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もう辞めたいと思ったら退職して良い?迷ったときのポイントや対処法を解説

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この記事のまとめ

  • 仕事をもう辞めたいと思う原因は、人間関係のストレスや給与の不満など
  • 「もう辞めたい」と考えていても、上司や会社への罪悪感から辞められない人もいる
  • 無理に仕事を続けると、心身の健康や自己肯定感が損なわれるリスクがある
  • もう辞めたいと悩んでいるときは、休息をとったり今の気持ちを書き出したりしてみよう

毎日仕事をするなかで、「今の職場で働くのがつらい」「もう仕事を辞めたい」と悩んでいる方もいるでしょう。

仕事を辞めたいと思うようになる原因には、人間関係のストレスや給与の不満などが挙げられます。仕事を辞めたい気持ちが募ったときは、ゆっくり休息をとったり、今の気持ちを吐き出したりなど、ストレスを緩和させる行動をとってみましょう。

このコラムでは、キャリアアドバイザーの八木さんのアドバイスを交えながら、仕事を辞めたくなってしまう原因や対処法について解説します。今の仕事や企業を辞めたいとお悩みの方は、ぜひご一読ください。

「仕事をもう辞めたい」と思うのは甘えではない

「仕事をもう辞めたい」と思うのは、決して甘えではありません。アルバイトや正社員に関わらず、仕事を辞めたい気持ちになるのは、働いている人なら誰にでもあることです。「自分はダメな人間だ」「このくらいの仕事で疲れたと思うなんて…」と、自分を卑下する必要はないので、安心してくださいね。

「仕事をもう辞めたい」と思う理由は、身体的な問題や精神的な問題など、人それぞれ。また、すぐにでも仕事を辞めるべきか、もう少し様子を見るべきかは、その人の状況によって異なります。衝動的に離職を選択すると「やっぱり退職しなければ良かった」と後悔してしまう恐れがあるので、まずは仕事を辞めたくなった原因について冷静に考えることが大切です。

「仕事をもう辞めたい」と思う5つの原因

1.人間関係のストレス

  • 2.給与に不満がある
  • 3.やりがいを感じられない
  • 4.残業や休日出勤が多過ぎる
  • 5.会社の経営が不安定

ここでは「仕事をもう辞めたい」とお悩みの方に多い、5つの原因を解説します。ご自身のお悩みと合致する原因があるか、参考にしてみてください。

1.人間関係のストレス

職場の人間関係がストレスになり、もう辞めたいと思い悩む方は少なくありません。職場では立場の違う人たちと協力しながら仕事を進めるため、人間関係が非常に重要です。しかし、仕事の性質や個々の性格の違い、コミュニケーション不足などから、社員同士のトラブルが生じることがあります。

また、上司や先輩からのパワハラが原因で、仕事に行くこと自体が重いストレスになってしまう場合もあり、仕事を辞めたいと考えてしまうことも少なくありません。

2.給与に不満がある

給与に不満があることも、仕事をもう辞めたいと感じるようになってしまう原因の一つです。働くうえでの労力や時間に見合った給与が得られないと感じると、モチベーションは大きく低下してしまいます。一生懸命働いているのに給与が少なかったり、自分よりも業務量が少ない人と同じ給与であったりすると、不公平感を覚えてしまうのです。

3.やりがいを感じられない

仕事のやりがいは働くうえでの満足度に直結するため、やりがいを感じられないと「仕事を辞めたい」と感じやすくなってしまいます。淡々と業務をこなすのではなく、自分の仕事に意味や価値を見出したいと考えるのは自然なことです。しかし、そのような感覚をもてない職場では、仕事に対する情熱が失われがちになり、「何のためにこの仕事をしているんだろう?」という疑問を抱いてしまうことがあるでしょう。

4.残業や休日出勤が多過ぎる

残業や休日出勤が多過ぎると心身の疲労が蓄積し、「もう辞めたい」と思うようになってしまうでしょう。長時間労働が常態化すると、体力や精神力だけでなくプライベートの時間も削られます。ストレスが溜まり、生活のバランスを崩してしまうことで、仕事への意欲が薄れてしまうのです。

5.会社の経営が不安定

企業の経営状態が不安定だと、将来的な自分の立場やキャリアに不安を感じてもう辞めたいと感じる場合もあります。経営不振によるリストラや給与カットなどが頭をよぎると、安心して仕事に取り組むことが難しくなるでしょう。自身の問題だけでなく、会社の状態に問題があっても離職を考えるきっかけになってしまうのです。

「もう辞めたい」と思ってもなかなか辞められない理由

「もう辞めたい」と思っていても、辞めるための行動に移せず不満をもったまま働き続けてしまうという方もいるでしょう。ここでは、もう辞めたいという気持ちをもちながらも、なかなか辞められない理由を解説します。

上司に言いづらい

もう辞めたいと感じていても、実際に退職願を提出するのはとても勇気がいる行動です。特に、上司との関係性によっては、退職の相談がしにくいことがあります。「上司に恩義があり裏切りたくない」「離職の相談をしたら怒られるかもしれない」などの理由で、すぐには辞めたいと言い出せない心理が働くことも否めません。

会社に迷惑をかけることへの罪悪感がある

雇用されている企業・会社に迷惑をかけることへの罪悪感があり、もう辞めたいと思いながらも辞められない方もいます。社員同士のチームワークがあり、職場の雰囲気が良好であればあるほど、個人の離職が周囲に与える影響も大きくなりがちです。自分が辞めることで企業やチーム全体に与える影響を考えてしまい、「自分一人の問題ではなくなるかも…」という罪悪感から、退職の悩みを抱え込むことにつながるでしょう。

経済的な不安がある

もう辞めたいという気持ちは強くても、経済的な不安から辞められずにいる方も多いでしょう。現実的な問題として、経済的な不安は退職にあたって大きな壁になるといえます。仕事を辞めても毎月の家賃や日々の生活費は同じだけかかるため、次の仕事が見つかるまでの経済的余裕がない方は、辞めたい気持ちを抑え込んで働き続ける選択をすることもあるでしょう。

無理に仕事を続けることで失うリスクがあるもの

ここでは、無理に仕事を続けることで失うリスクがあるものについてご紹介します。仕事は私たちの生活に欠かせない要素ですが、ときには「もう辞めたい」と感じるほどのストレスを抱えることもあるでしょう。しかし、ストレスを抱えたまま無理に仕事を続けると、以下のものを失ってしまう可能性があるので注意が必要です。

心身の健康

「もう辞めたい」と心から感じるほどのストレスは、心身の健康に大きな影響を及ぼします。ストレスを抱えることで慢性的な疲労や不眠といった身体的症状、不安感やイライラ感を覚えるなどの精神的症状が表れることがあるのです。

ストレスを感じる環境に継続して身を置くことは、心身の健康を損なうリスクを高めてしまいます。仕事はもちろん大事ですが、長い目で見たときに仕事以上に大事な健康を失わないように自分自身をいたわることも重要です。

ストレス発散のためのお金

もう辞めたいと感じるほどの職場環境にいると、仕事のストレスを解消するために何かしらの発散方法を求めることも多いでしょう。それが高価な趣味や外食、旅行などであれば、結果として多額の出費につながることもあります。

仕事のストレスが招く散財は、一時的なストレス解消にはなるものの、根本的な問題解決には至りません。場合によっては自身の財務状態に悪影響を及ぼしてしまい、結果的にストレスを増加させてしまう可能性もあるでしょう。

自己肯定感

無理をしながら働いても仕事で成功体験を得られない場合、自分の能力を疑ってしまい、自己肯定感の喪失にもつながります。自己肯定感は私生活における決断や行動にも影響するため、仕事以外の場面でも自信をもったり喜びを感じることが難しくなるリスクが考えられるでしょう。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

八木寛斗

八木寛斗

「もう辞めたい」と強く感じているなら、このまま仕事を続けるメリットと同時に、前項で解説した失うリスクのあるものやデメリットについても考えてみてください。

仕事は大切ですが、何より優先すべきはあなた自身の健康や幸福です。自分を大切にすることで、最終的にやりがいや満足度の高い働き方にもつながります。「もう辞めたい」という自分の声に耳を傾け、無理せず働くための選択や行動を考える時間を作ってみてくださいね。

「仕事をもう辞めたい」と思ったときの対処法

「仕事をもう辞めたい」と思ったときは、休息をとったり今の気持ちを書き出したりすることなどが有効です。それぞれ詳しく解説するので、退職の決断を下す前に、以下の対処法を試してみてくださいね。

休息をとる

「仕事をもう辞めたい」という気持ちで頭がいっぱいになっているときは、しっかり休息をとりましょう。休息には心身をリフレッシュさせる効果があり、物事を冷静に判断する手助けをしてくれます。心身をリラックスさせ、一時的に仕事のことから距離を置けば、仕事を辞めたい原因になっている悩みや問題への見方が変わることも少なくありません。

なかなか休暇がとれない場合は、1日の中で小さな休憩を意識してみましょう。数分の深呼吸でも、気持ちを落ち着かせて心地良い影響を与える効果がありますよ。

今の気持ちやストレスを書き出す

仕事をもう辞めたいと思う今の気持ちやストレスを、紙に書き出すのも効果的な方法です。自分の感じていることやストレスの原因を文字として視認することで、解決への糸口を思いつくことがあります。

たとえば、特定の仕事に対する不満、上司や同僚との関係の悩みなど、何に対して感情が揺れているのかがはっきりすると、その部分に対処する方法を考えやすくなるでしょう。また、書き出すことで思考が整理され、自分が何を求めているのか自覚しやすくなるというメリットもあるのです。

「仕事が自分のすべて」と思わないようにする

もう辞めたいと感じる原因が仕事への責任感や多忙な日々から来ている場合、「仕事が自分のすべて」と思わないようにすることも大切です

社会人として働く皆さんは、仕事を生活の中心として置きがちです。しかし、人生には仕事以外にも大切なものがたくさんあります。家族や友人、趣味、健康など、人生の全てが仕事ではないことを思い出しましょう。

就業時間以外で自分らしく過ごせる時間を持つことは、バランスの良い精神状態を保つことにつながります。起床後は軽いストレッチをしてみたり、就業後に気の合う友人と食事を楽しんだりなど、小さな変化であってもストレス軽減の効果をもたらす可能性があるでしょう。

今の仕事をもう辞めたい人が後悔しない道を選ぶには?

仕事を辞めて後悔しない道を選ぶには、いくつかのポイントがあります。「もう辞めたいけど、退職したら後悔するかも…」と迷っている方は、以下を参考に自分の道を考えてみてくださいね。

周囲の声に左右され過ぎない

仕事を辞める決断をするときは、周囲の声に左右され過ぎないようにしましょう。自分が抱えている問題や不満、夢や希望は人それぞれ異なります。周囲の同僚や親しい友人、家族の意見は大切ですが、他人の期待や価値観に流され過ぎてしまうと、自分にとっての最善の選択を見失う恐れがあります。「もう辞めたい」と感じた際は、他人の声に耳を傾けつつも、自分の気持ちに正直な選択を心がけましょう。

急がない場合は転職しやすい時期まで待つ

急がない場合は、転職しやすい時期まで退職は待ってみるのも後悔しないためのポイントです。転職市場には求人が多くなる時期があり、一般的には年度が変わる3月~4月や、上半期・下半期の切り替わり時である9月~10月が狙い目とされています

求人が豊富な時期に転職活動を行えば選択肢が増え、自分に合った職を見つけやすいと感じることも。焦らずじっくり転職活動をすると、納得のいく次のステップを見つけられるでしょう。また、一旦時間を置くことで現在の職場に対する考えが変わる場合もあるため、急を要する事情がなければ焦らず冷静に状況を見極めることも重要です。

辞めたい原因を解決できる職場に転職する

辞めたいと思う原因が明確な場合、それを解決できる環境を持つ職場を探すことが大切です。たとえば、人間関係が原因で辞めたい場合は社風の良い企業を選んだり、給与の不満であれば給与体系が明確でキャリアアップが可能であったりする企業が良いでしょう。転職先が現在の問題点を解決できる場だと確信できると、新しい一歩を踏み出すことが期待に満ちたものになります。より自分らしい働き方や仕事の満足感のために、ゆっくりと自分自身と向き合い、後悔のない選択をしてくださいね。

「仕事をもう辞めたい…」「自分に合う仕事ってなんだろう?」とお悩みの方は、若年層向け転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、転職を熟知したキャリアアドバイザーが一人ひとりにカウンセリングを実施し、あなたの希望と適性を踏まえた求人紹介や転職活動のサポートを行います。全国各地から多種多様な職種・業界の求人をご用意しているので、あなたにぴったりのお仕事がきっと見つかりますよ。サービスはすべて無料で利用できるため、ぜひお気軽にご利用ください。

「仕事をもう辞めたい」と思ったときによくある質問

ここでは、「仕事をもう辞めたい」と思ったときによくある質問をご紹介します。

入社したばかりの新卒だけどもう辞めたいです…

新しく社会に飛び込んだばかりの新卒の方が、仕事を辞めたいと感じるのは珍しいことではありません。新入社員が早期離職を検討する理由には、新しい環境や仕事の圧力、期待と現実のギャップなどが考えられます。新卒の方が辞めたいと感じたときは、同じ悩みをもったことのある経験者や信頼できる先輩に相談するのが効果的です。自分より多くの経験を積んできた人に相談することで、有用なアドバイスをもらえる可能性があります。

40代・50代で「仕事辞めたい」と思ってしまうのは甘えですか?

40代や50代で仕事を辞めたいと考えることも、甘えではありません。キャリアの中盤から後半にさしかかる年代になり、仕事に対して問題を感じるのは、むしろ自然なことといえるでしょう。家庭や子育て、介護と仕事のバランスの取り方、またはキャリアの停滞感など、転職を考える理由は多岐に渡ります。大切なのは、自分の人生の目標と現在の仕事が合致しているかどうかを見直すことです。自分の人生にとって最善の選択を考えることは決して甘えではないので、ご安心くださいね。

仕事の辞めどきがわかるサインはありますか?

仕事を辞めるべきかどうかは人によって異なるため一概にはいえませんが、いくつかのサインに注意することで判断材料になります。たとえば、健康を害するほどのストレスを感じる場合や仕事のやりがいを感じない場合、長時間労働が続いて自分の時間を全くもてない場合などは、今の仕事を継続すべきかどうか見直すサインかもしれません。自分自身の幸福とキャリアにとって最善の道を選ぶためには、自分の心の声に耳を傾け、じっくりと考えて決めるようにしましょう。

後藤祐介

監修者:後藤祐介

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格 : 国家資格キャリアコンサルタント国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナーSNS : LinkedIn®YouTube