間」と捉えると仕事に取り組みやすくなるかもしれません。アルバイトを始めるにあたって、完璧に仕事をこなそうと思う必要はありません。「採用してもらったからいっぱいシフトに入らなきゃ」と無理せず、自分のペースに合ったアルバイトから始めましょう。
引きこもりやニート生活からいきなり張り切ってしまうと、今までの生活リズムとのギャップが発生することも。疲労が重なり就業意欲が低下する可能性も考えられるので、無理せず続けることが大切です。
3.バイトの選考に落ちても落ち込まない
「頑張って選考を受けたのに採用されなかった」と落ち込まないように心掛けてみましょう。バイトの面接では、人柄に問題なくても勤務時間や出勤日といった雇用条件がバイト先の求める人材と異なり、不採用につながることもあります。
バイトの選考で不採用になっても「バイトの選考は誰でも落ちることがある」「バイト先と希望条件が合わなかっただけ」と前向きに捉えましょう。ただし、履歴書の書き方や面接の受け答えの不備が理由で落とされることがないよう、選考対策は怠らないように注意が必要です。
「ニートから脱却するには?脱出する方法や何から始めるべきかを解説します!」のコラムではニートを脱却するためのステップを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もうバイトは怖くない!面接でされる質問と答え方の例
バイトの面接でどのような質問をされるのか、どのように答えたほうが良いのか分からず、バイトが怖いと感じる人もいるでしょう。
この項では、質問される可能性のある内容とその答え方をご紹介します。面接練習をするときの参考にしてみてください。
希望の勤務期間を聞かれた場合
バイトの面接では、「このバイトでどのくらい働きたいと考えていますか」と聞かれる可能性があります。具体的な年数が決まっていた場合、「最低でも△年ほどを考えています」と答えましょう。
明確な目標がなくても「なるべく長く勤務したい」と答え、働きたい気持ちの高さを示すことが大事です。どのくらい働きたいか決まっていなくても、「分かりません」と答えるのは避けましょう。「先のことを考えていない」と計画性を不安視され、就業意欲が低いと判断される可能性があります。
業務内容が大変でも続ける意思があるか聞かれた場合
採用担当者によっては、業務で大変なことがあった場合に、すぐ辞めないか、続けられるのかを聞かれることもあるでしょう。忍耐力を確認されるような質問をされたら、迷わず「大丈夫です」と答えると良い印象が残りやすくなります。
キツい仕事に耐えられるか不安になり、回答を濁してしまうと「頼りない」と思われマイナスイメージになることも。面接で聞いた業務内容に不安を感じたら、その場で入職を決めず落ち着いて考えても問題ありません。
従業員とコミュニケーションを取れるか聞かれた場合
バイト先にいるほかの従業員とコミュニケーションを取れるか聞かれた際も、問題ない旨をはっきりと伝えましょう。アルバイトを募集している職場では、応募者のコミュニケーション能力の有無を確認したいと考えています。面接官とやり取りする際はしっかり相手の目を見て話し、質問された内容に的確に答えましょう。
就職しなかった理由を聞かれた場合
バイトの面接では、「なぜ就活せずニートになったのか」と理由を聞かれるでしょう。このような質問をされたら、「仕事を選ぶうえで慎重になりすぎた」といった回答をし、就活時の反省点と一緒に、今後の目標や働く意欲を伝えるのがおすすめです。
また、正社員ではなくアルバイトを希望する理由を聞かれることも考えられます。「正社員を目指すために、バイトから経験を積みたい」と答えることで、就業意欲の高さをアピールできるでしょう。
バイトの面接に行くときは身だしなみに気をつけよう
面接の場では、清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。Tシャツにジーンズ、スニーカーといったカジュアルな服装ではなく、女性であればブラウスにパンプス、男性はシャツに革靴といったフォーマルな服装で面接を受けましょう。また、服装以外にも髪型や髭、ネイルなど、仕事をするうえで最低限のマナーに気を配る必要があります。面接での身だしなみは第一印象につながる大切なポイントのため、十分に気をつけましょう。
バイトへ応募するのが怖いと感じるときの対処法
ここでは、バイトへの応募が怖いと感じるときの具体的な対処法を3つご紹介します。落ち着いて会話ができるよう、どうしたら緊張がほぐれるのか考えてみましょう。
電話を掛ける時間帯や場所を選ぶ
電話でアルバイトの応募をする際は、落ち着いて話せるよう迷惑にならない時間帯や静かな場所を選びましょう。自分のことで精一杯にならないよう工夫し、相手への配慮も忘れないことが大切です。
電話を掛けるタイミングは、早朝・深夜・始業前や終業後などの時間帯を避けましょう。静かな場所を選ぶことで、周囲の音も気にせず落ち着いて話せます。
会話の内容や聞かれそうなことを事前に想定する
会話の内容や、バイト先から質問される可能性がある内容を事前に想定しておけば、不安を解消できる方法の一つです。緊張せず話すことが難しくても、軽減できる対策を見つけましょう。
たとえば、聞かれそうな質問を想定したうえで、どう答えるかをメモしておくのがおすすめです。質問と回答の一連の流れをまとめておけば、会話の流れをシミュレーションでき落ち着いて会話できるでしょう。
転職エージェントを利用する
バイトに応募するのが怖い場合、転職エージェントを利用することを検討してみましょう。転職エージェントとは、転職者の希望に合った求人を紹介する民間のサービスです。
就職・転職エージェントを利用すれば、求人の提案だけでなく、選考対策のアドバイスや企業とのやり取り代行などもしてもらえるのが特徴。一人でアルバイトに応募するのが不安な人は、エージェントに相談するのも方法の一つでしょう。
転職エージェントを利用する場合は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層に特化した転職エージェントです。
ハタラクティブは、専任アドバイザーが求職者の不安や希望をヒアリングし、一人ひとりに合った求人をご提案いたします。就活に必要なサポートを一貫して行うので、安心して就活に臨めるでしょう。
バイトを怖いと感じるニートに向けたQ&A
ここでは、バイトが怖いと感じるニートの方によくある悩みをQ&A形式で解説しています。
ニートでバイトに応募したら採用されないことはありますか?
ニートであることが理由で不採用になることはほとんどありません。
「働きたい」という熱意が採用担当者に伝われば、採用されるチャンスは十分にあります。ただし、雇用条件や年齢がバイト先が求める条件と異なる場合、採用されない可能性があるでしょう。
ニートでバイトするのはやめとけって聞くけど本当ですか?
引きこもりやニート生活から抜け出すために、バイトをすることは悪いことではありません。
ただし、バイトは収入が安定しないため、ずっとバイトで生計を立てることはおすすめしません。バイトはあくまで社会復帰のリハビリと捉え、正社員を目指しましょう。
怖くてバイトができないことを克服したいのですが、どうしたら良いですか?
ハローワークや就職・転職エージェントの就活支援機関を受けましょう。
就活のサポートがあれば不安や悩みをすぐ相談ができ、怖いという気持ちが解消されることも。ハタラクティブでは、求人の紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策など、転職活動の全面的なサポートも行っているので安心して就活できるでしょう。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube