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ホテルスタッフの仕事内容とは?5つの部門別に詳しく解説
この記事のまとめ
- ホテルの主な仕事内容は「宿泊」「料飲」「宴会」「管理」「調理」などに分けられる
- 一般労働者と比べるとホテル業界の平均年収は低い
- ホテルスタッフとして働くやりがいはお客さまとの交流やチームとの協力、自身の成長など
- ホスピタリティマインドやコミュニケーション能力、語学力などがホテルスタッフに求められる
- ホテル業界に就くためには、エージェントの活用がおすすめ
「ホテルの仕事に興味があるけど、詳しい仕事内容が分からないから不安」という方もいるのではないでしょうか。「どのような職種があるのか」「具体的にはどのような仕事をするのか」が分からないと、応募するのが怖くなりますよね。
求人とのミスマッチや応募してからの後悔を防ぐためにも、事前にホテル業界の仕事内容について把握しておくことが大切です。
このコラムでは、キャリアアドバイザーの佐藤さんのアドバイスを交えながら、ホテル業界の主な仕事内容や職種名をまとめています。また、産業別に見たホテル業界の平均年収や1日の流れ、やりがいについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事にコメントしているアドバイザー
【部門別】ホテルスタッフの主な仕事内容と職種
ホテルで働くことに興味はあるけど、「どのような職種があるのか分からない」「何をする仕事なのか分からない」という場合もありますよね。ホテルの仕事は多岐にわたり、さまざまな職種が存在します。
ここでは、ホテルの主要な部門ごとの仕事内容と職種についてご紹介。ホテルスタッフの主な仕事内容について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
宿泊部門の仕事内容
宿泊部門は、お客さまがホテルで最も長く接する部門であり、ホテルの印象を大きく左右します。チェックインからチェックアウトまで、お客さまの滞在をサポートする重要な役割です。主な仕事内容を以下にまとめました。
職種名 | 主な仕事内容 |
---|---|
フロントスタッフ(受付) | チェックイン・チェックアウト手続きや予約管理、料金精算、お客さまからの問い合わせ対応、館内施設案内など |
ベル係 | ・お客さまの荷物の運搬や、客室への案内 ・館内施設やサービスの案内を行い、チェックイン後のお客さまに対するサポートなど |
ドアマン | ホテルの入口でお客さまを迎え、車から降りたお客さまの荷物を受け取り、タクシーの手配を行うなど |
ハウスキーパー(客室清掃) | 客室の清掃やベッドメイク、アメニティの補充、リネン類の管理など |
コンシェルジュ | 観光案内やレストランや劇場の予約、交通手段の手配、そのほかお客さまの要望に応じたサービス提供 |
宿泊部門で必要なスキルとしては、コミュニケーション能力やサービス精神、臨機応変さ、語学力などが挙げられるでしょう。「受付の仕事とは?未経験で正社員求人に挑戦できる?業務内容や種類もご紹介」のコラムでは、受付の仕事に就いてまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
ホテルの夜勤(ナイトフロント)の仕事内容とは
ホテルは24時間営業のため、夜間もお客さまへの対応が必要です。ナイトフロントは、夜間のホテル運営を支える重要な役割を担います。主な仕事内容は、以下のとおりです。
- ・深夜チェックインや早朝チェックアウトの対応
- ・電話応対
- ・お客さまからの問い合わせ対応
- ・館内巡回による安全確認
- ・防犯
- ・緊急時の対応(火災や急病、設備トラブルなど)
- ・翌日の営業準備(予約確認やルームアサインなど)
ナイトフロントに必要なスキルには、責任感や冷静な判断力が挙げられます。夜間は少人数体制であることが一般的なため、責任感をもって業務に取り組む必要があるからです。また、緊急時には落ち着いて適切な対応をする必要もあるでしょう。
料飲部門の仕事内容
料飲部門は、ホテル内のレストランやバー、ラウンジなどで、お客さまに飲食サービスを提供する部門です。ホテルの「顔」として、お客さまに最高の食事体験を提供します。
主な仕事内容は以下のとおりです。
職種名 | 主な仕事内容 |
---|---|
レストランホールスタッフ | お客さまへの接客やオーダーテイク、料理や飲み物の提供、テーブルセッティング、会計など |
バーテンダー | カクテルやそのほかのお酒の提供、お客さまとの会話、バーカウンターの管理など |
料飲マネージャー | メニュー開発やスタッフ管理、売上管理、イベント企画など |
ルームサービススタッフ | 客室への料理・飲み物の配達や注文受付など |
料飲部門で必要なスキルとしては、接客スキルや商品知識、衛生管理の知識などが挙げられます。
「飲食業界の転職事情とは?オススメの職種や活かせるスキルを解説」のコラムでは、飲食業界の転職事情についてまとめているので、ぜひご参照ください。
宴会部門の仕事内容
宴会部門は、会議やセミナー、パーティー、結婚式など、ホテル内で行われるさまざまなイベントの企画・運営を担当します。お客さまの特別な日を成功させるために、細やかな気配りとチームワークが求められるでしょう。
主な仕事内容は以下のとおりです。
職種名 | 主な仕事内容 |
---|---|
バンケットサービススタッフ | 料理や飲み物の提供、お客さまへの接客、会場の管理など |
イベントプランナー | お客さまとの打ち合わせやイベントの企画・立案、見積書作成、スケジュール管理など |
会場設営スタッフ | テーブルや椅子の配置、会場の装飾、音響・照明の調整など |
ブライダルコーディネーター | ・結婚式や披露宴のプランニングから運営までを担当 ・お客さまと打ち合わせを重ね、式のテーマや日程、予算に合わせた提案を行い、必要な手配を進める |
宴会部門で必要なスキルとしては、企画力や調整力、チームワーク、コミュニケーション能力などが挙げられます。
管理・営業部門の仕事内容
管理・営業部門は、ホテル全体の運営や経営に関わる業務を行うのが仕事です。ホテルの収益向上やブランドイメージ向上を目指し、さまざまな戦略を立案・実行します。
主な仕事内容は以下のとおりです。
職種名 | 主な仕事内容 |
---|---|
総支配人 | ホテル全体の統括や経営戦略の立案・実行 |
営業スタッフ | 法人営業や旅行会社との交渉、新規顧客の開拓など |
マーケティング担当 | 市場調査や広告宣伝、プロモーション企画、ウェブサイト管理など |
人事・労務 | 採用や研修、労務管理、人事制度の企画・運用など |
事務(経理・総務) | ・経理は財務管理や収支の管理、予算編成、決算業務、税務処理など ・総務は人事・労務管理、設備管理、社内規定の整備、福利厚生や安全管理、社内イベントの運営など |
管理・営業部門で必要なスキルとしては、経営知識やビジネススキル、分析力・判断力などが挙げられるでしょう。
「営業職とは?きついって本当?向いている人の特徴や年収、目指し方を解説!」では、営業職についてまとめているので、営業職に興味がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
調理部門の仕事内容
調理部門は、ホテル内のレストランや宴会場で提供される料理を調理する部門です。お客さまに美味しい料理を提供することは、ホテルの評価を高めるうえで重要といえます。
主な仕事内容は以下のとおりです。
職種名 | 主な仕事内容 |
---|---|
シェフ | メニュー開発や調理指導、品質管理、スタッフの育成など |
ラインコック | シェフの指示に基づいて、実際に調理を行う |
パティシエ | デザートやケーキの製作 |
仕込みスタッフ | 食材の下処理、準備作業 |
調理部門で必要なスキルとしては、料理の技術や知識、衛生管理の知識、チームワークなどが挙げられます。上記のようにホテル業界にはさまざまな部門や職種があるため、自分に合った仕事を見つけられると良いですね。
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
ホテル関係の仕事の年収は約311万円
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、2023年における一般労働者の平均賃金は31万8,300円、平均年収は「31万8,300円×12ヶ月分」で381万9,600円でした。
それに対し、ホテル業界を含む「宿泊業、飲食サービス業」の平均賃金は25万9,500円、平均年収は「25万9,500円×12ヶ月」で311万4,000円となります。
このことから、ホテル業界を含む「宿泊業、飲食サービス業」の平均年収は、一般労働者の平均年収に比べて低いことが分かるでしょう。以下では、産業別の平均賃金が高い順にまとめました。
なお、平均年収は「平均賃金×12ヶ月」で算出しています。
産業 | 平均賃金(平均年収) |
---|---|
電気・ガス・ 熱供給・水道業 | 41万200円(492万2,400円) |
学術研究、専門・技術サービス業 | 39万6,600円(475万9,200円) |
金融業・保険業 | 39万3,400円(472万800円) |
情報通信業 | 38万1,200円(457万4,400円) |
教育・学習支援業 | 37万7,200円(452万6,400円) |
鉱業・採石業・砂利採取業 | 36万6,700円(440万400円) |
建設業 | 34万9,400円(419万2,800円) |
不動産業・物品賃貸業 | 34万800円(408万9,600円) |
卸売業・小売業 | 31万9,600円(383万5,200円) |
製造業 | 30万6,000円(367万2,000円) |
複合サービス事業 | 30万2,000円(362万4,000円) |
医療・福祉 | 29万8,000円(357万6,000円) |
運輸業・郵便業 | 29万4,300円(353万1,600円) |
サービス業(ほかに分類されないもの) | 28万5,700円(342万8,400円) |
生活関連サービス業・ 娯楽業 | 27万8,700円(334万4,400円) |
宿泊業・飲食サービス業 | 25万9,500円(311万4,000円) |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第5-1表 産業、年齢階級別賃金及び対前年増減率(p.10)」
上記から、ホテル業界を含む「宿泊業、飲食サービス業」の平均賃金と年収が、ほかの産業と比べると最も低いことが読み取れるでしょう。
「平均より高い年収を得たい」という場合は、「高収入の仕事を一覧でご紹介!役立つ資格や就職するときのポイントも解説」のコラムもチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
ホテルスタッフの1日の流れ
「ホテル業界に興味があるけど、どのような仕事内容なのか具体的に知りたい」という方もいるでしょう。ここでは、ホテルの主要な部署であるフロントやレストラン、ハウスキーピングの仕事内容を、1日の流れを通して具体的に解説します。
フロントスタッフ(受付)の1日
フロントスタッフはホテルの顔ともいえる存在で、お客さまがホテルで最初に接するスタッフです。お客さまのチェックイン・チェックアウト業務を中心に、多岐にわたる業務を担当します。
具体例として、朝のシフトと夜のシフトの1日の流れを見てみましょう。
朝のシフトの1日(例:午前7時~午後3時) | 主な業務 |
---|---|
出勤・引き継ぎ(午前6時45分~午前7時) | 前日の夜勤スタッフから、宿泊状況の変更やお客さまからの要望など、重要な情報や未解決の事柄を引き継ぐ |
モーニングブリーフィング(午前7時~午前7時15分) | 本日の予約状況やVIPのお客さまの情報、特別なイベントの有無など、チーム全体で共有すべき情報を上司や同僚と確認する |
チェックアウト対応(午前7時15分~午前11時) | ・出発されるお客さまの会計処理やルームキーの返却、荷物の預かりなど ・タクシーの手配や観光情報の提供など、お客さまのニーズに合わせた個別対応も求められる |
事務作業・予約確認(午前11時~午後1時) | 当日のチェックイン予定者リストの確認や部屋の割り当て、電話やメールでの予約対応、問い合わせ対応など |
チェックイン対応(午後1時~午後3時) | ・到着されたお客さまの受付や部屋への案内、館内施設の説明など ・スムーズなチェックインのため、事前に準備した情報をもとに迅速かつ丁寧な対応を心掛ける |
夜のシフトの1日(例:午後3時~午後11時) | 主な業務 |
---|---|
引き継ぎ・準備(午後14時45分~午後3時) | 朝のシフトのスタッフから業務の引き継ぎを受け、夜間の業務に必要な準備を行う |
チェックイン対応(午後3時~午後8時) | ・チェックインされるお客さまへの対応 ・夕食のレストラン予約や周辺施設の案内など、お客さまの要望に合わせたサービスを提供する |
夜間業務・緊急対応(午後8時~午後11時) | ・遅めのチェックイン対応やお客さまからの急な要望(追加のアメニティ、騒音の苦情など)に対応 ・翌日の準備や、日中の業務で完了できなかった事務作業も行う |
フロントスタッフは、常に笑顔で丁寧な対応が求められるため、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。
レストランホールスタッフの1日
ホテルのレストランスタッフは、お客さまに食事を提供するだけでなく、快適な食事体験を提供する役割も担っています。ここでは、朝食シフトとディナーシフトの例を見てみましょう。
朝食シフトの1日(例:午前5時30分~午後2時) | 主な業務 |
---|---|
開店準備(午前5時30分~午前中6時30分) | テーブルセッティングや食器の準備、ビュッフェの設置、コーヒーメーカーや食器洗浄機などの機器の動作確認など、開店に向けた準備 |
朝食サービス(午前6時30分~午前10時) | お客さまの案内やオーダー取り、ドリンクサービス、ビュッフェの補充、テーブルの片付けなど |
片付け・準備(午前10時~午前11時30分) | 朝食サービス終了後のテーブルや床の清掃、食器の片付け、ランチサービスの準備など |
ランチサービス(午前11時30分~午後2時) | ランチタイムのお客さま対応(オーダー取りや料理の提供、会計業務など) |
ディナーシフトの1日(例:午後4時~午前0時30分) | 主な業務 |
---|---|
準備(午後4時~午後5時30分) | テーブルクロスの交換やディナー用の食器セッティング、ワインやシャンパンの準備、メニューの確認など |
ディナーサービス(午後5時30分~午後10時) | ・お客さまの案内やオーダー取り、料理やドリンクの提供 ・お客さまの食事のペースに合わせた適切なタイミングでのサービス提供 |
片付け・閉店作業(午後10時~午前0時30分) | テーブルの片付けや食器の洗浄、床掃除、売上の集計、翌日の準備、在庫確認など |
レストランホールスタッフは、お客さまに快適な時間を過ごしていただけるよう、機転を利かせたサービス提供が求められるでしょう。
ハウスキーパー(客室清掃)の1日
ハウスキーパーは、ホテルの客室清掃を担当し、清潔で快適な空間を提供することで、お客さまに気持ちよく滞在してもらえるよう努めます。
1日の流れの例として、以下を参考にしてみてください。
ハウスキーパーの1日(例:午前8時~午後4時30分) | 主な業務 |
---|---|
モーニングミーティング(午前8時~午前8時15分) | ・スーパーバイザーから本日の清掃予定室数や清掃時の注意点などの指示を受ける ・清掃用具や備品の確認 |
客室清掃(午前8時15分~正午) | チェックアウト済みの部屋から順に清掃(ベッドメイキングやバスルーム清掃、掃除機がけ、アメニティの補充など、決められた手順に沿って行う) |
休憩(正午~午後12時30分) | 昼食休憩 |
午後の清掃(午後12時30分~午後4時) | 午前中に終わらなかった部屋の清掃やレイトチェックアウトの部屋の清掃など |
清掃報告・片付け(午後4時~午後4時30分) | 清掃完了した部屋数をスーパーバイザーに報告し、使用した清掃用具の洗浄や整理整頓を行う |
ハウスキーパーは、限られた時間内で効率よく作業を進める必要があり、体力も求められる仕事です。
ハウスキーパーの仕事についてさらに詳しく知りたい場合は、「清掃員の正社員ってどう?きついって本当?年収や面接のコツを解説」のコラムもぜひご一読ください。参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
ホテル正社員の仕事はきついって本当?
ホテルの正社員の仕事は職種や環境、個人の感じ方によるため、一概にきついとはいえません。長時間労働や繁忙期の忙しさがある一方で、接客が好きな人ややりがいを感じる人にとっては「充実した仕事」と感じることも考えられるからです。
また、ホテル業界のなかにはシフト管理や福利厚生が整っていることもあり、働きやすい環境の場合もあるでしょう。結局のところ、どのようなホテルで、どのような働き方をするかによって仕事のきつさは変わるため、自分に合った職場を選ぶことが重要です。
ホテルスタッフの魅力
ホテルスタッフとして働くことにはお客さまとの交流やチームとの協力、自身の成長など、多様なやりがいがあります。
ここでは、ホテルの仕事内容を通して得られる魅力を、分かりやすく解説するので、ぜひご一読ください。
お客さまから感謝の言葉を貰える
ホテルスタッフにとって大きな喜びは、お客さまから直接感謝の言葉を貰えることです。お客さまの「ありがとう」は、自分の仕事が誰かの役に立ったという実感と、大きな満足感につながります。
たとえば、チェックイン時に丁寧な対応でお客さまを安心させたり、レストランで特別な記念日を演出したりすることで、お客さまに喜ばれる経験を得られるでしょう。 長旅で疲れたお客さまに、快適な空間を提供できたときも感謝の言葉を貰える可能性があります。
このような経験は、仕事への誇りとモチベーションを高め、さらなるサービス向上への意欲へとつながるでしょう。
チームワークを通じて達成感を得られる
ホテルの仕事は、多様な部門が連携して成り立つため、チームで協力して目標を達成する経験は、仲間との絆を強める機会となり得ます。フロントや客室清掃、レストラン、施設管理など、それぞれの役割を担うスタッフが協力することで、お客さまに快適な滞在を提供できるでしょう。
たとえば、大規模な宴会の運営では、各部門が連携して準備を進めます。受付や客室の準備、料理の提供、会場設営など、それぞれの役割をスムーズにこなし、お客さまに満足いただけるサービスを提供するには、チームワークが不可欠です。
スキルアップできる
ホテルの仕事は、さまざまなスキルを身につける機会があるため、スキルアップできるでしょう。お客さまへの対応や語学力、問題解決能力など、多様なスキルを習得し成長できます。海外からのお客さまへの対応を通して語学力を磨いたり、お客さまのさまざまな要望に応えるなかで臨機応変な対応力や問題解決能力が身につくことも。
また、ホテル業界はキャリアパスも豊富です。フロントや客室係、レストラン、マネジメントなど、さまざまな職種に挑戦し、キャリアアップを目指せる環境があります。
ホテルスタッフに求められる能力
ホテル業界で働くことを目指す方にとって、どのような能力が求められるのかは気になるところでしょう。ここでは、ホテルスタッフの仕事内容を理解するうえで重要な3つの能力、「ホスピタリティマインド」「コミュニケーション能力」「語学力」について解説します。
ホスピタリティマインド
ホスピタリティマインドとは、お客さまに心からのおもてなしを提供しようとする姿勢のことです。ホテルは単なる宿泊施設ではなく、お客さまに快適な体験を提供する場といえます。そのため、ホスピタリティマインドはホテルスタッフにとって大切な能力の一つといえるでしょう。
たとえば、お客さまに名前で呼びかけたり、好みや要望を先回りして対応したりすることで、顧客満足度を高め、リピーター獲得につながる可能性があります。また、困っているお客さまに積極的に声をかけ、サポートを提供することも大切です。チェックアウト時には、滞在の感想を伺い、次回の来訪を心待ちにしていることを伝えることで、お客さまとの良好な関係を築ける可能性もあります。
ホスピタリティマインドは、単なる接客技術ではなく、お客さまを大切に思う心から生まれるものです。このような姿勢をもつことで、お客さまに心地よい滞在体験を提供し、ホテルの評判向上に貢献できるでしょう。
コミュニケーション能力
ホテルスタッフには、お客さまや同僚との円滑なコミュニケーションが不可欠といえます。さまざまな国籍や文化背景をもつお客さまや各部署のスタッフと連携する必要があるからです。お客さまの要望を丁寧に聞き取り、適切な提案をすることはもちろん、同僚との情報共有を密に行い、サービスの一貫性を保つことも大切。
また、クレーム対応時には、冷静かつ誠実な態度で対応する必要があります。言葉だけでなく、表情や姿勢、ジェスチャーといった非言語コミュニケーションにも気を配ることで、よりスムーズな意思疎通が可能になるでしょう。
語学力
グローバル化が進む現代において、ホテル業界では語学力の重要性が増加傾向にあるようです。特に、海外からの観光客やビジネス客の増加に伴い、英語を中心とした外国語能力はホテルの競争力を高めるうえで大きな強みとなります。英語での予約受付や案内、外国人客からの問い合わせ対応はもとより、海外のホテルチェーンとの連携や情報交換、多言語のWebサイトやパンフレットの作成サポートなど、語学力を活かせる場面は多岐にわたるでしょう。語学力を身につけることで、より多くのお客さまに質の高いサービスを提供できるだけでなく、キャリアアップの機会も広がる可能性があります。
ハタラクティブ プラス在籍アドバイザーからのアドバイス

佐藤 幸之輔
ホテル業界を目指す場合、「どのような資格が役立つの?」「今後はどのようなキャリアパスがあるの?」と気になることもありますよね。ホテル業界にはさまざまな職種があり、それぞれに適した資格があります。たとえば、フロント・ベルスタッフなら「ホテル実務技能認定試験」や「TOEIC」、調理スタッフなら「調理師免許」や「食品衛生責任者」、ハウスキーピングなら「クリーニング師」などが役立つでしょう。
また、キャリアパスとしては、フロントスタッフからホテル支配人、レストランスタッフから飲食部門(Food & Beverage部門)を管理するF&Bマネージャー、調理スタッフから総料理長など、マネジメントポジションへの道が開かれているようですよ。
そのほかにも、「どの職種が自分に合っているのか知りたい」「未経験から挑戦しやすい仕事は?」と気になる方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。あなたにぴったりの仕事探しをサポートします。
ホテル業界に就くためにはエージェントの活用がおすすめ
ホテル業界を目指す場合は、就職・転職エージェントの活用も検討してみてください。就職・転職エージェントを利用することで、業界に詳しいプロのキャリアアドバイザーからアドバイスを受けられます。一般には公開されていない求人を紹介してもらえたり、面接対策のサポートを受けられたりするのも魅力です。
また、就職・転職エージェントを活用する際は、「自分の希望を明確に伝える」「こまめに連絡を取る」などが大切。希望を明確に伝えれば、より自分に合った求人を紹介してもらいやすくなり、定期的に連絡を取ることで最新の情報をもとにした提案を受けられます。就職・転職エージェントを活用することで、希望に合ったホテルの仕事を見つけ、理想のキャリアを築けるでしょう。
就職エージェントについてさらに知りたい場合は、「就職エージェントとは?サービスの概要やおすすめの活用法を紹介!」のコラムも、ぜひ参考にしてみてください。
「一人での求職活動が不安」「自分に合った仕事が分からない」という場合は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専属のキャリアアドバイザーがマンツーマンで丁寧にヒアリングを実施します。その結果をもとにあなたにぴったりの求人をご紹介するので、ミスマッチを防げるでしょう。
また、サービスの一環として応募書類の添削や面接対策も行っているので、「ホテル業界が初めて」「経験がないから就職できるか不安」という方も自信をもって就職・転職活動に臨めます。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせくださいね。
ホテルスタッフの仕事内容に関するよくある質問
ホテルで働くことに興味がある方や、ホテル業界について詳しく知りたい方のために、ここではホテルスタッフの仕事内容に関するよくある質問について解説します。
ホテル支配人の仕事内容はどのようなもの?
ホテル支配人は、ホテル全体の運営管理を担う責任者です。
業務には、スタッフの採用・育成や売上・コスト管理、顧客対応、施設の維持管理、サービス向上の施策立案などが含まれます。宿泊客の満足度を高めつつ、利益を確保することが求められるでしょう。トラブル対応や地域・企業との連携も重要な役割のようです。
ホテルの購買課の仕事内容を知りたいです
購買課は、ホテルで使用する食材や備品、アメニティなどの調達を担当します。
コスト管理をしながら高品質な商品を確保するため、仕入れ先との交渉や在庫管理を行わなければなりません。適正在庫の維持や無駄を防ぐことも大切で、各部署のニーズを把握しながら効率的な調達を行います。
ホテルにおける裏方業務とは何ですか?
裏方業務とは、宿泊客と直接接しないバックヤード業務を指すことが一般的です。
主なものに、客室清掃や施設管理、調理、購買、経理、人事などがあります。ホテルの快適な運営を支える重要な役割であり、目立たないものの、サービスの質に直結する業務が多いのが特徴です。
ホテルフロントと客室係の違いを知りたいです
フロントは、チェックイン・チェックアウト対応や予約管理など、主に受付業務を担当します。お客さまと接する時間が比較的長く、幅広い知識とコミュニケーション能力が求められがちです。
一方、客室係(ルーム係・ハウスキーピング)は、部屋の清掃やベッドメイキング、備品補充を行い、客室を快適に保つのが主な役割。細やかな気配りと丁寧な作業などが求められるでしょう。
監修者:後藤祐介
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。
ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
資格 : 国家資格キャリアコンサルタント・国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績 : 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談・定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ・【イベント開催レポート】ワークリア障がい者雇用セミナー
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