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履歴書はどこで買うべき?購入できる場所と選び方のポイントを解説します

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この記事のまとめ

  • 履歴書は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売されている
  • どこで買うかも大切だが、自分の目的に合う履歴書を選ぶことも重要
  • 履歴書をどこで買うか考える前に、企業からの指定がないか確認しておこう
  • 新卒者の場合、履歴書をどこで買うか迷ったら学校指定のものを使う手もある

「履歴書はどこで買うべき?」とお悩みの方は多いようです。就職や転職活動だけでなく、アルバイトやパートへの応募の際にも必要な履歴書。確実に購入できる場所を把握して、スムーズに準備を進めたいですよね。

履歴書は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入可能です。費用を抑えたい方は、100円均一ショップで手に入れる方法もあります。多様な種類の中から選びたい場合は、大型書店の文房具売り場を訪れたり、インターネット上で公開されているテンプレートを利用したりするのもおすすめです。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスを交えながら、履歴書の購入方法を解説します。自分に合った履歴書を購入し、選考でのアピールに役立てるための参考にしてみてください。

履歴書はどこで買うべき?3つの購入場所

履歴書はどこで買うべき?3つの購入場所

  • コンビニエンスストアやスーパーマーケット
  • インターネットや大型書店
  • 100円均一ショップ

就職・転職活動やアルバイトへの応募でいざ履歴書が必要になった際に、「どこで買うべき?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

履歴書を買える場所としては、以下のような候補が挙げられます。

  • ・コンビニエンスストアやスーパーマーケット
  • ・インターネットのECサイト
  • ・大型書店
  • ・文房具店
  • ・100円均一ショップ
  • ・ホームセンター
  • ・大型の生活雑貨店

なかでも、おすすめなのは「コンビニエンスストアやスーパーマーケット」「インターネットのECサイトや大型書店・文房具店」「100円均一ショップ」の3つです。以下で詳しく解説しているので、どこで買うか決める際の参考にしてみてください。

1.コンビニエンスストアやスーパーマーケット

履歴書を購入できる場所の一つが、コンビニエンスストアやスーパーマーケットです。

多くのコンビニエンスストアには文房具コーナーが設けられており、履歴書が売られています。また、スーパーマーケットの文房具売り場で販売されていることも多いですよ。コンビニエンスストアやスーパーマーケットでは売られている履歴書の種類は少ない傾向にあるものの、必要なときに立ち寄れてすぐに手に入れられるのが魅力といえるでしょう。

2.インターネットのECサイトや大型書店・文房具店

インターネットのECサイトや大型書店、文房具店で履歴書を買うという選択肢もあります。

インターネットであれば、自宅にいながらさまざまな種類の履歴書を見比べながら選ぶことが可能。また、大型書店や文房具店も数種類の履歴書を取り扱っていることが多いようです。

テンプレートをダウンロードするのも一つの手

履歴書を購入する以外にも、インターネット上で公開されている履歴書のテンプレートをダウンロードする方法もあります。WordやExcel、PDFなど、使いやすい形式のものを選ぶことが可能。また、ダウンロード後にパソコンで文字を打ち込んで作成できるのもメリットです。手書きで記入する場合は、ダウンロードしたテンプレートを自宅やコンビニエンスストアのプリンターで印刷しましょう。

3.100円均一ショップ

お財布に優しい購入場所として、100円均一ショップもおすすめです。

練習用や書き損じたときのために、まとめ買いするのも良いでしょう。履歴書作成時に必要な筆記用具なども文房具店やホームセンターより低価格で揃えられるのも、100円均一ショップを利用するメリットです。ただし、コンビニエンスストアやスーパーマーケットと同様に種類は少なめ。自分に合う履歴書を買うには、ほかの選択肢も視野に入れておくことをおすすめします。

履歴書が売ってる場所はどこ?選ぶ際の注意点や選考を通過するコツも解説!」のコラムでは履歴書の種類や選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

職務経歴書はどこで買う?

