ハタラクティブ
ハタラクティブ

早退したいときの理由は?伝え方のマナーや悪印象を与えないポイントを解説

早退したいときの理由は?伝え方のマナーや悪印象を与えないポイントを解説の画像

この記事のまとめ

  • 早退で認められる理由は体調不良や家庭の事情、役所や銀行で手続きを行うためなど
  • 早退が認められない理由は、「やることがなくて暇」「遊ぶ予定が入った」など
  • 早退理由を伝えるときは、まず上司に相談し迷惑がかかる人にお詫びをする
  • 早退した翌出勤日は誠意ある行動をしないと、信頼を失う恐れがあるので注意が必要
  • 早退したい旨を伝えても悪印象を与えないためには、日頃からの勤務態度が大切

「早退したいが理由を認められるか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。早退したい旨を伝えることで、周囲に悪い印象を与えないか不安になりますよね。

早退が認められる理由は、体調不良や家庭の事情、急な用事ができたときなどが挙げられます。普段から真面目に仕事に取り組み、早退理由を明確に伝えられればOK。また、緊急時のみに早退したい旨を伝えれば、悪印象になることはほとんどありません。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの荒井さんのアドバイスを交えつつ、早退が認められる理由をまとめました。早退して良いか判断に迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

早退したいときに認められる5つの理由

早退したいときに認められる理由

  • 体調不良のため
  • 病院へ行くため
  • 家庭の事情のため
  • 急な用事ができたため
  • 役所や銀行などでの手続きを行うため

ここでは、早退したいときに認められる理由を5つ解説します。以下で紹介するものは当日であっても認められやすいため、早退するか判断するときに基準の参考にしてみてください。

1.体調不良のため

体調不良であれば、やむを得ないと判断され早退しやすい傾向があります。出勤前は体調に問題ないと思っても、勤務中に不調を感じることもあるでしょう。

また、「責任感が強い」「真面目な性格」な人のなかには、「これくらいの体調不良で仕事を休めない」と不調を感じながら勤務を続けることも。体調不良の基準は人それぞれ異なるので、「体調が思わしくない」と感じたときは、速やかに早退を選択するのが賢明です。

無理をして出社すると反対に迷惑がかかることもある

「体調不良でも休まず出勤するのが当たり前」と無理をして出勤する人もいるでしょう。体調が万全ではないまま仕事を続けると、業務効率が低下してミスを誘発したり、症状が悪化して救急搬送されたりすることで反対に迷惑が掛かってしまうことがあります。

また、発熱や咳など風邪の症状がある状態で出社した場合、周囲に感染を広げてしまう恐れも。無理をして出社することがマナー違反になることもあるので注意しましょう。

2.病院へ行くため

病院へ行くための早退であれば、認められる可能性は十分にあります。通院するための早退も、体調不良同様に正当な理由として判断されやすいでしょう。

正社員であれば、退勤後は診療時間外で受診が難しかったり、休日しか通院できなかったりすると、体調不良の期間が長引く可能性も。早めに病院を受診すれば、回復が早くなり仕事への影響を最小限に抑えられるでしょう。

3.家庭の事情のため

家庭の事情のために早退が必要になることもあるでしょう。子どもの保育園・学校から呼び出しがあったり、親族の不幸があったりといった家庭の事情での早退理由は認められます。

共働きの家庭であったり、親の介護をしていたりすると、家庭の事情で早退することは理解を得やすいでしょう。ただし、家庭の事情であっても頻繁に早退を要する場合は労働条件を見直すことをおすすめします。

子育てなどに理解がある職場を見つけたい方は、「優良中小企業で働きたい!特徴や探し方は?メリット・デメリットも解説」のコラムをご覧くださいね。

4.急な用事ができたため

「急な用事ができたため」と伝えても、早退が認められるでしょう。ただし、本当に急を要する用事なのか判断する必要があります。

たとえば、「家の点検日だったことを忘れていて、立ち会えるのが自分しかいない」といった場合など、緊急である理由をきちんと説明することが大切。また、何らかのトラブルが発生しすぐ早退しなければならない場合、翌出勤日に早退した日の説明をしても良いでしょう。

5.役所や銀行などでの手続きを行うため

「役所や銀行などで手続きを行いたいから」といった理由で早退することは多いでしょう。役所や銀行は窓口で手続きを行える時間が定められており、退勤後だと営業時間外になっている可能性があります。

また、土日祝日は窓口が閉まっていることもあり、なかなか期日までに手続きを行うのが難しいことも。役所や銀行で手続きを行うために早退したい場合は、事前に早退したい日がある旨を上司に相談することをおすすめします。

早退した当日の行動によって信頼を失う恐れも

早退理由が正当であっても、その日の行動次第で信頼を失う可能性もあるため注意が必要です。早退したのにプライベートで楽しんでいる姿を同僚に見られたり、SNSで投稿したりすると、「嘘をついてズル休みしたのでは」と疑われてしまう恐れがあります。

早退した後の行動が原因で信頼を失うと、本当に緊急を要する際の早退が認められにくくなるリスクも。会社を早退した日は、用事を済ませたら寄り道せず帰宅したほうが良いでしょう。

早退が認められない4つの理由

早退が認められない理由

  • 仕事が暇でやることがないから
  • 天候が悪く早く帰りたいから
  • 遊ぶ予定ができたから
  • 二日酔いや寝不足で体調がすぐれないから

ここでは、早退が認められない理由を解説しています。以下で紹介する理由は、言い訳に捉えられる恐れがあるためチェックしてみてください。

1.仕事が暇でやることがないから

仕事が暇でやることがないからといって、早退することは基本的には認められません。「他にできることはないか」「助けが必要な人の役に立てないか」など、自発的にできることを探すのが社会人といえるでしょう。

ただし、職種や業務内容によって、進捗状況が良好であれば繁忙期の調整として早退を認めている企業もあるようです。進められる作業がないとき早退が可能かどうかは、企業の方針によって異なるので上司に確認してみましょう。

2.天候が悪く早く帰りたいから

「帰宅時間に雨がひどくなりそうだから早退したい」といった理由は、認められないでしょう。主に野外での作業を行う職種の場合は天候によって業務を進められないこともありますが、会社勤務であれば悪天候は仕事に関係ありません。

ただし、大雪や台風などの悪天候が原因で交通機関に影響が出たり、暗くなってからの帰宅が危険となったりする場合も。会社から帰宅指示が出ていないが、帰宅が困難になる可能性がある場合は上司に相談してみましょう。

3.遊ぶ予定ができたから

仕事より遊ぶ予定を優先して早退することは認められないでしょう。「急遽イベントが開催される」「遊びの誘いが入った」といった場合も、その日の仕事を終えてから出掛けるのが基本です。

遊ぶ理由で会社を休みたい場合は、有給休暇を申請したり、あらかじめ欠勤することを伝えたり事前に予定を立てておきましょう。早退する場合は、周囲に迷惑が掛からないように配慮することが大切です。

4.二日酔いや寝不足で体調がすぐれないから

二日酔いや寝不足で体調がすぐれないからといって、早退が認められる可能性は低いでしょう。翌日が出勤日であることを把握しつつ、二日酔いになるまで飲酒したり、夜更かしをしたりするのは自己管理能力が欠如している証拠です。

ですが、退勤後のプライベートな時間で好きなことをするのが、ストレス発散になる人もいるでしょう。飲酒したり、夜遅くまで作業することは一概に悪いこととはいえませんが、社会人としての責任を持って行動することが大切です。

仕事がつらいからという理由で早退を繰り返すのはNG

仕事がつらいからという理由で早退を繰り返すのは避けたほうが良いでしょう。嫌なことに直面するたびに早退してしまうと、忍耐力が低下する恐れがあるためです。

また、感情に流されたまま行動してしまうと、会社からの信用を失うことにつながりかねません。「仕事がつらい」と感じた場合は、同僚や先輩に相談したり、モチベーションを上げる方法を探したりしてみましょう。

仕事が憂鬱で会社に行きたくない…つらいときの対処法は?乗り切る方法も」のコラムでも、つらい状況を乗り切る方法を紹介しています。

早退する理由を伝えるときのマナー

ここでは、早退する理由を伝えるときのマナーを解説しています。以下を参考にして、悪い印象を与えず早退できるようにしましょう。

最初に上司に早退しても良いか相談する

早退したいときは、最初に上司に直接相談しましょう。上司が不在で早退の連絡をする場合は、メールより電話のほうが意思疎通がしやすいのでおすすめです。

相談する上司が不在だからといって、周囲にだけ早退することを伝えて早退をするのは避けてください。上司に状況を説明し理解を求めないまま早退すると、信頼を損ねてしまう恐れがあるため注意が必要です。

周囲や関係者に迷惑がかかることをお詫びする

自分が早退することで、迷惑が掛かる周囲の人や関係者にお詫びの気持ちを伝えるのも忘れず行いましょう。一人が早退すると担当していた仕事をほかの人が代行したり、業務が滞ったりするので周囲に迷惑がかからないとは限りません。

また、取引先との約束が入っている日に早退せざるを得ない場合もあります。相手方には事情を説明し、迷惑をかけることに対して謝罪をするなど誠意のある対応を心掛けることが大切です。

業務の引き継ぎを行う

早退する際は、引き継ぎを行う業務がないか確認することも大切です。自分が担当する業務のなかで、当日中に対応が必要なものや連絡が来る予定になっているものなどがないか早退する前にチェックしましょう。

業務の引き継ぎは、自分で親しい同僚や話しやすい人に頼むと業務量が偏ってしまいスムーズに対応できない可能性も。上司に早退したい旨を相談した際に、引き継ぎの必要があるタスク内容を伝え平等になるよう振り分けてもらうのも一つの手です。

早退を伝えるタイミングには配慮が必要

早退したい旨を上司に伝えるタイミングには配慮が必要です。早退したいことを伝えるタイミングは、出勤した直後だと一日のスケジュール調整がしやすいため一番望ましいでしょう。

また、勤務中に早退する必要が出たときは、昼休憩中や業務連絡をするときに伝えるのがベター。いずれも、早退する直前の時間に伝えるのは避けて、余裕を持って早めに伝えることを心掛けてください。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

荒井幹太

荒井幹太

体調不良や家族の予定など、どうしようもない事情による早退に関しては、それが原因で会社からの信頼を失うことは少ないといえます。ただし、連続での早退、不当な理由での早退は、信用を損なう可能性があります。早退せざるを得ない場合は、職場の方に迷惑のかからないように引き継ぎを済ませたりメールを送ったりすると安心ですね。

もし、「仕事をズル休みしたい…」と思うことが続いたら、今の仕事が合っていない可能性があります。「仕事をズル休みしたいと思う理由は?伴うリスクや悩みの解消方法を知ろう」のコラムを読んで、対処法を考えましょう。

早退した翌出勤日に行うこと

早退に伴うトラブルを未然に防ぐために、早退した翌出勤日の行動に注意が必要です。以下に、早退した翌出勤日に行うことを解説しているので、確認してみましょう。

迷惑を掛けた周囲や関係者へ感謝を伝える

早退した翌出勤日には、迷惑を掛けた周囲や関係者へ謝罪と感謝の気持ちを伝えましょう。

また、日程変更の対応をしてもらった取引先があれば、出勤した当日に電話やメールで謝罪と感謝の気持ちを伝えるのも良いでしょう。やむを得ず早退することは誰にでも起こりうることなので、謝罪と感謝の気持ちを伝えられれば過度に萎縮する必要はありません。

意欲的に仕事に取り組む

早退した翌出勤日は、休んだぶんを取り返すために意欲的に仕事に取り組みましょう。早退したあとの勤務態度からやる気が感じられないと、「やる気がない人のフォローする必要はない」「フォローしたくない」とフォローした人たちからマイナスイメージを持たれたり、信頼を失ったりする恐れがあります。

早退したあとの勤務に対する姿勢によって、職場の人間関係が悪くなるリスクがあるので注意。「先日はみなさんにご迷惑を掛けたので、今日からまた頑張ります!」と意気込みを伝えて、意欲的に仕事に取り組むことをアピールするのも有効です。

早退したい旨を伝えても悪印象を与えないポイント

ここでは、早退したい旨を伝えても悪印象を与えないポイントを解説しています。「早退すると悪印象を与えないか心配で伝えられない」といった方は、参考にしてみてください。

普段から真面目に仕事に取り組む

普段から真面目に仕事に取り組んでいると、周囲からの信頼を得やすい傾向があります。節度ある行動を心掛けているぶん「嘘をついているのでは」と疑われる可能性が低いため、早退したい旨を伝えても悪印象を与えにくいでしょう。

黙々と業務に取り組む姿勢はもちろん評価されますが、周囲とのコミュニケーションや配慮も信頼につながります。早退したい旨を伝えても悪印象を与えたくない場合は、日頃から周囲とのコミュニケーションを取り信頼関係を築くことも大切です。

また、これから就職・転職する場合は、社員同士の仲が良く風通しの良い職場を選ぶと、早退も相談しやすいでしょう。雰囲気の良い会社選びのコツは、「雰囲気の良い会社に入るためにチェックするべきこと5選!」のコラムで解説しています。

緊急を要するときに限り使用する

早退したい旨を伝えるときは、緊急を要するときに限り使用することで悪印象を避けられるでしょう。不用意に早退を繰り返すと、「また早退するのか」「本当に早退が必要なのか」と懸念される可能性があります。

そのため、早退する必要があるかどうか判断してから上司に伝えることを心掛けてください。事前に予定を把握して計画を立てられれば、早退で周囲に迷惑を掛けるのを最低限に留めることができます。

早退する理由を明確に伝える

上司に相談する際は、早退したい理由をごまかさず明確に伝えましょう。早退したい理由が曖昧だと、不信感を与えてしまう可能性があります。自身の体調のことや家庭の事情は、プライバシーに関わるので細かく説明する必要はありません。ですが、伝えられる範囲内で上司が納得してくれるように早退が必要な状況を説明しましょう。

早退する理由が正当でも認められないときの対処法

「体調不良なのに早退を認められない」「子どもの保育園(学校)から呼び出しがあったのに行かせてもらえない」など、早退する理由が正当であるにも関わらず認められない場合はどうしたら良いでしょうか。

以下で、早退する理由が正当でも認められないときの対処法を解説しているので、チェックしてみてください。

会社の人事部や相談窓口に相談する

早退する理由が正当なのに認められない場合は、会社の人事部や相談窓口に相談してみましょう。先輩や上司が認めない場合でも、会社の就業規則では認められている場合があります。

上司が勘違いしている可能性もあるので、人事部や社内の相談窓口に相談することで直接対応してくれることがあります。また、社内に相談窓口がない、会社のことを相談しづらいといった場合は、外部の機関へ相談するのも手です。

転職を検討する

早退する理由が正当にも関わらず認められないのが、明らかにパワハラや嫌がらせの可能性がある場合は転職を検討するのも方法の一つです。また、相談しても改善されなかったり、真剣に対応してもらえなかったりした場合も転職を視野に入れても良いでしょう。

「働きながら転職活動できるか不安」「パワハラがない職場の見分け方が分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。就職エージェントは、民間の職業紹介サービスです。

ハタラクティブでは、紹介する企業はすべて、担当者が実際に足を運んだ優良企業なので、職場の雰囲気もお伝えすることが可能。また、一人ひとりに担当キャリアアドバイザーがつき、転職に必要なサポートを一貫して行うので、安心して就活に臨めるでしょう。

早退する理由に関するFAQ

早退する理由でよくある疑問をQ&A形式で解説しています。

夕方でも認められる早退理由は何ですか?

夕方でも体調不良や家庭の事情で早退することは認められます。ただし、役所や銀行など営業時間内に手続きに行きたいといった場合は、その日の夕方ではなく事前に伝えるのがマナーといえるでしょう。

正当な理由での早退なら有給を使用でき給与を受け取れますか?

有給休暇を使うときは事前に申請が必要な場合があるため、早退する理由が正当であっても使えないことが多いようです。ですが、企業によっては緊急の早退や欠勤も事後申告すれば使用が認められることも。早退時に有給休暇を使用できるか、勤務先に確認してみましょう。

仕事がつらく早退を繰り返してしまうときの対処法は?

仕事がつらいと感じ早退を繰り返すときは、休暇を取ってリフレッシュしてみましょう。

仕事から一時的に離れることで、つらいと感じる原因から対処法を見つけられるかもしれません。また、対処法を試しても解決しない場合は、転職を視野に入れても良いでしょう。ハタラクティブでは、希望条件に合った求人をご紹介しています。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube