この記事のまとめ

  • ニートから就職を目指すなら、できることから少しずつ始めるのがポイント
  • ニート脱出の第一歩は「働きたい」という気持ちを固め、生活リズムを整えること
  • 人手不足の業界は意欲や人柄を重視してくれる企業が多く、ニートから挑戦しやすい

「ニート状態から抜け出したいけど、何から始めれば良いのか分からない」「就職したいけど、行動に移せない」と悩んでいませんか?

ニート状態からの就職は決して不可能ではありません。多くの企業は経歴だけでなく「これからの可能性」も重視しており、実際にニートから就職に成功した人はたくさんいます。大切なのは、自分のペースで一歩ずつ前進することです。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの安田さんのアドバイスを交えながら、ニートが就職を目指すときに何から始めるべきなのか、5つのステップで解説します。また、ニートからチャレンジしやすい仕事や、就職支援サービスの活用法などもご紹介。あなたの社会復帰を後押しする情報をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ニートからの就職は無理じゃない!少しずつ前進しよう

「ニートだから就職できない」というのは誤解です。多くの企業が経歴だけでなく「これからの可能性」も選考基準としており、実際にニートからの就職を叶えている人はたくさんいます。
大切なのは、自分のペースで一歩ずつ前に進むことですよ。

正社員として働くのはあくまで最終的なゴール

正社員として働くことは、あくまで最終的なゴールと考えましょう。ニートから脱却するには、「通学する」「働く」「家事をする」といった選択肢があります。このうち、「働く」を目標にする場合は、正社員だけでなく、パートやアルバイト、派遣社員といった働き方を選ぶことも選択肢の一つです。

正社員になることが必ずしも最初のステップである必要はありません。「すぐに正社員になりたい」という人もいれば、「いきなり正社員になるのは不安」という方もいますよね。自分に合ったペースや方法で進むことが、自然にニート生活から距離を置く一つのポイントですよ。

自分ができることから始めればOK

気持ちが固まらないまま正社員を目指すより、今の自分にできることから始めてみましょう。そのためには、自分に何ができるのかを見つめ直すことが大切です。たとえば、「短期のアルバイトならできそう」「人と接しない仕事が始めやすそう」というように、自分なりに考えてみることをおすすめします。

まず、行動に移すことで「自分に何ができるのか」「何が得意なのか」を発見していけるでしょう。最初は正社員へのハードルの高さを感じていても、繰り返し行動することで就職に向けた意欲が湧いてくるかもしれませんよ。

ニート期間がある場合の注意点については「ニート期間がある場合は就活で不利になるの?」のコラムで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

アルバイトから正社員登用を目指す方法もある

企業によっては、アルバイトから正社員登用を目指せる場合があります。まずは、アルバイトとして働きながら職場の雰囲気や仕事に慣れ、そこから正社員を目指せるので、ニートから社会復帰を目指す人が選択しやすい方法の一つです。

ただし、求人に「正社員登用制度あり」などの記載があっても、正社員になれる保証はありません。実際に登用されるのはごく一部だったり、明確な基準がなかったりするケースも。最悪の場合、最初から正社員登用の意思がない「嘘」の募集である可能性もゼロではないため、面接の際に正社員登用の実績や基準について確認しておくのがおすすめですよ。

ニートを脱却して働きたいけど怖い…その理由とは?

ニート状態から抜け出したいと思っていても、一歩を踏み出せない理由はさまざまです。不安な気持ちを理解し、自分自身と向き合うことが社会復帰への第一歩になるでしょう。

以下で、ニートの方が「働くのが怖い…」と感じる理由を解説します。

働いた経験が少なく自信がもてない

「これまで働いた経験が少ないから、仕事ができるか不安…」という気持ちから、就職活動に踏み切れない方もいるようです。
しかし、未経験でも挑戦できる仕事はたくさんあります。たとえば、接客業や軽作業など、基本的なことから丁寧に教えてもらえる仕事なら、働いた経験が少なくても挑戦しやすいでしょう。

また、大切なのは、経験の長さではなく「学ぶ意欲と成長する姿勢」です。「分からないことは素直に質問する」「教えてもらったことはメモを取る」といった基本的な姿勢を大切にすることで、周囲からの信頼が得られるでしょう。

空白期間が長く雇ってもらえない気がする

「ニートの期間が長いと企業から雇ってもらえないのではないか?」と、履歴書の空白期間を気にしてしまう人もいるようです。しかし、空白期間があっても「その時間をどう過ごしたか」「そこから何を学んだか」を前向きに伝えられれば、むしろプラスに評価される可能性もあります

単に「働いていなかった」ということだけでなく「〇〇の資格を取得した」「自分を見つめ直す時間として活用した」など、前向きなエピソードを伝えられるように準備しておくことが大切ですよ。

人とのコミュニケーションに不安がある

人間関係や日々のコミュニケーションに不安を感じる人も少なくありません。特に長い間社会から離れていると、対人関係に難しさを感じることもありますよね。

コミュニケーション能力はすぐに身につくものではなく、日々の積み重ねで少しずつ向上していくものです。最初から完璧を目指すのではなく、簡単な会話から始めてみましょう。

たとえば、コンビニで買い物をするときに店員さんと挨拶を交わしたり、図書館やカフェなど人が集まる場所に足を運んだりすることから始めるのもおすすめです。SNSやオンラインコミュニティを活用して、テキストベースのコミュニケーションから始める方法もありますよ。

徐々に自信がついてきたら、少人数の交流会やボランティア活動に参加するなど、段階的にコミュニケーションの場を広げていきましょう。

就職できても続けられる自信がない

「就職できても、また辞めてしまいそう…」という不安も、就職活動に踏み出せない原因となることがあります。そのような場合は、まず短期的な目標を設定することから始めてみてはいかがでしょうか

たとえば、「1週間続ける」「1ヶ月続ける」といった具体的な期間を設定し、それを達成したら次の目標を立てるという方法がおすすめです。小さな成功体験が自信につながり、「続けられる」という実感が生まれる可能性があります。

また、無理のないペースで働き始めることも大切です。いきなりフルタイムで働くのではなく、週3日からスタートするなど、自分のペースに合わせた働き方を選ぶことで、長く続けやすくなるでしょう。

目標を細かく設定するのが長く続けるコツ

仕事を長く続けるためには、大きな目標を細かく分解し、達成できそうな小さな目標にしてみるのがおすすめですよ。たとえば「1年間勤め上げる」といった目標は、「1週間遅刻せずに出勤する」「1ヶ月間で基本業務を覚える」など、より具体的で達成しやすい目標に分けてみましょう。

小さな目標を一つずつクリアしていくことで、達成感と自信が生まれます。また、達成した目標を記録し、自分の成長を実感しやすくすることでモチベーション維持にも役立つでしょう。

ニートは何から始めるべき?就職するための5ステップ

「ニートからの脱却はハードルが高い…」と感じ、一歩が踏み出せずにいる人もいるかもしれません。いきなり本格的な就職活動を始めるのではなく、まずは小さなことから少しずつ進めていくことが大切ですよ。

「何から始めるべきか分からない…」という方は、下記のニート脱却への5つのステップを参考にしてみましょう。

ニートは何から始めるべき?就職するためのステップ

  • ニートから脱出する気持ちを固める
  • 生活を「働くためのリズム」に整える
  • 自己分析をして自分について知る
  • やりたいことではなくできることから仕事を探す
  • 複数の求人に応募してみる

ステップ1:ニートから脱出する気持ちを固める

まずはニートから脱出する意志を固めることが大切です。「まだニートのままで良いかな」という気持ちのまま行動しても、前に進むのは難しい可能性も。今の状況を変える決心をするのは大変かもしれませんが、「ニートから脱却したい」という強い気持ちがこれからの行動へのエネルギーとなるでしょう

ニートを続けるリスクについては「『仕事したくない』とニートを続けるとどうなる?就職を目指すコツを解説」のコラムで解説しているので、参考にしてみてくださいね。

ステップ2:生活を「働くためのリズム」に整える

働き始めたときの勤務時間帯を想定して、生活リズムを整えることも大切です。起床や食事、睡眠のタイミングを規則正しくできるよう意識することから始めましょう
さらに余裕があれば、就職活動やスキルアップの時間を設けてみるのもおすすめです。

ステップ3:自己分析をして自分について知る

自分が何を得意とし、何が好きでどのような環境で働きたいのかを知ることは、自分に合った仕事を選ぶために必要不可欠です。自己分析を行い、自分の強みや弱み、可能性や興味を把握しましょう。これによりどのような仕事が自分に合うのか、就職活動の方向性が見えてきますよ。

ステップ4:やりたいことではなくできることから仕事を探す

理想があるのは素晴らしいことですが、「今の状態から始められる仕事」という観点で探してみるのも方法の一つです。ニートからの脱却に限った話ではありませんが、就職活動時に「やりたいことが見つからない」と悩む方は少なくありません。働くうちにやりたいことが見つかる場合もあるので、まずは今できることからスタートし、仕事に慣れることを優先させましょう

ニートからの就職におすすめの職種については「ニートから就職・転職はできる?おすすめの職種や支援サービスも紹介!」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

職業訓練や資格取得でスキルを身につけるのもおすすめ

あなたが特定の職種に興味をもっている、または自分のスキルを増やしたいと考えている場合は、職業訓練や資格取得を検討してみるのもおすすめ。身につけたスキルや資格は、アルバイトや正社員として就業する際に役立つでしょう。

たとえば、厚生労働省では公的職業訓練(愛称:ハロートレーニング)を実施しています。ニートの方は、介護やITなどの技術を学べる「求職者支援訓練」を無料(テキスト代は除外)で受けることが可能です。訓練から興味のある分野ができれば、別途、資格取得を目指すのも方法の一つです。

参照元
厚生労働省
ハロートレーニング

ステップ5:複数の求人に応募してみる

少しハードルの高さを感じるかもしれませんが、求人に応募する際は応募先を1つに絞るのではなく複数社への応募を検討してみてください。内定をもらえるチャンスを広げるだけでなく、選考の振りやブラッシュアップの機会にできるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中村凌河

中村凌河

いきなり仕事探しを始めたり、求人へ応募したりするのは、ハードルが高く感じるかもしれませんね。ニートからの脱却を目指すなら、身近なことから徐々に始めていくのがおすすめです。

まずは、「就職するぞ」という強い気持ちを固めることが原動力になります。就職する意思が固まったら、生活リズムを整えたり、自己分析をしたりすることから始めましょう。できることから少しずつ始めるのが、ニートからの社会復帰を目指すコツですよ。

もし「何から始めれば良いか分からない」と迷ったら、いつでもハタラクティブへご相談くださいね。一緒にあなたの可能性を見つけ、次の一歩を踏み出しましょう!

ニートからチャレンジしやすい!おすすめの仕事5選

ニートからの就職を目指している方のなかには、「自分にどのような仕事ができるのか分からない」という人もいるでしょう。
ここでは、未経験からでも挑戦しやすい仕事を5つ紹介します。

ニートからチャレンジしやすい!おすすめの仕事

  • 事務職
  • 営業職
  • 工場作業員
  • 介護職
  • IT・Web関連職

1.事務職

事務職は、特別な資格や専門知識がなくても始められる仕事の一つです。パソコンの基本操作ができれば、未経験から挑戦できる求人が多くあります

事務職の主な業務内容は、データ入力や書類作成・整理、電話応対、来客対応など。接客業や営業職と比べると、コミュニケーションの負担が比較的軽く、人間関係に不安を感じる方にもおすすめです。

事務職に就くためには、WordやExcel、PowerPointなどの基本的なPCスキルがあると有利でしょう。また、タイピングスピードを上げる練習をしておくのもおすすめです。

2.営業職

営業職は、人柄や意欲を重視して採用される傾向があり、未経験からチャレンジしやすいでしょう

営業職の魅力は、成果が目に見えやすく達成感を得られることです。また、コミュニケーション能力や交渉力など、どの業界でも役立つスキルや社会人としての基礎が身に付くので、仕事の幅やキャリアの選択肢が広がるでしょう。成果連動の報酬体系の場合は、頑張りが直接収入に反映されることもメリットです。

ただし、営業職は目標達成へのプレッシャーや断られることへの精神的な負担もあります。自分の性格や強みを考慮したうえで検討しましょう。人と話すことが好きな方や、チャレンジ精神がある方におすすめの仕事です。

3.工場作業員

工場での製造・組立・検品などの仕事は、知識や経験がなくても始めやすく、ニートからの再出発におすすめです。特に人手不足に悩まされている工場では、未経験者の採用に積極的な傾向があります。

単純作業が中心で、上司や同僚とのコミュニケーションが比較的少ないため、対人関係に不安がある方も挑戦しやすいでしょう。
また、夜勤や交代制勤務がある場合は、割増賃金で収入を増やせる可能性も。体力に自信がある方や、コツコツと作業に取り組むのが好きな方に向いている仕事といえます。

4.介護職

介護業界は慢性的な人手不足の傾向があり、未経験者でも積極的に採用している施設が多いようです。はじめは資格のない状態で就職し、働きながら資格の取得が目指せる制度がある職場も少なくありません。

介護職の仕事内容は、利用者の身体介助や生活支援、レクリエーション活動の実施などです。感謝の言葉を直接もらえたり、人の役に立っている実感が得られたりと、やりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。

ただし、肉体的な負担や精神的なストレスもあるため、体力や気力に自信がある方に向いているでしょう。人に寄り添うことが好きな方、コミュニケーションをとおして人を支えることに興味がある方におすすめの仕事です。

5.IT・Web関連職

IT業界全体は、深刻な人手不足から常に人材を求めており、未経験者の採用に積極的な企業が多いようです。また、学歴や資格よりも実務スキルが重視される傾向にあり、独学やプログラミングスクールなどでスキルを習得すれば、ニートから就職を目指す際のアピールポイントとなるでしょう。

IT・Web関連の仕事には、プログラマーやWebデザイナー、Web制作などさまざまな職種があります。在宅勤務が可能な場合もあるので、徐々に社会に適応していきたいニートの方にもおすすめですよ。

ニート脱却のためのモチベーションの高め方

一度ニートから脱出することを決心した場合でも、途中で「やっぱり難しいかも」と不安になってしまうこともありますよね。そのような場合は、目的意識をもつことが大切です。

ここでは、ニート脱却のためのモチベーションアップの方法をご紹介するので、不安を乗り越えるためのヒントにしてくださいね。

ニートから脱出したいと思ったきっかけを思い出してみる

ニートを脱却したいと考えたきっかけが何だったのかを思い出してみましょう。ニートを脱出したいと思う理由は人によってさまざま。たとえば、下記のような内容がよくある例です。

  • ・将来に漠然とした不安を感じるようになった
  • ・同世代の友人や知り合いが就職して焦りを感じた
  • ・社会とのつながりをもちたいと思うようになった
  • ・親の病気や介護を考えるようになった
  • ・収入を得て自立したいと思うようになった
  • ・ひとり暮らしを考えるようになった
  • ・一定期間休養をして働ける状態になった

ニートから脱却しようと思ったのには、何らかのきっかけがあったはずです。その目的を常に心に留めておくことで、モチベーションを維持できるでしょう。

ニートが就活を始めるべき理由については「ニートが就活をするべき理由とは?就職するには何から始めれば良いか解説」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ニートから脱出した1年後の自分をイメージしてみる

「給料を貯めて〇〇を買う」「収入を得てひとり暮らしを始める」など、ニートから脱出した1年後の自分をイメージしてみてください。将来のビジョンをもつことは、自分の進むべき道をはっきりさせるために欠かせない要素です。そのイメージに一歩ずつ近づくことで、自分自身の成長を感じられ、それがモチベーションにつながるでしょう。

最初から理想の正社員像を考えなくて大丈夫

正社員になることはニート脱却の一つの形ですが、最初から完璧な正社員像を描く必要はありません。一歩一歩、自分のペースで何か新しいことを始めることが重要です。まずは、アルバイトやパート、派遣社員として働くなど、抵抗が少ない形から始めてみましょう。

ニートから就職に成功した人の体験談を紹介!

ハタラクティブの「みんなの就職エピソード」より、無職の状態からCADオペレーターへの就職に成功したEさん(21歳)の体験談を紹介します。

私は、やりたいことがないという理由で新卒就職を諦めたんですが、3ヶ月経ってもやりたいことが見つかりませんでした。

でも、「どうしたらいいのか分からない、しんどい」っていう気持ちを口に出して、就職アドバイザーの人に聞いてもらうことで気持ちが変わりました。

もし、変わりたいという気持ちがあるなら、Webサイトを見るだけじゃなくて1回足を運んで話を聞いてもらうことが大切だと思います。
就職に関する悩みを誰かに聞いてもらうことで、気持ちが変わったという体験談です。

 

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、あなたのこれまでの経歴やお悩みをヒアリングしたうえで、ぴったりの仕事を紹介します。「やりたいことが見つからずつらい…」とお悩みの方は、ぜひハタラクティブのキャリアアドバイザーにご相談くださいね。

参照元
ハタラクティブ
みんなの就職エピソード

ニートから就職を目指すときのコツ

ニートの状態から就職を目指す際には、いくつかの大切なポイントがあります。ここでは、社会復帰を成功させるためのコツを紹介するので、参考にしてみてくださいね。

なるべく早めに行動開始するのがおすすめ

ニートからの就職を目指すときは、できるだけ早く最初の一歩を踏み出すことが大切でしょう。なぜなら、年齢が上がるにつれてスキルや経験が求められるようになり、求人の選択肢が狭まる傾向にあるためです。

特に未経験での就職の場合、若年層のほうがポテンシャル採用の対象になりやすく、企業側も教育コストをかけることに前向き。20代前半と30代後半では、応募できる求人の種類や企業から求められるものは大きく変わってくるでしょう。

また、行動を先延ばしにするほど、就職活動を始めるハードルは高くなっていきます。「今日できることは今日やる」という姿勢で、小さくても確実に前進することが大切ですよ。

未経験者歓迎の正社員求人を中心に探す

ニートから就職を目指す際は、未経験者歓迎の求人を中心に探すことをおすすめします。未経験者を歓迎している求人は、経験やスキルよりも、意欲や人柄を重視して採用する傾向があるからです。

また、正社員にこだわりすぎず、契約社員や派遣社員など、さまざまな雇用形態を視野に入れることで選択肢が広がるでしょう。
ポイント:人手不足の業界に注目してみよう
現在、日本ではさまざまな業界で人手不足が問題となっています。特に下記の業界では人材確保に苦労しており、未経験者の採用に積極的だったり、研修制度が充実していたりする企業が少なくありません。

・IT・Webサービス業界
・介護・医療業界
・物流・運輸業界
・建設・不動産業界
・小売・外食業界

求人をチェックするときは、上記のような業界に注目してみましょう。

前職の退職理由や空白期間はポジティブに伝える

面接で前職の退職理由や空白期間について聞かれたときは、ポジティブな表現で伝えることが大切です

退職理由については、「人間関係が合わなかった」「ストレスで体調を崩した」などのネガティブな表現は避け、「より自分に合った職場を探すため」「キャリアの方向性を見直すため」など、ポジティブな表現に言い換えましょう。

空白期間については、その時間をどのように過ごしたかを具体的に説明します。たとえば「自己啓発の時間に充てていた」「資格取得のための勉強をしていた」など、その期間を有意義に過ごしていたことをアピールするのがおすすめですよ。

企業研究や面接対策をしっかり行う

就職活動で成功するためには、企業研究と面接対策が欠かせません。応募する企業の事業内容や特徴、業界での位置づけなどを事前に調べておくことで、面接での質問に的確に答えられるようになります。

面接対策としては、以下のポイントに注意しましょう。

  • ・服装・身だしなみを整える(清潔感を大切に)
  • ・基本的なマナー(挨拶、お辞儀、適切な言葉遣い)を確認する
  • ・想定される質問とその回答を準備する
  • ・自分の強みや志望動機を簡潔に説明できるようにする
  • ・質問事項をいくつか用意しておく

また、面接前に友人や家族と模擬面接を行うのもおすすめです。面接は慣れが必要なので、回数を重ねるほど上達していくでしょう。

失敗したら振り返って次に活かす

就職活動では、不採用になることも当然あります。大切なのは、失敗をポジティブに捉え次に活かす姿勢です。不採用となった原因を分析し改善点を見つけ出すことで、次の機会に活かせます。

たとえば、面接での質問にうまく答えられなかった場合は、その質問に対する回答を再度考え、準備しておきましょう。書類選考で落ちた場合は、履歴書や職務経歴書の内容を見直し、より自分の強みが伝わるように工夫します。

失敗を恐れず、一つひとつの経験から学び続けることが大切です。就職活動は、単に会社に入るためだけのものではなく、自己理解を深め社会人としてのスキルを磨く機会でもありますね。

一人で悩まない!おすすめの就職支援サービス5選

ニートからの就職活動は、一人で抱え込まずさまざまなサービスを活用するのがおすすめです。ここでは、あなたの就職活動に役立つ可能性のあるおすすめの就職支援サービスを紹介します。

1.求人サイト

「求人サイト」は、自宅にいながら多くの求人情報を閲覧できる便利なツールです。キーワードや条件で求人情報の絞り込みができるので、自分の興味のある分野や勤務地などを絞って検索してみましょう。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接のコツなど、就職活動に役立つ情報も掲載されているため、サイト内のコンテンツを活用して知識を深めることもできますよ。

2.ハローワーク

「ハローワーク」は、国が運営する総合的な雇用サービス機関です。全国各地に拠点があり、地域に密着した中小企業の求人情報を多く取り扱っているのが特徴。ハローワークでは、求人情報の提供だけでなく、職業相談や職業紹介、職業訓練の案内など、さまざまなサービスが受けられます。

また、ハローワークでは履歴書の添削や模擬面接なども行っているため、面接時のマナーや効果的な自己PRの方法が分からないといった方にもおすすめです。

3.地域若者ステーション(サポステ)

「地域若者サポートステーション(サポステ)」は、働くことに悩みを抱える15〜49歳の方を対象にした就労支援機関です。全国各地に設置されており、専門のカウンセラーによる相談やセミナー、就業体験などのサービスを無料で提供しています。

サポステの特徴は、就職活動のサポートだけでなく、コミュニケーション能力の向上や生活習慣の改善など、就労の前段階から包括的に支援してくれる点です。一人ひとりの状況に応じた段階的なプログラムが用意されており、無理なく社会復帰を目指せます。

同じような悩みをもつ若者が集まるグループワークなどもあり、仲間と一緒に成長していく環境が整っています。長期間のニート状態から抜け出したい方にとって、心強いサポートとなるでしょう。

4.ジョブカフェ

「ジョブカフェ」は、都道府県が主体となって運営する若者向けの就職支援サービスです

カフェのようなリラックスした雰囲気のなかで、キャリアカウンセリングや履歴書・職務経歴書の書き方指導、面接対策など、就職活動に役立つさまざまなサービスが受けられます。また、地元企業との交流会や合同企業説明会なども定期的に開催されています。

ジョブカフェの特徴は、地域の企業とのつながりが強いことです。地元で就職したい方には特におすすめのサービスといえるでしょう。

5.就職・転職エージェント

「就職・転職エージェント」は、求職者と企業をマッチングする専門サービスです。未経験者や若年層に特化したエージェントもあり、個々の状況に合わせた求人を紹介してもらえます。

エージェントのメリットは、担当のキャリアアドバイザーがつき、履歴書添削や面接対策などのサポートを受けられることです。また、公開求人だけでなく、非公開求人も紹介してもらえる可能性があります。

ハタラクティブは、ニートやフリーターなどを含む若年層に特化した就職・転職エージェントです。ニートからの就職を成功させたい方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

まとめ

ニートからの社会復帰を目指す際は、できることから一つずつ進めていくことが大切です。「ニートは何から始めるべき?就職するための5ステップ」で紹介した手順を参考に、自分のペースで一歩一歩進んでいきましょう。

また、一人で悩まず、専門の支援機関やサービスを活用することも大切です。就職・転職エージェントのハタラクティブは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの性格や経歴、得意なことなどを丁寧にヒアリングしたうえで、ぴったりの求人を紹介します。

応募書類の作成サポートや面接対策、企業とのやり取りの代行も行っているので、今まで働いたことがないニートの方も安心です。未経験者の採用に積極的な企業の求人も多く取り扱っています。「就職したいけど何から始めたら良いのか分からない」というニートの方は、ぜひお気軽にご利用くださいね。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中村凌河

中村凌河

実際のところ、ニート期間によって就職活動が難しくなることもあります。そんなときは、わたしたちハタラクティブが、ニート期間について聞かれたときの答え方や面接で就業意欲をアピールするコツなどをアドバイスいたしますので、お任せください。これからどのような就職先を目指すかも、一緒に考えていきましょう。

ニートから脱却したい人向けのよくある質問

ここでは、ニートから脱却したい人によくある疑問について詳しく解説します。

ニートにはできる仕事がないって本当ですか?

そのようなことはありません。人手不足の業界(IT、介護、物流など)を中心に、経験よりも意欲や人柄を重視して採用する企業を選べば、ニートからの就職は十分に叶えられるでしょう。

『ニートは就職できない』は本当?おすすめの仕事や抜け出す方法を解説」のコラムでは、ニートの方におすすめの仕事を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

ニートからの再就職は無理ですか?

決して無理ではありません。実際に、多くのニート経験者が社会復帰を果たしています。たしかに、履歴書の空白期間や経験不足などがハンデとなることはあるかもしれません。しかし、それを乗り越える方法を把握しておけば、ニートからの再就職は可能ですよ。

ニートからの再就職は、就職支援サービスをうまく活用するのもおすすめ。「ニート向けの就職支援を活用しよう!主なサービス内容や利用のコツを解説」では、ニート向けの就職支援サービスについて紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

再就職したいけど何がしたいか分からない…

まずは「やりたいこと」を探すより、「できること」や「続けられそうなこと」から考えてみましょう。すぐに答えが見つからなくても、行動しながら少しずつ方向性を見出していくことが大切ですよ。

自分が何をしたいのか分からない…仕事探しのポイントを年代別に解説!」のコラムでは、「自分が何をしたいのか分からない」と悩んでいる方の仕事探しのポイントを年代別に紹介しているので、目を通してみてくださいね。

ニート生活に慣れてしまい就職したくありません

ニート生活に慣れると、その生活を手放したくないと思ってしまう気持ちもよく分かります。
しかし、将来を考えると、どこかのタイミングで就職を検討してみるのがおすすめです。ニート生活に慣れたことと同じように、就職後の生活にも慣れる可能性があります。

少しでも就職について興味があるなら、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの就職活動を丁寧にサポートしますよ。