転職時に提出を求められることがある職務経歴書は、履歴書を売っている場所で一緒に購入できます。なかには、履歴書とセットで販売されているものもあるようです。できるだけ一度に揃えられるように、提出が必要な応募書類の種類を事前にしっかりと確認しておきましょう。

どれが良い?5つの履歴書の種類

どれが良い?5つの履歴書の種類

  • 一般用
  • JIS規格
  • 転職者向け
  • 新卒者向け
  • アルバイト・パート向け

履歴書を買う際は、自分の目的に合う記載項目があるものを選ぶことが重要です。
ここでは、5つの目的別におすすめの履歴書を紹介していますので、「どの履歴書を選べば良いか分からない…」とお悩みの方はぜひご一読ください。

1.一般用の履歴書

一般用の履歴書は、正社員としての就職・転職活動やアルバイト・パートへの応募などさまざまなシーンで使えます。

趣味や特技、自己PRといった項目が多いのが一般用履歴書の特徴。経歴よりも自分の強みや入社意欲のアピールに重点を置きたい方におすすめといえます。

2.JIS規格の履歴書

JIS規格の履歴書は、「日本産業規格」で定められたフォーマットをもとに作られたものです。

一般用と比較すると志望動機や自己PR欄が小さく、学歴・職歴欄が大きめ。一般的に広く普及している種類のため、入手しやすいでしょう。また、企業によってはJIS規格の履歴書を提出するように指定する場合もあるようです。

3.転職者向けの履歴書

転職用の履歴書は、職歴欄が広くとられているのが特徴です。そのため、自分自身の経歴を選考でアピールしたい方におすすめといえます。

また、転職者向けの履歴書には職務経歴書が同封されていることも多いようです。自分が選考を受ける企業の必要書類は何なのか、よく確認しておきましょう。

履歴書で『在籍中』を伝える正しい書き方は?本人希望欄の活用方法も解説!」のコラムでは在職中の履歴書の書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

4.新卒者向けの履歴書

新卒者向けの履歴書は、職歴欄よりも志望動機や自己PR欄が大きめにとられています。就職経験がない新卒者は、選考において入社意欲やポテンシャルに重点を置いた評価がなされる傾向にあるためです。

また、趣味・特技欄や長所・短所欄などの項目が充実しているという特徴もあります。学業や部活動での成績など、新卒ならではのエピソードを盛り込んで自身の強みをアピールするのに役立てましょう。

新卒とはいつまで?第二新卒や既卒とは異なる?就活時のメリットも解説」のコラムでは新卒の一般的な定義や新卒として就活するメリットを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

新卒者は学校指定の履歴書を使うのもおすすめ

新卒としての就職活動を控えている大学生の方は、学校名や校章つきの学校指定の履歴書を使うという手もあります。新卒者向けのレイアウトになっていることや、大学構内の売店で手軽に買えることなどがメリットです。

ただし、学校指定の履歴書の使用が推奨されるのは、在学中の人のみ。新卒就活時に買ったものが残っているからといって、転職時に使うのは避けましょう。

5.アルバイト・パート向けの履歴書

アルバイト・パート向けの履歴書には、シフトに入れる曜日や時間帯を記入する欄があります。

加えて、ほかの履歴書に比べて職歴欄や資格欄、志望動機・自己PR欄などが小さいという特徴も。そのため、入社意欲や自身の経歴のアピールが大切な正社員の就職・転職活動では使用しないほうが良いでしょう。

履歴書を買う際に気をつけるべきポイント

履歴書をどこで買うかの説明をしてきましたが、次に、履歴書を買う際に気をつけるべきポイントをご説明します。そのポイントは「目的に合ったものを買う」「企業からの指示があれば従う」「ほかに必要なアイテムも一緒に揃える」の3つです。
以下でそれぞれ解説しているので、参考にしてみてください。

自分の目的に合った履歴書を選ぶ

履歴書は、自分の目的に合わせたものを選びましょう。

たとえば、「転職活動で使うなら職歴欄が大きくとられている履歴書」「アルバイトへの応募で使うなら、希望する勤務時間や曜日を伝えられるもの」などです。自分自身の状況や希望する雇用形態に合う履歴書を選ぶことで、アピールしやすくなります。
履歴書は、採用担当者が応募者に対して抱く第一印象を左右する重要な書類です。採用担当者に好印象をもってもらい次の選考に進むためにも、使用する履歴書はしっかりと選びましょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

荒井幹太

荒井幹太

市販されている履歴書には、A4サイズ(見開きでA3)と一回り小さいB5サイズ(見開きでB4)の2種類があります。企業からの指定がない場合、基本的にどちらのサイズの履歴書を使用しても構いません。

どちらを買おうか迷ったら、「記入する文章量は多いか・少ないか」を考えてみましょう。社会人経験が少なく履歴書に書けることが少ない人はB5サイズを、職歴欄や志望動機欄にしっかりと書き込みたい人はA4サイズを選ぶのがおすすめです。

企業からの指定があれば必ず従う

自分の目的に合わせて履歴書を選ぶことも大切ですが、企業からの指定がある場合は必ず従いましょう。企業が履歴書を指定するのには、「すべての応募者に対して必ず確認したい項目がある」という意図があると考えられます。企業側が求めている情報が抜け落ちている履歴書を出してしまうと、ほかの応募者に比べて選考で不利になってしまう恐れがあるため注意が必要です。
また、指定外の履歴書を提出してしまうと、「確認不足」「仕事でもミスをするのでは」などとイメージダウンにつながる恐れもあります。

JIS規格の履歴書を指定されることが多いものの、企業独自のレイアウトの履歴書の提出が求められる場合もあるようです。その場合、「企業公式のWebサイトからダウンロードする」「企業から郵送される」など受け取り方も説明されるため、しっかりと確認しておきましょう。

履歴書作成に必要なアイテムは一緒に揃える

履歴書作成に必要なアイテムは、一緒に揃えておくことをおすすめします。なるべくまとめて揃えられるように、以下をチェックしておきましょう。

  • ・ボールペン
  • ・赤いボールペンと定規
  • ・封筒
  • ・クリアファイル

筆記用具は、黒のボールペンを用意するのがマストです。文字が消えたりにじんだりする恐れのある水性ボールペンや、摩擦で消えるペンは避けましょう。赤いボールペンと定規は、封筒に「履歴書在中」と四角い枠で囲って書く際に使用します。
紙の履歴書を送付する際には、封筒が必須。色やサイズに厳密な決まりはないものの、A4サイズで白無地の封筒を選ぶのが無難です。ただし、企業からの指定がある場合はそちらに従いましょう。また、企業側から送られた返信用封筒があれば使用するべきです。返信用封筒には宛先があらかじめ記載されているため、誤配送も防止できます。
郵送する際は履歴書を無地のクリアファイルに挟んでから封筒に入れましょう。クリアファイルは、履歴書を面接会場まで持参する際にも使えますよ。

履歴書の書き方に迷ったら就職・転職エージェントに頼ろう

履歴書の書き方に不安がある場合は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントとは、専任のアドバイザーが求職活動をサポートしてくれるサービスのこと。履歴書の正確な書き方や、好印象な内容を考えるコツなどに関しても相談に乗ってくれます。就職・転職のプロのアドバイスを受けることで、求職活動がスムーズに進むでしょう。

「履歴書をどう書けば良いか分からない…」「採用担当者に効果的にアピールできる内容とは?」とお悩みの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、主に若年層の求職活動をサポートしている就職・転職エージェントです。あなたの適性や希望に合うお仕事の紹介だけでなく、応募書類作成のお手伝いや模擬面接といった選考対策もしっかりサポートいたします。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

履歴書をどこで買うべきか悩んだ際のFAQ

ここでは、履歴書をどこで買うべきかお悩みの方向けにQ&A形式で疑問を解決していきます。

履歴書がすぐに手に入る場所を教えてください

コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどですぐ手に入れることが可能です。

複数の種類を比較しながら選びたい方は、大型書店の文房具売り場に足を運んでみるのも良いでしょう。また、インターネット上で公開されているテンプレートをダウンロードして使用する手もあります。

高校生がアルバイトする際の履歴書はどこで買う?

店舗数が多く立ち寄りやすいコンビニエンスストアや、費用を抑えられる100円均一ショップがおすすめです。

上記のような場所で販売されている履歴書は、一般用やJIS規格などの汎用性の高いものが多いため、高校生の方も問題なく使用できます。出勤可能な曜日や時間帯を記入できる「アルバイト・パート用」の履歴書があれば、使ってみるのも良いでしょう。

既卒や第二新卒が学校指定の履歴書を使っても良い?

すでに学校を卒業している方が学校指定の履歴書を使うのはおすすめできません。

「社会人としてふさわしくない」「学生気分が抜けていないのでは」とみなされる恐れがあるためです。また、学校指定の履歴書は「学業で努力したこと」や「得意な科目」など、学生向けの項目が多め。そのため、既卒や第二新卒の方が学校指定の履歴書を使って入社意欲やスキルを十分にアピールするのは難しいといえるでしょう。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube