この記事のまとめ

  • 仕事を休む理由として、プライバシーに関する内容まですべて伝える必要はない
  • 詳細を伝え過ぎないよう、事前に説明する範囲を決めておく
  • 体調不良や不慮のアクシデントなどは、当日に仕事を休む理由として認められやすい
  • 仕事を休む理由を伝える際は、簡潔かつ明確にできるだけ早く上司に連絡することが大切
  • 仕事を休みたい原因が解決しない場合は、転職を検討しよう

「仕事を休む理由はどう伝えるべき?」「プライバシーに関する内容も伝えないといけない?」とお悩みの方もいるでしょう。仕事を休みたい理由を伝えても、「個人的な事情も説明しないといけないのでは」と不安になりますよね。

仕事を休む際に、プライバシーに関する内容をすべて答える必要はありません。休む理由を伝える際は、「体調不良」「家庭の事情」など伝えられる範囲で明確に伝えるのがポイントです。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの板垣さんのアドバイスを交えながら、仕事を休む理由について具体的に解説していきます。また、仕事を休むことを伝えるときのマナーや注意点もご紹介。仕事を休む理由に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

仕事を休む理由でプライバシーに関する内容は伝えるべき?

仕事を休む際、プライバシーに関する内容をすべて伝える必要はありません。ただし、状況に応じて適切な情報を共有することが大切です。職場との信頼関係を保ちつつ、自分のプライバシーを守るバランスが重要となります。

プライバシーに関わる内容は言える範囲で伝えればOK

プライバシーに関わる内容は、仕事に影響する範囲で簡潔に伝えるのがおすすめです。たとえば、短期療養が必要な場合は、具体的な病名を明かさずに「体調不良で治療が必要」と伝えるだけで十分でしょう。

詳細な症状や事情を明かさずに状況を伝えることで、プライバシーを守りつつ、職場の理解を得ることができます。ただし、長期休暇や頻繁な欠勤の場合は、より詳しい説明が求められる可能性があるため注意が必要です。

上司に詳しい説明を求められる場合は、事前にどこまで説明するかを自分の中で決めておくのがおすすめです。詳細を伝えすぎることでかえって詮索される可能性もあるため、すべてを正直に話さず、簡潔に休む理由を伝えましょう。

仕事を休む理由で当日に認められやすいもの

仕事を休む連絡は前もって伝えるのが望ましいですが、やむを得ない理由で当日に休みが必要になる場合もあるでしょう。当日に仕事を休む場合には、緊急性が高く「それなら当日連絡も仕方がない」と客観的に考えられる理由が必要です。以下で、仕事を休む理由で当日に使えるものを解説します。

仕事を休む理由として当日に認められやすいもの

  • 体調不良
  • 通院
  • 貴重品の紛失
  • 家族の体調不良
  • 事故

体調不良

当日に仕事を休む際に多く使用される理由の一つとして、体調不良が挙げられます。特に、季節の変わり目は体調が悪化しやすかったり、インフルエンザやコロナウイルスなどの病気が流行ったりするため、「朝起きたら発熱していた」場合もあるでしょう。

体調不良で仕事を休む連絡をする際には、具体的な症状を伝えると理解を得やすくなります。たとえば、「朝起きたら38度の熱があり、吐き気がある」と伝えると、上司に休まざるを得ない状況がつたわりやすくなるようです。

伝え方の例文

朝起きたら38度の熱があり、出社すると周りに迷惑をかけてしまう可能性があるため、本日は仕事を休ませていただきます。

激しい腹痛と吐き気で出社が難しいため、本日は仕事を休ませていただきます。

歯痛や生理痛などは休む理由として認められる?

歯痛や生理痛などは、仕事を休む理由として妥当といえます。歯痛は突発的に症状が現れる傾向があり、生理痛の症状にも個人差があるので、業務を行うのが難しいと感じる方もいるでしょう。

ただし、職場によっては、認められない場合があるので注意が必要です。たとえば、「痛み止めを飲めば出社できるのでは」と痛みへの理解度が低い場合もあるでしょう。具体的にどのような症状が出ているのかを説明し、仕事に支障をきたしてしまう可能性も併せて伝えることが大切です。

通院

急な体調不良による通院も、当日に仕事を休む理由として認められます。通院のために休んだ場合は、次の出社時に診断結果を伝えることで周囲も安心させられるでしょう。

ただし、会社によっては、通院を理由に休んだ場合は通院記録や診断書などの提出を求められることがあります。そのため、通院すると嘘をついて会社を休むと、ズル休みしたことがバレる可能性があるので注意しましょう。「仕事をズル休みしたいと思う理由は?伴うリスクや悩みの解消方法を知ろう」のコラムではズル休みをするリスクを解説しているので、チェックしてみてください。

貴重品の紛失

貴重品を紛失したときも、当日に仕事を休む理由として認められる可能性があります。財布やクレジットカード、マイナンバーカードなどの紛失は、早急に対応する必要があるためです。

財布を失くした場合は警察へ紛失届を出し、クレジットカードの場合は不正利用を防ぐためにカード会社に連絡して利用を止めてもらう必要があります。クレジットカードやマイナンバーの再発行手続きには時間がかかる場合があるので、会社へ連絡するときは事実と状況を併せて伝えると信憑性が高まるでしょう。

家族の体調不良

家族が体調不良になった場合も休まざるを得ない状況といえるため、仕事を休む理由として認められやすいでしょう。高齢の両親やまだ幼い子どもは1人で通院することも難しいうえに、1人で家に居させるのも危険です。代わりに通院や看病できる人がいない場合は、職場にその旨を伝えたうえで病院への付き添いや看病を行うことを伝えましょう。

事故

当日に思わぬ事故やアクシデントが発生した際は、仕事を休むことを認められやすいでしょう。たとえば、車で通勤している途中に事故に巻き込まれた場合、事故への対応を最優先で行う必要があります。

また、事故の目撃者となった場合も警察へ説明するために現場から離れられず、すぐに出社できない可能性もあるでしょう。事故や不慮のアクシデントが起きた場合は、「いつ・どこで・どのように起きた事故か」や「どのような対応が必要なのか」など具体的に説明することで、状況を把握してもらいやすくなるでしょう。

当日に仕事を休む連絡をするときは電話とメールどちらが望ましい?

当日に仕事を休む理由を伝える際は、基本的に電話で伝えるのが望ましいでしょう。ただし、緊急性が高く電話をする時間がない場合は、メールで仕事を休むことを伝えても問題ありません。メールで伝えたときは、時間に余裕ができたタイミングに改めて電話で連絡しておきしょう。

突然の休みは職場に迷惑をかけてしまうだけでなく、同僚や上司に心配をかけてしまいます。職場の人を安心させるという意味でも、電話でしっかりと現在の状況と謝罪の気持ちを伝えましょう。

仕事を休む理由で前日の連絡が認められるもの

前もって仕事を休む必要があることが分かっている場合は、早めに会社へ伝えておくのがマナーです。休まなければならないことが発覚した時点で、可能な限り早く連絡するようにしましょう。
以下では、仕事を休む理由として前日に認められるものを解説します。

仕事を休む理由で前日の連絡認めがられるもの

  • 前日からの体調不良と通院
  • 家族の介護・看護
  • お葬式やお通夜への参加
  • 家庭の事情
  • 身内の危篤
  • 役所や銀行での手続き

前日からの体調不良と通院

前日から体調不良が続いていたり、通院が必要になったりした場合は、前日の連絡で休むことを認められる可能性があります。たとえば、体調不良を感じつつも出社したが回復されない場合、翌日に通院するために休むことは理解を得やすいでしょう。特に正社員の場合、退勤時間には病院の診療時間が終わっている可能性が高いため、受診するためには休まざるを得ない状況であるといえます。

家族の介護・看護

前日から家族の体調が悪くなった場合や、高齢の両親の介護などが必要である場合も、仕事を休む理由として認められやすいでしょう。前述したとおり、高齢の方や幼い子どもは1人で病院に向かうことが難しく、付き添いが必要になります。家族の介護・看護が必要だと判断したら、なるべく早めに連絡することを心掛けましょう。

伝え方の例文

子どもの体調が優れず、明日は看病のためお休みさせていただきます。

母の体調不良のため病院に付き添う必要があり、明日はお休みをいただきます。

お葬式やお通夜への参加

お葬式やお通夜へ参加する際は、仕事を休む旨を前日に連絡しても認められやすいようです。お葬式やお通夜は前日や前々日に日程が決まることが多いため、決まった段階ですぐに連絡するのが望ましいでしょう。

会社によっては、慶弔休暇や慶弔見舞金などの制度を利用できることがあるのであらかじめ確認しておくと安心です。また、会社と故人との間に関係がある場合は、会社からの香典や弔電などを送ることもあるので、できるだけ早めに連絡しましょう。

伝え方の例文

先日私の祖父が亡くなり、葬儀が明日執り行われることとなりました。そのため、○月○日から○月○日まで休暇をいただきたくご連絡差し上げました。
急な弔事で仕事を休むときも、電話で連絡するのが基本です。ただし、日程が分かったのが早朝や深夜だった場合、あらかじめメールで連絡をしてから電話で詳細を伝えても問題ないでしょう。

身内の危篤

身内が危篤状態になったときも、前日に仕事を休む連絡をしても認められる理由の一つです。高齢の親族がいる場合は突然危篤になることもあるので、前日や当日に連絡することが多いでしょう。

可能であれば詳細に伝えることが望ましいですが、突然の連絡であれば自身も詳細を知らされていない可能性もあります。まずは仕事を休む連絡をしたうえで、落ち着いたタイミングで職場に詳細を伝えましょう

ペットの体調不良や死は仕事を休む理由になる?

ペットの体調不良や死は、仕事を休む理由として認められない可能性があるでしょう。ペットを飼った経験がない人もいるため、出勤できない理由を伝えても理解を得られない恐れがあります。ただし、どうしても気持ちが沈み出社が難しい場合は、体調不良として仕事を休むのも手です。

家庭の事情

家庭の事情や急用で仕事を休まなければならないケースもあるでしょう。例として、家の設備の修理や点検の立ち会いなどが挙げられます。特に、一人暮らしをしている方は、自分以外に任せられる人がいないため、休む理由として認められやすいでしょう。

家庭の事情で休む場合には、私用であることを伝えたうえで「申し訳ございません」という言葉を添えましょう。プライバシーに関わるため仕事を休む理由の詳細を伝えたくないかもしれませんが、仕事を休む場合には可能な限り詳細に伝えることがマナーです。

役所や銀行での手続き

役所や銀行などの公的機関で手続きをする必要がある場合も、仕事を休む理由として認められやすいでしょう。基本的に市役所などは平日の夕方までしか営業していないことが多く、退勤後では間に合わない可能性があります。

休む理由を伝える際は、手続きの内容を詳細に伝える必要はありません。「役所・銀行での手続きのため」と伝えましょう。ただし、役所や銀行での手続きのために1日休む場合は、上司に納得してもらうための理由が必要になります。午前中だけで手続きが終わるのであれば、遅刻して午後から出勤することも可能です。

1日休みを取るのであれば、なぜ午前中だけでは終わらないのかをしっかりと伝えましょう。また、午前だけ出社して、手続きのために早退するのも方法の一つです。出勤後に早退する場合の伝え方は「早退理由は会社にどう伝える?当日の体調不良はOK?伝え方のマナーも解説」のコラムで具体的に解説しているので、併せてご覧ください。

仕事を休む理由として事前に伝えられるもの

あらかじめ休む予定が決まっている場合は、事前に伝えておくのがマナーです。事前に休暇申請をする場合は、有給休暇を取得できるので詳細を伝える必要性は低くなるでしょう。
以下で、事前に仕事を休む理由として伝えられるものを解説します。

仕事を休む理由として事前に伝えられるもの

  • 定期健診
  • 結婚式への参加
  • 資格試験・免許更新
  • 旅行
  • 子どもの学校関連の行事への参加

定期健診

持病や定期健診による通院の場合も、事前に連絡しておきましょう。定期的な通院を行っている場合には、事前に次の通院日が決まっていることがほとんどです。前日に予定が組まれた場合以外は、ギリギリに連絡せずに早めに伝えておけば、会社にかかる負担を最小限に抑えられるでしょう。

また、健康診断は結果によって精密検査や再検査が必要になる可能性もあります。その際、追加で休まなければならない場合もあるため、併せて伝えておくのが望ましいでしょう。

伝え方の例文

○月○日に健康診断の再検査があるため、お休みをいただきたいと考えています。結果によっては再検査が必要になる可能性があるため、その際は改めてご連絡させていただきます。

結婚式への参加

身内や友人の結婚式に参加するために、仕事を休む場合もあります。結婚式は半年以上前に予定が組まれることがほとんどであるため、日程が分かった時点で連絡しておきましょう

また、結婚式は新郎新婦の希望によって開催地域が異なるため、遠方で開催されることも少なくありません。結婚式の場所は事前に確認しておき、必要であれば数日間の休暇を取得しておきましょう。

伝え方の例文

○月○日に友人の結婚式に出席するため、お休みをいただきたいと考えています。

資格試験・免許更新

勉強中の資格試験や運転免許の更新なども事前に実施する日付が分かっているため、あらかじめ休む連絡をしておきましょう。これらも午前中だけで終わる可能性もあるため、1日休む場合には相応の理由が必要です。また、仕事に関わる資格を取得するための試験であれば、職場の人にも試験の結果を後日報告するようにしましょう。

企業によっては、資格取得のための休暇制度が設けられていることも。就業規則を事前に確認しておき、条件に該当する場合は活用しましょう。

伝え方の例文

恐れ入りますが、○月○日は△△資格の受験日のため、休暇をいただきます。資格取得後は、業務効率化に貢献できると考えております。

運転免許の更新手続きがあるため、○月○日の午前に半日休暇をいただきます。

旅行

旅行の予定がある場合には、事前に有給休暇を取得しておきましょう。長期の旅行を行う場合には、自分が受け持っている仕事をしっかりと引き継いでおくことが大切です。

有給休暇は労働者の権利のため、使用目的は自由なので旅行に使用しても問題ありません。ただし、有給休暇の申請する期間は企業によって定められている可能性があります。申請期間に間に合わず取得できないことがないように、あらかじめ確認しておきましょう。

伝え方の例文

○月○日から○月○日までの○日間、私用のため有給休暇をいただきたいと考えています。休暇中の業務は△△さんに引き継ぎ、緊急連絡先は□□です。よろしくお願いいたします。

子どもの学校関連の行事への参加

子どもの学校行事に参加するために仕事を休むのは正当な理由といえるでしょう。例として、授業参観や発表会、運動会などが挙げられます。

学校行事もあらかじめ日程が決まっていることがほとんどなので、早めに申請しておきましょう。具体的に休む理由を伝えると、理解を得られる可能性があります。

伝え方の例文

○月○日に子どもの授業参観があるため、家庭の事情で恐縮ですが、お休みをいただきます。

○月○日に子どもの卒業式がありまして、当日は出席のため休暇を取得させていただきたいと考えています。

学校行事は土日に開催される傾向があるでしょう。子どもがいる方でこれから就活や転職を検討している場合、土日休みの仕事を選ぶのも手です。「土日休みの職種には何がある?探す際の注意点や就職を成功させる方法を解説」のコラムで土日休みが多い職種と業界を解説しているので、仕事を選ぶときの参考にしてみてください。

ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

板垣拓実

板垣拓実

仕事を休む際は、正直かつ誠実な理由を伝えることが賢明です。健康上の理由や家族の緊急事態は、一般的に受け入れられる傾向があるでしょう。

プライベートの用事で休む場合も同様です。事前に伝えたうえで必要な業務の引き継ぎを行えば、職場にネガティブな印象を与えずに仕事を休めるでしょう。また、長期間の休暇を希望する場合は、計画的に話を進めて、業務に支障が出ないように配慮する事が大切です。

仕事を休む理由を伝えるときのマナー

仕事を休む理由の伝え方を間違えると、職場から迷惑がられたり、社内の評価が下がったりする可能性があります。以下で、仕事を休む理由を伝えるときのマナーを解説するので、参考にしてみてください。

仕事を休む理由は簡潔かつ明確に伝える

仕事を休む理由を会社や上司に報告する際は、簡潔かつ明確に説明するようにしましょう。「なんとなく会社に行きたくないから休みます」といった理由は、社会では通用しません

会社は基本的に社員が出勤する予定で仕事のスケジュールを組んでいるので、無断欠勤はもってのほかです。仕事を休むことで、本来自分が行うはずだった業務を代わりにほかの社員がやることになるので迷惑がかかります。休むことは悪いことではありませんが、同僚や上司が納得する理由を伝えることを心掛けましょう。

自分の直属の上司に直接伝える

仕事を休む理由を伝えるときは、自分の直属の上司に直接伝えるのがマナーです。上司に伝えるときは仕事の邪魔にならない時間帯を選んだり、事前にアポイントを取ったりすると迷惑をかけずに伝えられるでしょう。どうしても直接伝えるのが難しい場合は、電話やメールで伝えても問題ありません。

「休みたいと伝えると断られるのでは」と不安になるかもしれませんが、正当な理由であれば基本的に認められるのでしっかり伝えましょう。また、嫌味を言われたり、強制的に出勤させられそうになったりするなどの場合は、パワハラに該当するので会社の人事部や公的機関に相談することをおすすめします。

次の出勤日や復帰の予定日を伝える

仕事を休む場合は、次の出勤日を伝えるようにしましょう。体調不良などで長期休暇を取る場合には、復帰の目途も連絡することが大切です。前述のとおり、会社は従業員が出勤する前提で仕事を用意しています。そのため、復帰の予定日が分からないと職場に迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

当日休みの連絡は始業10分前までに行う

当日に仕事を休むことになった場合には、遅くとも始業の10分前までには連絡するのが望ましいでしょう。始業10分前になると、社内も仕事の準備で慌ただしくなり、休みの連絡を受け取れない可能性があります。休みの連絡が始業までにできていないと、無断欠勤と判断されたり、寝坊したと思われたりして信用度に影響する恐れがあるので注意しましょう。

社外の人への連絡は自分で行う

社外の人への連絡は自分で行うのも、仕事を休むときのマナーの一つです。仕事を休むことで取引先や社外の人との打ち合わせをキャンセルする場合は、自分で連絡しましょう。

また、連絡はギリギリにならないように余裕をもって行うことが大切です。相手は自分との予定のために忙しい業務の合間に時間を作っています。その時間をキャンセルしてしまうことに対して、自分でしっかりと謝罪の気持ちを伝えましょう。

ただし、体調不良で自分から連絡するのが難しい場合は、仕事を休むことを伝えた際に上司に相談するのが望ましいでしょう。

可能であれば代役を立てる

場合によっては、仕事を休むときに代役をお願いする必要があります。たとえば、仕事を休む日に当日期限の仕事がある場合は、自分の代わりに業務を行ってもらいましょう。

急に仕事を休むことは誰にでもあることですが、仕事を後回しにしていい理由にはなりません。同僚や上司に状況をしっかりと説明し、納得してもらったうえで自分の仕事を引き継ぎましょう。次の出勤日には自分の口から直接お礼とお詫びをするのを忘れないことも大切です。

無断で休むのは避けよう

無断欠勤を避けるのは社会人として当然のマナーです。無断欠勤は1回でも会社内での信用を失う行為なので注意しましょう。無断欠勤を繰り返してしまうと職務怠慢として解雇される可能性もあるので、仕事を休む際は連絡を怠らないよう注意が必要です。

また、仕事に行けない理由が分からない場合でも、無断欠勤せずに連絡を取る必要があります。「仕事に行けない理由が分からない…避けるべき行動や続くときの対処法を解説」のコラムでは、仕事に行けないときに避けるべき行動を解説しているのでチェックしてみてください。

仕事を休む理由を伝えるときの注意点

仕事を休んだ理由を伝えたからといって、安心するのは危険です。たとえば、体調不良を理由に休んだにもかかわらず、午後には回復したからといってSNSへ投稿したり外出したりすれば、社内外の人に見られる可能性があります。

仕事を休んだときは、「仕事を休んだ理由は嘘だったのでは」と誤解を招くような行動は避けましょう。以下で、仕事を休む理由を伝えたときの注意点を解説しているので、参考にしてみてください。

仕事を休む理由は嘘をつかない

仕事を休む際は、嘘をつかず正直な理由を伝えましょう。嘘をついたことがバレた場合、会社での信用度が下がる可能性があります。プライバシーに関する内容を伝えたくない場合は、「私用のため」「体調不良のため」など漠然とした理由で伝えるのがおすすめです。

また、嘘がバレると周囲からの信用を損ねて職場に居づらくなり、退職せざるを得ない事態になりかねません。「仕事を辞めるのは逃げじゃない!退職の判断基準と逃げ癖の改善方法を解説」のコラムでは、「逃げ癖」から退職を重ねるリスクを解説しているので、参考にしてみてください。

SNSへの投稿は避ける

仕事を休んだ日は、SNSへの投稿は控えましょう。「自分の投稿は友達しか見られないから大丈夫」といった安易な考え方は危険です。インターネットは不特定多数の人が利用しているため、何らかの原因で社内の人の目に入る可能性があることを留意しておきましょう。

体調不良で仕事を休んでいるのに、回復したからといって家で楽しそうにしている姿を投稿したり、外出先での写真を投稿してしまったりすると、「体調不良は嘘なのではないか?」と捉えられてしまう可能性もあります。そのことが先輩や上司の耳に入れば信用を損ねる恐れもあるので、仕事を休んだ日はSNSの投稿を避けるのが無難です。

不要な外出を控える

通院や子どもの学校行事などの特別な事情がない限りは、外出は控えるのが無難です。「勤務中だから同僚や上司に外で出会うことはない」と外出すると、思わぬところで職場関係の人や、取引先の人と出くわしてしまう可能性もあります。仕事を休んだときは、必要最低限の外出にとどめて不要な外出は避けましょう。

休む曜日を固定しない

仕事を休むときは、曜日を固定しないように注意しましょう。たとえば、毎回月曜日に休みを取ると、休む理由は異なっても「毎週月曜日は人が足りず業務に支障が出ている」「同じ人に負担が偏っている」などの影響を及ぼす可能性があります。ただし、通院のため決まった曜日を指定されている場合は、あらかじめ会社に伝えておくとマイナスなイメージがつくのを避けられるでしょう。

出勤したら同僚や上司に配慮する

休んだあとの出勤日には、同僚や上司に配慮した行動を取りましょう。たとえば、休んだことで自分の仕事を誰かが代わりにやってくれたのであれば、お礼を言葉にして伝えることが大切です。

どれだけ親しい関係であっても、迷惑をかけたのにもかかわらずお礼やお詫びの言葉がなければ信用度が下がる可能性があります。休み明けに出勤したら、なるべく早めに感謝と謝罪の言葉を伝えましょう

日ごろから真面目に仕事に取り組むことも大切

仕事を休むこと自体は問題ありませんが、休むことに対して周囲の理解を得るためには、日ごろの行いが重要です。たとえば、普段からサボり癖がついていたり、仕事への集中力が欠けたりしている人が突然休みを取ると、職場の人から不満を持たれてしまうのは当然といえるでしょう。

普段の行いに問題がある人は、どのような理由で休んでも周囲からの反感を買ってしまう可能性もあります。時間を守る、自分の仕事にしっかりと取り組むなどの最低限の行いを日ごろから心掛けましょう。

理由はないけど仕事に行きたくない・休みたいと感じたときの対処法

「特別な理由はないけど仕事に行きたくない」「何となく仕事を休みたい」といった一時的な感情で退職・転職すると「前の職場のほうが良かった」と後悔する可能性があるので避けましょう。以下で、仕事を休む理由はないけど仕事に行きたくないときの対処法を解説するので、チェックしてみてください。

休みたいと思う原因を考える

なんとなく仕事に行きたくないと感じる方は、休みたいと思う原因を考えてみましょう。たとえば、「職場の人間関係が悪い」「仕事が忙しく休みが取れていない」などが理由として挙げられます。

対処法を考えるためには、まずは原因を考えることが大切です。原因を突き止めて対処法が分かれば、休みたい気持ちを払拭できる可能性があるでしょう。

無理せずに休暇を取る

仕事を休みたいと感じることが続く場合、無理に出勤せず休暇を取って身体と心をリフレッシュしましょう。「仕事に行きたくない」という気持ちを我慢して無理をし続けてしまうと、精神的な負担を感じ体調不良につながる可能性があります。

「休みたい」という気持ちは、自分の身体が限界にきているサインかもしれませんよ。仕事も大切ですが、自分の身体を一番に考えてしっかりと休むのも体調管理の一つといえます。

身体や心が限界を迎えていても、なかなか自分では気づけない場合もあるでしょう。「仕事に限界を感じるときの休むべきサインは?気付けない理由や対処法を解説」のコラムでは、疲労が限界を迎えているときに起こりうる日常的なサインをご紹介しているので、参考にしてみてください。

有給休暇を使う方法もある

体調を整えるために、有給休暇を取得して少し長めに仕事を休むのもおすすめの方法です。週休2日制を取り入れている企業が一般的ですが、週に2日の休みで疲労が取れていないことが「仕事を休みたい」と感じる原因の可能性があります。心身の疲れを解消するために、思い切って1週間ほど仕事を休むのも一つの手です。それでも体調が治らない場合は、休職も検討しましょう。

不安や悩みがある場合は周りの人に相談する

仕事に不安や悩みがあるときや自分で仕事を休みたい原因が見つけられないときは、周囲の人に相談するのもおすすめです。相談するときは、家族や友人、会社の同僚など親身になって話を聞いてくれる人を選びましょう。

特に、精神的に辛いと感じているときは視野も狭まりやすく、ネガティブ思考になりがちなので、なかなか有効な打開策が思いつかないこともあります。周囲の人の客観的な視点を取り入れることで、対処法が見つかることもあるでしょう。

原因が解決されないなら転職を検討する

仕事に行きたくない理由の原因が解決されないときは、転職を検討してみるのもおすすめです。たとえば、人間関係の悪化が原因で仕事に行きたくないと感じている場合、自分1人で解決するのは難しいでしょう。

転職で新しい環境に身を置くことで、フレッシュな気持ちで仕事に取り組めるかもしれません。ただし、次の職場でも同じようなことが起こってしまうこともあるので、企業選びは慎重に行いましょう。

「仕事を休む理由を探してしまう」「新しい環境で一からスタートしたい」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層向けの転職支援サービスです。

専属のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、学歴・職歴に応じた就職や転職のサポートを実施。紹介する企業はすべて担当者が実際に足を運んだ優良企業なので、職場の雰囲気もお伝えできますよ。

また、応募書類の添削や面接対策も行っているので、就職・転職活動をしたことがない方も安心して取り組めるでしょう。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

仕事を休む理由に関するQ&A

ここでは、仕事を休む理由に関するよくある疑問や不安にQ&A形式で回答していきます。

仕事を休む理由を聞かれたら、プライバシーに関する内容も言わないといけない?

プライバシーに関する詳細な内容をすべて伝える必要はありません。仕事に影響する範囲で、簡潔に状況を説明するのがおすすめです。たとえば、「体調不良」や「家族の看護」など、一般的な理由を伝えれば十分です。ただし、長期休暇の場合はより詳しい説明が求められる可能性があるため、上司と相談しながら適切な情報を共有しましょう。

仕事を休む理由を電話で伝える際の注意点は?

仕事を休む理由を電話で伝える際は、始業時間前のなるべく早い時間に連絡し、要点を絞って簡潔に丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。可能であれば、いつ頃復帰できるかも併せて伝えておきましょう。緊急の用事や体調不良で電話が難しい場合は、メッセージやメールで連絡することも検討してみてください。

仕事を休む理由をメールで伝える際の注意点は?

仕事を休む理由をメールで伝える際は、「本日欠勤のお知らせ」など明確な件名をつけ、上司や人事部門など必要な相手に確実に届くようにしましょう。本文には理由や復帰予定日、引き継ぎ事項などを簡潔に記載し、できるだけ早めに送信します。メールの文面は丁寧かつ簡潔に書くことを心掛け、重要な案件がある場合は対応可能な同僚に引き継ぎをしておきましょう。

繰り返し仕事を休んでしまう場合はどうするべき?

繰り返し仕事を休んでしまう場合は、頻繁に休む理由を自己分析し、問題の根本を探りましょう。状況を上司に率直に説明し、適切な対応策を一緒に考えるのも有効です。在宅勤務や時短勤務など、柔軟な勤務形態を検討するのも方法の一つ。繰り返し休むことで周囲に迷惑をかけたり、自身のキャリアにも影響を与える可能性があります。問題を放置せず、積極的に改善策を見つけることが大切です。

今の職場で問題が解決されたいと感じた場合は、転職を検討しましょう。
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