この記事のまとめ

  • 公立の学校事務は地方公務員に該当するため、公務員試験に合格する必要がある
  • 私立の学校事務は、一般企業へ応募するときと同様の方法で就活を行う
  • 学校事務の主な仕事は事務作業のほか窓口業務や設備管理、各種文書の作成など
  • 学校事務員に向いているのは、細かい作業が得意な人や責任感がある人
  • 基本的なパソコンスキルやコミュニケーションスキルがあると、仕事で活躍しやすい

「学校事務」に興味があるけど、具体的な仕事内容や、どうすればなれるのかわからなくて悩んでいる方もいるでしょう。仕事内容や目指し方がわからないと、「自分に合っていなかったらどうしよう」「本当になれるだろうか」と不安になりますよね。

公立学校の事務職員になるには、地方公務員試験に合格する必要があります。試験に合格したあとに、それぞれの学校へ配属されるという流れです。
私立学校であれば、一般企業へ応募するときと同様、求人へ応募し学校ごとの選考を受けるのが一般的。私立の学校事務の求人は、求人サイトやハローワーク、就職・転職エージェントで見つける方法もありますよ。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えつつ、学校事務員の概要や目指し方を解説します。また、学校事務員に向いている人の特徴や求められるスキルもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

学校事務とは

学校事務は、学校運営を円滑に進めるための多岐にわたるサポート業務を担っています。子どもたちや教員が安心して学び、働ける環境を影から支える、いわば学校の縁の下の力持ちです。

業務は多岐にわたり、生徒や保護者、来客の対応から、学校の設備管理、お金の管理まで、学校のあらゆる「事務」に関わることに幅広く対応します。学校の規模や運営方針によって仕事内容は異なりますが、子どもたちと接する機会も多く、やりがいを感じられる仕事といえるでしょう。

ここでは、学校事務の主な仕事内容や働き方、平均年収をまとめました。学校事務の仕事に興味のある方はチェックしてみてください。

主な仕事内容

学校事務の仕事は多岐にわたります。学校運営に欠かせないさまざまな業務を担当し、教育活動がスムーズに進むようサポートします。教員とは異なる立場から学校全体を支える存在といえるでしょう。以下で解説します。

窓口業務

窓口業務は、学校の受付として、外部からの問い合わせ対応や来客対応が主な仕事です。保護者からの連絡受付や、学校見学者の案内も行います。また、生徒や教職員からの質問や相談にも対応するため、コミュニケーション能力が重要になるでしょう。学校の玄関口として、丁寧な対応が求められるでしょう。

学校内の設備や教材の管理

学校事務が行う設備や教材の管理は、生徒や教師の安全・快適な教育環境を維持するために不可欠な業務です。教室や体育館などの施設予約管理から、パソコンや視聴覚機器などの備品管理まで担当します。

教科書や参考書といった教材の発注・管理も重要な業務の一つです。また、施設の修繕依頼や業者との連絡調整も行うため、学校全体の設備状況を把握しておく必要があります。物品の在庫管理も欠かせない仕事といえるでしょう。

経理業務

学校事務は、学校の予算管理や支出の処理を行うことがあります。具体的には、授業料の集金管理、教材費の計算、学校行事の会計処理などです。経理ソフトを使った伝票処理や、予算書・決算書の作成も担当します。公立学校では公金を扱うため、正確さと透明性が必要です。

各種文書の作成・発行業務

学校内外で使われる文書の作成や発行を行います。たとえば、生徒向けの案内文書や学校だよりの作成、教員向けの会議資料の準備、保護者向けの通知文書の作成などが挙げられるでしょう。

また、卒業証明書や成績証明書といった公的な証明書の発行手続きも行います。正確でわかりやすい文書を作成する能力と、機密情報を適切に扱うスキルが求められるでしょう。

人事や広報に関わる仕事を任されることもある

学校によっては、人事や広報に関わる仕事を任されることもあるようです。たとえば、教職員の給与計算や社会保険手続きを任されたり、学校案内パンフレットの作成や学校Webサイトの更新を行ったりすることもあるでしょう。

 

より専門的な知識やスキルが必要となる業務ですが、学校運営の根幹に関わる重要な仕事です。学校運営の根幹に関わる重要な仕事を通じて、自身のスキルアップにもつながるでしょう。

一般的な働き方

学校事務の働き方は、一般企業の事務職と比べていくつかの特徴があります。教育現場ならではの環境で、どのような勤務条件が一般的なのかをみていきましょう。

雇用形態

学校事務の雇用形態は、正社員(正職員)のほかに、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど多岐にわたります。職業情報提供サイトjobtagの「学校事務」によると、実際に働いている雇用形態で最も多いのは正規の職員・従業員で、全体の68.5%を占めています。次に多いのはパートタイマーと契約社員・期間従業員で、全体の27.8%です。

公立学校の場合は地方公務員、私立学校の場合は学校法人の職員として働くことになります。公立・私立、また雇用形態によって、給与や福利厚生、安定性などが大きく異なるため事前にしっかり確認することが大切です。

契約社員と正社員の違いを解説!無期転換の制度についても押さえよう」のコラムでは、契約社員や正社員や派遣社員などの違いを解説しているのでチェックしてみてください。

参照元
職業情報提供サイトjobtag
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勤務時間

学校事務員の正規職員(公務員や正社員)は、週5日勤務で、1日7時間45分または8時間が一般的です。公立学校の事務職員は地方公務員のため、「地方公務員法第二十四条」の規定に準ずる必要があります。

具体的な勤務時間は、各地方自治体が独自に定める「職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例」に規定されており、1日7時間45分、週38時間45分勤務が基本です。

一方、私立学校では一般企業の正社員と同じく、1日8時間、週40時間勤務が基本。また、パートや契約社員といった非正規雇用の場合、自分の都合に合わせて働くことも可能です。

しかし、どの雇用形態でも共通して、入学式や長期休暇中など、生徒がいない間も事務作業や学校行事の準備で出勤する必要があることは覚えておきましょう。

参照元
e-Gov法令検索
地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号)

休日

基本的には土日祝日が休みとなります。ただし、入学式や卒業式、オープンキャンパスなどの学校行事で休日出勤が必要になることもあるでしょう。夏休みや冬休みなどの長期休暇期間も、教員と同様に通常通り出勤となります。学生の休暇期間中は、普段はできない書類整理や校内の備品管理、次学期の準備など、重要な事務作業を集中して進めるのが一般的です。

年次有給休暇は、労働基準法にもとづいて付与されます。学校事務の業務は、教員のように授業が入るわけではないため、比較的スケジュールを調整しやすく、有給休暇をとりやすい傾向にあるでしょう。

残業・休日出勤の有無

学校事務員の残業や休日出勤の頻度は、勤務先の学校の種類(公立・私立)や、その学校の繁忙期によって大きく変動します。学校事務は比較的定時で帰れる職種ですが、入学・卒業シーズンや会計年度の切り替わり時期などは忙しくなり、残業が発生することがあります。

厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果速報 第2表 月間実労働時間及び出勤日数(p.8)」によると、学校事務員を含む「教育・学習支援業」の所定外労働時間は月平均で10.2時間です。これは、全産業の平均である13.8時間よりも少ないため、比較的残業が少ない職種だといえるでしょう。

また、土曜日の学校説明会や日曜日の入試業務など、行事によっては休日出勤が必要になることもあります。その場合は、代休を取得するのが一般的です。

参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果速報

転勤の有無

公立学校の正規職員の場合、同じ自治体内の学校間で人事異動があります。公立の学校事務員は地方公務員になるため、「地方公務員法第十七条」で、「地方公務員である事務員は異動がある。ただし、具体的な異動の時期や頻度、対象者の選定基準といった詳細なルールは、各自治体の条例や人事規則、訓令に委ねられています。」と定められています。

自治体によって異動の頻度や範囲は異なります。一方、私立学校や非正規職員の場合は、学校法人が定める規則にもとづいて異動があります。基本的に採用された学校での勤務となり、転勤はあまりありません。

参照元
e-Gov法令検索
地方公務員法

平均年収

職業情報提供サイトjobtagの「学校事務」によると、学校事務の平均年収は481.4万円です。

しかし、学校事務の給与水準は、勤務する学校の種類や雇用形態によって大きく異なります。安定した収入が見込める職種ですが、具体的にどのくらいの収入が得られるのかをみていきましょう。

初任給と昇給

職業情報提供サイトjobtagの「学校事務」の経験年数別の所定内給与額をもとに、初任給からの給与額の推移をみてみましょう。

経験年数所定内給与額
0年(初任給)26万300円
1~4年26万4,600円
5~9年28万8,600円
10~14年30万8,300円
15年以上36万7,400円

引用:職業情報提供サイトjobtagの「学校事務
学校事務の初任給は、26万300円です。上記のデータを見ると、経験年数が1~4年になると、給与は26万4,600円に微増します。その後、5~9年の経験で28万8,600円と、初任給から2万円以上アップします。

さらに、10年から14年で30万8,300円、15年以上のベテランになると36万7,400円となり、初任給の約1.4倍まで昇給する可能性があるでしょう。

これは、学校事務の仕事が、経験やスキルを積み重ねることで評価され、給与に反映されることを示しています。長く勤めるほど、より安定した収入を得られるでしょう。

私立学校の事務職員の初任給や昇給は、公立学校のように統一された給与体系ではなく、各学校の給与規定によって異なります。そのため、学校ごとに金額や昇給ペースが大きく変わるでしょう。

事務員とは?仕事内容は?向いている人の特徴や就職を目指す方法を解説」のコラムでは、事務員の種類や一般事務の年収を紹介しているのでチェックしてみてください。

参照元
職業情報提供サイトjobtag
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賞与(ボーナス)はどのくらい?

地方公務員のボーナスがいつ支給されるかは自治体によって違うものの、国家公務員に準ずることが多いようです。「人事院規則第十四条」の所定により、支給日は、夏季が6月30日、冬季が12月10日です。

人事院の「令和7年 人事院勧告・報告の概要(p.3)」によると、地方公務員の賞与は年間4.65月分が賞与として支給されます

私立学校のボーナスは、各学校法人の規定によって大きく異なります。一般的には公立学校と同等かやや多い傾向にありますが、学校の財政状況や規模によって変動するため、具体的な金額は一概にはいえません。

一方、非正規職員の場合は、賞与が支給されないか、正職員に比べて少額となるケースがあります。ただし、近年は「同一労働同一賃金」の考え方が広まり、非正規職員にも賞与を支給する企業や団体が増えています。

賞与とは?ボーナスとは違う?平均額やトラブルが起きたときの対処法を解説」のコラムでは、賞与の種類や賞与の平均額を解説しているのでチェックしてみてください。

参照元
e-Gov法令検索
人事院規則九―四〇(期末手当及び勤勉手当)
人事院
令和7年 人事院勧告

各種手当と福利厚生

公立学校の事務員は、地方公務員法と地方公務員等共済組合法にもとづいて各地方公共団体(都道府県や市町村)が具体的な給与額や勤務条件などを定めた条例を制定します。たとえば、扶養手当や住居手当、福利厚生には休暇制度や健康診断が挙げられるでしょう。

私立学校の事務員は、各学校法人の就業規則にもとづいて給与や福利厚生が決定されます。

学校事務と一般事務の違い

一般事務は会社の管理部門や営業支援が主な仕事で、具体的な業務内容は業界や企業規模によって異なります。一方、学校事務は教育環境の運営をサポートするのが仕事です。事務作業だけでなく、学校に関わる人の仲介役といった側面も持ち合わせています。

幅広い人と交流をもちながら業務を行うという点は、学校職員のなかでは学校事務にしかできないことといえるでしょう。また、学校事務は役職による昇進・昇給制度が比較的明確にあるので、安定した生活を望む方に向いています。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

学校事務職員は、物品購入や施設管理、文書の作成・発行および発送作業、各種証明書の交付といった事務作業のほか、教職員の休暇や給与管理、生徒の転出入、教科書発注などさまざまな業務を行っています。

資格やスキルが不要な場合もあるので、未経験者を歓迎している求人があるのも魅力の一つですね。一方で学校事務職員は、一度就職すると退職する人が比較的少ないといわれています。そのため、そもそも求人数が少なく、応募時はライバルが多い点を考慮する必要があるでしょう。
 

学校事務員になるには

学校事務員になるためには、公立学校か私立学校かによって、目指すルートは異なります。公立の場合は公務員試験、私立の場合は各学校の採用試験を受けるのが一般的です。どちらの道に進むにしても、計画的な準備と対策が成功のカギといえるでしょう。

公立の学校事務は公務員試験を受ける

公立の学校で事務員として働くには、地方公務員試験に合格する必要があります。試験は各自治体によって実施され、採用区分も「教育行政職」や「学校事務」として設けられていることが多いようです。

試験は一般的に、教養科目や専門科目の筆記試験、面接、論文など複数のステップで構成されます。一度合格すれば公務員としての身分が保障されるため、安定した職に就きたい方には魅力的な選択肢です。

ただし、自治体によって試験実施時期や内容に違いがあるため、志望する地域の情報をしっかり確認しましょう。地方公務員試験に合格する必要があり、学歴によって受験できる区分が異なります。

以下で、高卒者と大卒者それぞれの試験内容や受験資格をみてみましょう。

高卒の場合

高校卒業者は、「高卒程度」または「初級」の公務員試験を受験しましょう。この区分は、高校卒業程度の学力があるおおむね18~21歳の若年層を対象としています。

主に一般教養試験(国語・数学・社会・理科・英語など)と面接が実施されるでしょう。採用されると、初級公務員として勤務することになります。

高卒区分の試験は、自治体によっては実施していない場合や、募集人数が少ない傾向があるため、事前に確認が必要です。合格後は現場での実務を通してスキルを磨いていけるでしょう。

大卒の場合

大学卒業者(短大・専門学校卒含む)は「大卒程度」または「上級」の公務員試験を受験します。一般教養試験に加え、専門試験(法律・経済・行政学など)が課されることが多いようです。

合格すると中級公務員として採用され、より幅広い業務や責任ある立場を任されることもあります。大卒区分は募集人数が比較的多く、キャリアアップの機会も多い傾向があるでしょう。

また、大学を中退した人も、公務員試験を受験することは可能です。「大学中退から公務員に就職・転職できる?試験の年齢制限や給与について解説」のコラムでは、大学中退から公務員を目指せる理由や公務員になるメリット・デメリットを解説してるので参考にしてみてください。

大学では学校事務員になるためにおすすめの学部

学校事務員になるために特定の学部が必須というわけではありませんが、経済学部や経営学部は役立つ知識を学べます。特に、経済学部のマクロ経済学やミクロ経済学、経営学部の簿記や会計学は、学校の予算管理や財務に関わる業務で直接的に生かせます。

 

また、法学部では、公務員試験で問われる法律に関する科目を体系的に学べるため、受験対策に有利です。どの学部を選んだとしても、公務員試験の対策講座を受講するなど、自主的な学習が大切です。

私立の場合は採用試験を受ける必要がある

私立学校の事務職員になるには、各学校法人が独自に実施する採用試験を受験します。学校のWebサイトや求人サイトで募集情報を確認し、直接応募する流れとなります。

公立と異なり、年間を通じて不定期に募集が行われるため、こまめに求人が出ているかチェックすることが大切です。私立学校は独自の教育方針や校風をもっているため、その学校の理念に共感できるかどうかも採用の重要なポイントとなっています。

公立学校と私立学校との違い

公立学校と私立学校の学校事務員では、働き方にいくつかの違いがあります。公立学校は、数年ごとに異動があるのが一般的で、いろいろな学校や教育委員会で経験を積めるでしょう。

 

一方、私立学校は異動が少なく、一つの学校に長く勤務することが多いようです。また、給与体系や福利厚生も異なります。公立は公務員として安定していますが、私立は学校の運営方針や経営状況によって変動することがあります。自分がどのような働き方を望むかによって、どちらを選ぶかしっかり検討しましょう。

試験内容と倍率

公立学校事務の公務員試験は、筆記試験、面接、論文の3つの要素で構成されることが一般的です。筆記試験では、教養科目や専門科目の知識が問われます。

東京都職員採用の「東京都職員1類B採用試験(一般方式)」の東京都の例を参考に、試験内容をみてみましょう。

 科目と試験時間内容
一次試験・教養試験(2時間10分)
・論文試験(1時間30分)
・専門試験(2時間)
【教養試験】
5肢択一式40題知能分野24題(必須)/知識分野16題(必須)
【論文試験】
課題式(1,000~1,500文字程度)
【専門試験】
「行政」区分の分野から3題(選択)
二次事件口述試験人物についての個別面接

参照:東京都職員採用の「東京都職員1類B採用試験(一般方式)3 試験内容(p.7~9)

また、同サイトの「令和6年度職員採用試験(選考)実施状況」によると、令和6年度の東京都職員1類B採用試験(一般方式)の行政区分における最終合格倍率は10.5倍でした。公務員試験は人気が高く、競争率が非常に高いため、周到な準備が不可欠です。

倍率は年度や職種によって変動するため、必ず最新の情報を確認するようにしましょう。

参照元
東京都職員採用
試験・選考情報(令和7年度実施)

必要な対策

学校事務職を目指すためには、計画的な対策をとることが重要です。試験の種類ごとに効果的な対策方法をみてみましょう。

筆記試験

公立学校の事務職員を目指す場合、地方公務員試験の教養問題対策が不可欠です。数的推理や判断推理、文章理解といった基礎的な科目はもちろん、社会科学や人文科学、自然科学といった幅広い分野の知識も求められます。過去問や公務員試験用の問題集を繰り返し解くことで、出題傾向を掴み、解答スピードを上げていきましょう

また、多くの自治体で論文や作文が課されるため、日頃からニュースや新聞に目を通し、教育や社会課題に対する自分の考えを論理的にまとめる練習をしておくことが重要です。

一方、私立学校では一般常識や時事問題に加え、WordやExcelなどのパソコンスキルを問う実技試験が実施されることもあります。基本的なOfficeソフトの操作は、実際に業務を行ううえでも必須となるため、事前にスキルアップを図っておくと安心です。

基本的なPCスキルって何?身につけ方や就活で役立つおすすめの資格を紹介」のコラムでは、基本的なPCスキルレベルに含まれることや身につけ方を解説しているので参考にしてみてください。

面接

学校事務の面接では、あなたの人間性やコミュニケーション能力、そして教育に対する考え方が問われます。志望動機や自己PRを準備する際には、「なぜ学校事務職なのか」「なぜこの学校(自治体)なのか」を具体的に答えられるように、自分の強みや経験を学校事務の仕事内容と結びつけて説明することが大切です。

単に「子どもが好きだから」という理由だけではなく、「学校運営をサポートすることで教育現場を支えたい」といった、より具体的な貢献意欲を示すと良いでしょう。

また、志望する学校や自治体の教育方針を事前にリサーチしておくことも重要です。面接官は、あなたがどれだけその学校で働きたいと強く思っているか、また学校の理念を理解しているかを知りたいと考えています。明るく丁寧な受け答えを心がけ、円滑な人間関係を築ける人柄をアピールしてくださいね。

面接でよく聞かれる質問例

面接では、以下のような質問がよく出題されます。
・「なぜ学校事務職を志望したのですか?」
・「学校事務に必要な資質は何だと思いますか?」
・「あなたの強みを学校事務でどう活かせますか?」
・「生徒や保護者対応で難しい場面があったらどう対処しますか?」
・「チームワークを発揮した経験はありますか?」
・「学校現場で働くうえで大切にしたいことは何ですか?」
回答は具体的なエピソードを交えると説得力が増します。「教育に貢献したい」という漠然とした動機ではなく、なぜ教員ではなく事務職を選んだのかなど、自分なりの考えを整理しておくとよいでしょう。

論文

公立学校の事務職員採用試験において、論文試験はあなたの論理的思考力、文章構成力、そして教育行政への理解度を測る重要な要素です。出題テーマは教育や学校運営に関するものが中心となるため、日頃から関連するニュースや文献に目を通し、自分なりの考えを深めておくのがおすすめです。

練習の際には、「学校事務職員の専門性と役割」や「地域社会との連携を推進するうえでの学校の役割」といったテーマで、時間を測りながら実際に文章を書いてみましょう。その際、論文の基本構成である「序論(問題提起)→本論(複数の視点からの論述)→結論(自身の考えと展望)」を意識することで、説得力のある文章に仕上がりますよ。

特に、本論では一つの事柄だけでなく、多角的な視点から論じることで、より深みのある考察を示せます。教育改革の動向や教育現場の現状など、具体的な例を挙げて論じられるとさらに良いでしょう。

学校事務のメリット・やりがい

学校事務は、表舞台に立つ教員とは異なる形で教育現場を支える重要な仕事です。安定した働き方と教育に関わる喜びを両立できる点が大きな魅力といえるでしょう。

事務処理だけでなく、学校運営の中核を担う役割として、やりがいを感じられる場面が数多くあります。以下で、学校事務のメリット・やりがいを解説するのでチェックしてみてください。

生徒の成長を見られる

学校事務のやりがいは、入学から卒業までの生徒の成長過程を間近で見られることです。入学手続きから始まり、日々の学校生活、そして卒業証書の準備まで、生徒の学校生活の節目に関わることができます。

たとえば、入学時に緊張していた生徒が立派に成長して巣立っていく姿を見届けられることは、学校事務ならではの特別な経験といえます。直接指導はしなくとも、事務室の窓口対応や行事の裏方として生徒と関わる機会は豊富です。

特に、進路に関する書類手続きなど、生徒の将来に関わる場面でサポートできることは喜びにつながるでしょう。

身につけたスキルは転職の際にも活かせる

学校事務員として働くメリットには、身につけたスキルは転職の際にも活かせることも挙げられます。事務処理能力はもちろん、文書作成、データ管理、会計処理などの実務能力など学校事務で培ったスキルは、どの業界でも重宝されるスキルなので、ほかの職種にも幅広く応用できるでしょう。

さらに学校現場では、生徒や保護者、教員など立場の異なる人々との円滑なコミュニケーション能力も身につけられます。また、学校特有の文書管理や予算執行の知識は、教育関連企業や教材メーカーなどへの転職時に評価されやすいでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

学校事務職員は、物品購入や施設管理、文書の作成・発行および発送作業、各種証明書の交付といった事務作業のほか、教職員の休暇や給与管理、生徒の転出入、教科書発注などさまざまな業務を行っています。

資格やスキルが不要な場合もあるので、未経験者を歓迎している求人があるのも魅力の一つですね。一方で学校事務職員は、一度就職すると退職する人が比較的少ないといわれています。そのため、そもそも求人数が少なく、応募時はライバルが多い点を考慮する必要があるでしょう。
 

キャリアアップを目指せる

キャリアアップを目指せるのも、学校事務として働くメリットの一つです。公立学校では経験を積むことで、事務長や事務リーダーなどの管理職へ昇進するチャンスがあるでしょう。

また、教育委員会への異動で教育行政に携わる場合もあります。民間企業とは異なる昇進制度ですが、着実にステップアップできる仕組みが整っているでしょう。

ワークバランスを整えやすい

ワークライフバランスの取りやすさも、学校事務員として働くメリットといえるでしょう。基本的に学校の開校時間内での勤務となるため、残業が比較的少なく、生活リズムが整いやすい傾向があります。

夏休みや冬休みなどの長期休暇も取得しやすく、自己研鑽や家庭との両立がしやすいでしょう。公立学校であれば公務員としての福利厚生も充実しており、育児休暇や介護休暇なども取得しやすい制度が整っています。

もちろん入学・卒業シーズンや年度末など繁忙期はありますが、年間を通してみれば、仕事と私生活のバランスを大切にしながら長く働けるでしょう。

仕事を選ぶうえで、ワークライフバランスを重視している人が多い傾向があります。ハタラクティブが若年層(18~29歳)を対象に実施した独自調査「若者しごと白書2025」をもとに、正社員として働く場合に重視することのランキングをみてみましょう。
引用元の画像

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 仕事で一番大切にしている価値観【雇用形態・男女別】(p.23)

学校事務員の仕事は、教育現場を支えるやりがいを感じながら、自身の生活も大切にしたいと考える方にとって適した働き方ができるでしょう。安定した雇用環境とワークライフバランスの良さは、長期的なキャリア形成を考えるうえで大きな強みとなりますよ。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

学校事務の大変と感じるところ

多くの魅力がある学校事務ですが、大変な面もあるため「仕事がきつい」と感じる方もいるかもしれません。学校事務職員に対し、「楽そう」といったイメージだけで就職を決めると、ミスマッチを感じる可能性があります。

学校事務を目指したい方は、以下で解説する仕事の大変なところも把握しておくと後悔するのを避けられるでしょう。

クレーム対応を行う場合がある

学校事務の大変な点として、学校の窓口として様々な問い合わせや意見に対応することが挙げられます。保護者や地域の方から、学校の運営方針や手続きに関する厳しいご意見を受けることもあり、精神的に負担を感じる方もいるかもしれません。

ただし、授業内容や生徒間のトラブル、教員の指導方法など教育活動の専門的な内容に関するクレームやトラブル対応は、教員や管理職(校長、教頭など)が中心となって行います。 学校事務職員は、初期の窓口として話を聞き、その後の対応が円滑に進むようサポートすることが主な役割となるでしょう。

クレーム対応を行う際は、相手の話を落ち着いて最後まで聞き、事実に基づいているかを冷静に確認することが大切です。そして、学校の立場や規定を正確かつ丁寧に説明することで、円満な解決を目指します。

休日出勤を求められることがある

学校事務は、休日に出勤することもあります。休日出勤を求められることがあることで、「大変」と感じる人もいるでしょう。たとえば、入学式や卒業式、運動会といった学校行事は土日に実施される場合も多く、学校事務職員もそのスケジュールに合わせて出勤するのが一般的です。

学校事務は、学校運営における補助的な役割を担っています。多忙な時期に残業が続いたり、行事があるときに休日出勤を求められたりするのも、業務の一環として捉える必要があるでしょう。

土日休みの職種には何がある?探す際の注意点や就職を成功させる方法を解説」のコラムでは、土日休みが多い職種と業界を一覧で紹介しているので、週末休める仕事がしたい方はチェックしてみてください。

公立の学校では定期的に異動がある

公立の学校で事務員として働くと、定期的に異動があるのがデメリットに感じる人もいるかもしれません。公立学校の事務職員は地方公務員のため、定期的な異動を繰り返しながら働くことになります。

「ようやく、この学校での仕事に慣れてきた」と感じたころに、新たな地域および学校への異動を命じられる可能性も。そのため、学校事務として働く人のなかには、定期的におとずれる異動を負担に感じる方もいるようです。

ただ、視点を変えれば、多様な学校や生徒と関わりながら、「より多くの経験ができる」と捉えることもできます。多様な経験を積むチャンスと捉えれば、自身のキャリアアップにもつながるでしょう。

学校事務員に向いている人にみられる4つの特徴

学校事務の仕事に興味あるものの、「自分に向いているだろうか」と不安になる方もいるでしょう。ここでは、学校事務員に向いている人にみられる特徴を4つ解説するので、自分はいくつ該当するか、一つの目安としてチェックしてみてください。

学校事務員に向いている人にみられる特徴

  • 細かい作業が得意
  • 自分の感情をコントロールできる
  • 責任感が強い
  • 生徒との距離感を適切に保つ必要がある

1.細かい作業が得意

学校事務員に向いている人にみられる特徴は、細かい作業が得意なことです。学校事務員は書類作成や数字の管理など、細部までミスのない正確な処理能力が求められます。

たとえば、予算管理や成績処理では、小さな数値の誤りも大きな影響を及ぼすことも。そのため、集中力をもって丁寧な作業ができる人が向いているでしょう。

細かい作業を面倒と感じず、むしろ丁寧に仕上げることに満足感を覚える性格なら、この仕事で力を発揮できる可能性がありますよ。

コツコツと細かい作業をこなせる人は、Webデザイナーやビルメンテナンスなどの仕事もおすすめです。「コツコツできる仕事とは?おすすめの職種や向いてる人の特徴を解説」のコラムでは、コツコツできる仕事の特徴やコツコツできる仕事でおすすめの職種を紹介しているので、仕事を選ぶときの参考にしてみてください。

2.自分の感情をコントロールできる

自分の感情をコントロールできる人も、学校事務員に向いている傾向があります。先述したように、学校事務は窓口として生徒や教師だけでなく、保護者や地域の方などさまざまな立場の人と接する機会があるでしょう。

保護者からのクレームや教職員からの急な依頼にも冷静に対応する必要があるため、感情的にならず、常に冷静さを保つことが求められます。特に、複数の業務が重なり多忙になる時期でも、優先順位を判断して感情に流されずに対応できる能力が大切です。

精神的な安定を保ちながら、多忙な時期や様々な人とのやり取りを冷静に乗り越えられる人は、この仕事で長く活躍できるでしょう。

3.責任感が強い

責任感が強い人は、学校事務員に向いているでしょう。学校事務は学校運営の基盤となる業務を担当します。予算管理や個人情報の取り扱いなど、高い責任が伴う仕事が多く含まれているため、任された仕事を最後までやり遂げる姿勢と期限を守る意識が不可欠です。

自分の担当業務に誇りをもち、確実に遂行できる人は学校事務員として高く評価されるでしょう。

4.生徒との距離感を適切に保つ必要がある

生徒との距離感を適切に保てるのも、学校事務員に向いている特徴といえます。学校事務員は教員とは異なる立場で生徒と接します。親しみやすさを保ちつつも、適切な距離感を維持できる人が向いてるでしょう。

教育者ではないものの、学校という教育の場で働く一員として、生徒の成長を見守る姿勢が大切です。生徒からの質問や相談に適切に対応しながらも、教員の指導方針を尊重できる柔軟性をもっている人が、学校組織の中でバランス良く活躍できるでしょう。

学校事務に求められる6つのスキル

ここでは、学校事務の仕事に求められるスキルを6つ紹介します。取得することで仕事で活かせるのはもちろん、選考も有利に進みやすくなるため、学校事務を目指している方はチェックしてみてください。

学校事務に求められるスキル

  • 基本的なパソコンスキル
  • コミュニケーションスキル
  • スケジュール管理能力
  • 傾聴力
  • 事務処理能力
  • サポート能力

1.基本的なパソコンスキル

基本的なパソコンスキルとは、一般的な文書作成ソフトや表計算ソフトへの理解はもちろん、メールのやりとりやWebの利用も含みます。現代社会においてパソコンは必須のツールであり、学校事務も例外ではありません。

このほか、生徒の成績管理や出欠の記録、業務上必要な情報を速やかに取得したり、適切に管理したりすることも職員として重要な業務です。業務を効率良く遂行するために、基本的なパソコンスキルは必須といえるでしょう。

自分がパソコンスキルがどの程度か気になる方は、「基本的なPCスキルって何?身につけ方や就活で役立つおすすめの資格を紹介」のコラムで確認できますよ。

2.コミュニケーションスキル

学校事務員になるには、コミュニケーションスキルを身につけておくのがおすすめです。学校事務は、教職員や保護者、地域業者、行政機関など、多岐にわたる人と円滑な連携を図る必要があります。

相手の立場を理解し、状況に応じて適切に情報を伝えたり、正確な情報を聞き取ったりする能力は、日々の業務をスムーズに進めるうえで役立つでしょう。

電話やメール、対面でのやり取りすべてにおいて、丁寧な言葉遣いや正しいビジネスマナーが求められます。顔が見えないコミュニケーションでは、特に誤解を招かないような簡潔で明確な表現を心がけることが大切です。これにより、良好な人間関係を築き、学校運営のサポートに貢献できるでしょう。

3.スケジュール管理能力

学校事務職員にとって重要なスキルは、スケジュール管理能力です。学校の教育活動を円滑に進めるため、全体のスケジュールを把握し、それに合わせて「いつ、何を、どのくらい準備すべきか」を計画的に実行する必要があります

たとえば、新しい学年が始まる前の3月には、新入生向けの説明会の資料準備や、学用品の発注を行います。また、学期末の7月や12月には、成績に関わる書類の処理や次学期の準備が重なるでしょう。これらの業務は、教員や保護者からの問い合わせや日々の窓口業務と並行して進める必要があります。

日々の業務だけでなく、年間行事や学期ごとの大きなイベントを考慮に入れた長期的なスケジュールを立て、効率的に業務をこなしていく力が求められます。

スケジュール管理能力は、学校の年間行事予定や学期ごとの主なイベントをリストアップし、それに合わせて自身の業務を計画する癖をつけることで身につけられるでしょう。タスク管理ツールや手帳などを活用して、やるべきことや期限を可視化することで、複数の業務が重なっても慌てずに対応できるようになりますよ。

4.傾聴力

学校事務の仕事では、教職員や保護者、業者などからの要望や相談に対し、真摯に耳を傾ける姿勢が求められます。これは単に話を聞くだけでなく、相手のニーズや状況を正確にヒアリングし、必要な情報を引き出す能力です。

得られた情報を正確に把握し、適切な部署や担当者に迅速に連携することで、教職員がスムーズに業務を進められ、結果として円滑な学校運営のサポートにつながるでしょう。この能力は日々の業務のなかで意識的に高められるため、常に相手の立場を理解しようと努めることが大切です。

5.事務処理能力

学校事務員の中核となるのが、正確かつ効率的な事務処理能力です。膨大な書類管理や各種申請手続き、データ入力などを確実にこなす技術が必要となります。ミスは学校運営に支障をきたす可能性があるため、細心の注意を払いながら作業を進める集中力も欠かせません。

事務処理のポイントは以下の3つです。

項目内容
正確性数字や名前の入力ミスがないよう、常にダブルチェックする習慣をもつ
効率性同じ種類の作業はまとめて行うなど、時間管理を意識した処理方法を身につける
整理整頓書類やデータをわかりやすく整理し、必要なときにすぐ取り出せる仕組みを作る

これらの能力は経験を積むことで向上していきますが、日頃から自分なりの効率化の工夫を続けることが大切です。

たとえば、ルーティン業務をテンプレート化することが挙げられます。よく使うメール文面や、備品発注のフォームなどをあらかじめ作成しておけば、毎回ゼロから考える手間が省けます。

また、書類のファイリング方法を見直すのも有効です。案件ごとにフォルダを整理したり、重要な書類にはインデックスをつけたりすることで、必要な時にすぐに探し出せるようになり、時間を大幅に節約できます。

さらに、タスク管理ツールを活用することもおすすめです。Too-Doリストを作成して優先順位をつけることで、業務の漏れを防ぎ、効率的に仕事を進めやすくなりますよ。

6.サポート能力

学校事務員は、教職員が教育活動に専念できるよう、多方面からサポートする役割を担います。教員の事務負担を軽減し、学校全体の業務がスムーズに回るよう裏方として支える能力が重要です。

具体的なサポート例としては、教材の準備や印刷、行事の準備、備品管理などが挙げられます。また、教員が対応しきれない保護者からの問い合わせに適切に応じることも、重要なサポートの一つとなるでしょう。

サポート能力を身につけるには、指示を待つだけでなく、「何ができるか」を常に考え、自分から主体的に動く姿勢が大切です。たとえば、先生が忙しそうにしていたら「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけたり、先回りして資料を準備したりすることで、サポートする姿勢が身につきます。このような小さな工夫を積み重ねることで、周囲から頼られる存在になれるでしょう。

学校事務の仕事では簿記の知識も役立つ

学校事務は経理業務を行う場合があるため、簿記の知識が役立ちます。簿記は学校の予算管理や伝票管理など、経理関連の業務を適切に行うための資格です。日商簿記2級以上を取得していると、選考で志望動機や自己PRを回答する際にもアピールできるでしょう。

簿記の詳細を知りたい方は、「簿記が就職に有利なのは何級から?検定の難易度や資格を活かせる仕事を紹介」のコラムをご覧くださいね。

学校事務で正社員を目指す方法

学校事務員として正社員を目指す方法は、いくつか存在します。自身の状況に合わせて、最適な方法を選んでみましょう。

求人サイトで探す

求人サイトは、スマホやパソコンなどで手軽に求人情報を得られます。希望の職種や勤務地、給与額といった条件を入力し検索すると、閲覧する求人の絞り込みが可能です。

なかには会員登録を行うと、一般公開されていない非公開求人を紹介してくれる求人サイトも。非公開求人では、企業が応募殺到を避けるために、特定のスキルや経験をもつ人材に絞って募集をかける場合があります。そのため、質の高い求人や好待遇の求人に出会える可能性があるでしょう。

学校事務の求人は、年間を通じて特定の時期に集中する傾向があります。たとえば、年度末や新年度に向けての募集が増えるため、ぴったりの求人が見つかりやすくなりますよ。

ハローワークを利用する

ハローワークは、国が運営する就職・転職支援サービスです。ハローワークには一般企業の求人だけでなく、私立・公立学校の学校事務職員の情報も掲載されることがあります。また、地元の求人を豊富に扱っているのも特徴です。

ハローワークは全国各地にあり、求職者登録を行えば無料で求人閲覧や、窓口での就職相談が可能です。就職・転職活動時に役立つ職業訓練や、セミナーなども開催されているので、学校事務の求人を探す際は住まいの近くにあるハローワークを訪れてみると良いでしょう。

ハローワークに初めて行く方は、「ハローワークの利用方法とは?初めての方へ使い方を解説!」のコラムで利用方法を確認してみてください。

就職・転職エージェントに相談する

就職・転職エージェントは、あなたの希望やスキルに合った求人を紹介してくれるだけでなく、内定獲得までを徹底的にサポートしてくれる就職・転職支援サービスです。

専任のキャリアアドバイザーがつき、応募書類の添削から、企業ごとの面接対策、さらには年収交渉まで、あなたに代わってプロの視点からサポートしてくれます。自分一人では難しいと感じる部分も、安心して任せることができます。

エージェントによって得意な業界や年齢層は異なります。複数のエージェントに登録することで、より多くの選択肢のなかから、あなたに最適な求人を見つけやすくなりますよ。それぞれのエージェントから得られる情報を比較・検討することで、転職活動をより有利に進められるでしょう。

【まとめ】就職・転職が不安ならエージェントに相談しよう

公立学校の事務職員になるには公務員試験の突破が必須で、私立学校では各学校が実施する採用試験に合格する必要があります。どちらも一定の倍率があるため、筆記試験対策や面接練習などの準備が欠かせないでしょう。

「自分は学校事務に向いているかわからない」「就職できるか不安」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは既卒や第二新卒、フリーターなど20代に特化した就職・転職エージェントです。

マンツーマンで丁寧にヒアリングを行ったうえで、あなたにぴったりの求人をご紹介します。また、応募書類の添削や面接対策も行うので、就職・転職活動をしたことがない方も自信をもって選考に臨めるでしょう。ご利用はすべて無料なので、1人で就活を進めることに不安を抱いている方は、ぜひ一度ご相談ください。

学校事務の仕事に関してよくある質問

ここでは、学校事務の仕事に関してよくある質問に、Q&A形式で回答していきます。学校事務職員に興味がある方、就職したいと考えている方は参考にしてみてください。

学校事務はどうすればなれますか?

公立学校の事務員になるには、各都道府県や市町村が実施する地方公務員採用試験に合格する必要があります。試験は「行政事務」や「学校事務」などの区分で行われることが多いため、志望する自治体の募集要項を事前に確認しましょう。

一方、私立学校の事務員は、学校が独自に行う採用試験を受けるのが一般的です。また、就職・転職エージェントやハローワークを利用して求人を探す方法もあります。自分に合った方法を選ぶことで、よりスムーズな就職活動が期待できます。

学校事務員になるには大学を卒業する必要がありますか?

公立学校の事務員になる場合、最終学歴は問われません。地方公務員採用試験には、高卒程度、短大卒程度、大卒程度の区分があり、それぞれ学歴や年齢の要件を満たせば受験可能です。たとえば、高卒区分であれば高校卒業以上、大卒区分であれば大学卒業以上が受験資格となります。
一方、私立学校の場合は、大学卒業を応募要件としているケースがみられます。求人情報によって応募資格が異なるため、募集要項を事前に確認することが大切です。

学校事務員になるのは難しいですか?

公立学校の事務員は、地方公務員採用試験の倍率が高いため難易度は高いといえます。私立学校の事務員も、各学校の採用枠が少ないため競争率が高くなりやすいでしょう。そのため、計画的な学習と対策が必要です。学校事務員を目指せるか不安なら、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは話すなかで強みを見つけ、活かせる仕事をご紹介します。サービスはすべて無料なので、お気軽にご相談ください。