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28歳ニートから正社員就職は可能?おすすめの職種や成功のポイントを解説

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この記事のまとめ

  • 28歳ニートは比較的年齢が若く、ポテンシャルを評価されるため正社員就職は可能
  • 28歳以降もニートを継続すると、就職の難易度が上がるので早めに就職したほうが良い
  • 28歳ニートから正社員になると、収入や雇用が安定するなどのメリットがある
  • 28歳ニートから就活を行うときは、生活習慣の見直しや面接対策などの準備が重要
  • 一人で就活を進めるのが不安な場合、就職・転職エージェントを利用するのがおすすめ

28歳でニート生活をしている方のなかには、正社員を目指そうか迷っている方もいるでしょう。ニートから抜け出したいと思っても、「28歳で無職だと就職は無理なのでは」と不安になりますよね。

28歳ニートも正社員を目指すのは可能です。生活リズムや見出しなみを整えたり、自己分析や面接対策をしっかりと行い就活の準備を行えば成功につながるでしょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの太田さんのアドバイスを交えながら、28歳ニートから正社員を目指せる理由をまとめています。また、おすすめの就職先や就活を成功させるポイントもご紹介。28歳ニートから正社員への就職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

28歳のニートから正社員就職は可能?

28歳ニートから正社員に就職することは可能です。28歳という年齢は比較的若く、経験やスキル以上に将来性を見込んだ採用が行われやすいでしょう。

28歳ニートから就職する場合には、仕事に対して意欲的であることを採用担当者にアピールすることが大切です。年齢が高くなるほどスキルや経験が求められ就職の難易度は上がっていくため、30代を迎える前に早めに行動したほうが良いでしょう。

28歳ニートはどのくらいいる?

総務省統計局が行った「労働力調査(基本集計)(p4)」によれば、2024年2月時点で無職・ニートの人数は、男女合計で177万人いるという結果が出ています。また、同資料で最もニートの割合が大きい年代は男女ともに25~34歳で、男性19万人、女性20万人となっていることが分かります。

参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2024年(令和6年)2月分結果

28歳ニートは職歴なしから就職できる?

職歴がなくても、28歳ニートから就職できるので「人生終わった」と悲観する必要はありませんよ。少子高齢化の影響により人手不足となっている業界があるため、28歳という若い年齢であれば、過去の経歴を不問とした人材補充を目的とした採用が行われやすくなっています。

ただし、大卒やアルバイト経験を活かせるフリーターに比べると、応募できる求人の幅が狭まると留意しておきましょう。職歴なしの28歳ニートからの就職は就職先の職種や業界を選り好みしすぎず、幅広い選択肢から選んでいくことが大切です。

正社員への就職を目指すなら20代のうちがおすすめ!

現在28歳ニートで、正社員への就職をいずれ叶えたいと考えている方は、20代のうちに就職活動を始めましょう。前述のとおり、20代はまだ若い年齢として扱われるため、特別な実績やスキルがない状態でも就職を行いやすいためです。

30代になると、転職市場にいる即戦力を期待された中途採用者が就活のライバルとなります。厚生労働省による「平成30年若年者雇用実態調査の概況(p14)」によると、20代と30代の正社員としての雇用状況を比較した際に、「20~24歳」では71.8%、「25~29歳」では73.2%が正社員として雇用されていますが、「30~34歳」では64.0%まで低下します。

この結果から、30代以降の就職活動は20代と比較して経験やスキルが求められるため、採用のハードルが上がるといえるでしょう。30歳職歴なしからの就職が難しい理由は、「30歳職歴なしから正社員になろう!就活の準備や就職成功のポイントを解説」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
平成30年若年者雇用実態調査の概況

28歳以降もニートや引きこもりを続けるデメリット

28歳以降もニートの生活を継続すると、収入面や就活面などでさまざまなデメリットが生じるようになります。将来起こりうるリスクを把握したうえで、自分が今やるべきことを適切に判断するための材料として参考にしてみてください。

経済的に不安定になる

28歳以降もニートや引きこもりを続けるデメリットは、経済的に不安定になることです。ニートである期間は収入源がないため、支出が発生することで生活が厳しくなっていくでしょう。

また、現在両親からの仕送りや実家暮らしで生活費が掛からないという場合でも、定年退職やケガ・病気で働けなくなる可能性もあります。いつまでも両親に支援してもらえる状況が続くとは限らないので、想定外の状況にも冷静に対処できるように収入を自分で確保できるようにしておくことが望ましいでしょう。

正社員への就職が難しくなる

正社員への就職が難しくなるのも、28歳以降もニートや引きこもりを続けるデメリットといえるでしょう。前述のとおり、ニート期間が長引くと採用担当者に「働く気持ちが薄いのでは」と懸念されやすくなるため正社員への就職が難しくなりやすいです。

「いずれは就職しようと考えている」という方は、就職活動を先延ばしにするのではなく、できるだけニート期間が長くならないように早めに行動することをおすすめします。空白期間が面接官に与える印象は?答え方のポイントや履歴書の記載例を紹介」のコラムで、空白期間が面接官に与える印象をまとめているので、チェックしてみてください。

社会的信用を得られにくい

28歳以降もニートや引きこもりを続けることで収入がなく、雇用もされていない状態になるため社会的信用が得られにくいのもデメリットになるでしょう。社会的信用を得られないと、クレジットカードの作成ができなかったり、賃貸契約やローンなどの審査が通りにくかったりする可能性があります。

社会的信用を得られないと「一人暮らしがしたい」「結婚したら家を購入したい」といったことを実現するのが難しくなるでしょう。また、「将来結婚して子どもが欲しい」という目標がある場合も、まとまった貯金や経済的な余裕を得るためにも早めに正社員を目指すことをおすすめします。

生活リズムを整えにくくなる

ニートの生活に慣れてしまい、生活リズムを整えにくくなるのも28歳以降もニートや引きこもりを続けるデメリットの一つといえるでしょう。ニート生活は時間を自由に使えるのが特徴ですが、起床・就寝時間もバラバラになりがちです。

社会の経済活動は基本的に日中に行われるため、自身の活動時間とのズレが体に負担をかけて「仕事がつらい」と感じてしまうかもしれません。ニート期間が長引くことについてのデメリットは、「「仕事したくない」とニートを続けるとどうなる?就職を目指すコツを解説」のコラムでもご紹介してるので併せてご覧ください。

28歳ニートから正社員へ就職するメリット

ここでは、28歳ニートから正社員へ就職するメリットを解説します。就職活動のモチベーションとするためにも、正社員になることでどのようなメリットがあるのかを理解しておきましょう。

収入と雇用が安定する

28歳ニートから正社員へ就職するメリットには、収入と雇用が安定することが挙げられます。正社員は、雇用契約期間が定められていません。

基本的に定年まで安定した雇用と収入を得られるため、将来設計もしやすくなるでしょう。また、正社員は年齢が上がるにつれて賃金が増加していく昇給制度があるので、時間給のアルバイトよりも収入が増えやすくなります。

フリーターの手取りはどれくらい?計算方法や正社員の収入との違いを解説」のコラムでは、アルバイトで生計を立てるフリーターと正社員の収入差を解説しているので、参考にしてみてください。

福利厚生を受けられる

正社員になると、企業が用意しているさまざまな福利厚生を受けられるというのもメリットでしょう。福利厚生には法で定められている社会保険や労働保険などの法定福利と、企業が独自で用意する住宅手当や通勤手当などの法定外福利があります。

アルバイトも福利厚生を受けられる場合もありますが、一定の条件を満たす必要があるので受けられない可能性があるでしょう。正社員になればほとんどの福利厚生を受ける対象になるので、働きやすさを感じやすくなりますよ。

社会的信用を得られる

社会的信用を得られるのも、正社員になるメリットの一つです。前項の「28歳以降もニートや引きこもりを続けるデメリット」で解説したように、社会的信用が得られないとクレジットカードやローン審査などにおいて影響がでる可能性があるので、選択肢が狭まってしまうでしょう。

ニートから正社員になると家族関係が改善する場合も

今まで両親のサポートを得ながらニート生活をしていた人が正社員として就職することで、家族を安心させることができ、関係が改善する可能性があるでしょう。また、働くなかでお金を稼ぐ大切さややりがいを実感できれば、より家族に感謝する気持ちが出てくる可能性も。正社員就職には収入面のほかにも、家族関係の改善につながることを知っていればモチベーションにつながるかもしれません。

仕事のやりがいを感じられる

正社員として就職することで、仕事のやりがいを感じられる可能性があるのもメリットといえるでしょう。正社員は責任ある仕事を任されることがあるため、一定のプレッシャーが掛かる一方、成功したときの達成感ややりがいを感じやすくなりますよ。

特に、営業職に良くみられるインセンティブ制度がある企業で成果を出せれば、結果が給与に反映されるためよりやりがいを実感しやすいでしょう。仕事でのやりがいはモチベーションにもつながるので、充実感も得られるかもしれませんよ。

キャリアアップを目指せる

キャリアアップを目指せることも、ニートから正社員になるメリットといえます。正社員で経験を積んだ実績は評価対象になるため、キャリアアップのために転職したいと思ったときに役立つでしょう。

前述のとおり、30代以降の転職では実績やスキルが求められるようになります。20代のうちに就職して専門的なスキルを身につけておくことで、将来の仕事の幅も広がっていくでしょう。

28歳職歴なしのニートにおすすめの7つの就職先

正社員としての就職経験がない場合には、未経験者歓迎や経歴不問の条件から求人を探していくのがおすすめです。男性・女性問わず職歴なしから挑戦しやすい就職先を7つご紹介するので、興味があるものがないか探してみてください。

28歳職歴なしのニートにおすすめの就職先

1.飲食業

28歳職歴なしのニートにおすすめの就職先には、飲食業があります。飲食業は人材の流動が激しく、人手不足となりやすいため就職しやすい仕事といえるでしょう。

仕事の内容は主に接客を行うホールと、調理を行うキッチンに分類されます。コミュニケーション能力に自信があるという方はホール、淡々と作業を行うのが好きという方はキッチンを希望するなど、自分に合った働き方ができるでしょう。

飲食業はアルバイトを募集していることも多いため、いきなり正社員になるのはハードルが高いと感じる方は、アルバイトから始めて正社員登用を目指すというのも良いかもしれません。

2.介護職

少子高齢化の影響により、人手不足に陥っている介護職も28歳ニートが正社員を目指すときにおすすめの就職先です。仕事の内容は高齢者や障がいを持っている方の生活のサポートが中心となるでしょう。

生活支援は体力が必要になる仕事でもありますが、誰かの暮らしを支えるということに喜びを感じられる方に向いているかもしれません。また、「介護福祉士」といった資格を取得すれば、専門的な業務を任されるようになるのでよりやりがいを感じられるようになるでしょう。

3.営業職

営業職はスキルや経験よりも人柄を重視される傾向があるため、職歴がない28歳ニートも挑戦しやすい就職先といえるでしょう。営業職はどの企業にも欠かせない部署のため需要も高く、年齢・経歴不問とする求人数も多いのでおすすめですよ。

営業職は自社で扱う商品やサービスを顧客に紹介し、契約や販売につなげるのが主な業務内容。顧客と信頼関係を築くために、コミュニケーション能力が求められる可能性もあります。

営業職とは?きついって本当?向いている人の特徴や年収、目指し方を解説!」のコラムでは営業の種類や年収を解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。

4.販売職

消費者に向けて店舗で直接接客を行い、商品販売を行う販売職は、特別なスキルや経験が求められないため未経験からでも就職しやすい職種です。接客以外にも、在庫管理やレジ打ちなどさまざまな仕事を行うことがあるでしょう。

店頭の販売員からスタートして、店長、エリアマネージャーのようにキャリアアップも見込める職場もあるため、長期的なキャリアを築いていきたい方におすすめです。

5.IT関連の職種

IT関連の職種は、技術の発展により人手不足な傾向があるので未経験から挑戦しやすい就職先なので28歳ニートの方におすすめです。IT関連の職種には、システムエンジニアやプログラマー、Webデザイナーなどさまざまなものが挙げられるでしょう。

なかには、専門的な知識が必要になる職種もありますが、働きながらスキルを身につけられる可能性があるので将来独立するといったキャリアアップも可能。また、「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」などの資格を取得すれば、有利に就活を進められるでしょう。

6.運送業

物流が発展し、配達ドライバーの需要が高まっている運送業もニートから就職しやすい仕事です。近年ではインターネット上で買い物をする人が増えており、商品を届けるドライバーが多く必要とされる傾向があるので就職が成功しやすいでしょう。

運転免許を保有している方であれば、職歴や経験を問わず就職することが可能です。就活では経歴よりも活かせる資格を持っていることや若さをアピールすれば、好印象を得られるでしょう。

7.建設業

働き手として体力が求められる建設業も、28歳ニートから目指せる就職先といえるでしょう。建設業の仕事は幅広く、住宅やビルの建築から道路の整備などを行います。

また、施工管理職もおすすめです。施工管理職は、工事現場の管理を行う仕事であり、資格となりますが、建設業で働きながら資格取得のために勉強をすることでキャリアアップも目指せます。

アルバイトからの正社員登用や派遣社員から始めるのも手

28歳で働いたことがないため、いきなり正社員として就職するのが怖いと感じる方は、アルバイトや派遣社員から正社員を目指すのも良いかもしれません。会社によってはアルバイトから正社員登用制度を設けている職場もあるので、利用できれば業務内容に慣れた状態から正社員を目指せるでしょう。

また、派遣社員で実際に正社員が働く現場で一緒に働いてみるのも、将来を見越した働き方として選択肢の一つとなるでしょう。ニートにおすすめの求人を見つけるための方法について詳しく知りたいという方は、「ニートが求人を探すときのコツは?仕事選びの方法や就活のポイントを解説!」のコラムで具体的に解説しているのでぜひご覧ください。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

太田雅子

太田雅子

ニートからの就職は不可能ではありませんよ。ただし、いきなり正社員になるのが不安な方は、アルバイトや派遣社員で一度働く経験を積んでからの正社員就職を目指しても良いでしょう。

ニートは企業側から「スキルがないのでは」「いきなりフルタイムで働けるのか」といった不安材料を持たれる可能性があるので、内定獲得が難しい場合があります。また、求職者側も、長年のブランク期間が理由で自信がない状態で挑もうとすると、自分に合った企業を見つけることが難しくなるでしょう。

ニートの方は雇用形態は問わず、何らかの実務経験を身に着けてから正社員を目指した方が納得のいく就職ができることが多いようです。自信を持って就活に臨むために経験を積んだり、資格を取得したりすると、内定を得やすくなるでしょう。

28歳ニートから正社員への就職を成功させるポイント

ここでは、28歳ニートから正社員への就職を成功させるポイントを解説します。就活をスムーズに進められるよう、以下を参考にしてみてください。

28歳ニートから正社員への就職を成功させるポイント

  • 生活リズムや身だしなみを整える
  • 自己分析をしっかりと行う
  • 幅広い視野で仕事を探す
  • 履歴書の完成度を上げる
  • 面接対策をしっかりと行う
  • 就職支援サービスを活用する

生活リズムや身だしなみを整える

28歳ニートから正社員就職を目指すときは、生活リズムや身だしなみを整えましょう。ニートは時間を自由に使えるため起床・就寝、食事の時間が決まっていないことが多く、生活リズムが乱れやすい傾向があります。

正社員になると基本的に朝から夕方まで勤務し、昼休憩の時間に食事を取るといった働き方になるでしょう。生活リズムが乱れたまま仕事を始めると、仕事がある生活に慣れず集中力が下がったり、「仕事がつらい」と感じたりする可能性があります。

また、ニート期間が長いと、外出する機会が減ってしまうことで身だしなみが乱れている場合も。就活の面接では清潔感がある身だしなみで臨むのがマナーなので、髭や髪などを整えることを心掛けましょう。

自己分析をしっかりと行う

ニートの方が就活を始めるときは、自己分析をしっかりと行うことが大切です。自己分析では、自身がニートになった理由や将来やりたいこと、得意なことを洗い出しましょう。

ニートになった理由を説明できないと、採用担当者の不安要素を払拭できず内定獲得が遠ざかる恐れがあります。また、自己分析で自分のやりたいことを明確にできれば、入社後のミスマッチも防げるでしょう。

自己分析をするときのコツは、「仕事の選び方が分からない!何を基準に就活するか迷ったときの対処法6つ」のコラムで解説しているので実施するときの参考にしてみてください。

幅広い視野で仕事を探す

幅広い視野で仕事を探すのも、28歳ニートが正社員を目指すときのポイントです。有名企業や大企業に限らず、中小企業やベンチャー企業など幅広い視野で仕事を探せば選択肢が広がるでしょう。

また、就職活動は一社だけではなく、複数社を並行して受けるのがおすすめです。ただし、選考を受ける企業が多すぎると、面接のスケジュール管理と応募書類の作成にかける時間の確保が難しくなる恐れがあるので注意しましょう。

履歴書の完成度を上げる

28歳ニートから正社員就職を目指すときは、履歴書の完成度を上げることを意識しましょう。履歴書は、自分の第一印象を決定づける重要な書類です。

履歴書に脱字や誤字が多かったり、空欄があったりすると、「不真面目な性格」「注意力が低い」といった悪印象を与えかねません。また、採用担当者の目を引く履歴書を作成するには、志望動機や自己PRで魅力を伝える必要があります。

「なぜその企業でなければならないのか」「どのように企業に貢献できるのか」をしっかりと考え、アピールするようにしましょう。志望動機の書き方のコツは「志望動機書の書き方やコツは?第二新卒や未経験から転職する際の例文も紹介」のコラムで解説しているので、履歴書を作成するときの参考にしてみてください。

面接対策をしっかりと行う

面接対策をしっかりと行うことも、ニートから正社員就職を成功させるポイントの一つです。面接に慣れておかないと、緊張して予期せぬ質問をされて頭が真っ白になってしまう可能性があるでしょう。

緊張して十分に自分をアピールできないと内定が遠のき、後悔につながることも。事前に聞かれそうな内容をいくつかピックアップしておき、回答を準備しておきましょう。

無職・ニート期間のことは聞かれやすい

無職・ニートからの就活では、「なぜニートになったのか」「ニート期間に何をしていたのか」という内容を聞かれる可能性が高いです。ネガティブな理由のまま伝えると「就業意欲が低いのでは」「またすぐ退職するかも」と不安材料になるため、ポジティブな内容に変換したうえで答えることが大切です。

自分がニートになってから学んだことや反省している点、そしてその経験をどのように仕事に活かそうと考えているかを伝えましょう。

仕事への意欲をアピールしよう

ニートからの就活では、仕事への意欲をアピールすることも忘れずに行いましょう。前述のとおり、28歳という若い年齢であれば将来性を見込んだポテンシャル採用を行ってくれる企業もあります。

ただし、仕事に対して前向きになれないまま就活に臨むと、内定を得るのは難しいでしょう。本気で就職をしようと考えているのであれば、仕事に対して全力で取り組む姿勢と熱意を面接官にアピールしましょう。

就職支援サービスを活用する

28歳ニートで就職活動を行うことに不安を感じている方は、就職支援サービスの活用も検討しましょう。代表的な就職支援サービスは、ハローワークと就職エージェントがあります。

以下でそれぞれの特徴を解説するので、自分に合った支援を受けられる機関を選ぶときの参考にしてみてください。

ハローワーク

ハローワーク」とは、国が雇用の安定化を目的として運営を行う公的機関です。全国に約500カ所の施設が構えられており、地域ごとの地元の求人を多く取り扱っています。

ハローワークでは、利用者の状況ごとに専門的に相談できる窓口も用意されているのが特徴です。28歳という年齢であれば、「わかものハローワーク」などが利用を検討できるでしょう。

わかものハローワークについて具体的に知りたいという方は、「わかものハローワークに初めて行く人の利用方法は?効率的に就活を進めよう」の記事も参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
ハローワーク

就職・転職エージェント

就職・転職エージェントは、専属のキャリアアドバイザーが、利用者一人ひとりにあった求人情報の紹介や就職相談、面接対策など幅広くサポートしてくれるので安心して就活に臨めるでしょう。プロの視点からアドバイスを受けられるので、スムーズに就活を進めたい方にもおすすめですよ。

「28歳ニートからできる仕事が見つかるか不安」「就活の進め方が分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層を中心とした求人情報の紹介やサポートに特化した就職支援サービスです。

専属のキャリアアドバイザーが一人ひとりに直接カウンセリングを行い、就職相談や就活のアドバイスはもちろん、入社後のフォローアップまで一貫してサポートを実施。紹介する企業はすべて担当者が実際に足を運んだ優良企業なので、職場の雰囲気もお伝えできますよ。

また、応募書類の添削や面接対策も行うので、就活・転職活動をしたことがない人も安心して取り組めるでしょう。企業とのやり取りもキャリアアドバイザーが徹底サポートするので、就活に不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube