この記事のまとめ
- ニートの方は経済的負担を押さえながらスキルを習得できる職業訓練の受講がおすすめ
- ニートの方が職業訓練を受ければ、履歴書の職歴欄に書いて積極性をアピールできる
- 職業訓練は、コミュニケーション能力の向上や生活リズムを整えられるメリットもある
- ニートの方が職業訓練を受けるにはハローワークでの手続きが必要
- より手厚いサポートを望んでいる人には若年層に特化したエージェントがおすすめ
就職を実現したいニートの方の中で、職業訓練を検討している人もいるでしょう。職業訓練は、無料または低価格で専門的なスキルを習得できるため、ニートの方におすすめです。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの高城さんのアドバイスを交えつつ、職業訓練を受講するメリット・デメリットや受講するための手順を詳しく解説します。就職活動における選択肢の一つとして、参考にしてみてください。
職業訓練とは?
職業訓練とは、就職に必要なスキルや知識を無料または低額で学べる公的な制度のことです。国や自治体が実施しており、就職の可能性を高めるための実践的なプログラムが用意されています。
職業訓練には主に3種類あり、それぞれ対象者や内容が異なります。自分の状況に合った訓練を選ぶことで、効率よくスキルアップを図ることが可能になるでしょう。未経験の分野でも基礎から学べるため、「スキルがない」「自信がない」という方こそ、ぜひ活用すべき制度といえます。
1.公共職業訓練
公共職業訓練は、雇用保険を受給している方を主な対象とした職業訓練です。受講料は無料、または一部有料で、教材費のみ自己負担となります。申し込みは、全国各地のハローワークの、窓口から申し込むことができます。
公共職業訓練では、ものづくり系の科目として機械加工や電気工事、建築などの訓練が用意されています。また、専門的な技能の習得として、介護や医療・調剤事務、総務・経理事務、Webデザインなどから選択が可能。
2ヶ月〜2年ほどで修了する訓練となっており、就職に直結するような実践的な内容となっています。雇用保険を受給していない方でも、一定の条件を満たせば受講できる場合がありますので、詳しくはハローワークに相談してみることをおすすめします。
2.求職者支援訓練
求職者支援訓練は、ハローワークで求職申込みをしている方を対象とした訓練制度です。再就職や転職、スキルアップを目指す方が月10万円の給付金を受給しながら、無料で職業訓練を受けることができます。
求職者支援訓練は、2〜6ヶ月程度で修了する訓練となっており、基礎コース(基礎的能力を習得)と実践コース(より専門的な知識・技能を習得)の2種類があります。基礎コースは、社会人としての基本的なスキルと基礎的なパソコンスキルを習得できる内容となっています。
実践コースは、基本的なスキルに加え介護、医療・調剤事務、総務・経理事務、営業・販売事務、JAVA、Webデザインなどより実践的な技能を習得できる内容となっています。
職歴なしの場合に受けられるのは?
職歴がない場合でも、「求職者支援訓練」を受講することができます。訓練内容も基礎的なところからスタートするコースが多いため、未経験者でも安心して学び始めることができます。ただし、受講給付金を受けるためには、世帯収入など一定の条件を満たす必要があるため、お近くのハローワークで確認しておきましょう。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
3.学卒者訓練
学卒者訓練は、中学・高校卒業者や専門課程修了者を対象とした職業訓練です。高等学校や大学を卒業した方が、就職に必要な技術や知識を身につけるための訓練となっています。訓練期間は1〜2年と比較的長めで、より専門的な技術を習得できるのが特徴です。
学卒者訓練では、普通課程・専門課程・応用課程の3つの種類が用意されています。また、公共職業訓練や求職者支援訓練とは異なり、受講料は有料です。
| 種類 | 目的 | 料金 |
|---|---|---|
| 普通課程 (中学・高等学校卒業者が 対象) | 地域産業に必要な 多様な 技能・知識を 労働者に育成する | 各都道府県で定める額 |
| 専門課程 (高等学校卒業者が対象) | 高度な知識・技能を 兼ね備えたものづくり人材を育成する | 390.000円 ※別途、入学金169.000円が必要 |
| 応用家庭 (専門過程修了者等が対象) | 生産技術・生産管理部門のリーダーとなる 人材の育成 | 390.000円 ※別途、入学金112.800円が必要 |
参照:厚生労働省「学卒者訓練の概要」
普通課程に関しては、各都道府県で定める額とされているため、事前にハローワークへ確認しておくとよいでしょう。
参照元
厚生労働省
学卒者訓練の概要
正社員で働きながら職業訓練を受けられる?
正社員の方は、働きながら「在職者訓練」が受けられます。「在職者訓練」は、主に中小企業に勤める方を対象に、業務に必要な専門知識・技術を学ぶための訓練とされています。土日や夜間に開講されているコースもあるため、働きながらスキルアップを目指すことが可能です。
2〜5日の短期間で学べるコースもあり、機械操作や情報技術など様々な分野が用意されています。また、主に若手・中堅社員の方向けに、ものづくりの基礎から応用まで学べる約2年の訓練も実施しているので、ものづくりのプロフェッショナルを目指したい方におすすめです。
ニートは職業訓練に行かないほうが良いってホント?
「ニートは職業訓練に行かない方がいい」という話を聞いて、不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、結論から言えば、それは誤解です。 スキルや職歴に自信がない方や社会復帰を望んでいる方こそ、職業訓練は就職への大きな一歩となります。
単に就職に必要なスキルを身につけるだけでなく、社会復帰に向けた土台づくりとしても非常に有効です。職業訓練に通うことで生活リズムが整い、コミュニケーション能力が身につくことも。また「自分には、スキルや強みなどがない」と感じている方にとって、訓練で得た資格やスキルは就職活動での大きな武器になるでしょう。
職業訓練を受けた過去について、就職で不利になると思っている人もいるかもしれませんが、むしろ、前向きに自己成長を目指している証として評価されることも多いのです。「職業訓練は就職できない人が行くところ」という誤った意見に惑わされず、まずは自分にとって何が必要か、ハローワークなどで相談してみましょう。
ニートが職業訓練を受けるメリットとデメリット
ニートの方が職業訓練を受けることは、就職に向けたスキルアップや生活の立て直しに有効です。一方で、訓練内容によっては就職に直結しなかったり、金銭的な負担が生じたりする可能性もあります。
ニートの方が職業訓練を受けるメリット・デメリットについて、事前に知っておくことで自分にとって最適な選択ができるようになります。ここでは、ニートが職業訓練を受けるメリットとデメリットについて解説します。
メリット
ニートの方が職業訓練を受けることには、仕事に役立つスキルを身につけられる、履歴書に書ける、給付金を受け取れる、仲間ができるといったメリットがあります。
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説しているので、職業訓練を受講しようか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
仕事に役立つ知識やスキルが身につく
職業訓練の最大のメリットは、就職に直結する実践的なスキルや知識を習得できることです。訓練内容は現場のニーズに合わせて設計されており、企業が求める人材になるための教育が受けられます。たとえば、IT系のコースではプログラミング言語やネットワークの知識など、実務で使える技術を基礎から学べます。
また、多くの訓練コースでは資格取得も視野に入れたカリキュラムが組まれています。資格は就職活動において客観的な能力の証明になるため、職歴のないニートの方にとってはメリットといえるでしょう。
履歴書に書ける
職業訓練は正式な教育機関での学びとして履歴書に記載できるため、空白期間を埋めることができます。これは単に見栄えの問題ではなく、「学ぶ意欲がある」「キャリアアップに前向き」という積極性をアピールすることにもつながります。
面接でも職業訓練での経験を具体的に話すことで、自己PRの材料になります。「どのようなことを学び、どんな成果があったか」「グループワークでどう貢献したか」など、実体験に基づいた話ができれば説得力が増すでしょう。
給付金を受け取れる
求職者支援訓練では、一定の条件を満たすと「職業訓練受講給付金」や「通所手当」を受け取ることができます。職業訓練受講給付金の受給要件は以下のとおりです。
| 要件項目 | 内容 |
|---|---|
| 本人収入 | 月8万円以下 |
| 世帯収入 | 月30万円以下 |
| 世帯の金融資産 | 300万円以下 |
| 不動産所有 | 現在住んでいるところ以外に土地・建物を 所有していないこと |
| 出席率 | すべての訓練実施日に出席していること (やむを得ない理由があり、証明できる場合でも8割以上の出席が必要) |
| 同一世帯内の受給 | 同一世帯の中に給付金を受給して訓練を 受けている人がいないこと |
| 過去の不正受給 | 過去3年以内に、不正行為により特定の給付金を受給していないこと |
| 過去の受給歴 | 過去6年以内に職業訓練受講給付金を 受給していないこと |
参照:厚生労働省「就職支援・給付金などについて知る」
職業訓練受講給付金は月10万円、通所手当は通所方法により支給額が異なります。これにより、訓練に集中できる環境を整えることができるでしょう。
参照元
厚生労働省
就職支援・給付金などについて知る
職業訓練給付金の審査は厳しい?
職業訓練給付金の審査は、一般的な印象ほど厳しくありません。上記の基準を満たしていれば、多くの場合給付を受けることができます。ただし、収入や資産の申告は正確に行う必要があり、虚偽の申告が発覚した場合は全額返還を求められることもあるため注意しましょう。必要書類をきちんと準備し、ハローワークの担当者に相談しながら進めれば、審査をスムーズに通過できる可能性が高いです。同じ悩みを持った仲間ができる
職業訓練では、似た境遇や目標を持つ仲間と出会うこともあります。ニート生活で人間関係が希薄になっていた方にとって、共に学び励まし合える仲間の存在が支えとなります。さらに、訓練中のグループワークやディスカッションを通じて、職場で必要なコミュニケーション能力が身につくことも。
「人と話すのが苦手」「社会に出るのが怖い」と感じている方も、同じ立場の人たちと少しずつ交流することで、社会復帰への不安を和らげることができるでしょう。実際に、訓練を通じて知り合った仲間と就職活動の情報を共有したり、卒業後も交流を続けたりするケースも少なくありません。
デメリット
職業訓練のメリットについて解説しましたが、人によってはデメリットと感じる内容もあるかもしれません。
ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説しているので、職業訓練を受講しようか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
コースによっては期間が長くなってしまう場合がある
職業訓練は、コースによって3ヶ月から最長2年程度の期間がかかります。特に専門性の高いスキルを習得するコースほど長期間になる傾向があります。また、就職以外の都合で職業訓練を辞めた場合、以降の手当や給付金等の支給は停止されるため注意しましょう。
そのため、申し込み前にコース内容をしっかり確認し、可能であれば見学会や説明会に参加することが大切です。
受講しても必ずしも就職できるとは限らない
職業訓練を修了しても、必ずしも希望通りの就職ができるとは限りません。厚生労働省の「令和5年度 求職者支援訓練実績」によると、令和5年度の求職者支援訓練の就職率は基礎コースが60.1%、実践コースが60.6%となっており、就職率は低くはないですが、景気動向や地域の求人状況、個人の努力によって就職できるかどうかは異なります。
また、訓練で習得したスキルと実際の求人とのミスマッチが生じることもあるでしょう。また、訓練で習得したスキルと実際の求人とのミスマッチが生じることもあるでしょう。職業訓練の経験やスキルを活かして就職を成功させるには、訓練選びの段階で地域の求人動向をリサーチし、就職につながりやすいコースを選ぶことが重要です。
また、訓練中も自主的に就職活動のスキルを磨いたり、資格取得に向けて勉強したりするなど、積極的な姿勢が求められます。訓練はあくまでもスタート地点であり、そこから先は自分次第という心構えを持っておきましょう。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
職業訓練の選考に落ちて受講できない可能性がある
人気のコースは競争率が高く、選考で落とされることも考えられます。選考では筆記試験と面接が行われることが多く、特に面接では「訓練を最後まで受ける意欲があるか」「訓練後の就職意欲は高いか」といった点が重視されます。
希望するコースに落ちた場合の対策として、複数のコースを検討しておくことをおすすめします。また、面接対策として、訓練を受ける目的や将来のビジョンを明確にしておくことも大切です。ハローワークでは面接対策のアドバイスも受けられるので、積極的に相談するとよいでしょう。
初回の選考で落ちても、再チャレンジすることで受講できるケースも多いため、諦めずに挑戦することが大切です。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

高城綾香
