この記事のまとめ
- 第二新卒の転職先選びでは、「給与体系」「離職率」「福利厚生」などを見極めることが大切
- 第二新卒におすすめの業界は、「IT業界」「インフラ業界」「BtoB企業」など
- 転職活動では、ビジネスマナーや柔軟性といった第二新卒ならではの強みをアピールしよう
- 働きながら転職活動できるか不安なら、就職・転職エージェントに頼るのがおすすめ
第二新卒で転職したいと考えている方のなかには、おすすめの業界が気になる方もいるでしょう。今よりも自分に合った仕事に転職したいと思っても、「第二新卒が転職できる業界があるのか」「企業選びに失敗したらどうしよう」と不安になりますよね。
第二新卒が転職しやすい業界には、人手不足の「IT業界」や未経験者を積極採用する「メーカー(製造業)」、特別な資格がなくても挑戦できる「サービス業界」などがあります。転職先を選ぶ際は、給与体系や離職率、福利厚生、職場環境といったポイントをチェックすることで、自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの中野さんのアドバイスを交えつつ、第二新卒におすすめな業界・職種の選び方をまとめています。また、第二新卒から転職を成功させる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒におすすめな業界や職種の選び方
第二新卒で未経験の仕事に転職したいと考えたとき、どのように業界や職種を選べばいいか迷いますよね。「入社できればどこでもいい」と転職先を探すと、ミスマッチが起きたり、ブラック企業だったりすることで、早期退職を繰り返す恐れがあるので注意が必要です。
以下で、第二新卒が転職する業界や職種の選び方を紹介します。自分の希望する働き方ができるか見極めるだけでなく、優良企業かどうかを判断する材料にもなるので参考にしてみてください。
1.業務内容にあった給与体系か
転職先を探すときは、スキルや経験、業務内容に見合った給与が支払われているかを確認しましょう。仕事に見合った給与が支払われるかを転職前に判断するには、企業説明会やインターンに参加し、実際に業務内容をこなす姿をイメージしてみるのがおすすめです。
また、高い給与を得られるからといって、転職を決断するのは避けましょう。業務量が多かったり業務時間が長かったりするため、高額な給与が支払われる可能性があるためです。
「仕事に見合った給与」とは、単に金額の多さだけではありません。自分のスキルや経験が正当に評価され、やりがいをもって長く働ける環境であるかを見極めることが重要です。転職活動では、給与だけでなく、企業文化や労働環境にも目を向け、総合的に判断しましょう。
2.社員の離職率が低いか
離職率の低さは、働きやすい職場を見極めるポイントの一つです。離職率が高い企業は、労働時間や人間関係、評価制度などに課題があり、社員が「辞めたい」と感じやすい環境である可能性が考えられます。
厚生労働省の「令和6年雇用動向調査結果の概況 1 入職と離職の推移(p.6)」によると、全産業の離職率は14.2%です。つまり、離職率が14.2%を下回っていれば、働きやすい環境かどうか判断する基準になるでしょう。
また、離職率とあわせて、勤務年数の長さをチェックしてみてください。離職率が低いことは、社員が辞めずに働き続けていることを意味します。
そして、勤務年数が長い社員が多いということは、会社が社員のキャリア形成を支援し、長期的な視点で雇用を考えていることの表れです。社員が「この会社で長く働きたい」と感じられる環境が整っている可能性が高いでしょう。
ただし、企業によって、育児休暇や産休といった一時的休業者を離職率に含む場合があるので、あくまで目安として参考にすることをおすすめします。
参照元
厚生労働省
令和6年 雇用動向調査結果の概要
3.福利厚生が充実しているか
福利厚生の充実度も、転職先を選ぶときに確認したい大切なチェックポイントの一つです。福利厚生には雇用保険や健康保険など法律で定められている「法定福利厚生」と、社員食堂や住宅手当といった企業の任意で提供している「法定外福利厚生」があります。
福利厚生の充実は、入社後の生活を安定させるだけでなく、キャリア形成やワークライフバランスにも影響します。たとえば、研修制度が手厚ければ、未経験の業界や職種でも安心してスキルアップが目指せます。また、子育てを考えている方は、育児休暇や時短勤務制度が整っているかどうかも重要なポイントです。
企業の採用ページや求人情報、口コミサイトなどを活用し、自身が譲れない条件を明確にしてから情報収集を進めましょう。
4.職場環境が整っているか
職場環境が整っているかどうかも、入社前に確認することをおすすめします。応募先企業の職場環境を知って、自分に合った環境かどうかを見極めると長期的なキャリアを築きやすくなるでしょう。
しかし、実際に働く前に、職場環境が整っているかどうか確認できるのか不安になりますよね。企業のWebサイトやSNS、社員の口コミなどを活用して、以下の点に注目して情報収集を進めましょう。
| 社風 | 企業文化や価値観が自分に合っているか |
| コミュニケーション | 部署やチーム内での情報共有や協力体制は円滑か |
| 評価制度 | 頑張りが正当に評価される仕組みがあるか |
| 働き方 | リモートワークやフレックスタイム制など、柔軟な働き方ができるか |
| オフィスの雰囲気 | 働くスペースはどのような環境か(オープンスペースや個人ブースなど) |
実際に働いている社員のインタビュー記事や、採用イベントに参加することで、よりリアルな情報を得られます。
また、職場環境の良さを判断するために、残業時間を確認するのも方法の一つです。「労働基準法第三十六条」で定められている残業時間の上限は、月45時間。月45時間を超える残業は、一般的に「過労死ライン」の一つの目安とされており、心身の健康リスクが高まると考えられています。そのため、平均残業時間が月45時間以上ある企業を「環境が整っている」と判断するのは難しいでしょう。
「残業がない仕事10選!定時で帰りやすい仕事の特徴や転職のコツを解説」のコラムでは、残業がない仕事に就くメリット・デメリットをまとめているのでチェックしてみてください。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)
社員の就業風景も確認しておくと安心
可能であれば、企業見学や面接時に社員の働く様子を観察しておくのがおすすめです。活気のある職場か、コミュニケーションは取れているか、疲れた表情の社員が多くないかをチェックすることで、求人情報だけではわからないリアルな職場の雰囲気を知れるでしょう。
5.企業成長率が高いか
企業規模が拡大し、社員数が増えているといった企業成長率の高さも優良企業である特徴の一つです。企業の成長率を確認することで、求職者が安定して勤務し続けられるかどうか判断できるでしょう。
一般的に、企業成長率が高いとされるのは、売上高成長率が10%以上の企業です。しかし、成長率は業界によって大きく異なるため、あくまで目安として捉えましょう。
事業展開や方向性がはっきりしている、財務状況を公開しているといったところを確認することも大切です。成長率が高い企業に就職すると、新しいプロジェクトやポジションが生まれやすいため、スキルアップの機会が多く、自身のキャリアを広げる可能性が高まりますよ。
企業の将来性は、属する業界の状況にも左右されます。「安定した職業に就きたい!その見分け方とおすすめの職種を紹介」のコラムでは、将来性がある業界や職種をまとめているので参考にしてくださいね。
6.評価・表彰制度があるか
仕事に対して正当な評価をする制度が充実している企業も、優良企業といえるでしょう。なかには、優秀な評価を受けた社員に対して、表彰する企業もあります。
評価・表彰制度は、社員のモチベーションアップや公平性の確保につながります。自分の努力が正当に評価され、やりがいをもって仕事ができる環境が整っているかを確認してみましょう。
7.第二新卒を採用した実績があるか
転職先を探すときは、第二新卒を採用した実績があるかもチェックしてきましょう。第二新卒の採用実績がある企業は、若手育成のノウハウが確立されている可能性が高いためです。
初職での経験不足を理解し、適切な教育体制を整えている企業を選べば、「働きやすい」と感じられるでしょう。採用実績を知るには、企業のWebサイトや求人情報、口コミサイトなどを調査するのがおすすめです。
また、面接時に「第二新卒の先輩社員はどのように活躍していますか」と質問してみることも効果的ですよ。
隠れ優良企業選びのポイント
隠れ優良企業を見つけるポイントは、以下のとおりです。
・BtoB企業に注目する
・特定の認定制度や受賞歴がある
・企業の財務状況
BtoB企業は、一般には知られていなくても、高い技術力や安定した経営基盤をもつ企業が多いのが特徴です。公的な認定制度として「健康経営優良法人」などの認定を受けている企業に注目しましょう。
また、自己資本比率などをIR情報で確認し、経営が安定しているかを見極めることで、隠れ優良企業を見つけられるでしょう。
第二新卒が転職しやすいおすすめの業界14選
ここでは、転職を考える第二新卒の方におすすめの業界を紹介します。「これまでの経験を活かせそう」「挑戦してみたい」と感じる業界を探してみてください。
第二新卒が転職しやすいおすすめの業界
- IT業界
- メーカー(製造業)
- サービス業界
- 人材業界
- 小売業界
- 広告業界
- 金融業界
- 工作機械業界
- インフラ業界
- 宿泊・観光業界
- コンサルティング業界
- 商社業界
- 出版・マスコミ業界
- 官公庁・公社・団体
1.IT業界
専門的な技術や知識を身につけたい場合、IT業界がおすすめです。IT業界は技術の発展にともない、人手不足の傾向にあるため、未経験者を積極的に採用している企業があります。
入社後の研修制度が充実している企業に入社すれば、プログラミングやWebマーケティングなどのスキルを働きながら身につけられるでしょう。
専門的なスキルを身につけられれば、大手企業へのキャリア転職やマネジメント業ができる可能性も。スキルアップすれば将来的にフリーランスとして独立できる可能性もあるでしょう。
「未経験でIT業界への転職は難しい?志望動機の例文や成功のポイントを紹介」のコラムで、IT業界未経験者におすすめのの職種と仕事内容を解説しているので、IT業界に興味がある方は確認してみてください。
2.メーカー(製造業)
製造業のメーカーは大手企業を含めて未経験者を歓迎している企業が多いので、第二新卒も挑戦しやすい業界です。メーカーは課されるノルマも少ないので、仕事を一つひとつ丁寧に取り組みたい方に向いているでしょう。
一方、メーカーには納期が存在します。スケジュールをしっかり管理して、納品することが重要です。自己管理能力やタスク管理能力をアピールすれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
メーカーの仕事にある職種は、「メーカーとは?製造以外の職種は?就職・転職するメリットや注意点も解説」のコラムで解説してるのでチェックしてみてください。
3.サービス業界
サービス業界は、特別な資格や経験が求められないため第二新卒にとって参入しやすい業界です。飲食店やエステ、美容院など幅広い職種があり、自分の興味のある分野を選べばモチベーションを保ちながら働けるでしょう。
接客スキルや対人コミュニケーション能力を重視する傾向があるため、前職での経験が活かせる場合もありますよ。特に、チェーン展開している大手企業では研修制度が充実しており、キャリアアップの道筋も明確です。ただし、シフト制や土日勤務が基本となる職場が多い点には注意が必要となります。
4.人材業界
人材業界は第二新卒の転職先としておすすめです。営業力や対人スキルを重視するため、学歴や前職よりもコミュニケーション能力や熱意が評価されやすいでしょう。
人材紹介会社やアウトソーシング企業では、比較的若いうちから責任ある仕事を任されることもあるので、成果次第で早期のキャリアアップも可能です。
また、幅広い業界や職種の知識が身につくため、将来のキャリア選択の幅を広げられるでしょう。
5.小売業界
企業が未経験者を受け入れている企業があるため、第二新卒にとって挑戦しやすい業界です。顧客と直接関わる仕事が多く、人と話すのが好きな人やコミュニケーション能力を活かしたい人に向いています。
アパレルや家電、スーパーマーケットなど小売業界にはさまざまな分野があり、職種も多岐にわたります。店舗スタッフとして経験を積んだあとは、店舗運営や商品の仕入れを行うバイヤー、販売促進を企画するマーチャンダイザーなど、キャリアの選択肢が広いのが魅力です。
ただし、土日祝日の勤務が基本となり、年末年始やセール時期といった繁忙期には、長時間労働が発生する場合があります。入社前に企業の働き方について調べておくとミスマッチを防げるでしょう。
6.広告業界
広告業界は、常に新しいアイデアやトレンドが求められる業界です。広告業界はWeb広告、SNSマーケティングなどデジタル分野の急速な拡大により、若い感性や新しい視点を重視する傾向があり、第二新卒の採用に積極的な企業があります。
企業の課題を解決するためのマーケティング戦略を企画・提案する仕事であり、第二新卒の柔軟な発想力や行動力は高く評価されるでしょう。市場の動向や流行に敏感な方、コミュニケーション能力が高く、人を楽しませることが好きな方に向いています。
7.金融業界
第二新卒でおすすめな業界として、金融業界も挙げられます。金融は、企業や個人の経済活動を支える役割を担っており、社会貢献を実感しやすい仕事です。
特に銀行や証券会社は、大手企業が多く、安定した経営基盤をもっています。充実した研修や資格取得支援体制が整っている企業もあるため、社会人としての基礎を固めつつ、専門知識やスキルを体系的に身につけられるでしょう。
また、大手金融機関は、待遇や福利厚生が手厚いことが多く、安心して働ける環境が整っていることも魅力です。ただし、営業職は顧客対応やノルマ達成のために、残業や休日出勤が発生することもあるため、仕事内容をよく確認することをおすすめします。
8.工作機械業界
「ものを作るのが好き」「黙々と仕事をしていたい」という方は、工作機械業界が向いているでしょう。工作機械業界は、製造業で使用する機械を製造することが仕事です。
工作機械業界は、特定の分野で高い技術力をもつ企業が多く、未経験からでも専門性の高いスキルが学べるでしょう。製造プロセスや品質管理、設計など、自身の興味や適性に合わせてキャリアを築けるので、専門的なスキルや知識が身につけば、将来にわたって長く活躍できますよ。
ただし、ニッチな専門性が求められるため、地道な学習が必要となる面もあります。しかし、自分が携わった機械が社会で役立っているのを知ることは、大きなやりがいにつながります。
9.インフラ業界
仕事の安定性を重視するなら、インフラ業界も選択肢の一つです。インフラ業界とは、鉄道やガス、水道といった、生活に欠かせないサービスを提供する企業を指します。
公共性の高い事業を運営しているため、経営基盤が安定しているのが特徴です。また、福利厚生が充実しており、離職率も低い傾向にあるため、長期的なキャリアを築きたい第二新卒の方には特におすすめです。
「インフラ業界とは?向いている人や職種を紹介!今後の動きも解説」のコラムでは、インフラ業界に向いている人や働く魅力を解説しているので、興味のある方はチェックしてみください。
10.宿泊・観光業界
宿泊・観光業界は、インバウンド需要の回復により人材ニーズが高まっている分野です。ホテル、旅行会社、観光施設など幅広い職場があります。研修制度が整っている大手企業もあるので、第二新卒者も安心して働き始められるでしょう。
接客経験を活かしたい方や、人との交流が好きな方に向いています。また、特に、外国人観光客とのコミュニケーションが求められる場面もあるため、語学力がある方は特に重宝されるでしょう。
ただし、週末や祝日が繁忙期となるため、シフト勤務が基本となる点は考慮する必要があります。
11.コンサルティング業界
コンサルティングとは、主に企業といったクライアントの問題に対する改善策を提案し、事業発展を支援する仕事です。コンサルティング業界は、やりがいのある仕事や幅広いビジネススキルを身につけられる仕事がしたいという人に向いているでしょう。
仕事そのものが課題解決の訓練になるため、論理的思考力やコミュニケーション能力が求められますが、そのぶん、短期間で成長できます。常に新しい課題に挑み、多様な人と対話するなかで、自然とこれらのスキルが磨かれるでしょう。
企業の経営課題を分析し、解決策を提案するため、若いうちから経営視点を養えるのが魅力です。第二新卒者は、基本的なビジネスマナーや業界知識があるため早期に活躍しやすいでしょう。
研修制度も充実しており、未経験から安心してキャリアをスタートできます。多忙な時期もありますが、クライアントの課題を解決に導く大きな達成感が得られるでしょう。
12.商社業界
商社業界は、多様なビジネスに関わるチャンスがあり、将来のキャリアを広げたい第二新卒に最適な選択肢です。企業同士を結びつけ、商品の流通をサポートする役割を担います。
国内外の多様な産業と関わるため、専門知識はもちろん、語学力やコミュニケーション能力、交渉力が磨かれるのが魅力です。若いうちから大きなプロジェクトに関わる機会も多く、短期間でビジネスパーソンとして成長できるでしょう。商社は業界を問わず汎用性の高いスキルが身につくため、将来の選択肢を広げたい方におすすめです。
13.出版・マスコミ業界
出版・マスコミ業界は、第二新卒でも実力次第でチャンスがある業界です。Webメディアの台頭により、デジタルコンテンツ制作やSNS運用など新たな職種が増えているため、若手人材の需要が高まっています。
編集アシスタントや制作進行などのサポート職からスタートし、経験を積みながらステップアップするケースが一般的です。文章力や企画力、情報収集能力などが評価されるため、前職での経験を強みとしてアピールできるでしょう。
14.官公庁・公社・団体
官公庁・公社・団体は安定性を求める第二新卒に向いている就職先です。民間企業と比べて年齢制限が緩やかな採用枠があり、経験よりも公務への意欲や適性を重視する傾向にあります。
福利厚生が充実し、ワークライフバランスを重視した働き方ができる環境が整っているのが特徴です。地方自治体や独立行政法人では、地域活性化や社会貢献に直結する業務に携われるため、やりがいを感じやすい仕事環境といえるでしょう。
公務員試験が必要な場合もありますが、資格なしで応募できる職種も増えています。長期的なキャリア形成を考える第二新卒におすすめの選択肢となりますよ。
第二新卒におすすめの職種6選
業界に続いて、ここでは、第二新卒におすすめの職種を4つご紹介しています。自分の希望する働き方ができるか、活かせるスキルや経験があるかチェックしてみてください。
1.エンジニア
第二新卒におすすめの職種の一つとして、エンジニアが挙げられます。エンジニアと聞くと、専門的なスキルが必要に感じる方もいるでしょう。
ですが、近年需要が高まるにつれて人手不足も深刻化しつつある職種のため、専門的なスキルの有無に関わらず第二新卒が就職しやすい傾向があります。
以下に、エンジニアの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントをまとめました。
| 仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
| 平均年収 | 574.1万円 |
| 向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
| ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)」
未経験から専門的な知識を磨けば、高収入と充実したキャリアを得られるでしょう。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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2.営業
未経験からでも挑戦しやすい営業職は、第二新卒にとって魅力的な選択肢の一つです。特別な資格や経験よりも、熱意や人柄が評価される傾向があるため、未経験者歓迎の求人が豊富にあります。
基本的なビジネスマナーや対人スキルが身についている第二新卒にとって、すぐに活躍できる可能性が高いでしょう。研修制度を設けている企業もあるので、実際の業務をこなしながら必要なスキルを身につけられれば安心して業務に取り組めます。
営業の仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 企業を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoBとも呼ばれる |
| 平均年収 | 652.6万円 |
| 向いている人 | ・精神力が強い人 ・論理的な思考ができる人 ・失敗から学べる人 |
| ポイント | ・成果、頑張りが評価や収入に反映されやすく、業界によっては高年収が狙える ・大きい金額を扱えるため、組織のなかでも重要度が高い ・経済や業界の動向に関する知識も求められる |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag コンサルティング営業(IT)」
また、個人の成果が報酬に直結する「インセンティブ制度」を導入している企業も多く、高いパフォーマンスを発揮できれば、年収アップも可能です。
「営業職とは?どんな種類がある?仕事内容や就活成功のポイントを解説!」のコラムでは、営業職の種類や働くメリット・デメリットを解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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3.公務員
一般企業から国家試験の勉強をして、公務員へ転職する方も少なくありません。公務員は、雇用や収入も安定していて、福利厚生も充実しているおすすめの職種の一つといえるでしょう。
公務員の仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 地方自治体で行政施策の企画立案や予算編成、住民へのサービスに関する事務処理を行う |
| 平均年収 | 481.4万円 |
| 向いている人 | ・幅広い行政分野に関心がある人 ・責任感、奉仕の精神を持つ人 ・公正かつ中立な判断ができる人 |
| ポイント | ・試験は3つの区分(大学卒業程度、短大卒業程度、高校卒業程度)に分けられる ・行政内部での異動が多い ・政令指定都市は、都道府県と同等の役割と機能を担う |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 地方公務員(行政事務)」
地域に密着しながら社会に貢献できるので、やりがいや使命感をもてる職場です。第二新卒の方にとっては、社会人としての基礎的なマナーや経験を活かしながら、より安定したキャリアを築けるでしょう。
しかし、勤続年数によって給与が決まることが多いので、頑張っても給与が上がらないという点がデメリットに感じる方もいるので注意しましょう。
公務員を目指す方は、「第二新卒から公務員になるのは不利?適切な準備と進め方を解説!」のコラムも参考にしてください。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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4.事務
事務職も未経験OKな求人が多く、基本的なビジネスマナーがある第二新卒におすすめな職種といえます。「簡単なパソコン操作ができるレベルのスキルがあれば応募可能」という企業が多く、経験やスキルを重視されにくい傾向があるでしょう。
事務員の仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントは以下のとおりです。
| 仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
| 平均年収 | 529.6万円 |
| 向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
| ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップできる ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務」
学生時代にMOSや日商簿記の資格を取得した方は、事務への就活が有利になる可能性が高いです。一般的には定時で仕事が終わることが多いため、ワークライフバランスを重視する方にも向いているといえるでしょう。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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5.販売職
販売職は第二新卒でもチャレンジしやすい職種です。前職で培った接客や営業の経験はもちろん、たとえ経験がなくても、第二新卒がもつ基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力が高く評価される傾向があります。
アパレルや家電量販店、携帯ショップなど業界も幅広いので、自分の興味に合わせて選べばモチベーションを保ちながら働けるでしょう。
また、販売職では一般的にノルマ達成によるインセンティブ制度が整っていることが多いため、頑張り次第で収入アップも期待できます。ただし、土日祝日の出勤や立ち仕事が多い傾向にあるため、自身のライフスタイルと照らし合わせて検討することが大切です。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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6.クリエイティブ職
クリエイティブ職は、第二新卒からでも実力次第で活躍できる分野です。具体的には、クライアントの課題やニーズを解決するため、Webサイト、広告、映像などのコンテンツを企画・制作する仕事を指します。
Web制作、グラフィックデザイン、動画編集など、独学や短期スクールでスキルを磨き、ポートフォリオを作成することで、未経験から挑戦できるでしょう。
以下にクリエイティブ職の一つであるグラフィックデザイナーの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴、ポイントをまとめたので参考にしてみてください。
| 仕事内容 | ロゴ、パッケージ、印刷物など、視覚的なデザイン全般を手掛け、魅力的な表現を創作する |
| 平均年収 | 483.9万円 |
| 向いている人 | ・豊かな創造力と柔軟な発想力を持ち、新しいアイデアを生み出せる人 ・依頼主の意図を的確に表現できる人 ・色彩やレイアウトのセンスがあり、視覚的な表現力が優れている人 |
| ポイント | ・デジタルツールの習得が必要な可能性がある ・消費者からの印象や、マーケティングにも関心を持つことが求められる ・在宅やリモートワークで働くこともある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag グラフィックデザイナー」
第二新卒の柔軟性や新しい発想力に期待している企業もあります。前職での経験で培ったビジネスマナーやコミュニケーション能力に加え、新たな環境に順応する力をアピールすれば評価されやすくなるでしょう。
スキルや実績が重視されることがクリエイティブ職の魅力の一つです。まずは制作会社で経験を積み、将来的にはフリーランスとして独立も目指せます。
ただし、業界によっては急な納期や修正対応でプレッシャーを感じることもあるため、自己管理能力と継続的に学ぶ姿勢が求められます。
「クリエイティブな仕事とは?系統別の職種と未経験からの就職方法も解説!」のコラムでは、クリエイティブな仕事のやりがい
や大変なところをまとめているのでチェックしてみてください。
参照元
職業情報提供サイト job tag
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前職と同じ職種に転職するのも手
第二新卒として再就職を考える際、前職と同じ職種に転職するのもおすすめです。今まで培ってきた技術や経験を活かすことができ、転職活動もスムーズに進みやすくなるでしょう。
ただし、短期間で同職種へ転職を希望すると「またすぐ退職するのでは?」と不安要素になることも。志望動機を聞かれたときは、ポジティブな退職理由を伝えるよう心掛けてみてくださいね。
第二新卒が転職活動で有利になる点
第二新卒は、新卒と中途採用の両方のメリットを併せ持つ立場として、転職市場では一定の需要があります。企業側も即戦力としての期待と将来性の両面から採用を検討するため、自分の強みを適切にアピールすることで、キャリアアップの可能性が広がるでしょう。
以下で、第二新卒が転職活動で有利になる点を解説します。自分の強みをどのようにアピールするかできるか考えるときの参考にしてみてください。
ビジネスマナーを身についている
第二新卒は社会人経験があるため、基本的なビジネスマナーをすでに習得している点が評価されるでしょう。新卒者が入社後に学ぶ必要がある報告・連絡・相談の仕方や電話対応、メールの書き方などの基本スキルをすでにもっています。教育コストを削減できるため、第二新卒は企業側にとっては魅力的な人材といえるでしょう。
実際に職場で使用する言葉遣いやコミュニケーションのルールを理解しているため、職場への適応もスムーズです。顧客対応の経験があれば、選考でアピールすることで好印象を与えられるでしょう。
ポテンシャルや柔軟性がある
ポテンシャルや柔軟性があるのも、第二新卒が選考で有利になるポイントの一つです。第二新卒は20代前半から中盤が多く、まだ若いため高いポテンシャルや柔軟な思考をもっていると企業から判断されやすいでしょう。
中途採用者と比べると、前職での経験が短いため固定観念が少なく、企業側の方針に沿った人材育成がしやすい傾向があります。新しい環境や業務に対する適応力が高く、企業文化や仕事のやり方を吸収しやすい点が魅力となるでしょう。
若いほど業界を変更しても転職しやすい
第二新卒は、年齢が若いため、異業界への転職も比較的しやすい立場です。多くの企業が、業界経験よりも人柄や成長意欲を重視する「ポテンシャル採用」に積極的なため、新しい分野に挑戦しやすい時期といえるでしょう。
年齢が上がるほど専門性や経験が重視される傾向が強まるため、もし業界を変えたいと考えているなら、第二新卒のうちに行動を起こすことが得策です。
「異業種への転職は何歳まで?おすすめの業界や人気の職種を紹介!」のコラムでは、異業種転職の定義や現状を解説しているので参考にしてみてください。
職務経験を積んでいる
第二新卒は、実際に職務経験を積んでいることをアピールすることで選考が有利になります。社会人としての基本的な振る舞いや仕事の進め方を理解しており、業務への理解度も新卒より高い傾向があるためです。
また、前職での経験から自分の強みや弱み、適性がわかっているため、次のキャリアプランを具体的に描けることも強みとなります。職務経験を通じて得た気づきや学びを面接でアピールすることで、志望動機の説得力も増すでしょう。
第二新卒と新卒・中途採用との違い
第二新卒と新卒・中途採用との違いは、新卒にはない「実務経験」と、中途採用にはない「ポテンシャル」の両方を兼ね備えている点です。企業は、社会人としての基礎をすでに身につけ、業務を円滑に進めるための最低限のスキルがあると期待しています。
同時に、新しい知識やスキルを素直に吸収できる柔軟性も高く評価してくれますよ。自分の強みを適切にアピールして、有利に転職活動を進めましょう。
「第二新卒とはいつまで?新卒・既卒との違いや転職を成功させるコツを解説」のコラムでは、第二新卒と「新卒」「既卒」の違いや、第二新卒が企業に求められる理由をまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

中野 来未
第二新卒とは一般的に卒業後新卒で就職し、その後3年以内に転職をされる方たちを指します。第二新卒の一番のポイントは、新卒同様にポテンシャルの部分を高く評価されるという点です。
スキル面で長期的なキャリアのある中途採用の人たちに勝つには、明確な目標や数年で培った考えなどを言語化し面接で想いを伝えることが重要といえるでしょう。
第二新卒におすすめなのは中小・大手企業のどっち?
以下で、第二新卒におすすめな企業は中小企業と大企業のどちらなのか、両者のメリットとデメリットを解説しています。それぞれの特徴を理解し、自分にマッチする企業はどちらなのか判断する際に参考にしてみてください。
中小企業のメリットとデメリット
優良企業と聞くと、大手企業をイメージしがちですが、中小企業にも働きやすい企業は存在します。希望の働き方やキャリアプランによって、大企業より中小企業が合っていることもあるでしょう。
以下では、中小企業のメリットとデメリットを解説しているので、チェックしてみてください。
【メリット】キャリアアップしやすい
キャリアアップがしやすいという点は、中小企業のメリットとしてが挙げられます。中小企業では幅広い分野の仕事に関わり結果を出すチャンスも多いことから、キャリアアップを目指しやすいでしょう。
中小企業は組織が小さいため、一人がもつ仕事の範囲が広いのが特徴。社会人として成長するスピードが大企業より早いので、キャリアアップを目指したい方にはおすすめです。
「優良中小企業で働きたい!特徴や探し方は?メリット・デメリットも解説」のコラムでは、優良中小企業を見分けるための特徴や見分け方を解説しているのでチェックしてみてください。
【デメリット】教育体制が未熟
中小企業では従業員が少ないことから、教育体制が整っていない場合が多いようです。研修場所もなく、現場教育のみで仕事を進めることがあるでしょう。
現場教育では、業務をやりながら覚えたり、見て覚えたりと、自主的に業務内容を覚えていく必要があります。入社前に、どういった教育制度を導入しているのか確認しておくと「「自分の学習スタイルに合わない」「なかなか仕事を覚えられない」といったミスマッチを防げるでしょう。
大企業のメリットとデメリット
大企業はデメリットよりメリットのほうが多いイメージをもつ方もいるかもしれません。しかし、大企業の特徴である従業員が多いことや企業規模が大きいことが、かえってデメリットに感じる人もいます。
以下で、大企業で働くメリット・デメリットをまとめたので、自分の適性や希望する働き方とマッチしているか確認してみましょう。
【メリット】教育体制が整っている
大企業では教育体制が整っていて、時間をかけて新人教育する傾向があるでしょう。大企業は従業員が多く教育を担当する社員を配置できる余裕があるため、充実した研修制度が設けられています。
基礎から業界知識をしっかり学びたい方や、段階を踏んで着実にスキルを身につけたい方には、教育体制が整った大企業が向いているでしょう。
【デメリット】実力を発揮しにくい
大企業には従業員が多いことは、競争率が高いということにもなります。なかなか実力を発揮できず、出世しづらかったり、キャリアアップに時間がかかったりすることがあるでしょう。
中小企業であれば上司との距離感も近く、プロジェクトや業務内容への提案が可能です。大企業で企画書を作り上司の許可を得るなど、いくつか段階を踏む必要があることで実力を発揮しにくいと感じる人もいるでしょう。
自分の得意な働き方やキャリアパスを考えておくと、どちらの環境が自分に合っているか見極めやすくなります。
第二新卒で大手企業への転職は難しいとは限らない
大企業や有名企業は知名度も高く、条件が良かったり、福利厚生が充実していたりするため、競争率が高くなりがちです。そのため、第二新卒からの転職が難航する可能性があります。
しかし、企業が求める人物像であるとアピールできれば就職できる可能性は十分にあるでしょう。大手企業も最近では多様性を重視し、新卒に限らず第二新卒の採用にも力を入れている企業もあるためです。
自己分析や企業研究に力を入れ、必要があれば資格を取得するなど、転職が有利になるよう計画的に転職活動を行ってみてくださいね。
第二新卒の転職はやめとけって本当?気をつけるポイント
第二新卒の転職にはリスクはともなうものの、適切な準備と戦略があればキャリアアップにつながる可能性があります。以下で解説する第二新卒の転職で気をつけるポイントを押さえて、転職活動を成功させましょう。
大手企業がすべて優良企業とは限らない
大手企業は安定しているイメージがありますが、必ずしも働きやすいとは限りません。従業員が多いため、競争が激しく、個人の成果が埋もれてしまったり、出世や昇進に時間がかかったりするケースがあります。また、組織が大きいため、新しいプロジェクトの決定や実行に時間がかかることもあるでしょう。
一方、中小企業は個人の裁量が大きく、若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる可能性が高いです。自分の意見やアイデアをすぐに反映させたい人には、中小企業の方が向いている場合もあります。企業規模だけで判断せず、働き方や社風が自分に合うかを見極めることが重要です。
転職したい理由を改善できるか考える
転職を決断する前に、辞めたいと思った原因を明確にして自分で解決できるか考えてみましょう。勢いで退職すると逃げ癖がつくことで転職を繰り返してしまい、転職活動で不利になる恐れがあります。
辞めたいと思った理由を明確にすることは、転職先を選ぶときの基準作りにも有効です。転職先企業で自分の抱える問題や転職したい理由を改善できるかを考慮してみましょう。
また、面接時に辞めた理由を聞かれた際は、辞めたいと思った原因を改善する努力をしたことを伝えることが大切です。試した改善策と退職理由をつなげることで、「嫌になったらすぐ退職するのでは」と捉えられる可能性が低くなるでしょう。
高年収の企業は人気が高くライバルが多い
高年収の企業は人気が高く、転職志望者が多いため競争率も高くなる傾向があります。競争率が高くなることで選考の難易度も上がり、なかなか転職できない恐れがあるので注意してください。
給与や待遇面は転職先を選ぶ大切な基準ですが、それだけに絞って転職することは避けましょう。明確なビジョンや目標をもつことで、転職活動がスムーズに進む可能性が高くなります。
企業選びに迷ったら、「仕事の決め方で大切なことは?自分に合ってるか不安なときの対処法を解説」のコラムで仕事の決め方において大切なポイントを解説しているので参考にしてみてください。
退職は内定を得てからする
第二新卒として転職を考える際は、次の転職先が決まってから、現在の会社を辞めるのが望ましいでしょう。収入が途切れる期間がなくなるため、精神的・経済的に余裕をもって、次のキャリアに進めます。
内定をもらう前に退職すると、収入源がなくなってしまい、焦って転職先を決めてしまうことになりかねません。また、ブランク期間ができてしまうことで、企業側から「計画性がない」「仕事への意欲が低い」といったマイナスなイメージをもたれてしまう可能性もあります。
失業保険もすぐに受け取れるわけではないため、経済的な不安が先行してしまいます。現職に在籍しながら転職活動を進めることで、じっくりと自分に合った職場を探せるでしょう
面接ではネガティブな転職理由は伝えない
転職面接で「前職の不満」をストレートに伝えるのは避けましょう。たとえば、「上司との人間関係が悪かった」「残業が多過ぎた」といったネガティブな理由は、採用担当者に悪印象を与えます。
転職理由を答えるときは、前向きな理由に言い換えることが重要です。以下で、ネガティブな表現を前向きに言い換える例をみてみましょう。
| 避けるべき言い方 | 前向きな言い換え例 |
|---|---|
| 「人間関係が悪かった」 | 「より協調性のあるチームでスキルを活かしたい」 |
| 「残業が多い」 | 「ワークライフバランスを大切にしながらキャリア構築したい」 |
| 「給料が低い」 | 「スキルに見合った環境で成長機会を求めている」 |
面接では「なぜ辞めたのか」ではなく「これから何をしたいのか」という未来志向のメッセージを伝えることで、意欲と前向きさをアピールできます。第二新卒ならではの「新しい環境で成長したい」という熱意は、企業で評価されやすいでしょう。
「転職理由の書き方・伝え方を例文付きで解説!面接で好印象を与える方法とは」のコラムでは、面接官が転職理由を聞く理由や好印象を与える転職理由の書き方・伝え方をまとめているのでチェックしてみてください。
面接でのアピール方法に不安を感じる人は60.7%いる
第二新卒のなかには、転職活動をするにあたって「面接でうまく話せるか不安」と感じる人もいますよね。ハタラクティブが若年層(18~29歳)を対象に実施した独自調査「若者しごと白書2025」における、就職活動・転職活動における選考中の不安度ランキングをみてみましょう。

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 就職活動・転職活動における選考中の不安度【正社員】(p.38)」
面接でのアピール方法に不安を感じる人は60.7%にも上るため、不安になることは当然のことです。これは経験が少ないことからくる自信のなさや、自己PRの難しさが原因となっています。
自己分析を徹底したり、業界研究で自分のスキルとの接点を見つけたりするなど、適切な準備をしっかりと行えば不安を解消できるでしょう。自分の言葉で第二新卒ならではの可能性をアピールするために、面接対策を実施することをおすすめします。
「面接練習は必要?やり方は?効果的に進める方法や意識すべきポイントを解説」のコラムでは、面接練習をするメリットや効果的に進める方法をまとめているので、実施するときの参考にしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
第二新卒の転職活動が成功につながる7つのポイント
第二新卒から転職したいと思っても、内定を得られるか不安になりますよね。ここでは、第二新卒の転職活動が成功につながるポイントを7つ解説します。
「何から始めていいかわからない」という方も、以下のポイントを押さえることで転職活動をスムーズに進められので参考にしてみてください。
第二新卒の転職活動が成功につながるポイント
- 自己分析をする
- 企業研究を行う
- キャリアプランを明確にする
- スキルを磨きながら経験を積む
- 応募書類は企業によって内容を変える
- 計画を立てて転職活動をする
- 転職エージェントを利用する
1.自己分析をする
自己分析をすることは、第二新卒に限らず転職活動において大切な手順の一つです。自己分析で過去を振り返り長所や価値観、スキルや経験といった自身の強みを明確にしましょう。
自己分析から自分のやりたいことが明確になり、転職活動の軸ができます。転職の軸が定まることで、豊富な選択肢のなかから自分に合った求人や企業を見つけやすくなるため企業とのミスマッチを防げるでしょう。
「やりたいことがわからない…見つけ方や自分に合う仕事の探し方を解説」のコラムでは、仕事でやりたいことを見つけるための行動や適職を見つける方法を解説しているので、やりたいことが決まっていない方はチェックしてみてください。
2.企業研究を行う
入社してから「思っていた業務内容と違った」ということがないよう、十分に企業研究を行いましょう。企業研究には、ミスマッチを防いだり、説得力がある有効的な志望動機が書けたりするメリットがあります。
企業研究では自己分析の結果と応募先企業の共通点を見つけ、そこでなければならない理由を見つけることがコツです。Webサイトだけでなく、企業説明会に参加しより多くの情報を集めることが転職活動を成功させるポイントの一つでしょう。
3.キャリアプランを明確にする
転職活動を始める前に、5年後、10年後の自分がどうなっていたいのかを考えてみましょう。明確なキャリアプランがあると、志望企業や職種を絞り込みやすくなりますよ。
また、面接でも「なぜ転職したいのか」という質問に説得力のある回答ができるので、評価されやすくなるでしょう。
長期的な視点でキャリアを設計することが難しければ、短期的な目標でもOKです。自分の強みや興味と、市場価値の高いスキルを結びつけたキャリアプランを考えてみましょう。
「面接でのキャリアプランの答え方は?例文や思いつかない際の対処法もご紹介」のコラムでは、面接で高評価につながるキャリアプランの立て方や思いつかないときの対処法を解説しているのえ参考にしてみてください。
4.スキルを磨きながら経験を積む
やりたいことが明確にあり、同業種でスキルを磨きながら経験を積むことで転職が有利になる可能性が高くなるでしょう。第二新卒の弱みとなるスキルや経験不足を埋めることで、自分をアピールしやすくなります。
第二新卒が転職する際、「またすぐ辞めるのでは?」とマイナスイメージをもたれる恐れがあります。入社後にスキルや経験をどう活かしたいか明確に伝えることで、好印象を与えられるでしょう。
志望企業と同じ業界・職種で経験やスキルを身につけるのも手
転職したい業界・職種が未経験の場合でも、すぐに諦める必要はありません。まずは、現在の職場で志望する企業と同じ業界・職種に関連する経験やスキルを積んでみましょう。
たとえば、顧客層が似ている、業務で使うツールが共通している、といった点に着目することで、次の転職に活かせる経験を効率的に得られますよ。関連スキルを学ぶことで採用側に「即戦力になる可能性」をアピールできたり、自分に合っているかの見極めやすくなったりするでしょう。
5.応募書類は企業によって内容を変える
応募書類は企業によって内容を変えて、使い回せるような内容は避けましょう。企業研究の結果をもとに、志望企業ならではの内容にすることで入社意欲が高いと判断されやすくなるためです。
また、企業が求める人物像を意識した内容にすることで、採用担当者の目を引き、印象に残りやすくなるでしょう。特に異業種に応募する場合、その企業で求められるスキルや知識に焦点を当てた経歴をアピールすることをおすすめします。
「転職の志望動機が思いつかない!内容を充実させるポイントや例文を解説」では、説得力のある志望動機の書き方を解説しています。書類を作成するときの参考にしてみてください。
6.計画を立てて転職活動をする
計画を立てて適切な時期に転職活動をすることで、成功する可能性が高くなるでしょう。第二新卒が転職しやすい時期は、1~3月、4~6月が一般的です。
転職が成功しやすい1~3月は企業の決算期、4~6月は新年度が始まるタイミングで人員補充や組織体制の変更が行われやすく、求人数が増加する傾向にあるでしょう。
準備期間から計画的に転職活動を進めることで、焦りや不安を抱えずに転職活動に臨めますよ。
7.転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用するのも、転職活動を成功させる方法の一つです。在籍しながらの転職活動は、終業時間後や休日に行うのが基本。また、転職活動は求人探しを始め、書類作成や面接日の調整などやることが多く、業務との両立が負担に感じる可能性があります。
転職エージェントを利用することで、求人を紹介してもらったり、応募書類の添削や面接対策を受けられたりするため、一人で転職活動を行うよりも効率的かつ効果的に活動を進められます。
転職エージェントに頼ることで、転職活動の負担を軽減できるでしょう。
第二新卒におすすめのエージェントの選び方
第二新卒の転職では、専門サービスが充実したエージェント選びが重要です。第二新卒向けの求人数、キャリアカウンセリングや面接対策の質、内定後のフォロー体制などを基準に選びましょう。
複数のエージェントに登録し、大手だけでなく業界特化型も視野に入れるのがおすすめですよ。
【まとめ】第二新卒の強みをアピールして転職を成功させよう
第二新卒の転職成功には、業界・企業選びと自己分析が重要です。IT業界やサービス業など第二新卒に門戸を開いている業界を選び、給与体系や職場環境をしっかり確認しましょう。
また、自分のスキルや経験を活かせる職種を見極めることも大切です。ビジネスマナーや職務経験といった第二新卒ならではの強みをアピールして、転職活動を成功させましょう。
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第二新卒におすすめな企業に関するQ&A
ここでは、第二新卒におすすめの企業の選び方と、転職に関するよくある疑問をQ&A形式で回答しています。
第二新卒におすすめな企業を選ぶ方法は?
第二新卒で転職するときは「社員の離職率が低さ」「福利厚生の充実度」といった労働環境を調べ、優良企業を選びましょう。社員の働きやすさを調べることは、ブラック企業かどうかを見極めることにも役立ちます。成長率や財務状況だけでなく、企業文化や事業内容まで深く研究することが長期的なキャリアにつながるので、 表面的な情報に惑わされず、本当に自分に合った「優良企業」を見極めましょう。
第二新卒で大手企業の総合職に転職できる?
大手企業の総合職への転職はハードルが上がりますが、不可能ではありません。前職の経験やもっているスキルによっては、総合職へ転職しやすい場合も。たとえば、未経験であっても、事務職で培った能力を評価されれば、総合職へ昇格できる可能性もあります。
第二新卒で優良企業へ転職できるか不安です
優良企業を選べるか不安な場合、転職エージェントを利用することを検討しましょう。プロの視点で就活のアドバイスを受けられるため、自分では気づかなかった仕事の探し方やアピール方法を見つけられますよ。ハタラクティブでは、一人ひとりにキャリアアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを行うので、あなたの適性や希望条件にぴったりの求人をご紹介できます。面接対策や書類の添削も実施するので、未経験の業界への転職もスムーズに選考を進められますよ。
