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転職でやることをリストで把握しよう!内定後に必要な手続きも解説
この記事のまとめ
- 転職する際はやることをリストアップして把握し、計画を立てることが大切
- 転職でやることには事前準備や必要書類の作成、内定後の手続きなどがある
- 転職の手続き関係でやることは、必要書類の受け取りや年金・健康保険の切り替えがある
- 無職期間がある方は、転職活動をする前に無職だった理由や無職期間の過ごし方を考える
転職活動をしていると、「やることが分からない」「必要な手続きを知りたい」など、疑問を抱えることがありますよね。やることが分からないままでいると、転職活動を効率的かつ効果的に進められないでしょう。
転職活動でやることには大きく分けて、「事前準備で必要なこと」「企業への応募・選考で必要なこと」「内定をもらったあと必要なこと」があります。これに加えて、前職を退職してから空白期間が生じる場合は、健康保険や年金の切り替え手続きが必要です。転職する際にやることはリストとしてまとめると、抜かりなく進められるでしょう。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんの意見を交えながら、転職活動でやることリストをまとめています。転職の手続き関係でやることも解説しているので、参考に転職で必要なことを把握しましょう。
この記事にコメントしているアドバイザー
転職する際にやることは何?
転職を決意しても、何から始めたら良いか分からず悩む方は多いですよね。特に初めて転職する場合は、「何からしたらいいか分からない」と悩んで、なかなか進められないことも。転職する際にやることは、具体的に何があるのでしょうか。
転職する際やることは手順に沿って把握しておこう
転職する際は、事前にやることを把握して準備しておくと、焦らず効率的に進められます。転職を決意してから内定をもらうまで、段階を追って計画を立てておきましょう。
転職活動でやることは、主に以下のとおりです。
- ・自己分析や企業研究などの事前準備をする
- ・応募書類の作成や面接の練習をする
- ・応募して面接を受ける
- ・内定をもらって現職の退職と入社の手続きを行う
転職活動を在職中にする場合は特に、全体の流れと必要な手順をしっかり把握しておきましょう。なぜなら現職の業務と転職活動を両立する必要があり、やることを把握できていないとスケジュール管理が煩雑になることがあるからです。
また、退職後に転職活動をする方は「○月までに内定をもらう」と、目標の期限を決めおくのがおすすめ。転職活動の期間を決めず長引いてしまった場合、収入面や自信のやる気に影響を及ぼす恐れがあるため注意しましょう。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス
板垣拓実
初めて転職する場合やブランクのある方は、「やることが分からない」と悩むことがあると思います。転職を成功させるためにやることは、まず自己分析を行い、自分の強みや弱み、興味、価値観などを理解することです。自分を理解できないまま転職活動を始めると、企業へ上手くアピールできなかったり入社後のミスマッチを引き起こしたりする可能性があります。
自己分析で自分の適性を把握した後、求められるスキルや業界の将来性を考慮しながら転職の方向性を定めていくと良いでしょう。自己分析のやり方や情報収集の仕方に不安のある方は、転職エージェントの活用がおすすめです。わたしたちハタラクティブでは、自己分析のやり方や適性に合った業界・職種の情報の提供など、転職活動全般をサポートしています。疑問や不安を解消しながら取り組めるので、自信を持って選考に挑めますよ。
転職でやることを把握して計画を立てることが大切
転職でやることが把握できたら、計画を立ててみましょう。転職活動に掛かる期間は、一般的に3~6ヶ月といわれています。「いつ何が必要なのか」を具体的に考えておくことで緊張や焦りを感じにくく、スムーズな転職活動が可能になるでしょう。
計画を立てる際は、自分が退職したい時期から逆算して考えるのがおすすめです。退職の交渉や引き継ぎに時間が掛かる場合もあるので、余裕を持ったスケジューリングをするのがポイント。また、繁忙期を避けたり関わっているプロジェクトの完了時期を見据えたりするなど、自分の退職で職場に影響を与えないよう、配慮して退職時期を考えることも必要です。
「転職する時期は何月がおすすめ?あなたの目的に合わせて適した時期を解説!」のコラムでは、転職に適した時期を目的別にまとめているので、計画を立てる際の参考にしてください。
転職活動の「やることリスト」
先述したとおり、転職活動は自己分析や企業研究などの事前準備から始まり、現職の退職手続きや入社手続きまで、やることは数多くあります。「何からしたらいいか分からない」と悩むときは、やることリストを作成するのがおすすめです。
ここでは、転職活動でやることをリストとしてご紹介します。参考にしながら、自分に必要な手順を把握しましょう。
1.転職の事前準備でやること
転職の事前準備でやることには、自己分析や企業研究、情報収集などが挙げられます。ここで、自分の強みや転職先に求める条件を明確にしておくと、自分に合った企業に出会いやすいでしょう。
転職活動でぶれない軸をつくるためにも、事前準備のポイントをしっかり押さえたうえで次のステップに進むようにしてください。
自己分析や企業研究を行う
まずは自己分析や企業研究を行い、転職の軸をつくりましょう。自己分析を行うことで、「どのような業界や職種が自分に合っているか」「どのような環境で働きたいか」が明確になります。これが曖昧なままだと、入社後のミスマッチを引き起こしたり転職を何度も繰り返したりする原因になることも。仕事への考え方や、今後築いていきたいキャリアについてよく考えておきましょう。
また、気になる企業があれば、事業内容や業界での立ち位置、目指しているビジョンなどを調べておくことも大切です。企業への理解を深めることは、自分に合っているかどうかを確認するだけではなく、志望度の高さをアピールすることにもつながります。
「仕事の種類一覧!世の中にどんな職業があるかを知って就活をスタートしよう」のコラムでも、自己分析や企業研究の重要性についてまとめられているので、あわせてご覧ください。
企業や求人の情報を集める
自分に合った職場を見つけるためには、幅広い求人情報に目を通すことが重要です。複数の企業の業務内容や待遇、職場環境などの情報を集めて比較することで、より自分にマッチした企業を見つけられるでしょう。
転職活動で情報収集する際は、転職サイトや転職エージェントを利用するのが一般的です。転職サイトは時間を気にせずいつても無料で利用でき、希望する条件で求人を絞り込んでじっくり比較できるので、自分のペースで進められるのがメリット。企業のホームページや口コミサイトなども併用して活用すると、より理解を深められるでしょう。
転職活動に不安や疑問がある方は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職市場に詳しいプロのアドバイザーが、適性や希望に合わせた求人の紹介から選考対策まで、転職活動全般をサポートしています。自分に合った求人情報を、効率良く集められるでしょう。
2.応募書類の作成・面接対策でやること
応募したい企業が決まったら、応募書類の作成や面接練習などの選考対策をしましょう。転職活動の選考を有利に進めるためには、相手に分かりやすい書類を作成することや、面接で自分の強みをしっかりアピールすることが大切です。
本番で慌てないよう、事前の準備や練習をしっかり行いましょう。
履歴書や職務経歴書を作成する
企業へ応募する際は、履歴書や職務経歴書などの応募書類の提出が必要です。書類選考では、履歴書や職務経歴書の情報をもとに、「応募条件を満たしているか」「実際に話してみたいと感じる魅力があるか」を判断しています。
ここで自分をアピールできないと、次のステップに進むことができません。応募書類を作成するときは、自分の経歴や資格、スキルなどを間違いなく伝えるのはもちろん、誤字脱字や分かりにくい表現がないかどうかも確認しておきましょう。
また、履歴書には決められたフォーマットがありますが、職務経歴書にはありません。自分の職歴に合わせて作成することが必要なため、初めて転職活動する方は特に書き方に悩むことがあるでしょう。「100均の職務経歴書は使用OK!選ぶコツや就職・転職時の書き方を掴もう」のコラムでは、職務経歴書の入手の仕方や書き方の注意点などがまとめられているので、参考にしてみてください。
面接対策や練習を行う
面接対策や練習を行うことも、転職活動でやることの一つです。面接対策をしないで本番に挑むと、緊張して伝えたいことが説明できなかったり、考えていなかったことを質問されて焦ってしまったりして、自分を十分アピールできない可能性があります。
志望動機や自己PRなど、あらかじめ想定される質問の回答は準備し、本番を想定した練習をしておくと、自信を持って挑めるでしょう。また、質問への回答のみではなく、面接での立ち振る舞い方や基本的なマナーなども押さえておくことが大切です。
企業への逆質問も考えておこう!
面接の最後では、「何か弊社に関して質問はありますか?」と聞かれることが多いですが、ここで「特にありません」と答えるのは避けた方が良いでしょう。面接官が逆質問をするのは、応募者の入社意欲や入社後のことを考えられているかどうかをチェックする意図もあります。回答する内容によっては、面接官に好印象を与え、入社に大きく近づけるでしょう。
また、自分が疑問に感じていることを解消できれば、入社後のミスマッチも防げます。企業へ聞きたいことがあれば、事前にまとめておきましょう。
3.応募・面接でやること
企業への応募や面接でやることは、志望する企業によって異なります。ここからは実際に企業とやり取りが発生するため、相手側に失礼がないよう、やることをしっかり把握しておきましょう。
実際に応募して面接の日程を調整する
履歴書や職務経歴書の作成が終わったら、実際に企業へ応募します。応募前は、「応募方法は間違っていないか」「応募書類に抜かりはないか」などをよく確認しておきましょう。
企業へ応募したあとは書類選考が行われ、通過した人が企業から連絡を受けて面接の日程を調整し、面接を受ける流れが一般的です。書類選考通過の連絡から数日後に面接を行う場合もあるので、面接対策は応募前から行っておくと安心できるでしょう。
また、面接の日程調整はメールや電話で行われることが多いようです。企業から連絡があれば迅速に返信し、失礼な対応とならないよう、メールの書き方や電話の話し方も確認しておくことも大切です。
面接を受ける
面接を受ける当日は、面接会場の場所や開始時間に合わせて、余裕を持って自宅を出るよう心掛けましょう。会場に到着するのは面接開始時間の10~15分前が理想的です。早めに到着した場合は、迷惑にならないような場所で、志望動機や自己PRなど考えてきた回答を確認しておきましょう。
万が一、面接当日に体調不良になったときは、無理をせず早めに応募企業へ連絡しましょう。状況によっては、日程を再調整してもらえる可能性があります。連絡の仕方や注意点については、「面接前に体調不良になった場合の対処法を解説!当日の連絡方法とは?」のコラムを参考にしてください。
オンライン面接の場合は準備物に注意しよう
オンラインで面接の場合は、パソコンやスマートフォン、イヤホンなど準備するものが会場での面接とは違うので、事前に確認しておきましょう。準備物は、企業の求人や面接の日程調整のメールなどに記載されている場合が多いので、見逃さないよう注意してください。
また、通信環境やカメラ、マイクのテストもしておくと、当日トラブルに遭いにくいので安心です。
4.内定・入社前・現職の退職でやること
企業から内定の連絡をもらってからやることは、まず内定承諾の返信です。その後、退職の交渉や入社日の調整を行います。退職時や入社時に必要な書類や手続きもあるため、事前に把握しておくとスムーズに進められるでしょう。
内定承諾の返事をする
内定が決まったあと最初にやることは、承諾の返事です。採用が決まると、担当者からメールや電話などで内定した旨の連絡があります。内定を承諾するかどうかについては回答期限が設けられている場合が多いですが、自分の意思が固まっていれば迅速に返信するよう心掛けましょう。
また、内定を承諾しない場合でも、迅速で丁寧な返信をすることがマナーです。これまでの選考で時間を割いてもらったことに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。
現職の退職交渉を行う
内定の承諾をしたあとにやることは、現職の退職交渉です。退職したい旨を直属の上司に伝え、退職日を調整しましょう。退職の旨を伝えるのは、法律上は希望する日の2週間前となっています。しかし、業務の引き継ぎや企業側の都合などを考慮すると、1〜2ヶ月前までに伝えるのが理想的です。
退職については、就業規則に詳しく規定されていることが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
入社日を調整し現業務の引き継ぎをする
退職日が決まったら、入社日の調整と業務の引き継ぎを行います。原則として、現職を退職しなければ次の会社へ入社はできないので、有給が残っている場合は入社日までに消化できるよう調整しましょう。
また、業務の引き継ぎは、転職の意思が固まり次第準備しておくことをおすすめします。転職活動を始めてから退職日までは慌ただしくなりがちです。引き継ぎに必要な資料の作成や整理などを少しずつ進めておくと、「退職日に間に合わない」といった事態を避けられます。
5.転職初日にやること
出社初日は実務ではなく、入社手続きや自己紹介といったオリエンテーションが中心となります。前日までに服装や持ち物を確認し、自己紹介を考えておきましょう。
服装や持ち物をチェックする
会社から指定された書類があれば、あらかじめ用意しておいてください。メモ帳や筆記用具などは、指定されていなくても持っておくと安心です。当日は会社から受け取る書類もあるため、大きめのカバンを準備しておきましょう。
また、転職先での第一印象を良くするためにも、身だしなみを整えておくことも必要です。「服にほこりやシミ、しわなどがないか」「メイクやネイルは適切か」など、細かい部分まで気を配りましょう。初日の服装はスーツが一般的ですが、企業によって異なるため、不安な方は人事担当者へ確認してみてください。
自己紹介の準備をする
転職した初日は、自己紹介を求められることが多いです。簡潔でポイントを押さえた自己紹介を、事前に準備しておきましょう。
自己紹介に盛り込む内容は、氏名や前職、これからの意気込みなどが一般的です。さらに、趣味や特技なども伝えると、上司や同僚と打ち解ける糸口となるでしょう。
転職の手続き関係でやることはある?
転職に必要な手続きでやることには、必要書類の受け取りや提出、健康保険や社会保険の切り替えなどがあります。ここでは、必要な手続きを簡単にまとめたので、転職の流れと一緒に押さえておきましょう。
必要な書類の受け取りと提出
内定後は、退職する会社から転職に必要な書類を受け取り、新しい就職先へ提出します。受け取る書類は離職票や雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票などさまざま。転職先へ提出するのみではなく、失業保険の申請に必要な書類でもあるので、受け取り忘れがないよう注意しましょう。
入社時に必要な書類は転職先の企業から指定があるため、忘れず用意しておきましょう。先述した書類のほかに、企業によっては資格や免許の証明書、健康診断書、住民票などを求められる場合もあるため、早めに確認しておくことが大切です。
健康保険や年金の切り替え手続き
今の仕事を辞めてから転職活動する方は、健康保険や年金などの社会保障に関する手続きも必要となります。健康保険は、退職すると被保険者としての資格を失うため、国民健康保険に切り替えるか家族の扶養に入るよう手続きしましょう。
また、前職で厚生年金に加入していた場合は、国民年金に切り替える必要があります。これを忘れると、将来受け取れる年金が少なくなったり受け取れなくなる可能性もあるため、忘れないよう注意しましょう。転職する際の手続き関連でやることについては、「仕事を辞めたらやること5選!手続きの方法やもらえるお金について解説」のコラムでもまとめているので、あわせてご覧ください。
引っ越しを伴う転職でやることや手続きは?
転職が引っ越しを伴うものの場合は、家探しや不動産との契約手続き、引っ越し業者の手配など、先述した以上にやることが数多くあります。また、住民票の移動や郵便の転送手続き、公共料金の手続き、免許証の住所変更なども必要です。
引っ越しを伴う転職では、事前にやることをリストアップし、手続きに漏れがないよう計画的に行いましょう。
無職期間がある場合に転職活動でやること
転職するときに無職期間がある場合、プレッシャーや不安を感じることがありますよね。「転職を成功させるコツは?」「何かやっておいた方が良いことはある?」など疑問を抱えている方へ、ここでは無職期間があっても選考を有利に進めるポイントをまとめました。
無職だった理由を説明できるようにしておく
無職期間がある方は、「なぜ無職だったのか」を説明できるようにしておきましょう。無職だった期間があると面接で、その理由や「無職期間に何をしていたか」を質問されることが多いようです。ここで上手く答えられなかったり、しどろもどろになってしまうと面接官にネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
無職になった理由は正直に述べ、反省を踏まえたうえで「入社後どのように活躍していきたいか」も伝えられると、前向きな姿勢が伝わりやすいでしょう。「空白期間が面接官に与える印象は?答え方のポイントや履歴書の記載例を紹介」のコラムでは、空白期間の説明の仕方を無職だった理由別に解説しているので、参考にしてみてください。
無職期間で得た経験やスキルをまとめておく
無職期間中に獲得したスキルや経験がある場合は、無職だった理由とあわせて伝えられるよう、まとめておきましょう。無職期間の過ごし方によっては、企業側へポジティブな印象を与えられる可能性があるからです。
たとえば無職期間中に留学したなら、「留学によって得た英語力を活かして御社の海外進出に貢献したい」といったように、「得られた経験や資格をどのように役立たせたいか」を具体的に伝え、アピールしましょう。
時間に余裕がある場合は自分のスキルを磨いておこう!
無職期間中に時間に余裕があれば、自分のスキルを磨いてみましょう。転職先へのアピールポイントになるのみではなく、入社後即戦力として活躍できたり手当が付いたりするなど、さまざまなメリットがあります。取得したいスキルが分からない方は、プログラミングや成功管理士、介護福祉士などの手に職をつけられる資格がおすすめです。
また、資格を取得する余裕がない場合は、読書やセミナーへの参加などを通じて専門知識を深めたり、海外の文化に触れて語学力を向上させたりするのも、自信のスキル獲得につながるでしょう。
転職活動で何からしたらいいか分からないときは?
転職するときは、「何から始めたら良い?」「やることが分からない」など、多くの人が迷いや不安を感じるものです。そのようなときは、プロの力を借りるのも一つの手。
ここでは、転職活動をサポートしているサービスについてまとめたので、悩んでいる方は利用を検討してみましょう。
ハローワークを利用してみる
転職活動でやることが分からないときは、ハローワークを活用してみるのがおすすめです。ハローワークとは、厚生労働省が運営する公共の職業紹介所。仕事を探している人に対して、求人の紹介や職業相談、キャリアアップのための研修など、さまざまなサービスを無料で提供しています。
職業相談では専門的な知識を持った相談員が、転職活動の進め方以外にも履歴書の書き方や面接での注意点などのアドバイスも行っているため、心強いサポートが期待できるでしょう。ハローワークの利用を検討している方は、「ハローワークの利用方法とは?初めての方へ使い方を解説!」のコラムも、あわせてご一読ください。
転職エージェントに相談する
「転職でやることを知りたい」「サポートしてもらいたい」と考えている方には、転職エージェントがおすすめです。転職エージェントでは、専任のアドバイザーが希望や適性に合った求人の紹介のほか、履歴書・職務経歴書の添削や面接練習など、転職活動全般の支援を受けられます。さらに内定後は、給与の交渉や入社日の調整などを行っているサービスもあるので、慌ただしくなりがちな時期をしっかりサポートしてもらえるでしょう。
若年層を中心に支援を行っている転職エージェントのハタラクティブでは、専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求職者に適した求人を紹介しています。また、「どのような仕事に就きたいか分からない」「転職活動が初めてでやることが分からない」など、求職者が抱えているお悩みにアドバイスも行っているので、疑問や不安を解消しながら進められるのがポイントです。
サービスはすべて無料でご利用いただけるので、まずはお気軽にお問い合わせください。
転職活動でやることに関するFAQ
ここでは、転職活動でやることに関して抱えやすい疑問にQ&A形式でお答えしていきます。
転職した会社に入社する前にやることは?
転職先の会社へ入社前にやることは、まず必要書類の準備です。このコラムの「転職の手続き関係でやることはある?」で解説したとおり、入社時は雇用保険被保険者証や年金手帳、源泉徴収票などの書類の提出が求められます。これらは前職の退職時に受け取る書類のため、手元にあるかどうか確認しておきましょう。
また、入社日は自己紹介を求められる場合が多いため、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。さらに、当日の服装や持ち物、通勤ルートの確認も必要です。入社日に慌てないよう、やることをリストアップしておくのがおすすめです。
転職のやり方が分からない20代がやるべきことは?
20代の方は初めて転職する方が多く、社会人としての経験も浅い傾向があります。そのため、転職のやり方が分からないときは自分で模索するのではなく、就職・転職支援サービスを活用するのがおすすめです。
就職・転職支援サービスでは、専門的な知識を持ったアドバイザーが、適職の探し方や転職を効率的に進めるポイントなどのアドバイスを行っています。応募書類の添削や模擬面接などの選考対策もできるので、安心して転職活動に取り組むことが可能です。
転職サイトも併用しながら、自分が興味のある求人があれば詳しく調べてみたり、必要な資格があれば挑戦してみたりして、積極的な姿勢で取り組みましょう。
30代で初めての転職をする場合は何から始める?
30代で転職する場合は、改めて自己分析をしっかり行い、自身のキャリアの棚卸しをすることから始めましょう。30代は、これまでに培った経験やスキルを活かした転職活動が必要となるからです。自分のキャリアやスキルを整理して、どのような職種や業界で活かせるか考え、情報収集をしてみてください。
また、転職理由がライフスタイルの変化によるものであれば、仕事内容だけでなく勤務時間や勤務地、福利厚生の充実具合などにも着目して転職活動を行うのがポイントです。「仕事の探し方は?20代・30代別や適職がわからない場合のやり方をご紹介」のコラムでは、自分に合った仕事を探す方法を年代別にまとめているので、参考にしてみてください。
在職中の転職活動のやり方で注意することはある?
在職中の転職活動では、現職へ影響を及ぼさないよう配慮が必要です。たとえば、転職活動の影響で欠勤や早退が続いたり現職の業務がおろそかになったりすると、上司や同僚に迷惑を掛けてしまうのみではなく、「転職するのではないか」と疑惑を持たれてしまう場合もあります。
在職中に転職活動する場合は、現職に影響を及ぼさないよう両立しながら行うことが大切です。「現職と両立できるか不安…」と感じている方には、転職エージェントがおすすめ。自分に適した求人の紹介から面接日の調整まで、転職活動全般をサポートしているので、スケジュール管理が不安な方は一度相談してみると良いでしょう。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®・YouTube