ニートから就職を検討する場合、まずは第三者に相談をするなど、少しずつ動き出す必要があります。ハローワークや就職エージェントに登録することから始めるのも手です。
少しずつ動くことで就職活動の感覚がつかめてくるはずなので、焦らず自分のペースで進めてみましょう。わたしたちハタラクティブでは、未経験からの就職活動をサポートしているので、「動き出すのが不安」という方は、ぜひご相談くださいね。
ニートが職業訓練を受ける手順
職業訓練を受けるためには、いくつかの手続きが必要です。ハローワークに行き、「受けたいコースの締め切りまでに手続きが間に合わなかった」という事態を避けるためにも、事前に流れを把握しておきましょう。
1.ハローワークで求職申し込みをする
職業訓練を受けるための第一歩は、ハローワークでの求職申し込みです。お近くのハローワークに行き、求職申込書に必要事項を記入します。その際、身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など)が必要になるため、忘れずに持参しましょう。
2.ハローワークで職業相談を行い受講する訓練コースを決める
求職登録が完了したら、職業相談の予約を取り、どのような訓練コースが自分に合っているかを相談します。担当者と一緒に、あなたの希望や適性、地域の求人状況などを考慮しながら、最適なコースを選んでいきます。
ニートが職業訓練を活用するコツ
職業訓練を最大限に活用するコツは、「自分の興味・関心」と「就職のしやすさ」のバランスをとることです。ただ漠然と人気コースを選ぶのではなく、自分が続けられる分野かどうかを考えましょう。また、訓練コース選びの際には以下の点をチェックするとよいでしょう。・修了生の就職率や就職先業種
・資格取得のサポート体制
・訓練施設へのアクセスの良さ
・カリキュラムの具体的な内容
さらに、訓練を受ける前に基本的な生活習慣を整えておくことも重要です。規則正しい生活リズムを作り、長時間集中して学習できる体力をつけておきましょう。
3.ハローワークに受講申込書を提出する
希望するコースが決まったら、ハローワークで受講申込書を入手し、必要事項を記入して提出します。この申込書では、受講を希望する理由や訓練後の就職希望などを記入する欄があります。
また、求職者支援訓練で給付金を希望する場合は、この時点で担当者に伝え、必要な手続きについて説明を受けておきましょう。
4.応募書類を作成し職業訓練校に送付する
ハローワークで申込手続きをした後、訓練実施機関に提出する応募書類を作成します。一般的には履歴書や志望動機書が必要になりますが、訓練によって異なる場合もあるため、詳細は担当者に確認しましょう。
5.面接練習を行い職業訓練校にて面接や筆記試験を受ける
応募書類を提出したら、次は選考試験です。多くの場合、面接と筆記試験が行われます。筆記試験は基礎的な国語や数学、一般常識などが出題されることが多いですが、訓練コースによって難易度や内容は異なります。
6.面接に合格したらハローワークに行き入校手続きをする
選考に合格すると、訓練実施機関から合格通知が届きます。通知を受け取ったら、ハローワークに報告し、入校手続きを行います。この段階で、訓練開始日や持ち物、事前準備などの詳細情報が提供されます。
また、求職者支援訓練で給付金を希望する場合は、この時点で給付金の申請手続きも行います。必要書類(収入証明や資産証明など)を揃えて提出しましょう。
遅刻や早退に注意
職業訓練では、出席率が重視されます。特に給付金を受給している場合、80%以上の出席率が必要です。遅刻や早退も欠席扱いとなるケースが多いため、時間管理には十分注意しましょう。体調不良などでやむを得ず欠席する場合は、必ず事前に連絡することが大切です。ニートにおすすめの職業訓練コース
職業訓練を受けて就職を目指したいと思っていても、自分が受けるべきコースに悩んでしまう方もいるでしょう。ここでは、ニートにおすすめの職業訓練コースを紹介します。
IT関連
IT関連の職業訓練は、未経験者でも基礎から学べるコースが多く、ニートの方におすすめです。プログラミングやWebデザイン、ネットワーク管理など、さまざまな分野があり、デジタル化が進む現代社会においてIT関連の知識があることで、ニーズの高い人材を目指せることも。
IT関連の訓練は3〜6ヶ月程度で、実習を交えた実践的な内容が多いのも特徴です。また、訓練中に「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」などの資格取得を目指せるコースも多く、就職活動で強みになります。
IT関連の職業訓練には以下のようなコースがあります。
- ITエキスパート養成科
- ITアプリケーション活用科
- ビジネスパソコン科
- 就職に有利なパソコン・ITパスポート科
- 情報システム科など
上記以外にも、IT関連のコースは多数あるため、自分に合ったコースを選びましょう。
事務系
事務系の職業訓練は、ビジネスの基本スキルを身につけられるため、職歴がない方や社会人経験の少ない方に特におすすめです。簿記やパソコン操作、ビジネスマナー、文書作成など、多くの企業で求められる汎用的なスキルを習得できます。
事務系の職業訓練には以下のようなコースがあります。
- 経理事務科
- ビジネスパソコン・Web科
- 簿記スキル養成科
- 経理簿記・ビジネスDXマスター科
- パソコン基礎習得科など
訓練期間は通常3〜4ヶ月程度で、日商簿記検定やMOS(Microsoft Office Specialist)といった資格取得を目指すカリキュラムが組まれていることが多いです。就職先としては、一般企業の事務職や医療機関の医療事務、経理事務などが考えられます。未経験からでも挑戦しやすい分野といえるでしょう。
医療・福祉系
医療・福祉系は、高齢化社会を背景に慢性的な人材不足となっており、就職を目指しやすいと考えられます。介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)や医療事務などの資格取得を目指すコースが一般的です。
医療・福祉系の職業訓練には以下のようなコースがあります。
- ヒューマンケアステップアップ科
- 介護福祉士実務者研修科
- 介護福祉科
- 介護サービス科
- 介護福祉人材育成科など
訓練期間は3〜6ヶ月程度が多く、実習が重視されるのも特徴です。医療・福祉系の仕事の魅力は「人の役に立つ実感が得られる」ことと「社会貢献度の高い仕事ができる」ことです。また、夜勤や交代制勤務など、さまざまな働き方ができる点も魅力といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス トップページ
職業訓練以外にも!ニートにおすすめの就職支援
ハローワークの職業訓練は、ニートの方が就職を目指す上で有効な手段の一つです。しかし、ニートの方が受けられる就職支援は職業訓練だけではありません。就職への道筋は一つではなく、一人ひとりの状況や希望に合わせて様々なサービスが存在します。
ここでは、職業訓練以外のニートにおすすめの就職支援についてご紹介します。
ハローワーク
ハローワークでは、職業訓練以外にもさまざまな就職支援サービスを無料で利用できます。求人情報の閲覧はもちろん、職業相談や職業紹介、履歴書・面接対策など、就職活動に必要なサポートが充実しています。
また、自己分析や適職診断なども無料で受けられるため、「何をしたいかわからない」という方にとっても、自分の適性や興味を見つける良いきっかけになります。ハローワークのメリットは、専門家のアドバイスを直接受けられることと、全国各地にあるため誰でもアクセスしやすい点です。
また、就業への悩みを抱える15歳〜49歳までの若者を対象とした「若者サポートステーション(サポステ)」もおすすめです。若者サポートステーションは、ハローワークと連携しながら、専門スタッフへの相談やジョブトレ(就業体験)、面接・履歴書指導など、若者の就労支援を行っています。
「ハローワークの利用方法とは?初めての方へ使い方を解説!」のコラムではハローワークの利用方法や受けられるサービスについて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
就職エージェント
就職エージェントは、個別の状況に合わせた手厚いサポートを求めているニートの方におすすめのサービスです。専門のキャリアアドバイザーが求職者の希望やスキル、職務経歴を丁寧にヒアリングし、非公開求人を含む多数の求人の中から、その人に合った仕事を紹介してくれます。
履歴書の添削や面接対策などを行ってくれるため、就職活動に不安を感じている方でも安心して利用できます。また、職歴に自信がない方や長期間のブランクがある方向けの専門エージェントも増えており、一人ひとりの状況に合わせた支援を受けられるのが大きなメリットです。
【まとめ】ニートが職業訓練を受けるには何を学びたいかを明確にしよう
職業訓練は、専門的なスキルを無料または低額で習得できるだけでなく、要件を満たせば給付金も受け取れるため、経済的な負担を抑えながら就職に備えられます。職業訓練の受講を検討しているニートの方の中で「何を学びたいか」という問いに対する答えが見つからない場合は、ハローワークでの職業相談やキャリアカウンセリングを活用しましょう。
就職エージェントのハタラクティブは、ニートやフリーター、第二新卒など、若年層のサポートに特化しています。未経験者を歓迎している求人を多く取り扱っているので、正社員としての経験がない方や、新しい仕事に挑戦したい方におすすめです。
紹介する求人は実際に企業に取材を行ったものなので、入社後にミスマッチを感じる不安も軽減できます。ニートからの就職を目指している方は、ぜひハタラクティブの利用をご検討ください。
ニートの職業訓練に関するお悩みQ&A
ここでは、ニートの方の職業訓練についてのお悩みや疑問にQ&A形式でお答えしています。
職業訓練は履歴書に書けますか?
職業訓練は、履歴書の職歴欄に書けます。仕事に役立つスキルを身につけるために努力していたことを担当者にアピールできるので、職業訓練を受けていたことは履歴書に書いておくのがおすすめです。履歴書に記載する際は、受講したコースの正式名称、訓練校への入学日と修了日を書きましょう。
職業訓練の就職率は?
先述したとおり、厚生労働省の「令和5年度 求職者支援訓練実績」によると、令和5年度の求職者支援訓練の就職率は、基礎コースが60.1%%、実践コースが60.6%という結果が出ています。この結果から、ニートの方が職業訓練を受けて就職できる確率は低くないといえるでしょう。
ただし、職業訓練を受講したからといって必ずしも就職できるとは限らないので、スキルアップに取り組みながら就活の準備を並行して進めるのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
30代引きこもりは職業訓練を受けたほうがいいですか?
30代の引きこもり経験がある方こそ、職業訓練を受けることをおすすめします。職業訓練は、社会復帰の第一歩として非常に有効です。訓練に通うことで生活リズムが整い、少人数のクラスで同じ目標を持つ仲間と交流することで、社会性を徐々に取り戻すことができます。
また、30代は若年層と比べて焦りを感じることもあるでしょうが、むしろ人生経験や自己理解が深まっている分、自分に合った訓練を選びやすいという利点もあります。まずはハローワークで相談し、自分のペースで一歩を踏み出してみることをおすすめします。
40代職歴なしだと職業訓練に落ちることもある?
職業訓練の選考では、年齢や職歴の有無よりも、訓練を最後まで続ける意欲や就職への熱意が重視されます。そのため、40代で職歴がないことが直接的に不利になるわけではありません。むしろ、「就職したい」という強い意志があれば、積極的に評価されることもあります。
一人での就職活動が不安な方は、就職エージェントの「ハタラクティブ」のご利用を検討してみませんか?プロのアドバイザーが丁寧な就活サポートを行います。
