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書類選考の合格結果が遅い理由とは?連絡が来ないときの対応策もご紹介!
この記事のまとめ
- 書類選考の合格結果がくる平均期間は、1週間~2週間程度
- 書類選考の合格結果が遅いのは、「応募者の多さ」「採用担当者の忙しさ」などが理由
- 書類選考の合格結果が遅いときも、ほかの企業への応募を進めておこう
- 書類選考の合格結果が遅いときは、マナーを守って問い合わせするのも手
書類選考の合格通知が遅いと「不合格?」「何か不備があった?」と不安になりますよね。就職相談を受けていると、「書類選考の結果が遅いと心配になる」という声をよく聞きます。
書類選考の合格通知が遅くなる理由は、「応募者が多く選考に時間が掛かっている」「採用担当者が忙しい」「郵送に時間が掛かっている」などさまざま。企業規模や企業ごとの選考プロセスによっても、結果を出すタイミングは異なります。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんのアドバイスを交えながら、書類選考の合格結果が遅い理由や結果が来ないときの対処法などを解説。書類選考の合格通知が遅いことを避ける方法も紹介しますので、効率的に就職活動を進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
書類選考の合格通知が遅いと不採用?
応募した企業からなかなか合格通知が届かないと、「もしかしたら不採用なのでは」と心配になることもありますよね。しかし、合格通知が遅れるのはさまざまな要因があり、一概に不採用とは限らないと覚えておきましょう。
では、どれくらいの期間で合格通知が届くことが多いのでしょうか。
書類選考の平均期間は1~2週間
一般的に、書類選考の平均期間は1~2週間程度といわれています。しかし、企業の規模・業界の傾向・就職活動をする時期・応募状況などによって選考期間は異なるため、必ずしもすべての企業からの合格通知が1~2週間程度で届くわけではありません。
要因によって選考に掛かる期間は異なるため、もし合格通知が遅いと感じたら、採用過程や時期による遅れが理由だと考えても良いでしょう。また、「合格通知が遅いから不採用」「内定はもらえないかも」とすぐに諦めるのではなく、その間にほかの企業への応募を続けたり、面接に向けて準備をしたりするなど、前向きに過ごすことが大切です。
書類選考の合格通知が遅いときに考えられること
書類選考の合格通知が遅いときに考えられること
- 多くの応募者がいて選考に時間がかかっている
- 採用担当者が忙しい
- 定休日や長期休暇が影響している
- 社内体制を調整している
- 合格者のみに連絡している
書類選考の合格通知が遅い理由には、企業側の選考が長引いていたり採用担当者が多忙だったりすることが考えられます。以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
書類選考の結果が遅い5つの理由
書類選考の結果が遅いときは、以下の代表的な5つの理由が挙げられます。
1.多くの応募者がいて選考に時間が掛かっている
応募者数が多かった場合、企業側はすべての書類に目を通すのに時間を要するでしょう。たとえば、多くの企業が一斉に新卒採用活動を始める時期には、多数の応募者が殺到しやすく、それだけ選考期間も長くなることがあります。
2.採用担当者が忙しい
採用担当者が忙しかったり人手が足りなかったりすることも、書類選考の次の段階に進む応募者を決めるのに時間が掛かる理由の一つです。採用担当者は、社内で任された仕事をこなしながら書類の確認を行っている場合があります。また、企業内で人事異動があったり採用担当者が新しく入って間もない社員だったりするときも、書類選考の結果が遅くなる可能性があるでしょう。
3.定休日や長期休暇が影響している
企業の定休日と休日が連続したり、企業が夏季休暇や年末年始といった長期休暇に入ったりすると、選考プロセスが一時停止することがあります。休暇期間が終わってから結果が届くこともあるため、時期によっては焦らずに待つのも一つの手。企業の営業スケジュールを事前に確認しておくのがおすすめです。
4.社内体制を調整している
採用に関わる部署の体制変化があると、選考プロセスそのものが変わることがあります。社内体制が整備されていないと、採用に関する意見が食い違ったり、上司の決断に時間がかかったりする場合も。社内体制を調整しているかどうかは応募者側から判断がつかないため、「結果の連絡が遅い」と感じてしまうでしょう。
5.合格者のみに連絡している
書類選考の結果を合格者のみに連絡する企業もあります。しかし、この場合は「書類選考合格の場合は△△日以内に連絡します」という案内や記載があることがほとんどなので、期日までに連絡がないときはほかの企業の選考に集中するのが良いでしょう。
もし合格の結果連絡をもらえなかった場合は、「就職が決まらない原因とは?うまくいかないときの対策と就活方法を解説!」のコラムを参考に次の選考に臨むのがおすすめです。
郵送に時間を要していることもある
企業によっては、合格通知を郵送で行うことがあります。郵便の場合はメールや電話のようにすぐに結果を伝えられないうえ、天候や郵便局の事情といった要因が重なると、結果通知がさらに遅れることも。また、郵便の種類やポストに投函する時間によっても届くタイミングが変わるため、郵送で合格通知が来る場合は、焦らずに待ってみると良いでしょう。
企業ごとの書類選考期間の違い
書類選考期間の違いは、企業規模が関係していることもあります。以下で大企業と中小企業に分けて解説しているので、チェックしてみてください。
大企業は書類選考に長い時間を要しやすい
規模が大きい企業では、書類選考に長い時間を要することがあります。
知名度が高い有名な企業は応募者数も多くなりやすいため、選考プロセスが複雑だったり意思決定に時間が掛かることは珍しくありません。
中小企業は選考が短期間で完了することも多い
大企業に比べて応募者の数が少なかったり、企業側が早めに人材の確保をしたかったりする場合は、早めに合格通知が届くことがあるでしょう。なかには、1週間以内に連絡がくることも。
選考プロセスがシンプルなものであることも多いので、書類選考以降の選考結果も早く判明する可能性があります。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
板垣拓実
選考結果の通知のタイミングは、必ずしもあなた個人の質に関連しているわけではありません。就職活動における書類選考の遅れに関する不安や疑問は一般的なものです。焦らず結果を待つと同時に、ほかの企業の選考を受けたり、比較をしたりする時間に当てると良いでしょう。また、例年のエントリー数や自分が応募する年の企業説明会の参加人数などを事前にチェックすることも、「書類選考の結果が遅い...」と不安を抱えないための対策につながりますよ。
書類選考の合格通知が遅いときにできる対応策
書類選考の合格通知が遅いときにできる対応策
- 焦らず待つ
- ほかの企業への応募を続ける
- 結果を企業に問い合わせる
ここでは、書類選考の合格通知が遅いときにできる対応策をまとめています。就職活動中でどのような行動を取るべきかお悩みの方は、ぜひご一読ください。
焦らず待つ
書類選考の合格通知が遅いときは、焦らず待つようにしましょう。
何もせずに待つのではなく、応募書類の記入内容を添削しなおしたり、面接対策を繰り返したりすることが大切です。内定が決まるまでは、有意義な時間の使い方を意識しましょう。
ほかの企業への応募を続ける
合格通知が届くまでの間は、ほかの企業への応募も進めておくと安心です。
複数の選考を同時進行することで、合格通知を待つ企業に時間や気持ちを縛られずに済みます。また、複数の異なる選択がある状態にすることで、気持ちに余裕が生まれるでしょう。
改めて自己分析や応募書類の内容を見直す
合格通知を待つ間にほかの企業の選考を受ける際、これまでに行ってきた選考対策を見直すようにしてください。自己分析から振り返ったり応募書類の内容をブラッシュアップしたりしてからほかの選考に臨むことで、「また合格通知が遅い...」という事態を避けやすくなるでしょう。
より充実した書類内容に仕上げたい方は、「志望動機書の書き方やコツは?第二新卒や未経験から転職する際の例文も紹介」のコラムをご覧ください。
結果を企業に問い合わせる
あまりにも結果の通知が遅い場合は、企業に問い合わせることも一つの手段。ただし、状況によっては採用担当者を焦らせてしまったり、問い合わせによってマイナス印象を与えたりするので注意が必要です。選考結果について聞くときは、言葉遣いや連絡する時間帯といった社会人としてのマナーを守りましょう。
メールや電話でのマナーや手順を確認する
企業にメールを送ったり電話を掛けたりする場合は、ビジネスマナーや手順を確認することが大事です。
お昼休みや企業の営業時間外といったタイミングは、避けるようにしましょう。相手の立場に立ち、「忙しい採用担当者の時間をもらっている」という意識で、冷静かつ丁寧な表現・コミュニケーションを心掛けてください。
採用担当者が不在の場合は、もう一度電話を掛けたり、折り返しの連絡をもらったりすることになるでしょう。電話のマナーについては「電話の折り返し方を知ろう!基本的なマナーや会話の流れを解説」のコラムでも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
相手を責めるような聞き方は避ける
結果通知が遅れていることに対する不安があっても、相手を責めるような聞き方は避けましょう。
問い合わせの口調が直接的に結果に影響しないとしても、相手を責める口調で話すと「あまり良い印象ではない」と思われてしまう可能性があります。回答を急かす口調や偉そうに見える態度は控えて、「結果についてお伺いしたいことがあり...」といった丁寧な表現で聞き出しましょう。
書類選考の合格通知が遅いことを避けるには
以下では、合格通知が遅れる可能性を減らすためのアプローチをまとめました。できる限り不安やストレスを軽減できるよう、就職活動の取り組み方を見つめ直してみましょう。
合格通知に要する期間を前もって聞いておく
合格通知に要する期間を前もって聞いておけば、選考後の不安要素を減らせるでしょう。
前述したように、企業によって合格通知に要する期間は異なるもの。選考のスケジュールや通知予定日について事前に確認しておけば、ほかの企業の選考日程との調整もしやすくなります。
インターネットで調べる以外にも、企業説明会やOGOB訪問時に尋ねるのも手です。
就職支援サービスを活用する
書類選考の合格通知が遅いことを避けるには、就職支援サービスの利用がおすすめです。「ハローワーク」「就職エージェント」は、内定獲得を目指して職員や専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
ハローワーク
ハローワークは、公共の雇用サービス機関であり、求職者と企業をつなぐ役割を果たしています。ハローワークを通じて、企業の求人情報や採用プロセスに関する情報を入手し、スムーズな就職活動を進めることが可能です。
ハローワークの職業相談員に相談することで、合格通知の遅れに関するアドバイスを受けられます。厚生労働省の「ハローワーク 専門的な相談ができる様々なハローワークなど」によると、「マザーハローワーク」「わかものハローワーク」「新卒支援ハローワーク」などのさまざまな専門窓口も設置しているので、自分に合う相談窓口を探してみるのも良いでしょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、求職者に対してマンツーマンでキャリアアドバイザーが就職活動や転職活動を支援します。キャリアアドバイザーが企業との連絡や日程調整を進めてくれるため、企業ごとの選考対策や選考の進捗状況をリアルタイムで把握することが可能です。
若年層エージェントのハタラクティブを利用すれば、「書類選考の結果が遅い...」「合格しているのか分からない」といった不安を解消して選考に集中できるでしょう。
ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーから求人紹介を受けるだけでなく、企業ごとの特色や選考の進捗も教えてもらえます。「自分に合った企業の選考を効率的に受けたい」「スピーディーに選考を進めたい」という希望もヒアリング可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
参照元
厚生労働省
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「書類選考の結果が遅いのは合格?」に関するQ&A
ここでは、「書類選考の結果が遅いのは合格?」という疑問に関連したお悩みをQ&A方式で解説します。「書類応募から3日以内に結果連絡がない場合」や「書類選考の結果が遅いのはキープされているかどうか」といった疑問にも触れているので、ぜひご覧ください。
書類応募して3日以内に結果連絡なしだと不合格ですか?
書類応募してから3日以内に結果連絡がなくても、不合格とは限りません。
企業によっては応募者数が多く、選考に時間が掛かることがあります。また、結果が郵送の場合は、天候や郵便局の事情で遅れている可能性も。焦らずに待ち、次の選考準備を進めるようにしましょう。
面接対策に進む際は、「面接の自己紹介で伝えるべき内容は?例文とあわせてポイントを解説!」のコラムをご覧ください。
書類選考の結果が遅いのはキープされているからですか?
企業の選考状況によっては、キープされている可能性があります。検討中の候補者が多かったり、意思決定に時間を要していることが考えられるでしょう。とはいえ、結果連絡が遅い理由は企業によって異なるため注意が必要です。
詳しくは、このコラムの「書類選考の合格通知が遅いときに考えられること」を参考にしてみてください。
書類選考の結果を待たずにほかの企業の選考を受けても良いですか?
問題ありません。効率的に就職活動を進めるためにも、1つの企業に注力するより複数の選択肢を持つことが重要です。なお、内定をもらった際は、ほかの企業の選考を受け続けるかどうかを慎重に考えるようにしましょう。
できるだけスピーディーに内定を獲得したいです
スピーディーに内定を獲得したい方は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。エージェントに登録すれば、キャリアアドバイザーによる求人紹介や選考対策、企業との連絡代行などの支援を受けられます。
若年層に特化して就職・転職支援を行っているハタラクティブでは、専任の担当者があなたの希望に適した求人をご提案。自分1人で就職活動を行うよりも、効率的に複数の選考を進められますよ。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube