ハタラクティブ
ハタラクティブ

ニートになりたい人の心理とは?働く理由や仕事をしないデメリットを解説

ニートになりたい人の心理とは?働く理由や仕事をしないデメリットを解説の画像

この記事のまとめ

  • ニートになりたいと思う背景には、「自由時間が少ない」「他者と関わりたくない」などがある
  • 事前に期間と目的を決めて、ニート生活を送る準備をしておくことが大切
  • 生活の維持や周囲の期待が理由で、ニートになりたいと思いながらも働き続ける人もいる
  • ニートになりたいと思う人が現状を改善するには、転職するのも一つの手

「ニートになりたい」「仕事を辞めて自由に過ごしたい」と感じている人もいるでしょう。ニートになりたいと思う理由には、「自由時間が少ない」や「なるべく他者と関わりたくない」「仕事にやりがいや面白みを感じられない」などが挙げられます。

このコラムでは、ニートになりたいと思う背景やメリット・デメリットについて解説。そのほか、ニートになる前に準備しておきたいことやニートになる以外の方法で問題を改善する方法などを、キャリアアドバイザー佐藤さんのコメント付きで紹介します。
ニートになりたいと感じている人は、このコラムを読んで今後の参考にしてみてください。

ニートとは

ニートとは、イギリスの労働政策で使用された「Not in Education, Employment or Training」の頭文字をとった言葉で、就学や就労、職業訓練などを行っていない人のことを指します
内閣府の「平成15年版 国民生活白書〜デフレと生活−若年フリーターの現在(いま)〜」によると、「働く意思のある無職の人」はニートではなく、フリーターと定義されているため、就学・就業していないからといって必ずしもニートに該当するわけではありません。

以下では、ニートを含む若年無業者の数やフリーターとの違いについて詳しく解説するので、見てみましょう。

ニートを含む若年無業者の数

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、若年無業者の数は以下のとおりです。

 総数15~ 24歳25~ 34歳
2022年57万人26万人31万人
2023年59万人26万人33万人

参照:「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要 表Ⅰ-15(p.17)

上記の結果より2023年の若年無業者は、平均で59万人と前年に比べ2万人も増加したことが分かりました。また、25〜34歳の若年無業者数も前年より2万人増加しており、15〜24歳と比較すると7万人ほど若年無業者数が多いことが分かります。

若年無業者数が増えやすいのは、社会経済の変化や雇用環境の変化、新型コロナウイルスなどで影響を受けた若者たちが、就職活動や社会参加に困難を感じていることが要因の一つと考えられるでしょう。

ニートとフリーターの違い

ニートとフリーターの大きな違いは、働く意欲があるかないかです。前述しましたが、ニートは、「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取った造語で、就学や就職をしていない人を指します。
一方、フリーターは「正社員ではないかたちで働いている人」もしくは、「働く意思のある人」のこと。「自由な働き方をする人」という意味で、アルバイトやパートタイムで働く人も該当するようです。また、同じ無業者でも、就職活動や職業訓練を行っているとフリーターに該当するので覚えておきましょう。

参照元
内閣省
平成15年版 国民生活白書〜デフレと生活−若年フリーターの現在(いま)〜
総務省統計局
労働力調査

ニートになりたいと思う背景

「ニートになりたい」と思う人がいる背景には、「自由時間が少ない」「なるべく他者と関わりたくない」「『自分にできる仕事がない』と感じている」といった現代社会のさまざまな問題が関係していると考えられます。ここでは、人々がニートという選択肢を考える理由について、詳しく見ていきましょう。

自由時間が少ない

働く時間が長く、自由時間が少ないと「ニートになりたい」と思ってしまう人もいるようです。長時間労働や過密スケジュールが常態化している現代社会では、仕事や学業に追われ、自分の趣味や家族との時間、自己啓発などに使える時間が足りないと感じている人が多い傾向にあるでしょう。
そのため、自由な時間を増やし、プライベートの時間を充実させたい思いからニートへの憧れにつながる一因となっている可能性があります。

しかし、ニートになることが自由時間の確保に繋がる確実な解決策とはいえないため、ワークライフバランスの改善や効率的な時間管理スキルの習得など、ほかの方法を検討することも重要です。

なるべく他者と関わりたくない

職場や学校での人間関係に疲弊し、他者との関わりを最小限に抑えたいという欲求も、ニート願望の背景にあると考えられます。具体的には、「職場で嫌がらせを経験し、人間関係に恐怖を感じている」「社交不安障害や対人恐怖症などの症状がある」などの症状が挙げられるでしょう。

また、近年ではインターネットやSNSの普及により、直接的なコミュニケーションの機会が減少したことから、対面での交流に苦手意識を持つようになった人もいるようです。
このような理由から、人と関わるのを避け、「ニートになりたい」と感じやすくなることが考えられます。

人と関わるのが苦手な方は、「人と関わらない仕事には何がある?正社員を目指しやすい職種や探し方を解説」のコラムで人と関わらない仕事について紹介しているので、ぜひご一読ください。

「自分にできる仕事がない」と感じている

自己肯定感の低下やスキルへの自信のなさも、ニートになりたいという思いにつながることがあります。急速な技術革新や社会変化の中で、自分のスキルが時代遅れになったと感じたり、新しい環境に適応できずに不安を抱えたりする人もいるようです。

また、AIやロボット技術の進歩により、自分の仕事が近い将来なくなるのではないかと不安を感じてしまい、「ニートになって仕事に対する不安から逃れたい」と思う可能性も考えられるでしょう。

仕事をしていない期間が続き働く意欲を失っている

長期間の失業や休職状態が続くと、働く意欲が低下し、ニートの状態を継続したいと考えてしまう場合があります。社会とのつながりが薄れ、自己肯定感が低下するだけでなく、スキルの陳腐化やブランクへの不安も再就職へのハードルを高めていると感じる一因となるでしょう。

たとえば、リストラされたあとや、メンタルヘルスの問題で長期休職し、復帰への不安が大きくなっている場合、育児や介護のために仕事を辞め、数年が経過している場合などに働く意欲が低下しやいため、ニートになることを考える人もいるようです。

仕事にやりがいや面白みを感じられない

仕事の意義や楽しさを見出せないことも、ニートになりたいという思いを生む要因の一つです。現代の多くの仕事は専門化・細分化が進み、全体像を把握しづらい傾向にあります。そのため、自分が行っている仕事が具体的に何の役に立っているのか成果を見いだせず、やりがいを感じられない人もいるようです。

仕事にやりがいや面白みを感じられないと、モチベーションが下がったり何のために働いているのか分からなくなったりすることから、「ニートになりたい」と感じる人もいると考えられます。

楽しい仕事って何?判断基準は?見つけるためのポイントや見極め方を解説」のコラムでは、楽しいと思える仕事の見つけ方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

一時的なストレスから「ニートになりたい」と考える人も

突発的な出来事や一時的なストレスから逃れたいという思いが、ニートになりたいという願望につながることも。例としては、「上司とのトラブル」や「大きなプロジェクトの締め切りが迫っている」「体調不良」などが挙げられます。

上記のように仕事でストレスを感じやすい状況があると、働き続けることに不安を感じたり、しばらく何もしないで休みたいという気持ちが強くなったりすることから、「ニートになって悩みから解放されたい」と思う場合も考えられるでしょう。

仕事でストレスを感じている人は、「仕事に限界を感じるときの休むべきサインは?気づけない理由や対処法を解説」のコラムで休むべきサインを紹介しているのであわせてご参照ください。

ニートになる前に準備しておきたいこと

ニートになると、収入が途絶えるため生活していくのが難しくなったり、将来就職する際に、就職先に困ってしまったりする恐れもあるでしょう。そのような状況を防ぐためには、事前に計画を立てて、ニートになる準備をすることをおすすめします。

ここでは、「ニートになりたい」と考えている方に向けて、ニートになる前に準備しておきたいことを解説。計画的に準備を進め、安心して暮らせるようにしましょう。

ニートとして生活する期間と目的を決める

ニート生活を始める前に、まずニートでいる期間と目的を明確にしましょう。漠然とニートになるのではなく、具体的な計画を立てることで、有意義な時間を過ごすことが可能になります。
たとえば、「1年間ニートとして過ごし、その間にプログラミングスキルを習得してフリーランスエンジニアを目指す」や「半年間ニートとして、資格試験の勉強に集中する」といった具体的な目標を設定することが重要です。

目標を設定することで、ニート生活にメリハリがつき、モチベーションを維持しやすくなります。また、期間を設定することも重要です。「〇年△月までに目標を達成する」という期限を設けることで、ダラダラと時間を過ごすことを避け、集中して取り組めるでしょう。

ニート生活を始める時期を考えることも大事

「ニートになりたい」と思っている方は、ニート生活を始める時期を考えておくことも大切です。いつから始めるか時期を決めておくことで、生活に必要なお金を貯金する期間ができます。
また、事前に「ニートでいる期間」と「ニート期間中に必要な資金」を決めておきましょう。必要な資金を初めに決めておくことで、その資金がいつまでに貯まるかを予測できるため、ニート生活を始める時期を決めやすくなるでしょう。
さらに、「資金が足りない」という状況も防げるため、ニート生活への不安を払拭しやすいといえます。

必要な金額を算出し貯金をする

ニート生活を送るには、生活費などの資金が必要です。収入がない状態での生活となるため、事前に十分な貯蓄をしておくことが不可欠といえます。主に生活に必要な費用は、「家賃」や「光熱費」「食費」「通信費」などが挙げられるでしょう。

そのほかにも、自身の生活スタイルに合わせた費用を算出し、ニート生活を予定している期間の総額を計算しておくことをおすすめします。また、予期せぬ出費がある可能性もあるので、多めに貯蓄しておくと望ましいでしょう。

条件を満たせば失業保険の受給が可能

一定の条件を満たせば、失業保険を受給できる可能性があります。失業保険は、次の仕事を探す間の一時的な生活資金となるため、ニート期間中の金銭面の負担を減らしてくれるでしょう。
受給資格を得るには、離職理由が会社都合であること、働く意思と能力があり、積極的に求職活動を行っていることなど、いくつかの条件があります。

ただし、失業保険はニート生活を推奨する制度ではありません。あくまで再就職を目指すための支援制度であることを理解しておきましょう。

退職日を決める

ニート生活を始める前に退職日を決めておきましょう。退職日を決めておくことで、退職するまでに何をすべきかを逆算して計画を立てられるため、スムーズにニート生活を送りやすくなります

また、退職日を決めると同時に、「ニート期間中に何をしたいのか」や「その後の進路をどのように考えているのか」を明確にしておくことが重要です。ニート期間中に何をするかによって、退職日を調整する必要も出てくるでしょう。

仕事の辞め方がわからない!退職の流れや上司へ伝える際の方法を紹介」のコラムでは、退職の流れや上司へ伝える方法などを紹介しているので、あわせてご覧ください。

ニートになりたいと感じながらも働き続ける理由

「ニートになりたい」と思いながらも、多くの人が働き続けています。この気持ちは、仕事のストレスや社会的プレッシャーから逃れたいという願望から生まれることも。しかし、実際にニートになることは簡単ではありません。ここでは、ニートになりたいと感じながらも働き続ける主な理由を解説します。

生活を維持するため

ニートになりたいと思いながら働いている多くの人は、生活費を稼ぐために働き続けているといえます。現代社会では、食費や家賃、光熱費などの基本的な生活費を賄うためには、定期的な収入が必要不可欠です。
しかし、ニートになると定期的な収入が途絶えてしまうため、生活費を自力で支払うことが難しくなります。そのため、ニートになりたくても働き続ける人が多い傾向にあるといえるでしょう。
ニートになりたいと感じたら、まずは生活に必要な最低限の費用を計算し、その金額を長期的に確保する方法があるか、考えてみることをおすすめします。

周囲の期待に応えたい

周囲の期待に答えるために、ニートになりたいけど働き続けているという人もいるでしょう。日本では「働くこと」に大きな価値が置かれており、働かないことは周囲から否定的に見られがちです。特に、家族や親しい人からの期待は大きく、働き続ける原動力になることがあります。

また、「働いていないと否定的な目で見られるのではないか」というように世間体を気にして、ニートになりたいけどなれない人もいるでしょう。直接働いていないことを誰かに批判されていなくても、「こういう風に思われているのでは」と不安を感じてしまうことから働き続ける人もいるようです。
しかし、周囲の期待に応えることは大切ですが、自分の幸せとのバランスも重要といえます。そのため、周囲や世間体を気にし過ぎず自分の気持ちを正直に伝え、理解を求めることも必要です。

「再就職できないかもしれない」という不安がある

一度ニートになると、再就職が難しくなるのではないかという不安から、働き続ける人もいるようです。就職市場で、「空白期間」は不利になりやすく、スキルや経験の陳腐化も懸念されやすくなります。
また、ニート期間中に年齢を重ねると、再就職時に求人数が減ってしまう可能性もあるため、ニートになることをためらう人もいるようです。これらの不安は、特に30代以降の社会人に強く見られます。ニートになることを考えている場合は、将来の再就職も視野に入れて計画を立て、ニート期間中にも自己啓発などでスキルの維持・向上に努めましょう。

就活にかかる時間はどのくらい?面接での目安や必要な準備を解説」のコラムでは、就活にかかる平均的な期間を紹介しています。ニート生活のあとに再就職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

他者との関わりを断ちたくない

仕事を通じて得られる人間関係や社会とのつながりを大切にしたいという思いから、働き続ける人もいるようです。人は他者との関わりを通じて自己実現や成長を遂げます。仕事はそうした関わりを持つ重要な機会の一つといえるでしょう。

また、仕事を通じて社会に貢献している実感が得られるため、辞めてしまったら人との関わりだけでなく、社会とつながりもなくなるのではないかと不安に感じ、働き続ける人もいるようです。
ニートになりたいと感じたら、仕事以外の場で人間関係や社会とのつながりを持つ方法(ボランティア活動やコミュニティ活動など)を考えてみるのも一つの手段といえます。

ニートになるメリット・デメリット

ニートという言葉に憧れを抱く方もいるでしょう。「自由な時間」という響きに魅力を感じるのも無理はありません。しかし、ニート生活にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。ここでは、ニートになることのメリット・デメリットを解説するので、参考にしてみてください。

ニートになるメリット

ニートになるメリットには、以下のことが挙げられます。

  • ・職場の人間関係に悩まなくなる
  • ・プライベートの時間を充実させられる
  • ・仕事から離れることで心に余裕が生まれる

ニートの最大のメリットは、自由に使える時間の多さです。仕事や学業に縛られないため、自分のペースで生活し、興味のあることに時間を費やせるため、プライベートの時間を充実させられます。
また、仕事から離れることで業務だけでなく職場の人間関係や環境などのストレスから解放され、心に余裕も生まれやすくなるでしょう。

ニートになるデメリット

ニートになるデメリットには、以下のことが挙げられます。

  • ・社会から離れたことにより孤独を感じることもある
  • ・空白期間ができるため再就職に影響が出る可能性がある
  • ・金銭面が不安定になる

ニートになり、社会から離れることで職場での人間関係や環境のストレスからは解放されますが、人との関わりが減り孤独を感じてしまう人もいるようです。また、ニート期間中は定期的な収入も途絶えてしまうため、金銭的な不安も募りやすくなるでしょう。

金銭的な面に不安を感じ、再就職を試みようとしてもニート生活による空白期間ができているため、企業から懸念され就職活動に影響が出る可能性も考えられます。

ニートと聞くと自由で楽しい生活をイメージをする人もいるでしょう。しかし、ニートとして生活していくことは、決して楽な道ではありません。これらのデメリットをしっかりと理解したうえで、慎重に検討する必要があります。

ニートになる以外の方法で問題を改善するには

「ニートになりたい」と思うほど、現在の生活や仕事に行き詰まりを感じている方もいるのではないでしょうか。しかし、ニートになることは必ずしも問題の解決にはならず、新たな問題を生み出す可能性もあります。ここではニートになる以外の方法で、現状を改善する方法をいくつかご紹介します。

生活習慣を見直す

心身の健康は、日々の生活習慣と密接に関係しています。不規則な生活、偏った食事、運動不足などは、ストレスを増大させ、問題解決能力を低下させる要因となり得ます。生活習慣を見直すことで、心身ともに健康になり、問題に立ち向かう活力を得られる可能性もあるでしょう。

生活習慣を見直すためには、毎日同じ時間に起床したり、 バランスの良い食事を摂ったりすることが重要です。また、ウォーキングやヨガなどの軽い運動を行うことで心身のバランスが整い、問題解決への意欲も高まるでしょう。

物事をポジティブに捉えてみる

ネガティブな思考に陥ると、問題は実際よりも大きく見え、解決策を見失いがちです。反対に、ポジティブな思考は問題を客観的に捉え、創造的な解決策を生み出す助けとなります。物事を前向きに捉えることで、新たな視点や解決の糸口が見えてくる可能性も。

ポジティブ思考を促すための具体的な方法として、毎日良かったことを3つ書き出したり、達成可能な小さな目標を設定して成功体験を積み重ねたりするのがおすすめです。日常的に続けられる習慣を作り、ポジティブ思考を身につけて問題解決への道筋を切り開きましょう。

転職する

現在の仕事が辛いと感じるなら、転職も一つの選択肢です。仕事内容が自分に合っていない場合、大きなストレスや不満につながりやすいといえます。適性や興味に合った仕事に就くことで、仕事へのモチベーションも向上し、より充実した生活を送れる可能性があるでしょう。

転職活動を始めるにあたっては、自己分析で自分の強み・弱みを把握したり、業界・企業研究などをとおして企業情報や仕事内容を調べたりして対策をよく行ってから転職をするのがおすすめです。
また、業務に必要なスキルを習得しておくと、就活時に有利になる可能性もあるので効果的といえるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

佐藤 幸之輔

佐藤 幸之輔

転職活動や就業スタートは精神的に負担がかかるため、自分の精神的な負担を軽減するための生活バランスを整えることや趣味の時間を確保することも大切です。また、転職や再就職を目指す際は、自分に合った働き方や環境の整理をすることをおすすめします。自分に合った働き方が分からない人は、エージェントに相談するのも効果的でしょう。
さらに、生活支援制度の利用も並行しておこなうことで経済的な余裕を少しでも確保することができます。

「ニートになりたいけど金銭面が心配」「転職するか迷っている」という方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、ニートやフリーターを始めとした若年層向けの就職・転職エージェントです。
経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが、マンツーマンで履歴書の添削や面接練習などをサポート。また、所要時間1分ほどでできる適職診断もご用意しています。
サービスはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

ニートになりたいときのお悩みQ&A

ここでは、「ニートになりたい」と考えている方が抱えがちな疑問やお悩みをQ&A方式でお答えします。

1年くらい無職になりたい…再就職に影響する?

1年程度の無職期間は、再就職に影響する可能性があるでしょう。
企業は採用選考において、応募者の経歴に空白期間がある場合、その理由や期間中の活動内容について質問する場合が多い傾向にあります。1年間のブランクは、スキルや知識の陳腐化、業務への適応、そして就労意欲の低下を懸念させる可能性があるため、選考において不利に働く可能性があることを認識しておく必要があるからです。
しかし、1年間のブランクが必ずしも再就職を不可能にするわけではありません。空白期間中に資格取得やスキルアップのための学習、ボランティア活動、自己啓発などに取り組み活動内容を積極的にアピールすることで、ブランクをプラスに変えることも可能です。

ニート期間中のお金はどうしてる?

ニート期間中の生活費は、これまでの貯蓄を取り崩して生活費に充てたり、親や親族からの金銭的な援助を受けたりしていることが多いようです。
しかし、貯金は有限であり、家族からの支援もいつまでも頼れるとは限りません。ニート生活を送るうえでの経済的な課題を踏まえ、どのくらいの期間ニート生活を続けられるか、現実的に見積もりましょう。また、「ニートになりたい」と思っても、安易にニート生活を選ぶのではなく、現実的な課題を理解し、慎重に判断することが重要です。

ハタラクティブでは、プロのキャリアアドバイザーがあなたの適性やご要望に合った求人をご紹介します。働き方や職場環境でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
SNS : LinkedIn®YouTube