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高卒ニートから就職を目指そう!正社員になる5つのコツをご紹介

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この記事のまとめ

  • 一般的に「高卒ニート」は、高校卒業後に進学および就職していない人を指す
  • 2022年のニートの割合は、15~34歳の約2割に当たる57万人程度いる
  • 高卒ニートが就職すると「生活が安定する」「キャリアを積める」などのメリットがある
  • 高卒ニートから就職を目指す際は、得意なことを探し資格を取得するのがおすすめ
  • 高卒ニートからの就活に不安を感じる場合は、就職・転職エージェントを活用しよう

高卒ニートの方のなかには、男性・女性問わず「就職活動の進め方が分からない」「就職できるか不安」と感じている方もいるでしょう。豊富にある職業のなかから、自分に合う仕事を見つけるのは難しいですよね。せっかく就職しようと決意しても、「何をすべきかが分からず行動に移せない」という方も多いと思います。

高卒ニートから就職を目指している方は、これまでの経験を振り返って、あなたの得意なことや、努力したことなどを書き出してみるのがおすすめです。自分自身を客観視すると、仕事で活かせるスキルや向いている職業が見えてくる可能性があります。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えつつ、高卒ニートからの就職のコツをまとめました。正社員として就職を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

高卒ニートとは

高卒ニートとは一般的に、高校卒業後に進学や就職をしていない人を指す言葉です。ニートは英語の「Not in Employment, Education or Training」の頭文字を取ったもので、「就労・教育・職業訓練のいずれにも参加していない状態」を表す言葉として使用されるようになりました。

日本では、上記の該当する15~34歳の方がニート(若年無業者)と定義されています。なお、何らかの事情によって働けない方、あるいは日常的に家事を行っている場合はニートに含まれません。

ニートの割合はどれくらい?

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約(17p)」によると、2022年は、15~34歳のうち約2割がニートという結果でした。以下では、2018〜2022年のニートの人数と割合を表にまとめたのでご覧ください。

 ニートの人数ニートの割合
2018年53万人2.1%
2019年56万人2.2%
2020年69万人2.7%
2021年58万人2.3%
2022年57万人2.3%

引用:「総務省統計局 労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約(17p)

2020年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響でニートの人数が増加したものの、それ以降は減少傾向にあることが分かります。なお、上記のデータには、働けない事情があって就職していない方も人数に含まれているので、一つの目安として参考にしてください。

参照元
サイト名:総務省統計局
過去の結果の概要 基本集計 年平均(年報)

ニートとして生活する理由は人それぞれ

ニートとして生活する理由には、「就職活動が上手くいかなかった」「病気やケガのため働けなくなった」「経歴やスキルに自信がない」などが挙げられるでしょう。ほかにも、「就職活動に不安がある」「やりたい仕事がない」といった理由から、結果的に高卒ニートになった方もいるかもしれません。

ニートの期間が長くなると就職に対する意欲が低下したり、「就職したい」と思ったときに応募できる企業の選択肢が狭くなったりするなどのデメリットがあります。

現在ニートとして生活している方は、やむを得ない場合を除き、できるだけ早く就職活動をスタートするのがおすすめです。

正社員就職にはどんなメリットがある?

ここでは、正社員として働くメリットをご紹介します。

自分で収入を得ることで生活が安定する

正社員として働くと、経済的な安定をもたらします。家賃や食費、娯楽費といった日常生活に必要な費用を自分の力で賄えるほか、将来のために計画を立てて貯蓄することも可能です。

また、一般的に正社員は、毎月の給与だけでなくボーナスや退職金をもらえたり、住宅手当や育児支援など福利厚生を受けられたりするのもメリット。ただし、いくらもらえるかや福利厚生の内容は、会社によって異なります。気になる方は応募前に確認しましょう。

特別な理由がない限り解雇される心配がない

正社員は無期雇用契約(定年まで働ける契約)のため、会社から一方的に解雇されることはありません。「明らかに勤務態度が悪く改善の見込みがない」「会社が倒産する」といった特別な理由がない限り、給与額や業務の量を減らされる心配なく働けます。

一方、会社の経営状況によって大幅に勤務シフトを減らされたり、契約更新をしてもらえなかったりする可能性があるのが、アルバイトや派遣など非正規雇用の特徴です。

キャリアと実績を積み重ねられる

正社員として働くと、責任のある業務を任される機会が増えます。そのため、長期的に経験を積むことでキャリアアップやスキルアップを目指せるでしょう。

また、身につけた知識や実績は、ほかの仕事に転職するときもアピールできます。

高卒ニートも就職できる!なぜ不利といわれているの?

就職活動において、「不利だ」と感じる高卒ニートの方もいるかもしれません。しかし、高卒ニートからの就職は可能です。では、なぜ不利といわれているかを以下で解説します。

スキルや実績が少ないことを懸念されやすいから

高卒ニートの方に対し、「スキルや実績が少ない」といった点を懸念する企業もあります。選考の際は業務を遂行するスキルや、これまで仕事でどのような経験を積んだのかが、一つの判断基準となっていることが多いためです。

とはいえ、応募者に何を求めるかは職種や企業によって異なります。たとえば、「未経験歓迎」「学歴不問」と記載がある求人であれば、スキルや実績よりも入社意欲や人柄を重視する傾向に。高卒ニートからの就職を成功させるためには、どのような企業に応募するかも大きなポイントとなります。

年齢を重ねるほど求人の選択肢が狭まるから

高卒ニートからの就職が難しいといわれるもう一つの理由は、年齢です。就職活動においては、年齢が若いほど求人の選択肢が多い傾向にあります。これは、採用の際、「自社で成長してほしい」「長期的に活躍してほしい」と願う企業が多いためです。

また、新卒一括採用が主流の日本では、高卒ニートかどうかに関わらず、年齢を重ねるごとに求人の選択肢は狭まります。

ただし、高卒ニートからの就職が絶対にできないわけではありません。次の章では、就職を目指す際の具体的なアドバイスをご紹介します。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

就職活動について分からないことが多いと不安ですよね。その不安や悩みをしっかりと聞き、あなたにピッタリの求人をご紹介するのが、わたしたちキャリアアドバイザーの役目です。

面談を通して、あなたの強みと弱みを理解したうえで、無理なく続けられるファーストキャリアのご提案を行います。正社員としての経験や仕事そのものの経験がなくても大丈夫です。就職実現に向けて、今何をしておくと良いかもご提案いたします。

ハタラクティブには、同じような悩みを抱えた方が就職を叶えた実績もあります。1人で就職活動を進めることに不安がある高卒ニートの方は、ぜひ一度ご相談ください。

高卒ニートから就職を目指すときの5つのコツ

高卒ニートから就職を目指すときの5つのコツ

  • 得意なことを探す
  • 資格やスキルを身につける
  • 面接対策を徹底する
  • 複数の求人に応募する
  • アルバイトから始めてみる

ここでは、高卒ニートの方が就職を目指すときのコツを5つご紹介します。自分にできそうなことから始めてみてくださいね。

1.得意なことを探す

苦手なことばかりが気になり、得意なことが分からなくなってしまっている高卒ニートの方もいるかもしれません。そんなときは、自分は何が得意かを考えて、ノートに一つずつ書き出してみるのがおすすめです。

あなたの趣味や夢中になれることが職業に結びつくこともあります。また、「1人で黙々と作業するのが好き」「チームで一つのゴールに向かって努力したい」など、自分の性格を客観的に見てみることも大切です。

自分の得意な作業や特性を活かした仕事に就けば、成果を上げやすくモチベーションも維持しやすいでしょう。

2.資格やスキルを身につける

就職を目指す高卒ニートの方は、実際の業務で役立つ資格やスキルを身につけるのもおすすめです。たとえば、パソコン操作が得意な方にはITパスポートやMOS、介護関連の仕事に就きたい方は介護職員初任者研修といった資格が挙げられます。

たとえ面接の時点で資格取得にいたっていなかったとしても、「就職のために努力している」とアピールすることが可能です。

3.面接対策を徹底する

面接は、企業にどう評価されるかを決定づける重要なプロセスです。自己PRや志望動機、強みなど、自分の特性をアピールすることが就職成功へのカギとなります。

面接の際は、高卒後にニートとして生活していた理由や、その期間に何をしていたかを正直に回答しましょう。反省点や学んだこと、就職後に実現させたいキャリアなども伝えると効果的です。

就職活動の面接は、高卒ニートかどうかに関わらず、誰しもが緊張してしまうもの。質問に対する答えを準備し、入室から退室までの流れを繰り返し練習することで、自信を持って面接に臨めるようになるでしょう。

4.複数の求人に応募する

複数の気になる求人に応募してみることで、就職のチャンスを増やせますよ。また、業界や職種をあまり絞り過ぎずに、さまざまな企業の仕事内容や給与、福利厚生などを調べるのがポイントです。

就職・転職サイトをはじめ、ハローワークや就職・転職サービスなど、それぞれで得られる求人情報は異なります。はじめから「自分には△△しかできない」と決めつけず、可能な限り多くの求人情報を集めて応募しましょう。

5.アルバイトから始めてみる

正社員として就職することに不安を感じる高卒ニートの方は、アルバイトから始めてみるのも一つの方法です。

決まった時間に働く習慣を身につけるために、たとえば週3日3~5時間程度でスタートし、徐々に勤務時間を長くしていくと良いでしょう。アルバイトで身につけたスキルや業務の知識をもとに、就職する企業を選択することも可能です。

ただし、先述したように、年齢を重ねるごとに求人の選択肢は狭まります。いつごろまでに就職活動を始めるのか、期限を決めておきましょう。

就職した経験がある場合は面接でアピールしよう

高卒ニートの方のなかには、過去に正社員として働いた経験がある方もいるでしょう。短期間であっても社会人として働いた経験は、選考時の大きなアピールポイントとなります。

その経験を通じて何を学び、どのように成長したのかを面接でアピールすれば、あなたの意欲や可能性が採用担当者に伝わるでしょう。

高卒ニートにおすすめの職業と仕事内容

高卒ニートにおすすめの職業と仕事内容

  • 工場スタッフ
  • ドライバー
  • 事務職
  • 警備員
  • Webライター

ここでは、高卒ニートの方におすすめの職業とその特徴を9つご紹介します。

1.工場スタッフ

工場スタッフは、製品の組み立てや検査といった作業を行います。特別な技術や経験を必要としない求人も多く、手に職をつけられる可能性もあるでしょう。

また、職場によって異なるものの、工場スタッフは決められた業務を1人で行う場合が多い傾向にあります。そのため、「1人作業が好き」「マニュアルに従って業務を進めたい」と考えている高卒ニートの方におすすめです。

2.ドライバー

自動車の運転が好きな高卒ニートの方には、ドライバーの仕事もおすすめです。特に商品運送ドライバーは人手不足の状態が続いているため、未経験者を受け入れている会社が多くあります。

なお、ドライバーとして就職するには普通自動車運転免許が必要です。運転するトラックの重量や積載量によっては、専用の運転免許がないと応募できない場合も。しかし、なかには入社後に免許取得を支援してくれる会社もあるので、求人を見るときは応募条件をよく確認しましょう。

3.事務職

事務職はデータ入力や書類の整理、電話応対などが主な仕事です。企業にとって欠かせないポジションのため、求人も豊富に出ています。

パソコン作業が好きな方や企業の運営側に関わりたい方、ほかの部署で働く人のサポートをしたい高卒ニートの方におすすめの職種です。

4.警備員

警備員は施設のセキュリティ維持や、利用する人の安全を守る職業です。勤務場所はショッピングモールやオフィス、工事現場など屋内・屋外の両方があります。

勤務時間は配属される現場の勤務体制によって異なり、午前中から夕方だけでなく、深夜や早朝勤務を担当する場合もあるようです。勤務中はその場を離れられないことも多いので、体力に自信のある方に向いている職業といえるでしょう。

5.Webライター

文章を読んだり書いたりするのが好きな方には、Webライターもおすすめです。企業に所属して働く以外に、フリーランスとして仕事を受ける方法もあります。

Webライターはパソコンとインターネット環境があれば、自宅で仕事が始められるのがメリットです。また、勤務時間も自分の都合に合わせやすいため、いきなりフルタイムで働くことに抵抗を感じている高卒ニートの方も始めやすいでしょう。

6.プログラマー

ゲームやパソコンのシステム構築に興味がある高卒ニートの方は、プログラマーを目指す道もあります。

IT業界は人材不足に悩んでいる企業が多く、実務経験や学歴を問われない求人も。特に、20歳~25歳の若者は入社後の成長を期待されやすく、未経験からプログラマーへ就職を叶えた人もいます。

プログラマーに必須の資格はありません。とはいえ、選考に臨む前にプログラミングで使用する専門用語や、ネットワークシステムに関する基礎知識は身につけておいたほうが良いでしょう。

求人を見る際は、研修制度が整っているかどうかに注目するのがポイントです。研修制度がある企業では、プログラマー未経験から入社しても働きながら知識と技術を高められます。

7.営業職

コミュニケーション能力を活かせるのが営業職です。「人と話すのが好き」「相手の気持ちを汲み取るのが得意」といった方に向いているでしょう。

営業職は、会社の商品やサービスを、取引先企業や個人に向けて提案するのが主な仕事。利益拡大を目指す会社にとって必要なポジションのため、未経験者が応募できる求人が豊富にあるのも特徴です。

給与のほか業績に応じた報酬をもらえる場合もあるので、自分の努力次第で年収アップを目指せる点もメリットといえます。

8.介護職

人の役に立ちたいと考えている高卒ニートの方には、介護職をおすすめします。介護職は、高齢者施設や個人の自宅で入浴や食事、排泄など身の回りのサポートをするのが主な仕事です。

介護業界は、少子高齢化が進む日本において、今後ますます需要が高まることが予想されます。そのため、専門知識や経験がなくても応募できる求人が豊富にあるのも特徴です。研修制度や資格取得支援制度がある会社を選択すれば、働きながらスキルアップやキャリアアップを目指せるでしょう。

9.公務員

安定した仕事に就きたい高卒ニートの方は、公務員を目指すのも一つの方法です。公務員は大きく分けて「国家公務員」と「地方公務員」の2種類があります。

公務員として就職するためには、まず目指す分野の公務員試験に合格しなければなりません。その後、各施設や自治体の採用試験を受けるのが一般的な流れです。

公務員試験の受験資格である年齢や学歴の目安は、自治体および受験する分野ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。

高卒ニートからの就職活動に便利なサービス

高卒ニートから就職を目指すときは、就職・転職サイトやハローワーク、就職・転職エージェントといったサービスを活用してみましょう。以下でそれぞれのサービスの特徴をご紹介します。

就職・転職サイト

就職・転職サイトは、スマホやパソコンなどで手軽に求人情報を閲覧できます。多種多様な業界や職種の求人情報を網羅しており、あなたの経歴やスキルに合わせて検索条件を絞って、仕事を探すことが可能です。

給与や勤務時間といった基本情報だけでなく、企業の口コミや実際に働いている従業員のインタビューが掲載されていることもあります。世の中にどのような仕事があるか知りたい高卒ニートの方は、就職・転職サイトから情報を集めてみると良いでしょう。

ハローワーク

就職を目指す高卒ニートの方には、ハローワークもおすすめです。ハローワークは全国にあり、窓口で職業紹介をはじめ、就職に向けたアドバイスを受けられます。

ハローワークでは、地元の中小企業の求人を中心に取り扱っているので、「地元で就職したい」「働きたい地域が決まっている」といった場合に有益な情報を得られるでしょう。

なお、ハローワークを利用する際は「求職者登録」を行う必要があります。事前にWebサイトで仮登録を済ませておくと、窓口での手続きがスムーズですよ。

参照元
ハローワークインターネットサービス
求人者マイページからの事業所登録・求人申込み(仮登録)方法について

就職前に職業訓練を受けてみるのも一つの方法

はじめての就職活動に不安を感じる高卒ニートの方は、就職前に職業訓練を受けるのも一つの方法です。

職業訓練はハローワークで申し込むことができ、就職に役立つスキルや資格を無料(一部有料)で身につけられるプログラム。社会人として必要なコミュニケーションスキルやパソコンスキルの習得のほか、建築関連や介護職で活かせる資格取得など、さまざまなコースが用意されています。

どのような職業訓練が受けられるかは地域によって異なるので、利用するハローワークに直接問い合わせてみましょう。

就職・転職エージェント

就職活動の進め方が分からない高卒ニートの方は、就職・転職エージェントを利用するのも有効な方法です。エージェントには、プロのキャリアアドバイザーが在籍しています。

就職や転職を希望している方の不安や悩み、企業へ求めるものなどをヒアリングしたうえで、あなたに最適な求人を紹介してくれるのが特徴です。また、就職・転職エージェントでは、応募書類の作成や面接対策など、就職活動全体をサポートも行っていますよ。
 

「高卒ニートから就職を目指したい」「就職したいけど、何から始めれば良いか分からない」といった方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。マンツーマンであなたのお話を丁寧に伺い、ピッタリの求人をご紹介します。

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後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube