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マーケティング職の志望動機の書き方!アピールポイントや例文を紹介

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この記事のまとめ

  • マーケティング職の志望動機を作成する際は、分析を徹底してエピソードを交えよう
  • マーケティング職の志望動機では、採用担当者の方に熱意と適性を効果的に伝えることが大切
  • 企業が求める人物像に合致した自分の強みを伝えるのは、マーケティング職の志望動機のコツ
  • 志望動機を作成する際は、マーケティング職への理解を深めよう
  • マーケティング職の志望動機に悩んだら、エージェントに相談しよう

「マーケティング職に就きたいけど、志望動機の書き方が分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。目指したい職業が明確になっても、効果的な志望動機の書き方が分からないと不安になりますよね。

選考における志望動機は、採用担当者に熱意や適性、企業との適合性を効果的に伝える機会となります。そのため、「自己分析と企業研究を徹底する」「企業固有の特徴を押さえる」「具体的なエピソードを活用する」ことが大切です。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの吉田さんのアドバイスを交えつつ、マーケティング職を目指す場合の志望動機の書き方を解説します。志望動機作成時におけるポイントや例文、注意点についてもまとめているので、ぜひご一読ください。

マーケティング職の志望動機作成時におけるポイント

マーケティング職を志望する際、志望動機は選考を通過するための重要な要素。採用担当者に熱意や適性、企業との適合性を効果的に伝える機会となるからです。ここでは、効果的な志望動機を作成するための3つのポイントを解説します。

自己分析と企業研究を徹底する

説得力のある志望動機を作るための第一歩は、自己分析と企業研究です。これらを徹底することで、あなたの強みと企業のニーズを結びつけ、入社意欲を具体的に示せます。自己分析では、自分の興味・関心や能力、価値観などを深く掘り下げましょう。その際、「なぜマーケティングに興味をもったのか」「どのような経験がマーケティングへの関心につながったのか」「これまでの経験で培ってきた強みは何か」などを考えるのがおすすめです。

たとえば、「学生時代にサークル活動で商品企画を担当し、顧客ニーズを探る面白さに気づいた」「アルバイトで接客をしながら消費者心理を学ぶうちにマーケティングに興味をもった」など具体的なエピソードを書き出してみましょう。

次に、企業研究では志望企業の事業内容や市場におけるポジションや企業理念、最近のニュースや動向などを調べます。企業のWebサイトやニュース、IR情報、業界誌などを活用し、情報を集めましょう。その際に、企業の求める人物像を把握できると、志望動機を作成する際に役立つ可能性があります。これらの情報をもとに、「なぜこの企業でマーケティングの仕事がしたいのか?」「企業のどのような点に魅力を感じているか」「自分の強みをどのように活かして企業に貢献できるか」を明確にしましょう。

企業固有の特徴を押さえる

志望動機では、企業の独自性に着目し、なぜその企業でなければならないのかを明確に示すことが重要です。複数の企業に応募する場合も、企業ごとに志望動機をカスタマイズすることで、熱意が伝わりやすくなります。企業の独自性を理解するために、以下の点に注目しましょう。

製品・サービス他社製品との差別化ポイントや顧客に提供する価値は何か
ターゲットどのような顧客層をターゲットにしているか
マーケティング戦略どのような手法でマーケティング活動を行っているか
企業理念・ビジョン企業が目指す未来、大切にしている価値観は何か
事業の現状と課題企業が現在直面している課題、今後の展望は何か

たとえば、環境に配慮した製品開発に力を入れている企業であれば、志望動機を環境問題への関心と関連づけるのがおすすめ。新規市場への参入を目指している企業であれば、その挑戦に共感し、貢献したいという意欲を示しましょう。特定の顧客層に特化したサービスを提供している企業であれば、その顧客層への興味や関心を示します。
このように、企業の独自性と自分の強みを結びつけることで、より説得力のある志望動機を作成できるでしょう。

具体的なエピソードを活用する

抽象的な表現だけでは、採用担当者の方に熱意や適性を伝えきるのは難しい可能性があります。自己分析と企業研究で得た情報を具体的なエピソードと交えながら表現することで、志望動機に深みが増し、採用担当者に印象づけられるでしょう。エピソードを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

マーケティングに関連する経験商品開発や販売促進、市場調査、広報活動など
課題解決の経験目標達成のために創意工夫したことや困難を乗り越えた出来事
チームワークを発揮した経験周囲と協力して成果を上げたこと
企業の事業内容と関連する経験業界でのインターンシップやボランティア活動など

エピソードを話す際に、具体的な数字や成果を盛り込むと、より説得力が増します。たとえば、「大学の文化祭でSNSを活用したプロモーションを行い、来場者数を前年比20%増加させた」「アルバイトで顧客のニーズを丁寧にヒアリングし、売上向上に貢献した」「趣味のブログでSEO対策を行い、アクセス数を大幅に伸ばした」などです。
次に、それぞれのエピソードから得られた学びや気づきを記述しましょう。「この経験を通して、顧客ニーズを的確に捉え、効果的なマーケティング戦略を立案する重要性を学びました」のように、経験から得た学びを企業での活躍につなげることで、入社意欲を効果的に伝えられます。

志望動機書の書き方やコツは?第二新卒や未経験から転職する際の例文も紹介」のコラムでも、志望動機の書き方について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

マーケティング職を目指す場合の志望動機の構成要素

マーケティング職を志望する際の志望動機は、採用担当者の方に熱意と適性を効果的に伝えることが大切です。説得力のある志望動機を作成するために、構成要素を意識しましょう。
ここでは、マーケティング職を目指す場合の志望動機に含める要素を解説します。

マーケティング職に興味をもった理由

マーケティング職の志望動機を作成する際は、どのような経験や出来事がきっかけでマーケティングに惹かれたのかを具体的に述べましょう。たとえば、以下のような経験が挙げられます。

  • ・大学のマーケティングの授業で、消費者の行動原理に興味をもった
  • ・インターンシップで市場調査や分析に携わりマーケティングの面白さを実感した
  • ・好きなブランドの広告戦略を分析しマーケティングの奥深さに触れた
  • ・新商品の開発から販売までのプロセスを学ぶなかで、マーケティングの重要性を認識した

これらの経験を通して、「マーケティングは企業の成長に不可欠であり、自分もその一翼を担いたいと考えるようになった」と説明すると効果的。単なる興味ではなく、具体的な経験に基づいた強い興味であることをアピールしましょう。

応募先の企業を志望する理由

数ある企業のなかで、「なぜその企業でマーケティング業務に携わりたいのか」を明確に説明することも大切です。企業の理念や事業内容、社風など、具体的にどのような点に魅力を感じているのかを述べましょう。たとえば、以下のような理由が挙げられます。

  • ・企業理念に共感しその理念に基づいたマーケティング活動に携わりたい
  • ・提供している製品やサービスのファンであり魅力をより多くの人に伝えたい
  • ・革新的なマーケティング戦略に魅力を感じ自分もその一員として貢献したい
  • ・社員の成長を重視する企業文化に惹かれマーケターとして成長できる環境だと考えた

これらの理由を述べる際には、企業のWebサイトやIR情報、ニュース記事などを参考に、企業研究をしっかり行ったうえで、自分の言葉で表現することが大切です。

志望理由の例文を状況別に解説!構成や履歴書へ記載する際のポイントも紹介」のコラムでは、志望理由の例文をいくつかまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

応募先企業でどのように貢献していくか

入社後、自分のスキルや経験をどのように活かして企業に貢献したいかを具体的に説明しましょう。企業のニーズを理解し、自分がどのように貢献できるかを明確に示すことが重要です。たとえば、以下のような貢献を挙げられます。

  • ・データ分析スキルを活かして効果的なマーケティング戦略の立案に貢献する
  • ・語学力を活かして海外市場の開拓に貢献する
  • ・これまでの経験を活かして新規顧客の獲得に貢献する
  • ・新しいマーケティング手法を提案して企業の成長に貢献する

漠然とした貢献ではなく、具体的なスキルや経験に基づいた貢献を示すことで、採用担当者の方に自分の価値を伝えられるでしょう。

応募先企業に入社後の展望

「入社後にどのようなマーケターを目指したいのか」といったキャリアプランを具体的に説明することで、成長意欲を伝えられる可能性があります。たとえば、以下のような展望が挙げられるでしょう。

  • ・将来的にはチームリーダーとしてマーケティングチームを牽引していきたい
  • ・グローバルマーケティングの専門家として活躍したい
  • ・新規事業の立ち上げにマーケティングの視点から貢献したい

これらの展望は、企業の事業内容やビジョンと関連づけることで、より説得力をもたせられます。自分の経験や強み、そして企業への理解を深めたうえで志望動機を作成してみてください。

マーケティング職の志望動機で評価を得やすい強み

マーケティング職を志望する際、自分の強みを適切に伝えることは非常に重要です。企業が求める人物像に合致した志望動機を伝えることで、選考通過の可能性を高められるでしょう。
ここでは、マーケティング職の志望動機で評価を得やすい7つの強みと、効果的にアピールできる例文をご紹介します。

1.データ分析力

データ分析力は、マーケティング活動の成果を最大化するために必要不可欠な能力です。Webサイトのアクセス状況や顧客の購買履歴、市場トレンドなど、さまざまなデータを分析することで、効果的なマーケティング戦略を立案できます

「大学時代に統計学を専攻し、データ分析の基礎を習得しました。また、前職のインターンシップでは、Google Analyticsを用いてWebサイトのアクセスデータを分析し、改善提案を行いました。貴社では、これらの経験を活かし、データに基づいた戦略立案に貢献したいと考えています」

2.論理的思考力

論理的思考力は、複雑な状況を整理し、最適な解決策を導き出すために必要な能力。マーケティングにおいては、市場調査の結果や顧客のニーズなど、多様な情報を分析し、論理的に戦略を構築していく必要があります

「大学時代のゼミ活動で、市場分析や競合調査を通じて論理的思考力を磨いてきました。たとえば、ある新製品の市場投入戦略を検討する際、市場データや競合他社の動向を分析し、最適な価格設定と販売チャネルを提案しました。貴社でも、この経験を活かし、論理的な思考に基づいた戦略立案に貢献したいです」

3.クリエイティブ力

クリエイティブ力は、他社との差別化を図り、顧客の心を掴むために重要な能力です。魅力的な広告コピーや斬新なキャンペーン企画など、クリエイティブな発想はマーケティング活動に大きな影響を与えます。

「学生時代に所属していた広告研究会で、さまざまな広告制作に携わりました。たとえば、地域活性化のためのキャンペーン企画では、地元の特産品をPRするユニークな動画広告を制作し、大きな反響を得ました。貴社でも、クリエイティブな発想で、消費者の記憶に残るマーケティング施策を展開したいと考えています」

4.トレンドへの敏感さ

トレンドへの敏感さは、市場の変化をいち早く捉え、競合他社に先駆けた戦略を展開するために必要不可欠な能力です。常に最新の情報を収集し、市場動向を分析することで、新たなビジネスチャンスを見出せます。

「日頃から、SNSやニュースサイト、業界誌などをチェックし、最新のトレンド情報を収集しています。たとえば、最近注目されているサステナビリティのトレンドに着目し、環境に配慮した商品開発を提案した経験があります。貴社でも、市場の変化を敏感に捉え、時代のニーズに合ったマーケティング戦略を立案していきたいです」

5.実行力と改善力

実行力と改善力は、計画を実行に移し、その結果を分析・改善していくために必要な能力。マーケティングにおいては、PDCAサイクルを回し、継続的に改善していく姿勢が重要です

「大学時代のイベント企画では、企画立案から実行、事後評価まで、すべてのプロセスに責任をもって取り組みました。イベント後にはアンケート調査を実施し、参加者の意見を参考に次回のイベント内容を改善しました。貴社でも、責任感をもって業務に取り組み、継続的な改善を通じて成果を最大化したいと考えています」

6.コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、社内外の関係者と円滑に連携し、協働していくために必要不可欠な能力です。マーケティング活動は、さまざまな部署との連携が必要となるため、良好な人間関係を築き、スムーズな情報共有を図ることが重要です

「アルバイトで接客業を経験し、お客さまとのコミュニケーションを通じて、ニーズを的確に捉えるスキルを磨きました。また、多国籍のメンバーで構成されたボランティア活動では、異なる文化背景をもつ人々と協力してプロジェクトを成功に導いた経験があります。貴社でも、円滑なコミュニケーションを図りながら、チームワークを重視して業務に取り組みたいと考えています」

7.発信力と文章力

発信力と文章力は、マーケティングメッセージを効果的に伝え、顧客の行動を促すために必要な能力です。Webサイトのコンテンツ作成やブログ記事の執筆、プレスリリースの作成など、さまざまな場面で必要とされます。

「学生時代にブログ運営を通じて、SEO対策やコンテンツマーケティングの基礎知識を習得しました。また、インターンシップでは、企業のWebサイトコンテンツ作成に携わり、アクセス数増加に貢献しました。貴社でも、これらの経験を活かし、効果的な情報発信を通じて、企業のブランドイメージ向上に貢献したいと考えています」

これらの強みを参考に、ご自身の経験やスキルに合わせて志望動機を作成してみてください。企業の事業内容や求める人物像を理解し、ご自身の強みがどのように活かせるかを具体的に説明することで、選考担当者に好印象を与えられるでしょう。

マーケティング職の理解を深める

厚生労働省の「マーケティング・リサーチャー」によると、マーケティング職は、消費者のニーズや業界の動き、広告の効果などを分析する職種です。
ここでは、マーケティング職の主な仕事内容や求められるスキル、WebマーケティングとSNSマーケティングの違い、そして最新のトレンドについて解説します。

マーケティング職の主な仕事内容

マーケティング職の仕事内容は、顧客のニーズを把握し、顧客に価値を提供することで企業の売上・利益の向上に貢献することです。具体的な業務内容は以下のとおりです。

市場調査アンケートやインタビュー、データ分析などを通じて顧客のニーズや市場動向を把握します。
競合分析競合他社の製品やサービス、マーケティング戦略を分析し、自社の強み・弱み、差別化ポイントを明確にします。
ターゲット設定市場調査や競合分析の結果を踏まえ、製品・サービスを販売する顧客層(ターゲット)を絞り込みます。
戦略立案調査結果やターゲット設定に基づき、製品開発や価格設定、販売促進、流通戦略などを含むマーケティング戦略を立案します。
広告・宣伝テレビCMやWeb広告、SNS広告など、さまざまな媒体を使って商品・サービスを宣伝し認知度向上、購買意欲向上を促します。
ブランディング企業や製品・サービスのブランドイメージを構築・強化し、顧客ロイヤルティを高める活動を行います。
顧客関係管理(CRM)顧客データを分析し、顧客との良好な関係を構築・維持することで、リピーター獲得や顧客生涯価値の向上を目指します。
効果測定実施したマーケティング施策の効果を数値化し、分析することで、次の戦略に活かし、マーケティング活動を最適化します。

市場調査から戦略立案、実行、効果測定まで幅広い業務を担当し、企業の成長に直結する役割を担います。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

吉田 聖斗

吉田 聖斗

マーケティング職を目指す場合に、仕事内容が分からないと不安になりますよね。マーケティング職は、市場調査やデータ分析を通じて顧客のニーズや市場の動向を把握し、その結果をもとにマーケティング戦略や施策を企画・実行する仕事です。

具体的には、新商品開発や販売促進、Webマーケティングなど幅広い業務に携わり、広告運用やSNS管理、イベント開催などを通じて自社のサービスや商品の価値を発信していきます。さらに、施策の効果を測定・分析し、改善を重ねながら最適化していくことが求められるようです。

マーケティングは「やりっぱなし」ではなく、PDCAサイクルを回しながら成果を高めていく仕事といえます。データ分析が得意な方はもちろん、企画や発信が好きな方にもおすすめなので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

WebマーケティングとSNSマーケティングの違いとは

WebマーケティングとSNSマーケティングは、どちらもオンライン上で顧客とつながるための手法ですが、それぞれ異なる特徴と活用方法があります。
Webマーケティングは、Webサイトを中心とした、検索エンジン最適化(SEO)やリスティング広告、コンテンツマーケティングなど、比較的広範囲なオンラインマーケティング活動を指すことが一般的です。

一方、SNSマーケティングは、ソーシャルメディアに特化したマーケティング活動を指します。インフルエンサーマーケティングや口コミを活用したマーケティングなどが代表的な手法です。Webマーケティングは、不特定多数のユーザーへのリーチが期待できる一方、SNSマーケティングは、特定のコミュニティやターゲット層へのピンポイントなアプローチが可能。それぞれの特性を理解し、目的に合わせて適切に組み合わせることで、相乗効果を発揮し、より効果的なマーケティング活動を実現できます。

求められるスキルと資質

マーケティング職に就くために必須の資格は特にありません。ただし、データ分析に基づいた戦略立案能力と、それを効果的に伝えるコミュニケーション能力などがあると、業務で役立つ可能性があります。身についていると仕事で役立つ可能性があるスキルは、下記のとおりです。

分析力市場データや顧客情報を分析し、市場動向や顧客ニーズを把握する能力。
創造性新しいアイデアを生み出し、独創的なマーケティングキャンペーンを企画する能力。
コミュニケーション能力チーム内や他部署、顧客、外部パートナーと円滑にコミュニケーションをとり、協働する能力。
デジタルリテラシー最新のデジタルツールやプラットフォームを理解し、活用する能力。
戦略的思考長期的な視点でマーケティング計画を立て、実行する能力。
柔軟性市場の変化に迅速に対応し、戦略を柔軟に修正する能力。
プロジェクト管理能力複数のプロジェクトを同時進行させ、効率的に管理する能力。

これらのスキルは、実務経験を通じて磨かれていくことが一般的。学生時代から、インターンシップやアルバイト、課外活動などを通じて、これらのスキルを意識的に伸ばしていくことをおすすめします。

参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)

マーケティング職を目指す際に効果的な志望動機の例文

ここでは、マーケティング職を目指す際に効果的な志望動機の例文を、経験の有無や強みに合わせていくつか紹介します。「志望動機に何を書いたら良いか分からない」という場合は、ぜひ参考にしてみてください。

学習経験を活かした例

「大学で経営学を専攻し、特にマーケティングの授業に強い関心をもちました。消費者行動論やブランド戦略の講義を通じて、顧客ニーズの把握と、それに対応した製品・サービス提供の重要性を学びました。この学びを貴社で実践し、貴社製品・サービスの価値最大化に貢献したいと考えています」

この例文は、学術的な知識と、それを実践したいという意欲を明確に示しています。大学で学んだ内容を具体的に述べることで、マーケティングに関する基礎知識をアピールしましょう。さらに、その知識を活かしたいという熱意も効果的に伝えています。

独自の視点をアピールした例

「大学時代に1年間の海外留学を経験し、多様な文化圏でのコミュニケーションを学びました。グローバル化が進む現代において、文化の違いを理解し、各市場に適したマーケティング戦略を策定することは不可欠です。私の異文化経験は、貴社のグローバルマーケティング戦略の立案・実行に貢献できると確信しています」

この例文は、グローバルな視点を有することを明確にアピールしています。海外経験で得た異文化理解力を、マーケティング戦略に活かせるスキルとして提示しており、グローバル展開を目指す企業にとって魅力的な人材であることを示せるでしょう。

マーケティング職未経験の志望動機例

「前職では5年間営業職として勤務し、顧客との関係構築を通じて、マーケティングの重要性を認識しました。顧客ニーズを深く理解し、最適な製品・サービスを提供することが、ビジネスの成功に不可欠であることを実感しています。営業経験で培った顧客理解と市場分析力を活かし、より戦略的な視点からマーケティングに貢献したいと考え、転職を決意しました」

この例文は、異業種での経験をマーケティング業務に関連づけて説明しています。営業経験で得た顧客理解や市場分析能力を、どのようにマーケティングに活かせるかを具体的に述べ、キャリアチェンジへの明確な意思と理由を示すことで、意欲的な姿勢をアピールしましょう。

貴社に貢献したい思いを志望理由に使用して良い?締めくくり方や例文を解説」のコラムでは、企業からの高評価につながる志望動機の作成方法をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

マーケティング職の志望動機を作成するうえでの注意点

マーケティング職の志望動機を作成する際には、いくつかの重要な注意点があります。これらの点に気をつけることで、より説得力のある、印象に残る志望動機を作成できるでしょう。
ここでは、特に重要な4つの注意点について詳しく解説するので、ぜひご一読ください。

抽象的な表現を避ける

志望動機を作成する際は、抽象的な表現を避けるようにしましょう。抽象的な表現は、企業にとってあなたの意図や能力を理解しにくいからです。「マーケティングに興味がある」と述べるだけでは、具体的にどのような分野に興味があり、どのようなスキルをもっているのかが伝わりません。
企業は、自社で活躍できる人材かどうかを見極めるために具体的な情報を求める傾向があります。そのため、採用担当者にあなたの熱意や能力を正しく理解してもらうためには、具体的な表現を心掛けることが重要。例文は、以下のとおりです。

「大学時代、学園祭の集客増加プロジェクトにおいて、SNSを活用した広告戦略を立案・実行し、前年比30%の来場者増加を達成しました。この経験を通して、デジタルマーケティングの可能性に魅力を感じ、専門性を高めたいと考えています」

「いつ」「どこで」「何を」「どのように」「どのような結果を得たか」を意識して記述することで、経験や目標をより具体的に示せるでしょう。

経験やスキルを示す際は数字を交える

経験やスキルについて述べる際は、数字を入れるのがおすすめ。数字は、成果や能力を客観的に示す強力なツールです。単に「頑張りました」と言うよりも、「××を△△%向上させました」と伝えるほうが、企業はあなたの貢献度を具体的にイメージしやすくなるでしょう。例文は、以下のとおりです。

「学生時代に大学公式Instagramアカウントの運営を担当し、3ヶ月でフォロワー数を1,000人から5,000人に増加。また、投稿の平均エンゲージメント率を2%から8%に改善しました」

数字を提示するだけでなく、その数字がどのような意味をもつのか、どのように達成したのかを説明することで、さらに説得力が増します。

なぜマーケティング職なのかを明確にする

志望動機では、「なぜマーケティング職を選んだのか」を明確にしましょう。企業は、仕事への情熱や適性をもった人材を求める傾向があるからです。
「なんとなく面白そうだから」といった理由では、入社意欲の低さを懸念される恐れもあります。企業の理念や事業内容への共感を示し、「なぜマーケティング職で貢献したいのか」を明確に伝えることが重要。例文は、以下のとおりです。

「大学でマーケティングを専攻し、特にデジタルマーケティング分野に興味をもっています。消費者行動分析やデータに基づいた戦略立案が、ビジネスの成功に直結することに魅力を感じ、御社が展開している△△(具体的な製品名やサービス名)のマーケティング戦略に感銘を受けました。私もその一翼を担い、貢献したいと考えています」

学歴や経験とマーケティング職の関連性、企業の理念や事業内容への共感を示すことで、説得力のある志望理由を伝えられます。

給与や待遇を志望理由にしない

志望動機では、給与や待遇を理由にするのは避けましょう。給与や待遇を重視する志望動機は、仕事への関心が低いと捉えられかねません。企業は、仕事にやりがいを感じ、長期的に貢献してくれる人材を求める傾向があります。そのため、仕事内容や企業理念への共感を志望理由として伝えることが大切。例文は、以下のとおりです。

「御社のマーケティング部門は、常に革新的な手法を取り入れ、業界をリードしている点に魅力を感じています。特に、△△(具体的なマーケティング施策)は非常に印象的で、私もこのような先進的な取り組みに携わり、貢献したいと考えています」

キャリアプランと企業の方向性の一致や仕事内容への興味、企業理念への共感などを中心に志望理由を構成しましょう。

「どうしても志望動機が思い浮かばない」という場合は、「転職の志望動機が思いつかない!内容を充実させるポイントや例文を解説」のコラムもご参照ください。志望動機が思いつかないときの対処法を解説しています。

マーケティング職の志望動機に悩んだらエージェントへ

マーケティング職を志望しているものの、志望動機をうまく表現できずに悩んでいる方は少なくありません。そのような場合は、就職・転職エージェントの活用をおすすめします。就職・転職エージェントでは、豊富な経験と専門知識を生かし、効果的な志望動機の作成をサポートしてくれることが一般的です。就職・転職エージェントはあなたの経験や能力、価値観を丁寧にヒアリングし、マーケティング職への適性を見出すお手伝いをしてくれます。

マーケティング職の志望動機作成に強いエージェントを見つけるには、次の点に注目しましょう。

マーケティング業界への知見マーケティング業界に特化したエージェントや、豊富な紹介実績をもつエージェントを選ぶことが重要です。業界への深い理解に基づいた質の高いアドバイスが期待できます。
キャリアカウンセリングの質就職・転職エージェントでは、単なる文章作成ではなく、あなたのキャリアビジョン全体を考慮したうえで志望動機作成をサポートします。キャリアカウンセリングの質の高さを重視しましょう。
サポート体制面談回数や面談形式(対面・オンライン)、応募書類の添削、面接対策など、サポート体制の充実度も確認しておきましょう。

上記を参考に、自分に合ったエージェントを見つけたら、最大限に活用するのがおすすめです。果的な志望動機の作成は容易ではありません。しかし、エージェントのサポートがあれば、あなたの熱意と能力を最大限にアピールする、魅力的な志望動機を作成することが可能です。自信をもって就職活動に臨むためにも、エージェントを積極的に活用しましょう。

エージェントについてさらに詳しく知りたい場合は、「就職エージェントとは?サービスの概要やおすすめの活用法を紹介!」のコラムも参考にしてみてください。

「自分一人で志望動機を作成するのが不安…」という場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専属のキャリアアドバイザーがあなたの不安や悩みを丁寧にヒアリングし、一人ひとりに合ったサポートを実施するので安心して就活や転職活動に臨めるでしょう。
また、求職者それぞれに合った求人紹介や、応募書類の添削、面接対策も行うので、選考がスムーズに進みやすくなります。「マーケティング職を目指したいけど、志望動機の書き方が分からない」という場合は、ぜひハタラクティブへご相談くださいね。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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