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ドライバーの仕事内容は?一日の流れややりがいについて解説
この記事のまとめ
- ドライバーの仕事内容は、荷物や人を安全に目的地まで運ぶこと
- 運転以外にも積み下ろしや点検整備など多岐にわたる業務が仕事内容に含まれる
- ドライバーは未経験からでも就業可能で、需要の高い職業として注目を集めている
ドライバーの仕事は、物流業界の要として重要な役割を担っています。主な業務は荷物や人を安全に目的地まで運ぶことですが、荷物の積み下ろし、配送先との連絡、車両の点検整備なども重要な仕事の一部です。
このコラムでは、ドライバーの具体的な仕事内容、一日の流れ、必要なスキルや資格など詳しく解説します。ドライバーに興味がある方、または物流業界でのキャリアを考えている方におすすめ。ぜひ最後までお読みください。
この記事にコメントしているアドバイザー
ドライバーの仕事内容とは
ドライバーの仕事内容は、主に荷物や人を安全に目的地まで運ぶことです。しかし、単に運転するだけでなく荷物の積み下ろし、配送先との連絡、車両の点検整備なども重要な仕事の一部です。
ドライバーの種類によって具体的な業務内容は異なりますが、共通して求められるのは安全運転と時間管理能力です。また、顧客とのコミュニケーションも重要な役割を果たします。
ドライバーの一日の仕事の流れ
ドライバーの一日は早朝から始まることが多く、典型的な仕事の流れは以下のとおりです。
出勤・点呼 | 始業時間に出勤し、体調確認や飲酒検査などの点呼を受ける |
車両点検 | 安全運航のためにブレーキやタイヤの状態、オイル量などを確認する |
配送ルートの確認 | その日の配送先や順序を確認し、最適なルートを計画する |
荷物の積み込み | 積載順序や重量配分に注意しながら、倉庫や集荷場所で荷物を積み込む |
配送業務 | 交通状況を考慮しながら、安全かつ効率的に計画したルートに沿って配送 |
荷物の引き渡し | 配送先で荷物を引き渡し、必要に応じて署名をもらう |
帰社・報告 | 全ての配送を終えたら帰社し、業務報告を行う |
車両の洗車・整備 | 必要に応じて車両の洗車や簡単な整備を行う |
ドライバーの種類や会社によって多少の違いがありますが、基本的な流れはおおむね共通しています。
ドライバーは未経験から就業できる?
ドライバーは未経験から就業することが可能です。ただし、必要な運転免許や資格を取得する必要があります。たとえば、車両の大きさに応じた中型・大型などの運転免許が必要です。
なお、未経験可の求人の場合、採用後に会社での研修や教育が実施されますが、大型免許やフォークリフト免許などは取得支援制度を設けている企業もあるようです。
また、最初は先輩ドライバーと同乗したり、近距離の配送から始めたりして、徐々に経験を積んでいくのが一般的。未経験からでも、安全運転への意識が高く責任感のある人であれば、十分にドライバーとして活躍できるでしょう。
未経験からできる仕事については、「未経験でもできる仕事8選!正社員就職成功のコツもご紹介します」のコラムでも紹介しています。併せてご覧ください。
ドライバーは需要の高い仕事
ドライバーは現在、非常に需要の高い職業の一つです。オンラインショッピングの普及や企業のサプライチェーン管理が重要視されたことで、物流の担い手であるドライバーの役割も増大しています。
また、少子化や既存ドライバーの高齢化、長時間労働の是正やワークライフバランスの推進といった働き方改革による人手不足で、業界全体で人手不足が深刻化しています。
このような背景から、ドライバーは今後も安定した需要が見込まれる職業といえます。特に、大型免許やけん引免許など、より専門的な資格を持つドライバーの需要は高くなるでしょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

吉田 聖斗
配送は個人宅や企業に向けて商品をお届けする仕事、タクシーやバスの運転手はお客様を目的地に安全に送り届ける仕事、トラックドライバーは企業と企業の間で長距離にわたって送り届ける仕事です。
いずれも、運転免許を取得していることが絶対条件です。使用する車両の大きさによって中型や大型の免許が必要になるほか、旅客を輸送するタクシードライバーやバスドライバーは二種免許が必須。ただし、企業によっては入社後に会社負担で取得できるケースもあるので、気になる場合は調べてみてくださいね。
勤務形態はドライバーの種類によって異なり、長距離運転が求められるトラックドライバーや深夜稼働のあるタクシードライバーは早朝・深夜勤務になることも。ただし、そのぶん手当が支給されるでしょう。2024年にはトラックドライバーの労働時間の上限が規制されたため、労働環境の改善が期待できる一方で賃金が下がると懸念する声もあるようです。
ドライバーの種類と仕事内容
ドライバーの仕事は、車両の大きさや業務内容によって多岐にわたります。各ドライバーの特徴を理解することで、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。
軽貨物・配送ドライバーの業務内容
軽貨物・配送ドライバーは、主に軽自動車や小型バンを使用して、比較的小さな荷物を配送する仕事です。この職種の主な特徴は以下の通りです。
配送エリア | 軽自動車や小型バンは小回りが利くため、細い路地にも入りやすいメリットから、市街地や住宅地など狭い道路が多い地域での配送を担当することが多い |
配送先・配送物 | 通販で購入した商品や小包、書類、食品など。軽量で小型の荷物が中心 |
配送頻度 | 1日に多数の配送先を回るため、効率的なルート設計と時間管理が重要 |
軽貨物・配送ドライバーの仕事は、EC(電子商取引)市場の拡大に伴い、需要が増加しています。特に、ラストワンマイル配送と呼ばれる営業所から最終顧客への配送を担当することが多く、配送先の顧客とやり取りを行うためサービス業的な要素も求められます。
また、この職種は個人事業主として働くことも可能です。近年は自分で車両を所有し、配送業務を請け負う形態で働く軽貨物ドライバーも増えています。これにより、柔軟な働き方や収入の増加を目指せるでしょう。
小型トラックドライバーの業務内容
小型トラックドライバーは、積載量2トン未満の小型トラックを運転し、中規模の荷物を配送する仕事です。主な業務内容は以下の通りです。
配送エリア | 市街地から郊外まで、軽貨物・配送ドライバーよりも広範囲を担当 |
配送先・配送物 | スーパーマーケットへの食品配送や家電量販店への商品納入など。食品、日用品、電化製品といった中型の荷物が中心 |
配送頻度 | 1日に複数の配送先を回ることが多いものの、軽貨物ほど頻繁ではない。一箇所あたりの配送量が多くなるため、積み降ろしに時間がかかることがある |
小型トラックは普通自動車免許で運転できるため、ドライバー未経験者にも比較的取り組みやすい職種でしょう。また、中型や大型トラックドライバーへのステップアップも可能なため、キャリアアップの道筋が描きやすいというメリットがあります。
中型トラックドライバーの業務内容
中型トラックドライバーは、積載量2トン以上11トン未満の中型トラックを運転し、より大きな荷物や量の多い荷物を運搬します。この職種の主な特徴は以下の通りです。
配送エリア | 市内から近郊、場合によっては長距離輸送も担当。小型トラックよりも広範囲をカバーすることが多く、高速道路の利用頻度も高くなる |
配送先・配送物 | 建設現場への資材配送や家具店への商品納入など。建築資材、家具、大型家電といった重量のある荷物が中心 |
配送頻度 | 取り扱う荷物が大きく、積み下ろしに時間がかかるため1日の配送先数は比較的少なく、一箇所での作業時間が長くなる傾向 |
中型免許を取得するには、普通免許を取得してから2年以上の運転歴があることが条件です。また、荷物の積み下ろしには専用の機器を使用することも多く、フォークリフト免許が必要になることも。安全な荷物の固定方法や、効率的な積載方法についての知識も求められるでしょう。
大型トラックドライバーの業務内容
大型トラックドライバーは、積載量11トン以上の大型トラックを運転し、大量の荷物や重量物を長距離輸送する仕事です。主な業務内容は以下の通りです。
配送エリア | 主に都道府県をまたぐ長距離輸送を担当。数百キロメートルに及ぶ長距離運転を行うこともある。 |
配送先・配送物 | 自動車部品の工場間輸送や大型スーパーマーケットチェーンへの商品配送など。工業製品、建設資材、大量の食品といった大型で重量のある荷物が中心 |
配送頻度 | 1回の輸送に数日かかることもあり、長時間の運転が求められる |
大型トラックドライバーは、長距離輸送が多いため、適切な休憩時間の確保や体調管理が非常に重要。安全運転のためには体力と精神力も求められるでしょう。また、大型車両の運転には高度な技術が必要なため、経験を積んだベテランドライバーが多い傾向。さらに、車両の日常点検や簡単な整備知識も必要とされます。
トレーラードライバーの業務内容
トレーラードライバーは、牽引車(トラクター)と被牽引車(トレーラー)を連結した大型の車両を運転する仕事です。主な業務内容は以下の通りです。
配送エリア | 主に長距離輸送を担当し、港湾や大規模物流センター間の輸送が中心。国内だけでなく、国際輸送に携わることもある |
配送先・配送物 | 港から内陸部への輸入品の輸送や、大型建設機械の運搬など。コンテナ、大型機械、大量の工業製品といった特に大型で重量のある荷物を扱う |
配送頻度 | 1回の輸送に長時間かかることが多く、勤務が数日にわたることも。長距離輸送のため、宿泊を伴う仕事も珍しくない |
トレーラードライバーは、ドライバーの中でも特に専門性の高い職種です。大型車両の運転だけでなく、トレーラーの着脱やコンテナの取り扱いなど、けん引免許に紐づく特殊な技能が必要とされます。また、港湾での作業や通関手続きなどにも関わることがあるため、幅広い知識が求められるでしょう。
デイサービスのドライバーも需要がある
近年、高齢化社会の進展に伴い、デイサービスのドライバーの需要も高まっています。デイサービスのドライバーは、高齢者や障がいのある方などを自宅からデイサービス施設まで送迎するのが仕事。乗降時の補助、車内での安全確保、車いすの方の乗降補助、シートベルトの着用確認なども重要な業務です。
また、利用者や家族とのコミュニケーションを取り、利用者の体調や様子に変化があれば送迎施設のスタッフに伝えるのも業務の一つ。利用者の安全と快適さを最優先に考えた運転が求められます。
ドライバーの仕事のやりがい・メリット
ドライバーの仕事は物流業界の重要な役割を担っており、社会インフラを支える重要な職業です。この仕事には、単なる運転以上の魅力があります。ここでは、ドライバーの仕事ならではのやりがいやメリットについて詳しく解説します。
荷物を届ける達成感を味わえる
ドライバーの仕事の最大のやりがいの一つは、荷物を無事に目的地まで届けた時の達成感です。この感覚は、ドライバーならではの喜びといえるでしょう。
荷物を届けることは、単なる物の移動以上の意味があります。たとえば、急ぎの書類や重要な部品を届けることでビジネスの成功に貢献したり、食料品や日用品を届けることで、人々の生活を支えたりしています。
特に、厳しい納期に間に合わせたときや困難な道路状況や天候を乗り越えて配達したとき、受け取った人から感謝の言葉をもらったときは大きな達成感を味わえるでしょう。このような経験を重ねることで自分の仕事が社会に貢献していることを実感でき、仕事への誇りと自信につながります。また、一つ一つの配達を確実にこなすことで、自己成長を感じることもできるでしょう。
自分のペースで働ける
ドライバーの仕事の大きなメリットとして、自分のペースで働けることが挙げられます。企業や事業所によりますが、配達ルートや休憩のタイミングなどはドライバーに任せているケースが多いようです。また、長距離トラックドライバーは休憩のタイミングや場所をある程度自分で決められるため、体調管理がしやすいというメリットがあるでしょう。
もちろん配達時間や納期などの制約はありますが、他の職種に比べて比較的自由度が高い仕事といえるでしょう。
業務の多くが一人で行う作業
荷物の積み込みや積み下ろし、配送先でのやり取りなどは他者と協働することもありますが、運転中は基本的に一人。他人のペースに合わせる必要が少ないため、自分のリズムで仕事ができます。人間関係でストレスを抱えやすい人は働きやすい環境でしょう。
一人でできる仕事については、「一人でできる仕事やそのメリット・デメリットを解説!仕事を得る方法も」のコラムでも取り上げています。
ドライバーの仕事の厳しさ・デメリット
ドライバーの仕事には、社会を支える重要な役割がある一方で、さまざまな厳しさやデメリットも存在します。
長時間労働になる場合がある
ドライバーの仕事の大きな課題の一つに、長時間労働が挙げられます。特に長距離トラックドライバーや配送量の多い都市部のドライバーにとって、これは深刻な問題でしょう。長時間労働が発生する主な理由として、「顧客からの厳しい納期要求に応えるため」「予想外の渋滞」「荷物の積み下ろし作業」「配送先での荷物の受け取りや積み込みの待機時間」が挙げられます。
このような状況を改善するために、労働時間管理の厳格化や効率的な配送ルートの設計などの対策が取られています。また、ドライバー自身も、適切な休憩を取ったり無理のないスケジュール管理を心がけたりすることが重要です。
体力的にきつい場合がある
ドライバーの仕事は、一見すると座って運転するだけのように思えるかもしれません。しかし、実際には相当な体力を要する仕事。特に、特に大型トラックやトレーラーのドライバーは重量物を扱うことが多く、積み込み・積み下ろしなどで体力を必要とするでしょう。
また、長距離ドライバーは決められた時間に荷物を配送する必要があるため、不規則な睡眠や食事のパターンになりがち。車内で仮眠をとることも多く、体調管理が難しくなるようです。
交通状況に左右される
ドライバーの仕事の基本は、決められた時間に決められた場所まで荷物を届けること。しかし、予期せぬ渋滞によってスケジュール通り進まないことも。ドライバーの努力だけではコントロールできないとはいえ、大幅な遅刻は顧客満足度の低下につながる可能性があります。
また、渋滞が起これば予定よりも長時間の労働になったり、ストレスが増す原因になったりするでしょう。渋滞などによりルートを変更せざるを得ない場合、燃料消費が増加し、コストが上がる可能性も考えられます。
ドライバーに向いている人の特徴
ドライバーの仕事は、単に車を運転するだけではありません。社会の物流を支える重要な役割を担っており、特定の特性や能力が求められます。ここでは、ドライバーに向いている人の主な特徴について詳しく解説します。
運転が好きな人
ドライバーに最も求められる特徴の一つは、運転が好きなこと。そもそも長時間運転する必要があるため、運転が苦手な方は精神的な辛さを覚える可能性があります。好きなことを仕事にすることで、長期的なモチベーションの維持につながることもありますね。
ただし、運転が好きであることだけでなく、安全運転の重要性を十分に理解し、遵守することは必要不可欠です。運転の楽しさと安全性のバランスを取れる人が、理想的なドライバーといえるでしょう。
体力に自信がある人
これまで説明したとおり、ドライバーは運転だけでなく荷物の積み下ろしや配送も担当するため、
体力が求められます。また、長距離を運転する場合は同じ姿勢が続くため、想像以上に体力を消耗することに。
ただし、体力があるからといって無理をするのは禁物です。適切な休憩や睡眠、健康的な食生活を心がけることは、どんなに体力があっても大切ですよ。また、体力づくりは継続的に行うことが大切です。ドライバーとして長く健康に働くためには日々のストレッチや軽い運動、定期的な健康診断なども欠かせません。
責任感の強い人
ドライバーの仕事は、単に物や人を運ぶだけではありません。運転における安全はもちろん、顧客の依頼どおりの時間に間に合わせたり、配送品を無事に運んだりとさまざまな面で高い責任が求められます。そのため、責任感の強い人がドライバーに特に向いているといえます。
ドライバーになるために必要なスキル・資格
ドライバーになるためには、運転免許の取得が必須。担当する車両によって必要となる資格が異なるので確認しておきましょう。そのほか、車両の安全を保つための整備知識やコミュニケーション能力も求められます。
運転免許
基本となる普通自動車免許は、18歳以上で取得できます。取得に要する期間は通常2〜3ヶ月程度で、指定教習所で技能試験に合格後、運転免許試験場で学科試験に合格すると取得できます。
なお、運転免許には一種と二種があり、旅客を輸送するためには二種免許が必要です。タクシーやバス、デイサービスの送迎ドライバーを目指す場合は一種免許を取得してから運転歴が3年以上が必要なため、21歳以上が対象です。
中型自動車免許
車両総重量5トン以上11トン未満のトラックを運転する場合に必要。普通自動車免許取得から2年以上の人が対象となるため、20歳以上で取得可能です。
大型自動車免許
車両総重量11トン以上のトラックやバスを運転する場合に必要。普通自動車免許取得から3年以上の人が対象となるため、21歳以上で取得可能です。
けん引免許
トレーラーを牽引する場合に必要。普通自動車免許取得後、18歳以上で取得可能です。
さらに、建設機械などを運転する場合は大型特殊自動車免許、より大型のトレーラーを牽引する場合は牽引第二種免許などが必要になることもあるでしょう。
車両に関する知識
ドライバーは配送前に車の整備や安全確認を行うほか、緊急時は自分で対応することもあるため、車両に関する知識も求められます。
たとえば、エンジン、トランスミッション、ブレーキシステムなどの基本的な仕組みや各部品の役割と相互関係、日常点検の方法といった車両の基本的な構造や機能は身に着けておくべきでしょう。また、緊急時に備えてエンジンが始動しない場合の対処法やタイヤのパンクや交換方法、バッテリー上がりの対応も重要です。
車両に関する知識を深めるために、自動車整備士の資格を取得するドライバーもいるようです。また、企業ごとに整備に関する研修やサポートも行っているので、活用してみましょう。
コミュニケーション能力
ドライバーの仕事は基本的に一人で行いますが、顧客や同僚・上司とコミュニケーションを取る機会も多くあります。円滑なコミュニケーションを叶えるためには丁寧で分かりやすい言葉遣いやクレーム対応能力、顧客のニーズを的確に把握する能力、報告・連絡・相談の徹底などが重要となるでしょう。
コミュニケーション能力が特に重要となる場面として、「配送先での荷物の受け渡し」「交通トラブル発生時の対応」「配送スケジュールの変更や遅延の連絡」「新人ドライバーへの指導」などが挙げられます。
ドライバーのキャリアパス
ここでは、ドライバーとしてのキャリアアップの主な方向性について詳しく解説します。
キャリアパスを理解することは、長期的な目標設定や自己成長の計画を立てる上で非常に重要。また、若手ドライバーにとっては、将来の可能性を知ることでモチベーション向上にもつながるでしょう。
経験を積んで管理職を目指す
ドライバーとしての経験を積むことで、管理職へのキャリアアップが可能。まずは経験年数を重ねてチームリーダーを目指し、その後は特定の配送センターとして人員配置、車両管理、顧客対応など、幅広い業務をこなします。
運行管理者になると会社全体の配送業務の統括を任せられ、安全管理、効率化、コスト削減などの戦略立案も行います。また、運輸部門責任者になると会社の運輸部門全体の責任者として、経営陣の一員となるでしょう。長期的な事業戦略の策定や、他部門との連携を担当します。
独立して運送会社を開業する
ドライバーとしての経験を活かし、独立して自身の運送会社を開業するのも魅力的なキャリアパスの一つです。前述したように、近年はドライバーが不足しており自営業として取り組む人も増えているようです。
また、ここで紹介した以外にも、物流コンサルタントなどドライバーの経験を活かしたキャリアパスは存在します。自身の興味や強みを活かせる道を探索し、挑戦していくことで、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。
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監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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